JP7338976B2 - 工具搬送装置、工作システムおよび工具搬送方法 - Google Patents
工具搬送装置、工作システムおよび工具搬送方法 Download PDFInfo
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Description
図1は、実施の形態にかかる工作システム10の外観構成図である。工作システム10は、工作機械12と、工具搬送装置14と、工具ストッカ16とを備える。工作機械12は、工作機械本体20と、工作機械本体20を制御する制御装置22とを備える。図2は、工作機械12の側面図である。図2では、加工対象物28から下の構成は省いて示してある。
上記実施の形態は、以下のように変形してもよい。
図8は、変形例1にかかる加工プログラム90の構成を示す図である。図9は、変形例1にかかる工具マガジン50を示す図である。図10は、変形例1にかかる工具ストッカ16を示す図である。変形例1にかかる加工プログラム90では、工具交換コード「M6T2」の後に、工具着脱コード「M100D1E1」および「M100D3E3」が連続している。すなわち、工具マガジン50のマガジン番号2に取り付けられている2kgの工具40bでの加工中に、工具マガジン50のマガジン番号1に工具ストッカ16のストッカ番号1に収納されている3kgの特定工具である工具40aを取り付け、さらに工具マガジン50のマガジン番号3に取り付けられている特定工具である工具40cを取り外して工具ストッカ16のストッカ番号3に収納する。このように、一つの工具40bでの加工中に工具着脱動作を連続して実行することにより、工作機械12の生産性をさらに向上させることができる。なお、このように工具着脱コードが連続する場合は、図7のステップS33で説明したように、後の工具着脱コードによる工具着脱指令をロボット制御装置72の記憶部(図示せず)に記憶させておくことで工具着脱動作を順次処理することが可能となる。
上記実施の形態から把握しうる発明について、以下に記載する。
工具搬送装置(14)は、工作機械(12)の旋回式の工具マガジン(50)に対して工具(40)の着脱を行う。工具搬送装置(14)は、工具(40)を把持する多関節アームを有するロボット(70)と、工作機械(12)が所定重量以上である特定工具を用いて加工を行う前に、特定工具を工具マガジン(50)に取り付けるようにロボット(70)を制御し、工作機械(12)が特定工具を用いた加工を終了した後に、特定工具を工具マガジン(50)から取り外すようにロボット(70)を制御するロボット制御部(74)と、を備える。
工作システム(10)は、上記の工具搬送装置(14)と、工作機械(12)と、を備える。
工具搬送方法は、工作機械(12)の旋回式の工具マガジン(50)に対して工具(40)の着脱を行う、工具(40)を把持する多関節アームを有するロボット(70)を備える工具搬送装置(14)の工具搬送方法であって、工作機械(12)が所定重量以上である特定工具を用いて加工を行う前に、特定工具を工具マガジン(50)に取り付けるようにロボット(70)を制御する工具取り付けステップと、工作機械(12)が特定工具を用いた加工を終了した後に、特定工具を工具マガジン(50)から取り外すようにロボット(70)を制御する工具取り外しステップと、を有する。
14…工具搬送装置 16…工具ストッカ
20…工作機械本体 22…制御装置
24…モータ制御部 24a…動作モード設定部
26、76…通信部 28…加工対象物
30…主軸 32…主軸頭
34…コラム 34a…軸送りモータ
36…主軸モータ 40、40a、40b、40c…工具
46…テーブル 48…自動工具交換装置
50…工具マガジン 50a…旋回モータ
52…回転軸 54…グリップ
56…支持部材 60…揺動軸
62…カム 64…カムフォロア
70…ロボット 72…ロボット制御装置
74…ロボット制御部 80、90…加工プログラム
Claims (11)
- 工作機械の旋回式の工具マガジンに対して工具の着脱を行う工具搬送装置であって、
前記工具を把持する多関節アームを有するロボットと、
前記工作機械が所定重量以上である特定工具を用いて加工を行う前に、前記特定工具を前記工具マガジンに取り付けるように前記ロボットを制御する第1の制御を行い、前記第1の制御の後であって前記工作機械が前記特定工具を用いた加工を終了した後に、前記特定工具を前記工具マガジンから取り外すように前記ロボットを制御する第2の制御を行うロボット制御部と、
を備え、
前記ロボット制御部は、一つの加工プログラムが前記工作機械により実行される間に、前記第1の制御と前記第2の制御との両方を行い、
