JP2006272511A - 往復作動式作業工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 往復作動式作業工具における握り部の振動の低減効果を高める上で有効な技術を提供する。
【解決手段】 本発明の往復作動式作業工具101は、長軸方向に直線運動することで加工作業を行う先端工具111と、先端工具111を駆動する作動機構を収容した作業工具本体103と、作業工具本体103における先端工具111と反対側の後端部側に取り付けられる握り部123とを有する。また作業工具本体103と握り部123との間に弾発状に介在され、加工作業時に作業工具本体103から握り部123に入力する振動を吸収する弾性体131と、作業工具本体103と握り部123との間に介在され、加工作業時に作業工具本体103から握り部123に入力する振動を減衰する振動減衰部141とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば電動ハンマやハンマドリル等のように一定の周期で先端工具を往復駆動する手持ち式の往復作動式作業工具における握り部の取付構造に関する。
実公平1−18306号公報(特許文献1)では、防振構造の握り部(グリップ)を備えた電動ハンマの構成が開示されている。この従来の電動ハンマでは、作業者が握る握り部を、振動発生部であるハンマ本体部に対して弾性体(ゴム)を介して連接した構成が開示されている。
上記の構成によれば、ハンマ本体部に発生する振動の握り部への入力を弾性体によって吸収して低減することが可能となる。しかしながら弾性体を介して連接する構成の場合、振動の吸収効果を上げるには、弾性体のバネ定数を小さく設定しなければならないが、バネ定数を小さくすると、ハンマ本体部と握り部との間で相対的にふらつく状態となり、安定性に欠けることになる。このようなことから、実際には上記のような現象を回避できる状態まで弾性体のバネ定数を大きく設定することになるが、そのときは、当然のことながら吸収効果が低下することになる。
実公平1−18306号公報
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、往復作動式作業工具における握り部の振動の低減効果を高める上で有効な技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、各請求項記載の発明が構成される。
請求項1に記載の発明によれば、長軸方向に直線運動することで加工作業を行う先端工具と、先端工具を駆動する作動機構を収容した作業工具本体と、作業工具本体における先端工具と反対側の後端部側に取り付けられる握り部とを有する往復作動式作業工具が構成される。本発明における「往復作動式作業工具」としては、典型的には、作業者が握り部を握りつつ作業工具本体側へと当該握り部に押圧力を作用させて加工作業を行う形態の工具がこれに該当し、先端工具に長軸方向の打撃動作のみ、あるいは打撃動作と周方向の回転動作とを行わせて被加工材に破砕作業や穴明け作業等を遂行する電動ハンマあるいはハンマドリル等の衝撃式作業工具のほか、ブレードに往復直線運動を行わせて被加工材の切断作業を行うレシプロソーやジグソー等の切断作業工具等を広く包含する。
請求項1に記載の発明においては、特徴的な構成として、握り部は、作業工具本体と握り部との間に弾発状に介在されて加工作業時に作業工具本体から握り部に入力する振動を吸収する弾性体と、作業工具本体と握り部との間に介在されて振動を減衰する振動減衰部とを介して作業工具本体に連接された構成とされる。この場合において、弾性体の弾発力の入力方向および振動減衰部の摩擦力の作用方向は、振動の入力方向、すなわち先端工具の長軸方向と概ね一致するように設定することが好ましい。本発明における「弾性体」としては、ゴムやバネ等がこれに該当する。また「振動を減衰する」態様としては、典型的には、二つの部材が互いに接触して相対移動するときの摺動部に作用する摩擦抵抗を利用して振動を減衰する態様、二つの部材の相対移動に伴って容積が変化する空間内の流体が小孔(オリフィス)を通過するときの抵抗力を利用して振動を減衰する態様等、広く包含する。本発明によれば、握り部の振動を振動減衰部により減衰する構成とすることで、弾性体のバネ定数を小さくすることができる。このことから、往復作動式作業工具による加工作業時において、作業工具本体から握り部に入力する振動を、弾性体の弾性変形による吸収作用と振動減衰部の減衰作用とによって効果的に低減することができる。
