JP2006273997A - ポリプロピレンフィルム巻状物 - Google Patents
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Abstract
【課題】蒸着加工工程で、4.5μm以下の薄いフィルムで巻長さが30,000m以上の長尺品であってもしわ及びずれの発生を抑制できるポリプロピレンフィルム巻状物を提供すること。
【解決手段】 扁平強度が0.6kN/100mm以上、かつ内径が150mm以上である巻心にポリプロピレンフィルムを巻き取ったポリプロピレンフィルム巻状物。または、巻状物の巻長さをLmとした時に、巻状物表面から0m、L/3±0.02×Lm、2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度をそれぞれ、H(0)、H(L/3)、H(2L/3)とした時に、式(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物。
80°≦ H(0)≦ 95° 式(1)
1.00 ≦ H(L/3)/H(0)≦ 1.03 式(2)
1.00 ≦ H(2L/3)/H(L/3)≦ 1.03 式(3)
【選択図】なし
【解決手段】 扁平強度が0.6kN/100mm以上、かつ内径が150mm以上である巻心にポリプロピレンフィルムを巻き取ったポリプロピレンフィルム巻状物。または、巻状物の巻長さをLmとした時に、巻状物表面から0m、L/3±0.02×Lm、2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度をそれぞれ、H(0)、H(L/3)、H(2L/3)とした時に、式(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物。
80°≦ H(0)≦ 95° 式(1)
1.00 ≦ H(L/3)/H(0)≦ 1.03 式(2)
1.00 ≦ H(2L/3)/H(L/3)≦ 1.03 式(3)
【選択図】なし
Description
本発明は、薄いポリプロピレンフィルムの巻状物に関するものであり、詳しくはコンデンサなどに用いられる蒸着加工を目的としたポリプロピレンフイルム巻状物に関するものである。
ポリプロピレンフィルムは、その優れた電気特性や水蒸気バリア性などから工業用途に広く用いられている。
中でもコンデンサ用途の需要の伸びは著しく、最近になって従来の家電用に加えて車両用などのインバータに適用されることにより、コンデンサの小型大容量化の要求が高まり、ポリプロピレンフィルムの薄膜化がいっそう進むようになっている。
このことから、例えば蒸着加工などのように加工機の寸法から加工可能な巻き外径が一定であれば、従来の厚さの厚いフィルムでは果たせなかった長尺の巻状物が要求されるようになってきた。
しかしながら、厚さが薄いためにその取り扱いなどにおいてフィルムが切れやすいため、蒸着などのバッチ式加工におけるバッチ当たりの生産性を向上させることが困難であった。
また、長尺化に伴いフィルムの巻締まりなどによって内層にかかる圧力が増大し、薄膜化によりフィルムの剛性が小さくなってきたため、該巻状物として巻き取られたフィルムが変形しやすくなりしわとなる問題が顕在化してきた。
また、長尺化に伴いフィルムの巻締まりなどによって内層にかかる圧力が増大し、薄膜化によりフィルムの剛性が小さくなってきたため、該巻状物として巻き取られたフィルムが変形しやすくなりしわとなる問題が顕在化してきた。
そのため、ポリプロピレンフィルムロールの空気かみ込み率を規定すること(特許文献1)、巻き取られたフィルムの幅よりも巻き心を突き出すこと(特許文献2)などが提案されている。
特開平04−232254号公報
特開2001−294365号公報
しかしながら、これらの提案では特に4.5μm以下のポリプロピレンフィルムにおいて、蒸着加工などのバッチ式加工では剛性の高い4.5μmを超える厚さのポリプロピレンフィルムと同様の生産性を維持することができず、かつ巻き長さが30000m以上の長尺では巻状物の表面と内層とで加工張力のコントロールが煩雑で不充分であった。
本発明は、上述の問題を解決するために、次の構成を有する。すなわち、マイクロメータ厚さが4.5μm以下であって、巻き長さが30000m以上であるポリプロピレンフィルム巻状物において、扁平強度が0.6kN/100mm以上、かつ内径が150mm以上である巻心にポリプロピレンフィルムを巻き取ったことを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物である。または、製品巻状物の製品巻き長さをLmとした時に、巻状物表面から0m、L/3±0.02×Lm、2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度をそれぞれ、H(0)、H(L/3)、H(2L/3)とした時に、式(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物である。
80°≦ H(0)≦ 95° 式(1)
1.00 ≦ H(L/3)/H(0)≦ 1.03 式(2)
1.00 ≦ H(2L/3)/H(L/3)≦ 1.03 式(3)
1.00 ≦ H(L/3)/H(0)≦ 1.03 式(2)
1.00 ≦ H(2L/3)/H(L/3)≦ 1.03 式(3)
本発明により、バッチ当たりの出来高が多く、加工生産性に優れたポリプロピレンフィルム巻状物を得ることができる。
以下に、本発明について、望ましい実施の形態とともに詳細に説明する。
