JPH06739A - 自動工具交換装置 - Google Patents
自動工具交換装置Info
- Publication number
- JPH06739A JPH06739A JP4164927A JP16492792A JPH06739A JP H06739 A JPH06739 A JP H06739A JP 4164927 A JP4164927 A JP 4164927A JP 16492792 A JP16492792 A JP 16492792A JP H06739 A JPH06739 A JP H06739A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turret
- cam
- tool
- spindle head
- spindle
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q3/00—Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
- B23Q3/155—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
- B23Q3/1552—Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
- B23Q3/15526—Storage devices; Drive mechanisms therefor
- B23Q3/15534—Magazines mounted on the spindle
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 主軸頭の動作速度を下げることなく、工具交
換動作時に発生する衝撃を十分に低減すると共に、工具
交換動作の高速化と機械の小型化を図る。 【構成】 所定の回転軸18の回りに回動自在に軸支さ
れたタレット38を具備する。タレット38の背面に回
転自在に取着された第1のカムローラ21と協働し、タ
レット38を回動々作させるための、第1のカムCS を
設ける。タレット38を、主軸の中心に沿う方向に主軸
頭34に対して相対的に上下動させるための第2のカム
CL 及び第2のカムローラ22を設ける。主軸頭34が
上下に動作する際第2のカムローラ22から作用力を受
け、タレット38を主軸の中心に沿う方向に上下に動作
させるリンク機構6、8、14、16を設ける。
換動作時に発生する衝撃を十分に低減すると共に、工具
交換動作の高速化と機械の小型化を図る。 【構成】 所定の回転軸18の回りに回動自在に軸支さ
れたタレット38を具備する。タレット38の背面に回
転自在に取着された第1のカムローラ21と協働し、タ
レット38を回動々作させるための、第1のカムCS を
設ける。タレット38を、主軸の中心に沿う方向に主軸
頭34に対して相対的に上下動させるための第2のカム
CL 及び第2のカムローラ22を設ける。主軸頭34が
上下に動作する際第2のカムローラ22から作用力を受
け、タレット38を主軸の中心に沿う方向に上下に動作
させるリンク機構6、8、14、16を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械のCNCドリル
に使用される自動工具交換装置に関し、特に工具を保持
するタレットと工具交換のために回動々作させる際、同
時に該タレットをCNCドリルの主軸に対して相対的に
上下に動作させて、同タレットの前記主軸との相対速度
を十分に低減し、以て工具交換時に発生する衝撃を除去
すると共に、工具交換に要する主軸頭の移動距離を短縮
し、工具交換動作の高速化と、装置の小型化を図った自
動工具交換装置に関する。
に使用される自動工具交換装置に関し、特に工具を保持
するタレットと工具交換のために回動々作させる際、同
時に該タレットをCNCドリルの主軸に対して相対的に
上下に動作させて、同タレットの前記主軸との相対速度
を十分に低減し、以て工具交換時に発生する衝撃を除去
すると共に、工具交換に要する主軸頭の移動距離を短縮
し、工具交換動作の高速化と、装置の小型化を図った自
動工具交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、工作機械の分野では自動工具交換
装置付の工作機械、特に所謂CNCドリルが広く利用さ
れている。こうしたCNCドリルに利用される工具交換
装置は、従来図7に示すように、周上に複数の工具を収
納したタレット74を具備している。工具交換が指令さ
れると、先ず、工具(ホルダ)70の装着されている主
軸のオリエンテーションが実施され、次いで前記主軸頭
60が上動する。該前記主軸頭60が上動すると、カム
62がレバー64と係合し該レバー64が回動する。こ
の回動々作は、該レバー64の端部に取着されたリンク
66を介してクランク68に伝達され、該クランク68
が回動して(以下クランク及びタレットの回動々作をス
イング動作と記載する)、タレット74の外周に配設さ
れた所定のグリップ72が、主軸に装着されている工具
ホルダ70に接近し、これを把持する。そして該工具ホ
ルダ70を主軸から抜き取るために、前記主軸頭60は
更に上動する。前記工具ホルダ70が主軸から抜き取ら
れると、スピンドルギア76とタレットギア78とが係
合した状態で、主軸の回転によりタレット74の割り出
し動作が実施され、これによりタレット74上の所望の
工具が選定される。次いで、前記主軸頭60が下動して
前記主軸のスピンドルギア76と前記タレットギア78
の係合が解除される。この間タレットの割り出し動作に
よるオリエンテーションのずれを戻すために再びオリエ
ンテーションが実施される。そして、前記主軸頭60が
更に下動することにより、前記グリップ72に把持され
ていた工具ホルダが主軸に装着されて工具交換動作が終
了する。
装置付の工作機械、特に所謂CNCドリルが広く利用さ
れている。こうしたCNCドリルに利用される工具交換
装置は、従来図7に示すように、周上に複数の工具を収
納したタレット74を具備している。工具交換が指令さ
れると、先ず、工具(ホルダ)70の装着されている主
軸のオリエンテーションが実施され、次いで前記主軸頭
60が上動する。該前記主軸頭60が上動すると、カム
62がレバー64と係合し該レバー64が回動する。こ
の回動々作は、該レバー64の端部に取着されたリンク
66を介してクランク68に伝達され、該クランク68
が回動して(以下クランク及びタレットの回動々作をス
イング動作と記載する)、タレット74の外周に配設さ
れた所定のグリップ72が、主軸に装着されている工具
ホルダ70に接近し、これを把持する。そして該工具ホ
ルダ70を主軸から抜き取るために、前記主軸頭60は
更に上動する。前記工具ホルダ70が主軸から抜き取ら
れると、スピンドルギア76とタレットギア78とが係
合した状態で、主軸の回転によりタレット74の割り出
し動作が実施され、これによりタレット74上の所望の
