JP2006293009A - 自動焦点調節装置及び焦点調節方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ容量や回路規模を大きくすることなく、水平方向に高周波成分を持たない被写体に対するピント合わせを可能とする自動焦点調節装置及び焦点調節方法を提供すること。
【解決手段】A/D変換回路7から出力されたデジタル映像信号は、輝度信号生成回路22において輝度信号に変換される。この輝度信号は、輝度信号並べ替え回路23において、ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査されるように並べ替えられる。輝度信号並べ替え回路23で並べ替えられた輝度信号は、バンドパスフィルタ24に入力されてコントラスト値が抽出される。このコントラスト値に基づいて累積加算回路25においてAF評価値が演算される。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動焦点調節装置及び焦点調節方法に関し、特に撮像素子を用いて焦点調節を行う自動焦点調節装置及び焦点調節方法に関する。
撮像素子にて得られる映像信号に含まれる高周波成分(高コントラスト部分)の電圧レベルが、ピントの状態に対応しているという性質に着目し、高周波成分の電圧レベルが最大となる位置にフォーカスレンズを駆動することにより、ピントを合わせるオートフォーカス方式が従来から知られている。このようなオートフォーカス方式は、「山登りサーボ方式」や「コントラスト方式」などと呼ばれている。
ここで、従来の山登りサーボ方式のフォーカシングでは、映像信号を水平方向に走査して高周波成分を抽出しているので、被写体が高コントラストであっても、横縞のように、水平方向に高周波成分を持たない被写体に対しては正確にピントを合わせることが困難である。
そこで、水平方向だけでなく、垂直方向の高周波成分を取り出せるようにして、水平方向に高周波成分を持たない被写体に対しても正しくピントを合わせることができるようにした提案が種々なされている。
例えば特許文献1では、メモリに格納された輝度信号を斜め45度方向に読み出せるように、1ライン毎に所定位置の画素を読み出すようにしている。
また、特許文献2では、1フレームの画像を輝度信号に変換し、この輝度信号を画面の焦点検出領域の円の中心を通る弦の方向に走査してコントラスト値を算出するようにしている。
更に、特許文献3では、映像信号の水平方向の低域成分から垂直方向の高域成分を抽出するようにしている。
特開平6−350902号公報 特開2002−303780号公報 特許第2843981号公報
ここで、特許文献1や特許文献2の手法は、水平方向と垂直方向の高周波成分を抽出できるが、そのためにはフォーカスエリア内の映像信号を全ライン分保持しなくてはならない。このため、メモリ容量が増大し、また映像信号の処理の時間も増大する。
また、特許文献3の手法は、回路が複雑になり、また垂直方向に取り出せる高周波成分も少ないためあまり大きな効果が望めない。
近年、デジタルカメラの小型化、低価格化が進む中でメモリやデバイスなどに制限があるシステムでは、回路の設計の難易度面及びコスト面で更に有効な技術が必要となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、メモリ容量や回路規模を大きくすることなく、水平方向に高周波成分を持たない被写体に対するピント合わせを可能とする自動焦点調節装置及び焦点調節方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様による自動焦点調節装置は、被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、前記撮像手段で得られた映像信号をデジタル映像信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号からジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号を生成し、この生成された輝度信号よりコントラスト値を取得するコントラスト取得手段と、前記コントラス取得手段で取得されたコントラスト値を累積加算してコントラスト評価値を演算する累積加算手段と、前記累積加算手段で演算されたコントラスト評価値が最大となる位置にフォーカスレンズを駆動するフォーカスレンズ駆動手段とを具備することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様による焦点調節方法は、被写体を撮像して映像信号を取得し、前記取得された映像信号をデジタル映像信号に変換し、前記変換されたデジタル映像信号から輝度信号を生成し、前記生成された輝度信号をジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査してコントラスト値を取得し、前記取得されたコントラスト値を累積加算してコントラスト評価値を演算し、前記演算されたコントラスト評価値が最大となる位置にフォーカスレンズを駆動することを特徴とする。
