JP2006267045A - トルクセンサ - Google Patents

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Toshiyuki Onizuka
利行 鬼塚
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Abstract

【課題】検出コイルや抵抗体とプリント配線基板との間の接触不良や回路異常を監視して信頼性を高めると共に、異常発生後もトルクを正しく検出してアシストを継続できるようにしたトルクセンサを提供する。
【解決手段】回転軸に生じるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する2対の検出コイルと、前記2対の検出コイルのそれぞれに直列接続された抵抗体とで成る2つのブリッジ回路にそれぞれ交流信号を印加し、前記各ブリッジ回路の差分信号に基づいて前記トルクを検出するトルクセンサにおいて、前記ブリッジ回路のそれぞれに前記差分信号を検出してメイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号を出力する信号処理部と、前記2つのブリッジ回路の異常を監視する監視部とを2系統設ける。
【選択図】 図5

Description

本発明は、回転軸に発生するトルクを検出するトルクセンサに関し、特に発生するトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する1対若しくは2対の検出コイルを備えたトルクセンサにおいて、検出コイルとその他の回路要素との接続部の接触不良や回路異常によるトルクの誤検出を防止する信頼性を高めたトルクセンサに関する。
非接触型のトルクセンサとしては特開平10−38715号公報(特許文献1)に開示されたものがあり、このトルクセンサは、トルクに比例したトーションバーの捩れを検出コイルのインダクタンスの変化に変換し、インダクタンスの変化を1対の検出コイル及び抵抗体で構成するブリッジ回路で検出するものである。即ち、1対の検出コイル及び抵抗体で構成する第1のアーム及び第2のアームを備えたブリッジ回路に交流電圧を供給し、第1のアームの検出コイル及び抵抗体の接続部に表れる出力電圧と、第2のアームの検出コイル及び抵抗体の接続部に表れる出力電圧との差分の電圧を差動増幅器で検出し、トルク信号を得るように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載のトルクセンサは、プリント配線基板の上に1対の検出コイル及び抵抗体がブリッジ回路を構成するように接続されている。検出コイルとプリント配線基板とはハンダ付けなどで接続されるが、ハンダ付け不良など接続が確実になされていないと、検出コイルや抵抗体とプリント配線基板との間に接触抵抗が生じ、不正確なトルク信号が出力されてしまうという不都合がある。
かかる不都合を解決するものとして、特開2001−91378(特許文献2)に示されるトルクセンサがある。特許文献2に記載のトルクセンサは、回転軸に生じたトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する1対の検出コイルのそれぞれと、1対の抵抗体のそれぞれを個別に直列接続したブリッジ回路に交流電圧を印加し、1対の検出コイルの端子部に表れる交流電圧の差分電圧に基づいてトルクを検出するトルクセンサであり、印加した交流電圧の波形と、1対の検出コイルの端子部に表れる交流電圧の差分の波形との位相差を検出し、位相差が所定の値を越えたときに検出コイル抵抗が異常であると判定する監視回路を設けている。
特開平10−38715号公報 特開2001−91378
上記特許文献2に記載のトルクセンサは、位相差が所定値を越えたときに検出コイル抵抗が異常であると判定しており、電動パワーステアリング装置ではトルクセンサの異常が判定されると操舵アシストを停止するようにしている。
そして、従来の電動パワーステアリング装置は軽自動車などの小型車が主流であり、特許文献2のようにトルクセンサの異常を確実に検出し、異常が検出されたときには電動パワーステアリング装置を停止させることが要求されていた。
