JP2001105266A - マトリックス形工具マガジン - Google Patents

マトリックス形工具マガジン

Info

Publication number
JP2001105266A
JP2001105266A JP28532699A JP28532699A JP2001105266A JP 2001105266 A JP2001105266 A JP 2001105266A JP 28532699 A JP28532699 A JP 28532699A JP 28532699 A JP28532699 A JP 28532699A JP 2001105266 A JP2001105266 A JP 2001105266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
magazine
tool magazine
matrix
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28532699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Yamamoto
本 数 久 山
Yutaka Hosokawa
川 裕 細
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP28532699A priority Critical patent/JP2001105266A/ja
Publication of JP2001105266A publication Critical patent/JP2001105266A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単なる工具の収容工具収容庫としてではなく
システム化した工具管理庫として工具の計測等を自動で
行えるようにする。 【解決手段】 工具6を収納するための工具収納部20
がマトリックス状に配列された工具マガジンラック18
と、工具マガジンラック18に沿って移動し指定された
工具収納部の工具の取り出しおよび返却を行い工具を自
動工具交換装置2との間で受け渡す工具搬送装置16
と、新たに使用する工具および不要の工具について工具
マガジンラックに対する搬出入の段取りを行うための工
具段取り部100と、工具段取り部100内の所定の段
取り位置と前記工具搬送装置に受け渡すための段取り部
外の受渡し位置との間で前記工具を往復させる移動手段
と、工具段取り部100に搬入された工具の重量を計測
する工具重量計測手段と、計測した工具重量に基づいて
最適工具搬送速度および最適工具交換速度を決定する手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリックス形工
具マガジンに係り、特に、単に自動工具交換装置に供給
する工具を収納するだけでなく、計測等のさまざまな機
能を付加したマトリックス形工具マガジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工具マガジンの種類には、大きく
分けるとチェーン型工具マガジンとマトリックス型工具
マガジンとがある。チェーン型工具マガジンは、多数の
工具ポットをチェーンで無端状に繋ぎ、このチェーンを
スプロケットに巻き掛け、スプロケットをモータにより
駆動し工具ポットを移動させるようにしたものである。
【0003】この種のチェーン型工具マガジンでは、工
具ポットがチェーンで無端状につながっている構造か
ら、NC装置から指令された一本の工具を自動工具交換
装置のチェンジャと受け渡す位置まで搬送するにも、工
具マガジン内の全ての工具を移動させなければならな
い。交換する工具は一本にもかかわらず、収納工具全体
の移動が必然的に伴うため、動力の浪費につながるばか
りでなく、工具選択動作と工具返却動作に必要な時間が
長くなる。とりわけ、多品種の部品加工に対応するため
に数百本もの工具を収納する工具マガジンでは、工具選
択、返却動作だけで数10秒もかかる場合があり、機械稼
働率低下につながる。
【0004】これに対して、マトリックス形工具マガジ
ンは、工具搬送装置が特定の工具ポットに直接アクセス
できるため、工具選択動作と返却動作の高速化を実現で
きる利点がある。このようなマトリックス形工具マガジ
ンの従来例としては、特公平4−6492号公報、特開
平10−128637号公報等を挙げることができる。
【0005】従来の工具マガジンは、マシニングセンタ
で使用する各種工具の収納庫として位置付けされてい
る。このため、工具の高密度収納や寸法の異なる多種類
の工具の収納、あるいは工具搬送時間の短縮化などを向
上させることを課題に改良が加えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の工具マガジン
は、マシニングセンタの工具収納庫であって、マシニン
グセンタの自動工具交換装置と受け渡す工具を受け入れ
るだけの受け身の役割を担っていたにすぎない。しか
し、マシニングセンタは、生産性の向上を限りなく追求
している。部品をより短時間で加工し生産コストを抑制
することおよび機械加工時における機械自身の消費動力