これら第1及び第2の態様によれば、ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号から、コントラスト値の水平方向成分と垂直方向成分とを同時に取得することができる。
本発明によれば、メモリ容量や回路規模を大きくすることなく、水平方向に高周波成分を持たない被写体に対するピント合わせを可能とする自動焦点調節装置及び焦点調節方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節装置を搭載したデジタルカメラの構成について示す図である。ここで、図1のデジタルカメラは、山登りサーボ方式の自動焦点調節を行うことが可能なカメラである。
図1においては、CPU1は、デジタルカメラ内の各回路の制御を行う。また、このCPU1内部には、自動露光検出(AE)部1a、自動焦点検出(AF)部1b、ROM1c、RAM1dが設けられている。AE部1aは露光量を演算するためのAE評価値を演算する。AF部1bは山登りサーボAFを実行するためのAF評価値を演算する。また、ROM1cは、CPU1によって実行される各種プログラムやデジタルカメラの各種調整データを格納している。RAM1dは、AE部1aやAF部1bなどにおける各種演算結果を一時的に格納する。
また、図1において、絞り兼用のシャッタ2は、CPU1によって制御されるシャッタ駆動回路3によって開閉可能に構成され、図示しない被写体からの光束の入射光量を調整したり、撮像素子6を遮光したりする。シャッタ2の後方には、レンズ群4が配置されている。このレンズ群4は、フォーカスレンズやズームレンズなどの複数のレンズから構成されており、シャッタ2を介して入射した光束を後方の撮像素子6に結像させる。また、レンズ群4の各レンズは、フォーカスレンズ駆動手段としてのズーム・フォーカス駆動回路5によってその光軸方向に駆動される。これにより、焦点調節制御やズーム制御が行われる。ズーム・フォーカス駆動回路5は、CPU1によって制御される。
撮像素子6は、入射した光束の光量に応じた映像信号を画素毎にA/D変換回路7に出力する。A/D変換回路7は、入力された映像信号をデジタル映像信号に変換し、変換したデジタル映像信号を、AE部1a、AF部1b、画像処理部8にそれぞれ入力する。
画像処理部8は、画像の白バランスを補正するホワイトバランス処理や、RGBベイヤ信号を3板化する同時化処理、画像の階調補正を行う階調補正処理などの周知の画像処理を行い、更に画像処理したデジタル映像信号をJPEG方式などの周知の方式で圧縮処理する。そして、画像処理部8は、圧縮処理したデジタル映像信号をメモリカード9などの記録媒体に記録する。また、画像メモリ10は、画像処理部8における各種画像処理の際のバッファメモリとして設けられている。
また、表示部11は、画像処理部8において画像処理された画像を表示する。なお、表示部11は、AF時においては、焦点検出領域(AFエリア)の表示も行う。
更に、画像処理部8で処理された画像は、インターフェイス(I/F)12を介してデジタルカメラ外部のPCなどの装置に転送することもできるようになっている。
また、CPU1には、操作キー13が接続されている。この操作キーは図1のデジタルカメラの各種操作キーであり、ユーザによって操作キー13が操作されると、その操作状態に応じた信号がCPU1に入力される。この入力された信号の内容に応じてCPU1は、各種処理を実行する。
更に、CPU1には、ストロボ回路14が接続されている。CPU1は、露光時に被写体が暗い場合などにはストロボ回路14から被写体に補助光を照射するような制御を行う。
また、CPU1には、電源回路15が接続されている。この電源回路15は、例えばAC/DCコンバータ等から構成されており、図示しないバッテリの電源を各回路において使用される直流電力に変換した後、図1の各回路に供給する。
次に、第1の実施形態における焦点調節方法について説明する。図2は、AF処理の全体的な流れについて示すフローチャートである。このようなAF処理はCPU1によって制御される。なお、図2のAF処理は、山登りサーボ方式のAF処理を想定している。
AF処理が開始されると、CPU1は、デジタルカメラ内のAF処理に係る各回路の初期設定を行う(ステップS1)。この初期設定において、CPU1は、例えばRAM1dなどのメモリの保持データなどをリセットする。また、現在のフォーカスレンズ位置やシーンなどの諸条件に基づいてフォーカスレンズの駆動開始時の方向を決定する。更に、現在のフォーカスレンズ位置におけるAF評価を取得する。ここで取得したAF評価値が後の処理の基準値となる。
その次に、CPU1は、ズーム・フォーカス駆動回路5を介してレンズ群4内部のフォーカスレンズを所定量駆動する(ステップS2)。次に、CPU1は、ステップS2のフォーカスレンズ位置における撮像素子6の出力に基づいて、AF部1bにコントラスト評価値としてのAF評価値を演算させる(ステップS3)。このAF評価値の演算については後述する。
ステップS3でAF評価値が演算された後、CPU1は、演算されたAF評価値がステップS1の初期設定時に得られた基準値よりも一定以上増加又は減少したか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4の判定において、AF評価値が一定以上変化していない場合には、ステップS3に戻り、再度AF部1bにAF評価値を演算させる。