しかしながら、近年の電動パワーステアリング装置搭載車両は大型化して来ており、トルクセンに異常が生じても直ちにアシストを停止するのではなく、操舵が困難にならないようにできるだけ操舵アシストを継続することが求められている。特許文献2のトルクセンサではかかる要求を満たすことができない。
本発明は上述のような事情からなされたものであり、本発明の目的は、検出コイルや抵抗体とプリント配線基板との間の接触不良や回路異常を監視して信頼性を高めると共に、異常発生後もトルクを正しく検出してアシストを継続できるようにしたトルクセンサを提供することにある。
本発明は、回転軸に生じるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する2対の検出コイルと、前記2対の検出コイルのそれぞれに直列接続された抵抗体とで成る2つのブリッジ回路にそれぞれ交流信号を印加し、前記各ブリッジ回路の差分信号に基づいて前記トルクを検出するトルクセンサに関し、本発明の上記目的は、前記ブリッジ回路のそれぞれに前記差分信号を検出してメイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号を出力する信号処理部と、前記2つのブリッジ回路の異常を監視する監視部とを2系統設けることにより達成される。
本発明の上記目的は、前記監視部が前記交流信号及び差分信号に基づいて前記異常を検出することにより、或いは前記監視部で異常が検出されたときに、当該系統の前記サブ検出トルク信号の出力を遮断することにより、或いは前記2対の検出コイルの間に非磁性体の遮蔽部材を配設することにより、或いは前記2系統の各信号処理部が、メイン及びサブの増幅・全波整流部及び平滑・中立調整部で成っていることにより、より効果的に達成される。
また、本発明は、回転軸に生じるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する1対の検出コイルと、前記検出コイルのそれぞれに直列接続された抵抗体とで成るブリッジ回路に交流信号を印加し、前記各ブリッジ回路の差分信号に基づいて前記トルクを検出するトルクセンサに関し、本発明の上記目的は、前記ブリッジ回路の前記差分信号を検出してメイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号を出力する第1及び第2の信号処理部と、前記ブリッジ回路の異常を監視する第1及び第2の監視部とを設けることにより達成される。
本発明の上記目的は、前記第1及び第2の監視部が前記交流信号及び差分信号に基づいて前記異常を検出することにより、或いは前記第1及び第2の監視部で異常が検出されたときに、当該系統の前記サブ検出トルク信号の出力を遮断することにより、或いは前記第1及び第2の信号処理部がそれぞれメイン及びサブの増幅・全波整流部及び平滑・中立調整部で成っていることにより、より効果的に達成される。
本発明のトルクセンサによれば、トルク検出系が2系統の冗長系になっているため、一方のトルク検出系が異常となっても、他のトルク検出系を利用して操舵アシストを継続することができ、信頼性を高めることができる。
また、本発明のトルクセンサによれば、回転軸に生じたトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する2対又は1対の検出コイルのそれぞれと直列接続された2対又は1対の抵抗体で2つ又は1つのブリッジ回路を構成し、2つ又は1つのブリッジ回路に交流信号を印加し、ブリッジ回路の差分信号に基づいて2系統でトルクを検出するようになっており、トルクを検出する検出コイルと他の回路要素との接触部の接触不良や回路系の異常を、ブリッジ回路からの差分信号と交流信号(基準信号)に対する位相差で検出するものであるから、簡単な構成で検出コイルと他の回路要素との接触不良や回路異常を検出することができ、信頼性の高いトルクセンサを提供することができる。
