JP2006288736A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技球ステージSにおける遊技球の挙動の意外性を高めて、周囲の派手な演出に負けない注目性を付与し、遊技球の挙動の面白さを増して遊技の臨場感と興趣性を高めることができる遊技機1を提供する。
【解決手段】 遊技球ステージSに切れ目K1を形成し、切れ目K1の下方空間に連絡人形41を配置する。連絡人形41は、立体造形物41aの上部に連絡板41bを接続しており、軸41jを中心にして一定周期、一定振幅で揺動する。連絡板41bが切れ目K1を塞いでいるときに進入した遊技球は、遊技球ステージS上をスタートチャッカー16へ向かって案内されるが、連絡板41bが切れ目K1を開放しているときに進入した遊技球は、切れ目K1から転落してスタートチャッカー16へ入球することができない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関し、詳しくは遊技領域に配置した遊技球ステージ等を改良して遊技の魅力を高めた遊技機に関する。
パチンコ、パチンコ機等と呼ばれる遊技機では、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技領域に打ち出された後、遊技領域の盤面に打たれた障害釘や風車等に導かれつつ遊技領域を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入する。
他の遊技機に無い、この遊技機特有の魅力は、各種入賞口への入球を発射ハンドルの操作によって制御できるという操作感、達成感、また、遊技領域を移動し、流れ落ちる遊技球の挙動の面白さ、遊技球による臨場感である。
このような遊技機の多くの機種では、遊技領域の一般入賞口に入球した際に所定数の遊技球が払い出され、また、スタートチャッカーと称される特別入賞口に入球した際には、別の所定数の遊技球が払い出されるとともに、入球に基づいて抽選が行われ、この抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた大型の液晶画面(図柄表示装置)上で所定の演出表示が行われる。そして、この演出表示が所定の結果に帰着するような場合には、いわゆる大当たりとなって、遊技領域に設けたアタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、この大入賞口への入球に対して遊技球がそれぞれ払い出されることにより、遊技機から遊技者へ大量の遊技球が払い出されることになる。
従って、スタートチャッカーへの入球は、遊技者の少なからぬ関心時であって、遊技者の多くは、遊技領域を流下する遊技球を観察しつつスタートチャッカーへの入球確率が増すように発射ハンドルを操作することになる。そして、このような遊技機の遊技領域には、遊技球の挙動の面白さを増して遊技の臨場感を高めるとともに、遊技者の関心に応えるべく、スタートチャッカーへの入球プロセスを魅力的に演出する種々の仕掛けが設けられている。
特許文献1に示される遊技機は、図柄表示装置を囲むユニット役物(センター飾り)の枠体の厚みを利用して遊技球ステージを設けており、遊技機の遊技領域を流下する遊技球の一部がユニット役物の外側面に形成されたワープ導入口を通じて遊技球ステージへ案内される。また、遊技球ステージの傾斜面が最も低くなった位置に球導入口が設けられ、遊技球ステージを転がり移動する遊技球の一部が球導入口へ入球し、トンネル状経路を経て、スタートチャッカーの直上に位置する玉放出口から排出される。
特開2004−180962号公報
特許文献1に示されるような遊技機では、遊技球ステージを転がり移動して球導入口へ入った遊技球は、トンネル状経路を通じて高い確率でスタートチャッカーへ入球するので、遊技者は、発射ハンドルを操作して遊技球をワープ導入口へ誘導する操作や、遊技球ステージを転がり移動する遊技球の挙動を楽しむことができる。
しかし、特許文献1に示されるような遊技機では、遊技球ステージの構造が単純で、傾斜も緩いため、遊技球の移動が緩慢で意外性に欠けたものとなってしまい、遊技球ステージ上の遊技球の挙動はそれほど魅力的なものとは言えなかった。