本発明にかかるポリプロピレンフィルム巻状物の第1の形態は、ポリプロピレンフィルムを扁平強度が0.6kN/100mm以上である巻心に巻き取る必要がある。0.6kN/100mm未満ではフィルムが収縮することによる巻き締まりのため、巻心内径が縮まって蒸着機などの加工機に取り付けられないなど不具合が発生することがあり、不適当である。好ましくは0.8kN/100mm以上、さらに好ましくは1.0kN/100mm以上である。このとき上限は特に限定されないが、高すぎるとフィルムの巻き締まりにより、巻心が割れることがあるので、3.0kN/100mm以下であることが好ましい。
また、本発明のポリプロピレンフィルム巻状物に用いる巻心の材質としては紙、プラスチック、金属などの単体あるいはそれらの混合物や積層物などが例示され、特に限定されるものではないが、水分率が小さく経時による変形が小さいプラスチックや金属が好ましい。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物に用いる巻心の内径は150mm以上であることが必要である。150mm未満ではフィルムが巻かれる曲率が特に巻心近傍で大きいため、しわになりやすいなどの支障を起こすので不適当である。また巻心内径の上限は特に限定されないが、所望の巻き外径以内に抑え、かつ長尺を果たすという観点で、250mm以下であることが好ましい。
また、本発明のポリプロピレンフィルム巻状物の巻き始めにおいて、フィルムの巻心への貼り付け方法は特に限定されるものではなく、糊や水のような液状物であっても、粘着テープであってもかまわないし、貼り付け剤を使用せず、巻き付けるだけでもよい。但し粘着テープを使用する場合は、巻き始めの段差が大きくなって、しわなどを誘発させる可能性があるという観点で、テープの厚さが30μm以下であることが好ましい。
本発明のポリプロピレンフィルム巻状物の第2の形態は、内層の巻硬度を下げてフィルムにかかる圧力を軽減させる必要があり、製品巻き長さをLmとし、巻状物表面から0m、L/3±0.02×Lm、2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度をそれぞれ、H(0)、H(L/3)、H(2L/3)と表すと、巻状物表面の巻硬度H(0)は80°以上95°以下であることが必要である。80°未満では巻状物全体が軟らかくなりすぎて、巻状物を運搬時などにずれて実用上の支障をきたすことが懸念され、95°を越えると硬度が高すぎてしわが発生したり巻心内径が縮まって加工機に取り付けられないなど不具合が発生することがあり、不適当である。より好ましくは83°以上93°以下であり、さらに好ましくは85°以上90°以下である。
巻状物表面からL/3±0.02×Lm地点の巻き硬度H(L/3)との比であるH(L/3)/H(0)は1.00以上1.03以下である必要がある。1.00未満では内層の硬度が表面の硬度より小さくなり、内層のフィルムが潰されて変形し、しわになることがあり、1.03を越えると内層硬度が高くなりすぎてしわが発生したりして不適当である。より好ましくは1.00以上1.02以下であり、さらに好ましくは1.00以上1.01以下である。
巻状物表面から2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度H(2L/3)との比であるH(2L/3)/H(L/3)は1.00以上1.03以下である必要がある。1.00未満では表面から2L/3±0.02×Lm地点の硬度が表面からL/3±0.02×Lm地点の硬度より小さくなり、内層のフィルムが潰されて変形し、しわになることがあり、1.03を越えると内層硬度が高くなりすぎてしわが発生したり巻心内径が縮まって加工機に取り付けられないなど不具合が発生することがあり不適当である。より好ましくは1.00以上1.02以下であり、さらに好ましくは1.00以上1.01以下である。
また本発明に係るポリプロピレンフィルムは長手方向のF5値が46MPa以上60MPa以下であり、フィルムのΔd(マイクロメータ法厚さ−質量法厚さ)が0.05μm以上0.25μm以下であることが好ましい。この範囲であれば4.5μm以下の薄いフィルムであっても、しわ抑制に効果のある剛性とすべり易さを得られるので好ましい。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物を巻き取る際に使用する接圧ロールの直径は、20mm以上100mm以下であることが好ましい。20mm未満では巻状物の硬度が高くなりすぎて、ポリプロピレンフィルムの平面性を損ねたり、巻心の内径が縮まり加工機に取り付けられないなどの不具合を発生させることが懸念され、100mmを超えるとフィルムを巻き取る際に巻き層内に持ち込まれる随伴気流によって、空気の噛み込み率が大きくなりすぎるため、巻きずれないように巻き取るには巻き取り張力を高くする必要があり、硬度が高くなりしわになりやすい傾向になる。より好ましくは30mm以上80mm以下であり、さらに好ましくは35mm以上70mm以下である。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物を巻き取る際に使用する接圧ロールの表面材質は特に限定されるものではなく、ゴムであっても、金属であってもかまわない。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物の用途は特に限定されるものではないが、加工工程で引っ張り張力や熱ストレスを受けるような加工用、例えばコンデンサ用の蒸着加工には特に好適である。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物の用途は特に限定されるものではないが、加工工程で引っ張り張力や熱ストレスを受けるような加工用、例えばコンデンサ用の蒸着加工には特に好適である。
