JP2006294305A - コネクタの組付け構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】 可動側コネクタを待受側コネクタのフード内へ誘導する機能を可動側コネクタに設けることでコネクタ全体の小型化を図る
【解決手段】 自動車におけるインストルメントパネルなどのモジュールMに設けた可動側コネクタ20と、この可動側コネクタを内側に嵌合可能なフード部41を有し、かつボディBに設けた待受側コネクタ40とから構成され、モジュールMをボディBに組み付けるのに伴い、可動側コネクタ20と待受側コネクタ40とを嵌合させるようにしたコネクタの組付け構造であって、可動側コネクタ20の嵌合面には、全幅および全高さの範囲内においてリブ傾斜面部28,30が突出して形成されるとともに、この傾斜面部28,30は嵌合面の対向する端縁部寄りに配され、かつそれぞれは嵌合面の端縁部から内方へゆくに従って、突出量が増加するような勾配をもって形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車においてインストルメントパネルなどのモジュールをボディに組み付けるのに伴い、モジュール側コネクタとボディ側コネクタとを嵌合させるようにしたコネクタの組付け構造に関する。
自動車におけるインストルメントパネルなどのモジュールをボディに組み付けるのに伴ってコネクタ同士を嵌合させる場合においては、嵌合部分がモジュールとボディの間に隠れてしまうため、嵌合の際に位置ずれが発生し、作業性が低下するという問題がある。そのため、待受側コネクタにフード部を設けて、そのフード部の開口縁にテーパ状に拡がる誘導部を形成することで、嵌合の際の位置ずれを矯正するコネクタの組付け構造としては、下記特許文献1に示すものが知られている。このものは、可動側コネクタを待受側コネクタに嵌合する際に、可動側コネクタの前端が誘導部のテーパ状の内面に当接すると、嵌合の進行に伴って、誘導部のテーパ状の内面を摺接しながら嵌合方向と直交する向きに移動し、正規の挿入位置へ矯正される。
特開2004−119054公報
しかしながら、このものは、誘導部の大きさによって矯正可能な範囲が決定されるため、誘導部を小型化しようとすると、位置ずれを矯正する機能が制限されることになり、コネクタ全体の小型化が困難である。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタ同士の嵌合の際に発生する位置ずれを矯正する機能を確保しつつコネクタ全体の小型化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、自動車におけるインストルメントパネルなどのモジュールに設けた可動側コネクタと、この可動側コネクタを内側に嵌合可能なフード部を有し、かつボディに設けた待受側コネクタとから構成され、前記モジュールを前記ボディに組み付けるのに伴い、前記可動側コネクタと前記待受側コネクタとを嵌合させるようにしたコネクタの組付け構造であって、前記可動側コネクタは、嵌合面における少なくとも幅方向および高さ方向のいずれかの方向に沿ってリブが突出して形成されており、このリブの突出端縁には、前記可動側コネクタを前記待受側コネクタに嵌合するときに前記フード部内方へ誘導可能とする傾斜面部が形成されるとともに、この傾斜面部は前記嵌合面の対向する端縁部寄りに配され、かつそれぞれは前記嵌合面の端縁部から内方へゆくに従って、突出量が増加するような勾配をもって形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記リブは、前記幅方向および前記高さ方向のいずれにも形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記リブは、前記幅方向および前記高さ方向に形成されたリブが互いに連結されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
可動側コネクタの嵌合面側に位置ずれを矯正するためのリブを設けたから、待受側コネクタのフード部開口縁に設けられた誘導部を小型化することが可能となり、コネクタ全体としての小型化を図ることができる。
<請求項2の発明>
リブを幅方向および高さ方向のいずれにも形成したから、いずれの方向に位置ずれしたとしても確実に位置ずれを矯正することが可能である。
<請求項3の発明>
幅方向および高さ方向のリブを互いに連結して形成したから、外部からの衝撃に対して強化することが可能である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
本実施形態は、自動車におけるインストルメントパネルなどのモジュールMをボディBに組み付けるのに伴い、モジュールMに設けた可動側コネクタ20をボディBに設けた待受側コネクタ40に嵌合させるようにしたものである。ただし、待受側コネクタ40は、ボディBに対し、その取付面内において二次元方向に移動可能に組み付けられている。尚、以下の説明において、前後方向については嵌合方向を基準として嵌合面側を前方とし、上下方向(高さ方向)および左右方向(幅方向)については図6および図9を基準とする。