特に、遊技球ステージの背後に派手な動画表示を行う液晶画面(図柄表示装置)が配置され、液晶画面を囲む枠体にも動く立体造形物や変化する電飾が配置されるようになると、遊技球ステージ上の遊技球の地味な挙動は、相対的に魅力を喪失してしまい、逆に、遊技者の興奮を醒めさせて遊技全体の魅力を減らす可能性すらある。
本発明は、遊技球ステージ等における遊技球の挙動の意外性を高めて、周囲の派手な演出に負けない注目性を付与し、遊技全体の興趣性を高めることができる遊技機を提供することを目的としている。
請求項1の遊技機は(例えば図1ないし図8参照)、遊技球を転動させる転動部(S1、S2)と遊技球を落下させる開口部(K1)とを有する遊技球ステージ(S)と、前記遊技球ステージ(S)に対して移動可能に配置され、前記開口部(K1)を連絡することにより、上流側の前記転動部(S1)から下流側の前記転動部(S2)に遊技球を受け渡す連絡部材(41)と、所定の条件を契機として前記連絡部材(41)を駆動する駆動手段(50、57、130)と、を備えたものである。
請求項2の遊技機は(例えば図1ないし図8参照)、請求項1記載の遊技機(1)における前記遊技球ステージ(S)が、演出用の画像表示領域(6)を囲むユニット役物(12)の一部をなして、当該ユニット役物(12)の枠部分に配置され、前記連絡部材(41)は、遊技球を転動させる転動面(41b)が形成された立体造形物(41a)として、前記遊技球ステージ(S)の下方に配置されているものである。
請求項3の遊技機は(例えば図1ないし図8参照)、請求項1または2記載の遊技機(1)において、前記駆動手段(50、57、130)は、前記連絡部材(41)の動作の態様を可変に設定し、所定の条件に合致した場合に、合致しない場合とは異なる態様で前記連絡部材(41)を動作させるものである。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1の遊技機では、上流側の転動部を転動する遊技球のうち、遊技球の進入タイミングと連絡部材の移動位置とが合致した一部の遊技球だけが連絡部材から下流側の転動部へと乗り移って開口部を乗り越えるが、残りの遊技球は開口部から転落して下流側の転動部へ乗り移ることができない。従って、単調に傾斜した開口部の無い連続した遊技球ステージを遊技球が転動する場合に比較して、連絡部材の動作がからむ分、移動速度が遅くても遊技球の挙動が複雑で予測困難なものとなる。しかし、目に見える移動であるから全く予測不可能という訳ではなく、ある程度は期待に応えつつも意外性のある挙動を演出して、遊技者の興味と注意を惹きつけることができる。
また、連絡部材それ自体の動きによって遊技者の注意を転動面へ引き寄せることができるので、図柄表示装置等への過度の精神集中を分散させて、遊技の疲労感や倦怠感を軽減でき、過度の精神集中を伴った場合に比較して、長時間の遊技を楽しむことができる。
請求項2の遊技機では、演出用の画像表示領域を囲むユニット役物に遊技球ステージが配置され、遊技者は、画像表示領域の演出図柄を視野に収めつつ、遊技球ステージを転動する遊技球の挙動を観察できる。ユニット役物の枠部分に形成されて開口部で寸断された遊技球ステージを遊技球が転動し、連絡部材の移動に伴って開口部に転動面が位置していれば開口部を乗り越えて遊技球ステージを転動し続けられが、開口部に転動面が位置していなければ開口部へ転落する。そして、連絡部材が象徴的図像(いわゆるキャラクタ)等の外観を有する立体造形物であるから、連絡部材はもはや単なる機械部品ではなく、遊技盤面の装飾の一部であり、それも動く装飾部材であり、さらに遊技球の挙動にもからむので、遊技の進行とともに遊技盤の印象や思い込みと強く結びつく。従って、遊技盤の個性を際立たせて他の機種との区別を容易にし、遊技者の嗜好性にもより強く応えることができる。
請求項3の遊技機では、駆動手段は、遊技機の状態、すなわち、遊技球の位置、図柄演出の選択状態、大当たり抽選の抽選結果などに応じて、連絡部材の動きの態様、すなわち、停止と作動、揺動と回転の切り替え、速度、速度変化パターン、周期、振幅等を変更する。従って、これらの状態に遭遇した遊技者の精神状態に合致した動きの態様を連絡部材に演出させることにより、遊技機と遊技者の一体感が増し、遊技の楽しみを増大することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面を参照して説明する。図1は本実施形態のパチンコ機の構成を示す正面図、図2はパチンコ機の制御系を示すブロック図である。本実施形態のパチンコ機は、大画面の液晶素子を組み込んだセンター飾りが遊技領域の中央に配置され、液晶素子を囲む枠体の下枠部分に遊技球ステージが形成されている。