一方、ステップS4の判定において、AF評価値が一定以上変化していた場合には、ステップS4をステップS5に分岐して、CPU1はフォーカスレンズを駆動させる(ステップS5)。このとき、AF評価値が増加方向に変化していた場合には、フォーカスレンズを前回と同方向に駆動させる。一方、AF評価値が減少方向に変化していた場合には、フォーカスレンズを前回と逆方向に駆動させる。
フォーカスレンズを駆動させた後、再度AF部1bにAF評価値を演算させる(ステップS6)。次に、CPU1は、ステップS6で演算されたAF評価値が前回得られたAF評価値よりも増加したか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7の判定において、AF評価値が増加していた場合には、ステップS5に戻り、フォーカスレンズを前回と同方向に駆動させる。
また、ステップS7の判定において、AF評価値が増加していない場合には、ステップS7をステップS8に分岐して、CPU1は、AF評価値が一定以上減少したか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8の判定において、AF評価値が一定以上減少していない場合には、ステップS5に戻り、フォーカスレンズを前回と同方向に駆動させる。
一方、ステップS8の判定において、AF評価値が一定以上減少している場合には、前回のAF評価値がAF評価値の最大値であるので、ステップS8をステップS9に分岐して、CPU1は、AF評価値が最大となったフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを駆動させて(ステップS9)、AF処理を終了する。
このように、図3(a)に示すようにしてフォーカスレンズ位置を順次変更しながら、AF評価値の演算を行っていく。そして、図3(b)のようにしてAF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置を検出して、そのフォーカスレンズ位置にフォーカスレンズを駆動する。即ち、AF評価値が最大となるフォーカスレンズ位置は、画像のコントラストが最も高くなる位置であり、検出したAF評価値をもとに補間演算によって求められた位置を合焦位置であると考えることができる。
次に、ステップS3及びステップS6におけるAF評価値の演算について説明する。図4は、AF評価値取得の流れについて示すフローチャートである。なお、AE時のAE評価値もAF評価値と略同様にして取得されるものである。ここではその詳細な説明については説明を省略する。
デジタル映像信号がAF部1bに入力されると、AF部1bは、入力されたデジタル映像信号を輝度信号に変換する(ステップS21)。映像信号を輝度信号に変換することにより、図5(a)のような色のある画像が、図5(b)のような色の無い、階調のみの画像(つまり白黒画像)に変換される。なお、AF評価値は、図5(a)に示すAFエリア100内の映像信号のみから求める。これは、演算時間の短縮のためと、主要被写体と背景被写体を分離して、主要被写体に関するAF評価値のみを求めることができるようにするためである。このように主要被写体と背景被写体とを分離することにより、主要被写体と背景被写体とが混在するようなシーンにおいても正しく主要被写体に合焦させることが可能となる。
次に、AF部1bは、ステップS21で得られた輝度信号をジグザグ状に並べ替える(ステップS22)。この並べ替えについては後述する。次に、並べ替えがなされた輝度信号に対してローパスフィルタ(LPF)処理を施して高周波雑音成分を除去する(ステップS23)。その後、ハイパスフィルタ(HPF)処理を施して画像の高周波成分、即ちコントラスト値を抽出する(ステップS24)。ここで、HPF処理においては所定の低域遮断周波数以下の輝度信号を除去する処理を行う。このようにしてコントラスト値を抽出することは図5(c)のような画像の特徴部を抽出することに相当する。
ステップS24でコントラスト値を抽出した後、抽出したコントラスト値を累積加算してAF評価値を求める(ステップS25)。
図6は、第1の実施形態におけるAF評価値を求めるためのAF部1bの構成について示す図である。図6に示すように、AF部1bは、ラインメモリ21と、輝度信号生成回路22と、輝度信号並べ替え回路23と、バンドパスフィルタ(BPF)24と、累積加算回路25とから構成されている。ここで、輝度信号生成回路22と、輝度信号並べ替え回路23と、バンドパスフィルタ24でコントラスト取得手段を構成している。
A/D変換回路7からAF部1bには、図5(a)のAFエリア100内のデジタル映像信号が入力される。AF部1bに入力されたデジタル映像信号は、ラインメモリ21と輝度信号生成回路22とにそれぞれ入力される。ラインメモリ21は、入力されたデジタル映像信号を1ライン分だけ遅延して輝度信号生成回路22に出力する。これにより、輝度信号生成回路22には、遅延がなされていないデジタル映像信号と1ライン分遅延されたデジタル映像信号の2つのデジタル信号が入力されることになる。ここで、1画素分の輝度信号は、図7の破線枠で示す4画素分のデジタル映像信号毎にY=αR+βG+γBの演算を行うことにより求める。