工具が選定される。次いで、前記主軸頭60が下動して
前記主軸のスピンドルギア76と前記タレットギア78
の係合が解除される。この間タレットの割り出し動作に
よるオリエンテーションのずれを戻すために再びオリエ
ンテーションが実施される。そして、前記主軸頭60が
更に下動することにより、前記グリップ72に把持され
ていた工具ホルダが主軸に装着されて工具交換動作が終
了する。
【0003】上述した従来の自動工具交換装置では、タ
レット74のスイング動作によりグリップ72が主軸に
装着されている工具ホルダ70を把持するとき、或いは
前記グリップ72が把持している工具ホルダを主軸に装
着する際に、タレット74のスイング動作に起因する衝
撃が発生する。この衝撃を可能な限り小さく抑えるため
に、従来の自動工具交換装置は、衝撃の発生する区間で
前記主軸頭60の上下動作の送り速度を下げなければな
らず、従って、この送り速度の低下により工具交換動作
に要する時間が長くなるという欠点がある。また、従来
の自動工具交換装置では、工具ホルダを主軸から抜き取
るために、グリップが主軸に装着されている工具ホルダ
を把持した後、工具ホルダが主軸から完全に抜き取られ
るまで、前記主軸頭60を更に下動させなければならな
い。反対に工具ホルダを主軸に装着する際にも、完全に
工具ホルダが主軸に完全に装着されるまで前記主軸頭を
上動させなければならない。このために従来の自動工具
交換装置は、前記主軸頭60の移動距離が長くなり、こ
のことにより従来の自動工具交換装置は機械高さが高く
なると共に、工具交換動作に要する時間が長くなるとい
う欠点がある。
レット74のスイング動作によりグリップ72が主軸に
装着されている工具ホルダ70を把持するとき、或いは
前記グリップ72が把持している工具ホルダを主軸に装
着する際に、タレット74のスイング動作に起因する衝
撃が発生する。この衝撃を可能な限り小さく抑えるため
に、従来の自動工具交換装置は、衝撃の発生する区間で
前記主軸頭60の上下動作の送り速度を下げなければな
らず、従って、この送り速度の低下により工具交換動作
に要する時間が長くなるという欠点がある。また、従来
の自動工具交換装置では、工具ホルダを主軸から抜き取
るために、グリップが主軸に装着されている工具ホルダ
を把持した後、工具ホルダが主軸から完全に抜き取られ
るまで、前記主軸頭60を更に下動させなければならな
い。反対に工具ホルダを主軸に装着する際にも、完全に
工具ホルダが主軸に完全に装着されるまで前記主軸頭を
上動させなければならない。このために従来の自動工具
交換装置は、前記主軸頭60の移動距離が長くなり、こ
のことにより従来の自動工具交換装置は機械高さが高く
なると共に、工具交換動作に要する時間が長くなるとい
う欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は
上述の問題点に鑑み、前記主軸頭の動作速度を下げるこ
となく、工具交換動作時に発生する衝撃を無くす、或い
は可能な限り小さくするように構成されると共に、従来
よりも前記主軸頭の短い移動距離で工具交換可能に構成
され、これにより工具交換動作の高速化を図った自動工
具交換装置を提供することにある。
上述の問題点に鑑み、前記主軸頭の動作速度を下げるこ
となく、工具交換動作時に発生する衝撃を無くす、或い
は可能な限り小さくするように構成されると共に、従来
よりも前記主軸頭の短い移動距離で工具交換可能に構成
され、これにより工具交換動作の高速化を図った自動工
具交換装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明では、周上に配設された複数のグリップによ
り工具を保持し、所定の回転軸の回りに回動自在に軸支
されたタレットを具備し、該タレットの割り出し動作に
より所望の工具を所定の交換位置に割り出すと共に、前
記タレットを前記回転軸の回りに接近、離反の回動々作
させることにより、主軸に装着された工具と前記所望の
工具との間で工具交換するCNCドリル等に使用される
自動工具交換装置であって、前記タレットの背面に回転
自在に取着された第1のカムローラと協働し、前記タレ
ットを回動々作させるための、前記CNCドリルの主軸
頭に設けられた第1のカムと、前記タレットを、前記主
軸の中心に沿う方向に前記主軸頭に対して相対的に上下
動させるための、前記主軸頭に設けられた第2のカム
と、前記第2のカムと協働する第2のカムローラを有
し、前記主軸頭が上下に動作する際両者の協働によりる
前記第2のカムローラから作用力を受承し、前記タレッ
トを主軸の中心に沿う方向に上下に動作させるリンク機
構とを具備して構成され、前記主軸頭を上下動作させ
て、前記タレットを工具交換のために接近、離反の回動
々作させる際、同時に該タレットを前記主軸頭に対して
相対的に上下動作させて、同タレットの前記主軸頭との
相対速度を十分に低減し、以て工具交換時に発生する衝
撃を除去すると共に、工具交換に要する前記主軸頭の移
動距離を短縮した自動工具交換装置が提供される。
めに本発明では、周上に配設された複数のグリップによ
り工具を保持し、所定の回転軸の回りに回動自在に軸支
されたタレットを具備し、該タレットの割り出し動作に
より所望の工具を所定の交換位置に割り出すと共に、前
記タレットを前記回転軸の回りに接近、離反の回動々作
させることにより、主軸に装着された工具と前記所望の
工具との間で工具交換するCNCドリル等に使用される
自動工具交換装置であって、前記タレットの背面に回転
自在に取着された第1のカムローラと協働し、前記タレ
ットを回動々作させるための、前記CNCドリルの主軸
頭に設けられた第1のカムと、前記タレットを、前記主
軸の中心に沿う方向に前記主軸頭に対して相対的に上下
動させるための、前記主軸頭に設けられた第2のカム
と、前記第2のカムと協働する第2のカムローラを有
し、前記主軸頭が上下に動作する際両者の協働によりる
前記第2のカムローラから作用力を受承し、前記タレッ
トを主軸の中心に沿う方向に上下に動作させるリンク機
構とを具備して構成され、前記主軸頭を上下動作させ
て、前記タレットを工具交換のために接近、離反の回動
々作させる際、同時に該タレットを前記主軸頭に対して
相対的に上下動作させて、同タレットの前記主軸頭との
相対速度を十分に低減し、以て工具交換時に発生する衝
撃を除去すると共に、工具交換に要する前記主軸頭の移
動距離を短縮した自動工具交換装置が提供される。
【0006】
【実施例】先ず、図1、2を参照すると、本発明に係る
自動工具交換装置は、鉛直方向に上下動可能な略コの字
状の腕部材2と、外周に複数のグリップ28を有し、該
グリップ28により工具を保持するタレット38と、を
有している。そして、該タレット38は、割り出し動作
により所望の工具を選定するために減速装置39具備
し、所定の軸線aの回りに回転自在に構成されている。
また、図1に示したCNCドリルは、工作に使用される
工具が装着される主軸を回転自在にその内部に保持する
主軸頭34を具備しており、該主軸頭34は、案内レー
