JP2006282287A - 自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドおよび位置合せ方法 - Google Patents

自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドおよび位置合せ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 フートピン挿入時の位置合せガイドの段取りの手間を省くことができる。
【解決手段】 自走式クレーン1のブーム取り付け時の位置合せガイド20で、上部旋回体3上に設けられ、ブーム5を枢支するフートピン9を挿入するボス孔8aを有する左右一対のフートブラッケット7の上面に設けた上面に溝部11aを有するピン受け座11と、ブーム5のフート部5aの上面に設けたピン孔10aを有する左右一対の突起10と、両ピン孔10aに嵌入し、両端が両フートブラッケット7の上のピン受け座11に架け渡される所要長さの支持ピン13とを有し、ブーム5を水平に吊り下げた状態で、フート部5aをフートブラケット7の間に挿入し、フート部5aの上面の突起10のピン孔10aに嵌入した支持ピン13をピン受け座11上に載置したとき、フートピン9がフートブラケット7のボス孔8aとフート部5aのボス孔6aとを貫通するように位置を合わせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドおよび位置合せ方法に関する。
自走式クレーンには、クローラ式のクレーンやトラック式のクレーンがある。クローラ式のクレーンは、移動するとき、一般にトレーラーに搭載して移動する。しかし、クローラ式のクレーンが大きな吊り上げ荷重を有したものである場合には、トレーラーに一体的に搭載すると、道路交通上、重量制限を超過してしまうことがある。そこで、輸送重量の軽減を図るため、自走式クレーンからブームとカウンタウエイトとを取り外して別個に移動するようにしている。
図4は非特許文献1に開示された典型的なクローラ式のクレーンの側面図である。図において、aはクローラ式の自走式クレーンで、bは下部走行体、cは下部走行体bのクローラフレーム、dは上部旋回体、eはジブ(ブーム)である。fはブームeの基端のフート部で、上部旋回体d上に設けた、図示しないフートブラケットにフートピンによって着脱可能に取り付けられている。
編者 日本機械学会、書名 機械工学便覧 エンジニアリング編 C3運搬機械、版数 初版、発行所 日本機械学会、発行年月日 1991年6月1日、頁 C3−30
図5(A)、(B)はブームeのフート部fの部分拡大図で、(A)は側面図、(B)は(A)のA―A矢視図である。図において、f1はブームeのフート部fに設けたフートピンgを挿入する孔である。nはブームeのフート部fの左右の両側面に外方に突出するように固着した円環状部材で、その中心にブームeに設けた孔f1と同径の孔n1を有している。円環状部材nの外周面および孔n1の内面は機械加工によって精度よく加工される。
図6(A)、(B)はフートブラケットの部分拡大図で、(A)は側面図、(B)は(A)のA―A矢視図である。図において、oは上部旋回体d上に設けられた一対のフートブラケットである。なお、図6では一方のフートブラケットoだけを示している。o1はフートブラケットoに穿設した孔で、フートピンgを挿入する。pは両フートブラケットoの内面に内方に突出するように固着した受け座で、上面にフート部fの円環状部材nの外面部を載置して支持する円弧状溝p1を有している。円弧状溝p1の上面は機械加工によって精度よく加工される。
上部旋回体dのフートブラケットoにブームeを取り付けるときは、ブームeを他のクレーンによって水平に吊り下げてブームeのフート部fを両フートブラケットoの間に降ろし、フート部fの円環状部材nの外面部をフートブラケットoの受け座pの円弧状溝p1に載置し、両フートブラケットoの孔o1とブームeの孔f1とをフートピンgを挿入するために位置決めする。位置決めした後、孔o1と孔f1とを貫通してフートピンgを挿入する。
上記図5(A)、(B)および図6(A)、(B)に示すようにして、上部旋回体dにブームeを取り付けるには、あらかじめフート部fの両外側面に、フート部fのフートピンgを挿入する孔f1を取り囲むように、中心にフート部fの孔f1と同径の孔n1を有する円環状部材nを外方に突出するように固着している。一方、両フートブラケットoの両内側面には、フートピンgを挿入する孔o1の位置よりもわずかに下方であって、上面に円環状部材nの外面を支持する円弧状溝p1を有する受け座pを固着している。この円環状部材nは、フートピンgを挿入するフート部fの孔f1と芯合せをして穿孔し、円環状部材nの外面を精度よく機械加工しなければならない。また、受け座pは、両フートブラケットoに固着した後、上面に円環状部材nの外面を載置して支持する円弧状溝p1を形成し、その上面を精度よく機械加工しなければならない。このように大型の部材の小さな部分を精度よく機械加工するには工作機械への取り付けなど段取りに大変手間がかかる。