を押え、省エネ化を図ることが生産性向上につながるこ
とから、マシニングセンタでは、工具交換のあらゆる場
面での合理化、省エネ化や安全性の確保が図られてい
る。このため、工具マガジンにおいても、マシニングセ
ンタでの加工効率を向上させるには、単なる工具の収容
工具収容庫としてではなくシステム化した工具管理庫と
して役割を担って自動工具交換装置や工具搬送装置との
連携が求められている。
【0007】そこで、本発明の第1の解決課題は、工具
マガジンへ工具を搬入する時に工具重量を自動計測でき
るようにしたマトリックス形工具マガジンを提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第2の解決課題は、工具を工具マ
ガジンに収納したときに自動的に工具長等を計測できる
ようにしたマトリックス形工具マガジンを提供すること
にある。
【0009】本発明の第3の解決課題は、工具を工具マ
ガジンに返却あるいは取り出す際に自動的に工具ホルダ
のシャンク部を自動清掃できるようにしたマトリックス
形工具マガジンを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記第1の解決課題を達
成するために、本発明は、工作機械の主軸に自動工具交
換装置を介して供給する工具を収納する工具マガジンに
おいて、工具を収納するための工具収納部がマトリック
ス状に配列された工具マガジンラックと、工具マガジン
ラックに沿って移動し指定された工具収納部の工具の取
り出しおよび返却を行い工具を前記自動工具交換装置と
の間で受け渡す工具搬送装置と、新たに使用する工具お
よび不要の工具について工具マガジンラックに対する搬
出入の段取りを行うための工具段取り部と、前記工具段
取り部内の所定の段取り位置と前記搬送装置に受け渡す
ための段取り部外の受渡し位置との間で前記工具を往復
させる移動手段と、前記工具段取り部に搬入された工具
の重量を計測する工具重量計測手段と、計測した工具重
量に基づいて最適工具搬送速度および最適工具交換速度
を決定する手段とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0011】また、前記第2の解決課題を達成するため
に、本発明は、工作機械の主軸に自動工具交換装置を介
して供給する工具を収納する工具マガジンにおいて、工
具を収納するための工具収納部がマトリックス状に配列
された工具マガジンラックと、工具マガジンラックに沿
って移動し指定された工具収納部の工具の取り出しおよ
び返却を行い工具を前記自動工具交換装置との間で受け
渡す工具搬送装置と、前記工具搬送装置が工具を搬送す
る過程で所定位置に配置された光センサを工具が横切る
位置を検出して工具寸法を計測する工具寸法計測手段
と、を具備したことを特徴とするものである。
【0012】また、前記第3の解決課題を達成するため
に、本発明は、前記の工具マガジンにおいてさらに、工
具搬送装置は、工具を工具マガジンに対して取り出しお
よび返却する動作に連動して工具の工具ホルダシャンク
部に向けてエアを噴出させるエアブロー手段を備えるこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるマトリックス
形工具マガジンの一実施形態について、添付の図面を参
照しながら説明する。図1は、本実施の形態によるマト
リックス形工具マガジン全体を示す正面図、図2は同マ
トリックス工具マガジンの平面図である。この図1、図
2は、横形のマシニングセンタに本発明を適用した実施
の形態を示し、1が工作機械、2が自動工具交換装置
(ATC)である。工具マガジン4は、工作機械1の側
面側に配置されている。
【0014】マシニングセンタにおける座標系は、主軸
3の軸線方向をZ軸とし、これに直交して直交座標系を
なす各方向をX軸、Y軸としている。+X軸方向が工具
マガジン4の前方である。図1では、工具マガジン4を
後側、すなわち+X軸方向にみている。
【0015】図2において、マシニングセンタの主軸頭
10に配置されている主軸3には、その先端部の工具装
着部に装着される工具6をクランプ、アンクランプする
ための公知のコレット引っ張り機構方式の工具クランプ
・アンクランプ機構が内蔵されている。ATC2は、ツ
インアームタイプの交換アーム5のフック部で工具を把
持することができる。このATC2は、旋回動作および
軸方向への進退移動動作を組み合わせて主軸交換位置P
1にある主軸3と、待機位置P2で待機している工具キ
ャリア12との間で工具6の受け渡しを行う。この工具
キャリア12は、工具6を着脱自在に把持する把持機構
を内蔵しているものである。14は、工具キャリア12
を中継位置P3から待機位置P2の間を移動させる中継装
置である。本発明の工具マガジン4では、工具マガジン
4の各収納部に格納されている工具6は、工具キャリア
12に入れられた状態でそれぞれ工具6について指定さ
れている格納位置と中継位置P3の間を搬送される。こ
の搬送を行うのが参照符号16で示す工具搬送装置であ
る。
【0016】工具マガジン4は、図1および図2に示す
ように、長方形の工具マガジンラック18を備えてお
り、この工具マガジンラック18には、多数の工具収納
