JP2006296596A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光表示によって大当たり予告をする予告表示部を、遊戯盤の上方に設けたアタッカと兼用させて、遊戯盤のスペースの有効利用を図ること。
【解決手段】 パチンコ機1は、始動チャッカと、始動チャッカに遊技球Baが入賞したことに基づき、図柄の変動表示を行う図柄表示装置とを遊技盤の遊技領域に備え、図柄が特定図柄として揃ったときに大当たり遊技を発生させるようになっており、発光表示可能で、かつ大当たり発生時に遊技球Baが入賞可能に開口するアタッカ17と、始動チャッカへの入賞を契機とした大当たり抽選の結果に関する期待度を決定する期待度決定部と、期待度決定部にて決定された期待度に応じてアタッカ17を発光表示させる発光表示制御部と、を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは、発光表示によって大当たり予告をする予告表示部を、大当たり発生時に遊技球が入賞可能に開口する大入賞部と兼用させた遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機は、発射ハンドルの操作によって、遊技盤上に打ち出された遊技球が、遊技盤面上の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を転がり落ちて(転動落下して)、各種入賞部に入賞(入球)し、或いは入賞しないで遊技盤下部のアウト口に流入するようになっている。
この場合、各種入賞部の内、始動チャッカと呼ばれる始動入賞部に遊技球が入賞して、大当たりが抽選されたとき、アタッカと呼ばれる大入賞部が開放されて、入賞に対応して多量の遊技球が払い出されるようになっている(特許文献1参照)。
また、大当たり抽選が行われたとき、大当たり予告を行えるようになっているパチンコ機もある(特許文献2参照)
特開2003−236210号公報 特開2002−186722号公報
しかし、上記特許文献2に記載されたパチンコ機は、大当たりを予告する予告表示部と、大入賞部とが別々に設けられているため、遊戯盤のスペースを有効に使用することができないという問題があった。
そこで本発明は、発光表示によって大当たり予告をする予告表示部を、大当たり発生時に遊技球が入賞可能に開口する大入賞部と兼用させて、遊戯盤のスペースの有効利用を図った遊技機を提供することを目的としている。
請求項1に係る本発明(例えば、図1乃至図8参照)は、
始動口(16)と、前記始動口(16)に遊技球(Ba)が入賞したことに基づき、図柄の変動表示を行う図柄表示部(47)とを遊技盤(7)の遊技領域(7a)に備え、前記図柄が特定図柄として揃ったときに大当たり遊技を発生させる遊技機(1)であって、
発光表示可能で、かつ大当たり発生時に遊技球(Ba)が入賞可能に開口する大入賞部(17)と、
前記始動口(16)への入賞を契機とした大当たり抽選の結果に関する期待度を決定する期待度決定手段(58)と、
前記期待度決定手段(58)で決定された期待度に応じて前記大入賞部(17)を発光表示させる発光表示制御手段(43)と、
を備えたことを特徴とする遊技機(1)である。
請求項2に係る本発明(例えば、図1参照)は、大入賞部(17)が、前記図柄表示部(47)の上方に設けられていることを特徴する請求項1に記載の遊技機(1)である。
請求項3に係る本発明(例えば、図2、図3、図6乃至図8参照)は、
前記発光表示制御手段(43)が、前記期待度に応じた所定の色調で前記大入賞部(17)を発光表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機(1)である。
請求項4に係る本発明(例えば、図2、図3、図6乃至図8参照)は、
前記発光表示制御手段(43)が、前記期待度に応じて発光面積を変えて前記大入賞部(17)を発光表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機(1)である。
請求項5に係る本発明(例えば、図2、図3、図6乃至図8参照)は、
前記発光表示制御手段(43)が、前記期待度に応じて発光の明るさを変えて前記大入賞部(17)を発光表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機(1)である。
請求項6に係る本発明(例えば、図2、図3参照)は、
前記大入賞部(17)が、
前記遊技盤(7)と直交する回転軸(71)に前記大当たり発生時に回転可能に支持されて、前記回転軸(71)を中心にして放射状に延びて外方に開放された前記遊技球(Ba)を貯留する複数の遊技球貯留室(72)が形成された貯留回転体(73)と、
通常、前記回転軸(71)より上方の遊技球貯留室(72)を閉じており、大当たり発生時に該遊技球貯留室(72)を開放する開閉体(74)と、を備え、
前記開閉体(74)の前面板(74e)が、貯留した前記遊技球(Ba)が外部から見える透視部になっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機(1)である。
請求項7に係る本発明(例えば、図2、図3参照)は、
前記開閉体(74)が、前記回転軸(71)に同軸的に設けられた半円状の開閉回転部材であり、
前記開閉回転部材が、大当たり発生時に、前記回転軸(71)より上方の遊技球貯留室(72)を閉じている状態から下方に回転して、前記上方の遊技球貯留室(72)を開放することを特徴とする請求項6に記載の遊技機(1)である。
