JP2006272473A - 工具交換装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

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    • B23Q3/15526Storage devices; Drive mechanisms therefor
    • B23Q3/15534Magazines mounted on the spindle

Abstract

【課題】 主軸ヘッドを加工領域およびATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくして、信頼性を向上させる。
【解決手段】 本発明の工具交換装置は、工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッド24と、この主軸ヘッド24に回転可能に支持された主軸40とを備え、主軸40及び主軸ヘッド24をATC領域内で移動させることに基づいて主軸40に装着された工具を交換するように構成された装置において、主軸ヘッド24を加工領域内を移動させた後、ATC領域内を移動させてATC原点まで移動させて停止させ、その後、ATC原点からATC領域内を移動させた後、加工領域内を移動させる移動制御手段110を備え、そして、ATC領域内を移動させるときの移動速度を変更可能なように構成したものである。
【選択図】 図11

Description

本発明は、主軸ヘッドをATC領域内で移動させることに基づいて主軸に装着された工具を交換する機構を備えた工具交換装置、制御方法及びプログラムに関する。
この種の工具交換装置の一例として、特許文献1に記載された装置が知られている。この構成では、主軸を回転可能に支持する主軸ヘッドを上下動可能に設け、工作物の加工を行う加工領域(下方領域)と工具交換を行うATC領域(上方領域)との間で移動させるようにしている。工具を交換する場合には、主軸ヘッド(及び主軸)を加工領域からATC領域へ移動させ、更にATC領域内で移動させることにより、カム機構を動作させて工具マガジンとの間で主軸に装着された工具を交換するように構成されている。
特公平7−22860号公報
上記従来構成においては、主軸ヘッドを加工領域及びATC領域内において移動させる場合、同じ移動速度で移動させるように構成されている。そして、主軸ヘッドがATC領域内を上昇するとき、また、ATC領域内を下降するときに、ATC領域のZ原点(即ち、機械原点Z0)付近で、軽めの機械的衝突が生ずる構成となっている。このため、交換前または交換後の工具の重量が重い場合には、上記機械的衝突の衝撃が大きくなるという問題点があった。特に、近年、工具交換装置の動作速度を早くする傾向にあるため、上記機械的衝突の衝撃が一層大きくなり、騒音が大きくなったり、部品の摩耗や破損が発生するおそれもあった。
そこで、本発明の目的は、主軸ヘッドを加工領域およびATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくすることができ、信頼性を向上させ得る工具交換装置、制御方法及びプログラムを提供するにある。
請求項1の工具交換装置は、工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、前記主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された装置において、前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて工具マガジンが旋回可能な位置としてのATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させる移動制御手段を備え、そして、前記ATC領域内を移動させるときの移動速度を変更可能なように構成したところに特徴を有する。
請求項2の工具交換装置は、前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したものである。
請求項3の工具交換装置は、前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、工具交換後に前記主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したものである。
請求項4の工具交換装置は、前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、プログラム指令によって設定するように構成したものである。