部20がマトリックス状に、全体として一定の間隔であ
たかも斜めに配列されているようになっている。
【0017】工具収納部20は、標準寸法の工具6を1
本づつ収納する専用の収納部である。この実施形態の工
具マガジン4では、4つの工具収納部20を区画するパ
ネル22を取り外すことで、標準寸法の工具6よりも大
径の工具の収納に対応することができるようになってい
る。それぞれ各工具収納部20では、工具6は半月状の
グリップ24によって、落下することなく保持されてい
る。
【0018】図2および図3に示すように、工具搬送装
置16は、Y−Z平面に平行なL字形のZフレーム部4
3と、Y軸方向に昇降可能にZフレーム部43に取り付
けられているYフレーム部44を備え、これらが工具マ
ガジン4に平行に移動するY−Z移動部を構成するよう
になっている。工具マガジン4の上枠および下枠には、
工具搬送装置16の移動を案内するためにガイドレール
45a、45bがZ軸方向に設けられている。また、図
2に示すように、天井部ガイドレール46も、これらの
ガイドレール45a、45bと平行に架設されている。
工具搬送装置16をZ軸方向に移動させるZ軸モータが
工具マガジン4の端部に配設されている第1のサーボモ
ータ46である。工具マガジン4の上下両端部には、タ
イミングベルト48a、48bが設けられており、第1
サーボモータ46の回転を伝動軸47を介してタイミン
グベルト48a、48bに伝達し、タイミングベルト4
8a、48bと連結している工具搬送装置16をZ軸方
向に往復移動させることができる。
【0019】Zフレーム部43には、Yフレーム部44
の昇降を案内するガイドレール49a、49bがY軸方
向に取り付けられており、ボールネジ50が同じく平行
に配置されている。Yフレーム部44は、ガイドレール
49a、49bに摺動自在に係合しているとともに、こ
のボールネジ50に螺合するボールナット(図示せず)
がYフレーム部44に固定されている。52は、ボール
ネジ50を回転駆動し、Yフレーム部44を昇降させる
Y軸モータとしての第2サーボモータである。
【0020】X軸移動部56は、工具マガジン4の指定
された工具収納部20に工具6を出し入れするために、
工具キャリア12をX軸方向に移動させるもので、工具
キャリア12を着脱可能に保持するクランプ部を内蔵
し、Yフレーム部44にX軸方向に敷設されたガイドレ
ール57a、57bに摺動自在に係合している。このガ
イドレール57a、57bと平行にボールネジ60が配
設され、このボールネジ60に螺合するボールナット6
2は、X軸移動部56に固定されている。ボールネジ6
0を回転駆動するX軸用のサーボモータ64は、Yフレ
ーム部44に取り付けられており、タイミングベルト6
6を介してボールネジ60に回転を伝達するようになっ
ている。
【0021】以上のように構成される工具搬送装置16
では、Zフレーム部43およびYフレーム部44は工具
マガジン4と平行なY−Z平面に沿って移動し、工具6
を保持した工具キャリア12あるいは空の工具キャリア
12を指定された工具収納部20の前まで移動させるこ
とができる。そしてX軸移動部56は、指定された工具
収納部20に対してX軸方向に工具キャリア12を移動
させ、工具6の返却、取り出しを行うことができる。例
えば、図1において、中継位置P3で中継装置14から
工具搬送装置16に渡された工具キャリア12は、P7
で示す工具返却位置まで移動する。ここで工具を返却し
てから、工具搬送装置16は、空の工具キャリア12を
P8で示す位置まで移動させてから、指令された工具を
取り出し、さらに中継位置P3まで移動させて工具キャ
リア12を中継装置14に工具ごと渡すようになってい
る。
【0022】図4は、工具キャリア12を着脱自在に保
持できるように、X軸移動部56に組み込まれたクラン
プ部の構成を示す断面図である。70、70が工具キャ
リア12の後端部のテーパ部71に形成されたクランプ
溝71aに係合するクランプ部材である。このクランプ
部材70は、ピン72を介して揺動自在に支持され、先
端部にはフック部70aが形成されている。クランプ部
材70の後端部には、クランプ力を発生する圧縮ばね7
3が当接し、その弾性力によってクランプ部材70のフ
ック部70aを工具キャリア12のクランプ溝71に係
合する方向に付勢している。74は工具キャリア12を
アンクランプするための押圧部材で、この押圧部材74
は、アンクランプシリンダ76に連結されており、クラ
ンプ部材70の後端部を押し出すことによって、クラン
プ部材70がピン72を中心に開く方向に回動させ、こ
れによりフック部70aがクランプ溝71から離脱する
ことができる。
【0023】次に、図5は、工具キャリア12の詳細な
構造およびを示す断面図である。この工具キャリア12
には、工具6の工具ホルダのシャンク部8が挿入された
ときに、このシャンク部8の先端のプルスタッド9を把
持する工具クランプ部が内蔵されている。一対のクラン
プリンク80、80がそれぞれピン81を介して揺動自
在に支持されており、このクランプリンク80、80
は、工具の軸方向とは直角な方向から圧縮ばね82、8
2の弾性力により付勢されているので、シャンク部8が
挿入されるとプルスタッド9を両側から把持することが