(請求項2に記載の発明)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の往復作動式作業工具における振動減衰部は、振動の入力に伴って作業工具本体に設けた本体側摺動部と握り部に設けた握り部側摺動部とが互いに接触して相対移動する際、本体側摺動部と握り部側摺動部との摺動面に生ずる摩擦により振動を減衰する構成とした。本発明における「摺動面」の態様としては、本体側摺動部と握り部側摺動部とが、相対移動方向に連続する平面同士で接触する態様、相対移動方向に連続する曲面同士で接触する態様、一方が平面で他方が曲面で接触する態様、平面あるいは曲面からなる摺動面に対して突部が接触する態様等、広く包含する。本発明によれば、本体側摺動部と握り部側摺動部との摺動面に生ずる摩擦により振動を減衰する構成のため、簡易な構造の振動減衰部を提供できる。また摺動面に生ずる摩擦力については、摺動面の表面粗さ、摺動面の材質、面積、あるいは摺動面に作用する摺動方向と交差する方向の付勢力等を変更することによって適宜調整できる。
(請求項3に記載の発明)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の往復作動式作業工具における握り部は、先端工具の長軸方向と交差する方向に延在するように配置される。そして握り部は、作業工具本体に対し、延在方向の一端側においては回動軸を介して先端工具の長軸方向に相対回動自在に連接され、延在方向の他端側においては弾性体および振動減衰部を介して連接された構成とされる。作業者が握り部を握って加工作業を行う際、握り部は作業工具本体に対し回動軸を回動中心にして先端工具の長軸方向に相対回動する。この相対回動動作に伴う弾性体の弾性変形および振動減衰部の摩擦により、作業工具本体から握り部へと入力される先端工具長軸方向の振動を低減できる。本発明によれば、握り部の作業工具本体に対する相対移動方向が回動軸を支点とする先端工具の長軸方向に特定化される。すなわち、握り部は回動軸にて設定された回動方向以外の方向の動きが規制される。このため、例えば振動減衰部を、握り部に入力する振動を摩擦によって減衰する態様で構成した場合において、円弧運動に合わせた広範囲な摩擦摺動面を設定することができ、その結果、摩擦摺動面の接触状態を安定的に保持することが可能となり、摩擦力の定常化を図ることができる。
(請求項4に記載の発明)
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の往復作動式作業工具における振動減衰部は、作業工具本体と握り部との相対回動動作に伴い相対移動する第1および第2の部材を有し、当該第1の部材と第2の部材の側面領域に互いに接触して相対移動する摩擦摺動部が形成された構成とされる。振動減衰部を構成する第1および第2の部材の相対移動は、回動軸を回動中心とする円弧運動である。本発明においては、第1および第2の部材の側面領域を利用して摩擦摺動部を形成する構成のため、握り部が作業工具本体に対して相対的に回動動作する構成でありながら、摩擦摺動部を直線状に形成することが可能となる。その結果、摩擦摺動部の設定が容易とされる。なお「摩擦摺動部」の態様としては、互いに対向状に配置される平面を介して摺動する態様、一方が平面で他方が突部を介して摺動する態様、あるいは第1の部材と第2の部材が直接に摺動する態様、第1の部材と第2の部材との間に介在物を含む態様等、広く包含する。
本発明によれば、往復作動式作業工具における握り部の振動の低減効果を高める上で有効な技術が提供されることとなった。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