請求項8に係る本発明(例えば、図3、図6乃至図8参照)は、
前記大入賞部(17)が、前記貯留回転体(73)の背後に発光体(79)を備え、前記発光体(79)が対向する前記貯留回転体(73)の部分を前記発光体の光が透る透過部としたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機である。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、大当たり発生時に遊技球が入賞可能に開口する大入賞部が大当たりの期待度に応じて発光するようになっているので、大入賞部と従来の予告表示部と兼用させたことになり、遊戯盤のスペースの有効利用を図ることができる。
請求項2に係る本発明によると、大入賞部が、図柄表示部の上方に設けられているので、大入賞部を狙い打ちし易くなるとともに、大当たり期待度の表示が目に付き易くなって、遊技性を高めることができる。
請求項3に係る本発明によると、期待度に応じた所定の色調で大入賞部を発光表示させるようになっているので、大当たり期待度の表示が目に付き易くなって、遊技性を高めることができる。
請求項4に係る発明によると、期待度に応じて発光面積を変えて大入賞部を発光表示させるようになっているので、大当たり期待度の表示が目に付き易くなって、遊技性を高めることができる。
請求項5に係る発明によると、期待度に応じて発光の明るさを変えて大入賞部を発光表示させるようになっているので、大当たり期待度の表示が目に付き易くなって、遊技性を高めることができる。
請求項6に係る発明によると、開閉体の前面板が、貯留した前記遊技球が外部から見える透視部になっているので、遊技性を高めることができる。
請求項7に係る発明によると、開閉回転部材が、大当たり発生時に、回転軸より上方の遊技球貯留室を閉じている状態から下方に回転して、遊技球貯留室を開放するようになっているので、遊技球の入賞、排出を確実に行うことができて、遊技性を高めることができる。
請求項8に係る発明によると、貯留回転体の背後に発光体を備え、発光体が対向する貯留回転体の部分を発光体の光が透る透過部としたので、貯留回転体が発光しているように見えて、遊技性を高めることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態としての、遊技場等に設置されるパチンコ機を図1ないし図8に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるパチンコ機の概略正面図である。図2は、図1に示すパチンコ機のアタッカの拡大正面図である。図3は、図2のA−A矢視断面図である。図4は、図1に示すパチンコ機の制御系を示すブロック図である。図5は、図1に示すパチンコ機による作動を説明するためのフローチャートである。図6は、他の実施形態のアタッカの図2に相当する断面図である。図7は、図6に示すアタッカのLEDの配列を示す正面図である。図8は、図6に示すアタッカのLEDの他の配列を示す正面図である。
なお、後述する遊技盤の遊技領域には多数の障害釘や複数の風車等が植設されているが、図1においてそれらは便宜上図示を省略している。
本パチンコ機1は、発射ハンドル9の操作による不図示の発射装置の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤7の遊技領域7aに向かって打ち出しつつ遊技を行うようになっている。パチンコ機1は、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカ(大入賞口)17に入賞(入球)した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。確率変動当たり(「確変当たり)とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1において、パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体2と、この筐体2にヒンジ26a,26bを介して開閉可能に装着された前扉3とを有している。前扉3の前面には、不図示の透明ガラスを有するガラス枠5が開閉可能に取り付けられている。透明ガラスの奥側には、遊技盤7が配置されている。前扉3における遊技盤7の左右上方には演出用照明装置23が配置されている。前扉3における遊技盤7の下方左部にはスピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。また、ガラス枠5における右側部には、前扉3を筐体2側に施錠又は解放するための施錠装置4が配置されている。なお、筐体2及び前扉3等からパチンコ機本体1Aが構成されている。
前扉3における遊技盤7の下方には、上皿13が設けられている。上皿13の左上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が設けられている。上皿13における右上部壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが設けられている。
また、前扉3における上皿13の下方には下皿15が設けられている。この下皿15の右部には、不図示の球発射装置を操作して遊技球を遊技領域7aに向けて打ち出すための発射ハンドル9が設けられている。さらに、下皿15の球収容部15aには、上皿13からオーバーフローした遊技球が放出される球放出口19が形成されている。下皿15の左部には灰皿24が設けられている。
