JP2004090097A - ツールを交換する工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】工作機械2は、以下の動作を順に行なってツール交換する。
(1)ツールマガジン200を主軸側に揺動させ、ツール(ツールホルダ4)をアーム204で保持させる。
(2)主軸22とツールマガジン200を上方向に移動させ、ツールを主軸22からアンクランプさせる。
(3)主軸22のみを上方向にさらに移動させ、ツールを主軸22から離脱させる。
(4)複数のアーム204を周方向に回転させてツールを選択させる。
(5)主軸22のみを下方向に移動させ、ツールを主軸22に装着させる。
(6)主軸22とツールマガジン200を下方向に移動させ、ツールを主軸22にクランプさせる。
(7)ツールマガジン200を反主軸側に揺動させ、ツールからツールマガジン200を離反させる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、ツールの自動交換が可能な工作機械に関する。特に、主軸とツールマガジンとの間でツールの受渡しを安定的に行なうことができる工作機械に関する。本明細書でいう「ツール」には、ツールを固定したツールホルダや、ツールとツールホルダが一体となったものも含む。
【0002】
【従来の技術】ツールの自動交換が可能な工作機械の中には、下記の構成を有するものが知られている。
・主軸:ツールが着脱可能であり、装着されたツールをクランプする機構を内蔵している。
・主軸を軸方向に移動させる機構。
・第1連結装置:主軸とクランプ機構の間に設けられ、主軸にクランプされたツールを主軸が一方方向に移動する間にアンクランプさせ、主軸からアンクランプされたツールを主軸が他方方向に移動する間にクランプさせる。
・ツールマガジン:ツールを保持可能なツール保持部を周上に複数有するとともにその複数のツール保持部を周方向に回転させる手段を備えている。ツールマガジンは、それ自体が揺動可能である。
・第2連結装置:ツールマガジンと主軸の間に設けられている。主軸の軸方向の移動に追従して以下の各動作を実現する。
・第1動作;主軸の一方方向への移動に従動してツールマガジンを主軸側に揺動させ、主軸にクランプされているツールをツール保持部で保持させる。このとき同時に、ツールを主軸からアンクランプさせる。すなわち、ツールマガジンを主軸側に揺動させてツール保持部でツールを保持し始めたときにはまだ主軸にクランプされているツールを、ツールマガジンが主軸側に揺動し終えてツール保持部でツールを保持し終えるまでの間にアンクランプする。
・第2動作;主軸のみを一方方向にさらに移動させて、ツール保持部で保持されて主軸からアンクランプされたツールを主軸から離脱させる。
・第3動作;複数のツール保持部を周方向に回転させてツールを選択させる。
・第4動作;主軸のみを他方方向に移動させて、ツール保持部で保持された(選択された)ツールを主軸に装着させる。
・第5動作;主軸を他方方向に移動させ、ツール保持部で保持されたツールを主軸にクランプさせる。このとき同時に、ツールマガジンを反主軸側に揺動させて主軸にクランプされたツールからツールマガジンを離反させる。すなわち、ツールが主軸にクランプされるまでの間はツール保持部でツールを保持し続け、ツールが主軸にクランプされた後にツールマガジンを反主軸側に揺動させる。
【0003】
【特許文献1】
特開平2−15935号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の工作機械では、ツール保持部がツールを保持し始めたタイミングの直後に、ツールをアンクランプしなければならない。もし前者のタイミングが後者のタイミングより遅いと、ツール保持部で保持されていないツールが主軸からアンクランプされ、ツールが脱落する可能性が生じる。逆に、前者のタイミングと後者のタイミングとの間に差がありすぎると、ツール保持部で保持されたツールが主軸にクランプされた状態で主軸とともに移動する。ツール保持部は揺動するのみで、主軸と平行に移動できないことから、動作に干渉が生じてしまう。
また、主軸がツールをクランプしたタイミングの直後に、ツール保持部がツールから離反しなければならない。もし前者のタイミングが後者のタイミングより遅いと、主軸にクランプされていないツールがツール保持部で保持されなくなり、ツールが脱落する可能性が生じる。逆に、前者のタイミングと後者のタイミングとの間に差がありするぎると、ツール保持部で保持されたツールが主軸にクランプされた状態で主軸とともに移動する。ツール保持部は揺動するのみで、主軸と平行に移動できないことから、このときにも動作に干渉が生じてしまう。