できる。
【0024】一方、X軸移動部56には、工具キャリア
12に把持されている工具6をクランプ状態からアンク
ランプするために、次のような工具アンクランプ機構が
併設されている。86は、工具6をアンクランプ動作を
行うベルクランクからなるアンクランパである。このア
ンクランパ86は、ピン87を介して回動可能に取り付
けられているとともに、ピン88を介して工具アンクラ
ンプ用のシリンダ90のロッドと連結されている。アン
クランパ86は先端部92がアンクランプ作動部として
構成されていて、シリンダ90のロッドが伸びると、ア
ンクランパ86が押圧部材94を工具のプルスタッド9
に向けて押し出すことができる。このとき、押圧部材9
4は、それまでプルスタッド9を把持していたクランプ
リンク80を圧縮ばね82の弾性力に抗して開かせるの
で、工具6は工具キャリア12から離脱可能なアンクラ
ンプ状態になる。
【0025】以上のような工具キャリア12では、工具
6をクランプ、アンクランプするときにエアを工具ホル
ダのシャンク部8に噴出させるために、エアブロー通路
96が形成されている。このエアブロー通路96には、
電磁弁等を含むエアブロー制御回路98から圧縮空気が
供給されるようになっている。
【0026】次に、図1において、100は工具段取り
部を示している。この工具段取り部100は、工具マガ
ジン4に必要な工具6を補充したり、使えなくなくった
工具と新たな工具を交換したり、あるいは、不要となっ
た工具を搬出するなど、工具マガジン4への工具段取り
を行うためのもので、ATC2に近い位置に設けられ
る。段取りされる工具6は、工具キャリア12に入れた
状態のまま工具段取り部100内の段取り位置P5と、
工具マガジン4の端部に位置する受渡し位置P6との間
を、工具段取り部100に設けられた移動手段によって
往復移動させることができる。
【0027】工具段取り部100における移動手段とし
ては、Z軸と平行に架け渡されているガイドレール10
2に案内される移動体104が設けられており、この移
動体104がガイドレール102に案内されて前記段取
り位置P5と受渡し位置P6の間を移動可能になってい
る。この移動体104を直線運動させる駆動源として
は、例えば、エアシリンダ(図示せず)が用いられる。
【0028】次に、図6を参照しながら、工具マガジン
4への工具の搬出入や、工作機械との間での工具交換の
一連の動作を制御する制御システムについて説明する。
工作機械1は、NC装置110とシーケンサ111を備
えており、シーケンサ111を介してATC2および工
具搬送装置16が統合的に制御されるようになってい
る。ATC2のサーボ制御装置112はサーボアンプ1
13、内蔵シーケンサ114を備え、サーボアンプ11
3は、交換アーム5を旋回させる旋回モータ115と位
置検出器116とで位置制御ループを構成し、交換アー
ム5を指令した角度だけ旋回させることができる。同様
に交換アーム5を工具軸方向に進退させる出入り用モー
タ117と位置検出器118は付加軸アンプ119によ
って位置制御ループを構成している。
【0029】工具搬送装置16については、Zフレーム
部43とYフレーム44からなるY−Z移動部用のサー
ボ制御装置120と、X軸移動部用のサーボ制御装置1
22が設けられている。このうちサーボアンプ125
は、Z軸用サーボモータ46と位置検出器124とでZ
軸についての位置制御ループを構成し、付加軸アンプ1
26は、Y軸用サーボモータ52と位置検出器127と
でY軸についての位置制御ループを構成し、工具搬送装
置16が工具マガジン4に平行に指令された位置へ移動
する間のY軸、Z軸についての同時2軸制御を実行す
る。同様にして、X軸用サーボモータ64、位置検出器
128およびサーボアンプ130はX軸についての位置
制御ループを構成し、指令した位置の工具収納部20に
対して工具6を出し入れする際の位置制御を実行するよ
うになっている。なお、付加軸アンプ132は、工具搬
送装置16とATC2との間で工具の受渡しを行う中継
装置14の旋回軸をB軸として、旋回用モータ134と
位置検出器135とによりB軸回りに指令した角度だけ
旋回させるための位置制御を実行することができる。
【0030】以上のような制御システムでは、さらに、
工具6の重量を計測するための重量センサ136がシー
ケンサ111と接続されている。この重量センサ136
は、工具段取り部100の移動台104に配置されてい
る。この重量計測については後述する。
【0031】また、工具6の直径および長さを自動計測
するために光センサ140、142がそれぞれ内蔵シー
ケンサ144、146に接続されている。これらの光セ
ンサ140、142は、工具搬送装置16によって搬送
される工具6が投射した光を横切ぎることを利用して、
後述するフローチャートの手順にしたがってその直径お
よび長さを計測するものである。また、内蔵シーケンサ
146には、前述したエアブロー制御回路98の電磁弁
を後述するフローチャートの手順にしたがって開閉する
ようになっている。
【0032】以下、図6および図7を参照ながら、工具
マガジン4への工具収納動作の具体的な手順について説
明する。まず、工具段取り部100に工具6を搬入する