請求項5の工具交換装置は、軽量の工具から重量の工具へ交換する場合には、交換前の前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記加工領域内の前記主軸ヘッドの移動速度と同じに設定し、交換後の前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記加工領域内の前記主軸ヘッドの移動速度よりも低速に設定するように構成したものである。
請求項6の制御方法は、工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、この主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された工具交換装置を制御する制御方法において、前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて前記ATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記主軸ヘッドを前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させるように制御し、更に、前記ATC領域内を移動させるときの前記主軸ヘッドの移動速度を変更可能なように制御している。
請求項7の工具交換装置用のプログラムは、プログラムされたコンピュータによって制御されるものであって、工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、この主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された工具交換装置にあって、前記プログラムは、前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて前記ATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させるように制御する機能と、前記ATC領域内を移動させるときの移動速度を変更可能なように制御する機能とを備えているところに特徴を有する。
請求項1の工具交換装置によれば、ATC領域内を移動させるときの主軸ヘッドの移動速度を変更可能なように構成したので、ATC領域内を移動させる速度を変更することによって、加工時間を短縮させることや、機械系の損傷を防ぐことなど、目的に応じた加工を提供することができる。
請求項2の工具交換装置によれば、ATC領域内の主軸ヘッドの移動速度を、主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したので、工具交換前の工具の重量が重い場合に移動速度を遅くすることが可能となるから、主軸ヘッドをATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくすることができる。
請求項3の工具交換装置によれば、ATC領域内の主軸ヘッドの移動速度を、工具交換後に主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したので、工具交換後の工具の重量が重い場合に移動速度を遅くすることが可能となるから、主軸ヘッドをATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくすることができる。
請求項4の工具交換装置によれば、ATC領域内の主軸ヘッドの移動速度を、プログラム指令によって設定するように構成したので、移動速度の設定の自由度が大きくなり、加工時間の短縮や、機械系の損傷の防止等をより一層達成することができる。
請求項5の工具交換装置によれば、軽量の工具から重量の工具へ交換する場合には、交換前のATC領域内の主軸ヘッドの移動速度を、加工領域内の主軸ヘッドの移動速度と同じに設定し、交換後のATC領域内の主軸ヘッドの移動速度を、加工領域内の主軸ヘッドの移動速度よりも低速に設定するように構成したので、工具交換前に主軸ヘッドをATC領域内で移動させるときの移動時間を短縮することができると共に、工具交換後に主軸ヘッドをATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくすることができる。
以下、本発明の第1の実施例について、図1ないし図15を参照しながら説明する。本実施例の工具交換装置の機械的構成および電気的構成は、前記特許文献1に記載された工具交換装置の機械的構成および電気的構成とほとんど同じである。即ち、本実施例の工具交換装置は、特許文献1に記載された工具交換装置を前提構成として、主軸ヘッドをATC領域内において移動させるときの移動速度の制御部分を改善したものである。