図1は本発明のトルクセンサの斜視図であり、図2は本発明のトルクセンサを搭載した電動パワーステアリング装置の主要部の断面図である。入力軸側及び出力軸側に2分割された構造になっているハウジング5a及び5bの内部には入力軸1が配され、円筒状の入力軸1の内部に配置されたトーションバー3と、トーションバー3を介して入力軸1に連結された出力軸2とが軸受6a,6b及び6cによって回転自在に支持されている。入力軸1、トーションバー3及び出力軸2は同軸に配置されており、入力軸1とトーションバー3とは例えばピン結合され、トーションバー3と出力軸2は例えばスプライン結合されている。図2において、入力軸1の左端側にはステアリングホイール(図示せず)が一体的に取り付けられ、出力軸2にはピニオン軸2aが一体的に形成されており、ピニオン軸2aはラック4と噛合して公知のラックアンドピニオン式ステアリング機構を構成している。また、出力軸2には、これと同軸で且つ一体に回転するウォームホイール7が固着されており、モータ(図示せず)で駆動されるウォーム8と噛合している。
モータの回転力は、ウォーム8及びウォームホイール7を介して出力軸2に伝達され、モータの回転方向を適宜切り換えることにより、出力軸2に任意の方向の操舵アシストが付与される。
トルクセンサは図2に示す入力軸1の右端外側に同軸に配設されており、トルクセンサのトルク検出部は図1に詳細を示すように、入力軸1の右端側に形成されたセンサシャフト部11と、ハウジング5aの内側に配置された2対の検出コイル131,141及び検出コイル132、142と、両者の間に配置された円筒部材12とで構成される。また、検出コイル131及び141と検出コイル132及び142との間は、非磁性体の遮蔽部材153で磁気的に遮蔽されており、相互に磁気的な影響を受けないようになっている。
入力軸1の右端に近い外側には磁性材料で構成されたセンサシャフト部11が形成されており、センサシャフト部11の表面には、軸方向に延びた複数(図示では9個)の凸条11aが円周方向に沿って等間隔に形成されており、凸条11aの間には凸条11aの幅t1
よりも幅広の溝部11bが形成されている。
また、センサシャフト部11の外側には、センサシャフト部11に接近して導電性で且つ非磁性の材料、例えばアルミニウムで構成された円筒部材12がセンサシャフト部11と同軸に配置されており、円筒部材12の延長部12eは出力軸2の端部2eの外側に固定されている。円筒部材12には、センサシャフト部11の表面の凸条11aに対向する位置に、円周方向に等間隔に配置された複数個(本例では1列につき9個)の長方形の窓12aで成る第1の窓列(2列)と、第1の窓列からそれぞれ軸方向にずれた位置に窓12aと同一形状で、円周方向の位相が異なる複数個(本例では1列につき9個)の長方形の窓12bで成る第2の窓列(2列)とが設けられている。
円筒部材12の外周は、同一規格の検出コイル131、141及び132、142が巻回されたヨーク151及び152で包囲されている。即ち、検出コイル131,141及び132、142は円筒部材12と同軸に配置され、検出コイル131及び132は窓12aで成る第1の窓列部分を包囲し、検出コイル141及び142は窓12bで成る第2の窓列部分を包囲する。ヨーク151及び152はハウジング5aの内部に固定され、検出コイル131,141及び132、142の出力線はハウジング5aの内部に配置された回路基板200に接続されている。回路基板200には、後述するトルク検出回路が装着されている。
図3(A)及び(B)はセンサシャフト部11の表面の凸条11aと円筒部材12の窓12a,12bの配置を説明するための図であり、図3(A)は、基準位置(トーションバー3が捩れていない状態)におけるセンサシャフト部11の表面の凸条11aと円筒部材12の窓12aとの位置関係を示し、図3(B)は基準位置(トーションバー3が捩れていない状態)におけるセンサシャフト部11の表面の凸条11aと円筒部材12の窓12bとの位置関係を示す図である。本実施例では、窓12a及び12bがそれぞれ9個設けられているから、窓12a及び12bはそれぞれ円周方向に角度θ=360/N度(図3の例では角度θ=360/9=40度)ずつズレていることになる。