待受側コネクタ40は、合成樹脂からなる雄フレーム41を備えている。雄フレーム41は、全体として横長のブロック状に形成され、その前部側はフード部42となっている。さらに、フード部42の前端縁には、全周に沿って誘導部60が前方に向けて拡開するようにして形成されており、その内面はテーパ状の誘導面60Aとなっている。また、雄フレーム41の後面には電線カバー52が嵌着され、後述する各雄端子金具45および小型の雄端子金具49に接続された電線の引き出し方向を規定している。
雄フレーム41は、図9に示すように、嵌合面側からみると、複数の大きさの異なるキャビティ43(図示1個の大キャビティ43A、図示1個の中キャビティ43Bおよび図示17個の小キャビティ43C)と図示2個の収容室44とが前後方向に貫通した形状で形成されており、その内部には、雄端子金具45とサブコネクタ46とが収容可能とされている。各キャビティ43A,43B,43Cは、それぞれ大雄端子金具45Aと中雄端子金具(図示しない)と小雄端子金具45Cとが後方から挿入可能となっており、その内部にはランス50A,50B,50Cがそれぞれ形成されており、各雄端子金具45が後方から挿入されて正規装着位置に到達すると、弾性的に係止して抜止めを行う。
収容室44は、内面において上下2箇所の抜止め防止片47が形成されている。抜止め防止片47は、サブコネクタ46に設けられた係止片48に弾性的に係止することで、抜止め機能を果たす。また、サブコネクタ46は、図1に示すように、小型の雄端子金具49が後方から挿入可能とされており、サブコネクタ46の前面部分から雄タブが突き出た状態とされている。この雄タブの先端部分は、ムービングプレート51によって位置決めされており、両コネクタ20,40の嵌合に伴い、ムービングプレート51もフード部42の奥方へ移動するようにされている。
可動側コネクタ20は、合成樹脂からなる雌フレーム21を備えている。雌フレーム21は、全体として横長のブロック状に形成され、待受側コネクタ40のフード部42内に嵌合可能となっている。雌フレーム21の前面には、後述する第1リブ28および第2リブ30が前方に突出形成されており、雌フレーム21の後面には電線カバー32が嵌着され、後述する各雌端子金具25および小型の雌端子金具29に接続された電線の引き出し方向を規定している。また、電線カバー32は、電線カバー52よりも肉厚に形成されており、電線カバー32の外側面に設けられた取り付け部33によって、モジュールMに設けられたブラケット34を上下方向から挟み込んで固定する機能を有している。
雌フレーム21は、図6に示すように、嵌合面側からみると、図示8個の小キャビティ23と図示2個の大きさの異なる収容室(大収容室24および小収容室38)とが形成されている。各収容室24,38は、それぞれ、大サブコネクタ26Aと小サブコネクタ26Bが収容可能とされている。
大サブコネクタ26Aを収容する大収容室24は、雌フレーム21において上記した小収容室38およびその左下隅部に配された小キャビティ23群を除く領域に亘って形成されている。大収容室24は、雌フレーム21のほぼ中央部に略L字形に形成され、かつ前後に貫通して形成される開口部領域24Aと、雌フレーム21の上部側に配され、その前面が前面壁37によって覆蓋された閉止領域24Bとによって形成されている。開口部領域24Aの右部に配された撓み可能な抜止め防止片27Aと閉止領域24Bの左部に配された撓み可能な抜止め防止片27Aとによって、大サブコネクタ26Aが抜け止めされる。なお、前面壁37は、雄端子金具45の雄タブが進入可能なように、大開口部38Aおよび小開口部38Cが形成されるとともに、前方から抜止め防止片27Aの解除操作を可能とする中開口部38Bが形成されている。
小サブコネクタ26Bを収容する小収容室38は、雌フレーム21の右隅部において雌フレーム21のほぼ半分の高さの範囲に亘って、前後方向に貫通した形状で配されている。小サブコネクタ26Bは、小収容室38内において上下2箇所に設けられた撓み可能な抜止め防止片27B,27Bによって、抜止めされる。
大サブコネクタ26Aは、開口部領域24Aにおいて、待受側コネクタ40における右側のサブコネクタ46および中キャビティ43Bとその右にある図示3個の小キャビティ43Cに対応し、閉止領域24Cにおいて、待受側コネクタ40における大キャビティ43Aとその左にある図示6個の小キャビティ43Cに対応している。また小サブコネクタ26Bは、待受側コネクタ40における左側のサブコネクタ46に対応している。
次に、両コネクタ20,40を嵌合する際に、位置ずれを矯正する機能に関わる構造について説明する。
雌フレーム21の前面上部および前面下部には、第1リブ28および第2リブ30が配されている。これらリブ28,30は、両コネクタ20,40の嵌合の開始に際して、誘導面60Aに摺接することで、可動側コネクタ20をフード部42内に誘導可能とされている。