ル1上を鉛直方向に上下動可能に構成されている。以下
の説明では、本発明の1つの実施例として前記タレット
38が、その外周に10個の工具ホルダを保持する場合
について記述する。
自動工具交換装置は、鉛直方向に上下動可能な略コの字
状の腕部材2と、外周に複数のグリップ28を有し、該
グリップ28により工具を保持するタレット38と、を
有している。そして、該タレット38は、割り出し動作
により所望の工具を選定するために減速装置39具備
し、所定の軸線aの回りに回転自在に構成されている。
また、図1に示したCNCドリルは、工作に使用される
工具が装着される主軸を回転自在にその内部に保持する
主軸頭34を具備しており、該主軸頭34は、案内レー
ル1上を鉛直方向に上下動可能に構成されている。以下
の説明では、本発明の1つの実施例として前記タレット
38が、その外周に10個の工具ホルダを保持する場合
について記述する。
【0007】図3を参照して、先ず、前記減速装置39
を説明する。該減速装置39は、保持器46を間に挟ん
で玉軸受等の軸受手段50により、その両側に駆動側カ
ム44と、従動側カム42とが同一軸線の回りに回転自
在に連結されている。更に図4をも参照すると前記従動
側カム42にはカム溝52が、前記駆動側カム44には
カム溝58が、そして前記保持器46に溝部54が夫々
具備されている。そして、前記各溝部54には駆動力を
伝達するための鋼製のボール48が1個づつ保持され
(図2参照)ており、このボール48が前記カム溝5
2、58と係合するように構成されている。そして以下
に説明するように、該ボール48の動作により駆動側カ
ム44の回転を該ボール48を介して減速し、前記従動
側カム42に伝達される。
を説明する。該減速装置39は、保持器46を間に挟ん
で玉軸受等の軸受手段50により、その両側に駆動側カ
ム44と、従動側カム42とが同一軸線の回りに回転自
在に連結されている。更に図4をも参照すると前記従動
側カム42にはカム溝52が、前記駆動側カム44には
カム溝58が、そして前記保持器46に溝部54が夫々
具備されている。そして、前記各溝部54には駆動力を
伝達するための鋼製のボール48が1個づつ保持され
(図2参照)ており、このボール48が前記カム溝5
2、58と係合するように構成されている。そして以下
に説明するように、該ボール48の動作により駆動側カ
ム44の回転を該ボール48を介して減速し、前記従動
側カム42に伝達される。
【0008】図4(c)に図示するように前記駆動カム
44は、外周部にCNCドリルの主軸のスピンドルギア
32と係合するタレットギア30を具備した略円形の部
材であって、その内部に前記駆動力を伝達するためのボ
ール48と係合するカム溝58を備えている。該カム溝
58は、図3(c)に図示するように半径rの円形の溝
であって、前記駆動カム44の中心軸から半径方向に偏
心量Qだけ偏心して配置されている。前記保持器46
は、図4(b)を参照すると中心部に該保持器46が回
転しなように、前記工具交換機1のタレット部に固定す
るための手段(図3参照)を備えた円柱状の突起部56
を有する略円形の部材である。そして、該保持器46に
は、半径方向に沿って長手方向に延設された長円形の溝
部54が、減速比をn(n=2,3,4..)としてn
+1個、等角度間隔を置いて配設されている。図4
(b)は本発明の1つの実施例として、減速比n=6の
場合について示してある。前記長円形の溝部54の軸線
に沿った長手方向の長さは、前記駆動カム44の偏心し
た円形のカム溝58の偏心量Qの2倍以上の長さを有し
ている。そして該溝部54内には、前記ボール48が各
々1個づつ保持されている。そして、前記駆動カム44
の動作に対して該ボール48の動作は、該溝部54によ
り半径方向に拘束されている。つまり、前記溝部54の
長手方向の長さが2Q以上であり、前記ボール48は、
前記駆動カム44が1周する間に該溝部54内にて半径
方向に1往復することとなる。これに対して前記従動カ
ム42は、図4(a)に図示するように、前記ボール4
8と係合する半径方向に減速比nと同じ個数の凹凸を有
した花びら、或いはヒトデ状の溝部52を備えた略円形
の部材である。同様に図4(a)は減速比が6の場合を
示している。
44は、外周部にCNCドリルの主軸のスピンドルギア
32と係合するタレットギア30を具備した略円形の部
材であって、その内部に前記駆動力を伝達するためのボ
ール48と係合するカム溝58を備えている。該カム溝
58は、図3(c)に図示するように半径rの円形の溝
であって、前記駆動カム44の中心軸から半径方向に偏
心量Qだけ偏心して配置されている。前記保持器46
は、図4(b)を参照すると中心部に該保持器46が回
転しなように、前記工具交換機1のタレット部に固定す
るための手段(図3参照)を備えた円柱状の突起部56
を有する略円形の部材である。そして、該保持器46に
は、半径方向に沿って長手方向に延設された長円形の溝
部54が、減速比をn(n=2,3,4..)としてn
+1個、等角度間隔を置いて配設されている。図4
(b)は本発明の1つの実施例として、減速比n=6の
場合について示してある。前記長円形の溝部54の軸線
に沿った長手方向の長さは、前記駆動カム44の偏心し
た円形のカム溝58の偏心量Qの2倍以上の長さを有し
ている。そして該溝部54内には、前記ボール48が各
々1個づつ保持されている。そして、前記駆動カム44
の動作に対して該ボール48の動作は、該溝部54によ
り半径方向に拘束されている。つまり、前記溝部54の
長手方向の長さが2Q以上であり、前記ボール48は、
前記駆動カム44が1周する間に該溝部54内にて半径
方向に1往復することとなる。これに対して前記従動カ
ム42は、図4(a)に図示するように、前記ボール4
8と係合する半径方向に減速比nと同じ個数の凹凸を有
した花びら、或いはヒトデ状の溝部52を備えた略円形
の部材である。同様に図4(a)は減速比が6の場合を
示している。
【0009】次いで該減速装置39の動作原理を説明す
る。上述のように前記駆動カム44はそのカム溝58に
おいて、前記保持器46の溝部54内に保持されたボー
ル48と係合しながら1周する間に、前記ボール48を
前記従動カム42のカム溝52に係合させつつ、前記溝
部54内で半径方向に1往復させるように動作する。こ
のボール48の前記溝部54内での動作は、前記従動カ
ム42のカム溝52においては、例えば頂点から頂点と
いうような前記カム溝52を表す中心角φに関して丁度
1周期、つまり花びら状の凹凸がn個備えられているこ
とから中心角φに関して2π/nだけ移動することとな
る。従って減速比6の本実施例では該従動カム42は、
前記駆動カム44が1回転する間に1/6回転すること
となり、1/6の減速が得られることとなる。更に、本
減速装置の詳細な構成および動作原理については、本出
願人による特願平4−014182号を参照することに
より理解することができる。従って、前記主軸のスピン
ドルギア32とタレットギア30との減速比を1:1.