【0005】
工具交換に許容される時間は短くなっており、工具交換のための主軸の軸方向の移動距離も短くなっている。このなかで、前記のタイミングを確保することが困難となっている。工具交換を高速化すると、ツールの脱落が発生しやすい。
本発明は、工具交換のための主軸の移動距離が短くても、確実にツール交換できる機構を開発する。ツールを主軸から離脱させる場合には、主軸にクランプされたツールをツール保持部で保持し続けながらアンクランプすることを許容することによって、ツール保持部でツールを保持する前に主軸がツールをアンクランプすることを防止する。新たなツールを主軸に装着する場合には、ツールが主軸にクランプされた後までツール保持部でツールを保持し続けることを許容することによって、ツールが主軸にクランプされる前にツール保持部がツールを保持しなくなることを防止する。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用と効果】上記課題を解決するために創作された請求項1に記載の発明は、ツールが着脱可能であり、装着されたツールをクランプする機構を内蔵する主軸と、その主軸を軸方向に移動させる機構と、その主軸と前記したクランプ機構の間に設けられ、主軸にクランプされたツールを主軸が一方方向に移動する間にアンクランプさせ、主軸からアンクランプされたツールを主軸が他方方向に移動する間にクランプさせる第1連結装置と、ツールを保持可能なツール保持部を周上に複数有するとともにその複数のツール保持部を周方向に回転させる手段を有し、それ自体が揺動可能であるとともに主軸とほぼ平行に移動可能なツールマガジンと、ツールマガジンと主軸の間に設けられている第2連結装置とを備える。この工作機械では、第2連結装置が以下の各動作を順に実現してツールを交換する。
第1動作;主軸の一方方向への移動に従動してツールマガジンを主軸側に揺動させ、主軸にクランプされているツールをツール保持部で保持させる。
第2動作;主軸とツールマガジンを一方方向に移動させ、ツール保持部で保持されたツールを主軸からアンクランプさせる。
第3動作;主軸のみを一方方向にさらに移動させて、ツール保持部で保持されたツールを主軸から離脱させる。
第4動作;複数のツール保持部を周方向に回転させてツールを選択させる。
第5動作;主軸のみを他方方向に移動させて、ツール保持部で保持された選択されたツールを主軸に装着させる。
第6動作;主軸とツールマガジンを他方方向に移動させ、ツール保持部で保持されたツールを主軸にクランプさせる。
第7動作;主軸の他方方向への移動に従動してツールマガジンを反主軸側に揺動させ、主軸にクランプされているツールからツールマガジンを離反させる。
【0007】
請求項1に記載の工作機械は、主軸にクランプされているツールをツール保持部が保持した状態で、主軸とツールマガジンが前記した一方方向にほぼ平行に移動する。そして、この平行移動中に主軸にクランプされているツールがアンクランプされる。この工作機械は、ツール保持部がツールをしっかり保持した状態でツールがアンクランプされるために、ツールの受渡しを安定的に行なうことができる。また、主軸とツールマガジンが前記した他方方向にほぼ平行に移動する中でツールがクランプされる。そして、ツールがクランプされた後にツールからツール保持部が離反するために、ツールの受渡しを安定的に行なうことができる。
【0008】
また上記の工作機械において、第1動作の終了時点では、ツール保持部とツールとの間に主軸と直交する方向に隙間が残され、第2動作中に、ツールマガジンを低速で主軸側に移動させて前記した隙間を無くすことが好ましい。
ツールマガジンを揺動させて第1動作が行なわれる場合は、ツール保持部がツールに強く衝突してツール保持部やツールが破損するおそれがある。本発明の工作機械では、ツール保持部とツールとの間にわずかな隙間ができるところでツールマガジンの揺動を停止させ、ツール保持部とツールを強く衝突させない。このため、ツール保持部やツールが破損してしまうことを防止できる。そして、第2動作中に、その隙間を無くすようにツールマガジンを低速で主軸側に移動させるために、第2動作の終了時点ではツール保持部がツールをしっかり保持している。このため、ツール保持部によるツールの保持が不安定になることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】上記した各請求項に記載の発明は、以下に示す形態で好適に実施することができる。
