JP2006294221A - 情報記録装置と情報記録方法 - Google Patents
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Abstract
【構成】 ドライブコントローラは、光ディスクが装着された後、ホストコンピュータからフォーマットコマンドを受信すると、リードイン領域22のイニシャルゾーン30を記録し、ホストコンピュータからの記録又は再生のディスクアクセスを受け付け、ユーザデータの記録要求も、ディスク取り出し要求も無ければ、リードイン領域22に記録されているビットマップを参照して光ディスクの2層目の記録層21のフォーマット処理が完了していないと判断すると、2層目の記録層21のデータ領域26の外周側からフォーマットを開始し、内周側に向けて順次フォーマット処理を実施する。
【選択図】 図6
Description
近年、大容量のデータを記録することが可能なディスクとして、2層の記録層を有する2層DVD+RWディスク(DVD+RW DL(DualLayer) Disc)が開発されており、その2層DVD+RWディスクに対するデータの記録と再生を行う情報記録再生装置(例えば、特許文献1参照)があった。
つまり、ホストコンピュータからのフォーマット要求に対して、リードイン領域の一部を記録し、ホストコンピュータに対して、フォーマット完了を通知し、ホストコンピュータからのアクセスを可能にし、1層目のデータ領域からユーザデータを記録する。そして、ホストコンピュータからのアクセス要求が無い時間に1層目から2層目にかけて順に残りの領域をダミーデータで記録する。
また、フォーマット途中の状態においてもディスク取り出しを可能にしている。
図15に示すように、リードイン領域のイニシャルゾーン50を記録するとホストコンピュータからの記録を可能にし、例えば、ユーザデータ51を記録したときに光ディスクの排出が要求された場合、図16に示すように、ユーザデータ51の最終記録位置からテンポラリミドルゾーンのデータ52を記録し、2層目のデータ領域中の上記ユーザデータ記録終了位置に対応する位置の直後にテンポラリミドルゾーンのデータ53を記録し、2層目のデータ領域中の未記録領域54をダミーデータで記録し、その後、リードイン領域55とリードアウト(Lead−out)領域56を記録して、光ディスクの排出を実施する。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の記録層からなる記録媒体をフォーマット途中で排出するときの時間を短縮することを目的とする。
(1)少なくとも第1の記録層と第2の記録層を有し、その各層にそれぞれデータ領域を設けた光ディスクに対して情報を記録する手段を備えた情報記録装置であって、上記第2の記録層のデータ領域に対して上記光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位をその各記録単位毎に、その各記録単位ではそれぞれ上記光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行う第1のフォーマット手段と、その第1のフォーマット手段によるフォーマット処理が完了した後、上記第1の記録層のデータ領域に対して上記光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う第2のフォーマット手段を設けた情報記録装置。
(2)上記(1)の情報記録装置において、上記第1の記録層は、上記情報の記録を行うレーザ光の照射側に最も近い方の記録層である情報記録装置。
(3)上記(1)又は(2)の情報記録装置において、ユーザデータの記録要求を受けたとき、上記第1のフォーマット手段又は上記第2のフォーマット手段のフォーマット処理を中断して上記第1の記録層のデータ領域又は上記第2の記録層のデータ領域への上記ユーザデータの記録を開始する手段を設けた情報記録装置。
(4)上記(3)の情報記録装置において、上記ユーザデータの記録後、上記第1のフォーマット手段又は上記第2のフォーマット手段のフォーマット処理を再開する手段を設けた情報記録装置。
(5)上記(3)又は(4)の情報記録装置において、上記ユーザデータの記録時、上記第2の記録層のデータ領域よりも先に上記第1の記録層のデータ領域に上記ユーザデータを記録する手段を設けた情報記録装置。
(6)上記(5)の情報記録装置において、上記第1の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータを記録するとき、上記光ディスクの内周側から外周側へ向けて記録する手段を設けた情報記録装置。
(7)上記(3)〜(6)のいずれかの情報記録装置において、上記ユーザデータの記録後に上記光ディスクの排出要求を受けたとき、上記ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する手段を設けた情報記録装置。
(8)上記(7)の情報記録装置において、上記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも上記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、上記第2の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータの最終記録位置と半径位置が一致する位置までフォーマット処理を行う手段を設けた情報記録装置。