6667とすれば、主軸が1回転する間に工具1個を割
り出し可能となり、主軸の位相はタレット割り出し以前
の位相と一致する。
る。上述のように前記駆動カム44はそのカム溝58に
おいて、前記保持器46の溝部54内に保持されたボー
ル48と係合しながら1周する間に、前記ボール48を
前記従動カム42のカム溝52に係合させつつ、前記溝
部54内で半径方向に1往復させるように動作する。こ
のボール48の前記溝部54内での動作は、前記従動カ
ム42のカム溝52においては、例えば頂点から頂点と
いうような前記カム溝52を表す中心角φに関して丁度
1周期、つまり花びら状の凹凸がn個備えられているこ
とから中心角φに関して2π/nだけ移動することとな
る。従って減速比6の本実施例では該従動カム42は、
前記駆動カム44が1回転する間に1/6回転すること
となり、1/6の減速が得られることとなる。更に、本
減速装置の詳細な構成および動作原理については、本出
願人による特願平4−014182号を参照することに
より理解することができる。従って、前記主軸のスピン
ドルギア32とタレットギア30との減速比を1:1.
6667とすれば、主軸が1回転する間に工具1個を割
り出し可能となり、主軸の位相はタレット割り出し以前
の位相と一致する。
【0010】再び図1、2を参照すると前記自動工具交
換装置は、鉛直方向に上下動可能な前記主軸頭34に固
定された、クランク4を回転軸18の回りで矢印SSの
方向にスイング動作させるための第1のカム(以下スイ
ングカム面と記載する)CSと、同クランク4を矢印L
Sで示される方向に上下動させるための第2のカム(以
下リフトカムと記載する)CL とを具備している。前記
クランク4は、複数のグリップ28を介して工具ホルダ
36を保持する前記タレット38の背面に固定されてい
る。従って前記タレット38は、前記クランク4により
矢印SSとLSの方向に動作するように構成されてい
る。前記クランク4において前記回転軸18の反対側の
端部には、前記スイングカムCS と協働する第1のカム
ローラ(以下スイングローラと記載する)21が、回転
軸20の回りに回転自在に取着されている。また、同ク
ランク4の中央部には、取着ピン19を介して付勢手段
26が取着されており、同クランク4は、前記回転軸1
8を中心として矢印SPの方向に付勢されている。つま
り前記スイングローラ21は、前記付勢手段26により
前記スイングカムCS のカム面上に付勢されるように構
成されている。こうした構成により、前記スイングロー
ラ21が前記スイングカムCS に支承されて同スイング
カムCS 上を相対的に動作させることにより、前記タレ
ット38はスイングカムCS の形状に従って矢印SSの
方向にスイング動作する。
換装置は、鉛直方向に上下動可能な前記主軸頭34に固
定された、クランク4を回転軸18の回りで矢印SSの
方向にスイング動作させるための第1のカム(以下スイ
ングカム面と記載する)CSと、同クランク4を矢印L
Sで示される方向に上下動させるための第2のカム(以
下リフトカムと記載する)CL とを具備している。前記
クランク4は、複数のグリップ28を介して工具ホルダ
36を保持する前記タレット38の背面に固定されてい
る。従って前記タレット38は、前記クランク4により
矢印SSとLSの方向に動作するように構成されてい
る。前記クランク4において前記回転軸18の反対側の
端部には、前記スイングカムCS と協働する第1のカム
ローラ(以下スイングローラと記載する)21が、回転
軸20の回りに回転自在に取着されている。また、同ク
ランク4の中央部には、取着ピン19を介して付勢手段
26が取着されており、同クランク4は、前記回転軸1
8を中心として矢印SPの方向に付勢されている。つま
り前記スイングローラ21は、前記付勢手段26により
前記スイングカムCS のカム面上に付勢されるように構
成されている。こうした構成により、前記スイングロー
ラ21が前記スイングカムCS に支承されて同スイング
カムCS 上を相対的に動作させることにより、前記タレ
ット38はスイングカムCS の形状に従って矢印SSの
方向にスイング動作する。
【0011】前記回転軸18はリフトスライダ16と連
結されており、該リフトスライダ16は、前記腕部材2
に固定されたリニアガイド40に沿って矢印LSで示さ
れる鉛直方向に上下動可能に構成されている。前記リフ
トスライダ16において前記回転軸18の反対側の端部
には、取着ボルト15を介してリフトリンク14が取着
されており、該リフトリンク14は前記リフトスライダ
16と一体的に前記矢印LSの方向に上下に動作するよ
うに構成されている。前記リフトリンク14において前
記取着ボルト15の反対側の端部には、2本の腕部材
8、6を有し回転軸10を中心として回動可能なリフト
レバーが、取着ピン12を介して取着されている。前記
回転軸10は前記腕部材2に水平に取着されており、前
記リフトレバー6、8は、該回転軸10を中心として図
6に示した矢印LLの方向に回動可能に取着されてい
る。前記リフトレバーの腕部材6において前記回転軸1
0とは反対側の端部には、前記リフトカムCL と係合す
る第2のカムローラ(以下リフトローラと記載する)2
2が回転軸24を中心として回転自在に取着されてい
る。こうした構成により、前記リフトローラ22が、前
記リフトカムCL との係合により上記矢印LLの方向に
回動する、つまり前記リフトレバー6、8が前記回転軸
10を中心として矢印LLの方向に回動することによ
り、前記リフトリンク14及びリフトスライダ16は、
矢印LSの方向に上下に動作し、前記タレット38もま
た矢印LSの方向に動作する(以下タレット38のこの
上下動作をリフト動作と記載する)こととなる。
結されており、該リフトスライダ16は、前記腕部材2
に固定されたリニアガイド40に沿って矢印LSで示さ