<パチンコ機の説明>
パチンコ機1は、図1の右下の発射ハンドル9を操作して内蔵の発射装置を作動させることにより、遊技球を遊技盤7に打ち出しつつ遊技を行う遊技機である。そして、いわゆる確率変動等の大当たりが発生すると、アタッカー(大入賞口)17を開放し、アタッカー17に入球した遊技球に対応して大量の遊技球を払い出すように構成されている。なお、確率変動(確変当たり)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
図1に示すように、パチンコ機1は、枠体状の筐体2の前面に、各種機構とその制御回路を格納した本体部分の前扉3を、ヒンジ26a、26bにより開閉可能に取り付けて構成される。前扉3の中央部分には透明ガラス5が配置され、透明ガラス5の奥側には遊技盤7が配置されている。前扉3における遊技盤7の上部左右には演出用照明装置23が配置され、前扉3における左下部には、スピーカ(図示せず)を有する放音装置8が配置されている。また、前扉3の右辺中央には、前扉3を筐体2側に施錠又は解放するための施錠装置4が配置されている。
筐体2の下部には遊技球を貯留可能な下皿15が設けられ、下皿15の上方には前扉3に一体化させた上皿13が設けられる。下皿15の右側位置には、筐体2に内蔵された球発射装置を操作して遊技球を遊技盤7の遊技領域7aに向けて打ち出させる発射ハンドル9が設けられ、下皿15の左側位置には、灰皿24が配置されている。下皿15の球収容部15aに貯留した遊技球は、球排出レバー20をスライドさせることにより、球排出口21から下方へ取り出すことができる。
上皿13の左上には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口18が配置され、上皿13の右上の壁面には、球貸ボタン14a及びプリペイドカード返却ボタン14bが配置されている。上皿13の球収容部13aに貯留した遊技球は、不図示の排出ボタンを操作することにより、球放出口19を通じて下皿15へ流れ落ちる。また、上皿13の球収容部13aを溢れた遊技球も球放出口19を通じて下皿15へ流れ落ちる。
ところで、透明ガラス5をとおして視認可能な遊技盤7の中央部分が遊技領域7aである。遊技領域7aの上部中央を占めてセンター飾り12が遊技盤7に取り付けられ、センター飾り12の下部にスタートチャッカー16が取り付けられている。センター飾り12は、大画面の液晶装置である図柄表示装置6を開口11に取り付けた枠体構造のユニット役物であって、その下枠部分に後述する遊技球ステージSが形成されている。図柄表示装置6は、動画や静止画を用いてリーチ、大当たり等をそれぞれ演出する図柄表示を行う。
センター飾り12の左(右)には、遊技球ステージSへ遊技球を導入するワープ進入口32a(32b)が設けられ、ワープ進入口32a(32b)への入球を制限する障害釘28がワープ進入口32a(32b)に近接して配置されている。
遊技球がワープ進入口32a(32b)から遊技球ステージSへ進入して、遊技球ステージSを最後まで転がり移動できれば、その先は、スタートチャッカー16の直上に位置しているため、別名100パーコース、スタートチャッカー16へ遊技球が入球する確立が極めて高くなっている。ただし、スタートチャッカー16の上方に配置された障害釘70は、若干の遊技球を弾いてスタートチャッカー16への100%の入球を阻止している。
一方、センター飾り12を迂回する遊技球の通り道には、遊技球の運動を変化させる風車44、通常の払い出しに関する複数の入賞口29、30、スタートチャッカー16の開閉抽選に関するスルーゲート61a、61b、遊技球の移動を多様に変化させる多数の障害釘54等がそれぞれ遊技盤7に取り付けられている。そして、遊技領域7aの下方には、入賞しなかった遊技球が流れ込んで遊技盤7から排除されるアウト口22が開口している。
パチンコ機1の制御系は、図2に示すように、主基板130およびサブ基板131を含む。主基板130は、演算素子、演算メモリ、読み出し専用メモリ等を搭載したマイコン制御回路であって、所定の処理プログラムに従って、図1に示すセンター飾り12、スタートチャッカー16、入賞口29、30、スルーゲート61a、61b等に対応して配置された各種センサからの入力を参照し、必要な演算と制御を実行してパチンコ機1を制御する。
