JP2006281959A - 駆動輪用軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】囲繞部材との間で内部に対して水、泥水等が浸入することを阻止するシール機能を営むと共に、内部に浸入しようとする水、泥水等を好適に外部に排出することにある。
【解決手段】ナックル部材29の内壁に対応する断面階段状からなるシール部材50が外輪部材28に装着され、前記シール部材50の外側面は、前記ナックル部材29の内壁との間の第1〜第3クリアランス56a〜56cによって水や泥水等の浸入を阻止するシール機能を営み、該シール部材50の内側面は、間隙39内に浸入しようとする水や泥水等を拘束して外部に排出する排出機能を営む。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車等の車体に車輪を支持する駆動輪用軸受装置に関し、一層詳細にはハブベアリングへの水、泥水、塵埃等の浸入を防止することが可能な駆動輪用軸受装置に関する。
従来から、例えば、自動車の車輪軸受装置には、アンチロックブレーキシステム(ABS)、トラクションコントロールシステム(TCS)等の制御用として、車輪の回転速度を検出する回転速度検出機構が取り付けられている。この回転速度検出機構は、車輪と一体的に回転する回転部材側に設けられ円周方向に沿って周期的に磁気特性が変化する磁気リング等と、車体に固定された固定部材側に設けられる回転速度センサとから構成される。この場合、前記磁気リング等は車輪軸受装置の内方部材(内輪)側に取り付けられ、一方、回転速度センサは外方部材(外輪)側に取り付けられている。
そして、特許文献1〜5には、取り付け性(組み付け性)、交換作業性及び設置スペース等の観点から、前記磁気リングをハブベアリングと一体的に組み付けて構成する技術的思想が開示されている。
また、従来から、ハブベアリングへの水等の浸入を防止するためにシール部材が設けられ、前記特許文献1〜5では、磁気リングと回転速度センサとの間の位置関係だけでなく、ハブベアリングのシール性も考慮されている。
さらに、特許文献6〜9には、各種のシール部材を用いてハブベアリングに対するシール性を向上させる技術的思想が開示されている。
特開平3−279061号公報 特開平6−308145号公報 特開2001−83166号公報 特開2000−221203号公報 特開2004−132782号公報 特開2001−294011号公報 特開2002−172912号公報 特開2003−175701号公報 特開昭63−133641号公報
しかしながら、前記の従来技術に開示されたシール構造では、ハブベアリングを構成するボールの近接部位にシール部材が配置されているため、例えば、前記シール部材の近接部位に浸入した水、泥水等が、前記ハブベアリングの近傍に配設された回転速度センサに対して悪影響を及ぼすという問題がある。
また、前記の従来技術に開示されたシール構造を、例えば、独立四輪駆動用車両に設けられた車輪軸受装置に適用した場合、前輪によって跳ね上げられた大量の泥水等が後輪側のハブベアリングに連通する通路へ浸入することを阻止することが困難であり、前記ハブベアリングに連通する通路中に設けられた回転速度センサを好適に保護することができないという問題がある。
さらに、前記の従来技術に開示されたシール構造では、水、泥水等が内部に浸入することを阻止する点にのみ主眼がおかれており、内部に浸入しようとする水、泥水等を外部に排出する点については、何ら考慮が払われていない。
本発明は、前記の種々の点に鑑みてなされたものであり、シール部材を設けることにより、囲繞部材との間で内部に対して水、泥水等が浸入することを阻止するシール機能を営むと共に、内部に浸入しようとする水、泥水等を好適に外部に排出することが可能な駆動輪用軸受装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車輪が装着されるハブと、
前記ハブの外周に設けられ、前記ハブを車体に対して回転自在に支持するハブベアリングと、
前記ハブの内部に嵌合され、カップ部とシャフト部とを有する等速ジョイントの外輪部材と、
を備える駆動輪用軸受装置において、
間隙を介して前記外輪部材のカップ部の一部を囲繞し断面階段状に形成された内径面を有する囲繞部材が設けられ、前記囲繞部材の内径面に対応する断面階段状からなる環状のシール部材が前記外輪部材に装着され、
前記シール部材の外側面は、前記囲繞部材の断面階段状に形成された内径面との間のクリアランスによって前記間隙内への水や泥水等の浸入を阻止するシール機能を営み、一方、該シール部材の内側面は、前記間隙内に浸入しようとする水や泥水等を拘束して外部に排出する排出機能を営むことを特徴とする。
本発明によれば、間隙内への水や泥水等の浸入を阻止するシール機能が相互に対向するシール部材の外側面と囲繞部材の内径面との間のクリアランスによって営まれると共に、前記シール部材の内側面によって前記間隙内に浸入しようとする水や泥水等が拘束され、前記シール部材の内側面により拘束された水や泥水等は、その重力及び外輪部材の回転による遠心力の作用下に前記シール部材の下部側に集められて貯留され、この貯留された水や泥水等が前記シール部材から流出することにより外部に排出される。