図8は、映像信号から輝度信号への変換について説明するためのタイミングチャートである。図8に示すように、1画素分の輝度信号は、A/D変換回路7から遅延がなされずに輝度信号生成回路22に入力されたデジタル映像信号の2画素とラインメモリ21を介して1ライン分遅延されて輝度信号生成回路22に入力されたデジタル映像信号の2画素に対して上式の演算を行うことによって生成する。なお、上式において、輝度信号を求めるための係数は、例えばNTSC信号の場合には、α=0.3、β=0.59、γ=0.11となる。また、図7に示す4画素(RGBベイヤ配列)内にはG成分が2画素あるので、G成分については2画素の平均値を用いるようにする。
輝度信号生成回路22で生成された輝度信号は、輝度信号並べ替え回路23に入力される。輝度信号並べ替え回路23は、輝度信号生成回路22から入力されてきた輝度信号をジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査できるように並べ替える。ここで、「ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むような走査」とは、図9のようにして輝度信号生成回路22から入力されてきたAFエリア101内の輝度信号を、参照符号101aに示すようにして垂直方向に所定の幅(図9の例では3)を持たせて斜め方向に走査することである。なお、ジグザグ状の走査を行う際には、AFエリア101の上端及び下端とジグザグの極点の位置(ジグザグの上端及び下端)とを一致させるようにすることが好ましい。このようにすることにより、AFエリアの表示位置とAF評価値の検出範囲との一致度を高くすることができる。
次に、輝度信号の並べ替えを行う輝度信号並べ替え回路23について説明する。図6において、輝度信号並べ替え回路23は、遅延手段としての少なくとも1つのラインメモリ(図6ではラインメモリ23a、23bの2つ)と、輝度信号並べ替え手段としてのスイッチ23c及びスイッチング回路23dとから構成されている。図6において、輝度信号生成回路22の出力は、接点aと、ラインメモリ23aを介して接点bと、ラインメモリ23bを介して接点cと接続されている。これら接点a〜cはスイッチ23cを介してスイッチング回路23dに接続されている。スイッチング回路23dの出力は、BPF24に接続されている。
ラインメモリ23aは、輝度信号生成回路22から入力されてきた輝度信号を1ライン分遅延させて接点bに出力する。また、ラインメモリ23bは、輝度信号生成回路22から入力されてきた輝度信号を2ライン分遅延させて接点cに出力する。
スイッチング回路23dは、図9のような並べ替えを行うように、スイッチ23cの切り替えを行う。図10は、スイッチング回路23dのスイッチ切り替えについて説明するためのタイミングチャートである。
図10に示すように、スイッチング回路23dは、まずスイッチ23cを接点aに切り替えて参照符号111で示す輝度信号Y(1,3)を読み出す。次に、スイッチング回路23dは、スイッチ23cを接点bに切り替えて参照符号112で示す輝度信号Y(2,2)を読み出す。次に、スイッチング回路23dは、スイッチ23cを接点cに切り替えて参照符号113で示す輝度信号Y(3,1)を読み出す。次に、スイッチング回路23dは、スイッチ23cを接点bに切り替えて参照符号114で示す輝度信号Y(4,2)を読み出す。次に、スイッチング回路23dは、スイッチ23cを接点aに切り替えて参照符号115で示す輝度信号Y(5,3)を読み出す。
以後同様にして、スイッチング回路23dが、スイッチ23cを接点a、接点b、接点c、接点b、接点a…の順で切り替えることにより、輝度信号が図9の参照符号101bで示す順序で輝度信号がBPF24に入力される。
BPF24はローパスフィルタ(LPF)とハイパスフィルタ(HPF)とから構成されており、高周波雑音成分の除去と輝度信号からのコントラスト値の抽出とを行う。BPF24で得られたコントラスト値は、累積加算回路25に入力される。累積加算回路25は、コントラスト値を累積加算してAF評価値を演算する。累積加算回路25で演算されたAF評価値に基づいてCPU1は、図2のステップS4や、ステップS7、ステップS7の処理を行う。
以上説明したように、第1の実施形態では、輝度信号がジグザグ状に走査できるように輝度信号の並べ替えを行うことで、コントラスト値の水平方向成分と垂直方向成分と同時に抽出することができる。これにより、水平方向に高コントラスト部分がないような被写体でも正しくピント合わせを行うことができる。
また、第1の実施形態は、AFエリア内の全画素の読み出しを行う必要がないのでメモリの容量を節約することができる。