まず、本実施例の工具交換装置の機械的構成について、図1ないし図8を参照して説明する。図1に示すように、工具交換装置を備える工作機械は、垂直なコラム10に設けられたフレーム12にZ軸方向に移動可能に設けられた主軸ヘッド24と、フレーム12にマガジン支持台58を介して配設された回転割出し可能な工具マガジン66とを備えて構成されている。
フレーム12には、ガイドレール14が垂直に配設されており、主軸ヘッド24は、リニアガイド16、16を介して上記ガイドレール14に沿ってZ軸方向に昇降自在に取り付けられている。ガイドレール14に沿って平行に支持されたボールねじ20が、主軸ヘッド24に固定された送りナット18に螺合されている。そして、コラム10の上部に配設されたサーボモータ(Z軸モータ)22によりボールねじ20を回動駆動することにより、主軸ヘッド24はガイドレール14に沿ってZ軸方向に昇降されるように構成されている。
主軸ヘッド24の内部には、下端部に工具保持部(テーパ孔)42を備えた主軸40が回転自在に垂直に配設されている。この主軸40は、主軸モータ36によりカップリング38を介して回転駆動されるように構成されている。工具保持部42には、先端に工具50を装着した工具ホルダ48のアーバー52が嵌合可能になっている。この工具ホルダ48を工具保持部42に嵌合して挿入すると、工具ホルダ48に設けられたプルスタッド54が主軸40中に設けられたホルダ挟持部材44により挟持(クランプ)されるように構成されている。
また、ホルダ挟持部材44を、主軸40の中心通孔中に同軸的に挿通されたドローバー46により押圧すると、ホルダ挟持部材44によるプルスタッド54の挟持が解除(アンクランプ)され、工具ホルダ48の取り外しが可能になる。
そして、工具保持部42に嵌合された工具ホルダ48をクランプし、また該クランプを解除するために、クランクレバー30およびこれに揺動運動を付与するカム機構が設けられている。クランクレバー30は支軸32を介して揺動自在に軸支されており、クランクレバー30における一方の短尺レバー30aの先端部がドローバー46に水平に突設されたピン56と係合可能になっている。クランクレバー30の長尺レバー30bと主軸ヘッド24との間に引張コイルばね34が設けられており、この引張コイルばね34によりクランクレバー30は時計回り方向に付勢されており、常時は短尺レバー30aによるピン56の押圧を解除している。
Z軸モータ22の駆動により主軸ヘッド24が上昇すると、クランクレバー30に設けられた板カム28が固定部位に設けられたカムフォロワ26と当接し、クランクレバー30を反時計回り方向に付勢する。これにより、短尺レバー30aがピン56を押圧し、工具ホルダ48のプルスタッド54に対するクランプを解除するようになっている。
また、前記マガジン支持台58には、斜め左下方に指向する支持軸60が配設されており、この支持軸60にマガジンベース64が軸受62を介して回転自在に支持されている。マガジンベース64には、グリップアーム82が放射状に所要の中心角で複数個揺動自在に設けられている。
図2に示すように、上記マガジンベース64には、支持軸60を中心とする割出円板80がボルト79により固定されている。この割出円板80の一側面にカムフォロワ78が、グリップアーム82の配設位置に対応させて複数個(例えば10個)設けられている。
図1のC方向矢視図である図6に示すように、マガジン支持台58に垂直に配置したケーシング67の上部にマガジンモータ68が配設されており、このモータ68の回転軸69に駆動軸70がカップリング71を介して接続されている。駆動軸70の下端部には、ベベルギヤ72が設けられ、このギヤ72は軸受73、73を介して水平に支持された回転軸75に設けられたベベルギヤ74と噛合している、回転軸75には、カム溝76aを有するバレルカム76が固定されており、上記カム溝76aに割出円板80に放射配置された各カムフォロワ78が係合可能なように構成されている。この場合、バレルカム76の回転により、割出円板80に間欠的に割出し回転が付与される。
次に、グリップアーム82を工具ホルダ48の受渡しのために揺動駆動する機構について説明する。図2、図3、図4に示すように、マガジンベース64には、支持軸60を中心徒する円周方向に、クレビス81が例えば10個配設されている。各クレビス81には、グリップアーム82が枢支軸84を介して揺動可能に設けられており、グリップアーム82の自由端を半径方向外方に臨ませている。