窓12a、12bの角度aは窓12a、12bのない部分の角度bよりも小さく設定(a<b)され、凸条11aの角度cは溝部11bの角度dよりも小さく設定(c<d)される。これは、検出コイルのインピーダンスの変化を急峻にするためである。
図3から明らかなように、トーションバー3が捩れていない状態、即ち操舵トルクが0の状態では、窓12aの円周方向の中央部に凸条11aの円周方向の一方の端部が位置し、窓12bの円周方向の中央部に凸条11aの円周方向の他方の端部が位置するように、窓12a及び12bの円周方向の幅と凸条11aの幅、及び窓12a及び12bとの円周方向の相対位置関係が設定される。即ち、凸条11aに対する窓12a及び12bの円周方向の位置関係は互いに逆になっている。
操舵系が直進状態にあって操舵トルクが0である場合はトーションバー3には捩れが発生せず、入力軸1と出力軸2とは相対回転しない。従って、入力軸1側にあるセンサシャフト部11の表面の凸条11aと、出力軸2の側にある円筒部材12との間にも相対回転が生じない。
一方、ステアリングホイールを操作して入力軸1に回転力が加わると、その回転力はトーションバー3を経て出力軸2に伝達される。このとき、出力軸2には舵輪と路面との間の摩擦力や出力軸2に結合されているステアリング機構の摩擦力が作用するので、入力軸1と出力軸2との間を結合するトーションバーに捩れが発生し、入力軸1の側にあるセンサシャフト部11の表面の凸条11aと出力軸2の側にある円筒部材12との間に相対回転が生ずる。
なお、円筒部材12に窓がない場合は、円筒部材12は導電性で且つ非磁性材で構成されているから、検出コイル131、141及び132、142に交流電流を流して交番磁界を発生させると、円筒部材12の外周面にコイル電流と反対方向の渦電流が発生する。この渦電流による磁界とコイル電流による磁界とを重畳すると、円筒部材12の内側の磁界は相殺される。
円筒部材12に窓が形成されている場合は、円筒部材12の外周面に発生した渦電流は、窓12a及び12bによって外周面を周回できないため、窓12a及び12bの端面に沿って円筒部材12の内周面側に回り込み、内周面をコイル電流と同方向に流れ、また隣の窓12a及び12bの端面に沿って外周面側に戻り、ループを形成する。つまり、検出コイル内側に渦電流のループを、円周方向に周期的に配置した状態が発生する。コイル電流による磁界と渦電流による磁界とは重畳され、円筒部材12の内外には、円周方向に周期的に強弱変化する磁界と、中心に向かうほど小さくなる半径方向に勾配を持った磁界が形成される。円周方向の周期的な磁界の強弱は、隣り合う渦電流の影響を受ける窓12a及び12bの中心で強く、そこからずれるに従い弱くなる。
円筒部材12の内側には、磁性材料で成るセンサシャフト部11が同軸に配置されており、その凸条11aは窓12a及び12bと同じ周期で配置されている。磁界中に置かれた磁性体は磁化して磁束を生ずるが、磁束の量は飽和するまでは磁界の強さに応じて大きくなる。このため、円筒部材12により円周方向の周期的な磁界の強弱と、中心に向かうほど小さくなる半径方向に勾配を持った磁界とにより、センサシャフト部11に発生する磁束は、円筒部材12とセンサシャフト部11との相対的な位相により増減する。磁束が最大となる位相は、円筒部材12の窓12a及び12bの中心とセンサシャフト部11の凸条11aの中心とが一致した状態で、磁束の増減に応じて検出コイル131、141及び132、142のインダクタンスも増減してほぼ正弦波状に変化する。
トルクが作用しない状態では、インダクタンスが最大となる位相に対して、センサシャフト部11の凸条11aの中心は、凸条11aの中心角cの1/2だけずれた位置に設定されているので、トルクが作用してトーションバー3が捩れ、センサシャフト部11と円筒部材12との間に位相差が生じると、2対の検出コイル131、141及び132、142のインダクタンスは、一方が増加し他方が減少する。