本実施の形態は、往復作動式作業工具の一例として電動ハンマを用いて説明する。図1は電動ハンマ101の全体構成を示す側面図である。図1に示すように、本実施の形態に係る電動ハンマ101は、概括的に見て、電動ハンマ101の外郭を形成する本体部103を主体に構成される。本体部103は、本発明における「作業工具本体」に対応する。本体部103は、モータハウジング105、ギアハウジング107および当該ギアハウジング107の先端(前端)領域(図1の左側)を占める工具保持部109を主体にして構成される。工具保持部109にはハンマビット111が長軸方向には相対移動可能とされ、周方向には一体回転するように装着される。ハンマビット111は、本発明における「先端工具」に対応する。また本体部103の後端部(図1の右側)には、加工作業時に作業者が手で握るハンドグリップ113が取り付けられている。なお説明の便宜上、ハンマビット111側を前、ハンドグリップ113側を後という。
便宜上特に図示はしないが、本体部103内には、工具保持部109にて保持されるハンマビット111に打撃動作を加えるための打撃駆動機構が内蔵されている。なお打撃駆動機構については、従来公知のため、簡単な説明に止める。モータハウジング105内には、駆動源としての駆動モータが設置されている。この駆動モータの回転出力は、ギアハウジング107内に設置されたクランク機構を介してピストンの往復直線運動に変換される。そしてピストンの直線運動に基づきシリンダ内に生ずる、いわゆる空気バネの作用によって打撃子としてのストライカが先端方向(前方)へ高速で直線運動し、中間子としてのインパクトボルトに衝突する。それに伴いインパクトボルトが更に先端方向へ高速で直線運動し、ハンマビット111に衝突する。それに伴いハンマビット111は長軸方向(前方)へ高速で直線運動する。このようにして、ハンマビット111が打撃動作(ハンマ動作)することによって、図示省略の被加工材(コンクリート)に対する加工作業、すなわちハツリ等のハンマ作業が遂行されることとなる。なお駆動モータは、ハンドグリップ113に設けられたトリガ115による電源スイッチのオン・オフ操作によって通電駆動あるいは停止される。
なお上記のストライカおよびインパクトボルトは、ハンマビット111に打撃動作を加える打撃機構を構成する。打撃機構およびハンマビット111は、概ね同一直線上を直線運動するように構成される。そしてハンマビット111の駆動時において、当該ハンマビット111の打撃動作に伴い本体部103には、ハンマビット111の長軸方向の振動が発生する。この振動がハンドグリップ113に伝達するのを低減するべく、当該ハンドグリップ113は本体部103に対して下記の如く装着されている。ハンドグリップ113の本体部103に対する装着構造につき、図1〜図6を参照しつつ説明する。図2はハンドグリップ113の本体部103に対する上端側の装着構造を示す部分側断面図、図3は同じくハンドグリップ113の上端側の装着構造を示す部分平断面図である。図4は図3におけるIV−IV線断面図、図5は図4のA部拡大図である。また図6にはハンドグリップ113の本体部103に対する装着構造が模式図で示される。
ハンドグリップ113は、本体部103の後部(図中右側)を覆うべく配置される合成樹脂製のカバー部材121と、当該カバー部材121に装着される金属部分と合成樹脂部分とを接合した構造のグリップ123とによって構成されている。グリップ123は、本発明における「握り部」に対応する。カバー部材121は、所定の複数箇所において、図示省略のネジ等によって本体部103の構成部材である、ギアハウジング107およびモータハウジング105の後部に止着されている。すなわち、カバー部材121は、本体部103に固定された構成であり、実質的には本体部103側部材とされる。
図1および図2に示すように、グリップ123は、ハンマビット111の長軸方向と交差する上下方向に延在するとともに、その延在方向の端部である上端と下端にそれぞれハンマビット111の長軸方向と概ね平行な方向(水平方向)に所定長さで延在する取付脚部123a,123bを有した側面視で概ねコの字形に形成されている。グリップ123は、図6の模式図に示すように、本体部103に対し、上端側の取付脚部123aが弾性体であるコイルバネ131および振動減衰機構141を介して連接され、下端側の取付脚部123bが回動軸127を介して相対的に回動自在に連接される構成とされる。以下、取付脚部123a、123bの装着構造につき説明する。