グリップアーム82の自由端には、図3に示すように、工具ホルダ48の把持部を挟持可能な二股部83が形成されている。この二股部83の各先端部の内側には、孔83aが形成され、該孔83a内に支持ピン98が圧縮コイルばね99を介して収容されている。この場合、二股部83を工具ホルダ48の把持部であるV形溝部48aに位置合わせすると、支持ピン98、98がV形溝部48aに係合して当接することにより、工具ホルダ48が保持される。
また、図2に示すように、グリップアーム82の反自由端にも、孔82aが形成され、この孔82a内に鋼球90と圧縮コイルばね92が収納されている。マガジンベース64のボス部64aには、断面円弧状の案内面88aが形成されたグリップ支持カラー88が配設されている。上記案内面88aに、グリップアーム82の鋼球90が弾力的に当接するように構成されている。そして、図5に示すように、案内面88aには、ノッチ溝88bが形成されており、割出し待機状態のグリップアーム82は、鋼球90をノッチ溝88bに嵌合させることにより、その姿勢で安定保持される構成となっている。
また、図5に示すように、グリップアーム82には、ローラ形状の第1カムフォロワ94および第2カムフォロワ96が回転自在に設けられている。これら第1カムフォロワ94および第2カムフォロワ96は、複合カム体86に形成された第1カム面86aおよび第2カム面86bに当接、離間可能なように構成されている。複合カム体86は、図1に示すように、主軸ヘッド24の垂直面における工具マガジン66に指向する側に固定されており、第1カム面86aおよび第2カム面86bを工具マガジン66の所望の工具ホルダ48の割出し位置側に臨ませている。
そして、第1カムフォロワ94および第2カムフォロワ95は、後述するように(図7、図8参照)、機械原点Z0を中心とする主軸ヘッド24の昇降領域内で、複合カム体86の第1カム面86aおよび第2カム面86bに当接して摺動するように構成されている。これにより、主軸ヘッド24を上昇させると、上記カム作用によりグリップアーム82が所定の揺動運動を行う。
一方、図1に示すように、主軸ヘッド24の後部には、ドグ101が設けられ、このドグ101に対応するリミットスイッチ102がコラム10に配設されている。このリミットスイッチ102は、主軸ヘッド24がATC領域内の主軸回転禁止領域に位置することを検出するスイッチであり、主軸ヘッド24が機械原点Z0よりも所定距離例えば5mm以上上昇したときにオンする。
次に、上記した構成の工具交換装置の動作について、図7、図8を参照して説明する。尚、主軸ヘッド24の動作基準位置となる機械原点Z0より下方の領域が工作物の加工を行う加工領域であり、機械原点Z0より上方の領域が工具交換を行うATC領域である。
まず、図7(a)は、工作物を切削している状態を示しており、この状態では、主軸40の下軸端は機械原点Z0よりも下方に位置している。そして、グリップアーム82の第1カムフォロワ94は、複合カム体86の第1カム面86aを上昇しきった位置にあり、第2カムフォロワ96は第2カム面86bの最下部に位置しており、グリップアーム82の二股部83を最も左方向に振りきった状態に保持している。この場合、主軸ヘッド24は工具マガジン66に干渉することなく昇降できる。
図7(b)は、主軸ヘッド24が機械原点Z0とほぼ一致する位置(Z=0)まで上昇した状態を示している。このとき、グリップアーム82の第1カムフォロワ94は第1カム面86aの中途に位置し、第2カムフォロワ96は第2カム面86bの中途に位置しており、グリップアーム82を枢支軸84を中心として反時計方向にわずかに回動させている。これにより、二股部83の支持ピン98、98を工具ホルダ48のV形溝部48aに一致させて近接させている。ただし、この時点では、支持ピン98、98はV形溝部48aにまだ嵌合していない。
図7(c)は、主軸ヘッド24がATC領域に入り、機械原点Z0よりも、距離Z=30mmだけ上昇した状態を示している。この位置まで主軸ヘッド24が上昇する過程で、リミットスイッチ102が主軸ヘッド24がATC領域内の主軸回転禁止領域に入ったことを知らせる検出信号を出力する。また、クランクレバー30の板カム28がカムフォロワ26と当接するようになり、クランクレバー30は反時計回り方向への回動を開始する。また、複合カム体86の第1カム面86aおよび第2カム面86bがグリップアーム82の第1カムフォロワ94および第2カムフォロワ96を従動させ、グリップアーム82を反時計回り方向へ揺動させる。これにより、グリップアーム82の二股部83の支持ピン98、98が工具ホルダ48のV形溝部48aに追従移動し、主軸40の中心線C上に位置するようになる。尚、この時点で、クランクレバー30の短尺レバー30aがドローバー46のピン56を押下げ始め、工具ホルダ48のプルスタッド54に対するホルダ挟持部材44による挟持の解除を開始する。
