JP2006278565A - 積層電子部品及びその製造方法 - Google Patents
積層電子部品及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006278565A JP2006278565A JP2005093072A JP2005093072A JP2006278565A JP 2006278565 A JP2006278565 A JP 2006278565A JP 2005093072 A JP2005093072 A JP 2005093072A JP 2005093072 A JP2005093072 A JP 2005093072A JP 2006278565 A JP2006278565 A JP 2006278565A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- electronic component
- chip
- slit
- conductive layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】バインダを含むセラミックペースト23から構成したグリーンシート25上に内部電極層5、7及び段差吸収層6を形成した単位シート35を複数積層して積層セラミックコンデンサ1などの積層電子部品を製造する。その際、少なくとも一つの単位シートにおいて、段差吸収層を、一チップ領域43a〜43dでみて内部電極層の全周に形成し、且つ、その段差吸収層には、内部電極層の周囲に脱バイガススリット45が少なくとも一つ設けられているようにする。
【選択図】 図5
Description
5、7 内部電極層(導電層)
6、106 段差吸収層
25 グリーンシート(グリーン層)
35 単位シート(単位層)
37 シート積層体
39 積層チップ体
43a〜43d 一チップ領域(単位層)
45、145 脱バイスリット
143a、143b 一チップ領域(単位層)
Claims (10)
- バインダを含む誘電体ペーストから構成したグリーン層上に導電層及び段差吸収層を形成した単位層を複数積層して積層電子部品を製造する方法において、
少なくとも一つの前記単位層において、前記段差吸収層を、一チップ領域でみて前記導電層の全周に形成し、且つ、その段差吸収層には、該導電層の周囲に脱バイガススリットが少なくとも一つ設けられていることを特徴とする積層電子部品の製造方法。 - 前記単位層として、前記誘電体ペーストから構成し複数チップ領域を有するグリーンシート上に前記導電層と前記段差吸収層とを形成したもの、を複数枚用意する工程と、
それら複数の単位層を、前記導電層の位置が交互にずれる態様で積層し、シート積層体を得る工程と、
前記シート積層体を、一チップ領域毎に裁断して積層チップ体を得る工程と、
前記積層チップ体に対し脱バインダ処理を行う工程と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の積層電子部品の製造方法。 - 一チップ領域は平面視長方形であり、前記導電層の引き出し部は一チップ領域の一側面に形成されており、
一チップ領域の他の三側面のそれぞれに少なくとも一つずつ前記脱バイガススリットを設けておく
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の積層電子部品の製造方法。 - 一チップ領域において、前記脱バイガススリットは、その一端が前記導電層に連通し、他端が一チップ領域の側面に達していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の積層電子部品の製造方法。
- 一チップ領域内に関し、積層される少なくとも一対の層においてみて、一方の層の前記脱バイガススリットを、他方の層の前記脱バイガススリットが設けられていない部分と重なるように形成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の積層電子部品の製造方法。
- 複数の前記単位層に亙って、前記段差吸収層を同一パターンによって形成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の積層電子部品の製造方法。
- バインダを含む誘電体ペーストから構成された誘電体基体と、
積層方向に所定の間隔をあけて前記誘電体基体内に埋設された複数の導電層と、
少なくとも一つの前記導電層の側方に設けられた少なくとも一つの脱バイガススリットと
を備えたことを特徴とする積層電子部品。 - 前記誘電体基体は四側面を有しており、
前記導電層の引き出し部は前記誘電体基体の一側面に形成されており、
前記脱バイガススリットは前記誘電体基体の他の三側面のそれぞれに少なくとも一つずつ設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載の積層電子部品。 - 前記脱バイガススリットは、その一端が前記導電層に連通し、他端が前記誘電体基体の側面に達していることを特徴とする請求項7又は8に記載の積層電子部品。
- 前記脱バイガススリットは、複数の前記導電層の側方に設けられており、積層方向に相互に重ならないようにずれていることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の積層電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093072A JP2006278565A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 積層電子部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005093072A JP2006278565A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 積層電子部品及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006278565A true JP2006278565A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37213032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005093072A Pending JP2006278565A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 積層電子部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006278565A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140005541A (ko) * | 2012-07-04 | 2014-01-15 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조 방법 |
JP2015207750A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法 |
WO2016002789A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品の製造方法 |
JP2018157077A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 京セラ株式会社 | コンデンサ |
JP2020522125A (ja) * | 2017-05-22 | 2020-07-27 | ケメット エレクトロニクス コーポレーション | ハイパワー用積層セラミックコンデンサ構造 |
-
2005
- 2005-03-28 JP JP2005093072A patent/JP2006278565A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20140005541A (ko) * | 2012-07-04 | 2014-01-15 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조 방법 |
KR101872531B1 (ko) * | 2012-07-04 | 2018-06-28 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조 방법 |
JP2015207750A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. | 積層セラミックキャパシタ及びその製造方法 |
WO2016002789A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-07 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品の製造方法 |
JPWO2016002789A1 (ja) * | 2014-07-02 | 2017-04-27 | 株式会社村田製作所 | 積層型電子部品の製造方法 |
CN106663536A (zh) * | 2014-07-02 | 2017-05-10 | 株式会社村田制作所 | 层叠型电子元器件的制造方法 |
CN106663536B (zh) * | 2014-07-02 | 2019-01-01 | 株式会社村田制作所 | 层叠型电子元器件的制造方法 |
JP2018157077A (ja) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | 京セラ株式会社 | コンデンサ |
JP2020522125A (ja) * | 2017-05-22 | 2020-07-27 | ケメット エレクトロニクス コーポレーション | ハイパワー用積層セラミックコンデンサ構造 |
JP7108637B2 (ja) | 2017-05-22 | 2022-07-28 | ケメット エレクトロニクス コーポレーション | ハイパワー用積層セラミックコンデンサ構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101188032B1 (ko) | 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조방법 | |
KR101187939B1 (ko) | 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조방법 | |
JP2007243040A (ja) | 積層セラミック電子部品 | |
JP2006278566A (ja) | 積層電子部品及びその製造方法 | |
JP2006278565A (ja) | 積層電子部品及びその製造方法 | |
JP2007096206A (ja) | 積層コンデンサ | |
JP4023622B2 (ja) | 積層電子部品の製造方法 | |
JP2006286860A (ja) | 積層電子部品及びその製造方法 | |
KR101240804B1 (ko) | 적층 세라믹 커패시터 | |
JP4623305B2 (ja) | 積層電子部品の製造方法 | |
JP2006066831A (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
JP4287807B2 (ja) | 積層型コンデンサ | |
JP4650616B2 (ja) | 積層電子部品の製造方法 | |
JP4539489B2 (ja) | 積層コンデンサの製造方法 | |
JP5869335B2 (ja) | 積層コンデンサ | |
JP2011114265A (ja) | 積層セラミック電子部品 | |
JP4975668B2 (ja) | 積層型コンデンサ及びその実装構造 | |
JP2006147793A (ja) | 積層型コンデンサ | |
JP4308833B2 (ja) | 積層電子部品の製造方法 | |
JP4548612B2 (ja) | 積層セラミック電子部品の製造方法 | |
KR101240738B1 (ko) | 적층 세라믹 커패시터 | |
JP2007141991A (ja) | 積層電子部品の製造方法 | |
KR20170078164A (ko) | 적층 전자 부품 및 그 제조방법 | |
JP2010238696A (ja) | 積層貫通コンデンサの製造方法 | |
KR102202485B1 (ko) | 적층 세라믹 커패시터 및 그 제조방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071016 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091007 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100217 |