各リブ28,30は、左右方向に延びる片と上下方向に延びる片とから形成されている。このうち、第1リブ28の左右方向に延びる片28B,28Cは、大収容室24Aの開口部領域24Aと閉止領域24Bの境界部において雌フレーム21の全幅範囲に亘って形成されている。また、第1リブ28の高さ方向に延びる片28Aは、その一端が左右方向に延びる片28B,28Cの中央部と連結され、他端側は、雌フレーム21の上縁に至っている。さらに、第1リブ28は、左右方向に延びる片28B,28Cと高さ方向に延びる片28Aとの連結部を、最も突出量が大きくなる頂点とし、各片28A,28B,28Cの端部に向けて徐々に突出量を減じるような勾配をもって形成されている。なお、この実施例においては各勾配は等しくなるように形成され、具体的には、誘導面60Aの勾配とほぼ等しい設定とされている。
第2リブ30の高さ方向に延びる片30B,30Dは、大収容室24と小収容室38とによって挟まれた部分において、大収容室24と小収容室38の開口縁に沿うようにして形成されている。また、この上端部は屈曲しており、大収容室24の開口部領域24AにおけるL字形の屈曲部分に沿うようにして片30Cが形成されている。幅方向に延びる片30Aは、その一端が高さ方向に延びる片30B,30Dの境界部と連結され、他端側は、大収容室24の開口部領域24Aの下端部に沿うようにして雌フレーム21の左縁に至っている。第2リブ30における各片30A,30Bは、連結部において頂点となるように形成されており、この頂点から両片30A,30Bの端部に向けて徐々に突出量が減じるような勾配をもって形成されている。第2リブ30の片30Dは、上記した頂点と同一突出高さをもって形成されている。また、第2リブ30における片30Cは、端部側に向けて下り勾配となっている。なお、第1リブ28と第2リブ30の頂点の突出高さは同じ高さに形成されており、かつ第2リブにおける各片30A,30B,30Cの勾配は全て同一勾配としてあり、かつ第1リブ28側とも等しくしてある。
続いて、可動側コネクタ20がフード部42内に誘導された後、正規嵌合状態へと案内する機能に関わる構造について説明する。
雌フレーム21の上側面右部および下側面左部には、上下反転の誤挿入を検知する機能を備えたガイド突部35A,35Bが形成されている。このガイド突部35A,35Bは、雄フレーム41と雌フレーム21が正規に挿入されると、雄フレーム41の上側面左部および下側面右部において両コネクタ20,40の嵌合方向に沿って設けられたガイド溝53A,53B内に進入し、嵌合が許容され、雄フレーム41と雌フレーム21が上下反転して誤挿入されると、ガイド突部35A,35Bとガイド溝53A,53Bが不整合となって干渉し合うため、雄フレーム41と雌フレーム21の嵌合が許容されない。
一方、雄フレーム41の外面においてガイド溝53A,53Bに隣接した位置には、ロックアーム55,55が両コネクタ20,40の嵌合方向に沿って設けられている。また、ロックアーム55は、その中央部に設けられたヒンジ片55Bを中心として雄フレーム41の外側面に沿う面内でシーソー状に撓み可能である。ロックアーム55の先端に位置する突部55Aの一部はガイド溝53A,53B内に臨んでおり、従って、ガイド突部35A,35Bが進入してくると、ロックアーム55の突部55Aに引っ掛かる。
雌フレーム21の左側面下部および右側面上部には、両コネクタ20,40を嵌合する際により安定した挿入を行うためのガイド突縁36Aおよび36Bが形成されている。このガイド突縁36A,36Bは、雄フレーム41の左側面上部および右側面下部において両コネクタ20,40の嵌合方向に沿って設けられたガイド凹部54A,54B内に進入可能となっている。一方、雄フレーム41のフード部42の奥壁面には、両コネクタ20,40が正規嵌合されたときに、雌フレーム21の第1リブ28および第2リブ30を収容可能なように、逃がし溝56A,56Bが凹み形成されている。
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
まず、待受側コネクタ40は、サブコネクタ46に対して小型の雄端子金具49を後方から挿入した後、フレーム41に対して雄端子金具45およびサブコネクタ46を後方から挿入し、フレーム41の後面に電線カバー52を取り付けた状態でボディBに取り付けられる。次に、可動側コネクタ20は、サブコネクタ26A,26Bに対して雌端子金具25および小型の雌端子金具29を後方から挿入した後、フレーム21に対して雌端子金具25およびサブコネクタ26A,26Bを後方から挿入し、フレーム21の後面に電線カバー32を取り付けた状態で、モジュールMのブラケット34を取り付け部33によって上下から挟み込んで固定される。