遊技盤7の外周近くには、発射ハンドル9の操作で発射された遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに導くガイドレール21が設けられている。遊技盤7の下部には、アウト口22が設けられている。また、本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域7aに入賞することなく落下してアウト口22に入り込んだ遊技球をパチンコ機背面側に導く不図示のアウト球通路が設けられている。
遊技盤7の遊技領域7aには、図1及び図2に示すように、略中央部にセンター役物(ユニット役物)12が配設されている。このセンター役物12の右上には、アタッカ(大入賞部)17が設けられている。さらに、センター役物12の下方には、大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口20,30が配設されている。センター役物12の下方には、始動チャッカ(始動口)16が配設されている。センター役物12の中央部には、開口から露出するように図柄表示装置(図柄表示部)47が配置されている。
始動チャッカ16は、後述する第1抽選部33による大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われる役物である。アタッカ17は、大当たり発生時に開口されて、遊技盤7の遊技領域7aに打ち出された遊技球Baを受け入れる役物である。アタッカ17は、大当たり発生中、1回の開放で10個の入賞を完了した時点で閉じ、当該開閉動作を15回繰り返すようになっている。なお、これらの入賞数並びに開閉動作の回数は、10回や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
アタッカ17は、図2、図3に示すように、貯留回転部材(貯留回転体)73と、開閉回転部材(開閉体)74と、貯留回転部材駆動モータ76と、開閉回転部材駆動モータ77などで構成されている。アタッカ17は、大当たり発生時に、回転している貯留回転部材73に入賞した遊技球を、貯留して、遊技盤7に形成してある排出口78に移動させて、その排出口78から後述する落下案内通路51に排出するようになっている。
貯留回転部材73は、遊技盤7に平行に設けた支持板10と直交する円筒状の回転軸71によって支持板10に大当たり発生時に回転可能に支持されている。そして、貯留回転部材73には、回転軸71を中心にして放射状に延びて外方に開放された遊技球Baを貯留する複数の遊技球貯留室72が形成されている。遊技球貯留室72は、貯留回転部材73にU字状に厚み方向に貫通して形成されている。回転軸71内の貯留回転部材73の前面近くには、固定の発光体としてのLED79が配設されている。なお、LEDの代わりに豆電球、液晶を配設してもよい。発光体は、LEDに限定されるものではない。
開閉回転部材74は、円筒状の回転軸75によって、回転軸71と同軸的に回転軸71とともに、支持板10に回転自在に支持されている。開閉回転部材74は、通常、図2の破線で示す上方の位置の位置にいて、回転軸71より上方の遊技球貯留室72を閉じている。そして、開閉回転部材74は、大当たり発生時に、図2の実線で示す下方の位置に矢印B方向に回転して上方の遊技球貯留室72を開口するようになっている。このため、開閉回転部材74の正面形状は、ほぼ半円状になっている。また、厚み方向に沿った断面形状は、ほぼU字状になっており、貯留回転部材73の前面73a、円周面73b、及び背面73cに、前面板74e、円周部74d、背面部74aが対向している。なお、開閉回転部材74において、貯留回転部材73の前面73aに対向する部分は、必ずしも必要としない。したがって、開閉回転部材74の厚み方向に沿った断面形状は、ほぼL字状であってもよい。また、遊技球貯留室は、前面と背面に壁があるU字状の窪みであってもよい。この場合、開閉回転部材は、貯留回転部材の円周面に対向する形状をしていればよい。
開閉回転部材74の背面部74aには、遊技球貯留室72に貯留された遊技球を、遊技球貯留室72から支持板10に形成された排出口78に排出できるように、貫通孔74bが形成されている。また、開閉回転部材74の回転位置は、開閉回転部材検知センサ80によって検知されるようになっている。
貯留回転部材駆動モータ76は、回転軸71を回転させて貯留回転部材73を回転するようになっている。開閉回転部材駆動モータ77は、回転軸75を回転させて開閉回転部材74を回転させるようになっている。
なお、回転軸71,75は、二重軸になっている。このため、一方の回転軸71(75)が回転しているとき、他方の回転軸75(71)が追従回転する虞がある。この追従回転を防止するため、一方の回転軸71(75)が回転しているとき、他方の回転軸75(71)は、他方の回転軸75(71)を回転させ駆動モータにブレーキが係ることによって、一方の回転軸71(75)に追従回転しないようになっている。
アタッカ17の動作のみ説明する。
開閉回転部材74は、通常、図2の破線で示すように、貯留回転部材73の上側にいて、回転軸71より上方に位置する遊技球貯留室72を閉じている。そして、大当たりが発生すると、開閉回転部材駆動モータ77と貯留回転部材駆動モータ76とが始動する。開閉回転部材74は、開閉回転部材駆動モータ77によって、上方の位置から、矢印B方向に図2で、実線で示す下方の位置に回転して、回転軸71より上方に位置する遊技球貯留室72を開口し、回転軸71より下方に位置する遊技球貯留室72を閉じる。開閉回転部材74は、回転始端74cを開閉回転部材検知センサ80によって検知されると、貯留回転部材駆動モータ76が停止して、開閉回転部材74の貫通孔74bを排出口78に対向させて回転を停止させられる。一方、貯留回転部材73は、貯留回転部材駆動モータ76によって、矢印B方向に回転を継続している。