本発明は、従来技術のかかる問題点に鑑み案出されたものであり、上部旋回体にブームを取り付ける際、上部旋回体のフートブラケットとブームのフート部との位置合せが容易で、作業効率の向上を図ることができ、しかも大型の部品であるブームやフートブラケットについて、位置合せするための機械加工をしなくてもすむ自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドおよび位置合せ方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドは、下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたピン孔を有する左右一対の突起と、両ピン孔に嵌入して、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有してなり、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の突起のピン孔に嵌入した支持ピンをピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっているものである。
本願請求項2記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法は、下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法であって、上部旋回体のフートブラッケットにブームを取り付ける際、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたピン孔を有する左右一対の突起と、両ピン孔に嵌入して、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有してなる位置合せガイドの上記左右一対の突起に、あらかじめ所要長さの支持ピンを嵌入し、ブームをクレーンによって水平に吊り下げてブームのフート部をフートブラッケットの間に搬入し、支持ピンの両端をピン受け座の溝部内に載置することによって、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっているものである。
本願請求項3記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドは、下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたネジ孔を有する左右一対の受け座と、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有し、支持ピンにはブームのフート部の上面の上記受け座に対応する位置に一対の平板状の支持部材が固着されており、支持部材には上記受け座のネジ孔に対応する位置にバカ孔を有しており、これら受け座と支持部材とをボルトで固着し、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の受け座に固着した支持ピンをピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっているものである。
本願請求項4記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法は、下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたネジ孔を有する左右一対の受け座と、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有し、支持ピンにはブームのフート部の上面の上記受け座に対応する位置に一対の平板状の支持部材が固着されており、支持部材には上記受け座のネジ孔に対応する位置にバカ孔を有しており、あらかじめこれら受け座と支持部材とをボルトで固着し、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の受け座に固着した支持ピンをピン受け座上に載置することによって、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっているものである。
次に本発明の作用を説明する。上部旋回体のフートブラッケットにブームを取り付ける際、ブームのフート部の上面に取り付けた突起のピン孔に、あらかじめ所要長さの支持ピンを嵌入するか、または、ブームのフート部の上面に取り付けた受け座と支持ピンの支持部材とをボルトで固着する。つぎに他のクレーンによってブームを水平に吊り上げ、ブームのフート部を上部旋回体のフートブラッケットの上方まで搬送する。そこでブームの水平を維持しつつわずかに吊り下ろしてフート部をフートブラッケットの間に搬入し、フートブラッケットの上面に設けたピン受け座の溝部に、ブームのフート部の上面に取り付けた支持ピンの両端を載置するとフートブラッケットのボス孔とブームのフート部のボス孔の軸芯が一致する。フートブラッケットのボス孔とブームのフート部のボス孔に、横方向からフートピンを挿入して、フートブラッケットにブームを取り付ける。取り付けが終ったらブームをわずかに上げて、支持ピンの両端を両フートブラッケットのピン受け座の溝部から離して支持ピンをフート部の突起のピン孔から引き抜くか、または、受け座と支持ピンの支持部材とを固着したボルトを外して支持ピンを取り外す。