図4はトルクTと検出コイル131、141(又は132、142)のインダクタンスの変化例を示す特性図であり、右操舵トルク発生時は、図3(A)及び(B)において円筒部材12が時計方向に回転するから、トルクが増大するに従って検出コイル131のインダクタンスL13は増加し、検出コイル141のインダクタンスL14は減少する。また、左操舵トルク発生時は、図3(A)及び(B)において円筒部材12が反時計方向に回転するから、トルクが増大するに従って検出コイル131のインダクタンスL13は減少し、検出コイル141のインダクタンスL14は増加する。
図4のインダクタンスL13,L14の特性は比例して出力される電圧にそのまま置き換えることができ、インダクタンスL13,L14の特性を電圧に置き換えると、メイン検出トルク信号、サブ検出トルク信号と操舵トルクTの関係になり、メイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号の交点である中立電圧が本例では2.5Vとなるように調整されている。この電圧クロス特性からメイン検出トルク信号とサブ検出トルク信号の合計値は2.5+2.5=5.0Vとなる。
図5は回路基板200に装着されるトルク検出回路のブロック図であり、本発明では検出コイル131,141についての系統(以下、「第1系統」とする)と、検出コイル132,142についての系統(以下、「第2系統」とする)の2系統で構成されている。第1系統と第2系統は同一構成であり、所定周波数の交流信号を出力する発振部201と、ノイズフィルタ202と、コネクタ203とが共通になっている。トルク検出回路はコネクタ203を介して制御装置(図示せず)に接続され、制御装置からは各回路要素に電源電圧V及び基準電圧Vref
がノイズフィルタ202を経て供給され、検出されたメイン検出トルク信号Tm1、Tm2及びサブ検出トルク信号Ts1、Ts2がそれぞれ制御装置に出力される。制御装置は入力されたメイン検出トルク信号Tm1(若しくはTm2)等に基づいて、アシスト制御のためのモータ電流指令値を演算する。
トルクを検出する第1系統のブリッジ回路210は、検出コイル131と抵抗R11とが直列に接続された第1アームと、検出コイル141と抵抗R21とが直列に接続された第2アームとで構成され、第2系統のブリッジ回路220も同様に、検出コイル132と抵抗R12とが直列に接続された第1アームと、検出コイル142と抵抗R22とが直列に接続された第2アームとで構成されている。発振部201は所定周波数の交流信号を出力し、出力された交流信号は電流増幅部211で増幅され、増幅された交流電圧VOSC1
がブリッジ回路210の第1アーム及び第2のアームに供給され、同様に発振部201からの交流信号は電流増幅部221で増幅され、増幅された交流電圧VOSC2
がブリッジ回路220の第1アーム及び第2のアームに供給される。なお、トルクが作用しない状態では検出コイル131及び141の両端に表れる電圧、検出コイル132及び142の両端に表れる電圧がそれぞれ等しくなるように、つまり差分電圧が0となるように予め抵抗R11、R21及びR21、R22の値を調整しておく。
なお、本例では第1系統及び第2系統に共通の発振部201を設けているが、同期をとって第1系統及び第2系統のそれぞれに設けるようにしても良い。
第1系統の検出コイル131及び141の両端に表れる電圧信号は、メイン増幅・全波整流部212において両検出コイルの差分の信号に変換されて増幅されると共に整流され、更にメイン平滑・中立調整部214で出力波形が調整された後、ノイズフィルタ202及びコネクタ203を経てメイン検出トルク信号Tm1として出力される。更に、検出コイル131及び141の両端に表れる電圧信号は、サブ増幅・全波整流部213において両検出コイルの差分の信号Vdef
に変換されて増幅されると共に整流され、サブ平滑・中立調整部215で出力波形が調整された後、ノイズフィルタ202及びコネクタ203を経てサブ検出トルク信号Ts1として出力される。
同様に、第2系統の検出コイル132及び142の両端に表れる電圧は、メイン増幅・全波整流部222において両検出コイルの差分信号に変換されて増幅されると共に整流され、更にメイン平滑・中立調整部224で出力波形が調整された後、ノイズフィルタ202及びコネクタ203を経てメイン検出トルク信号Tm2として出力される。更に、検出コイル132及び142の両端に表れる電圧は、サブ増幅・全波整流部223において両検出コイルの差分信号Vdef