貯留回転部材73は、上向きに開口された遊技球貯留室72に入賞した遊技球Baを貯留した状態で、矢印B方向に回転して搬送する。貯留回転部材73が下方に回転したとき、遊技球貯留室72が下向きになるので、遊技球Baが落下しそうになる。しかし、開閉回転部材74の円周部74dが、遊技球Baを受け止めるため、遊技球Baの落下を防止される。遊技球Baは、貫通孔73bまで搬送されると、貫通孔73bから排出口78に転がり落ちて、後述する落下案内通路51内を落下していく。大当たりが解除されると、開閉回転部材74は、図2の破線の位置まで回転して、回転後端74fを開閉回転部材検知センサ80に検知されて回転を停止する。また、貯留回転部材73が、回転を停止する。
なお、貯留回転部材73のLED79に対向する中心部分73dは、LED79が点燈したとき、光を拡散透過するための半透明な透過部になっている。すなわち、中心部分73dは、例えば、曇りガラス、合成樹脂からなる部材で形成されている。なお、貯留回転部材73全体が半透明な合成樹脂で形成されていてもよい。これによって、貯留回転部材73の前面が、LEDによって発光しているように見えて、遊技性を高めることができる。
開閉回転部材74の前面板74eには、遊技球貯留室72に貯留した遊技球Baが外部から見えるように透視部材が使用されている。これによって、アタッカ17の前面が、貯留した遊技球Baが外部から見える透視部になっていることになる。透明部材として、例えばガラス材、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等がある。なお、透明部材の透明状態は、遊技球貯留室72内の遊技球Baを完全に透過した状態で視認し得ることのみを意味する概念ではなく、遊技球Baの存在等が分かる程度の所謂半透明の状態をも含む概念である。このように、開閉回転部材74の前面板74eに透視部材を使用すると、貯留回転部材73に貯留されて回転搬送される様子を外部から見ることができて、パチンコ機1の遊技性を高めることができる。
排出口78の下方には、排出口78から排出された遊技球の落下を案内する落下案内通路51(図1参照)が設けられている。この落下案内通路51は、後述する回転ローラ53の外周に沿って、遊技盤7の後方にへこんだ、断面ほぼ半円状、あるいは断面U字状に形成されている。落下案内通路51の終端は、アウト口22に入賞した遊技球が案内される不図示のアウト球通路に接続されている。排出口78と落下案内通路51との間には、アタッカ17から遊技球が流出することを検知するアタッカ入賞検知センサ57が設けられている。
落下案内通路51内には、互いに一体のフィギュア(遊技体)52と回転ローラ53(遊技体)とが設けられている。フィギュア52は、キャラクタの形状に形成されて、遊技性を高めるようになっている。回転ローラ53の外周には、遊技球の落下を案内する螺旋溝53aが複数本形成されている。フィギャア52と回転ローラ53は、遊技体回転モータ55(図4参照)によって、上下方向を向いた軸56を中心に回転するようになっている。
遊技体回転モータ55は、パチンコ機1に電源を入れたときから、回転を継続して、フィギャア52と回転ローラ53を常時回転させ、遊技性を高めるようにしている。なお、遊技体回転モータ55は、遊技者が遊技を開始したときから、回転を継続するようになっていてもよいし、あるいは、大当たりが発生したときに回転して、フィギャア52と回転ローラ53を回転させ、遊技者に大当たりが発生したことを知らせるようにしてもよい。
また、フィギャア52と回転ローラ53は、回転ローラ53の外周に形成してある螺旋溝53aを転げ落ちる遊技球の落下を利用して回転するようになっていてもよい。したがって、フィギャア52と回転ローラ53は、モータで必ずしも回転するようになっている必要がない。さらに、フィギャア52と回転ローラ53は、別々に回転するようになっていてもよい。
以上説明した、落下案内通路51における前面板51aは、落下案内通路51内が見えるように透明部材が使用されている。この透明部材として、例えばガラス材、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等がある。なお、透明部材の透明状態は、落下案内通路51内の遊技球Ba、フィギャア52、回転ローラ53を完全に透過した状態で視認し得ることのみを意味する概念ではなく、遊技球Baの存在等が分かる程度の所謂半透明の状態をも含む概念である。また、本実施形態の落下案内通路51は、角筒状に形成されていてもよい。落下案内通路51の断面形状は、限定されない。
このように、落下案内通路51の前面板51aが、落下案内通路51内を転がり落ちる(転動落下する)遊技球Baの様子と、フィギャア52と回転ローラ53の回転している様子と、回転ローラ53の螺旋溝53aを転動落下する遊技球Baの様子とが外部から見えるようになっていると、遊技を楽しむ興趣性を高めることができる。
また、アタッカ17は、図柄表示装置47の上方に配設され、落下案内通路51は、図1、図2において、図柄表示装置47の右脇に配設されている。このため、落下案内通路51を長くして、遊技球の落下距離を長くすることができ、遊技を楽しむ興趣性を高めることができる。
