JP2000234969A - トルクセンサ - Google Patents

トルクセンサ

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JP2000234969A
JP2000234969A JP11035779A JP3577999A JP2000234969A JP 2000234969 A JP2000234969 A JP 2000234969A JP 11035779 A JP11035779 A JP 11035779A JP 3577999 A JP3577999 A JP 3577999A JP 2000234969 A JP2000234969 A JP 2000234969A
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    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01L3/02Rotary-transmission dynamometers
    • G01L3/04Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft
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    • G01L3/101Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element comprises a torsionally-flexible shaft involving electric or magnetic means for indicating involving magnetic or electromagnetic means

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 別途新たな判別手段を設けることなく差動増
幅回路の出力でコイルの接続不良等の異常を判断可能に
する。 【解決手段】 トルクに応じた一対のコイル11,12のイ
ンダクタンス変化に基づき第1,第2副電圧S1,S2
の差を増幅して第1主電圧M1として出力する第1差動
増幅手段41と、第3,第4副電圧S3,S4の差を増幅
して第2主電圧M2として出力する第2差動増幅手段42
と、M1とM2の差が所定許容範囲を超えると異常状態
信号を出力する異常状態信号出力手段50とを備えたトル
クセンサにおいて、第1,第2,第3,第4副電圧S
1,S2,S3,S4からコイル11,12の異常を判断す
る異常判断手段20と、異常判断手段20が異常と判断した
ときに第2主電圧M2を所定許容範囲を超えて変位させ
る電圧変位手段とを有する。コイルに異常がある場合も
異常状態信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクを一対のコ
イルのインダクタンス変化に基づいて検出するトルクセ
ンサに関し、特にコイルの接続不良等の異常を検出可能
なトルクセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトルクセンサでコイルの接続不
良を検出できるものとして、特開平8−136366号
公報に記載された例がある。
【0003】すなわち同例のトルクセンサは、トルクに
応じて互いに逆方向にインダクタンスが変化する一対の
コイルと、該一対のコイルに誘導される一対の検出電圧
を受けて差動増幅する差動増幅回路とを有し、該差動増
幅回路の出力によりトルクを検出するものである。
【0004】そして一対のコイルに誘導される検出電圧
から異常を検出すると、差動増幅回路の出力を定常出力
範囲外の所定値になるように制御している。差動増幅回
路の出力がかかる所定値を示したときに、コイルの接続
不良等の異常があるものと判断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって差動増幅回
路の出力が定常出力範囲外にあるか否かを判別する判別
手段を別途設けなければならない。本発明は、斯かる点
に鑑みなされたもので、その目的とする処は、別途新た
な判別手段を設けることなく差動増幅回路の出力でコイ
ルの接続不良等の異常を判断できるトルクセンサを供す
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本発明は、トルクに応じて互いに逆方
向にインダクタンスが変化する一対のコイルと、前記両
コイルのそれぞれのインダクタンス変化に基づく第1,
第2副電圧を入力して第1,第2副電圧の差を増幅して
第1主電圧として出力する第1差動増幅手段と、前記両
コイルのそれぞれのインダクタンス変化に基づく第3,
第4副電圧を入力して第3,第4副電圧の差を増幅して
第2主電圧として出力する第2差動増幅手段と、前記第
1主電圧と前記第2主電圧の差が所定許容範囲を超える
と異常状態信号を出力する異常状態信号出力手段と、を
備えたトルクセンサにおいて、前記第1,第2,第3,
第4副電圧から前記コイルの異常を判断する異常判断手
段と、前記異常判断手段が異常と判断したときに前記第
2主電圧を前記所定許容範囲を超えて変位させる電圧変