に変換されて増幅されると共に整流され、サブ平滑・中立調整部225で出力波形が調整された後、ノイズフィルタ202及びコネクタ203を経てサブ検出トルク信号Ts2として出力される。
トルク検出回路を第1系統及び第2系統の冗長系としてメイン及びサブの検出トルク信号を出力するようにしているのは、制御装置においてこれ等の2組の検出トルク信号を比較することで、検出コイルの断線や短絡、回路要素の故障等を検出するためである。また、第1系統及び第2系統の2系統としているのは、一方のトルク検出系が異常となっても、他のトルク検出系を利用して操舵アシストを継続して信頼性を高めるためである。
また、トルク検出回路の第1系統には監視部216が、第2系統には監視部226がそれぞれ設けられており、監視部216は特許文献2に記載のように、検出コイル131又は141と抵抗R11又はR21との接触不良等をブリッジ回路の差分電圧の変化で検出すると共に、基準電圧に対する位相ずれに基づいて回路系の異常を検出し、異常を検出したときには異常信号AB1を出力する。また、監視部226は、検出コイル132又は142と抵抗R12又はR21との接触不良等をブリッジ回路の差分電圧の変化で検出すると共に、基準電圧に対する位相ずれに基づいて回路系の異常を検出し、異常を検出したときに異常信号AB2を出力する。即ち、監視部216、226は印加した交流信号の波形と、ブリッジ回路の差分電圧の波形との位相差を検出し、位相差が所定値を超えたときに検出コイル、抵抗若しくは回路が異常であると判定して異常信号AB1,AB2を出力する。監視部216、226で異常が検出された場合、異常信号AB1,AB2によってサブ検出トルク信号Ts1,Ts2は0Vに急変されるため、メイン検出トルク信号との図4に示すクロス特性のバランスが崩れて制御装置が故障を検出できる。このため、制御装置でモータ駆動に使用しているメイン側のメイン平滑・中立調整部214、225には、異常信号AB1,AB2は入力されていない。制御装置は故障を判定すると、正常な過去トルク値を使用してモータを駆動してアシスト漸減を行い、安全にアシストを停止させるフェールセーフモードに移行する。
正常時には検出コイル131又は141(或いは検出コイル132又は142)と抵抗R11又はR21(或いは抵抗R21又はR22)との間で接触不良が発生していないから、検出コイル131及び141(或いは検出コイル132及び142)の両端に現われる電圧は等しく差分電圧は0で、位相のずれもない。そして、接触不良等の異常が発生すると、上記電圧のバランスが崩れて異常差分電圧を発生すると共に、基準信号からの位相のずれを生じるので、これによって異常発生を監視することができる。
このような構成において、正常時はブリッジ回路210で検出されて処理されたメイン検出トルク信号Tm1及びサブ検出トルク信号Ts1が制御装置に入力されると共に、ブリッジ回路220で検出されて処理されたメイン検出トルク信号Tm2及びサブ検出トルク信号Ts2が制御装置に入力される。制御装置は、入力されたメイン検出トルク信号Tm1、Tm2及びサブ検出トルク信号Ts1、Ts2を相互に監視し、故障がない状態では第1系統のメイン検出トルク信号Tm1を使用し、車速等と共にモータ電流指令値の演算に利用される。
制御装置では、入力されたメイン検出トルク信号Tm1、Tm2及びサブ検出トルク信号Ts1、Ts2に基づいて信号監視を行っている。即ち、メイン検出トルク信号Tm1及びTm2が所定値(例えば0.3V)以下か否かで断線や地絡を検出し、所定値(例えば4.7V)以上か否かで天絡を検出する。また、サブ検出トルク信号Ts1及びTs2が所定値(例えば0.3V)以下か否かで断線や地絡を検出すると共に、検出回路の自己診断を行い、所定値(例えば4.7V)以上か否かで天絡を検出する。更に、メイン検出トルク信号Tm1、Tm2とサブ検出トルク信号Ts1、Ts2の各加算値が所定値以上(例えば5.3V)以上若しくは所定値(例えば4.7V)以下か否かで、図4に示すクロス特性から外れる異常を検出する。