(形態1)主軸は、ツールが嵌合する溝穴を有する。その溝穴はテーパ形状を有する。
(形態2)主軸は、ハウジングに回転可能に収納される。主軸を軸方向に移動させる機構は、ハウジングを主軸の軸方向に移動させる。
(形態3)ツールマガジンのツール保持部は、その先端が二手に分かれたアームである。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る工作機械の実施例について説明する。まず図1を参照して工作機械2の構成を説明する。図1は、工作機械2の概略構成を示す正面図である。
工作機械2は、ツールを用いてワークを加工するワーク加工部100と、多数のツールを収納するツールマガジン200等から構成される。図1では、工作機械2に備えられる他の構成要素(例えばワークの支持台等)は図示省略しており、本発明に関連する要素のみを図示している。
【0011】
まず、ワーク加工部100の構成について説明する。ワーク加工部100の下方にはワーク(図示省略)がセットされ、そのワークはツールによって加工される。ツールは、ツールホルダ4に保持される。本実施例では、ツールの具体的形状を図示省略している。本実施例の工作機械2で用いられるツールの種類は多岐に亘り、加工対象となるワークも様々である。
ワーク加工部100は、主軸22(図1〜図4では図示省略;但し図5に示している)を収納している主軸ハウジング110と、モータを収納しているモータハウジング104と、レバー120等を収納しているレバーハウジング106と、工作機械2の上部を覆っているブラケット108等によって外観が構成されている。モータハウジング104とレバーハウジング106は、主軸ハウジング110に固定されている。
【0012】
図5を参照して、主軸ハウジング110内部の詳しい構成を説明する。図5は、主軸付近を一部断面図で示した図である。主軸ハウジング110には、第1ハウジング12と第2ハウジング14によって構成されるハウジング18が含まれる。第2ハウジング14は、第1ハウジング12に固定されている。第1ハウジング12には、4つのベアリング20(一つしか符号を付していない)が固定されている。第1ハウジング12は、各ベアリング20を介して主軸22を回転可能に支持している。主軸22は、図示省略の機構を介してモータに連結されている。このモータは、モータハウジング104に収納されている。モータが駆動することにより、主軸22が軸C1回りに回転する。モータの駆動機構や、モータのトルクを主軸22に伝達する機構の説明は省略する。
なお図5では、主軸22と第2ハウジング14が接触しているように見えるが、実際は接触していないか、接触しているとしてもその摺動摩擦は非常に小さいものである。第2ハウジング14の存在により主軸22の回転運動が抑制されることはない。
【0013】
主軸22は、内部が空洞になっている。その空洞には、ツールホルダ4をクランプする機構26が設けられている。クランプ機構26は、クランプ部材28と略円筒形状の部材30等から構成される。クランプ部材28と部材30は、主軸22の軸方向に摺動可能である。
図5では、ツールホルダ4に主軸22がクランプされている状態が示されている。この状態では、部材30がバネ29によって上方に付勢されており、ツールホルダ4も上方に付勢されている。このときツールホルダ4は、主軸22のテーパ部36に密着している。
図5の状態から部材30が下方に移動すると、クランプ部材28が下方に移動し、クランプ部材28の下端が外方に広がることができるようになる。これにより、ツールホルダ4の上端の膨出部4bが主軸22から抜けるようになる(ツールホルダ4がアンクランプされる)。逆に、ツールホルダ4が主軸22に挿入されている状態のときに部材30が上方に移動すると、クランプ部材28が上方に移動し、クランプ部材28の下端が内方に閉まる。これにより、ツールホルダ4の膨出部4bがクランプ部材28にクランプされ、図5の状態になる(ツールホルダ4がクランプされる)。
本実施例のツールホルダ4はテーパ形状(テーパ部40)を有していることが図5に良く示されている。そのテーパの形状に合わせて、主軸22のテーパ部36の形状が設定されている。
【0014】
図1に良く示されるように、主軸ハウジング110の手前側(図1〜図4の手前側)の面には、後述するローラ322,206と接触するローラ接触部材130が固定されている。ローラ接触部材130は、左右方向に長い略四角形130bと、略四角形130bの左部から上方向に伸びる略四角形130aとが組み合わさった形状を有している。略四角形130bの右端は、下方にやや突出している。略四角形130aは、その右辺がその左辺より長い。このため、略四角形130aの上辺は左下がりの傾斜を有している。略四角形130bの下辺は、右下がりに曲線的に傾斜している。