図7(d)は、主軸ヘッド24が機械原点Z0よりも距離Z=50mmだけ上昇した状態を示している。この状態の直前に、クランクレバー30は完全に揺動し、ホルダ挟持部材44はプルスタッド54を解除し、工具ホルダ48のアンクランプを終了している。また、グリップアーム82は、更に揺動して、鋼球90をノッチ溝88b内に落着させている。また、グリップアーム82の二股部83の支持ピン98、98が工具ホルダ48のV形溝部48aを完全に把持し、グリップアーム82による工具ホルダ48の把持がなされる。そして、この時点から、主軸40から工具ホルダ48の抜き取りが開始される。
図7(e)は、主軸ヘッド24が機械原点Z0から距離Z=138mmだけ上昇した状態、即ち、ATC原点に達した状態を示している。この状態では、工具ホルダ48はグリップアーム82に把持されるようになり、工具ホルダ48の抜き取り、即ち、主軸ヘッド24から工具マガジン66への受渡しが完了する。そして、マガジンモータ68が駆動され、割出円板80の回転割出が実行される。
図7(f)は、上記回転割出により、次に使用される工具ホルダ48を把持したグリップアーム82が、主軸40の工具保持部42の真下に中心線Cを整列させて位置した状態を示している。
次に、上記割出された工具ホルダ48を主軸40の工具保持部42に装着する動作について説明する。これは、Z軸モータ22を逆方向に回転させ、主軸ヘッド24を下降させることにより実行される。
図7(g)は、主軸ヘッド24が機械原点Z0から距離Z=50mmの位置まで下降した状態を示している。この下降動作により、上記工具ホルダ48のアーバー52は工具保持部42内に挿入される。また、カムフォロワ94、96は再びカム面86a、86bに当接し、グリップアーム82の逃し動作が開始される。即ち、グリップアーム82は時計回り方向への揺動を開始し、二股部83の支持ピン98、98が工具ホルダ48のV形溝部48aの動きに追従する動作を行う。そして、主軸ヘッド24が距離Z=47mmまで下降すると、板カム28がカムフォロワ26から逃げ始め、工具ホルダ48のプルスタッド54に対するホルダ挟持部材44による挟持を開始する。
図7(h)は、主軸ヘッド24が更に下降し、機械原点Z0から距離Z=30mmの位置まで下降した状態を示している。この位置では、板カム28がカムフォロワ26から完全に離脱し、ホルダ挟持部材44がプルスタッド54を挟持してクランプ動作を終了する。また、グリップアーム82は、カムフォロワ94、96がカム面86a、86bと連繋動作することにより、鋼球90がノッチ溝88bから離脱し、時計回り方向へ揺動する。
図7(i)は、主軸ヘッド24が更に下降し、機械原点Z0に一致した状態を示している。この位置の直前に、リミットスイッチ102が主軸ヘッド24がATC領域内の主軸回転禁止領域に入ったことを知らせる検出信号を出力しなくなり、主軸回転禁止領域を離脱したことを知らせる。そして、機械原点Z0では、グリップアーム82は、主軸40の工具保持部42に保持された工具ホルダ48から完全に離脱する。上記機械原点Z0よりも主軸ヘッド24が更に降下すると、グリップアーム82は、更に離間方向へ逃げ、主軸ヘッド24の単独の下降が可能となる。
そして、図8は、以上説明した工具交換動作を、縦軸を主軸ヘッド24のストローク位置(Z軸位置)とし、横軸を時間として、関連する各部材の動作タイミングを示したタイムチャートである。
一方、図9は、本実施例の工具交換装置を備えた工作機械の制御装置を示すブロック図である。この図9に示すように、制御装置110は、制御全体を統括するマスターCPU111と、工作物の加工を主に司るスレーブCPU112と、工具交換を主に司るATC部CPU113とを備えて構成されている。マスターCPU111には、プログラムや定数等を格納するマスター部ROM114と、制御実行中の変数やフラグ等を一時記憶する第1マスター部RAM115と、加工プログラム等を格納する第2マスター部RAM116とが接続されている。
スレーブCPU112には、ワーク加工のためのプログラムや定数等を格納するスレーブ部ROM117と、ワーク加工制御実行中の変数やフラグ等を一時記憶するスレーブ部RAM118とが接続されている。ATC部CPU113には、工具交換のためのプログラムや定数等を格納するATC部ROM119と、工具交換制御実行中の変数やフラグ等を一時記憶するATC部RAM120とが接続されている。マスターCPU111とスレーブCPU112との間には、MS間共通RAM121が接続され、マスターCPU111とATC部CPU113との間には、MA間共通RAM122が接続されている。