また本発明のポリプロピレンフィルム巻状物を構成するポリプロピレンフィルムは特に限定されるものではなく、ポリプロピレンのホモポリマーのみによるポリプロピレンフィルムであっても、プロピレンと他のα−オレフィン(例えばポリエチレン、ブテンなど)との共重合体によるポリプロピレンフィルムであっても、またポリプロピレンと他のα−オレフィン重合体(例えばポリエチレン、ポリブテンなど)との混合物から得られたポリプロピレンフィルムであってもかまわない。
さらに本発明のポリプロピレンフィルム巻状物を構成するポリプロピレンフィルムは、テンター法、インフレーション法のいずれで得たものでもかまわないし、延伸方法も特に限定されないが、厚さむらが小さい方が好ましいことから、テンター法二軸延伸が好ましい。
次に本発明のポリプロピレンフィルムの製造法の一例を示すが、特に限定されるものではない。
ポリプロピレン樹脂を、230〜270℃の温度の押出機に供給して溶融し、スリットを施したTダイより、シート状に押出し、冷却ロールで冷却固化する。
次に130〜160℃の温度でフィルムを長さ方向に3〜7倍に延伸し、次いで幅方向に160℃〜170℃の温度で8〜12倍延伸しさらに、140〜170℃で熱処理を施す。こうして得られたポリプロピレンフィルムに蒸着する面にコロナ放電処理を施してワインダーで巻取る。このとき、Tダイからのポリマーの押し出し量が少ないほど、長さ方向および幅方向の延伸倍率を大きくするほどポリプロピレンフィルムの厚さは薄くなるので、所望の厚さが得られるよう、適宜選択すればよい。
こうして得られたポリプロピレンフィルムをスリッターで所望の幅、長さにスリットしてポリプロピレンフィルム巻状物を得る。このとき、スリット速度が低いほど、巻き出しおよび巻き取り張力が高いほど、巻き取り部の接圧ロールによる抑え圧が高いほどポリプロピレンフィルム巻状物の巻き硬度が高くなるので、適宜選択すればよい。
次に本発明の実施例に用いる測定法及び評価法について説明する。
(1)巻き硬度
JIS K−6301の規定による高分子計器株式会社製ゴム硬度計ASKER“TypeC”を用いてポリプロピレンフィルム巻状物の表面を幅方向に均等に3点測定し、その平均値を求めた。巻状物の内層については巻状物を切開しそのフィルム重量と厚み、幅から切開したフィルム長さを求め、所望の長さまで切開し、巻状物表面と同じ方法で測定値を求めた。
(1)巻き硬度
JIS K−6301の規定による高分子計器株式会社製ゴム硬度計ASKER“TypeC”を用いてポリプロピレンフィルム巻状物の表面を幅方向に均等に3点測定し、その平均値を求めた。巻状物の内層については巻状物を切開しそのフィルム重量と厚み、幅から切開したフィルム長さを求め、所望の長さまで切開し、巻状物表面と同じ方法で測定値を求めた。
なお、硬度計の抑え圧を一定にするため、硬度計と合わせた重量が3.5kgになるように、荷重を硬度計に取り付けた。
(2)巻きずれ
巻き状物の端面からのずれ幅をJIS B−7516に規定された金属製直尺を用いて測定し、そのずれ幅が2mm以下のものを合格とした。
(3)巻心内径
JIS B−7507に規定のノギスを用いて測定した。なお、本発明においてはスリット後の巻心内径の収縮率が0.5%以下のものを合格とした。
(2)巻きずれ
巻き状物の端面からのずれ幅をJIS B−7516に規定された金属製直尺を用いて測定し、そのずれ幅が2mm以下のものを合格とした。
(3)巻心内径
JIS B−7507に規定のノギスを用いて測定した。なお、本発明においてはスリット後の巻心内径の収縮率が0.5%以下のものを合格とした。
(4)マイクロメータ法厚さ
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.1 によった。
(5)巻心の扁平強度
100mm幅に切断した巻心に圧縮機を用いて30mm/分の速度で圧縮し、その変形寸法が2mmに達した圧縮強度を読みとり、扁平圧縮強度とした。
(6)蒸着加工性
通常のコンデンサ作成工程同様の蒸着加工を行い、幅40mm、長さ9800mの蒸着リールを72リール作成し、しわの発生率を調べた。、このときの蒸着加工条件は次の通り。
真空蒸着機:ULVAC製
速度 :400m/分
蒸着金属 :アルミニウム
膜抵抗 :5Ω/sq
なお、本発明においてはしわ発生率10.0%以下のものを合格とした。
(7)F5値
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.5によって測定し、試料が5%伸張したときの引張り強度を算出した。
(8)Δd
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.1によりマイクロメータ法厚さ(以下MMVという)を測定した。次いでJIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.2により質量法厚さ(以下WMVという)を測定した後、次式で求めた。
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.1 によった。
(5)巻心の扁平強度
100mm幅に切断した巻心に圧縮機を用いて30mm/分の速度で圧縮し、その変形寸法が2mmに達した圧縮強度を読みとり、扁平圧縮強度とした。