位手段とを有し、前記コイルに異常がある場合も前記異
常状態信号出力手段が異常状態信号を出力することがで
きるトルクセンサとした。
【0007】コイルに接続不良等の異常があると、第
1,第2,第3,第4副電圧から異常判断手段が異常と
判断して電圧変位手段が第2主電圧を所定許容範囲を超
えて変位させるので、異常状態信号出力手段はこの変位
した第2主電圧と第1主電圧との差から所定許容範囲の
基準に基づき判断して異常状態信号を出力することがで
きる。
【0008】別途新たに判別手段を設けることなく従前
の異常状態信号出力手段により差動増幅回路の出力でコ
イルの接続不良等の異常を判断できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のト
ルクセンサにおいて、前記第1,第2,第3,第4副電
圧の少なくとも1つの電圧が所定範囲を超えると前記異
常判断手段が、異常と判断することを特徴とする。
【0010】コイルが接続不良であると、副電圧が所定
範囲外の一定電圧を示すことになるので、第1,第2,
第3,第4副電圧の少なくとも1つの電圧が所定範囲を
超えればコイルに接続不良があると判断できる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のトルクセンサにおいて、前記第2差動増幅手
段が、負帰還をかけられた差動アンプであり、前記電圧
変位手段が、前記差動アンプの非反転入力に所定電圧を
印加することで前記第2主電圧を変位させることを特徴
とする。
【0012】差動アンプの非反転入力に印加された電圧
は、差動アンプの出力(第2主電圧)のバイアイス電圧
とすることができ、この印加電圧により第2主電圧を定
常電圧範囲内で変位させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図5に図示し説明する。本実施の形態
に係るトルクセンサ1は、車両のパワーステアリング装
置に適用されたもので、その概略構造を図1に示す。
【0014】ハウジング2にベアリング5,6を介して
回転自在に軸支され同軸に挿入された入力軸3と出力軸
4とが、内部でトーションバー7により連結されてい
る。円筒状のコア8が出力軸4の大径端部4aの外周面
にセレーション嵌合して出力軸4に対して軸方向にのみ
摺動自在に設けられ、入力軸3より突設されたスライダ
ピン9が大径端部4aの周方向に長尺の長孔を貫通して
前記コア8のスパイラル溝8aに係合している。
【0015】ハウジング2の内部に支持された2個のト
ルク検出用のコイル11,12が、軸方向に摺動する円筒状
のコア8の外周に空隙を介して設けられている。該2個
のコイル11,12は、コア8の軸方向の移動中心に関して
互いに反対側に配置されている。
【0016】入力軸3に捩じり力が作用すると、トーシ
ョンバー7を介して出力軸4に回転力が伝達されるが、
トーションバー7は弾性変形して入力軸3と出力軸4と
の間に回転方向の相対的変位が生じる。この回転方向の
相対的変位は、スライダピン9とスパイラル溝8aとの
係合を介してコア8を軸方向に摺動させる。
【0017】コア8が軸方向に移動すると、コイル11,
12のそれぞれコア8を囲む面積が変化し、一方の面積が
増すと他方の面積が減る関係にある。コア8を囲む面積
が大きくなると、磁気損失が増えコイルのインダクタン
スは減り、逆にコア8を囲む面積が小さくなると、磁気
損失が減りコイルのインダクタンスは増す。
【0018】したがってコア8がコイル11側に移動する
トルクが作用したときは、コイル11のインダクタンスL
1が減少し、コイル12のインダクタンスL2が増加し、
逆にコア8がコイル12側に移動するトルクが作用したと
きは、コイル11のインダクタンスL1が増加し、コイル
12のインダクタンスL2が減少する。
【0019】このコイル11,12のインダクタンスL1,
L2の変化に基づいてトルクを検出するトルクセンサ1
の電気的回路部分を概略構成図として図2に示す。コイ
ル11,12は、それぞれ抵抗13(R1),抵抗回路14(R
2)を介して正電圧Eに吊るされており、コイル11,12
の他端は、ともにCPU20搭載の制御ボード20aの発振
出力端子oscに接続されている。
【0020】抵抗回路14は、直列接続された抵抗16とサ
ーミスタ17に対して抵抗15を並列に接続した構成であ
り、サーミスタ17の作用により温度補償機能を果たして
いる。すなわち温度変化に関係なく常にR1/L1=R
2/L2が満足される抵抗値R2を示すような温度特性
をサーミスタ17が有している。
【0021】コイル11と抵抗13の接続部から延出した電
圧信号線21が分岐してそれぞれ整流・平滑回路23,25に
接続され、コイル12と抵抗14の接続部から延出した電圧
信号線22が分岐してそれぞれ整流・平滑回路24,26に接
続されている。
【0022】すなわちコイル11,12,抵抗13,抵抗回路
14によりブリッジ回路が構成され、該ブリッジ回路に発
振電圧が入力され、その出力電圧が整流・平滑回路23,
24,25,26に入力される。
【0023】該ブリッジ回路の出力電圧が各整流・平滑
回路23,24,25,26により整流及び平滑されて第1,第
2,第3,第4副電圧S1,S2,S3,S4としてそ