【0015】
レバーハウジング106の内部には、レバー120と部材122等が収納されている。レバー120は、L字形状を有している。レバー120の中央には開孔が形成されており、その開孔にはピンが挿入されている(この開孔やピンは図示省略しているが、開孔やピンの位置は図1の符号C2部分である)。そのピンは、レバーハウジング106に固定されている。これらの構成によって、レバー120が軸C2回りに回転可能になっている。
レバー120の上部に、ローラ124が固定されている。このローラ124は、後述するレール150に転動可能に嵌合するものである。レバー120の左部には、ローラ126が回転可能に固定されている。そのローラ126に嵌合する部材122は、上部が円柱形状であり、その下部が上部よりも半径の大きい円柱形状である。図1の状態からレバー120が軸C2回りに左回転すると部材122が下方に移動する。またレバー120が軸C2回りに右回転すると部材122が上方に移動する。
部材122の下面には図示省略の部材が固定されており、その図示省略の部材には上記した部材30が連結されている。このため、レバー120の左回転に伴なって部材122が下方に移動すると部材30が下方に移動する。これによりクランプ部材28が下方に移動し、ツールホルダ4のクランプが解除される(アンクランプされる)。逆に、レバー120の右回転に伴なって部材122が上方に移動すると部材30が上方に移動する。これによりクランプ部材28が上方に移動し、ツールホルダ4がクランプされる。
【0016】
主軸ハウジング右部110aを貫通して、ガイドレール170が上下方向に伸びている。主軸ハウジング110の右方にあるコラム102内には、図示省略のボールネジ機構が設けられている。このボールネジ機構には、主軸ハウジング右部110aが連結されている。さらにこのボールネジ機構は、モータ112に連結されている。このボールネジ機構によって、モータ112のトルクが主軸ハウジング110の上下運動に変換される(主軸ハウジング110は、ガイドレール170に沿って上下動可能である)。上記したように、主軸ハウジング110にはモータハウジング104やレバーハウジング106が固定されているために、主軸ハウジング110が上下動すると、各ハウジング104,106も一体となって上下動する。
【0017】
ブラケット108は、その左部が下方に伸びた構造を有している(下方に伸びている部分を符号108aで示す)。ブラケット108には、3つの板状部材(第1板状部材180,第2板状部材182,第3板状部材192)が固定されている。ブラケット108は主軸ハウジング110等の上下動に伴なって上下動しないために(ブラケット108は一切移動しない)、各板状部材180,182,192も図1に示される位置から移動しない。
下方に伸びている部分108aには、4つのボルト190(一つしか符号を付していない)によって、第3板状部材192が固定されている。第3板状部材192は、左右方向に長い長方形状を有する。第3板状部材192の右部には、4つのボルト194(一つしか符号を付していない)によって、第1板状部材180が固定されている。第2板状部材182は、ブラケット108の中央から下方に伸びるように取り付けられている。
【0018】
第1板状部材180には、上下方向に溝(レール)150が形成されている。レール150は、下方から上方に向かうにつれて、左に一度カーブするように形成されている。図1の状態から主軸ハウジング110等が上方に移動すると、上記した第1ローラ124がレール150上を転動する。この点は後で詳しく説明する。
第2板状部材182は、その下端にバネ188の一端が連結されている。バネ188の他端は、後述するツールマガジン200の部材216に連結されている。このバネ188によって、ツールマガジン200が右方向(より詳しくは右斜め上方向)に付勢されている。
【0019】
ブラケット左部108aの下面には、第1レール部材310が固定されている。ブラケット左部108aの左面には、第2レール部材330が固定されている。第1レール部材310は、直方体形状を有している。第1レール部材310の下側には、左右方向に摺動可能にブロック312が嵌合している。そのブロック312には、2つのローラ322,324を持った部材320が取り付けられている(部材320は左右方向に移動可能である)。ローラ322は、図1の状態から各ハウジング110等が上方に移動したときに、ローラ接触部材130と接触する。この点は後で詳しく説明する。ローラ324は、後述する部材340の溝340aに転動可能に嵌合している。