フートピンを挿入した状態で、突起や支持部材とピン受け座とを現場合わせで位置を調整しながら取り付ければよいので、大型の部材であるブームやフートブラケットについて、フートピン挿入時の位置合せガイドのための機械加工をしなくてもよく、段取りの手間を省くことができ、コストダウンが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本願請求項1記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドの図で、ブームの取り付け前の状態を示す側面図である。図2は図1に示すブームフートピン部を後方から見た図で、ブームの取り付け状態を示す部分拡大図である。図3は図2のA矢視図である。図1ないし図3において、1はクローラ式の自走式クレーンで、クレーン搬送車(トレーラ)4に搭載されている。2は自走式クレーンの下部走行体、3は上部旋回体である。5は箱状多段式の伸縮ブームで、ブーム5内に設けた、図示しないブーム伸縮装置によって長手方向に伸縮可能になっている。ブーム5の最下段のフート部5aは、上部旋回体3に枢着されるとブーム起伏装置(油圧シリンダ)15によって起伏可能になっている。6はブーム5のフート部5aに設けたボス孔6aを有するボスで、ボス孔6aにブーム連結用フートピン9を挿入する。7は上部旋回体3に設けた一対のフートブラケットである。8は各フートブラケットに設けたボス孔8aを有するボスで、ボス孔8aにフートピン9を挿入する。10はブーム5のフート部5aの上面に設けた、ピン孔10aを有する一対の突起である。11は各フートブラケット7の上面に設けたピン受け座である。11aはピン受け座11の溝である。12はピン受け座11を固定する固定ボルトである。13は各突起10のピン孔10aに嵌入する支持ピンで、両端が各フートブラケット7の上面に設けたピン受け座11の外端より外方にわずかに突出する長さを有している。16はアイプレートである。
20は位置合せガイドで、上記左右一対のフートブラッケット7の上面に設けた、上面に溝部11aを有するピン受け座11と、ブーム5のフート部5aの上面に設けたピン孔10aを有する左右一対の突起10と、両ピン孔10aに嵌入して、両端が両フートブラッケット7の上に架け渡される所要長さの支持ピン13とを有している。
図4は本願請求項3記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドの図で、ブームの取り付け前の状態を示す側面図である。図5は図4のA矢視図である。図6は支持ピンの斜視図である。なお、図1ないし図3で説明した部材と共通の部材については説明を省略する。図4ないし図6において、20Aは位置合せガイドである。位置合せガイド20Aは、左右一対のフートブラッケット7の上面に設けた、上面に溝部11aを有するピン受け座11と、ブーム5のフート部5aの上面に溶着したネジ孔18aを有する左右一対の受け座18と、両端が両フートブラッケット7の上のピン受け座11に架け渡される所要長さの支持ピン13Aとを有し、支持ピン13Aにはブーム5のフート部5aの上の受け座18に対応する位置に一対の平板状の支持部材17が固着されており、支持部材17には支持ピン13Aを納める溝17aと、受け座18のネジ孔18aに対応する位置にバカ孔17bを有している。支持ピン13Aは溝17aの両側で支持部材17と溶着されている。21、22は溶着部である。
次に本発明の実施形態の作用を説明する。上部旋回体3のフートブラッケット7にブーム5を取り付ける際、ブーム5のフート部5aの上面に取り付けた突起10のピン孔10aに、あらかじめ所要長さの支持ピン13を嵌入するか、または、ブーム5のフート部5aの上面に取り付けた受け座18と支持ピン13Aの支持部材17とをボルト19で固着する。つぎに他のクレーンによってブーム5を水平に吊り上げ、ブーム5のフート部5aを上部旋回体3のフートブラッケット7の上方まで搬送する。そこでブーム5の水平を維持しつつわずかに吊り下ろしてフート部5aをフートブラッケット7の間に搬入し、フートブラッケット7の上面に設けたピン受け座11の溝部11aに、ブーム5のフート部5aの上面に取り付けた支持ピン13、または、支持ピン13Aの両端を載置するとフートブラッケット7のボス孔8aとブーム5のフート部5aのボス孔6aの軸芯が一致する。フートブラッケット7のボス孔8aとブーム5のフート部5aのボス孔6aに、横方からフートピン9を挿入して、フートブラッケット7にブーム5を取り付ける。取り付けが終ったらブーム5をわずかに上げて、支持ピン13、または、支持ピン13Aの両端を両フートブラッケット7のピン受け座11の溝部11aから離して支持ピン13をフート部5aの突起10のピン孔10aから引き抜くか、または、受け座18と支持ピン13Aの支持部材17とを固着したボルト19を外して支持ピン13Aを取り外す。したがって、フートピン9を挿入した状態で、突起10やピン受け座11を現場合わせで位置を調整しながら取り付ければよいので、大型の部材であるブーム5やフートブラケット7について、フートピン9挿入時の位置合せガイドのための機械加工をしなくてもよく、段取りの手間を省くことができ、コストダウンが可能になる。
本発明は、以上述べた実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。たとえば、平板状の支持部材17に替えて、支持ピン13Aの軸芯に直交するようにネジ孔を有する突起を固着するようにしてもよい。