また、マスターCPU111には、キーボード123とCRT124とが接続されている。
更に、スレーブCPU112には、図示しないワークテーブルをX軸方向に移動させるX軸モータ125と、Y軸方向に移動させるY軸モータ126と、ワークテーブルを回転させるB軸モータ127と、主軸ヘッド24を昇降させるZ軸モータ22と、主軸40を回転させる主軸モータ36とが接続されている。スレーブCPU112は、これらを制御駆動して、ワークテーブル上の工作物に対して所定の工具による加工を実行する。また、スレーブCPU112には、主軸回転禁止領域を検出するリミットスイッチ102が接続されている。
一方、ATC部CPU113には、マガジンモータ68が接続されており、該ATC部CPU113は、マガジンモータ68を駆動制御して工具マガジン66を回転させ、次に使用する工具の割出しを行う機能を有している。
次に、本実施例の工具交換時の動作、特には、主軸ヘッド24の動作について、図10、図11、図12、図13も参照して説明する。工具交換時には、主軸ヘッド24を、図10に示すように、Z軸方向に移動(昇降)させる。具体的には、まず、主軸ヘッド24を加工終了点PEから機械原点Z0(Z軸原点)に上昇させる。そして、この上昇移動区間を、区間(1)とする。この区間(1)は、加工領域に対応している。尚、上記区間(1)においては、同時に、主軸オリエントを実行するように構成されている。
続いて、主軸ヘッド24を機械原点Z0からATC原点に上昇させて停止させる。この上昇移動区間を、区間(2)とする。この区間(2)は、ATC領域に対応している。そして、マガジンを旋回させて、工具交換を行う。この動作区間を、区間(3)とする。この後は、主軸ヘッド24をATC原点から機械原点Z0に下降させる。この下降移動区間を、区間(4)とする。この区間(4)は、ATC領域に対応している。
続いて、主軸ヘッド24を機械原点Z0から加工開始点に下降させる。そして、この下降移動区間を、区間(5)とする。この区間(5)は、加工領域に対応している。尚、上記区間(5)においては、同時に、主軸を回転させるように構成されている。
ここで、区間(1)と区間(5)の主軸ヘッド24の移動速度は固定されているが、区間(2)と区間(4)の主軸ヘッド24の移動速度は固定されておらず、主軸40に装着されている工具の重量によって高低可変されるように構成されている。
即ち、主軸40に装着されている工具(交換前の工具および交換後の工具)の重量が重いときには、図11に示すように、区間(2)と区間(4)の主軸ヘッド24の移動速度は、区間(1)と区間(5)の主軸ヘッド24の移動速度よりも低い速度に設定されている。そして、主軸40に装着されている工具(交換前の工具および交換後の工具)の重量が軽いときには、図12に示すように、区間(2)と区間(4)の主軸ヘッド24の移動速度は、区間(1)と区間(5)の主軸ヘッド24の移動速度と同じ速度に設定されている。
次に、図13のフローチャートに従って、工具交換時の制御動作について説明する。尚、図13のフローチャートは、制御装置110の制御のうちの工具交換時の部分制御の内容を示している。
工具交換指令を受けると、図13のステップS1において、主軸40をオリエントすると共に、主軸ヘッド24を加工終了点PEから機械原点Z0(Z軸原点)に上昇させる(区間(1))。このときの主軸ヘッド24の移動速度は、予め設定された高速度V1(図11参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸早送り速度」である。そして、ステップS2へ進み、現在、主軸40に装着されている工具(交換前の工具)が軽量工具であるか否かを判断する。
ここで、軽量工具であると判断されたときには、ステップS2にて「YES」へ進み、ステップS3へ進み、主軸ヘッド24の区間(2)上昇時の移動速度Aを、高速度V1(図12参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸ATC速度(軽量時)」に設定する。一方、重量工具であると判断されたときには、ステップS2にて「NO」へ進み、ステップS4へ進み、主軸ヘッド24の区間(2)の上昇時の移動速度Aを、低速度V2(図11参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸ATC速度(重量時)」に設定する。
続いて、ステップS5へ進み、主軸ヘッド24を機械原点ZからATC原点に上昇させて停止させる。このとき(区間(2))の、移動速度は、上記したように設定した速度A(ステップS3、S4)である。そして、ステップS6へ進み、マガジンを旋回させて、工具交換を行う(区間(3))。続いて、ステップS7へ進み、工具交換後の工具が軽量工具であるか否かを判断する。