【0020】
第1レール部材310の右部には、下方に伸びる部材350が固定されている。この部材350には孔が設けられており、その孔にはシャフト352が挿入されている。シャフト352の左端は、部材320の右側面に固定されている。またシャフト352の右端には、部材350のシャフト挿入孔よりも外径の大きいナット354が締付けられている。この構成により、部材320が左方向に移動すると、ナット354が部材350に接触し、その接触位置よりも左方に部材320が移動することが禁止される。
またシャフト355は、シャフト352と同様に、部材350を通過するとともに部材320の右側面に固定されている。このシャフト355は、バネ356によって右方向に付勢されている(これにより部材320も右方向に付勢されている)。このため、左方向の外力が加わらない限り、部材320は図1の状態を維持する。
【0021】
第2レール部材330は、上下方向に伸びる直方体形状を有している。第2レール部材330の左側には、図示省略のブロックが上下方向(正確には右斜め上方向)に摺動可能に嵌合している。このブロックは、上方にいくにつれて右に傾いている。このブロックには部材341が取り付けられ、さらにこの部材341には部材340が取り付けられている(これにより部材340,341は右斜め上方向に移動可能である)。部材341の上部には、孔(図示省略しているが符号C3の位置にある)が設けられている。
【0022】
次に、ツールマガジン200の構成について説明する。ツールマガジン200は、複数のアーム204を備えている。アーム204の先端は、ツール(ツールホルダ4)を把持できる形状になっている(アーム204の形状は図2に良く示されている)。即ちアーム204は、その先端が二手に分かれた形状を有している。複数のアーム204は、軸C4を中心とする円周上に等ピッチに並んで配置されている。図1等では、アーム204が2つしか示されていないが、本実施例のツールマガジン200には10本のアーム204が備えられている。アーム群(10本のアームをまとめてこのように呼ぶ)は、軸C4回りに回転可能である。アーム群を回転させるモータや、アーム群の回転機構に関する詳しい説明は省略する。
ツールマガジン200の右側上部から右方向に部材208が伸びている。部材208の右部には孔(図示省略しているが符号C3の位置にある)が設けられている。その孔には、ピン212が挿入されている。この構成により、部材208が、部材341に回転可能に支持されることになる。即ち、ツールマガジン200は、軸C3を揺動支点として揺動可能である(矢印D2方向のスイング動作と矢印D3方向のスイング動作が可能である)。
【0023】
ツールマガジン200の右側下部から右方向に部材216が伸びている。この部材216には、ローラ206が固定されている。図1の状態では、ローラ接触部材130の略四角形130aの左辺にローラ206が接触している。また上記したように、部材216にはバネ188が連結されている。これにより部材216(ツールマガジン200)が右斜め上方向に付勢されている。
【0024】
次に上記構成を有する工作機械2のツール交換動作について説明する。ツール交換は、図1の状態から主軸ハウジング110等を上方に移動させることによって行なわれる。主軸ハウジング110等が上方に移動することによって、ローラ接触部材130の略四角形130aの左辺をローラ206が相対的に下方に転動する。主軸ハウジング110等が上方に移動すると、ローラ206が略四角形130bの下辺に達する。ツールマガジン200は右方向に付勢されているために、ローラ接触部材130の略四角形130bの下辺をローラ206が右方向に転動する。このときツールマガジン200は、軸C3回りに左回転することになる(矢印D2方向にスイング動作(揺動)する)。これにより、空状態(ツールホルダ4を保持していない状態)のアーム204が、主軸22にクランプされているツールホルダ4に接近し、そのツールホルダ4を挟持する。
【0025】
図2には、ツールマガジン200が矢印D2方向にスイング動作した後の状態が示されている。また図2には、アーム204の平面図が示されている。図2に良く示されるように、ツールマガジン200が矢印D2方向にスイング動作すると、主軸22にクランプされているツールホルダ4がアーム204に挟持される。ローラ接触部材130の略四角形130bの下辺を曲線的な形状としたことにより、アーム204(ツールマガジン200)が勢い良く揺動してツールホルダ4に強い衝撃を与えることが回避されている。