続いて、可動側コネクタ20の待受側コネクタ40への嵌合を行う。可動側コネクタ20は、前面に第1リブ28および第2リブ30が突出して形成されており、端縁部から内方に向けて次第に突出量が増加するようにして形成されているから、嵌合の際、位置ずれが発生していたとしても、第1リブ28の各片28A,28B,28Cおよび第2リブ30の各片30A,30B,30Cが、誘導面60A上を摺接することにより、正規挿入位置へと矯正される。このとき、第1リブ28および第2リブ30は、それぞれ上下方向および左右方向のいずれの方向にも形成されているから、いずれの方向に位置ずれが発生したとしても、正規挿入位置への矯正が可能である。さらに、各リブ28,30は、上下方向に延びる片28A,30Bおよび左右方向に延びる片28B,28C,30A,30Cが互いに連結された一体構造をとるため、上記した誘導時において各リブ28,30に加えられる衝撃に対しても強化されている。
この後、可動側コネクタ20は、待受側コネクタ40に設けられたガイド溝53A,53Bに対して、ガイド突部35A,35Bが挿入可能であることにより、上下反転などの誤挿入を回避可能である。また、可動側コネクタ20は、待受側コネクタ40に設けられたガイド凹部54A,54Bに対して、ガイド突縁36A,36Bが挿入することで、円滑な嵌合動作が可能である。こうして、両コネクタ20,40の嵌合を進めていくと、ガイド突部35A,35Bは、ロックアーム55の先端に設けられた突部55Aに当接し、突部55Aを押しのけて係止する。かくして、両コネクタ20,40は正規嵌合状態にロックされる。このとき、第1リブ28および第2リブ30は、待受側コネクタ40に設けられた逃がし溝56A,56B内に収容される。
以上のように、従来、待受側コネクタ40にのみ誘導機能を備えていたところを、本実施形態においては専ら可動側コネクタ20に誘導機能を持たせるようにしている。従来のように待受側コネクタ40のみにおいて誘導機能を持たせたものでは、誘導面60Aを大きく確保する必要があることから待受側コネクタ40の大型化が避けられない。その点、可動側コネクタ20に設けるようにすれば、各リブ28,30は可動側コネクタ20の全高さおよび全幅の範囲内に収めることができる。かくして、本実施形態においては、待受側コネクタ40の誘導部60を小型化することが可能となる。また、各リブ28,30の各片28A,28B,28C,30A,30B,30Cを上下方向および左右方向に形成し、かつそれぞれが連結した一体構造としたから、上下方向および左右方向のいずれの方向の位置ずれに対しても矯正可能であり、かつ外部からの衝撃に強い構造をとることが可能となった。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態においては、分割コネクタを例示して説明したが、分割コネクタでないものであってもよい。
(2)本実施形態においては、待受側コネクタに誘導面を形成したことにより、双方に誘導機能が分配されたが、可動側コネクタにのみ誘導機能を備えるものであってもよい。
本実施形態において待受側コネクタおよび可動側コネクタ嵌合前の状態をあらわす断面図 可動側コネクタが待受側コネクタに対して正規挿入位置に矯正された状態をあらわす断面図 可動側コネクタが待受側コネクタと正規に嵌合された状態をあらわす断面図 可動側コネクタの雌フレームの底面図 可動側コネクタの雌フレームの側面図 可動側コネクタの雌フレームの正面図 待受側コネクタの雄フレームの底面図 待受側コネクタの雄フレームの側面図 待受側コネクタの雄フレームの正面図
符号の説明
M…モジュール
B…ボディ
20…可動側コネクタ
40…待受側コネクタ
41…フード部
28…第1リブ(傾斜面部)
30…第2リブ(傾斜面部)

Claims (3)

  1. 自動車におけるインストルメントパネルなどのモジュールに設けた可動側コネクタと、この可動側コネクタを内側に嵌合可能なフード部を有し、かつボディに設けた待受側コネクタとから構成され、前記モジュールを前記ボディに組み付けるのに伴い、前記可動側コネクタと前記待受側コネクタとを嵌合させるようにしたコネクタの組付け構造であって、
    前記可動側コネクタは、嵌合面における少なくとも幅方向および高さ方向のいずれかの方向に沿ってリブが突出して形成されており、このリブの突出端縁には、前記可動側コネクタを前記待受側コネクタに嵌合するときに前記フード部内方へ誘導可能とする傾斜面部が形成されるとともに、この傾斜面部は前記嵌合面の対向する端縁部寄りに配され、かつそれぞれは前記嵌合面の端縁部から内方へゆくに従って、突出量が増加するような勾配をもって形成されていることを特徴とするコネクタの組付け構造。
  2. 前記リブは、前記幅方向および前記高さ方向のいずれにも形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタの組付け構造。
  3. 前記リブは、前記幅方向および前記高さ方向に形成されたリブが互いに連結されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタの組付け構造。
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