このように本発明によれば、シール部材の外側面によるシール機能と、シール部材の内側面によって拘束された水等が外部に円滑に排出される排出機能とを併有するため、ハブベアリングに対する水等の浸入が阻止されて、前記ハブベアリングの近傍に配設された回転速度センサに対して悪影響を及ぼすを回避することができる。
この場合、外輪部材の軸線と略直交する方向に延在する第1環状側部と、前記第1環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略平行に延在する第2環状側部と、前記第2環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略直交する方向に延在する第3環状側部と、前記第3環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略平行に延在する第4環状側部とによって前記シール部材を構成するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、シール部材の外側面によるシール機能と、前記シール部材の内側面によって拘束された水、泥水等を外部に円滑に排出する排出機能とを併有することにより、ハブベアリングに近接する回転速度センサを好適に保護することができる。
本発明に係る駆動輪用軸受装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号20は、本発明の実施の形態に係る駆動輪用軸受装置を示す。
この駆動輪用軸受装置20は、自動車等の車輪が取付けられるハブ22と、前記ハブ22の外周面の一部に嵌合され、図示しない保持器を介して転動自在に保持された複数の鋼球からなる転動体24a、24b(但し、転動体24bは図示を省略している)を有するハブベアリング26と、前記ハブ22の内部に嵌合される外輪部材28と、前記ハブ22及びハブベアリング26の外周側に配設され前記外輪部材28の一部を囲繞するナックル部材(囲繞部材)29とから構成される。
前記外輪部材28は、エンジン等からの駆動力が伝達される駆動軸30の一端部に連結されたトリポートタイプの第1等速ジョイント32を構成するものであり、前記駆動軸30の他端部には、図示しないデファレンシャル装置に連結されるトリポートタイプの第2等速ジョイント(図示せず)が連結される。
ハブ22の略中央部には、軸線方向に沿って貫通孔34が形成され、前記貫通孔34の内周面には、該貫通孔34の軸線と略平行にセレーション溝38(又はスプライン溝)が刻設されている。
また、ハブ22の外周面には、半径外方向に拡径した図示しない車輪取付フランジが形成され、図示しないハブボルトを介して図示しないブレーキディスク及び自動車等の車輪(図示せず)が車輪取付フランジに装着される。
ナックル部材29は、図3に示されるように、車体懸架装置の支柱35にボルト36を介して固定され、前記ハブベアリング26及びハブ22は前記ナックル部材29の内径に嵌合される。
従って、ハブベアリング26が前記ナックル部材29を介して図示しない車体に固定されているため、前記ハブベアリング26により該ハブベアリング26の内周側に設けられたハブ22及び外輪部材28が回転自在に支持されている。
また、図1に示されるように、前記外輪部材28の外周面の一部と前記ナックル部材29の内壁との間で間隙39が形成される。
ナックル部材29の内壁には、図1に示されるように、外方に向かって突出する周縁部29aから順に、大径なる一定の直径によって形成された第1内径面40aと、前記第1内径面40aに連続し断面が図1中の略鉛直方向に傾斜する環状段部41と、前記環状段部41に連続し小径なる一定の直径によって形成された第2内径面40bとを有する。
前記ナックル部材29の第2内径面40bには、半径内方向に向かって突出して間隙39に臨む回転速度センサ43が設けられる。前記回転速度センサ43は、例えば、ホール素子等によって構成され、図示しない磁気リングから発生する磁界を検知することにより検出信号が導出される。
一方、外輪部材28のカップ端面44からシャフト部28b側に向かう外周面には、継手用ブーツ45の大径端部46が金属製バンド47によって緊締され略一定の直径からなる第1外径面48aと、前記第1外径面48aに連続し断面が図1中の左下がりに傾斜する環状段差部49と、前記環状段差部49に連続し前記第1外径面48aよりも縮径した略一定の直径でカップ部28aの底部まで延在する第2外径面48b、前記カップ部28aの底面とシャフト部28bとの間に設けられ前記第2外径面48bよりも縮径した一定の直径によって形成される第3外径面48cとが設けられる。
ナックル部材29の内壁と対向する前記第3外径面48cには、金属製材料からなる環状のシール部材50が配設される。