(9)上記(7)又は(8)の情報記録装置において、上記所定のデータを上記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、上記第2の記録層のデータ領域に対しても、上記第1の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に上記所定のデータを記録する手段を設けた情報記録装置。
(10)上記(7)の情報記録装置において、上記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも上記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、上記第2の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータの最終記録位置のアドレスと対応させたアドレスの位置までフォーマット処理を行う手段を設けた情報記録装置。
(11)上記(7)又は(10)の情報記録装置において、上記所定のデータを上記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、上記第2の記録層のデータ領域に対しても、上記第1の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に上記所定のデータを記録する手段を設けた情報記録装置。
(12)上記(10)又は(11)の情報記録装置において、上記第1の記録層のデータ領域と上記第2の記録層のデータ領域とで対応させたアドレスは互いにビット反転の関係にある情報記録装置。
(14)上記(13)の情報記録方法において、上記第1の記録層は、上記情報の記録を行うレーザ光の照射側に最も近い方の記録層である情報記録方法。
(15)上記(13)又は(14)の情報記録方法において、ユーザデータの記録要求を受けたとき、上記第1のフォーマット工程又は上記第2のフォーマット工程のフォーマット処理を中断して上記第1の記録層のデータ領域又は上記第2の記録層のデータ領域への上記ユーザデータの記録を開始する工程を設けた情報記録方法。
(16)上記(15)の情報記録方法において、上記ユーザデータの記録後、上記第1のフォーマット工程又は上記第2のフォーマット工程のフォーマット処理を再開する工程を設けた情報記録方法。
(17)上記(15)又は(16)の情報記録方法において、上記ユーザデータの記録時、上記第2の記録層のデータ領域よりも先に上記第1の記録層のデータ領域に上記ユーザデータを記録する工程を設けた情報記録方法。
(18)上記(17)の情報記録方法において、上記第1の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータを記録するとき、上記光ディスクの内周側から外周側へ向けて記録する工程を設けた情報記録方法。
(19)上記(15)〜(18)のいずれかの情報記録方法において、上記ユーザデータの記録後に上記光ディスクの排出要求を受けたとき、上記ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する工程を設けた情報記録方法。
(20)上記(19)の情報記録方法において、上記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも上記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、上記第2の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータの最終記録位置と半径位置が一致する位置までフォーマット処理を行う工程を設けた情報記録方法。
(21)上記(19)又は(20)の情報記録方法において、上記所定のデータを上記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、上記第2の記録層のデータ領域に対しても、上記第1の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に上記所定のデータを記録する工程を設けた情報記録方法。
(22)上記(19)の情報記録方法において、上記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも上記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、上記第2の記録層のデータ領域に対して上記ユーザデータの最終記録位置のアドレスと対応させたアドレスの位置までフォーマット処理を行う工程を設けた情報記録方法。
(23)上記(19)又は(22)の情報記録方法において、上記所定のデータを上記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、上記第2の記録層のデータ領域に対しても、上記第1の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に上記所定のデータを記録する工程を設けた情報記録方法。
(24)上記(22)又は(23)の情報記録方法において、上記第1の記録層のデータ領域と上記第2の記録層のデータ領域とで対応させたアドレスは互いにビット反転の関係にある情報記録方法。