れる鉛直方向に上下動可能に構成されている。前記リフ
トスライダ16において前記回転軸18の反対側の端部
には、取着ボルト15を介してリフトリンク14が取着
されており、該リフトリンク14は前記リフトスライダ
16と一体的に前記矢印LSの方向に上下に動作するよ
うに構成されている。前記リフトリンク14において前
記取着ボルト15の反対側の端部には、2本の腕部材
8、6を有し回転軸10を中心として回動可能なリフト
レバーが、取着ピン12を介して取着されている。前記
回転軸10は前記腕部材2に水平に取着されており、前
記リフトレバー6、8は、該回転軸10を中心として図
6に示した矢印LLの方向に回動可能に取着されてい
る。前記リフトレバーの腕部材6において前記回転軸1
0とは反対側の端部には、前記リフトカムCL と係合す
る第2のカムローラ(以下リフトローラと記載する)2
2が回転軸24を中心として回転自在に取着されてい
る。こうした構成により、前記リフトローラ22が、前
記リフトカムCL との係合により上記矢印LLの方向に
回動する、つまり前記リフトレバー6、8が前記回転軸
10を中心として矢印LLの方向に回動することによ
り、前記リフトリンク14及びリフトスライダ16は、
矢印LSの方向に上下に動作し、前記タレット38もま
た矢印LSの方向に動作する(以下タレット38のこの
上下動作をリフト動作と記載する)こととなる。
【0012】以下に、図5を参照して本発明による自動
工具交換装置に使用されている2つのカムCS とCL を
説明する。図5から理解されるように前記スイングカム
CSは、前記スイングローラ21を支承し、CNCドリ
ルの主軸の中心軸(以下Z軸と記載する)に平行に延設
された2つの段違いの平坦な支承面CSa、CSbと、実質
的に前記タレット38の動作を規定する外方に凸型の曲
線部分CScとにより構成されている。次に、スイングカ
ムCS とスイングローラ21との協働による、前記タレ
ット38の動作を以下に概説する。先ず、前記スイング
ローラ21が前記支承面CSa上にある間は、前記タレッ
ト38は動作せず待機位置に保持されている(図6参
照)。そして、前記スイングローラ21が、前記カム面
CScの開始点に移動すると(CS1)、前記タレット38
は、前記回転軸18を中心として同カム面CScに沿って
スイング動作を開始し、前記グリップ28が前記工具ホ
ルダ36のV溝35と係合するように動作する。ここで
前記スイングローラ21がCS1にある場合をZ軸の原点
と定義する。そして更に、前記スイングローラ21が、
前記カム面CSc上を移動し、前記カム面CSbに当接する
と(CS2)、前記タレット38のスイング動作は停止す
る。この時前記グリップ28は、前記工具ホルダ36の
V溝35と十分係合し、同工具ホルダ36を把持してい
る。尚、図5によれば、本発明の好ましい実施例として
前記2つの支承面CSaとCSbは別部材により構成されて
いるが、単一の部材によっても構成可能であることは言
うまでもない。
工具交換装置に使用されている2つのカムCS とCL を
説明する。図5から理解されるように前記スイングカム
CSは、前記スイングローラ21を支承し、CNCドリ
ルの主軸の中心軸(以下Z軸と記載する)に平行に延設
された2つの段違いの平坦な支承面CSa、CSbと、実質
的に前記タレット38の動作を規定する外方に凸型の曲
線部分CScとにより構成されている。次に、スイングカ
ムCS とスイングローラ21との協働による、前記タレ
ット38の動作を以下に概説する。先ず、前記スイング
ローラ21が前記支承面CSa上にある間は、前記タレッ
ト38は動作せず待機位置に保持されている(図6参
照)。そして、前記スイングローラ21が、前記カム面
CScの開始点に移動すると(CS1)、前記タレット38
は、前記回転軸18を中心として同カム面CScに沿って
スイング動作を開始し、前記グリップ28が前記工具ホ
ルダ36のV溝35と係合するように動作する。ここで
前記スイングローラ21がCS1にある場合をZ軸の原点
と定義する。そして更に、前記スイングローラ21が、
前記カム面CSc上を移動し、前記カム面CSbに当接する
と(CS2)、前記タレット38のスイング動作は停止す
る。この時前記グリップ28は、前記工具ホルダ36の
V溝35と十分係合し、同工具ホルダ36を把持してい
る。尚、図5によれば、本発明の好ましい実施例として
前記2つの支承面CSaとCSbは別部材により構成されて
いるが、単一の部材によっても構成可能であることは言
うまでもない。
【0013】これに対して前記リフトカムCL は、Z軸
方向に延設された直線部分CLaと湾曲部分CLbとから成
る略鍵形々状をした溝型のカムであり、該溝型の内面に
前記リフトローラ22が接触しながら転動するように構
成されている。該リフトカムCL と前記タレット38と
の関係を以下に概説する。前記リフトローラ22が該リ
フトカムCL の直線部分CLaにある間は、前記カムレバ
ー6、8は動作せず、タレットはリフト動作しない。次
に、前記リフトローラ22が湾曲部分CLbに移動する
と、先ず、湾曲部分CLbの最初の部分で、前記リフトレ
バーの腕部材6は時計回りの方向に回動動作して、前記
リフトリンク14及び前記リフトスライダ16を矢印L
Sの方向に上動させる。このことにより前記タレット3
8は、上方にリフト動作する。次いで、前記リフトロー
ラ22が、前記リフトカムの湾曲部分CLbの後半部分に
移動すると、前記リフトレバーの腕部材6は、反時計回
りの方向に回動動作して、前記リフトリンク14及び前
記リフトスライダ16を下方に動作させる。このことに
より前記タレット38は下方に引き下げられる。つま
り、前記タレット38は下方にリフト動作する。尚、Z
軸の原点、つまり前記スイングローラ21がCS1にある
とき、前記リフトローラ22は図3のCL1にある。