処理プログラムによって仮想的に実現される入賞判定手段132は、スタートチャッカー16に入球した遊技球を検知してスタートチャッカー16への入賞と判定する。入賞信号出力手段133は、スタートチャッカー16への入賞が判定されると、入賞信号を出力する。第1抽選手段138aは、入賞信号に応答して乱数を取得し、所定確率の抽選を行う。第2抽選手段138bは、第1抽選手段による抽選結果に基づいて乱数を取得し、1個の抽選結果に対応する複数の演出パターンの選択肢から1つを選択する。選択された選択肢がサブ基板131に指令される。
一方、サブ基板131もまた、独立した演算素子、演算メモリ、読み出し専用メモリ等を搭載したマイコン制御回路であるが、こちらは主基板130で決定された結果に従って予め準備された所定の演出パターンを具体的に実行する。演出制御手段159は、メイン基板130で決定された演出パターンの選択肢に応じた演出パターンのプログラムを呼び出す。表示制御手段134は、選択されたプログラムに従って、図1に示す放音装置8、演出用照明装置23、図柄表示装置6、センター飾り12等を制御する。
メイン基板130の遊技制御手段136は、図1に示すスタートチャッカー16、入賞口29、30、アタッカー17に対する入球ごとに、それぞれ所定個数の遊技球を球供給口18を通じて上皿13へ払い出す。また、図柄表示装置6の図柄表示の帰着が大当たりのパターンに該当している場合には、アタッカー17を開いて大当たりを実行させる指令を出力する。
保留手段137は、図柄表示装置6による所定の画像表示期間等に関して、所定回数までの抽選結果を保留して、抽選結果の実行と演出のタイミングを調整する。作動制御手段141は、遊技制御手段136の指令を受けて所定パターンでアタッカー開閉ソレノイド140を作動させ、アタッカー17を間歇的に開いて、アタッカー17への入球を可能にする。
また、主基板130は、説明した以外にも、遊技球がスルーゲート61a、61bを通過するごとに抽選を行って、当選の場合にはスタートチャッカー開閉ソレノイド139を作動させて、スタートチャッカー16への入球を容易にする等、処理プログラムに従って各種の演算と制御を実行している。
本実施形態のパチンコ機1では、パチンコ機1に対面着座した遊技者が発射ハンドル9を握り、適宜の角度に回動操作すると、不図示の発射装置の作動によって遊技球が所定の間隔でガイドレール10に沿って遊技領域7aへ連続的に発射される。そして、遊技領域7aに打ち出された遊技球が、遊技球ステージSを経由(或いは直接的に)してスタートチャッカー16に入球すると、入賞判定手段132が入賞と判定し、入賞信号出力手段133が入賞信号を出力する。
そして、入賞信号を契機に第1抽選手段138aが抽選を行い、その抽選結果に基づいて第2抽選手段138bが別の抽選を行って、抽選結果ごとに予め準備した演出パターンの選択肢から1つを選択する。そして、大当たりやリーチの演出パターンが選択された場合、サブ基板131によって図柄表示装置6が図柄の変動演出が開始され、センター飾り12に配置された立体造形物の動作、放音装置8、演出用照明装置23等による効果演出も開始される。そして、図柄の変動が特定パターンで停止するような抽選結果であれば、大当たりや確率変動大当たり(詳細な説明は省略)と言った、遊技者の期待通りの結果がもたらされる。
<第1実施形態>
図3はセンター飾りの構成の説明図、図4は連絡人形の駆動機構を説明する水平断面図、図5は連絡人形の制御のフローチャート、図6は連絡人形の動作の説明図、図7は連絡人形の別の揺動パターンの説明図である。第1実施形態では、連絡部材の一形態である連絡人形40が一定周期で揺動して、遊技球を入賞確率の高い経路と低い経路とに振り分ける。
図3に示すように、センター飾り12の枠体構造が形成する開口11には、静止画や動画を表示して所定の演出を行う図柄表示装置6が配置されている。センター飾り12の上枠部分の中央、図柄表示装置9の上方には、アニメーション作品の登場人物の立体造形物(レリーフ)31が形成されており、その手部分31bは、腕部分31aに対して回動可能に構成され、図示しない背後の駆動機構によって回動されて、スティック31cを振り回すようになっている。