ここで、輝度信号をジグザグ状に読み出すためには、撮像素子の画素をジグザグ状に配置するようにしても良い。ただし、この場合には回路や素子に制約が生じる。これに対し第1の実施形態では撮像素子の画素配列を変更しなくとも良いので、回路規模を小さくすることができ、設計の自由度も損なわれない。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、輝度信号ではなくデジタル映像信号をジグザグ状に走査する例である。図11は、第2の実施形態におけるAF部1bにおけるAF評価値を求めるための構成について示す図である。図11に示すように、AF部1bは、デジタル映像信号並べ替え回路26と、輝度信号生成回路22と、バンドパスフィルタ(BPF)24と、累積加算回路25とから構成されている。ここで、輝度信号生成回路22は、輝度信号抽出手段に相当する。
第2の実施形態において、A/D変換回路7の出力は、デジタル映像信号並べ替え回路26に入力される。デジタル映像信号並べ替え回路26は、遅延手段としての複数のラインメモリ26a、26b、26cと、デジタル映像信号並べ替え手段としてのスイッチ26dと、スイッチング回路26eとから構成されている。図11において、A/D変換回路7の出力は、接点aと、ラインメモリ26aを介して接点bと、ラインメモリ26bを介して接点cと、ラインメモリ26cを介して接点dと接続されている。これら接点a〜dはスイッチ26dを介してスイッチング回路26eに接続されている。スイッチング回路26eの出力は、BPF24に接続されている。
このようなデジタル映像信号並べ替え回路26は、輝度信号生成回路22においてジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号が生成されるようにデジタル映像信号の走査を行う。具体的には、図12の参照符号201のようにして輝度信号生成回路22に入力されてきたデジタル映像信号が、破線枠201aで示すジグザグ状に走査できるような順序に並べ替える。これにより、図12の参照符号201bのような輝度信号が生成される。
図11において、ラインメモリ26aは、入力されたデジタル映像信号を1ライン分だけ遅延して接点bに出力する。また、ラインメモリ26bは、入力されたデジタル映像信号を2ライン分だけ遅延して接点cに出力する。更に、ラインメモリ26cは、入力されたデジタル信号を3ライン分だけ遅延して接点cに出力する。第1の実施形態よりもラインメモリの数が多いのは、輝度信号を生成するための1ライン遅延用のラインメモリ(図6のラインメモリ21に相当する)が含まれているためである。
図13は、デジタル映像信号の並べ替えについて説明するためのタイミングチャートである。第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なり、図13に示すように2画素毎にスイッチ26dの切り替えが行われる。
図13において、スイッチング回路26eは、スイッチ26dを接点aに切り替えて参照符号211aで示すデジタル映像信号G(1,4)と参照符号211bで示すデジタル映像信号B(2,4)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。次に、スイッチング回路26eは、スイッチ26dを接点bに切り替えて参照符号212aで示すデジタル映像信号R(1,3)と参照符号212bで示すデジタル映像信号G(2,3)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。そして、これら読み出した4画素分のデジタル映像信号から輝度信号生成回路22は、1画素分の輝度信号を生成する。
次の読み出しタイミングでは、スイッチング回路26eは、スイッチ26dの切り替えを行わずに参照符号212bで示すデジタル映像信号G(2,3)と参照符号212cで示すデジタル映像信号R(3,3)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。次に、スイッチング回路26eは、スイッチ26dを接点cに切り替えて参照符号213aで示すデジタル映像信号B(2,2)と参照符号213bで示すデジタル映像信号G(3,2)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。
次の読み出しタイミングでは、スイッチング回路26eは、スイッチ26dの切り替えを行わずに参照符号213bで示すデジタル映像信号G(3,2)と参照符号213cで示すデジタル映像信号B(4,2)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。次に、スイッチング回路26eは、スイッチ26dを接点dに切り替えて参照符号214aで示すデジタル映像信号R(3,1)と参照符号214bで示すデジタル映像信号G(4,1)の2画素分のデジタル映像信号を読み出す。
以後スイッチング回路26eは、デジタル映像信号がジグザグ状に走査されるようにスイッチ23cの切り替えを行うことにより、デジタル映像信号が図12の順序で読み出されて順次輝度信号に変換される。なお、輝度信号生成回路以後の、BPF24と、累積加算回路25の動作は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