方向に延設された直線部分CLaと湾曲部分CLbとから成
る略鍵形々状をした溝型のカムであり、該溝型の内面に
前記リフトローラ22が接触しながら転動するように構
成されている。該リフトカムCL と前記タレット38と
の関係を以下に概説する。前記リフトローラ22が該リ
フトカムCL の直線部分CLaにある間は、前記カムレバ
ー6、8は動作せず、タレットはリフト動作しない。次
に、前記リフトローラ22が湾曲部分CLbに移動する
と、先ず、湾曲部分CLbの最初の部分で、前記リフトレ
バーの腕部材6は時計回りの方向に回動動作して、前記
リフトリンク14及び前記リフトスライダ16を矢印L
Sの方向に上動させる。このことにより前記タレット3
8は、上方にリフト動作する。次いで、前記リフトロー
ラ22が、前記リフトカムの湾曲部分CLbの後半部分に
移動すると、前記リフトレバーの腕部材6は、反時計回
りの方向に回動動作して、前記リフトリンク14及び前
記リフトスライダ16を下方に動作させる。このことに
より前記タレット38は下方に引き下げられる。つま
り、前記タレット38は下方にリフト動作する。尚、Z
軸の原点、つまり前記スイングローラ21がCS1にある
とき、前記リフトローラ22は図3のCL1にある。
【0014】次に図1に示した前記主軸頭34を最下点
に降ろしてカムの形状を分かり易く示した図である図
6、及び各々のカムの形状とタレットのスイング動作と
リフト動作の変移量、変移速度、変移加速度を表した図
7、8を参照して本発明による自動工具交換装置の工具
交換動作を説明する。先ず、工具交換が指令されると、
主軸のオリエンテーションが開始され、同時に前記主軸
頭34が早送りで上動して、前記スイングローラ21
が、スイングカムCS の平坦な支承面CSa上をスイング
動作開始位置CS1、つまりZ軸の原点へ移動する。ここ
で、前記主軸頭34が停止し、主軸のオリエンテーショ
ンが開始さる。そして、オリエンテーション終了により
前記主軸頭34は再び上動を開始する。この間、前記リ
フトローラ22は、前記リフトカムCL のZ軸と平行に
延設された直線部分CLaにあり、リフト動作は行われな
い(図8のL1 で示される部分)。次に、前記主軸頭3
4の上動により前記スイングローラ21は、前記スイン
グカムCL の曲線部分CScを移動し、前記タレット38
は、前記回転軸18を中心として反時計回りの方向に回
動するスイング動作を開始する。前記スイングカムCL
の曲線部分CScは、前記グリップ28の先端が前記主軸
のスピンドルギア32と接触せずに前記工具ホルダ36
のV溝35に接近し、そして、前記グリップ28の先端
部に具備されたローラ(図示せず)がV溝35に係合し
た後は、同ローラがV溝上を正確に移動するような形状
とする。また、前記タレット38のグリップ28の先端
が最小限の軌跡を描いてスイング動作するように、スイ
ングカムCS の曲線部分CScを決定することが望まし
い。
に降ろしてカムの形状を分かり易く示した図である図
6、及び各々のカムの形状とタレットのスイング動作と
リフト動作の変移量、変移速度、変移加速度を表した図
7、8を参照して本発明による自動工具交換装置の工具
交換動作を説明する。先ず、工具交換が指令されると、
主軸のオリエンテーションが開始され、同時に前記主軸
頭34が早送りで上動して、前記スイングローラ21
が、スイングカムCS の平坦な支承面CSa上をスイング
動作開始位置CS1、つまりZ軸の原点へ移動する。ここ
で、前記主軸頭34が停止し、主軸のオリエンテーショ
ンが開始さる。そして、オリエンテーション終了により
前記主軸頭34は再び上動を開始する。この間、前記リ
フトローラ22は、前記リフトカムCL のZ軸と平行に
延設された直線部分CLaにあり、リフト動作は行われな
い(図8のL1 で示される部分)。次に、前記主軸頭3
4の上動により前記スイングローラ21は、前記スイン
グカムCL の曲線部分CScを移動し、前記タレット38
は、前記回転軸18を中心として反時計回りの方向に回
動するスイング動作を開始する。前記スイングカムCL
の曲線部分CScは、前記グリップ28の先端が前記主軸
のスピンドルギア32と接触せずに前記工具ホルダ36
のV溝35に接近し、そして、前記グリップ28の先端
部に具備されたローラ(図示せず)がV溝35に係合し
た後は、同ローラがV溝上を正確に移動するような形状
とする。また、前記タレット38のグリップ28の先端
が最小限の軌跡を描いてスイング動作するように、スイ
ングカムCS の曲線部分CScを決定することが望まし
い。
【0015】更に、前記主軸頭34は動作速度を直線的
に加速しながら上動し、前記スイングローラ21は、C
S2からCS3へ移動する。この間の前記タレット28のス
イング動作の加速度(図7のS1 、S2 )は、スイング
カム形状と前記主軸頭34の直線加速で決定される自然
加速である。図1からも明らかなように、前記タレット
38のスイング動作速度は、前記スイングカムCS の形
状と、同スイングカムCS と前記スイングローラ21と
の相対速度により決定される。従って、スイング動作が
終了する直前に、タレット38を前記主軸頭34の動作
と同じ方向にリフト動作させて両者間の相対速度を減少
することにより、タレット38のスイング動作は減速さ
れ(図7のS5 )、前記主軸頭34の動作速度を低下さ
せずに、前記グリップ28や工具ホルダ36に衝撃を与
えずにスイング動作を終了することが可能となる。これ
を実現するために、スイング動作の減速時(図7の
S3 、図8のCL4からCL2の間)においてリフトローラ
22はリフトカムCL のCL4からCL2の間の部分との係
合により、前記リフトレバー6、8を前記回転軸10の
回りに反時計方向に回動させ、前記リフトリンク14
と、リフトスライダ16を上動させ、前記クランク4、
つまり前記タレット38を前記主軸頭34の上動々作に