場合、作業者が移動体104の上に載置されている工具
キャリア12に工具6をセットしておく(ステップS
1)。作業者は、工具段取り部100に配置されている
操作パネル150を使って、工具6を収納しようとする
工具収納部20を特定するラック番号と、その工具6を
識別する番号である工具番号を入力する(ステップS
2)。このラック番号と工具番号はシーケンサ111に
転送されて、ラック番号と工具番号とが1対1で対応す
るデータとしてメモリに記憶される(ステップS3)。
ついで、工具段取り部100のドアを閉じてから操作パ
ネル150にある搬入ボタンを押すと(ステップS
4)、以下のようにして工具重量自動計測が開始される
(ステップS5)。
【0033】図8は、工具重量自動計測におけるシーケ
ンサ111の処理手順を示すサブルーチンのフローチャ
ートである。まず、重量センサ136の出力を検出しア
ナログデータとして取り込む(ステップS20)。ここ
で検出された工具重量は工具キャリア12を含めた重量
であるから、工具6自体の重力を演算し、その重量デー
タをメモリに記憶しておく(ステップS21)。
【0034】こうして重量の計測が完了すると、工具6
の入った工具キャリア12を載せた移動体14を図1に
おける受渡し位置P6まで移動させ、工具の入った工具
キャリア12をX軸移動部56に受け渡せられるように
する(ステップS22)。その後、工具搬送装置16
は、そのX移動部56で工具キャリア12を保持する
(ステップS23)。
【0035】次いで、工具搬送装置16による工具6の
該当するラック番号の工具収納部20までの搬送が開始
され(ステップS24)、サーボ制御装置120に指令
されたNC指令にしたがってZ軸モータ46、Y軸モー
タ52の制御が開始される。そして、工具キャリア12
が上昇し始めたときのY軸モータ52の起動トルクが検
出される(ステップS25)。この起動トルクは、付加
軸アンプ126からY軸モータ52に供給される電流値
を内蔵シーケンサ144を介して検出される。続いて、
シーケンサ111は、計測した工具6の重量および検出
トルクに基づいて、工具6を最も速くかつ安全に搬送す
るための最適な搬送速度を演算し、また、工具交換に際
して交換アームにを旋回させるときの最適な工具交換速
度もあわせて演算し(ステップS26)、これらのデー
タをメモリに記憶する(ステップS27)。
【0036】こうして、工具重量自動計測の処理が完了
すると、図7のステップS6に進み、算出された最適搬
送速度で指定されたラック番号の工具収納部に向かって
の工具搬送が行われる。この工具搬送の過程で、以下の
ようにして工具長、工具径の自動計測が開始される(ス
テップS7)。
【0037】ここで図9は、工具長の自動計測処理のフ
ローチャートを示し、図10は、工具長の計測に使用す
る光センサの配置を示す図である。工具長はX軸方向に
配置した光センサ142a、142bが用いられる。こ
の場合、光センサ142a、142bはZフレーム部4
3側に取り付けられ、Zフレーム部43とともに移動す
るようになっている。
【0038】工具長については、工具搬送装置16が工
具マガジン4と平行にY−Z平面上を移動し、指定され
たラック番号の工具収納部20の前に到着してから、X
軸方向にX軸移動部56とともに工具6が前進する過程
で計測する(ステップS32)。すなわち、X軸移動部
56がX軸方向に前進し、工具6の先端が光センサ14
2a、142b間の光を横切ったときの座標がX軸モー
タ64の位置検出器128のフィードバックから検出さ
れ、内蔵シーケンサ146はこの座標をシーケンサ11
1に転送する。シーケンサ111には、基準工具につい
てあらかじめ計測しておいて座標値が記憶されており、
シーケンサ111はこの基準座標値との比較から工具長
を算出する(ステップS33)。こうして算出された工
具長のデータはシーケンサ111のメモリに記憶される
(ステップS34)。
【0039】なお、工具長の計測は、工具交換を終えて
指定された工具収納部20に工具を返却するときに随時
行うようにしてもよい。そうすれば、計測済みの工具長
と比較することで工具の破損等を検知することができ
る。
【0040】こうして、工具長の自動計測を終了してか
ら、図7のステップS8に戻って、引き続いてX軸方向
に工具6を移動させながら、最終的に工具6を指定され
たラック番号の工具収納部20に挿入する。そして、シ
ーケンサ111は、この工具6についてのラック番号、
工具長、工具重量、最適搬送速度等のこれまでに得たデ
ータをNC装置110に転送する(ステップS9)。N
C装置110はこれらのデータを工具テーブルに登録す
る。
【0041】続くステップS10では、図5および図6
において、工具6の工具ホルダのシャンク部8のテーパ
面を清掃するためにエアブロー通路96からエアを吹き
つける。ここでは、工具6を工具収納部20に挿入した
後、工具キャリア12から工具6をアンクランプする動
作と連動して以下のようにエアブローが行われる。
【0042】すなわち、アンクランプ用シリンダ90の
ロッドが伸びると、アンクランパ86は、その先端部が
押圧部材94を工具6のプルスタッド9に向けて押し出
し、それまでプルスタッド9を把持していたクランプリ