以上説明したように、第2の実施形態では、ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号が生成されるようにデジタル映像信号の並べ替えを行うことで、第1の実施形態と同様の効果を達成することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、ジグザグ状の走査の際のジグザグの形状を変更できるようにしたものである。なお、以下に説明する例は、第1の実施形態を例としているが、第3の実施形態の手法を第2の実施形態に適用することもできる。
まず、第3の実施形態では輝度信号の垂直方向の読み出し幅(V幅と称する)を変更することができる。例えば、V幅を2とした場合には、ジグザグの形状を図14(a)に示す形状とすることができる。また、V幅を3とした場合にはジグザグの形状を図14(b)に示すような形状とすることができ、V幅を4とした場合にはジグザグの形状を図14(c)に示すような形状とすることができる。
また、第3の実施形態ではジグザグの勾配、即ち水平方向の読み出し幅(H幅と称する)と垂直方向読み出し幅(V幅)との比(V/H)を変更することもできる。例えば、V/Hを1とした場合には、ジグザグの形状を図15(a)に示すような形状とすることができる。また、V/Hを3/4とした場合にはジグザグの形状を図15(b)に示すような形状とすることができ、V幅を4/3とした場合にはジグザグの形状を図15(c)に示すような形状とすることができる。
図16は、図14や図15で示したようなジグザグの形状の変更を行うためのAF部1bの構成の一例である。なお、図16においては、ラインメモリ21、輝度信号生成回路22、累積加算回路25の図示を省略している。
図16において、図6と異なる点は、輝度信号並び替え回路23内のラインメモリの数が異なる点と、走査決定部23eが設けられている点である。
図16のラインメモリは、ラインメモリ33aが1ライン遅延用のラインメモリであり、ラインメモリ33bが2ライン遅延用のラインメモリであり、ラインメモリ33cが3ライン遅延用のラインメモリであり、ラインメモリ33dが4ライン遅延用のラインメモリである。このような4つのラインメモリを用いることにより、V幅を2〜5の間で変化させることができる。例えば、V幅を2にする場合には、ラインメモリ33aのみを使用し、V幅を4にする場合にはラインメモリ33a、ラインメモリ33b、ラインメモリ33cの3つのラインメモリを使用する。また、H幅はラインメモリ内の輝度信号の読み出し位置を変更することにより変更することができる。
また、垂直方向幅変更手段及び勾配変更手段としての走査決定部23eは、撮影時のシーンモードに応じてスイッチング回路23dの制御を行う。即ち、走査決定部23eには、図14や図15で示したようなジグザグの形状が予め記憶されており、撮影時のシーンモードに応じてスイッチング回路23dによるスイッチ23cの切り替えを制御する。
ここで、撮影時のシーンモードは、例えばユーザによるシーンモード選択キー13aの操作によって設定される。なお、シーンモード選択キー13aは、図1の操作キー13に含まれているものである。
例えば、山や海などは、水平方向のコントラスト成分が少ない傾向がある。そこで、風景を撮影するモードにおいては、ジグザグのV幅や勾配を大きくするようにして垂直方向のコントラスト成分を多く取得できるようにする。逆に、建造物などは垂直方向のコントラスト成分よりも水平方向のコントラスト成分のほうが多い傾向がある。そこで、建造物などを撮影するモードにおいては、ジグザグのV幅や勾配を小さくするようにして、水平方向のコントラスト成分を多く取得できるようにする。
以下、図16の具体的な動作について説明する。例えば図15(b)のような読み出しを行う場合には、まず走査決定部23eは、スイッチ23cを接点aに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(1,3)を読み出す。次に走査決定部23eは、スイッチ23cを接点bに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(2,2)と輝度信号Y(3,2)を読み出す。次に走査決定部23eは、スイッチ23cを接点cに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(4,1)を読み出す。次に走査決定部23eは、スイッチ23cを接点bに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(5,2)と輝度信号Y(6,2)を読み出す。次に走査決定部23eは、スイッチ23cを接点aに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(7,3)を読み出す。次に走査決定部23eは、スイッチ23cを接点bに切り替えるようにスイッチング回路23dに指示を送る。これにより、輝度信号Y(8,2)と輝度信号Y(9,2)を読み出す。以下、同様のスイッチ切り替えを行うことにより、図15(b)のような読み出しが行われる。