対して同一方向に加速する(図8のL6 )。その結果ス
イング動作終了時、つまり図5、6において前記スイン
グローラ21がCS2(同様に図7のCS2)に、そして前
記リフトローラ22がCL2(同様に図8のCL2)にある
ときに、前記主軸頭34の上動々作と前記タレット38
のZ軸方向のリフト動作の相対速度がほぼ0となり(図
8のLP 、つまり、このとき前記主軸頭34はLP に相
当する速度で動作している)、上述の衝撃が著しく減少
し、或いは除去されることとなる。この点が本発明の1
つの重要な特徴となっている。
に加速しながら上動し、前記スイングローラ21は、C
S2からCS3へ移動する。この間の前記タレット28のス
イング動作の加速度(図7のS1 、S2 )は、スイング
カム形状と前記主軸頭34の直線加速で決定される自然
加速である。図1からも明らかなように、前記タレット
38のスイング動作速度は、前記スイングカムCS の形
状と、同スイングカムCS と前記スイングローラ21と
の相対速度により決定される。従って、スイング動作が
終了する直前に、タレット38を前記主軸頭34の動作
と同じ方向にリフト動作させて両者間の相対速度を減少
することにより、タレット38のスイング動作は減速さ
れ(図7のS5 )、前記主軸頭34の動作速度を低下さ
せずに、前記グリップ28や工具ホルダ36に衝撃を与
えずにスイング動作を終了することが可能となる。これ
を実現するために、スイング動作の減速時(図7の
S3 、図8のCL4からCL2の間)においてリフトローラ
22はリフトカムCL のCL4からCL2の間の部分との係
合により、前記リフトレバー6、8を前記回転軸10の
回りに反時計方向に回動させ、前記リフトリンク14
と、リフトスライダ16を上動させ、前記クランク4、
つまり前記タレット38を前記主軸頭34の上動々作に
対して同一方向に加速する(図8のL6 )。その結果ス
イング動作終了時、つまり図5、6において前記スイン
グローラ21がCS2(同様に図7のCS2)に、そして前
記リフトローラ22がCL2(同様に図8のCL2)にある
ときに、前記主軸頭34の上動々作と前記タレット38
のZ軸方向のリフト動作の相対速度がほぼ0となり(図
8のLP 、つまり、このとき前記主軸頭34はLP に相
当する速度で動作している)、上述の衝撃が著しく減少
し、或いは除去されることとなる。この点が本発明の1
つの重要な特徴となっている。
【0016】スイング動作終了後、前記主軸頭34は早
送りでタレット割り出し点へ上動し、同時に前記タレッ
ト38は、工具ホルダ36を主軸から抜き取るためのリ
フト動作を開始する(この間スイングローラ21は、点
CS2からCS3へ移動し、リフトローラ22は、点CL2か
らCL3へ移動する)。すなわち、図8において前記リフ
トローラ22が点CL2以降、リフト加速度がZ軸方向と
は反対向きとなり(−側になる)、上向きのリフト動作
が減速される。スイング動作終了時において前記クラン
ク4は、前記主軸頭34の上動々作と同じ方向の速度を
有しているために、一旦前記主軸頭34の上動々作と同
じ方向にオーバーランしてから(図8のL2 )、下方の
リフト動作を開始する(図8のL3 )。このクランク4
及びタレット38の前記主軸頭34に対する相対的な下
方のリフト動作により、従来の自動工具交換機と比較し
て少ない移動距離で工具ホルダ36を主軸から抜き取る
ことが可能となっており、この点が本発明の1つの重要
な特徴となっている。この間前記クランク4の加減速
は、加速度を十分に小さくするために直線的な加減速と
した(図8のL8 、L9 )。
送りでタレット割り出し点へ上動し、同時に前記タレッ
ト38は、工具ホルダ36を主軸から抜き取るためのリ
フト動作を開始する(この間スイングローラ21は、点
CS2からCS3へ移動し、リフトローラ22は、点CL2か
らCL3へ移動する)。すなわち、図8において前記リフ
トローラ22が点CL2以降、リフト加速度がZ軸方向と
は反対向きとなり(−側になる)、上向きのリフト動作
が減速される。スイング動作終了時において前記クラン
ク4は、前記主軸頭34の上動々作と同じ方向の速度を
有しているために、一旦前記主軸頭34の上動々作と同
じ方向にオーバーランしてから(図8のL2 )、下方の
リフト動作を開始する(図8のL3 )。このクランク4
及びタレット38の前記主軸頭34に対する相対的な下
方のリフト動作により、従来の自動工具交換機と比較し
て少ない移動距離で工具ホルダ36を主軸から抜き取る
ことが可能となっており、この点が本発明の1つの重要
な特徴となっている。この間前記クランク4の加減速
は、加速度を十分に小さくするために直線的な加減速と
した(図8のL8 、L9 )。
【0017】前記主軸頭34の上動々作終了後(図1に
示す状態)、前記CNCドリルの主軸のスピンドルギア
32と、前記減速装置39のタレットギア30とが係合
した状態で、前記主軸が回転して所望の工具の割り出し
が実行される。ここで上述のように、主軸が1回転する
ことにより工具が1個割り出されるために、前記タレッ
ト38上のどのの工具を選択しても工具割り出し同動作
の終了時における主軸の位相は、主軸オリエンテーショ
ンの位相と一致している。タレット割り出し動作終了
後、前記主軸頭34は上述した順序とは逆の順序でZ軸
原点に下動する。従って、前記グリップ28から主軸が
工具ホルダ36を受承する際には、前記主軸頭34の下
動々作の速度と、前記タレット38の相対速度はほぼ0
となる。前記タレット38の戻りスイング動作終了と同
時に前記主軸頭34が原点に復帰して工具交換動作が終
了する。
示す状態)、前記CNCドリルの主軸のスピンドルギア
32と、前記減速装置39のタレットギア30とが係合
した状態で、前記主軸が回転して所望の工具の割り出し
が実行される。ここで上述のように、主軸が1回転する