ツールマガジン200のスイング動作は、ツールマガジン200の右側中央部200aが、部材340に埋め込まれているストッパーボルト343に接触することによって停止される。この図2の状態では、アーム204がツールホルダ4を完全に挟持していない。即ち、図2におけるアーム204の平面図に良く示されるように、アーム204とツールホルダ4との間にはわずかな隙間sが存在する。このわずかな隙間sが存在するように、ツールマガジン200の右側中央部200aやストッパーボルト343の形状が設計されている。
【0026】
図2では、ローラ124がレール150に嵌合している様子が良く示されている。このローラ124は、上記のレバー120(図1参照)に固定されているものである。図2では、レバー120や部材122を図示省略し、ローラ124のみを図示している。
また図2の状態では、ローラ接触部材130の略四角形130aの上辺(傾斜している部分)に、ローラ322が接触している。
【0027】
主軸ハウジング110等が図2の状態からさらに上方に移動すると、ローラ接触部材130がローラ322を左方に押す。これにより、部材320が左方に移動する。部材320が左方に移動すると、部材320の左部にあるローラ324も左方向に移動する。このローラ324は部材340の溝340aに嵌合しているために、ローラ324が左方向に移動すると、部材340に上方向の力が作用する。この力によって、部材340が上方向(正確には右斜め上方向)に移動する。即ち、ツールマガジン200全体が右斜め上方向に移動する。このとき、ツールマガジン200の上方向移動速度と、主軸ハウジング110等の上方向移動速度が同じになるように、各部材(ローラ接触部材130、部材340、第2レール部材330等)の形状が設計されている。
【0028】
主軸ハウジング110等が図2の状態からさらに上方に移動すると、ローラ124がレール150に沿って上昇する。レール150は、その下部でカーブしているために、ローラ124もカーブしながら上昇する。ローラ124が左にカーブすることによって、ローラ124が固定されているレバー120(図1参照)が軸C2回りに左回転する。この左回転によって、部材122が下方に移動する。これにより、ツールホルダ4がアンクランプされる。
【0029】
上記したように、ツールマガジン200と主軸ハウジング110等は上方向の移動速度が同じであり、ツールマガジン200(アーム204)と主軸22との間には上下方向の相対移動がない。但し、ツールマガジン200は、右斜め上方向に移動するために、ツールホルダ4に対してアーム204が右方向に移動し、ツールホルダ4とアーム204が近づくことになる。これにより、アーム204とツールホルダ4との間の隙間sが無くなり、ツールホルダ4がアーム204に完全に挟持される。
【0030】
図3に、主軸ハウジング110等が図2の状態からさらに上方に移動したときの図を示している。このとき、部材320に固定されているローラ322は、ローラ接触部材130の略四角形130aの左辺に位置している。従って、これ以上主軸ハウジング110等が上方に移動しても、部材320が左方向に押されることはない。このため、ツールマガジン200はこれ以上上方に移動しない。さらに、シャフト352の右端に固定されているナット354が部材350に当接しているために、部材320が左方向に万が一移動することも禁止されている。この図3の状態では、第1板状部材180のレール150のカーブより上方にローラ124が位置している。即ち、図2の状態から図3の状態に移行するまでに、ローラ124がレール150のカーブを通過している。このため、図3の状態では、部材122が下方位置にあり、ツールホルダ4がアンクランプされている。
【0031】
図3の状態から主軸ハウジング110等をさらに上方に移動させても、ツールマガジン200は上昇せず、主軸ハウジング110等のみが上方に移動する。そして、図4に示す状態になる。図4は、主軸ハウジング110等が最上位置にあるときの図である。この図4の状態では、ツールマガジン200のアーム群を軸C4回りに回転させ、主軸22に装着される新しいツールを選択する。例えば、アーム204aを最上位置(図4のアーム204bの位置)まで回転させ、アーム204bを最下位置(図4のアーム204aの位置)に位置させる。これにより、使い終わったツール(ツールホルダ4a)が最上位置に位置し、これから使用されるツール(ツールホルダ4b)が最下位置に位置する。
【0032】