ンク80を圧縮ばね82の弾性力に抗して開かせるの
で、工具6は工具キャリア12から離脱可能なアンクラ
ンプ状態になる。これと同時に、内蔵シーケンサ146
はエアブロー回路98の電磁弁を開くので、工具カート
リッジ12に開口しているエアブロー通路96からエア
が勢いよく工具ホルダシャンク部8のテーパ面に吹き付
けられる。そして、X軸移動部56がX軸方向に後退を
始めて、工具カートリッジ12が工具ホルダシャンク部
8から逃げた所定のエアーブロー位置まで後退したこと
がX軸モータ64の位置検出器128のフィードバック
から検知されると、内蔵シーケンサ146はエアブロー
回路98の電磁弁を閉じて、エアブローを停止する。こ
のようにして、テーパ面に付着しているゴミなどは確実
に吹き飛ばされるので、工具収納部20に収納される工
具6では、工具シャンク部8のテーパ面を常に清浄な状
態に保つことが可能となる。
【0043】なお、工具6が切り離されて空になった工
具キャリア12は、そのまま工具搬送装置16によって
工具段取り部100に返却される(ステップS11)。
【0044】以上は、工具6を収納する時の工具清掃で
あるが、工具6を工具マガジン4から取り出す際にも同
様のエアブローが行われる。すなわち、X軸移動部56
がX軸方向に前進を開始し、工具キャリア12の内部に
工具ホルダシャンク部8が掛かろうとする手前の所定の
位置エアブロー位置まで前進すると、内蔵シーケンサ1
46は、このエアーブロー位置をX軸モータ64の位置
検出器128のフィードバックから検知し、エアブロー
回路98の電磁弁を開き、エアブロー通路96からエア
を噴出させる。そして、工具キャリア12が前進する
間、エアブローは続き、前進限にてプルスタッド9が押
圧部材94を押し出し、圧縮ばね82の弾性力に付勢さ
れたクランプリンク80でプルスタッド9がクランプさ
れると同時に電磁弁が閉じてエアーブローは停止され
る。このように工具6の取り出しの際にもエアブローを
行うことでさらに工具ホルダシャンク部8のテーパ面を
確実にクリーンにできるので、以後の工具交換動作にお
いて、付着するゴミに起因するトラブルを未然に防止す
ることができる。
【0045】以上のようにして、工具マガジン4には加
工に必要な工具が収納されるが、すべての工具について
収納時点ですでに、工具重量、工具長、工具径、最適工
具搬送速度、最適工具交換速度等のさまざまなデータが
得られ、これらのデータはNC装置110に工具テーブ
ルとして一括記録され、その後の工具の管理に利用され
て、工具の搬送、工具交換を安全にかつ効率良く行うた
めに利用することができる。また、これらのデータは、
操作パネル150で必要な時に確認することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、工具マガジンへ工具を搬入する時に工具重量
や工具長、工具径等が自動計測され、さらには工具を工
具マガジンに返却あるいは取り出す際に自動的に工具ホ
ルダのシャンク部が自動清掃されるようにしてあるの
で、工具マガジンを単なる工具収納庫から工具管理ステ
ーションとして発展させ、工具の管理、工具搬送や工具
交換の安全性、効率の向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマトリックス形工具マガジンの一
実施形態の正面図。
【図2】同マトリックス形工具マガジンの平面図。
【図3】本発明によるマトリックス形工具マガジンの備
える工具搬送装置の斜視図。
【図4】工具を着脱可能に保持する工具キャリアを示す
断面図。
【図5】工具キャリアをアンクランプ/クランプする機
構を示す断面図。
【図6】本発明によるマトリックス形工具マガジンの制
御系統の説明図。
【図7】工具を工具マガジンに収納する過程の手順を示
すフローチャート。
【図8】工具の搬入途中で実行される工具重量自動計測
の手順を示すフローチャート。
【図9】工具の搬入途中で実行される工具長の自動計測
の手順を示すフローチャート。
【図10】工具長の自動計測に使用する光センサの配置
を示す図。
【符号の説明】
2 自動工具交換装置 3 主軸 5 交換アーム 4 工具マガジン 6 工具 12 工具キャリア 14 中継装置 16 工具搬送装置 18 工具マガジンラック 20 工具収納部 43 Zフレーム部 44 Yフレーム部 56 X軸移動部 96 エアブロー通路 100 工具段取り部 136 重量センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の主軸に自動工具交換装置を介し
    て供給する工具を収納する工具マガジンにおいて、 工具を収納するための工具収納部がマトリックス状に配
    列された工具マガジンラックと、 工具マガジンラックに沿って移動し指定された工具収納
    部の工具の取り出しおよび返却を行い工具を前記自動工
    具交換装置との間で受け渡す工具搬送装置と、 新たに使用する工具および不要の工具について工具マガ
    ジンラックに対する搬出入の段取りを行うための工具段
    取り部と、 前記工具段取り部内の所定の段取り位置と前記搬送装置
    に受け渡すための段取り部外の受渡し位置との間で前記