(6)蒸着加工性
通常のコンデンサ作成工程同様の蒸着加工を行い、幅40mm、長さ9800mの蒸着リールを72リール作成し、しわの発生率を調べた。、このときの蒸着加工条件は次の通り。
真空蒸着機:ULVAC製
速度 :400m/分
蒸着金属 :アルミニウム
膜抵抗 :5Ω/sq
なお、本発明においてはしわ発生率10.0%以下のものを合格とした。
(7)F5値
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.5によって測定し、試料が5%伸張したときの引張り強度を算出した。
(8)Δd
JIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.1によりマイクロメータ法厚さ(以下MMVという)を測定した。次いでJIS C−2330(2001年度版)の7.4.1.2により質量法厚さ(以下WMVという)を測定した後、次式で求めた。
Δd(μm)=MMV−WMV
次に、本発明の実施例に基づき説明する。
次に、本発明の実施例に基づき説明する。
実施例1
ポリプロピレン樹脂を250℃で押出機より溶融押出し、Tダイよりシート状に押出し、85℃の温度の冷却ロールで冷却固化した後、135℃の温度で長さ方向に4.6倍に延伸し、次いで160℃の温度で横方向に9.5倍に延伸した後、150℃の温度で熱処理した後、蒸着する面に濡れ張力が40mN/mになるようコロナ放電処理を施してワインダーで巻き取り、幅4500mm、長さ63000mのポリプロピレンフィルムを得た。このとき、フィルムのマイクロメータ法厚さは3.5μmであった。また長手方向のF5値は52MPa、Δdは0.12μmであった。
ポリプロピレン樹脂を250℃で押出機より溶融押出し、Tダイよりシート状に押出し、85℃の温度の冷却ロールで冷却固化した後、135℃の温度で長さ方向に4.6倍に延伸し、次いで160℃の温度で横方向に9.5倍に延伸した後、150℃の温度で熱処理した後、蒸着する面に濡れ張力が40mN/mになるようコロナ放電処理を施してワインダーで巻き取り、幅4500mm、長さ63000mのポリプロピレンフィルムを得た。このとき、フィルムのマイクロメータ法厚さは3.5μmであった。また長手方向のF5値は52MPa、Δdは0.12μmであった。
次にこのフィルムを用いてシリコンゴム製で直径50mmφの接圧ロールをセットした西村製作所製スリッターにてスリット速度400m/分、巻き出し張力6kg/m、巻き取り張力4.5kg/m、接圧45kg/m2の条件でスリットし、幅500mm、長さ60000mの巻状物8本を巻き上げた。
なお、巻心は扁平強度が1.4kN/100mmである千代田興業製FWP(Filament Winding Plastic)コア内径152.6mmの巻心に巻き取った。
なお、巻心は扁平強度が1.4kN/100mmである千代田興業製FWP(Filament Winding Plastic)コア内径152.6mmの巻心に巻き取った。
こうして得たポリプロピレンフィルム巻状物を温度23℃、湿度65%RHの雰囲気下に48時間放置し、巻きずれの発生状況、表面及び表面からL/3m地点(表面から20000m地点)、表面から2L/3地点(表面から40000m地点)の巻き硬度および巻心内径を評価した。8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は88°、表面から20000m地点の巻き硬度は89°(H(L/3)/H(0)=1.01)、表面から40000m地点の巻き硬度は90°(H(2L/3)/H(L/3)=1.01)であった。スリット後の巻心の内径は152.6mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な結果であった。
次いでこれらの巻状物から1本(95.55kg)を取り出し、ULVAC製の真空蒸着機にて速度400m/分でアルミニウムを膜抵抗5Ω/sqに蒸着し、さらに幅方向に12分割、長さ方向に6分割にスリットし、幅40mm、長さ9800mの蒸着リールを72リール採取したが、加工時に発生したしわで1リールが不合格になった以外は合格であり、しわ発生率は1.4%であった。
実施例2
扁平強度が0.6kN/100mmである昭和丸筒製、PS(ポリスチレン)コア、内径152.7mm、肉厚12mmの巻心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
扁平強度が0.6kN/100mmである昭和丸筒製、PS(ポリスチレン)コア、内径152.7mm、肉厚12mmの巻心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は86°、表面から20000m地点の巻き硬度は88°(H(L/3)/H(0)=1.02)、表面から40000m地点の巻き硬度は90°(H(2L/3)/H(L/3)=1.02)であった。スリット後の巻心の内径は152.1mmであり、巻心の収縮率は0.4%と巻心内径は小さくなったが、作業に支障はなく、良好な結果であった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リールの蒸着リールを採取したが、加工時に発生したしわで5リールが不合格になった以外は合格であり、しわ発生率は6.9%であった。
実施例3
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際の接圧ロールを直径130mmφのものにした以外は実施例1と同様に実施した。