なお、アタッカ17は、始動チャッカ16の下、あるいは他の箇所に設けてもよい。この場合、落下案内通路51、フィギュア52、回転ローラ53などは、不要になる。
次に、パチンコ機1の制御系を図3に基づいて説明する。すなわち、本制御系は、主基板41と、この主基板41に接続されたサブ基板42とを備えている。
主基板41は、パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えて、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するようになっている。
主基板41は、入賞判定部31、入賞信号出力部32、第1抽選部33、第2抽選部34、遊技制御部35、保留部36、作動制御部37、作動判定部38、及び作動決定部39、期待度決定部(期待度決定手段)58を備えている。また、主基板41には、始動チャッカ開閉ソレノイド45、貯留回転部材駆動モータ76、開閉回転部材駆動モータ77、開閉回転部材検知センサ80、及び遊技体回転モータ55が接続されている。
入賞判定部31は、発射ハンドル9の操作で作動する不図示の発射装置によって遊技領域7aに打ち出された遊技球が始動チャッカ16、入賞口29,30、アタッカ17のいずれかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定するようになっている。アタッカ17への遊技球の入賞は、アタッカ入賞検知センサ57によって検知されることになっている。なお、本実施形態のパチンコ機1では、遊技球が、アタッカ17と落下案内通路51との間でアタッカ入賞検知センサ57に検知されたときをもって、アタッカ17に遊技球が入賞したものとしている。
入賞信号出力部32は、入賞判定部31によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカ16、入賞口29,30、アタッカ17に入賞した旨の入賞信号を出力するようになっている。
第1抽選部33は、入賞信号出力部32からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちのいずれか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行するようになっている。
第2抽選部34は、第1抽選部33での大当たり抽選で確変当たりに当選した場合、不図示の演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、確変当たりに対応する「111」、「333」や「777」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターンコマンドを出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。第2抽選部34は、第1抽選部33での大当たり抽選で通常当たりが当選した場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、通常当たりに対応する「222」、「444」や「888」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。第2抽選部34はまた、第1抽選部33での大当たり抽選で外れた場合、演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する「252」、「464」や「838」等の図柄が大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、この変動パターンコマンドを出力する。
遊技制御部35は、予め設定された演出データや第2抽選部34での抽選結果に応じて、図柄表示装置47に表示すべき演出内容に関する信号を、制御コマンドと共にサブ基板42の表示制御部46に送信するようになっている。
保留部36は、第2抽選部34から出力された変動パターンコマンドを入力し、始動チャッカ16への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、図柄表示装置47に備えた保留球表示部(図示せず)に、例えば最大4個の保留球として点灯表示される。保留部36は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカ16への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留部36は、保留(記憶)している変動パターンコマンドを順次表示制御部46に送信して、この送信した変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)とともに、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留部36は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選部33で行われる始動チャッカ16への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御部37は、作動決定部39の作動開始決定の信号に基づき、始動チャッカ開閉ソレノイド45に駆動信号を送って該ソレノイド45を作動させて始動チャッカ16を開放又は閉塞動作させるようになっている。さらに、第1抽選部33での抽選による大当たり発生時に、作動制御部37は、開閉回転部材駆動モータ77と貯留回転部材駆動モータ76とに駆動信号を送って該モータ77,76を始動させて、アタッカ17を開口して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御するようになっている。また、作動制御部37は、フィギャア52と回転ローラ53を回転させる遊技体回転モータ55を回転制御するようになっている。なお、本実施形態のパチンコ機は、パチンコ機1に電源を投入したときから、遊技体回転モータ55が回転するようになっているものとする。しかし、遊技体回転モータ55は、遊技者が遊技を開始したときから、あるいは、大当たりが発生したときから回転を開始するようになっていてもよい。