図1は、この発明の実施例1〜4に共通の情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。
光ディスク1は、複数の記録層からなる記録媒体であり、この実施例では、2層DVD+RWディスクを含む2つの記録層からなる書き込み可能な記録媒体について説明する。
この情報記録再生装置は、第1の記録層と第2の記録層の2つの記録層からなる光ディスク1の各記録層に対するデータの記録と再生を行う光ディスク装置である。
回転制御部3は、モータ2の回転制御を行う。
光ピックアップ4は、光ディスク1にデータを記録及び光ディスク1に記録されたデータを再生するときにそれぞれ所定の記録パワーでレーザ光Lを発光させて照射する装置である。
アクチュエータ制御部5は、光ピックアップ4を光ディスク1に対してフォーカシング及びトラッキングするときに移動させる制御を行う。
信号制御部6は、光ピックアップ4から出力される再生信号及び光ピックアップ4に出力する記録信号を制御する。
バッファメモリ8は、ドライブコントローラ7がデータ格納等の一時記憶領域として使用するメモリである。
レーザ駆動回路9は、光ピックアップ4のレーザ光Lの発光を駆動する。
外部インタフェイス10は、ホストコンピュータ11との間でコマンド,データ等の送受信を行うために使用される。
ホストコンピュータ11は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現される制御部を内蔵し、この情報記録再生装置を制御するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。
実施例1では、ドライブコントローラ7は、光ディスク1のフォーマットを、データの記録順が最後の記録層である2層目から開始し、記録順が2層目よりも前の1層目の記録層へ進めるように制御する。
図2は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の実施例1のディスク排出処理を示すフローチャート図である。
ドライブコントローラ7は、ステップ(図中「S」で示す)1でホストコンピュータからフォーマットコマンドを受信すると、ステップ2で光ディスクの1層目の記録層のリードイン領域のイニシャルゾーン(Initial Zone)を記録し、ホストコンピュータへフォーマット完了を通知し、ディスクアクセス要求を受け付ける。
ステップ3の判断でホストコンピュータからユーザデータ記録要求が有ったら、ステップ10で、フォーマット処理が行われていない場合にはそのまま、フォーマット処理が行われている場合にはそのフォーマット処理を中断し、ホストコンピュータから受信したユーザデータを光ディスクの1層目のデータ領域から記録する。1層目のデータ領域が記録済みになったら2層目のデータ領域に記録する。1層目のデータ領域へのデータ記録の方向は内周側から外周側へ行い、2層目のデータ領域へのデータ記録の方向は外周側から内周側へ行う。
ステップ3でユーザデータ記録要求が無ければ、ステップ4でホストコンピュータからディスク取り出し(排出)要求が有ったか否かを判断する。
ステップ11の判断で2層目のデータ領域のフォーマットが完了しているなら、ステップ12でフォーマット処理を中断している場合にはフォーマット処理を再開し、1層目の記録層のデータ領域を内周側から外周側に向けてフォーマットを開始し、ステップ3の処理へ戻る。
ステップ11の判断で2層目のデータ領域のフォーマットが完了していないなら、ステップ13でフォーマット処理を中断している場合にはフォーマット処理を再開し、2層目の記録層のデータ領域を外周側から内周側に向けてフォーマットを開始し、ステップ3の処理へ戻る。
ステップ4の判断でホストコンピュータからディスク取り出し要求が有れば、ステップ5で(バックグランドの)フォーマット途中か否かを判断する。
このステップ5におけるフォーマット途中とは、判断時にフォーマット処理が行われている状態を意味するのではなく、データ領域全体に対してフォーマット処理が完了していない状態を意味するものである。
ステップ5の判断でフォーマット途中なら、ステップ6でユーザデータ記録途中か否かを判断する。
ステップ6の判断でユーザデータ記録途中でなければ、ステップ8でデータ領域の未記録領域にダミーデータを記録し、リードイン領域とリードアウト領域を記録し、ステップ9でディスクを取り出し(排出し)、この処理を終了する。
この図6乃至図8に示した1層目の記録層(第1の記録層)20と2層目の記録層(第2の記録層)21にはそれぞれアドレスを付しているが、光ディスク上の同一半径位置における両層の対応する2つのアドレスがビット反転した関係にある値になるようにしている。
また、1層目の記録層20が、情報の記録を行うレーザ光の照射側に最も近い方の記録層である。
光ディスク1は、図6に示すように、1層目の記録層20と2層目の記録層21とからなる。1層目の記録層20は内周側からリードイン領域22、データ領域23、ミドルゾーン(「中間領域」ともいう)24の各記録領域からなり、2層目の記録層21は外周側からミドルゾーン25、データ領域26、リードアウト領域27の各記録領域からなる。
また、リードイン領域22とリードアウト領域27が有る側が光ディスク1の内周側であり、ミドルゾーン24,25が有る側が外周側である。