センター飾り12の左枠部分には照明装置33a、右枠部分には照明装置33bがそれぞれ取り付けられている。照明装置33a、33bは、多数のブロックを重ねて構成され、そのブロックごとに光源を備えて発光を制御可能であって、上昇する発光パターンや下降する発光パターン、ランダムに点滅する発光パターン等を全体として演出可能である。
センター飾り12の下枠部分には、遊技球が転がり移動する遊技球ステージSが形成され、遊技球ステージSは、切れ目K1、K2、K3、K4によって寸断されている。そして、切れ目K1の下方には連絡人形41、切れ目K2の下方には連絡人形42、切れ目K3の下方には連絡人形44、切れ目K4の下方空間には連絡人形43がそれぞれ配置されている。連絡人形41、42、43、44は、立体造形物31と同じアニメーション作品の登場人物の立体造形物(レリーフ)41a、42a、43a、44aの上部に連絡板41b、42b、43b、44bを一体に固定している。連絡板41b、42b、43b、44bは、切れ目K1、K2、K4、K3にそれぞれ適合して揺動可能な寸法に設計されている。
そして、連絡人形41、42、43、44は、それぞれ軸41j、42j、43j、44jを中心にして揺動可能であり、図4に示す駆動機構50によって連動され、駆動されることにより、一定周期で左右に揺動して、遊技球をステージSの方向と下方とへ振り分ける。
遊技球の進入タイミングで、連絡板41b、42b、43b、44bが切れ目K1、K2、K4、K3をそれぞれ塞いでいれば、遊技球は、ステージSに沿って転がり移動してスタートチャッカー16の直上に放出される。しかし、遊技球の進入タイミングで連絡板41b、42b、43b、44bが切れ目K1、K2、K4、K3を開放していれば、遊技球は、ステージSから振り落とされてスタートチャッカー16へ入球することは極めて困難になる。
すなわち、連絡人形41は、切れ目K1を挟んでステージ片S1からステージ片S2へ遊技球を受け渡し可能である。連絡人形42は、切れ目K2を挟んでステージ片S2からステージ片S3へ遊技球を受け渡し可能である。連絡人形43は、切れ目K4を挟んでステージ片S5からステージ片S6へ遊技球を受け渡し可能である。連絡人形44は、切れ目K3を挟んでステージ片S4からステージ片S5へ遊技球を受け渡し可能である。
スタートチャッカー16は、立体造形物31、41a、42a、43a、44aと同じアニメーション作品に登場する財布の外観に形成されており、主基板130(図2)からの指令に従って開口面積(入球率)を変化させる図示しない機構を内蔵している。
図4に示すように、連絡人形41、42、43、44は、それぞれ歯車41g、42g、43g、44gを固定した軸41j、42j、43j、44jに固定されて、それぞれ軸41j、42j、43j、44jを中心にして揺動可能である。歯車41g、42gは入力歯車53を介して、歯車43g、44gは空転歯車56を介して、歯車42g、43gは空転歯車55を介してそれぞれ連動しているので、連絡人形41、42、43、44は、同一振幅、同一方向、同一角速度で揺動する。
駆動機構50のモータ51は、ウォーム歯車52を回転して入力歯車53に減速された回転を伝達する。入力歯車53は、連動する歯車41g、42g、43g、44gを駆動して回転させる。入力歯車53には、連絡人形41、42、43、44の正立状態に対応させた検知孔53aが形成され、透過センサ58は、検知孔53aを検知可能に配置されている。
モータ制御回路57は、透過センサ58の出力に基づいてモータ51を正逆回転させることにより、連絡人形41、42、43、44を所定の振幅と角速度で揺動させる。すなわち、モータ制御回路57は、透過センサ58が検知孔53aを検知してから所定時間モータ51を回転して反転する動作を繰り返すことにより、所定の振幅で連絡人形41、42、43、44を揺動させる。モータ制御回路57は、主基板130の指令に従って、モータ51の回転数を2段階に切り替え、回転数に応じて所定時間を調整することにより、連絡人形41、42、43、44を所定の振幅で2種類の周期を設定可能である。
図5に示すように、主基板130(図2)は、リーチまたは大当たりの演出を行う際(S11でYES)には、モータ51の回転速度を増して短い周期で連絡人形41、42、43、44を揺動させる(S13)。しかし、それ以外(S11でNO)では、モータ51の回転速度を落として長い周期で連絡人形41、42、43、44を揺動させる(S12)。