作動判定部38は、始動チャッカ開閉ソレノイド45、開閉回転部材駆動モータ77、貯留回転部材駆動モータ76、及び遊技体回転モータ55を作動させるための条件を満たすか否かを判定するようになっている。つまり、始動チャッカ開閉ソレノイド45にあって、始動チャッカ16の開閉の「条件を満たす」ときとは、主基板41において第1抽選部33の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。開閉回転部材駆動モータ77と貯留回転部材駆動モータ76にあって、アタッカ17の開口の「条件を満たす」ときとは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカ17の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定部39は、作動判定部38からの判定信号を受けて、始動チャッカ開閉ソレノイド45、開閉回転部材駆動モータ77、貯留回転部材駆動モータ76、及び遊技体回転モータ55の作動開始をそれぞれに決定するようになっている。
期待度決定部58は、第1抽選部33での大当たり抽選の結果とは別に、予めテーブルデータとして用意された期待度乱数から抽選によって、大当たりが当選される見かけ上の確率、つまり期待度を、10%、20%、・・・80%、90%等のような数値として決定する。期待度決定部58は、期待度乱数からの抽選を行うか否かを、始動チャッカ16への入賞後に別途行う抽選によって決める。
開閉回転部材駆動モータ77は、作動制御部37から送信された駆動信号に応答して開閉回転部材74を回転させて、貯留回転部材73の回転軸75より上方の遊技球貯留室72を開口するようになっている。
貯留回転部材駆動モータ76は、作動制御部37から送信された駆動信号に応答して貯留回転部材73を回転させて、貯留回転部材73の遊技球貯留室72に入賞した遊技球を貯留した状態で、排出口78まで搬送させるようになっている。
アタッカ開閉ソレノイド54は、作動制御部37から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカ17を開閉動作させるようになっている。
遊技体回転モータ55は、作動制御部37から送信された駆動信号に応答してフィギャア52と回転ローラ53を回転させるようになっている。
一方、サブ基板42は、演出制御部43及び表示制御部46を有しており、サブ基板42には、放音装置8、演出用照明装置23、図柄表示装置47及びLED79が接続されている。
演出制御部(発光表示制御手段)43は、主基板41中の上記マイクロプロセッサから供給される信号に従って、放音装置8、演出用照明装置23を適時駆動して、遊技者の視覚及び聴覚に訴える演出表示を行うようになっている。また、演出制御部43は、期待度決定部58で決定された期待度に関連する遊技制御部35からの信号に応答して、LED79に、遊技者の視覚に訴える演出表示を行わせるようになっている。
表示制御部46は、遊技制御部35から送信された演出内容に関する信号に従って図柄表示装置47を適時駆動し、大当たり抽選の結果等を遊技者の視覚に訴えるように演出表示するようになっている。
放音装置8、演出用照明装置23、図柄表示装置47及びLED79は、上述したように各制御に応答して音、光等の発生により、通常時の演出や大当たり時における特別な演出等を行うようになっている。
次に、本パチンコ機1の動作を、図1乃至図3の構成を示す図と、図4の制御ブロック図と、図5の動作説明用のフローチャートとに基づいて説明をする。
パチンコ機1の主電源がオンされると、作動制御部37が遊技体回転モータ55を始動させて、フィギャア52と回転ローラ53を回転させる。この状態において、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、不図示の発射装置の作動によって遊技球が所定の時間間隔で遊技領域7aに向けて連続的に発射される。遊技盤7の遊技領域7aに打ち出された多数の遊技球は、遊技領域7aを転動落下して、始動チャッカ16、入賞口29,30に適時に入賞するか、あるいは、これらに入賞しないで、遊技領域7aの最下部のアウト口22に転がり込み、遊技盤7の背面側に排出される。