すなわち、リードイン領域22の開始アドレスとリードアウト領域27の終了アドレス、リードイン領域22の終了アドレスとリードアウト領域27の開始アドレス、データ領域23の開始アドレスとデータ領域26の終了アドレス、データ領域23の終了アドレスとデータ領域26の開始アドレス、ミドルゾーン24の開始アドレスとミドルゾーン25の終了アドレス、ミドルゾーン24の終了アドレスとミドルゾーン25の開始アドレスはそれぞれ光ディスク1の同一半径位置に位置している。上記対応する開始アドレスと終了アドレスとは、各々ビット反転した値である。
ディスクアクセスを受け付けると、ホストコンピュータ11からユーザデータの記録要求が有るか否かを判断し、有れば、1層目の記録層20のデータ領域23の内周側から外周側へユーザデータ記録を実施する。
2層目の記録層21のフォーマット処理が完了していなければ、図6に示すように、2層目の記録層21のデータ領域26の外周側からフォーマットを開始し、内周側に向けて順次フォーマット処理を実施する。
さらに、2層目の記録層21の未記録領域35にダミーデータを記録し、リードイン領域22とリードアウト領域27を記録し、光ディスク1を排出する。
上述の処理において、1層目の記録層20の領域32の直後の領域33のみにTMZのデータを記録し、2層目の記録層21においてはTMZのデータを記録しないようにしても良い。
また、上記TMZのデータに代えて、ダミーデータを記録するようにしても良い。
次に、実施例2について説明する。
実施例2では、ドライブコントローラ7は、光ディスク1の各記録層のフォーマットを内周側から開始するように制御する。
このフォーマット処理では、2層目の記録層のデータ領域に対して、光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位をその各記録単位毎に、その各記録単位ではそれぞれ光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行い、2層目の記録層のデータ領域へのフォーマット処理が完了した後、1層目の記録層のデータ領域に対して光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う。
図3は、図1に示した情報記録再生装置におけるこの発明の実施例2のディスク排出処理を示すフローチャート図である。
ドライブコントローラ7は、ステップ(図中「S」で示す)21でホストコンピュータからフォーマットコマンドを受信すると、ステップ22で光ディスクの1層目の記録層のリードイン領域のイニシャルゾーンを記録し、ホストコンピュータへフォーマット完了を通知し、ディスクアクセス要求を受け付ける。
ステップ23の判断でホストコンピュータからユーザデータ記録要求が有ったら、ステップ30で、フォーマット処理が行われていない場合にはそのまま、フォーマット処理が行われている場合にはそのフォーマット処理(1層目のデータ領域又は2層目のデータ領域に対するフォーマット処理)を中断し、ホストコンピュータから受信したユーザデータを光ディスクの1層目のデータ領域から記録する。1層目のデータ領域が記録済みになったら2層目のデータ領域に記録する。このように1層目のデータ領域又は2層目のデータ領域へのユーザデータの記録を開始し、そのユーザデータの記録時、2層目の記録層のデータ領域よりも先に1層目の記録層のデータ領域にユーザデータを記録し、1層目のデータ領域へのデータ記録の方向は内周側から外周側へ行い、2層目のデータ領域へのデータ記録の方向は外周側から内周側へ行う。
ステップ23でユーザデータ記録要求が無ければ、ステップ24でホストコンピュータからディスク取り出し(排出)要求が有ったか否かを判断する。
ステップ31の判断で2層目のデータ領域のフォーマットが完了しているなら、ステップ32でフォーマット処理を中断している場合にはフォーマット処理を再開し、1層目の記録層のデータ領域を内周側から外周側に向けてフォーマットを開始し、ステップ23の処理へ戻る。
ステップ31の判断で2層目のデータ領域のフォーマットが完了していないなら、ステップ33でフォーマット処理を中断している場合にはフォーマット処理を再開し、2層目の記録層のデータ領域を内周側から外周側に向けて所定量ずつフォーマットを開始し、ステップ23の処理へ戻る。その所定量とは予め設定された記録単位であり、その各記録単位では外周側から内周側に記録する。
ステップ24の判断でホストコンピュータからディスク取り出し要求が有れば、ステップ25で(バックグランドの)フォーマット途中か否かを判断する。
このステップ25におけるフォーマット途中とは、判断時にフォーマット処理が行われている状態を意味するのではなく、データ領域全体に対してフォーマット処理が完了していない状態を意味するものである。
ステップ25の判断でフォーマット途中なら、ステップ26でユーザデータ記録途中か否かを判断する。
ステップ26の判断でユーザデータ記録途中でなければ、ステップ28でリードイン領域とリードアウト領域を記録し、ステップ29でディスクを取り出し(排出し)、この処理を終了する。