図2および図3に示すように、グリップ123の上端側の取付脚部123aとギアハウジング107との間には、加工作業時におけるグリップ123の振動吸収用としてのコイルバネ131が弾発状に介在される。コイルバネ131は、本発明における「弾性体」に対応する。コイルバネ131は、その弾発力の作用方向(軸方向)が、振動の入力方向であるハンマビット111の長軸方向に概ね一致するように配置されている。コイルバネ131は、直線運動を行うハンマビット111の移動線Pに近接した位置、すなわちハンマビット111の長軸線を延長した直線よりもやや上方位置に置かれる。そしてコイルバネ131は、その軸方向の一端がグリップ123側のバネ受部材133を介して支持され、他端がカバー部材121を貫通してギアハウジング107側に延在するとともに、当該ギアハウジング107に固定されたバネ受部材135によって支持される。このように、グリップ123の上端側の取付脚部123aは、コイルバネ131を介して本体部103と連接される。なおグリップ123側のバネ受部材133は、後述する伸縮カバー137の固定を兼用している。
グリップ123の下端側の取付脚部123bは、回動軸127を介してカバー部材121の後端下部に前後方向に相対回動可能に連接されている。すなわち、グリップ123は回動軸127を介しての相対回動方向が、当該グリップ123に対するハンマビット111の長軸方向の振動の入力方向と概ね一致するように設定されている。かかる構成とすることにより、本体部103からカバー部材21を介してグリップ123側へと入力されるハンマビット111の長軸方向の振動に対し、コイルバネ131による振動吸収作用が効果的に働くことになる。
またグリップ123の上端側の取付脚部123aは、図3および図4に示すように、本体部103側であるカバー部材121に対し、摩擦により振動を減衰する振動減衰機構141を介して連接されている。振動減衰機構141は、本発明における「振動減衰部」に対応する。振動減衰機構141は、相対的に移動(回動軸127を回動中心とする相対回動)する棒状部材143と筒部材145によって構成されている。棒状部材143は、本発明における「握り部側摺動部」および「第1の部材」に対応し、筒部材145は、本発明における「本体側摺動部」および「第2の部材」に対応する。棒状部材143は、グリップ123の上端側の取付脚部123aに一体に設けられた直線状の部材であり、当該取付脚部123aからギアハウジング107側に向ってハンマビット111の移動線Pに概ね平行(したがってコイルバネ131と概ね平行)に延在されている。棒状部材143は、カバー部材121に一体に設けられた筒部材145の筒孔内に相対移動可能に挿入されるとともに、カバー部材121側から当該棒状部材143にねじ込まれたストッパボルト149の頭部149aが筒部材145の端面に当接することによって抜け止めされている。
棒状部材143および筒部材145は、それぞれコイルバネ131を挟んで左右両側に配置されている。棒状部材143および筒部材145は、図4に示すように、その断面形状が左右の側面が平面とされた、いわゆる二面幅を有する略小判型に形成されている。すなわち、棒状部材143の外周面および筒部材145の内周面は、側面領域が鉛直方向の平面143a,145aとされ、上下領域が円弧面143b、145bとされている。そして図5の拡大図に示すように、棒状部材143と筒部材145とは、その外周面と内周面との間に所定の間隙が設定された、いわゆる遊びを有する嵌め合い構造とされる。棒状部材143の側面領域である平面143a、あるいは筒部材145の側面領域である平面145aのいずれか一方、本実施の形態では、棒状部材143の平面143aに、筒部材145の平面145aと接触する突部147が形成されている。突部147は、棒状部材143が筒部材145に対して相対移動するとき、当該筒部材145の平面145aに接触して摺動することで摩擦力(摺動動作に対する抵抗力)を発生させ、これによって加工作業時に本体部103に発生した振動のグリップ123側への入力を減衰する構成とされる。突部147および当該突部147が接触する筒部材145の平面145aは、本発明における「摩擦摺動部」に対応する。
