JP4346280B2 - 回動角センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回動角センサに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
回動機構を有する装置においては、その回動角度を検出する必要が生じる。このような必要に応えるものとして、例えば電磁誘導方式の回動角度検出装置が提案されている(例えば特開2001−099680号公報を参照)。
ところで、上記の回動角度検出装置は、第1のロータ、固定コア及び第2のロータを回動するシャフトの半径方向に配置する構造で、第1及び第2のロータには周方向に所定間隔で導体層が設けられている。このように構成部材を半径方向に配置し、導体層を設ける構造のため、従来の回動角センサは、小型化、特に厚さ方向における小型化が難しいうえ、構造が複雑なことから高価になるという問題があった。
【0003】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、小型で安価な回動角センサを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る回動角センサにおいては、
ケースと、
そのケースに回動可能に取り付けられたシャフトと、
そのシャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成されたロータと、
そのロータ上に設けられ、
励磁コイルを保持するコア部材と、
前記ケースに固定して取り付けられ、前記コア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記コア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されているセンシング部材と、
前記励磁コイルに接続され、特定周波数の発振信号を発信する発振手段を有し、前記コア部材の移動に伴って変動する前記励磁コイルのインピーダンスの変動量に基づいて、前記ロータの回動角度を測定する回動角度測定装置と、
を備えた構成としたのである。
【0005】
ここで、好ましくは、前記センシング部材を挟んで、サブコアがコア部材に対向配置されている構成とする。
【0006】
また、好ましくは、前記センシング部材を挟んで、2つのコア部材が対向配置されている構成とする。更に、好ましくは、前記コア部材及び前記センシング部材を挟んで、電気遮蔽層が設置されている構成とする。
他の本発明の係る回動角センサにおいては、
ケースと、
そのケースに回動可能に取り付けられたシャフトと、
そのシャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成された第1のロータと、
その第1のロータ上に設けられ、
第1の励磁コイルを保持する第1のコア部材と、
前記ケースに固定して取り付けられ、前記第1のコア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記第1のコア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されている第1のセンシング部材と、
前記シャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成された第2のロータと、
その第2のロータ上に設けられ、
第2の励磁コイルを保持する第2のコア部材と、
前記ケースに固定して取り付けられ、前記第2のコア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記第2のコア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されている第2のセンシング部材と、
前記第1の励磁コイル及び第2の励磁コイルに接続され、特定周波数の発振信号を発信する発振手段を有し、前記第1のコア部材及び第2のコア部材の移動に伴って変動する前記第1の励磁コイル及び第2の励磁コイルのインピーダンスの変動量に基づいて、前記第1のロータ及び第2のロータの回動角度を測定する回動角度測定装置とを備え、
前記第1のロータ、前記第1のコア部材及び前記第1のセンシング部材を前記シャフトを軸にして180°回転させた位置に、前記第2のロータ、前記第2のコア部材及び前記第2のセンシング部材が配置されている、
ことを特徴とするものである。
前記第1のセンシング部材の幅と前記第2のセンシング部材の幅は、同一方向に連続的に減少又は増大していてもよく、逆方向に連続的に減少又は増大していてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)、(b)に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ1は、回動するシャフトSh、ロータ2、コア部材3、及びセンシング部材4を備えている。また、図2に示される回動角測定装置5を備えている。
