JP2002372470A - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JP2002372470A JP2002107007A JP2002107007A JP2002372470A JP 2002372470 A JP2002372470 A JP 2002372470A JP 2002107007 A JP2002107007 A JP 2002107007A JP 2002107007 A JP2002107007 A JP 2002107007A JP 2002372470 A JP2002372470 A JP 2002372470A
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東治 金
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賢吾 田中
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毅 中本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波をシールドしても回転体の円滑な回転
が阻害されることがない回転センサを提供する。 【解決手段】 絶縁磁性材から筒状に成形され、周方向
に配置される導体層11bを有し、回転する第1のシャフ
ト5cに取り付けられる第1のロータ11、励磁コイル12
bを有し、第1のロータと半径方向に間隔を置いて固定
部材に固定される固定コア12、導体層と対応させて周方
向に配置される非磁性金属体13bを有し、第1のロータ
に隣接し、第1のシャフトに対して相対回転する第2の
シャフト5aに取り付けられ、第1のロータと固定コア
との間に配置される第2のロータ13を備え、第1及び第
2のロータの相対回転による励磁コイルのインピーダン
ス変動に基づいて、両シャフトの回転角度或いは相対回
転角度を検出する回転センサ10。固定コア12を電磁波を
遮蔽する第1の遮蔽部材12cで覆うと共に、第1の遮蔽
部材を第2の遮蔽部材14で覆った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2つの回転体(ロータ)と、励磁コイル
を有する固定体とを備え、相対回転する2本の軸間にお
けるトルクを検出する回転センサとして、例えば、トー
ションバーを介して相対回転する2本の回転軸が連結さ
れた自動車のハンドルシャフトにおけるトルクを検出
し、ステアリング装置の円滑な電子制御に利用する回転
センサが知られている(例えば、特公平7−21433
号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の回転センサは、外部からの電磁波ノイズを遮蔽した
り、外部へ電磁波ノイズの影響を及ぼさないように電磁
環境適合性(EMC: electromagnetic compatibility)の観
点から電磁波シールドの対策を採る必要がある。この場
合、電磁波をシールドする遮蔽部材としては、導電性の
金属が最適である。
【0004】しかし、回転センサは、例えば、熱可塑性
の合成樹脂を用いて回転体の本体を形成し、電気絶縁性
を有する熱可塑性合成樹脂に軟磁性材粉を混合したプラ
スチックマグネットを用いて回転子を形成し、前記回転
体としてこの回転子と前記本体とを組み合わせたものが
使用されている。このため、回転センサは、摺動部が合
成樹脂で形成されているので、遮蔽部材として金属を用
いると、金属と合成樹脂との間の摩擦が大きいことか
ら、使用に伴って回転体と遮蔽部材との摩擦によって合
成樹脂が磨耗し、合成樹脂の粉が発生することがある。
このため、回転センサにおいては、このような粉が原因
となって回転体の円滑な回転が阻害されることがある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、電磁波をシールドしても回転体の円滑な回転が阻害
されることがない回転センサを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、絶縁磁性材から筒状に成形され、周
方向に配置される導体層を有し、回転する第1のシャフ
トに取り付けられる第1のロータ、励磁コイルを有し、
前記第1のロータと半径方向に間隔を置いて固定部材に
固定される固定コア、前記導体層と対応させて周方向に
配置される非磁性金属体を有し、前記第1のロータに隣
接し、前記第1のシャフトに対して相対回転する第2の
シャフトに取り付けられ、前記第1のロータと前記固定
コアとの間に配置される第2のロータを備え、前記第1
及び第2のロータの相対回転による前記励磁コイルのイ
ンピーダンス変動に基づいて、前記両シャフトの回転角
度或いは相対回転角度を検出する回転センサにおいて、
前記固定コアを電磁波を遮蔽する第1の遮蔽部材で覆う
と共に、該第1の遮蔽部材を第2の遮蔽部材で覆った構
成としたのである。
【0007】好ましくは、前記第1の遮蔽部材を導電性
の金属とし、前記第2の遮蔽部材を導電性の合成樹脂と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回転センサに係る