なお棒状部材143と筒部材145の相対移動動作は、回動軸127を回動中心とする円弧運動である。このため、棒状部材143の円弧面143bと、筒部材145の円弧面145b間の間隙は、当該棒状部材143と筒部材145の干渉を回避する上で必要な広さに設定される。
上述したコイルバネ131および振動減衰機構141は、グリップ123の上端部側の取付脚部123aとカバー部材121との間に配置された伸縮自在なゴム製の伸縮カバー137によって被覆されている。伸縮カバー137は、蛇腹状の筒形に形成されるとともに、一方の開口縁部が取付脚部123aの内周面に嵌め込んだ状態で取付脚部123a側のバネ受部材133によって固定され、他方の開口縁部がカバー部材121に形成された環状の係止溝139に係止されることで止着されている。
本実施の形態に係る電動ハンマ101は、上記のように構成される。以下、電動ハンマ101の作用および使用方法につき説明する。トリガ115の引き絞り操作によって電源スイッチを介して駆動モータが通電駆動されると、上述したように、駆動モータの回転出力は、クランク機構を介して直線運動に変換されるとともに、ストライカおよびインパクトボルトによって構成される打撃機構を介してハンマビット111に打撃動作として付加され、これによって被加工材に対するハンマ作業が遂行されることになる。なお電動ハンマ101によるハンマ作業は、作業者がグリップ123を握るとともに当該グリップ123に本体部103側へと押圧力を作用させる形態で遂行される。このようにグリップ123に押圧力を作用させることに伴いグリップ123の上端側の取付脚部123aが回動軸127を回動中心として本体部103に近接する方向(前方)へと回動されると、コイルバネ131が圧縮変形されるとともに、棒状部材143とともにストッパボルト149の頭部149aが筒部材145から離間する方向へと移動する。これによりグリップ123は、本体部103に対して回動軸127を回動中心とする双方向への相対回動が許容される。
かかる状態での電動ハンマ101のハンマ作業時において、ハンマビット111が駆動される際に、本体部103には衝撃的かつ周期的な振動が発生する。この振動の本体部103側からグリップ123側への入力は、コイルバネ131の弾性変形による振動吸収作用と、振動減衰機構141の摩擦による減衰作用とによって低減される。すなわち、振動減衰機構141は、互いに接触して滑り摩擦する棒状部材143の突部147と筒部材145の平面145aとの接触部に作用する摩擦力(相対移動を抑止しようとする力)によって、コイルバネ131を経てグリップ23に入力しようとする振動を減衰する。コイルバネ131は、一旦振れ始めるとその揺れが継続するという特性を有するが、本実施の形態によれば、このコイルバネ131の揺れを振動減衰機構141の摩擦によって抑制する。かくして、コイルバネ131による振動吸収作用と、振動減衰機構141の摩擦による減衰作用とによって、本体部103からグリップ123への振動の入力を効果的に低減することが可能となる。なお振動減衰機構141による減衰の強さ(程度)については、突部147と平面145aとの接触部に働く摺動時の摩擦力の大きさを変える、例えば接触部位の表面粗さ、材質、面積等を変えることによって、あるいは接触部位に作用する移動方向と直交する方向の力を変えることによって調整できる。
また本実施の形態は、本体部103に対するグリップ123の装着構造として、振動発生源に近接した位置(ハンマビット111の移動線Pに近接した位置)でコイルバネ131および振動減衰機構141を介して連接し、振動発生源から離れた位置で回動軸127を介して振動入力方向に相対的に回動自在に連接している。これにより、コイルバネ131による振動吸収作用および振動減衰機構141による振動減衰作用が効果的に働くことになる。また振動減衰機構141は、コイルバネ131の両側、すなわちハンマビット111の移動線Pを挟んで両側に配置されている。このため、棒状部材143の突部147と筒部材145の平面145aが摺動することで発生する、ハンマビット111の移動線Pに直交する軸線回りのモーメントが、互いに打ち消し合うように作用する。この結果、振動減衰機構141の設置に伴いモーメントが無用に発生することが抑えられる。
またコイルバネ131と振動減衰機構141とを併用したことにより、コイルバネ131のみによって連接する構成の場合であれば起こり得る「ふらつき状態」を考慮することなく、コイルバネ131のバネ定数を任意にかつ容易に設定することができる。