ステップ26の判断でユーザデータ記録途中なら、ステップ27でユーザデータの最終記録位置からテンポラリミドルゾーン(TMZ)のデータを記録する。こうして、ユーザデータの記録後に光ディスクの排出要求を受けたとき、ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する。ここで、上記所定のデータを1層目の記録層のデータ領域に記録したとき、2層目の記録層のデータ領域に対しても、1層目の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に上記所定のデータを記録する。そして、ステップ28でリードイン領域とリードアウト領域を記録し、ステップ29でディスクを取り出し(排出し)、この処理を終了する。
また、この図9及び図10に示した1層目の記録層20と2層目の記録層21にはそれぞれアドレスを付しているが、光ディスク上の同一半径位置における両層の対応する2つのアドレスがビット反転した関係にある値になるようにしている。
ドライブコントローラ7は、光ディスク1が装着された後、ホストコンピュータ11からフォーマットコマンドを受信すると、図9に示すように、リードイン領域22のイニシャルゾーン30を記録し、その記録が終了したら、ホストコンピュータ11へフォーマット完了を通知し、ホストコンピュータ11からの記録又は再生のディスクアクセスを受け付け、データ領域23,26のフォーマット処理はホストコンピュータ11からのアクセスがない時間に行う。
ユーザデータの記録要求が無ければ、ディスク取り出し要求があるか否かを判断し、ディスク取り出し要求が無ければ、光ディスク1の2層目の記録層21のフォーマット処理が完了しているか否かをリードイン領域に記録されているビットマップ(BitMap)を参照して判断する。
2層目の記録層21のフォーマット処理が完了していなければ、図9に示すように、2層目の記録層21のデータ領域26の内周側から同一所定量の領域36、領域37の順に内周側から外周側に向けて順次フォーマット処理を実施する。領域36と領域37内でのフォーマット処理の進める方向は外周側から内周側である。
また、データ領域23の一部にユーザデータが記録されている場合、そのユーザデータの最終記録位置からフォーマットを開始し、終了アドレスへ向かって順次フォーマット処理を実施する。
こうして、上記TMZのデータを含む所定のデータを1層目の記録層20のデータ領域に記録したとき、2層目の記録層21のデータ領域に対しても、1層目の記録層20のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に上記所定のデータを記録する。
そして、リードイン領域22とリードアウト領域27を記録して光ディスク1を排出する。
上述の処理において、1層目の記録層20の領域38の直後の領域39のみにTMZのデータを記録し、2層目の記録層21においてはTMZのデータを記録しないようにしても良い。
また、上記TMZのデータに代えて、ダミーデータを記録するようにしても良い。
次に、実施例3について説明する。
この実施例3におけるフォーマット処理は、実施例2におけるフォーマット処理と同じく、2層目の記録層のデータ領域に対して、光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位をその各記録単位毎に、その各記録単位ではそれぞれ光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行い、2層目の記録層のデータ領域へのフォーマット処理が完了した後、1層目の記録層のデータ領域に対して光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う。
実施例3では、ドライブコントローラ7は、ホストコンピュータ11から光ディスク1の排出指示があったとき、光ディスク1のデータが記録された1層目の記録層からデータの最終記録位置を求め、データが未記録の2層目の記録層について上記最終記録位置に対応する位置までのフォーマットが済んでいると判断したとき、上記データの最終記録位置が有る1層目の記録層には上記最終記録位置の直後に、上記データが未記録の2層目の記録層には上記最終記録位置に対応する位置の直後にそれぞれTMZ(「所定のデータ」に相当する)を記録して光ディスク1を排出するように制御する。
ドライブコントローラ7は、ステップ(図中「S」で示す)41でホストコンピュータからディスク取り出し(排出)要求が有ったか否かを判断し、無ければこの処理を終了し、有れば、ステップ42で1層目の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置からTMZを記録し、そのTMZの記録位置に対応する2層目の箇所にもTMZを記録し、リードイン領域とリードアウト領域を記録し、ステップ43でディスクを取り出し(排出し)、この処理を終了する。
こうして、ユーザデータの記録後に光ディスクの排出要求を受けたとき、ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する。ここで、上記所定のデータを1層目の記録層のデータ領域に記録したとき、2層目の記録層のデータ領域に対しても、1層目の記録層のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に上記所定のデータを記録する。
また、この図11乃至図13に示した1層目の記録層20と2層目の記録層21にはそれぞれアドレスを付しているが、光ディスク上の同一半径位置における両層の対応する2つのアドレスがビット反転した関係の値になるようにしている。