一実施形態として、例えば、自動車において変換ジョイ
ント(トーションバー)を介して主動シャフトから従動
シャフトへ伝達されるステアリングシャフトのトルクを
検出する回転センサを図1乃至図6に基づいて説明す
る。
【0009】先ず、本発明の回転センサの第1の実施形
態について説明すると、回転センサ10は、図1に示す
ように、第1ロータ11、固定コア12、第2ロータ1
3及び樹脂ケース14を備えている。ここで、ステアリ
ングシャフト5は、主動シャフト5aがトーションバー
5bを介して従動シャフト5cと連結され、主動シャフ
ト5aは、従動シャフト5cに対して、例えば±8°の
範囲内で相対回転するように設けられている。
【0010】第1ロータ11は、電気絶縁性を有するナ
イロン,ポリプロピレン(PP),ポリブチレンテレフ
タレート(PBT),ポリフェニレンスルフィド(PP
S)等の熱可塑性の合成樹脂に、Ni−ZnやMn−Zn系
のフェライトからなる軟磁性材粉を、軟磁性材の含有量
が10〜70体積%で混合した軟磁性材によって円筒状
に形成され、回転する従動シャフト5cの軸線方向所定
位置に取り付けられる。第1ロータ11は、円筒状の本
体11aの外周に所定間隔、例えば、中心角30°間隔
で6枚の銅箔11b(図1参照)が周方向に設けられて
いる。第1ロータ11は、本体11aの下部に半径方向
外方へ向けてフランジ部11cが形成されている。ここ
で、銅箔11bは、導体層であれば、例えば、アルミニ
ウム,銀等の素材を使用することができ、銅箔11bを
含むこれら導体層は絶縁磁性材の内部に埋め込んでもよ
い。
【0011】固定コア12は、第1ロータ11の外側に
本体11aとの間に半径方向に数mm程度の僅かなギャ
ップをおいて配置され、ステアリングシャフト5の近傍
に位置する固定部材(図示せず)に固定される。固定コ
ア12は、図1及び図2に示すように、第1ロータ11
と同一の絶縁磁性材からなる2つのコア本体12aと、
各コア本体12a内に収容される励磁コイル12bと、
各コア本体12aを収容する2つの遮蔽ケース12c及
び2つのコア本体12a間に配置される遮蔽板12dと
を有している。
【0012】コア本体12aは、第1ロータ11と同一
の絶縁磁性材からリング状に成形されている。励磁コイ
ル12bは、遮蔽ケース12cから外部へ延出させた電
線(図示せず)によって図示しない信号処理回路と接続
され、この信号処理回路から交流電流が流されている。
遮蔽ケース12c及び遮蔽板12dは、電磁波を遮蔽す
るもので、それぞれ導電性に優れ、電触のおそれのない
銅,真鍮等の金属が用いられる。遮蔽ケース12cは、
コア本体12aを収容する収容部12eを有するカップ
状に成形され、遮蔽板12dと共に中央に開口12fが
形成されている。各遮蔽ケース12cは、フランジ部1
2gの外径が遮蔽板12dの外径と等しくなるように成
形されている。ここで、遮蔽ケース12c及び遮蔽板1
2dは、各励磁コイル12bに流される交流電流の周波
数に基づく表皮効果以上の厚みを有していれば、最低の
周波数帯域の電磁波を遮蔽することができる。例えば、
各励磁コイル12bに流される交流電流の周波数が10
0kHzで、遮蔽ケース12c及び遮蔽板12dの素材
として銅を使用した場合、遮蔽ケース12c及び遮蔽板
12dは、厚さが0.2mm以上あればよい。従って、遮
蔽ケース12c及び遮蔽板12dは、上記金属素材をプ
レス絞り加工して製造される。
【0013】第2ロータ13は、図1に示すように、フ
ランジ13aと、第1ロータ11と固定コア12との間
に配置される複数の羽板13bとを有し、主動シャフト
5aにカップリングCpを介して取り付けられる。フラ
ンジ13aは、樹脂ケース14との摩擦が小さいポリブ
チレンテレフタレート(PBT),ポリフェニレンスル
フィド(PPS),液晶プラスチック(LCP)I,II
型,ポリアセタール(POM)ポリカーボネート(P
C)等の合成樹脂が使用される。複数の羽板13bは、
交流磁界の遮蔽性を有するアルミニウム,銅等の非磁性
金属によって製造され、フランジ13aに、複数の銅箔
11bに対応して中心角60°の間隔で周方向に均等に
配置して下方に向かって形成されている。
【0014】ここで、本発明の回転センサに係る第1及
び第2ロータ11,13は、導体層及び非磁性金属体が
後述するように単数であっても、両ロータ11,13の
相対回転による励磁コイルのインピーダンス変動に基づ
いて、シャフトSF1,SF2の回転角度或いは相対回転角
度を検出することができる。樹脂ケース14は、ポリフ
ェニレンスルフィド(PPS)にカーボンを混練した導
電性の合成樹脂が使用され、図1に示すように、上ケー
ス14aと下ケース14bによって遮蔽ケース12c及
び遮蔽板12dを覆っている。ここで、樹脂ケース14
は、PPSの代わりに液晶プラスチック(LCP)I,
II型、ポリエーテルイミド(PEI)、シンジオタクテ
ィックポリスチレン(SPS)、ポリエーテルサルフォ
ン(PES)、ポリアリルサルフォン(PASF)等を
使用してもよい。
【0015】そして、回転センサ10は、図1に示すよ
うに、上ケース14aの上部と下ケース14bの下部
に、それぞれ上蓋15及び下蓋16が被せられる。以上
のように構成される回転センサ10は、第1ロータ11