    工具を往復させる移動手段と、 前記工具段取り部に搬入された工具の重量を計測する工
    具重量計測手段と、 計測した工具重量に基づいて最適工具搬送速度および最
    適工具交換速度を決定する手段とを備えることを特徴と
    するマトリックス形工具マガジン。
  2. 【請求項2】前記最適工具搬送速度を工具重量と、前記
    工具搬送装置が工具の搬送を開始したときの駆動モータ
    の起動トルクとから算出することを特徴とする請求項1
    に記載のマトリックス形工具マガジン。
  3. 【請求項3】工作機械の主軸に自動工具交換装置を介し
    て供給する工具を収納する工具マガジンにおいて、 工具を収納するための工具収納部がマトリックス状に配
    列された工具マガジンラックと、 工具マガジンラックに沿って移動し指定された工具収納
    部の工具の取り出しおよび返却を行い工具を前記自動工
    具交換装置との間で受け渡す工具搬送装置と、 前記工具搬送装置が工具を搬送する過程で所定位置に配
    置された光センサを工具が横切る位置を検出して工具寸
    法を計測する工具寸法計測手段と、を具備したことを特
    徴とするマトリックス形工具マガジン。
  4. 【請求項4】前記工具寸法計測手段は、工具マガジンに
    平行に工具を搬送する際に工具が横切るように工具マガ
    ジンラックに配置された工具径検出用の光センサと、工
    具マガジンの工具収納部に工具を収納する際に工具先端
    が横切るように工具搬送装置に配置された工具長検出用
    の光センサとを備えることを特徴とする請求項3に記載
    のマトリックス形工具マガジン。
  5. 【請求項5】前記工具搬送装置は、工具を工具マガジン
    に対して取り出しおよび返却する動作に連動して工具の
    工具ホルダシャンク部に向けてエアを噴出させるエアブ
    ロー手段を備えることを特徴とする請求項1または3に
    記載のマトリックス形工具マガジン。
JP28532699A 1999-10-06 1999-10-06 マトリックス形工具マガジン Withdrawn JP2001105266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28532699A JP2001105266A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 マトリックス形工具マガジン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28532699A JP2001105266A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 マトリックス形工具マガジン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001105266A true JP2001105266A (ja) 2001-04-17

Family

ID=17690108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28532699A Withdrawn JP2001105266A (ja) 1999-10-06 1999-10-06 マトリックス形工具マガジン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001105266A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272473A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Brother Ind Ltd 工具交換装置、制御方法及びプログラム
JP2007075904A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Sodick Co Ltd 工作機械
US20070184954A1 (en) * 2004-11-15 2007-08-09 Josef Muser Method and system for loading and unloading a machine tool with tools
JP2009131937A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Niigata Machine Techno Co Ltd 工具交換方法と工具交換装置
JP2010082747A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Makino Milling Mach Co Ltd 工具マガジン
JP2014184549A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Dmg Mori Seiki Co Ltd 工具交換システムおよび方法
WO2017017824A1 (ja) * 2015-07-29 2017-02-02 株式会社牧野フライス製作所 工具交換方法および工具交換装置