れぞれバッファ回路27,28,29,30に出力される。
【0024】バッファ回路27,28の出力端子は、それぞ
れ抵抗31,32を介して差動アンプ41の反転入力端子,非
反転入力端子に接続されている。同様にバッファ回路2
9,30の出力端子は、それぞれ抵抗33,34を介して差動
アンプ42の反転入力端子,非反転入力端子に接続されて
いる。
【0025】差動アンプ41,42には、それぞれ抵抗35,
36により負帰還がかけられて差動増幅器として機能し、
その出力は、第1主電圧M1,第2主電圧M2として電
子コントロールユニットECU50に入力される。
【0026】また差動アンプ41,42の各非反転入力端子
には、それぞれ中立点電圧設定回路43,44からバッファ
回路45,46及び抵抗37,38を介して中立点調整電圧V
1,V2が入力される。
【0027】この中立点電圧設定回路43,44は、制御ボ
ード20aの中立点調整出力端子aj1,aj2からの各
調整信号を入力して、同調整信号に従って中立点電圧V
1,V2を設定する。
【0028】そこで差動アンプ41は、第1副電圧S1と
第2副電圧S2の差を増幅度A倍し、バイアス電圧とし
て中立点調整電圧V1を加えた電圧を第1主電圧M1と
して出力する。すなわち第1主電圧M1は、 M1=(S2−S1)・A+V1 である。
【0029】同様に差動アンプ42についても、出力され
る第2主電圧M2は、 M2=(S4−S3)・A+V2 である。
【0030】なお右操舵トルク(右方向の捩じりトル
ク)と左操舵トルク(左方向の捩じりトルク)のいずれ
にも偏しない中立時の主電圧を中立点電圧と称し、上記
中立点調整電圧V1,V2が中立点電圧となる。
【0031】ECU50は、第1主電圧M1に基づきモー
タ制御の指示信号をモータドライバ51に出力し、モータ
ドライバ51によりステアリングを補助するモータ52が駆
動される。
【0032】そして第2主電圧M2は異常状態検知のた
めに用いられ、ECU50は、第1主電圧M1と第2主電
圧M2の差が所定の許容範囲内にあるか否かを判別し、
許容範囲を超えているときはトルクセンサ1が何らかの
異常状態にあるものとして異常状態信号を出力してモー
タ52の制御を停止する。
【0033】また制御ボード20aには、第1,第2,第
3,第4副電圧S1,S2,S3,S4及び第1,第2
主電圧M1,M2が入力され、制御ボード20aは、第
1,第2,第3,第4副電圧S1,S2,S3,S4に
基づいてコイル11,12の異常を判断し、異常があると、
異常出力端子fsから異常検出信号を異常時電圧設定回
路49に出力する。
【0034】異常時電圧設定回路49は、差動アンプ42の
非反転入力端子に接続する電圧線上のバッファ回路46の
入力端子に接続されており、異常検出信号を入力する
と、バイアス電圧である中立点調整電圧V2を異常時電
圧に変化させて第2主電圧M2を変位させることができ
る。本異常時電圧設定回路49は、第2主電圧M2を定常
電圧範囲内で変位させるようにしている。
【0035】その他に制御ボード20aには、中立点調整
スイッチAJS−SW47から中立点調整を指示する中立
点調整信号AJSが中立点調整端子ajsに入力される
とともに、中立点電圧設定状態を記憶し書き換えもでき
るE2PROM48が中立点電圧設定端子romに接続さ
れている。
【0036】本トルクセンサー1は、以上のような概略
回路構成をなし、その動作を第1,第2,第3,第4副
電圧S1,S2,S3,S4及び第1,第2主電圧M
1,M2の様子を示した図3ないし図5に基づいて以下
説明する。図3ないし図5において示された座標は、縦
軸を電圧とし、横軸右方向を右操舵トルク、横軸左方向
を左操舵トルクとして原点0が中立点である。
【0037】図3は、トルクセンサ1が正常に動作した
ときのもので、右操舵トルクが大きくなると、入力軸3
と出力軸4の相対的回転によりコア8がコイル11側に移
動し、コイル12のインダクタンスL2を増加してその誘
導起電力を大きくし、逆にコイル11のインダクタンスL
1を減少させてその誘導起電力を小さくするので、第
2,第4副電圧S2,S4が大きくなり、第1,第3副
電圧S1,S3が小さくなる(図3、参照)。
【0038】また左操舵トルクが大きくなる場合は、上
記とは逆に第2,第4副電圧S2,S4が小さくなり、
第1,第3副電圧S1,S3が大きくなる(図3、
参照)。したがって両者の差をA倍して中立点電圧を加
えた差動アンプ41,42の出力である第1,第2主電圧M
1,M2は、図3,に示すように中立点でV1,V
2を通る右上がりの傾斜線となる。
【0039】ECU50は、この第1,第2主電圧M1,
M2を比較し、両者の差が許容範囲内にあるかを判定す
る。正常であれば図3に示すように第1,第2主電圧
M1,M2の変化は略一致しており、許容範囲内にあり
正常と判断できる。
【0040】正常と判断されれば第1主電圧M1に基づ
きモータ52を駆動すべき指示信号をモータドライバ51に
出力する。こうして操舵トルクに応じたモータによる補
助力がステアリングに作用してパワーステアリングが実
行される。
【0041】しかるにコイル11,12の装着が確実になさ
れず両者ともに接続不良状態にあるような場合は、両コ
イル11,12が断線状態にあって図4,に示すように