を従動シャフト5cに、第2ロータ13をカップリング
Cpを介して主動シャフト5aに、それぞれ取り付ける
と共に、固定コア12を前記固定部材に固定してステア
リング装置に組み付けられる。
【0016】組み立てられた回転センサ10において
は、励磁コイル12bを流れる交流電流による磁束がコ
ア本体12aと第1ロータ11の絶縁磁性材からなる磁
気回路に沿って流れる。これにより、第1ロータ11の
複数の銅箔11bを交流磁界が横切るため、銅箔11b
内に渦電流が誘起される。このとき、渦電流によって励
起される交流磁界の方向は、励磁コイル12bを流れる
交流電流による交流磁界の方向と逆になる。結果とし
て、銅箔11bが存在するコア本体12aと第1ロータ
11との間のギャップ部分に生ずる励磁コイル12bの
交流励磁電流による磁束と上記渦電流による磁束の方向
とが逆になるため、トータルの磁束密度が小さくなる。
この反対に、銅箔11bが存在しなかった上記ギャップ
部分では、励磁コイル12bの交流励磁電流による磁束
と上記渦電流による磁束の方向とが同じになるため、ト
ータルの磁束密度が大きくなる。即ち、コア本体12a
と第1ロータ11との間のギャップ部分に不均一磁界が
形成される。
【0017】従って、第2ロータ13が第1ロータ11
に対して相対回転すると、第2ロータ13に中心角60
°間隔で周方向に形成された羽板13bが上記不均一磁
界を横切り、その際、第1ロータ11と第2ロータ13
との相対回転によって、羽板13bが横切るトータルの
磁束の量が変化するので、羽板13bに生ずる渦電流の
大きさが変化する。このため、回転センサ10において
は、励磁コイル12bのインピーダンスは第1ロータ1
1と第2ロータ13との相対回転角度によって変動す
る。
【0018】回転センサ10は、励磁コイル12bのイ
ンピーダンス変動を検出し、第1ロータ11と第2ロー
タ13との相対回転角度を検出する。例えば、パルス波
もしくは正弦波を励磁コイル12bに印加し、位相シフ
ト量を測定してもよく、また、振幅変化量を測定しても
よい。このとき、回転センサ10は、各コア本体12a
が導電性の遮蔽ケース12c及び遮蔽板12dによって
遮蔽されているうえ、更に導電性の樹脂ケース14によ
って遮蔽されている。
【0019】このため、回転センサ10は、外部からの
電磁波ノイズの侵入並びに外部への電磁波の漏れ出しが
ないように電磁波シールドの対策を採っているにも拘わ
らず、上ケース14aは、合成樹脂から成形され、内縁
部が第2ロータ13の合成樹脂製のフランジ13aと当
接する。従って、回転センサ10は、上ケース14aと
フランジ13aとが互いに当接しても、合成樹脂の粉が
発生することなく、第2ロータ13が円滑に回転する。
しかも、回転センサ10は、遮蔽ケース12c、遮蔽板
12d及び樹脂ケース14で電磁波を遮蔽しているの
で、遮蔽ケース12c及び遮蔽板12dのみで遮蔽する
場合に比べて、軽量となる。更に、回転センサ10は、
前記のように遮蔽ケース12c及び遮蔽板12dをプレ
ス絞り加工で製造しているので、±50μm程度の加工
精度が得られるので、加工精度のうえからも問題はな
い。
【0020】ここで、上記実施形態は、固定コア12
が、2つの励磁コイル12bを有する場合について説明
した。しかし、図3に示す固定コア22のように、励磁
コイル22bが収容されたコア本体22aを上下同じ形
の2つの遮蔽ケース22cで遮蔽すると共に、遮蔽ケー
ス22cを上ケース24aと下ケース24bとを有する
樹脂ケース24で覆う構成としてもよい。
【0021】更に、図4に示す固定コア32のように、
励磁コイル32bが収容されたコア本体32aを遮蔽ケ
ース32cと遮蔽板32dとで覆って遮蔽する構成とし
てもよい。ここで、本発明の回転センサは、図5に示す
回転センサ40のように構成しても、第1及び第2のロ
ータの相対回転による励磁コイルのインピーダンス変動
に基づいて、シャフトSF1,SF2の回転角度或いは相対
回転角度を検出することができる。
【0022】ここにおいて、以下に説明する回転センサ
40は、第1ロータ41及び第2ロータ43の構成が回
転センサ10と若干異なるだけで、その他は回転センサ
10と構成が同一である。従って、以下の説明並びに図
5,6においては、回転センサ20は、固定コア12、
樹脂ケース14、上蓋15及び下蓋16については同一
の符号を用いることで重複した説明を省略し、第1ロー
タ41と第2ロータ43について説明する。
【0023】第1ロータ41は、図5及び図6(a)に
示すように、第1ロータ11と同一の素材から半円筒状
に成形される本体41aの外周に、銅箔41b(図1参
照)が周方向に半周に亘って配置され、下部には半径方
向外方へ向けてフランジ部41cが形成されている。こ
こで、銅箔41bは、導体層であれば、例えば、アルミ
ニウム,銀等の素材を使用することができ、銅箔41b
を含むこれら導体層は絶縁磁性材の内部に埋め込んでも
よい。
【0024】第2ロータ43は、図5及び図6(b)に
示すように、フランジ43aと、第1ロータ41と固定
コア12との間に配置される羽板43bとを有し、主動
シャフト5aにカップリングCpを介して取り付けられ
る。フランジ43aは、フランジ13aと同じ合成樹脂