JP2020146792A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ファナック株式会社 工作機械、加工システムおよび管理システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070184954A1 (en) * 2004-11-15 2007-08-09 Josef Muser Method and system for loading and unloading a machine tool with tools
JP2008519696A (ja) * 2004-11-15 2008-06-12 ムーザー・ヨーゼフ 工具を工作機械に積込み積降し方法とシステム
JP2006272473A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Brother Ind Ltd 工具交換装置、制御方法及びプログラム
JP2007075904A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Sodick Co Ltd 工作機械
JP2009131937A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Niigata Machine Techno Co Ltd 工具交換方法と工具交換装置
JP2010082747A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Makino Milling Mach Co Ltd 工具マガジン
JP2014184549A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Dmg Mori Seiki Co Ltd 工具交換システムおよび方法
WO2017017824A1 (ja) * 2015-07-29 2017-02-02 株式会社牧野フライス製作所 工具交換方法および工具交換装置
CN107848084A (zh) * 2015-07-29 2018-03-27 株式会社牧野铣床制作所 刀具更换方法以及刀具更换装置
US10596676B2 (en) 2015-07-29 2020-03-24 Makino Milling Machine Co., Ltd. Tool exchange method and tool exchange device
JP2020146792A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ファナック株式会社 工作機械、加工システムおよび管理システム
JP7017537B2 (ja) 2019-03-13 2022-02-08 ファナック株式会社 工作機械、加工システムおよび管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5630950B2 (ja) 工作機械用の自動送り装置及び自動送り装置の操作方法
US6745455B2 (en) Automatic milling and drilling machine
JP3055924B2 (ja) 生産システム
EP2025449B1 (en) Machine tool with automatic tool changer
EP2065110B1 (en) Automatic chuck jaw change system in combined machining lathe
JP2001105266A (ja) マトリックス形工具マガジン
JPH04101741A (ja) 数値制御旋盤における段取方法及び自動段取装置
JP4842468B2 (ja) 自動供給排出装置付き工作機械及びその加工方法
KR20180043254A (ko) 공작 기계
JPH05329733A (ja) プリント基板穴明機におけるドリルの自動供給排出装置
JP4320804B2 (ja) 工具マガジン装置
JP4401482B2 (ja) マトリックス形工具マガジン
JP5172116B2 (ja) ワーク搬送装置を備えたワーク加工機
JP2001198762A (ja) 自動工具交換装置
JPS5918181B2 (ja) 群管理工作機械における工具の集配システム
JP4278786B2 (ja) マトリックス形工具マガジン
JP3865330B2 (ja) マトリックス型工具マガジンの工具搬送方法及びマトリックス型工具マガジン
WO2022230197A1 (ja) バーフィーダ及び工作機械
JPH058141A (ja) 数値制御旋盤における自動段取装置
JP7464753B2 (ja) 生産システム
JP7202052B2 (ja) ホストpcとノズル管理機
JP7470186B2 (ja) 部品実装機
JP2001277064A (ja) 加工システム
CN111203743B (zh) 利用夹具的机器人桌台跟踪进行的连续加工
JP4873928B2 (ja) ワーク搬送装置を備えた工作機械

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070109