前記シール部材50は、図4に示されるようにその断面が階段状に形成され、駆動軸30(外輪部材28)の軸線と略直交する方向に延在する外側の第1環状側部51aと、前記第1環状側部51aから屈曲し前記駆動軸30(外輪部材28)の軸線と略平行に延在する第2環状側部51bと、前記第2環状側部51bから屈曲し前記駆動軸30(外輪部材28)の軸線と略直交する方向に延在する第3環状側部51cと、前記第3環状側部51cから屈曲し前記駆動軸30(外輪部材28)の軸線と略平行に延在する内側の第4環状側部51dとから構成される。
前記第4環状側部51dが外輪部材28の第3外径面48cに接触して緊締されることにより、前記シール部材50が外輪部材28の外周面に係止される。
この場合、ナックル部材29の内壁とシール部材50の外側面との間で、前記ナックル部材29の第1内径面40aとシール部材50の第1環状側部51aの先端部との間に形成される狭小な第1クリアランス56aと、前記ナックル部材29の環状段部41と前記第1環状側部51aの外側面との間に形成される第2クリアランス56bと、前記ナックル部材29の第2内径面40bと前記シール部材50の第2環状側部51bの外側面との間に形成される第3クリアランス56cとが設けられる。
換言すると、ナックル部材29の内壁に形成された階段状の断面形状に対応して前記シール部材50を階段状に形成することにより、前記ナックル部材29とシール部材50との離間間隔が狭小な第1〜第3クリアランス56a〜56cが形成され、前記第1〜第3クリアランス56a〜56cによって水や泥水等の間隙39内への浸入を阻止するシール機能が営まれる。
図1に示されるように、ハブベアリング26の軸線方向に沿った両端部であって前記ハブベアリング26を構成する外側の第1円筒体58aと内側の第2円筒体58bとの間には、環状のシール部材60a、60b(但し、シール部材60bは図示を省略している)が装着され、転動体24a、24bが転動するハブベアリング26の内部に水分や塵埃等が浸入することが阻止される。
外輪部材28は、その一端部側にカップ状に形成されるカップ部28aと、他端部側に形成され、ハブ22の貫通孔34に嵌合される円柱状のシャフト部28bと、前記カップ部28aと前記シャフト部28bとの間に設けられた環状中間部28cとから構成され、前記カップ部28a、シャフト部28b及び環状中間部28cが一体的に形成される。
シャフト部28bの外周面には、セレーション78(又はスプライン)が形成され、前記シャフト部28bがハブ22の貫通孔34に挿入された際、該貫通孔34のセレーション溝38(又はスプライン溝)と嵌合する。
すなわち、シャフト部28bのセレーション78(又はスプライン)と、ハブ22のセレーション溝38(又はスプライン溝)とが噛合して、ハブ22に対して外輪部材28がセレーション嵌合(又はスプライン嵌合)され、前記外輪部材28がハブ22に対して相対的に回転することが規制された状態となる。そのため、第1等速ジョイント32を介して駆動力が伝達された際、外輪部材28とハブ22とが一体的に回転する。
なお、貫通孔34の内周面にセレーション溝38が形成される場合には、シャフト部28bの外周面に対応してセレーション78が形成されると共に、貫通孔34の内周面にスプライン溝が形成される場合には、シャフト部28bの外周面にも同様にスプラインが形成される。
また、外輪部材28においてシャフト部28bを貫通孔34の内部に挿通する際、前記外輪部材28のカップ部28aとシャフト部28bとの間に設けられた環状中間部28cが、ハブベアリング26の端面に当接して軸線方向に沿って位置決めされる。そして、前記シャフト部28bの先端部を、例えば、図示しない加締め手段又はボルト等によって固定することにより、外輪部材28に対してハブ22が強固に固定される。この場合、外輪部材28は、ハブ22と一体的に回転変位すると共に、軸線方向に沿って一体的に変位する。
外輪部材28の外周面には、蛇腹状に形成された継手用ブーツ45の大径端部46が金属製の大径なバンド47を介して緊締され、前記継手用ブーツ45の小径端部は、金属製の小径なバンド(図示せず)を介して駆動軸30の外周面に装着される。
前記外輪部材28の内壁面には、図1に示されるように、軸線方向に沿って延在し、軸心の回りにそれぞれ120度の間隔をおいて3本の案内溝80a〜80cが形成される(但し、案内溝80b、80cは図示するのを省略している)。駆動軸30の端部にはリング状のスパイダ82が外嵌され、前記スパイダ82の外周面には、それぞれ前記案内溝80a〜80cに向かって膨出し軸心の回りに120度の間隔をおいて3本のトラニオン84a〜84cが一体的に形成される(但し、トラニオン84b、84cは、図示するのを省略している)。円柱状に形成されたトラニオン84a(84b、84c)の外周部には、前記案内溝80a〜80cに沿って摺動可能なリング状のローラ86が外嵌される。
本発明の実施の形態に係る駆動輪用軸受装置20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
図示しないエンジン等で発生した駆動力が図示しない第2等速ジョイントから駆動軸30へと伝達され、前記駆動軸30に対してスプライン嵌合されたスパイダ82が一体的に回転する。そして、前記スパイダ82の外周に設けられた複数のトラニオン84a〜84cが係合する案内溝80a〜80cを介して、等速ジョイント32の外輪部材28が回転する。