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際の接圧ロールを直径130mmφのものにした以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は84°、表面から20000m地点の巻き硬度は85°(H(L/3)/H(0)=1.01)、表面から40000m地点の巻き硬度は87°(H(2L/3)/H(L/3)=1.02)であった。スリット後の巻心の内径は152.6mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な結果であった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リール採取したが、加工時にしわで3リールが不合格になった以外は合格であり、しわ発生率は4.2%であった。
実施例4
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を10%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を10%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は92°、表面から20000m地点の巻き硬度は95°(H(L/3)/H(0)=1.03)、表面から40000m地点の巻き硬度は98°(H(2L/3)/H(L/3)=1.03)であった。スリット後の巻心の内径は152.6mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な結果であった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リール採取したが、加工時にしわで5リールが不合格になった以外は合格であり、しわ発生率は6.9%であった。
実施例5
扁平強度が0.5kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径152.6mm、肉厚8mmの巻き心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
扁平強度が0.5kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径152.6mm、肉厚8mmの巻き心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は85°、表面から20000m地点の巻き硬度は87°(H(L/3)/H(0)=1.02)、表面から40000m地点の巻き硬度は89°(H(2L/3)/H(L/3)=1.02)と低いにもかかわらず、スリット後の巻心の内径は151.1mmであり、巻心の収縮率は1.0%と巻心内径が小さくなった。このため、巻き上げ後に巻き状物をスリッターから取り出す際に、巻心止めチャックから外れにくい現象があった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リールの蒸着リールを採取したが、加工時に発生したしわで7リールが不合格になり、しわ発生率は9.7%であった。
なお、巻心内径が小さいため、蒸着機巻き出し部に取り付けられず、巻心の内側を削り取って取り付けた。
なお、巻心内径が小さいため、蒸着機巻き出し部に取り付けられず、巻心の内側を削り取って取り付けた。
実施例6
扁平強度が2.1kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径76.2mm、肉厚12mmの巻き心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
扁平強度が2.1kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径76.2mm、肉厚12mmの巻き心を使用した以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなかったが、2本に折れしわが発生し、蒸着加工には不適当な巻き状態であった(スリット格落ち)。折れしわが発生した以外の6本の巻き状物については、表面の巻き硬度は89°、表面から20000m地点の巻き硬度は90°(H(L/3)/H(0)=1.01)、表面から40000m地点の巻き硬度は91°(H(2L/3)/H(L/3)=1.01)であった。スリット後の巻心の内径は76.2mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な状態であった。
次いでしわのない6本の巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リールの蒸着リールを採取したが、加工時に発生したしわで6リールが不合格になり、しわ発生率は8.3%であった。
実施例7
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を30%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を30%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は93°、表面から20000m地点の巻き硬度は95°(H(L/3)/H(0)=1.02)、表面から40000m地点の巻き硬度は100°(H(2L/3)/H(L/3)=1.05)であった。スリット後の巻心の内径は152.6mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な結果であった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リール採取したが、加工時にしわで7リールが不合格になった以外は合格であり、しわ発生率は9.7%であった。