ここで、軽量工具であると判断されたときには、ステップS7にて「YES」へ進み、ステップS8へ進み、主軸ヘッド24の区間(4)の下降時の移動速度Bを、高速度V1(図12参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸ATC速度(軽量時)」に設定する。一方、重量工具であると判断されたときには、ステップS7にて「NO」へ進み、ステップS9へ進み、主軸ヘッド24の区間(4)の下降時の移動速度Bを、低速度V2(図11参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸ATC速度(重量時)」に設定する。
続いて、ステップS10へ進み、主軸ヘッド24をATC原点から機械原点Z0に下降させる。このとき(区間(4))の、移動速度は、上記したように設定した速度B(ステップS8、9)である。そして、ステップS11へ進み、主軸ヘッド24を機械原点Z0から加工開始点PS(プログラムで指定された位置)に下降させる(区間(5))。このときの主軸ヘッド24の移動速度は、予め設定された高速度V1(図11参照)、即ち、速度のパラメータの「Z軸早送り速度」である。この構成の場合、制御装置110が移動制御手段としての機能を有している。
一方、工具の種類、即ち、重量工具または軽量工具の設定は、例えば、図14に示すように、ATC工具画面で設定することが可能なように構成されている。
そして、例えば、工具02から工具10への工具交換を行う場合、上記図14のATC工具画面においては、工具02(図14中の上から2番目の工具)が軽量工具、工具10(図14中の最上位の工具)が重量工具に設定されている。したがって、図15に示すように、ATC領域内、即ち、区間(2)の主軸ヘッド24の移動速度(上昇速度)は、高速度V1となり、ATC領域内、即ち、区間(4)の主軸ヘッド24の移動速度(下降速度)は、低速度V2となる。
このような構成の本実施例によれば、ATC領域内(区間(2)、区間(4))を移動させるときの主軸ヘッド24の移動速度を変更可能なように構成したので、工具の重量が重い場合に移動速度を遅くすることが可能となる。このため、主軸ヘッド24をATC領域内で移動させるときに発生する機械的衝突の衝撃を小さくすることができる。そして、本実施例の場合、工具の重量が軽い場合には、主軸ヘッド24の移動速度を早いままとしたので、主軸ヘッドの移動に要する時間(ひいては工具交換に要する時間)が増えることを極力防止することができる。
尚、上述した以外の上記実施例の構成(特には、制御装置110の制御動作の内容)は、特許文献1に記載された構成とほぼ同じ構成となっている。
また、上記実施例においては、工具の種類、即ち、重量工具または軽量工具の設定を、ATC工具画面で実行するように構成したが、これに限られるものではなく、例えば、図16に示す第2の実施例のように、プログラムの指令(例えばMコード指令)で設定するように構成しても良い。この構成の場合、Mコードは、次のような動作指令を有している(尚、これらMコード指令は、指令時には実行せず、次の工具交換指令のときに主軸ヘッド24の移動速度を設定する指令である)。
M301:上昇時、下降時とも高速度V1で動作する(軽量工具から軽量工具への交換の場合)
M302:上昇時は高速度V1、下降時は低速度V2で動作する(軽量工具から重量工具への交換の場合)
M303:上昇時は低速度V2、下降時は高速度V1で動作する(重量工具から軽量工具への交換の場合)
M304:上昇時、下降時とも低速度V2で動作する(重量工具から重量工具への交換の場合)
このように構成すると、プログラムの指令で主軸ヘッド24の移動速度を設定(指令)することが可能である。そして、上記構成の場合、ATC工具画面での工具種類の設定操作が不要になる。
また、上記実施例の場合、パラメータの速度(高速度V1、低速度V2)を使用せずに、Mコードで移動速度自体を指令するように構成しても良い。例えば、
「M300 U70000 D40000;」
と指定したとすると、「U」で上昇時の速度を、「D」で下降時の速度を指令することになる。尚、速度の単位は、例えばmm/分である。
尚、上記各実施例においては、ATC領域内を移動させるときの主軸ヘッド24の移動速度を変更するに際して、2段階(V1,V2)に変更するように構成したが、これに限られるものではなく、3段階以上に変更するように構成しても良い。