ドライブコントローラ7は、上述の処理と同様にして、2層目の記録層21のフォーマット処理が完了していなければ、図11に示すように、2層目の記録層21のデータ領域26の内周側から同一所定量の領域41、領域42、領域43の順に内周側から外周側に向けて順次フォーマット処理を実施する。各領域41〜43内でのフォーマット処理の進める方向は外周側から内周側である。
こうして、上記TMZのデータを含む所定のデータを1層目の記録層20のデータ領域に記録したとき、2層目の記録層21のデータ領域に対しても、1層目の記録層20のデータ領域において上記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に上記所定のデータを記録する。
なお、もしユーザデータの最終記録位置とフォーマット終了位置とが光ディスク上で半径位置上が異なる場合、それぞれの位置のアドレスは各々ビット反転した値になっていないことはいうまでもない。
上述の処理において、1層目の記録層20の領域44の直後の領域45のみにTMZのデータを記録し、2層目の記録層21においてはTMZのデータを記録しないようにしても良い。
また、上記TMZのデータに代えて、ダミーデータを記録するようにしても良い。
このようにして、光ディスクの取り出し要求が情報記録再生装置に発行されたとき、2層目のフォーマット終了位置が1層目のユーザデータ最終記録位置よりも外周側に位置する状態の場合、1層目のユーザデータ最終記録位置から2層目のフォーマット開始位置までのダミーデータ記録を行わずに済み、光ディスクの排出までの時間を短縮することができる。
次に、実施例4について説明する。
この実施例4におけるフォーマット処理は、実施例2,3におけるフォーマット処理と同じく、2層目の記録層のデータ領域に対して、光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位をその各記録単位毎に、その各記録単位ではそれぞれ光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行い、2層目の記録層のデータ領域へのフォーマット処理が完了した後、1層目の記録層のデータ領域に対して光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う。
実施例4では、ドライブコントローラ7は、ホストコンピュータ11から光ディスク1の排出指示があったとき、光ディスク1のデータが記録された1層目の記録層からデータの最終記録位置を求め、データが未記録の2層目の記録層からフォーマット終了位置を求め、上記最終記録位置と上記フォーマット終了位置に基づいて上記データの最終記録位置が有る1層目の記録層について上記最終記録位置から上記フォーマット終了位置に対応する位置までが未記録領域であると判断したとき、上記データの最終記録位置が有る1層目の記録層の上記最終記録位置から上記フォーマット終了位置に対応する位置までダミーデータを記録し、上記データの最終記録位置が有る1層目の記録層には上記ダミーデータの直後に、上記フォーマット終了位置が有る2層目の記録層には上記フォーマット終了位置の直後にそれぞれTMZ(「所定のデータ」に相当する)を記録して光ディスク1を排出するように制御する。
ドライブコントローラ7は、ステップ(図中「S」で示す)51でホストコンピュータからディスク取り出し(排出)要求が有ったか否かを判断し、無ければこの処理を終了し、有れば、ステップ52で1層目の記録層のデータ領域のユーザデータの最終記録位置と2層目の記録層のデータ領域のフォーマット終了位置との差が所定値以上か否かを判断する。その所定値は、例えば、ミドルゾーンの長さ(Middle Zone Length)分の4400セクタを用いると良い。
ステップ52の判断でユーザデータの最終記録位置とフォーマット終了位置との差が所定値以上でなければ(所定値未満なら)、ステップ54で1層目の記録層のデータ領域についてユーザデータの最終記録位置から2層目の記録層のデータ領域のフォーマット終了位置に対応する位置(2層目のフォーマット終了位置と同一半径位置の1層目上の位置、つまり各々ビット反転した関係にある値になっている)までの範囲の記録領域にダミーデータを記録し、ステップ55でTMZを記録し、リードイン領域とリードアウト領域を記録し、ステップ56でディスクを取り出し(排出し)、この処理を終了する。
上記ステップ55の処理において、TMZのデータを一層目の記録層のみに記録するようにしても良いし、一層目と2層目の両記録層に記録するようにしても良い。
また、上記TMZのデータに代えて、ダミーデータを記録するようにしても良い。
図12に示したように、2層目の記録層21の領域41〜43のみがフォーマット済みでフォーマット途中であり、1層目の記録層20の領域44にユーザデータが記録されており、ユーザデータの最終記録位置とフォーマット終了位置とが同一半径位置上で異なる位置にあって、1層目の記録層20の領域44と同一半径位置にある2層目の領域がフォーマット済みである状態の場合、データ領域23のユーザデータ最終記録位置とデータ領域26のフォーマット終了位置とを求め、両位置を比較して、その位置差に相当する未記録領域47がミドルゾーン長(Middle Zone Length、例えば、4400セクタ)未満であると判断したら、未記録領域47にダミーデータを記録し、その未記録領域47の直後の領域48にTMZのデータを記録し、2層目の記録層43の直前の領域49にTMZのデータを記録する。