新しいツールを選択すると、主軸ハウジング110の下降動作を行なうことで、新たなツール(ツールホルダ4b)が主軸22にクランプされることになる。上記した主軸ハウジング110の上昇動作と逆動作が行なわれるだけなので(図4の状態から図1の状態に戻るだけなので)、新しいツールのクランプに関する詳しい説明はここでは省略する(後で少しだけ説明する)。
【0033】
図6は、工作機械2の各部材の動作タイミングを説明するための図である。図6の横方向は時間を表している。「主軸の位置」とは、主軸22の高さを表している。この高さは、主軸ハウジング110の高さとともに変わるものである。「マガジンの角度」とは、図1から図4の水平方向に対する軸C4の角度を表している。「ツールとアームの間隔」とは、クランプ状態のツールホルダ4とそのツールホルダ4を挟持するアーム204との間隔を表している。「マガジンの位置」とは、ツールマガジン200の高さを表している。「ツールの状態」とは、ツール(ツールホルダ4)がクランプ状態なのかアンクランプ状態なのかを表している。クランプ状態とは、クランプ部材28が上方に位置し、その下端が内方に閉じており、ツールホルダ4がクランプされている状態(図5の状態)をいう。そして、アンクランプ状態とは、クランプ部材28が下方に位置し、その下端が外方に広がっており、ツールホルダ4のクランプが解除されている状態をいう。従って図5の状態から、クランプ部材28の下端が外方に広がるまでの間は、クランプ状態でもアンクランプ状態でもなく、この間の工作機械2の動作をアンクランプ動作という。逆に、クランプ部材28の下端が外方に広がっている状態から図5の状態になるまでの間の工作機械2の動作をクランプ動作という。
なお図6の「主軸の位置」や「マガジンの位置」の縦方向の長さは、主軸22やツールマガジン200の高さ位置をそのまま表現したものではない。図1における主軸22の高さ位置が主軸22の下降位置であり、図4における主軸22の高さ位置が主軸22の上昇位置である。また図1や図2におけるツールマガジン200の高さ位置がツールマガジン200の下降位置であり(図1と図2ではツールマガジン200の高さが異なるように見えるが、軸C3を基準にすればツールマガジン200の高さは同じである)、図3や図4におけるツールマガジン200の高さ位置がツールマガジン200の上昇位置である。
【0034】
図6に示されるように、主軸22は下降位置(図1に示される位置)から上昇位置まで徐々に上昇する。図6では、主軸22が上昇し始めたときを時間ゼロとしている。図1が時間ゼロの状態を表している。主軸22が上昇してからt1に達すると、ツールマガジン200が図1の矢印D2方向に揺動を開始する。そして、時間t2に達すると、ツールマガジン200が図2の状態になる(マガジンの角度が最大になる)。図2がt2の状態を表している。ツールマガジン200のスイング動作によって、ツール(ツールホルダ4)とアーム204との間隔が狭くなる。但し上記したように、図2の状態(t2のとき)では、アーム204とツールホルダ4との間にわずかな隙間sがあるために、t2に達してもアーム204とツールホルダ4との間の間隔は最も狭くならない。
主軸22がさらに上昇しても(t2〜t3の間)、ツールマガジン200の角度は変わらない。この間は、ツールマガジン200が主軸22と同じ速度で上昇する。このとき、ツールマガジン200は、右斜め上方向に上昇するために、アーム204がツールホルダ4に徐々に近づいていく。t3に達したときに、ツールホルダ4とアーム204との間の間隔が最も狭くなる。図3がt3の状態を表している。ツールホルダ4は、t2からt3の間に、クランプ状態からアンクランプ状態になる(即ちこの間にアンクランプ動作が行なわれる)。t3に達したときに、ツールホルダ4はクランプから完全に解除され、ツールホルダ4はアーム4のみに保持された状態になる。
t3〜t4の間は主軸22のみが上昇し、アンクランプされたツールホルダ4が主軸22から離脱される。t4に達すると、ツールマガジン200のアーム群が軸C4回りに回転可能になる。図4がt4の状態を表している。
【0035】
新しいツールを装着する動作は、図6の時間を反対方向に進めば良くわかる。まず、主軸22のみが徐々に下降し始める(t4)。そしてt3に達するとツールマガジン200も下降し始める。このとき、主軸22の下降速度とツールマガジン200の下降速度は同じである。t3からt2の間に、ツールのクランプ動作が行なわれる。即ち、主軸22とツールマガジン200が一体的に下降している間にクランプ動作が行なわれる。そしてツールがクランプ状態になると(t2)、ツールマガジン200が軸C3回りに揺動し始める(矢印D3方向のスイング動作を行なう)。これによりアーム204がツールホルダ4から離反する。主軸22は、最終的に図1の位置(時間ゼロ)まで下降する。