前記第1の制御は、前記特定工具を用いた加工の1つ前に前記特定工具以外の前記工具である第1工具を用いて行われる加工が実行される期間内に実行され、
前記第2の制御は、前記特定工具を用いた加工の1つ後に前記特定工具以外の前記工具である第2工具が前記工作機械の主軸に装着されてから、前記第2工具を用いて行われる加工が終了するまでの期間内に実行される、工具搬送装置。 - 請求項1に記載の工具搬送装置であって、
前記ロボット制御部は、前記工作機械からの指令に基づいて、前記ロボットによる前記特定工具の前記工具マガジンへの取り付けおよび取り外しの制御を実行する、工具搬送装置。 - 請求項1または2に記載の工具搬送装置であって、
前記ロボットによる前記特定工具の取り付け動作および取り外し動作が完了した場合は、完了したことを前記工作機械に通知する通信部を備える、工具搬送装置。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載の工具搬送装置と、
前記工作機械と、
を備える、工作システム。 - 請求項4に記載の工作システムであって、
前記工作機械は、
前記工具マガジンを旋回させるための旋回モータと、
前記工具マガジンに取り付けられている前記工具のうち最も重量が大きい前記工具の重量である最大工具重量に応じた旋回速度または旋回加速度で前記工具マガジンが旋回するように前記旋回モータを制御するモータ制御部と、
を有する、工作システム。 - 請求項5に記載の工作システムであって、
前記モータ制御部は、前記最大工具重量が小さい程、前記旋回速度または前記旋回加速度の少なくともいずれか一つが速くなるように前記旋回モータを制御する、工作システム。 - 請求項5または6に記載の工作システムであって、
前記工作機械は、
前記主軸を回転駆動する主軸頭と、
前記主軸頭を軸方向に移動させる軸送りモータと、
前記主軸頭が軸方向に沿って移動したときに前記工具マガジンを揺動させる揺動機構と、
を有し、
前記モータ制御部は、前記最大工具重量に応じた軸送り速度または軸送り加速度で前記主軸頭が移動するように前記軸送りモータを制御する、工作システム。 - 請求項4に記載の工作システムであって、
前記工作機械は、
前記主軸を回転駆動する主軸頭と、
前記主軸頭を軸方向に移動させる軸送りモータと、
前記主軸頭が軸方向に沿って移動したときに前記工具マガジンを揺動させる揺動機構と、
前記工具マガジンに取り付けられている前記工具のうち最も重量が大きい前記工具の重量である最大工具重量に応じた軸送り速度または軸送り加速度で前記主軸頭が移動するように前記軸送りモータを制御するモータ制御部と、
を有する、工作システム。 - 請求項7または8に記載の工作システムであって、
前記モータ制御部は、前記最大工具重量が小さい程、前記軸送り速度または前記軸送り加速度の少なくともいずれか一つが速くなるように前記軸送りモータを制御する、工作システム。 - 工作機械の旋回式の工具マガジンに対して工具の着脱を行う、前記工具を把持する多関節アームを有するロボットを備える工具搬送装置の工具搬送方法であって、
前記工作機械が所定重量以上である特定工具を用いて加工を行う前に、前記特定工具を前記工具マガジンに取り付けるように前記ロボットを制御する工具取り付けステップと、
前記工具取り付けステップの後において前記工作機械が前記特定工具を用いた加工を終了した後に、前記特定工具を前記工具マガジンから取り外すように前記ロボットを制御する工具取り外しステップと、
を有し、
一つの加工プログラムが前記工作機械により実行される間に、前記工具取り付けステップと前記工具取り外しステップとの両方が行われ、
前記工具取り付けステップは、前記特定工具を用いた加工の1つ前に前記特定工具以外の前記工具である第1工具を用いて行われる加工が実行される期間内に行われ、
前記工具取り外しステップは、前記特定工具を用いた加工の1つ後に前記特定工具以外の前記工具である第2工具が前記工作機械の主軸に装着されてから、前記第2工具を用いて行われる加工が終了するまでの期間内に実行される、工具搬送方法。 - 請求項10に記載の工具搬送方法であって、
前記工具取り付けステップは、前記工作機械からの指令に基づいて、前記ロボットによる前記特定工具の前記工具マガジンへの取り付けの制御を実行し、
前記工具取り外しステップは、前記工作機械からの指令に基づいて、前記ロボットによる前記特定工具の前記工具マガジンからの取り外しの制御を実行する、工具搬送方法。
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