また本実施の形態では、本体部103とグリップ123を、回動軸127を介して接合する構成としたことにより、回動軸127にて設定された回動方向以外の相対移動を規制することができる。その結果、棒状部材143の突部147と筒部材145の平面145aとの接触状態を一定に保持することが可能となり、摺動部位に生ずる摩擦力の安定化が図られる。また突部147と平面145aからなる摺動部を、棒状部材143および筒部材145の側面領域に設定したことによって、回動軸127を回動中心として相対移動する構成でありながら、摺動部を直線状に形成できるため、安定した摩擦力を維持しつつ摺動部を簡単に設定できる。
次に本発明に係る振動減衰機構141の各変更例につき、図7〜図9に示す簡略図を参照しつつ説明する。
前述した実施の形態では、金属製の棒状部材143と合成樹脂製の筒部材145が摩擦接触する構成としたが、図7に示す変更例では、金属製の棒状部材143に対してゴム製の伸縮カバー137が摩擦接触する構成としている。すなわち、この変更例では、伸縮カバー137に棒状部材143に向って延出するアーム部151を一体に設定し、このアーム部151の先端を、棒状部材143に対して当該棒状部材143の移動方向と交差する方向から所定の押圧力で押圧させた状態で相対的に摺動する構成としている。また図8に示す変更例では、前述した実施の形態における棒状部材143と筒部材145との嵌め合い構造において、当該棒状部材143と筒部材145との嵌合面にオーリング153を介在する構成としている。図7および図8に示す変更例によれば、アーム部151およびオーリング153の弾性変形を利用して摺動面に対して摺動方向と交差する方向に所要の付勢力を付与することができる。また回動軸127を回動中心とする棒状部材143の円弧動作に対して弾性変形によって対応するため、棒状部材143の断面形状を、例えば単純な円形にして製作性を向上できる。
また図9に示す変更例は、振動減衰機構141を流体ダンパ155によって構成したものであり、シリンダ156が本体部103側に取り付けられ、ピストン157がグリップ123側に取り付けられる。そして本体部103とグリップ123との相対移動に伴いシリンダ156内をピストン157が移動するとき、シリンダ156内の流体が小孔(オリフィス)158を通過するときの流動抵抗を振動の減衰力として利用する構成とされる。また上述した変更例のほか、棒状部材143の摩擦摺動面に対して、図示はしないが、例えば板バネあるいは樹脂バネを、棒状部材143に対して当該棒状部材143の移動方向に直交する方向の付勢力を作用しつつ係合する構成等を採用することが可能である。
なお本実施の形態では弾性体としてコイルバネ131を用いたが、コイルバネ131に変えてゴムを用いてもよい。また本実施の形態では、グリップ123の下端側の取付脚部123bが回動軸127を介して回動自在に連接される構成としたが、下端側の取付脚部123bについても上端側の取付脚部123aと同様に、コイルバネ131および振動減衰機構141を介して連接する構成に変更してもよい。
また突部147と平面145aとによって摩擦摺動部を構成したが、平面と平面とによって摩擦摺動部を構成してもよい。また棒状部材143と筒部材145との間に設定される突部147については、摺動時に生ずる摩擦力の大きさを考慮し、対向する各平面143a,145a間において、それぞれ単数の突部147を設ける構成のほか、複数の突部147を設ける構成、あるいは相対移動方向に突部147が連続状に延在する構成等があり、その場合、突部147の突出端部が、対向する平面145aに対して平面で接触する構成、あるいは球面で接触する構成等が可能となる。
また本実施の形態では、往復作動式作業工具の一例として、電動ハンマの場合で説明したが、電動ハンマに限らず、先端工具としてのハンマビットに長軸方向の打撃動と周方向の回転動作を行わせて被加工材に穴明け作業等を遂行するハンマドリルに適用することが可能であるし、また電動ハンマやハンマドリル等の衝撃式作業工具のほか、先端工具としてのブレードに往復直線運動を行わせて被加工材の切断作業を行うレシプロソーやジグソー等の切断作業工具に適用することも可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、以下の態様を構成することが可能とされる。