そして、制御装置は上記判定によって異常がない正常状態では、メイン検出トルク信号Tm1を用いてモータ駆動を行う。サブ検出トルク信号Ts1、Ts2は検出回路の異常監視に利用されるのみで、モータ駆動には利用されない。上記判定にて第1系統の異常が判定された場合には、第1系統のメイン検出トルク信号Tm1に代えて第2系統のメイン検出トルク信号Tm2を用いてモータ駆動を行う。更に、第1系統、第2系統双方の異常が判定された場合には、正常な過去トルク値を使用してモータを駆動してアシスト漸減を行い、安全にアシストを停止させるフェールセーフモードに移行する。
ここにおいて、ブリッジ回路210又は220に異常が発生すると、その異常が監視部216又は226で検出されて異常信号AB1又はAB2が出力される。本例では、例えばブリッジ回路210が接触不良を生じたとすると、これが監視回路216で検出されて異常信号AB1がサブ平滑・中立調整部215に入力される。異常信号AB1がサブ平滑・中立調整部215に入力されると、サブ平滑・中立調整部215は出力を例えば、トランジスタをOFFする等の方法で遮断する。これにより、以後、制御装置にはサブ平滑・中立調整部215からのサブ検出トルク信号Ts1は入力されない。制御装置は、メイン検出トルク信号Tm1に基づいてモータ電流指令値の演算を行い、モータを制御するが、制御回路で第1系統の故障が検出された場合には、第2系統のメイン検出トルク信号Tm2を使用してモータを駆動制御する。従って、一方のトルク検出系が異常になっても、他方の検出系で操舵アシストを継続することができる。即ち、ブリッジ回路210,220等が異常になり、監視部216、226で異常が検出された場合、サブトルクセンサ(サブ側)からは0Vが出力されるが、メイン検出トルク信号は不定となる。メイン検出トルク信号は不定であるが、異常検出後すぐに正常なメイン検出トルク信号に切替えるため、異常なトルク値でモータを駆動することはない。
また、第1系統及び第2系統の双方が異常の場合には、正常な過去トルク値を使用してアシスト漸減を行い、安全にアシストを停止させるフェールセーフモードに移行するようになっている。
上述の実施例では検出コイルを2対としているが、1対の検出コイルでも同様な検出が可能である。図6はその構造例を、図1に対応させて示している。
本実施例ではトルクセンサの検出コイルは2対ではなく、1対の検出コイル131及び141が巻回されており、他の構造は図1と全く同一である。検出回路は図7に示すようになり、ブリッジ回路210には発振部230からの交流信号が電流増幅部231を経て印加されている。検出回路には電源V及び基準電源Vrefがコネクタ233及びノイズフィルタ232を経て供給され、ブリッジ回路210の差分電圧は、第1系統を形成するサブ増幅・全波整流部240及びメイン増幅・全波整流部241に入力されると共に、第2系統を形成するメイン増幅・全波整流部250及びサブ増幅・全波整流部251に入力される。サブ増幅・全波整流部240の出力はサブ平滑・中立調整部242に入力され、メイン増幅・全波整流部241の出力はメイン平滑・中立調整部243に入力される。また、同様にメイン増幅・全波整流部250の出力はメイン平滑・中立調整部253に入力され、サブ増幅・全波整流部251はサブ平滑・中立調整部252に入力される。
第1系統部には監視部244が設けられ、異常を検出したときに異常信号AB3を出力してサブ平滑・中立調整部242の出力を遮断し、第2系統部には監視部254が設けられ、異常を検出したときに異常信号AB4を出力してサブ平滑・中立調整部252の出力を遮断するようになっている。電流増幅部231からの交流信号は監視部244及び254に入力されると共に、メイン増幅・全波整流部241及び250、サブ増幅・全波整流部240及び251に入力される。
本実施例によれば、1対の検出コイル131、141及び抵抗R11、R21で成るブリッジ回路210に対して、2系統の全く同一の検出回路が冗長的に接続されているので、検出回路の一方で異常を生じても、他方の検出回路からのトルク信号によって操舵アシストを継続させることができる。