前記外輪部材28は、シャフト部28bに形成されるセレーション78(又はスプライン)を介してハブ22の貫通孔34の内部に噛合されているため、ナックル部材29を介して図示しない車体に固定されたハブベアリング26を介してハブ22が一体的に回転する。
そして、エンジン等から伝達された駆動力が、ハブ22の車輪取付フランジを介して装着された図示しないブレーキディスク及び車輪へと伝達される。
ところで、本実施の形態では、前記ナックル部材29の第1内径面40aとシール部材50の第1環状側部51aの先端部との間の狭小な第1クリアランス56aと、前記ナックル部材29の環状段部41と前記第1環状側部51aの外側面との間の第2クリアランス56bと、前記ナックル部材29の第2内径面40bと前記シール部材50の第2環状側部51bの外側面との間に形成される第3クリアランス56cとによってそれぞれシール機能が営まれることにより、間隙39内に浸入しようとする水や泥水等の回転速度センサ43側への浸入が阻止される。
同時に、本実施の形態では、間隙39内に浸入しようとする水や泥水等が、シール部材50の階段状に形成された内側面によって拘束されると共に貯留され、この貯留された水や泥水等がその重力及び外輪部材28の回転による遠心力の作用下に前記シール部材50の内側面から外部に向かって流出することにより容易に外部に排出される(図2参照)。
換言すると、シール部材50は、ナックル部材29との間で該シール部材50の外側面がシール機能を発揮すると共に、前記シール部材50の内側面によって外部排出機能を営むという二重の作用を併有する。
このように本実施の形態では、回転速度センサ43に近接する部位に設けられたシール部材50の外側面とナックル部材29との間の狭小なクリアランスによって、内部への浸入を阻止するシール機能と、前記シール部材50の内側面によって拘束された水や泥水等を外部へ円滑に排出する排出機能との共働作用によってハブベアリング26に近接する部位に設けられた回転速度センサ43を好適に保護することができる。
なお、本実施の形態では、トリポートタイプの等速ジョイントに適用された駆動輪用軸受装置20を例示して説明しているが、これに限定されるものではなく、図5に示されるようなバーフィールドタイプの等速ジョイント32aに適用することも可能である。図5において、参照数字100はインナリング、102はリテーナ、104は前記リテーナ102の保持窓に回転自在に収容されるボールをそれぞれ示している。
本発明の実施の形態に係る駆動輪用軸受装置の一部省略縦断面図である。 図1の部分拡大縦断面図である。 車体懸架装置の支柱にナックル部材が連結された状態を示す一部切り欠き斜視図である。 図1に示す駆動輪用軸受装置に設けられたシール部材の一部破断斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る駆動輪用軸受装置の一部省略縦断面図である。
符号の説明
20、20a…駆動輪用軸受装置 22…ハブ
24a、24b…転動体 26…ハブベアリング
28…外輪部材 29…ナックル部材
29a…周縁部 32、32a…等速ジョイント
39…間隙 40a、40b…内径面
41…環状段部 43…回転速度センサ
45、45a…継手用ブーツ 48a、48b、48c…外径面
50…シール部材 51a〜51d…環状側部
56a〜56c…クリアランス

Claims (2)

  1. 車輪が装着されるハブと、
    前記ハブの外周に設けられ、前記ハブを車体に対して回転自在に支持するハブベアリングと、
    前記ハブの内部に嵌合され、カップ部とシャフト部とを有する等速ジョイントの外輪部材と、
    を備える駆動輪用軸受装置において、
    間隙を介して前記外輪部材のカップ部の一部を囲繞し断面階段状に形成された内径面を有する囲繞部材が設けられ、前記囲繞部材の内径面に対応する断面階段状からなる環状のシール部材が前記外輪部材に装着され、
    前記シール部材の外側面は、前記囲繞部材の断面階段状に形成された内径面との間のクリアランスによって前記間隙内への水や泥水等の浸入を阻止するシール機能を営み、一方、該シール部材の内側面は、前記間隙内に浸入しようとする水や泥水等を拘束して外部に排出する排出機能を営むことを特徴とする駆動輪用軸受装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記シール部材は、前記外輪部材の軸線と略直交する方向に延在する第1環状側部と、前記第1環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略平行に延在する第2環状側部と、前記第2環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略直交する方向に延在する第3環状側部と、前記第3環状側部から屈曲し前記外輪部材の軸線と略平行に延在する第4環状側部とを有することを特徴とする駆動輪用軸受装置。
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