【0008】
ここで、シャフトShは、ケース6に回動可能に取り付けられている。ロータ2は、シャフトShの軸線方向所定位置にダンパ(図示せず)を介して取り付けられており、ケース6内において、シャフトShの回動軸を中心に回動するものである。ロータ2は、その回動半径方向に例えば角度32°で広がる扇形状をなしている。
【0009】
コア部材は、ロータ2の扇形状に広がる先端部の上面側に埋設されている。このため、コア部材は、ロータ2の回動に伴って回動する。また、コア部材3は、絶縁磁性材よりなるコア本体3aに励磁コイル3bが円形状に収容されている構成となっている。
センシング部材4は、ケース6内に支持部材7を介して固定され、コア部材3上方に数mm程度の僅かな間隔のエアギャップを介して対向配置されている。センシング部材4は、コア部材3の移動方向に沿った円弧状をなしており、ロータ2の回動半径方向の幅(以下、単に「センシング部材4の幅」という)が、コア部材3の移動方向に沿って連続的に減少又は増大している。
【0010】
回動角測定装置5は、後に詳述するが、ロータ2の回動角を測定する装置であり、コア部材3の励磁コイル3bに電気的に接続されている。回動角測定装置5の設置位置は、ケース6の内部であってもよいし、外部であってもよい。
なお、ロータ2の回動角の測定範囲は、ケース6の大きさとセンシング部材4の円弧状の長さに基づいて任意に設定することが可能である。ここでは、一例としてロータ2の回動角の測定上限を角度32°に設定している。
【0011】
また、ケース6は、シャフトSh近傍に位置する固定部材(図示せず)に取り付けられており、交流磁界の遮蔽性を有する。即ち、導電性材又は絶縁磁性材が材料として使用されている。また、ロータ2及びコア部材3のコア本体3aは、絶縁磁性材が使用されている。ロータ2及びコア本体3aに使用される絶縁磁性材は、同一の材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。更に、センシング部材4及びその支持部材7は、互いに異なる材料で構成されており、例えばセンシング部材4は導電性材又は絶縁磁性材を材料とし、その支持部材7は絶縁材又は非磁性金属(導電性材)を材料とし、それぞれ適宜組み合わせて使用されている。
【0012】
導電性材料としては、アルミニウム、銅、銀等の導電性を有する金属や、導電性カーボン(炭素繊維を含む)入り合成樹脂等が使用される。絶縁磁性材としては、ナイロン、ポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ABS樹脂等の電気絶縁性を有する熱可塑性合成樹脂に、Ni−Zn系、Mn−Zn系、Mg−Zn系のフェライトからなる軟磁性材粉を10〜70体積%混合したものが使用される。絶縁材としては、ナイロン、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ABS樹脂等、ガラス繊維にエポキシ樹脂を含浸させたFRP(繊維強化プラスチック)又はセラミック等が使用される。非磁性金属(導電性材料)としては、アルミニウム、銅等が使用される。
【0013】
但し、図1(a)、(b)に示す回動角センサ1においては、支持部材7に絶縁材を、センシング部材4に導電性材料をそれぞれ使用している。この組み合わせにすると、回動角センサ1を最も薄く、安価に提供することができる。
回動角測定装置5は、図2に示されるように、発振信号を発信する発振回路5a、発振信号を分周して特定周波数の発振信号を出力する分周回路5b、センシング部材4に発生する渦電流の大きさに応じ、分周回路5bから入力された発振信号の位相をシフトする位相シフト部5c、後述する位相シフト量を検出する位相シフト量検出部5d、検出された位相シフト量を対応する電圧値に変換するコンバータ5e、コンバータ5eから出力される位相シフト量に対応する電圧を増幅する増幅回路5f及び増幅された電圧から回動角度を測定する測定部5gを有している。
【0014】
発振回路5aは、分周回路5bを介して特定周波数の発振信号を、抵抗R、励磁コイル3b、及びコンデンサC等により回路構成された位相シフト部5cに出力する。このとき、コンデンサC両端における電圧信号の位相は、励磁コイル3bの後述するインピーダンスの変動によって変化する。コンデンサC両端の電圧信号は、位相シフト量検出部5dへ出力される。
【0015】
位相シフト量検出部5dは、コンデンサC両端の電圧信号の位相シフト量を検出する。コンバータ5eは、検出された位相シフト量を対応する電圧値に変換する。増幅回路5fは、コンバータ5eから入力された信号電圧レベルを増幅し、測定部5gに出力する。測定部5gは、演算処理手段として、例えばワンチップマイクロプロセッサが使用されており、増幅回路5fから入力される信号(電圧値)に基づき、ロータ2の回動角度を測定する。