ことにより工具が1個割り出されるために、前記タレッ
ト38上のどのの工具を選択しても工具割り出し同動作
の終了時における主軸の位相は、主軸オリエンテーショ
ンの位相と一致している。タレット割り出し動作終了
後、前記主軸頭34は上述した順序とは逆の順序でZ軸
原点に下動する。従って、前記グリップ28から主軸が
工具ホルダ36を受承する際には、前記主軸頭34の下
動々作の速度と、前記タレット38の相対速度はほぼ0
となる。前記タレット38の戻りスイング動作終了と同
時に前記主軸頭34が原点に復帰して工具交換動作が終
了する。
【0018】
【発明の効果】これまで説明してきた本発明による自動
工具交換装置は、工具交換のためにタレットがスイング
動作する際、タレットを前記主軸頭に対して相対的に上
下に動作させて前記主軸頭との相対速度が小さく、或い
は無くなるために、スイング動作に起因する衝撃の発生
を最小とする事が可能となり、これにより工具交換動作
の安定性が確保されると共に、工具交換動作の高速化が
達成された。更に、タレットが前記主軸頭の上下動作に
対して相対的に動作することから、工具ホルダを主軸か
ら引き抜く場合、或いは装着する場合に、前記主軸頭が
従来よりも少ない動作により工具交換が可能となり、こ
れにより工具交換時間の短縮と、装置の小型化が図られ
た。
工具交換装置は、工具交換のためにタレットがスイング
動作する際、タレットを前記主軸頭に対して相対的に上
下に動作させて前記主軸頭との相対速度が小さく、或い
は無くなるために、スイング動作に起因する衝撃の発生
を最小とする事が可能となり、これにより工具交換動作
の安定性が確保されると共に、工具交換動作の高速化が
達成された。更に、タレットが前記主軸頭の上下動作に
対して相対的に動作することから、工具ホルダを主軸か
ら引き抜く場合、或いは装着する場合に、前記主軸頭が
従来よりも少ない動作により工具交換が可能となり、こ
れにより工具交換時間の短縮と、装置の小型化が図られ
た。
【図1】CNCドリルに使用される本発明による自動工
具交換装置の立面図である。
具交換装置の立面図である。
【図2】CNCドリルに使用される本発明による自動工
具交換装置の平面図である。
具交換装置の平面図である。
【図3】図1に示した自動工具交換装置のタレットに使
用される減速装置の略示断面図である。
用される減速装置の略示断面図である。
【図4】図3に示した減速装置の従動カム、保持器、駆
動カムの正面図である。
動カムの正面図である。
【図5】図1に示したCNCドリルの前記主軸頭を最下
点に引き下げて、本発明による自動工具交換装置のカム
を分かり易く示した図である。
点に引き下げて、本発明による自動工具交換装置のカム
を分かり易く示した図である。
【図6】本発明による自動工具交換装置に使用されるカ
ムの拡大図である。
ムの拡大図である。
【図7】本発明による自動工具交換装置のタレットをス
イング動作さるカム(スイングカム)とタレットのスイ
ング動作の関係を示す図である。
イング動作さるカム(スイングカム)とタレットのスイ
ング動作の関係を示す図である。
【図8】本発明による自動工具交換装置のタレットをリ
フト動作さるカム(リフトカム)とタレットのリフト動
作の関係を示す図である。
フト動作さるカム(リフトカム)とタレットのリフト動
作の関係を示す図である。
【図9】従来技術による自動工具交換装置の略示立面図
である。
である。
1…支柱 2…腕部材 4…クランク 6…リフトレバー 8…リフトレバー 10…回転軸 14…リフトリンク 16…リフトスライダ 18…回転軸 21…スイングローラ 22…リフトローラ 28…グリップ 34…主軸頭 36…工具ホルダ 38…タレット 39…減速装置 CL …リフトカム CS …スイングカム
Claims (1)
- 【請求項1】 周上に配設された複数のグリップ(2
8)により工具を保持し、所定の回転軸(18)の回り
に回動自在に軸支されたタレット(38)を具備し、該
タレット(38)の割り出し動作により所望の工具を所
定の交換位置に割り出すと共に、前記タレット(38)
を前記回転軸(18)の回りに接近、離反の回動々作さ
せることにより、主軸に装着された工具と前記所望の工
具との間で工具交換する工作機械に使用される自動工具
交換装置において、 前記タレット(38)の背面に回転自在に取着された第
1のカムローラ(21)と協働し、前記タレット(3
8)を回動々作させるための、前記工作機械の主軸頭
(34)に設けられた第1のカム(CS )と、 前記タレット(38)を、前記主軸の中心に沿う方向に
前記主軸頭(34)に対して相対的に上下動させるため
の、前記主軸頭(34)に設けられた第2のカム
(CL )と、 前記第2のカム(CL )と協働する第2のカムローラ
(22)を有し、前記主軸頭(34)が上下に動作する
際両者の協働によりる前記第2のカムローラ(22)か
ら作用力を受承し、前記タレット(38)を主軸の中心
に沿う方向に上下に動作させるリンク機構(6、8、1
4、16)とを具備して構成され、 前記主軸頭(34)を上下動作させて、前記タレット
(38)を工具交換のために接近、離反の回動々作させ
る際、同時に該タレット(38)を前記主軸頭(34)
に対して相対的に上下動作させて、同タレット(38)
の前記主軸頭(34)との相対速度を十分に低減し、以
て工具交換時に発生する衝撃を除去すると共に、工具交
換に要する前記主軸頭(34)の移動距離を短縮した自
動工具交換装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4164927A JP2535479B2 (ja) | 1992-06-23 | 1992-06-23 | 自動工具交換装置 |
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