ここで、図16では1つの輝度信号並べ替え回路内に複数のラインメモリを設けて、V幅に応じて所定数のラインメモリを使用するようにしているが、図17に示すように、シーンモードに応じた複数のV幅で輝度信号の走査を行うことができるように、複数の輝度信号並べ替え回路43a〜43cを設けるようにしても良い。この場合には、BPFを輝度信号並べ替え回路のV幅に応じて設けるようにすることもできる。図17の例では、V幅が大きい輝度信号並べ替え回路43aに低域遮断周波数が低いBPF44aを接続し、V幅が中程度の輝度信号並べ替え回路43bに低域遮断周波数が中程度のBPF44bを接続し、V幅が小さい輝度信号並べ替え回路43bには低域遮断周波数が低いBPF44cを接続している。これらBPF44a〜44cにはそれぞれ別の累積加算回路45a〜45cに接続されている。
図17に示す構成では、A/D変換回路7から出力されたデジタル映像信号が輝度信号並べ替え回路43a〜43cにそれぞれ入力される。輝度信号並べ替え回路43a〜43cはそれぞれ異なるV幅で輝度信号の走査を行って、その結果を、後段のBPFに出力する。BPF44a〜44cでは個別に設定されている低域遮断周波数以下の成分の輝度信号を除去することにより、コントラスト値を取得する。
ここで、V幅が大きい場合には低周波成分から高周波成分までの幅広い輝度信号をBPFに出力することができるので、BPF44aの低域遮断周波数を低くして幅広いコントラスト値を取得できるようにしている。これに対し、V幅が小さい場合には、V幅が大きい場合よりも高周波成分を取り出しやすくなるので、BPF44cの低域遮断周波数を高くしている。このような構成により、より撮影時のシーンモードに適したコントラスト値の抽出を行うことができる。
それぞれのBPFで得られたコントラスト値は、累積加算回路45a〜45cに入力される。累積加算回路45a〜45cは入力されたコントラスト値を累積加算してAF評価値を演算する。累積加算回路45a〜45cの出力は、シーンモードなどに応じて選択的にCPU1に出力される。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、撮影時のシーンモードに応じてジグザグの形状を変更することができ、撮影時の被写体の特性に合ったAFを行うことができる。
なお、V幅やジグザグの形状は図14や図15で示したものに限るものではないことは言うまでもないことである。例えば、V幅を増加させる場合には、それに応じてラインメモリを増加させれば良い。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明の第1の実施形態に係る自動焦点調節装置を搭載したデジタルカメラの構成について示す図である。 AF処理の全体的な流れについて示すフローチャートである。 山登りサーボ方式のAFについて説明するための図である。 AF評価値取得の流れについて示すフローチャートである。 コントラスト値を抽出するまでの流れについて説明するための図である。 第1の実施形態におけるAF評価値を求めるためのAF部の構成について示す図である。 デジタル映像信号から輝度信号への変換について説明するための図である。 デジタル映像信号から輝度信号への変換について説明するためのタイミングチャートでる。 輝度信号のジグザグ状の走査について説明するための図である。 第1の実施形態におけるスイッチング回路の動作について説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施形態におけるAF評価値を求めるためのAF部の構成について示す図である。 デジタル映像信号のジグザグ状の走査について説明するための図である。 第2の実施形態におけるスイッチング回路の動作について説明するためのタイミングチャートである。 第3の実施形態におけるV幅の変更の例について示した図である。 第3の実施形態における勾配の変更の例について示した図である。 第3の実施形態におけるAF部の構成について示す図である。 第3の実施形態におけるAF部の構成の変形例について示す図である。
符号の説明
1…CPU、1a…自動露光検出部(AE部)、1b…自動焦点検出部(AF)部、1c…ROM、1d…RAM、2…シャッタ、3…シャッタ駆動回路、4…レンズ群、5…ズーム・フォーカス駆動回路、6…撮像素子、7…A/D変換回路、8…画像処理部、9…メモリカード、10…画像メモリ、11…表示部、12…インターフェイス(I/F)、13…操作キー、13a…シーンモード選択キー、14…ストロボ回路、15…電源回路、21…ラインメモリ、22…輝度信号生成回路、23…輝度信号並べ替え回路、24…バンドパスフィルタ(BPF)、25…累積加算回路、26…デジタル映像信号並べ替え回路

Claims (11)

  1. 被写体を撮像して映像信号を得る撮像手段と、
    前記撮像手段で得られた映像信号をデジタル映像信号に変換するA/D変換手段と、
    前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号からジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号を生成し、この生成された輝度信号よりコントラスト値を取得するコントラスト取得手段と、
    前記コントラス取得手段で取得されたコントラスト値を累積加算してコントラスト評価値を演算する累積加算手段と、
    前記累積加算手段で演算されたコントラスト評価値が最大となる位置にフォーカスレンズを駆動するフォーカスレンズ駆動手段と、