(態様1)
「請求項1〜3のいずれかに記載の往復作動式作業工具であって、
前記振動減衰部は、前記先端工具の移動線を挟んで両側に配置されていることを特徴とする往復作動式作業工具。」
態様1の発明によれば、振動減衰部の振動減衰作用によって発生する、先端工具の移動線に直交する軸線回りのモーメントが、互いに打ち消し合うように作用する結果、振動減衰機構の設置に伴いモーメントが無用に発生することが抑えられる。ここで「両側に配置」の態様としては、典型的には先端工具の移動線の両側にそれぞれ配置された振動減衰部の摺動面が、先端工具の移動線の両側で平行になるように設定する態様がこれに該当する。
本実施の形態に係る電動ハンマの全体構成を示す側面図である。 ハンドグリップの本体部に対する装着構造を示す側断面図である。 ハンドグリップの一部を切断して平面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図4のA部拡大図である。 ハンドグリップの本体部に対する装着構造を示す模式図である。 振動減衰機構の変更例を簡略に示す図である。 振動減衰機構の変更例を簡略に示す図である。 振動減衰機構の変更例を簡略に示す図である。
符号の説明
101 電動ハンマ(往復作動式作業工具)
103 本体部(作業工具本体)
105 モータハウジング
107 ギアハウジング
109 工具保持部
111 ハンマビット(先端工具)
113 ハンドグリップ
115 トリガ
121 カバー部材
123 グリップ(握り部)
123a 上側の取付脚部
123b 下側の取付脚部
127 回動軸
131 コイルバネ(弾性体)
133 バネ受部材
135 バネ受部材
137 伸縮カバー
139 係止溝
141 振動減衰機構(振動減衰部)
143 棒状部材
143a 平面
143b 円弧面
145 筒部材
145a 平面(摩擦摺動部)
145b 円弧面
147 突部(摩擦摺動部)
149 ストッパボルト
149a 頭部
151 アーム部
153 オーリング
155 流体ダンパ
156 シリンダ
157 ピストン
158 小孔

Claims (4)

  1. 長軸方向に直線運動することで加工作業を行う先端工具と、
    前記先端工具を駆動する作動機構を収容した作業工具本体と、
    前記作業工具本体における前記先端工具と反対側の後端部側に取り付けられる握り部と、を有する往復作動式作業工具であって、
    前記握り部は、前記作業工具本体と前記握り部との間に弾発状に介在されて加工作業時に前記作業工具本体から前記握り部に入力する振動を吸収する弾性体と、前記作業工具本体と前記握り部との間に介在されて前記振動を減衰する振動減衰部とを介して前記作業工具本体に連接されていることを特徴とする往復作動式作業工具。
  2. 請求項1に記載の往復作動式作業工具であって、
    前記振動減衰部は、前記振動の入力に伴って前記作業工具本体に設けた本体側摺動部と前記握り部に設けた握り部側摺動部とが互いに接触して相対移動する際、前記本体側摺動部と前記握り部側摺動部の摺動面に生ずる摩擦により前記振動を減衰するように構成されていることを特徴とする往復作動式作業工具。
  3. 請求項1または2に記載の往復作動式作業工具であって、
    前記握り部は、前記先端工具の長軸方向と交差する方向に延在するように配置されるとともに、前記作業工具本体に対し、延在方向の一端側においては回動軸を介して前記先端工具の長軸方向に相対回動自在に連接され、延在方向の他端側においては前記弾性体および前記振動減衰部を介して連接されていることを特徴とする往復作動式作業工具。
  4. 請求項3に記載の往復作動式作業工具であって、
    前記振動減衰部は、前記握り部の前記回動軸を支点とする回動動作に伴い相対移動する第1および第2の部材を有し、当該第1の部材と第2の部材との側面領域に互いに接触して相対移動する摩擦摺動部が形成されていることを特徴とする往復作動式作業工具。
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