そして、始動チャッカ16や入賞口29,30のいずれかに遊技球が入賞した場合、入賞判定部31が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力部32が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留部36は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンコマンドを、遊技制御部35を介して表示制御部46に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンするとともに、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留部36は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、第1抽選部33で行われる始動チャッカ16への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
また、上記ステップS2において、始動チャッカ16に入賞があった際には、その旨の信号が入賞信号出力部32から期待度決定部58へと送信される。すると、期待度決定部58は、入賞信号出力部32からの当該信号に応答して、期待度決定の抽選を行うか否かの判定(抽選)を行い、行うと判定した場合には、予め用意された期待度乱数から抽選で、期待度の決定を行い、決定した期待度に関する信号を演出制御部43に送信する。
ここで、期待度決定部58から期待度に関する信号が演出制御部43に送信されると、演出制御部43は、LED79を点燈する。この点滅動作は、第1抽選部33による大当たり抽選の結果が決定し、その結果を表す変動パターンが図柄表示装置47に表示されるまで継続される。
次いで、LED79が点燈している間に、演出制御部43は、期待度決定部58が決定した大当たりの期待度を表す演出表示を行う。例えば、期待度25%未満、25%乃至50%未満、50%乃至70%未満、70%乃至100%の各期待度の程度が高くなるほど、段階的にLED79の明るくして、期待度を感覚的に認識することができるようにする。この結果、装飾性の向上にも寄与するものとなる。
なお、貯留回転部材73のLED79に対向する中心部分73d(図2、図3参照)が、半透明な部材で形成されているため、LED79が点燈したとき、LED79の光を拡散させて、LED79の点燈効果を拡大するようなっている。また、開閉回転部材74の前面板74eは、透明部材で形成されているので、貯留回転部材73の中心部分73dの発光を阻害するようなことがない。
なお、LED79を、図6、図7に示すように、支持板10に回転軸71を中心にして円状に複数配列させて、期待度が高まるにしたがって、点燈するLED79の数を増やして、貯留回転部材73の明るさを明るくするようにしてもよい。また、貯留回転部材73のLED79に対向する部分のみ、あるいは全体をLED79が点燈したとき、光を拡散透過するための半透明な透過部になっている必要がある。これによって、貯留回転部材73の前面が、LEDによって発光しているように見えて、遊技性を高めることができる。
また、図8に示すように、LED79を、複数の同心円状に複数配列して期待度が高まるにしたがって、内側の円に配列されているLED79から順に、外側の円に配列されているLED79を点燈させて、発光面積を広くして、貯留回転部材73を明るくするようにしてもよい。
さらに、図6乃至図8において、LEDに例えば青色・緑色・黄色・赤色の4色のLEDを配設して、期待度に応じて、色調を変えてもよい。
ところで、上記ステップS2において、始動チャッカ16への入賞を契機として大当たり抽選で当選した場合(ステップS3)には、第1抽選部33が当たりフラグをオンすると、第2抽選部34が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりに対応する変動パターンを決定する。
これにより、図柄表示装置47に表示されるべき当たり図柄がセットされて、第2抽選部34は、その旨の変動パターンコマンドを出力するとともに、当該変動パターンコマンドに基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターンコマンドを送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンして、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする(ステップS4)。一方、大当たり抽選で外れた場合には、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置47に表示される外れ図柄がセットされて、第2抽選部34は、その旨の変動パターンコマンドを出力するとともに、図柄変動禁止フラグをオンして、図柄変動タイマをセットし、変動パターンコマンドの送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御部35が、図柄表示装置47に表示すべき演出内容に関する信号を制御コマンドと共にサブ基板42の表示制御部46に送信することに基づいて、表示制御部46が、図柄表示装置47を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、第1抽選部33での抽選結果が図柄表示装置47の画面上に表れると、作動制御部37が、作動決定部39の作動開始決定の信号に基づいて、所定のタイミングで開閉回転部材駆動モータ77と貯留回転部材駆動モータ76とに駆動信号を送り、開閉回転部材74と貯留回転部材73を回転させてアタッカ17を開口し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカ17に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口18から上皿13に払い出されることとなる(ステップS6)。