第1,第2,第3,第4副電圧S1,S2,S3,S4
が一定の高い電圧値に固定されている。CPU20は、こ
れら副電圧の状態から異常と判断し、異常検出信号を異
常出力端子fsから異常時電圧設定回路49に出力する。
【0042】第1主電圧M1は、中立点電圧V1に固定
されるが(図4参照)、第2主電圧M2は、差動アン
プ42の非反転入力端子に入力される中立点電圧V2が異
常時電圧設定回路49により異常時電圧に設定され、許容
範囲を超えて変位され図4,に示すように第1主電
圧M1より適当に低い電圧V2に固定される。
【0043】正常時に略一致しなければならない第1主
電圧M1と第2主電圧M2の僅かな差を判別する前記許
容範囲を適用して、この第1,第2主電圧M1,M2の
差は該許容範囲を超えるようになる。したがってECU
50は、従前の許容範囲をもとに異常状態と判断すること
ができ、モータ52の駆動を停止させる異常状態信号を出
力する。
【0044】またコイル11,12のいずれか一方が接続不
良であったり、断線しているような場合は、例えばコイ
ル12が断線しているとすると、図5,に示すように
第1,第3副電圧S1,S3は正常な値を示すが、第
2,第4副電圧S2,S4は、一定の高い電圧に固定さ
れる。
【0045】図5に示すように第1主電圧M1は、中
立点電圧V1を通って正常時より傾斜の緩やかな直線を
示しており、第2主電圧M2はCPU20から異常信号が
出力されて図5に示すように許容範囲を超えて変位さ
れ、第1主電圧M1より適当に低い電圧を示している。
【0046】したがって第1,第2主電圧M1,M2の
差は該許容範囲を超えるようになり(図5参照)、E
CU50は異常状態と判断することができ、モータ52の駆
動を停止させる異常状態信号を出力する。
【0047】このように本トルクセンサ1は、従前より
ECU50が備えている異常を判断する許容範囲を利用し
てコイル11,12の接続不良等の異常を第1,第2主電圧
M1,M2から判断することができ、別途新たな判断手
段を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトルクセンサの機
械的部分の概略構成図である。
【図2】同トルクセンサの電気的回路部分の概略構成図
である。
【図3】正常時における第1,第2,第3,第4副電圧
及び第1,第2主電圧の状態を示す図である。
【図4】異常時における第1,第2,第3,第4副電圧
及び第1,第2主電圧の状態を示す図である。
【図5】別の異常時における第1,第2,第3,第4副
電圧及び第1,第2主電圧の状態を示す図である。
【符号の説明】
1…トルクセンサ、2…ハウジング、3…入力軸、4…
出力軸、5,6…ベアリング、7…トーションバー、8
…コア、9…スライダピン、11,12…コイル、13…抵
抗、14…抵抗回路、15,16…抵抗、17…サーミスタ、20
…CPU,20a…制御ボード、21,22…電圧信号線、2
3,24,25,26…整流・平滑回路、27,28,29,30…バ
ッファ回路、31,32,33,34,35,36,37,38…抵抗、
41,42…差動アンプ、43,44…中立点電圧設定回路、4
5,46…バッファ回路、47…中立点調整スイッチAJS
−SW、48…E2PROM、49…異常時電圧設定回路、5
0…ECU,51…モータドライバ、52…モータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルクに応じて互いに逆方向にインダク
    タンスが変化する一対のコイルと、 前記両コイルのそれぞれのインダクタンス変化に基づく
    第1,第2副電圧を入力して第1,第2副電圧の差を増
    幅して第1主電圧として出力する第1差動増幅手段と、 前記両コイルのそれぞれのインダクタンス変化に基づく
    第3,第4副電圧を入力して第3,第4副電圧の差を増
    幅して第2主電圧として出力する第2差動増幅手段と、 前記第1主電圧と前記第2主電圧の差が所定許容範囲を
    超えると異常状態信号を出力する異常状態信号出力手段
    と、 を備えたトルクセンサにおいて、 前記第1,第2,第3,第4副電圧から前記コイルの異
    常を判断する異常判断手段と、 前記異常判断手段が異常と判断したときに前記第2主電
    圧を前記所定許容範囲を超えて変位させる電圧変位手段
    とを有し、 前記コイルに異常がある場合も前記異常状態信号出力手
    段が異常状態信号を出力することができることを特徴と
    するトルクセンサ。
  2. 【請求項2】 前記異常判断手段は、前記第1,第2,
    第3,第4副電圧の少なくとも1つの電圧が所定範囲を
    超えると異常と判断することを特徴とする請求項1記載
    のトルクセンサ。
  3. 【請求項3】 前記第2差動増幅手段が、負帰還をかけ
    られた差動アンプであり、 前記電圧変位手段は、前記差動アンプの非反転入力に所
    定電圧を印加することで前記第2主電圧を変位させるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトルクセン
    サ。
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