本願請求項1記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドの図で、ブームの取り付け前の状態を示す側面図である。 図1に示すブームフートピン部を後方から見た図で、ブームの取り付け状態を示す部分拡大図である。 図2のA矢視図である。 本願請求項3記載発明の自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドの図で、ブームの取り付け前の状態を示す側面図である。 図4のA矢視図である。 支持ピンの斜視図である。 非特許文献1に開示された典型的なクローラ式のクレーンの側面図である。 図8(A)、(B)はブームのフート部の部分拡大図で、(A)は側面図、(B)は(A)のA―A矢視図である。 図9(A)、(B)はフートブラケットの部分拡大図で、(A)は側面図、(B)は(A)のA―A矢視図である。
符号の説明
1 自走式クレーン
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 クレーン搬送車(トレーラ)
5 ブーム
5a ブームフート部
6 ボス
6a ボス孔
7 フートブラケット
8 ボス
8a ボス孔
9 フートピン
10 突起
10a ピン孔
11 ピン受け座
11a 溝
12 ボルト
13、13A 支持ピン
14 巻き上げロープ
15 ブーム起伏装置
16 アイプレート
17 支持部材
17a 溝
18 受け座
18a ネジ孔
19 ボルト
20、20A 位置合せガイド

Claims (4)

  1. 下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたピン孔を有する左右一対の突起と、両ピン孔に嵌入して、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有してなり、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の突起のピン孔に嵌入した支持ピンをピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっていることを特徴とする自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイド。
  2. 下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法であって、上部旋回体のフートブラッケットにブームを取り付ける際、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたピン孔を有する左右一対の突起と、両ピン孔に嵌入して、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有してなる位置合せガイドの上記左右一対の突起に、あらかじめ所要長さの支持ピンを嵌入し、ブームをクレーンによって水平に吊り下げてブームのフート部をフートブラッケットの間に搬入し、支持ピンの両端をピン受け座の溝部内に載置することによって、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっていることを特徴とする自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法。
  3. 下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたネジ孔を有する左右一対の受け座と、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有し、支持ピンにはブームのフート部の上面の上記受け座に対応する位置に一対の平板状の支持部材が固着されており、支持部材には上記受け座のネジ孔に対応する位置にバカ孔を有しており、これら受け座と支持部材とをボルトで固着し、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の受け座に固着した支持ピンをピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっていることを特徴とする自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイド。
  4. 下部走行体、上部旋回体および上部旋回体に着脱可能に枢着したブームを備えた自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せガイドであって、上部旋回体上に設けられ、ブームを枢支するフートピンを挿入するボス孔を有する左右一対のフートブラッケットの上面に設けた、上面に溝部を有するピン受け座と、ブームのフート部の上面に設けたネジ孔を有する左右一対の受け座と、両端が両フートブラッケットの上のピン受け座に架け渡される所要長さの支持ピンとを有し、支持ピンにはブームのフート部の上面の上記受け座に対応する位置に一対の平板状の支持部材が固着されており、支持部材には上記受け座のネジ孔に対応する位置にバカ孔を有しており、あらかじめこれら受け座と支持部材とをボルトで固着し、ブームを水平に吊り下げた状態で、ブームのフート部をフートブラケットの間に挿入し、ブームのフート部の上面の受け座に固着した支持ピンをピン受け座上に載置することによって、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように、これらのボス孔の位置が合うようになっていることを特徴とする自走式クレーンのブーム取り付け時の位置合せ方法。
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