    を具備することを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. 前記コントラスト取得手段は、
    前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号から輝度信号を生成する輝度信号生成手段と、
    前記輝度信号生成手段で生成された輝度信号を遅延させる少なくとも1つの遅延手段と、
    前記遅延手段で遅延された輝度信号と前記輝度信号生成手段で生成された輝度信号とから、輝度信号をジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように並べ替える輝度信号並べ替え手段と、
    前記輝度信号並べ替え手段でジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように並べ替えられた輝度信号を走査してコントラスト値を抽出するコントラスト抽出手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動焦点調節装置。
  3. 前記輝度信号並べ替え手段は、前記遅延手段で遅延された輝度信号と前記輝度信号生成手段で生成された輝度信号とを選択的に前記コントラスト抽出手段に出力するスイッチング手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の自動焦点調節装置。
  4. 前記コントラスト取得手段は、
    前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号を遅延させる少なくとも2つの遅延手段と、
    前記遅延手段で遅延された少なくとも2つのデジタル映像信号と前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号とを、ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号が得られるように並べ替えるデジタル映像信号並べ替え手段と、
    前記デジタル映像信号並べ替え手段で並べ替えられたデジタル映像信号を走査してジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査された輝度信号を抽出する輝度信号抽出手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動焦点調節装置。
  5. 前記デジタル映像信号並べ替え手段は、前記遅延手段で遅延されたデジタル映像信号と前記A/D変換手段で得られたデジタル映像信号とを選択的に前記輝度信号抽出手段に出力するスイッチング手段を含むことを特徴とする請求項4に記載の自動焦点調節装置。
  6. 前記ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むような走査は、垂直方向に所定の幅を持たせて前記輝度信号又は前記デジタル映像信号を斜め方向に走査することであり、
    前記垂直方向の所定の幅を変更するための垂直方向幅変更手段を更に具備することを特徴とする請求項2又は4に記載の自動焦点調節装置。
  7. 前記ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むような走査は、垂直方向に所定の幅を持たせて前記輝度信号又は前記デジタル映像信号を斜め方向に走査することであり、
    前記ジグザグ状の走査における勾配を変更するための勾配変更手段を更に具備することを特徴とする請求項2又は4に記載の自動焦点調節装置。
  8. 前記垂直方向の幅又は前記勾配は、撮影時のシーンモードに応じて変更されることを特徴とする請求項6又は7に記載の自動焦点調節装置。
  9. 前記コントラスト抽出手段にはハイパスフィルタが含まれており、
    前記ハイパスフィルタの低域遮断周波数は、前記垂直方向の幅又は前記勾配に応じて変更されることを特徴とする請求項6又は7に記載の自動焦点調節装置。
  10. 前記コントラスト評価値を検出する検出領域を表示する表示手段を更に具備し、
    前記焦点検出領域の上端と下端は、ジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むような走査における極点となる画素位置とそれぞれ一致することを特徴とする請求項1に記載の自動焦点調節装置。
  11. 被写体を撮像して映像信号を取得し、
    前記取得された映像信号をデジタル映像信号に変換し、
    前記変換されたデジタル映像信号から輝度信号を生成し、
    前記生成された輝度信号をジグザグ状に走査した部分を少なくとも含むように走査してコントラスト値を取得し、
    前記取得されたコントラスト値を累積加算してコントラスト評価値を演算し、
    前記演算されたコントラスト評価値が最大となる位置にフォーカスレンズを駆動する、
    ことを特徴とする焦点調節方法。
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