工具交換装置の機械構成を示す縦断面図 工具マガジンの主要部を示す縦断面図 図2のA方向矢視図 図2のB方向矢視図 グリップアームを示す斜視図 工具マガジン割出し機構を示す図1のC方向矢視図 作動を説明する正面図その1 作動を説明する正面図その2 作動を説明する正面図その3 作動を説明する正面図その4 作動を説明する正面図その5 作動を説明する正面図その6 作動を説明する正面図その7 作動を説明する正面図その8 作動を説明する正面図その9 主軸ヘッドの移動と各部材の動作との対応を示すタイムチャート ブロック図 工具交換時の主軸ヘッドの昇降動作を説明する図 主軸ヘッドの移動速度の変化を示す図 図11相当図 フローチャート ATC工具画面を示す図 図11相当図 プログラムの一例(プログラム編集画面)を示す図。
符号の説明
図面中、10はコラム、12はフレーム、24は主軸ヘッド、40は主軸、48は工具ホルダ、50は工具、66は工具マガジン、82はグリップアーム、110は制御装置(移動制御手段)を示す。

Claims (7)

  1. 工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、この主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された工具交換装置において、
    前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて工具マガジンが旋回可能な位置としてのATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させる移動制御手段を備え、
    前記ATC領域内を移動させるときの移動速度を変更可能なように構成したことを特徴とする工具交換装置。
  2. 前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の工具交換装置。
  3. 前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、工具交換後に前記主軸に装着されている工具の重量に応じて設定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の工具交換装置。
  4. 前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、プログラム指令によって設定するように構成したことを特徴とする請求項1記載の工具交換装置。
  5. 軽量の工具から重量の工具へ交換する場合には、交換前の前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記加工領域内の前記主軸ヘッドの移動速度と同じに設定し、交換後の前記ATC領域内の前記主軸ヘッドの移動速度を、前記加工領域内の前記主軸ヘッドの移動速度よりも低速に設定するように構成したことを特徴とする請求項2または3記載の工具交換装置。
  6. 工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、この主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された工具交換装置を制御する制御方法において、
    前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて前記ATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記主軸ヘッドを前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させるように制御し、更に、
    前記ATC領域内を移動させるときの前記主軸ヘッドの移動速度を変更可能なように制御することを特徴とする制御方法。
  7. プログラムされたコンピュータによって制御されるものであって、工作物の加工を行う加工領域と工具交換を行うATC領域との間で移動可能に設けられた主軸ヘッドと、この主軸ヘッドに回転可能に支持された主軸とを備え、この主軸及び前記主軸ヘッドを前記ATC領域内で移動させることに基づいて前記主軸に装着された工具を交換するように構成された工具交換装置にあって、
    前記プログラムは、前記主軸ヘッドを前記加工領域内を移動させた後、前記ATC領域内を移動させて前記ATC原点まで移動させて停止させ、その後、前記ATC原点から前記ATC領域内を移動させた後、前記加工領域内を移動させるように制御する機能と、前記ATC領域内を移動させるときの移動速度を変更可能なように制御する機能とを備えていることを特徴とする工具交換装置用のプログラム。
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