【0036】
本実施例に係る工作機械2によると、主軸22とツールマガジン200が一体的に上昇する間(図6のt2〜t3の間)に、ツールホルダ4のアンクランプ動作が行なわれる。また主軸22とツールマガジン200が一体的に下降する間に、ツールホルダ4のクランプ動作が行なわれる。このように、クランプ動作やアンクランプ動作が行なわれるときに、主軸22(ツールホルダ4)とアーム204が上下方向に相対移動しないようにされるので、主軸22とアーム204との間でツールホルダ4の受渡しを安定的に行なうことができる。
また、ツールマガジン200が矢印D2方向にスイング動作したときにアーム204とツールホルダ4との間に隙間sが存在するようにしたことにより、スイング動作によって両部材が破損することを防止できる。隙間sは、ツールマガジン200の右斜め上方向の移動によって埋められるために、アンクランプされたときにツールホルダ4はアーム204に強固に挟持されている。
【0037】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
【0038】
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】主軸が最下位置にあるときの工作機械の正面図である。
【図2】ツールマガジンが主軸側にスイング動作した後の工作機械の正面図である。
【図3】主軸とツールマガジンがほぼ平行に上昇した後の工作機械の正面図である。
【図4】主軸が最上位置にあるときの工作機械の正面図である。
【図5】主軸付近を一部断面図で示した図である。
【図6】本実施例の工作機械の動作タイミングを説明するための図である。
【符号の説明】
2・・工作機械
4・・ツールホルダ
22・・主軸
26・・クランプ機構
28・・クランプ部材
100・・ワーク加工部
102・・コラム
104・・モータハウジング
106・・レバーハウジング
108・・ブラケット
108a・・ブラケット左部
110・・主軸ハウジング
120・・レバー部材
124・・ローラ
130・・ローラ接触部材
150・・レール
180・・第1板状部材
188・・バネ
200・・ツールマガジン
204・・アーム
310・・第1レール部材
330・・第2レール部材
C1・・主軸の回転軸
C2・・レバー部材の回転軸
C3・・ツールマガジンの揺動支点(回転軸)
C4・・アーム群の回転軸
Claims (2)
- ツールが着脱可能であり、装着されたツールをクランプする機構を内蔵する主軸と、
その主軸を軸方向に移動させる機構と、
その主軸と前記クランプ機構の間に設けられ、主軸にクランプされたツールを主軸が一方方向に移動する間にアンクランプさせ、主軸からアンクランプされたツールを主軸が他方方向に移動する間にクランプさせる第1連結装置と、
ツールを保持可能なツール保持部を周上に複数有するとともにその複数のツール保持部を周方向に回転させる手段を有し、それ自体が揺動可能であるとともに主軸とほぼ平行に移動可能なツールマガジンと、
ツールマガジンと主軸の間に設けられている第2連結装置とを備え、第2連結装置が以下の各動作、即ち、
第1動作;主軸の前記一方方向への移動に従動してツールマガジンを主軸側に揺動させ、主軸にクランプされているツールをツール保持部で保持させる、
第2動作;主軸とツールマガジンを前記一方方向に移動させ、ツール保持部で保持されたツールを主軸からアンクランプさせる、
第3動作;主軸のみを前記一方方向にさらに移動させて、ツール保持部で保持されたツールを主軸から離脱させる、
第4動作;複数のツール保持部を周方向に回転させてツールを選択させる、
第5動作;主軸のみを前記他方方向に移動させて、ツール保持部で保持された選択されたツールを主軸に装着させる、
第6動作;主軸とツールマガジンを前記他方方向に移動させ、ツール保持部で保持されたツールを主軸にクランプさせる、
第7動作;主軸の前記他方方向への移動に従動してツールマガジンを反主軸側に揺動させ、主軸にクランプされているツールからツールマガジンを離反させる動作を順に実現してツールを交換する工作機械。 - 第1動作の終了時点では、ツール保持部とツールとの間に主軸と直交する方向に隙間が残され、第2動作中に、ツールマガジンを低速で主軸側に移動させて前記隙間を無くすことを特徴とする請求項1の工作機械。
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