アタッカ17に入賞した遊技球は、排出口78から落下案内通路51内を転動落下する。遊技球は、落下案内通路51内を転動落下する途中で、回転しているフィギュヤ53に当接して飛散させられる。そして、遊技球は、回転している回転ローラ53の螺旋溝53aに案内されながら落下していく。
以上、説明したように、本パチンコ機1は、アタッカ17をLED79によって大当たり予告をする予告表示部と兼用してあるので、遊技盤7のスペースの有効利用を図ることができる。
また、本パチンコ機1は、予告表示部と兼用されたアタッカ17を遊技盤の上部に設けてあるので、大当たり予告を認知しやすくなって、遊技性を高めることができる。
さらに、本パチンコ機1は、アタッカ17を図柄表示装置47の上部に備えているので、アタッカ17に遊技球が入賞するか否かの期待感を損なうことなく、アタッカ17に入賞した遊技球が落下案内通路51内を落下する様子が外部から見えるようにして、遊技を楽しむ興趣性を高めることができる。
また、アタッカ17が、遊技盤7の遊技領域7aの上部に設けられているので、アタッカ17を狙い打ちし易くなって、遊技性を高めることができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれるものとする。
本発明の実施形態におけるパチンコ機の概略正面図である。 図1に示すパチンコ機のアタッカの拡大正面図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図1に示すパチンコ機の制御系を示すブロック図である。 図1に示すパチンコ機による作動を説明するためのフローチャートである。 他の実施形態のアタッカの断面図であって図3に相当する図である。 図6に示すアタッカのLEDの配列を示す正面図である。 図6に示すアタッカのLEDの他の配列を示す正面図である。
符号の説明
Ba 遊技球
1 遊技機(パチンコ機)
7 遊技盤
7a 遊技領域
16 始動口(始動チャッカ)
17 大入賞部(アタッカ)
43 発光表示制御手段(演出制御部)
47 図柄表示部(図柄表示装置)
58 期待度決定手段(期待度決定部)
71 回転軸
72 遊技球貯留室
73 貯留回転体(貯留回転部材)
73a 前面
73b 円周面
73c 背面
73d 中心部分
74 開閉体(開閉回転部材)
74a 背面部
74b 貫通孔
74c 回転始端
74d 円周部
74e 前面板
74f 回転後端
75 回転軸
76 貯留回転部材駆動モータ
77 開閉回転部材駆動モータ
78 排出口
79 発光体(LED)
80 開閉回転部材検知センサ

Claims (8)

  1. 始動口と、前記始動口に遊技球が入賞したことに基づき、図柄の変動表示を行う図柄表示部とを遊技盤の遊技領域に備え、前記図柄が特定図柄として揃ったときに大当たり遊技を発生させる遊技機であって、
    発光表示可能で、かつ大当たり発生時に遊技球が入賞可能に開口する大入賞部と、
    前記始動口への入賞を契機とした大当たり抽選の結果に関する期待度を決定する期待度決定手段と、
    前記期待度決定手段で決定された期待度に応じて前記大入賞部を発光表示させる発光表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 大入賞部が、前記図柄表示部の上方に設けられていることを特徴する請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記発光表示制御手段が、前記期待度に応じた所定の色調で前記大入賞部を発光表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記発光表示制御手段が、前記期待度に応じて発光面積を変えて前記大入賞部を発光表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記発光表示制御手段が、前記期待度に応じて発光の明るさを変えて前記大入賞部を発光表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記大入賞部が、
    前記遊技盤と直交する回転軸に前記大当たり発生時に回転可能に支持されて、前記回転軸を中心にして放射状に延びて外方に開放された前記遊技球を貯留する複数の遊技球貯留室が形成された貯留回転体と、
    通常、前記回転軸より上方の遊技球貯留室を閉じており、大当たり発生時に該遊技球貯留室を開放する開閉体と、を備え、
    前記開閉体の前面板が、貯留した前記遊技球が外部から見える透視部になっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記開閉体が、前記回転軸に同軸的に設けられた半円状の開閉回転部材であり、
    前記開閉回転部材が、大当たり発生時に、前記回転軸より上方の遊技球貯留室を閉じている状態から下方に回転して、前記上方の遊技球貯留室を開放することを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記大入賞部が、前記貯留回転体の背後に発光体を備え、前記発光体が対向する貯留回転体の部分を前記発光体の光が透る透過部としたことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
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