図6に示すように、センター連絡人形43、44は、同一方向へ揺動し、連絡板43b、44bが切れ目K4、K3を塞いでいる位相状態で遊技球が進入すると、ステージ片S4からステージ片S5、S6へと順に遊技球を受け渡して、スタートチャッカー16への入球確率の高い中央経路46へ遊技球を案内する。しかし、連絡板43b、44bが切れ目K4、K3を開放している位相状態で遊技球が進入したり、転がり移動の速度が遅すぎて途中で切れ目K4、K3が開放したりすると、切れ目K3、K4から遊技球が落下して、スタートチャッカー16への入球を阻止される。
なお、第1実施形態では、図4に示す歯車43j、44jの間に空転歯車56を配置して、連絡人形43、44を同じ方向へ揺動させる構成としたが、図7に示すように反対方向へ揺動させても、図6に示す第1実施形態と同様に遊技球を無作為分別できる。
以上のように説明した第1実施形態のセンター飾り12によれば、センター飾り12に遊技球ステージSを配置したので、遊技者は、遊技球ステージSを転がり移動する遊技球の挙動を楽しむことができる。そして、切れ目K1で寸断された遊技球ステージSのステージ片S1を転がり移動する遊技球のうち、遊技球の進入タイミングと連絡人形41(連絡板41b)の位相位置とが合致した一部の遊技球だけが連絡板41bからステージ片S2へと乗り移って切れ目K1を乗り越えるが、残りの遊技球は切れ目K1から転落してステージ片S2へ乗り移ることができない。従って、単調に連続したステージを遊技球が転がり移動する場合に比較して、連絡人形41の動作がからむ分、移動速度が遅くても遊技球の挙動が複雑で予測困難なものとなる。しかし、同一振幅、同一速度の揺動であるから全く予測不可能という訳ではなく、ある程度は期待に応えつつも意外性のある挙動を演出して、遊技者の興味と注意を惹きつけることができる。
また、連絡人形41自体の動きによって遊技者の注意をステージSへ引き寄せることができるので、図柄表示装置6への過度の精神集中を分散させて、遊技の疲労感や倦怠感を軽減でき、過度の精神集中を伴った場合に比較して、長時間の遊技を楽しむことができる。
また、図柄表示装置6を囲む枠体構造は、遊技球ステージSとその空間を、連絡人形41、42、43、44からスタートチャッカー16を含めて、センター飾り12として一体に形成したから、ステージ片S1、S2、S3、S4、S5、S6と、連絡板41b、42b、43b、44bとの取り付け精度、位置決め精度を、センター飾り12の部品レベルで追い込んで、再現性、信頼性、歩留まり高く高精度に提供できる。ステージ片S3、S6とスタートチャッカー16についても同様に高品質、高精度、低コストとなる。
また、連絡人形41が象徴的図像(いわゆるキャラクタ)の立体造形物41aに形成されているから、連絡人形41はもはや単なる機械部品ではなく、遊技盤7の装飾の一部であり、それも動く装飾部材であり、さらに遊技球の挙動にもからむので、遊技の進行とともに遊技盤7の印象や思い込みと強く結びつく。従って、遊技盤7の個性を際立たせて他の機種との区別を容易にし、遊技者の嗜好性にもより強く応えることができる。
また、連絡人形41は、立体造形物31やスタートチャッカー16と相乗してアニメーション作品を通じた共通認識を想起させるから、アニメーション作品に思い出を持つ遊技者の嗜好性に強く訴えて、遊技開始前から良い先入観を獲得でき、たとえ遊戯結果が期待どおりでなくても悪印象を持たれないで済む。
また、駆動機構50は、主基板130の指令に応じて連絡人形41の周期を変更し、主基板130は、遊技者の遊技意欲が盛り上がるリーチや大当たりの演出時に、連絡人形41の周期を通常よりも短くして、遊技者を鼓舞してさらに感情を煽り立てるから、リーチや大当たりに遭遇した遊技者の精神状態に合致して、遊技機と遊技者の一体感が増し、遊技の楽しみを増大することができる。
<第2実施形態>
図8は第2実施形態のセンター飾りの部分的な説明図である。第2実施形態では、切れ目の一形態であるワープ導入口K6の下方空間に連絡部材の一形態である連絡人形61が配置され、連絡人形61は、回転して、センター飾り12Bの内外へ遊技球を振り分ける。