また、未記録領域47がミドルゾーン長以上であると判断したら、1層目の記録層20の領域44の直後の領域と2層目の記録層21の同一半径位置の領域とにそれぞれTMZのデータを記録し、リードイン領域22とリードアウト領域27を記録して光ディスク1を排出する。
また、2層目の記録層21のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置(フォーマット終了位置)よりも1層目の記録層20のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置(ユーザデータ最終記録位置)の半径位置が外側にある場合、2層目の記録層21のデータ領域に対して上記ユーザデータ最終記録位置と半径位置が一致する位置までフォーマット処理を行うようにするとよい。
あるいは、2層目の記録層21のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置(フォーマット終了位置)よりも1層目の記録層20のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置(ユーザデータ最終記録位置)の半径位置が外側にある場合、2層目の記録層21のデータ領域に対して上記ユーザデータ最終記録位置のアドレスと対応させたアドレスの位置までフォーマット処理を行うようにするとよい。
なお、上述の実施例では、2層の記録層からなる光ディスクの場合について説明したが、この発明は3層以上の記録層からなる光ディスクについても上述と同じようにして実施することができる。
Claims (24)
- 少なくとも第1の記録層と第2の記録層を有し、その各層にそれぞれデータ領域を設けた光ディスクに対して情報を記録する手段を備えた情報記録装置であって、
前記第2の記録層のデータ領域に対して前記光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位を該各記録単位毎に、該各記録単位ではそれぞれ前記光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行う第1のフォーマット手段と、
該第1のフォーマット手段によるフォーマット処理が完了した後、前記第1の記録層のデータ領域に対して前記光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う第2のフォーマット手段とを設けたことを特徴とする情報記録装置。 - 前記第1の記録層は、前記情報の記録を行うレーザ光の照射側に最も近い方の記録層であることを特徴とする請求項1記載の情報記録装置。
- ユーザデータの記録要求を受けたとき、前記第1のフォーマット手段又は前記第2のフォーマット手段のフォーマット処理を中断して前記第1の記録層のデータ領域又は前記第2の記録層のデータ領域への前記ユーザデータの記録を開始する手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録装置。
- 前記ユーザデータの記録後、前記第1のフォーマット手段又は前記第2のフォーマット手段のフォーマット処理を再開する手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の情報記録装置。
- 前記ユーザデータの記録時、前記第2の記録層のデータ領域よりも先に前記第1の記録層のデータ領域に前記ユーザデータを記録する手段を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の情報記録装置。
- 前記第1の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータを記録するとき、前記光ディスクの内周側から外周側へ向けて記録する手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の情報記録装置。
- 前記ユーザデータの記録後に前記光ディスクの排出要求を受けたとき、前記ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する手段を設けたことを特徴とする請求項3乃至6のいずれか一項に記載の情報記録装置。
- 前記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも前記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、前記第2の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータの最終記録位置と半径位置が一致する位置までフォーマット処理を行う手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
- 前記所定のデータを前記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、前記第2の記録層のデータ領域に対しても、前記第1の記録層のデータ領域において前記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に前記所定のデータを記録する手段を設けたことを特徴とする請求項7又は8記載の情報記録装置。