比較例1
扁平強度が0.5kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径152.6mm、肉厚8mmの巻き心を使用し、幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を30%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
扁平強度が0.5kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径152.6mm、肉厚8mmの巻き心を使用し、幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を30%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなく、表面の巻き硬度は93°、表面から20000m地点の巻き硬度は95°(H(L/3)/H(0)=1.02)、表面から40000m地点の巻き硬度は97°(H(2L/3)/H(L/3)=1.02)と低いにもかかわらず、スリット後の巻心の内径は150.3mmであり、巻心の収縮率は1.5%と巻心内径が小さくなった。このため、巻き上げ後に巻き状物をスリッターから取り出す際に、巻心止めチャックから外れにくい現象があった。
次いでこれらの巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リールの蒸着リールを採取したが、加工時に発生したしわで15リールが不合格になり、しわ発生率は20.8%であった。
なお、巻心内径が小さいため、蒸着機巻き出し部に取り付けられず、巻心の内側を削り取って取り付けた。
比較例2
扁平強度が2.1kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径76.2mm、肉厚12mmの巻き心を使用し、幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を10%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
比較例2
扁平強度が2.1kN/100mmである昭和丸筒製の樹脂含浸紙製、内径76.2mm、肉厚12mmの巻き心を使用し、幅4500mmのポリプロピレンフィルムを幅500mmにスリットする際にスリット速度を20%小さくし、巻き取り張力を10%大きくした以外は実施例1と同様に実施した。
得られた巻き状物は8本とも巻きずれの発生はなかったが、2本に折れしわが発生し、蒸着加工には不適当な巻き状態であった(スリット格落ち)。折れしわが発生した以外の6本の巻き状物については、表面の巻き硬度は92°、表面から20000m地点の巻き硬度は93°(H(L/3)/H(0)=1.01)、表面から40000m地点の巻き硬度は94°(H(2L/3)/H(L/3)=1.01)であった。スリット後の巻心の内径は76.2mmであり、巻心の収縮率は0%と巻き締まりもなく、良好な状態であった。
次いでしわのない6本の巻き状物から1本(95.55kg)を取り出し、実施例1と同様に真空蒸着加工を行ない、72リールの蒸着リールを採取したが、加工時に発生したしわで11リールが不合格になり、しわ発生率は15.3%であった。
上記の結果を表1に示す。
本発明は、巻心にポリプロピレンフィルムを巻き取った、取り扱い性に優れ、蒸着加工などのようにバッチ式加工の生産性に優れたポリプロピレンフィルム巻状物である。
Claims (3)
- マイクロメータ厚さが4.5μm以下であって、巻き長さが30000m以上であるポリプロピレンフィルム巻状物において、扁平強度が0.6kN/100mm以上、かつ内径が150mm以上である巻心にポリプロピレンフィルムを巻き取ったことを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物。
- マイクロメータ厚さが4.5μm以下であって、巻き長さが30000m以上であるポリプロピレンフィルム巻状物において、製品巻状物の製品巻き長さをLmとした時に、巻状物表面から0m、L/3±0.02×Lm、2L/3±0.02×Lm地点での巻き硬度をそれぞれ、H(0)、H(L/3)、H(2L/3)とした時に、式(1)〜(3)を満足することを特徴とするポリプロピレンフィルム巻状物。
80°≦ H(0)≦ 95° 式(1)
1.00 ≦ H(L/3)/H(0)≦ 1.03 式(2)
1.00 ≦ H(2L/3)/H(L/3)≦ 1.03 式(3) - ポリプロピレンフィルムの長手方向のF5値が46MPa以上60MPa以下であり、フィルムのΔd(マイクロメータ法厚さ−質量法厚さ)が0.05μm以上0.25μm以下であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のポリプロピレンフィルム巻状物。
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