図8に示すように、図1のセンター飾り12を置き換えて配置されるセンター飾り12Bは、中央の開口部11に図柄表示装置6を配置している。センター飾り12Bは、左肩部分の側面片M1と側面片M2との間にワープ導入口K6が形成され、ワープ導入口K6の下方空間に連絡人形61が配置されている。ワープ導入口K6の上方には、ワープ導入口K6への直接入球を妨げる障害釘54が配置され、連絡人形61の下方には、センター飾り12Bの図示しないステージへ遊技球を導くトンネル経路M3が形成されている。このステージもまた、図1のステージSと同様に、スタートチャッカーへの入球確率が高い経路に設計され、遊技者は、ステージ上を転がり移動する遊技球を観察可能である。
連絡人形61は、図1の立体造形物31と同じアニメーション作品の登場人物をかたどった立体造形物61aの上部に連絡板61Bを一体に固定しており、背後の軸61cを中心にして回転可能に軸止され、不図示の駆動機構によって矢印方向へ回転する。そして、側面片M1を転がり移動する遊技球がワープ導入口K6へ進入した際に連絡板61Bがワープ導入口K6を塞いでいれば、遊技球は、連絡板61Bから側面片M2へと乗り移ってワープ導入口K6へ入球することができない。しかし、遊技球がワープ導入口K6へ進入した際に連絡板61Bがワープ導入口K6を開放していれば、遊技球は、ワープ導入口K6へ入球してトンネル経路M3へ流れ込み、不図示のステージへ放出される。
第2実施形態のセンター飾り12Bでは、単調に連続した斜面を遊技球が転がり移動する場合に比較して、連絡人形61の動作がからむ分、移動速度が遅くても遊技球の挙動が複雑で予測困難なものとなる。しかし、同一速度の回転であるから全く予測不可能という訳ではなく、ある程度は期待に応えつつも意外性のある挙動を演出して、遊技者の興味と注意を惹きつけることができる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正および変更を施した遊技機もまた、本発明の範囲に含まれる。
本実施形態のパチンコ機の構成を示す正面図である。 パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 センター飾りの構成の説明図である。 連絡人形の駆動機構を説明する水平断面図である。 連絡人形の制御のフローチャートである。 連絡人形の動作の説明図である。 連絡人形の別の揺動パターンの説明図である。 第2実施形態のセンター飾りの部分的な説明図である。
符号の説明
1 遊技機(パチンコ機)
6 画像表示領域(図柄表示装置)
7 遊技盤
7a 遊技領域
12、12B ユニット役物(センター飾り)
16 スタートチャッカー
S 遊技球ステージ
S1、S2、S3、S4 転動部(ステージ片)
K1、K2、K3、K4 開口部(切れ目)
41、42、43、44 連絡部材(連絡人形)
41a、42a、43a、44a 立体造形物
41b、42b、43b、44b 転動面(連絡板)
41j、42j、43j、44j 軸
50、57、130 駆動手段(駆動機構、モータ制御回路、主基板)

Claims (3)

  1. 遊技球を転動させる転動部と遊技球を落下させる開口部とを有する遊技球ステージと、
    前記遊技球ステージに対して移動可能に配置され、前記開口部を連絡することにより、上流側の前記転動部から下流側の前記転動部に遊技球を受け渡す連絡部材と、
    所定の条件を契機として前記連絡部材を駆動する駆動手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技球ステージは、演出用の画像表示領域を囲むユニット役物の一部をなして、当該ユニット役物の枠部分に配置され、
    前記連絡部材は、遊技球を転動させる転動面が形成された立体造形物として、前記遊技球ステージの下方に配置されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記駆動手段は、前記連絡部材の動作の態様を可変に設定し、
    所定の条件に合致した場合に、合致しない場合とは異なる態様で前記連絡部材を動作させることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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