- 前記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも前記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、前記第2の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータの最終記録位置のアドレスと対応させたアドレスの位置までフォーマット処理を行う手段を設けたことを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
- 前記所定のデータを前記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、前記第2の記録層のデータ領域に対しても、前記第1の記録層のデータ領域において前記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に前記所定のデータを記録する手段を設けたことを特徴とする請求項7又は10記載の情報記録装置。
- 前記第1の記録層のデータ領域と前記第2の記録層のデータ領域とで対応させたアドレスは互いにビット反転の関係にあることを特徴とする請求項10又は11記載の情報記録装置。
- 少なくとも第1の記録層と第2の記録層を有し、その各層にそれぞれデータ領域を設けた光ディスクに対して情報を記録する工程を有する情報記録方法であって、
前記第2の記録層のデータ領域に対して前記光ディスクの内周側から外周側へ向けて複数の記録単位を該各記録単位毎に、該各記録単位ではそれぞれ前記光ディスクの外周側から内周側へ向けてフォーマット処理を行う第1のフォーマット工程と、
該第1のフォーマット工程によるフォーマット処理が完了した後、前記第1の記録層のデータ領域に対して前記光ディスクの内周側から外周側へ向けてフォーマット処理を行う第2のフォーマット工程とを設けたことを特徴とする情報記録方法。 - 前記第1の記録層は、前記情報の記録を行うレーザ光の照射側に最も近い方の記録層であることを特徴とする請求項13記載の情報記録方法。
- ユーザデータの記録要求を受けたとき、前記第1のフォーマット工程又は前記第2のフォーマット工程のフォーマット処理を中断して前記第1の記録層のデータ領域又は前記第2の記録層のデータ領域への前記ユーザデータの記録を開始する工程を設けたことを特徴とする請求項13又は14記載の情報記録方法。
- 前記ユーザデータの記録後、前記第1のフォーマット工程又は前記第2のフォーマット工程のフォーマット処理を再開する工程を設けたことを特徴とする請求項15記載の情報記録方法。
- 前記ユーザデータの記録時、前記第2の記録層のデータ領域よりも先に前記第1の記録層のデータ領域に前記ユーザデータを記録する工程を設けたことを特徴とする請求項15又は16記載の情報記録方法。
- 前記第1の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータを記録するとき、前記光ディスクの内周側から外周側へ向けて記録する工程を設けたことを特徴とする請求項17記載の情報記録方法。
- 前記ユーザデータの記録後に前記光ディスクの排出要求を受けたとき、前記ユーザデータの最終記録位置の直後に所定のデータを記録する工程を設けたことを特徴とする請求項15乃至18のいずれか一項に記載の情報記録方法。
- 前記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも前記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、前記第2の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータの最終記録位置と半径位置が一致する位置までフォーマット処理を行う工程を設けたことを特徴とする請求項19記載の情報記録方法。
- 前記所定のデータを前記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、前記第2の記録層のデータ領域に対しても、前記第1の記録層のデータ領域において前記所定のデータを記録した位置と半径位置が一致する位置に前記所定のデータを記録する工程を設けたことを特徴とする請求項19又は20記載の情報記録方法。
- 前記第2の記録層のデータ領域におけるフォーマット処理の終了位置よりも前記第1の記録層のデータ領域におけるユーザデータの最終記録位置の半径位置が外側にある場合、前記第2の記録層のデータ領域に対して前記ユーザデータの最終記録位置のアドレスと対応させたアドレスの位置までフォーマット処理を行う工程を設けたことを特徴とする請求項19記載の情報記録方法。
- 前記所定のデータを前記第1の記録層のデータ領域に記録したとき、前記第2の記録層のデータ領域に対しても、前記第1の記録層のデータ領域において前記所定のデータを記録した位置のアドレスと対応させたアドレスの位置に前記所定のデータを記録する工程を設けたことを特徴とする請求項19又は22記載の情報記録方法。
- 前記第1の記録層のデータ領域と前記第2の記録層のデータ領域とで対応させたアドレスは互いにビット反転の関係にあることを特徴とする請求項22又は23記載の情報記録方法。
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