なお、メイン、サブ1,2のような3重系の多数決によって正常な信号と異常な信号を判別する方法も考えられるが、本発明ではメイン1(Tm1)とサブ1(Ts1)、メイン2(Tm2)、サブ2(Ts2)が独立しているため、上記3重系に比べて異常検出の処理が単純な比較で可能であるという利点がある。
本発明のトルクセンサの構造例を示す斜視図である。 電動パワーステアリングの主要部の構造を示す断面図である。 センサシャフト部の表面の凸条と円筒部材の窓配置を説明するための図である。 トルクと検出コイルのインダクタンスの特性例を示す図である。 本発明に係るトルク検出回路の一例を示すブロック図である。 本発明に係るトルクセンサの他の構造例を示す斜視図である。 本発明に係るトルク検出回路の他の例を示すブロック図である。
符号の説明
1 入力軸
2 出力軸
3 トーションバー
4 ラック
5a,5b ハウジング
7 ウォームホイール
8 ウォーム
11 センサシャフト部
12 円筒部材
12a,12b 窓
200 回路基板
201 発振部
202 ノイズフィルタ
203 コネクタ
210,220 ブリッジ回路
211、221、231 電流増幅部
212、222、241、250 メイン増幅・全波整流部
213、223、240、251 サブ増幅・全波整流部
214、224、243、253 メイン平滑・中立調整部
215、225、242、252 サブ平滑・中立調整部
216、226、244、254 監視部

Claims (9)

  1. 回転軸に生じるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する2対の検出コイルと、前記2対の検出コイルのそれぞれに直列接続された抵抗体とで成る2つのブリッジ回路にそれぞれ交流信号を印加し、前記各ブリッジ回路の差分信号に基づいて前記トルクを検出するトルクセンサにおいて、前記ブリッジ回路のそれぞれに前記差分信号を検出してメイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号を出力する信号処理部と、前記2つのブリッジ回路の異常を監視する監視部とを2系統設けたことを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記監視部は、前記交流信号及び差分信号に基づいて前記異常を検出するようになっている請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 前記監視部で異常が検出されたときに、当該系統の前記サブ検出トルク信号の出力を遮断するようになっている請求項1又は2に記載のトルクセンサ。
  4. 前記2対の検出コイルの間に非磁性体の遮蔽部材を配設している請求項1乃至3のいずれかに記載のトルクセンサ。
  5. 前記2系統の各信号処理部が、メイン及びサブの増幅・全波整流部及び平滑・中立調整部で成っている請求項1乃至4のいずれかに記載のトルクセンサ。
  6. 回転軸に生じるトルクに応じて互いに逆方向にインピーダンスが変化する1対の検出コイルと、前記検出コイルのそれぞれに直列接続された抵抗体とで成るブリッジ回路に交流信号を印加し、前記各ブリッジ回路の差分信号に基づいて前記トルクを検出するトルクセンサにおいて、前記ブリッジ回路の前記差分信号を検出してメイン検出トルク信号及びサブ検出トルク信号を出力する第1及び第2の信号処理部と、前記ブリッジ回路の異常を監視する第1及び第2の監視部とを設けたことを特徴とするトルクセンサ。
  7. 前記第1及び第2の監視部は、前記交流信号及び差分信号に基づいて前記異常を検出するようになっている請求項6に記載のトルクセンサ。
  8. 前記第1及び第2の監視部で異常が検出されたときに、当該系統の前記サブ検出トルク信号の出力を遮断するようになっている請求項6又は7に記載のトルクセンサ。
  9. 前記第1及び第2の信号処理部が、それぞれメイン及びサブの増幅・全波整流部及び平滑・中立調整部で成っている請求項6乃至8のいずれかに記載のトルクセンサ。
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