が使用される。羽板43bは、交流磁界の遮蔽性を有す
るアルミニウム,銅等の非磁性金属によって製造され、
フランジ43aに、銅箔41bに対応させて周方向に沿
って下方に向かって配置されている。
【0025】尚、本発明の回転センサは、上記実施形態
で説明した自動車のステアリングシャフトの他、例え
ば、ロボットアームのように、互いに回転する回転軸間
の相対回転角度,回転角度,トルクを求めるものであれ
ば、どのようなものにも使用できる。
【0026】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、電磁波
をシールドしても回転体の円滑な回転が阻害されること
がない回転センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転センサの一実施形態を示す回転セ
ンサの断面正面図である。
【図2】図1の回転センサで用いる固定ケースの断面正
面図である。
【図3】回転ケースの他の実施形態を示す断面正面図で
ある。
【図4】回転ケースの更に他の実施形態を示す断面正面
図である。
【図5】本発明の回転センサの他の実施形態を示す回転
センサの断面正面図である。
【図6】図5の回転センサで用いる第1のロータの斜視
図(a)及び第2のロータの斜視図(b)である。
【符号の説明】
5 ステアリングシャフト 5a 主動シャフト 5b トーションバー 5c 従動シャフト 10 回転センサ 11 第1ロータ 11b 導体層 12 固定コア 12b 励磁コイル 12c 遮蔽ケース(第1の遮蔽部材) 12d 遮蔽板(第1の遮蔽部材) 13 第2ロータ 13b 非磁性金属体 14 樹脂ケース(第2の遮蔽部材) 14a 上ケース 14b 下ケース 22 固定コア 22b 励磁コイル 22c 遮蔽ケース(第1の遮蔽部材) 24 樹脂ケース(第2の遮蔽部材) 24a 上ケース 24b 下ケース 32 固定コア 32b 励磁コイル 32c 遮蔽ケース(第1の遮蔽部材) 32d 遮蔽板(第1の遮蔽部材) 40 回転センサ 41 第1ロータ 41b 導体層 43 第2ロータ 43b 非磁性金属体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 東治 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 田中 賢吾 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 中本 毅 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 松井 正和 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA35 BA08 CA16 DA01 DA05 GA03 KA01 KA04 LA01 2F077 AA21 CC02 FF03 FF31 TT06 TT21 VV02 VV11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁磁性材から筒状に成形され、周方向
    に配置される導体層を有し、回転する第1のシャフトに
    取り付けられる第1のロータ、 励磁コイルを有し、前記第1のロータと半径方向に間隔
    を置いて固定部材に固定される固定コア、 前記導体層と対応させて周方向に配置される非磁性金属
    体を有し、前記第1のロータに隣接し、前記第1のシャ
    フトに対して相対回転する第2のシャフトに取り付けら
    れ、前記第1のロータと前記固定コアとの間に配置され
    る第2のロータを備え、前記第1及び第2のロータの相
    対回転による前記励磁コイルのインピーダンス変動に基
    づいて、前記両シャフトの回転角度或いは相対回転角度
    を検出する回転センサにおいて、 前記固定コアを電磁波を遮蔽する第1の遮蔽部材で覆う
    と共に、該第1の遮蔽部材を第2の遮蔽部材で覆ったこ
    とを特徴とする回転センサ。
  2. 【請求項2】 前記第1の遮蔽部材が導電性の金属であ
    る、請求項1の回転センサ。
  3. 【請求項3】 前記第2の遮蔽部材が導電性の合成樹脂
    である、請求項1又は2の回転センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006267045A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nsk Ltd トルクセンサ
JP2010190704A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Nsk Ltd トルクセンサ及び電動パワーステアリング装置
JP2012103243A (ja) * 2010-10-15 2012-05-31 Amitec:Kk トルクセンサ
JP2012163145A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Mie Univ 軸受装置及びそれを備える装置

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