【0016】
次に、回動角センサ1の動作を説明する。
コア部材3の励磁コイル3bに所定の大きさの交流励磁電流を流すと、その周囲に交流磁界が発生する。こうして、励磁コイル3bとセンシング部材4とが協働して、筒状の磁気回路が形成され、センシング部材4に渦電流が発生する。
この状態で、シャフトShが回動すると、ロータ2を介してコア部材3が回動する。このとき、コア部材3上方に対向配置され励磁コイル3bと協働して筒状の磁気回路を形成するセンシング部材4の幅が、コア部材3の移動方向に沿って連続的に減少又は増大しているため、センシング部材4に発生する渦電流の大きさが変化する。このため、センシング部材4に発生した渦電流によって誘起される交流磁界は、コア部材3の移動に伴って励磁コイル3bのインピーダンスを変動させる。励磁コイル3bのインピーダンスの変動量は、コア部材3の移動距離、即ちロータ2の回動角度に比例する。従って、励磁コイル3bにおけるインピーダンスの変動量を測定することにより、ロータ2の回動角度が測定される。
【0017】
具体的には、ロータ2の回動角度に応じて励磁コイル3bのインピーダンスが変動すると、回動角測定装置5の位相シフト部5cのコンデンサC両端の電圧信号の位相が変化する。位相シフト部5cのコンデンサC両端の電圧信号は、位相シフト量検出部5d、コンバータ5e、及び増幅回路5fを経て、測定部5gへ出力される。そして、測定部5gにおいて、増幅回路5fからの信号に基づき、ロータ2の回動角度が決定される。こうして、回動角測定装置5が、励磁コイル3bのインピーダンスの変動を検出して、シャフトShの角度信号に変換する。
【0018】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ1によれば、従来の回動角センサと異なり、磁気回路を形成する励磁コイル3bとセンシング部材4とが対向する平面対向形としたことにより、大幅なダウンサイジングが可能となる。また、センシング部材4が円弧状をなしているため、円周状をなすセンシング部材を用いる場合に比べて、更に小型化することができる。更に、励磁コイル3bを有するコア部材3を回動させ、センシング部材4を固定しているため、コア部材3を固定し、センシング部材4を回動させる場合に比べて、更に1/2程度に小型化することができる。具体的には、従来の回動角センサが直径100mmの大きさであったのに対して、本実施形態に係る回動角センサ10は、縦横が15mm×38mmの大きさとなり、大幅に小型化することができた。
【0019】
(第2の実施形態)
本実施形態に係る回動角センサは、上記第1の実施形態に係る回動角センサ1におけるコア部材3上方にサブコアが対向配置されているものである。なお、上記第1の実施形態に係る回動角センサ1と主要構成部分が共通するため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】
図3(a)、(b)に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ8においては、シャフトShの軸線方向所定位置に取り付けられたロータ2の先端部が、センシング部材4を間に挟むように2つに分岐されている。ロータ2の一方の下部ロータ部2aの上面側には、センシング部材4と所定の間隔のエアギャップを介して、コア部材3が埋設されている。他方の上部ロータ部2bの下面側には、センシング部材4と所定の間隔のエアギャップを介して、サブコア9が埋設されている。即ち、コア部材3とサブコア9とが、センシング部材4を間に挟んで対向配置された構造となっている。
【0021】
次に、回動角センサ8の動作について説明する。
図1(a)、(b)に示される回動角センサ1においては、励磁コイル3b及びコア本体3a端面の交流磁界のシャフトSh方向の分布は不均一であるため、例えばロータ2が回動軸方向に振動したりすることにより、センシング部材4とコア部材3との間のエアギャップが変動すると、センシング部材4に誘起される渦電流の量が変動する。この変動量は、ロータ2の回動と無関係に生じる一種のノイズである。
【0022】
これに対して、図3(a)、(b)に示されるように、サブコア9がコア部材3に対向配置されると、励磁コイル3bとサブコア9とが協働して筒状の磁気回路が形成される。このために、励磁コイル3b及びコア本体3a端面の交流磁界のシャフトSh方向の分布の不均一性が大幅に改善され、安定した磁気回路となる。その結果、ロータ2の振動等に起因するノイズの発生が抑制される。
【0023】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ8によれば、サブコア9がセンシング部材4を間に挟んでコア部材3に対向配置されていることにより、安定した磁気回路が形成され、ロータ2の振動等に起因するノイズの発生が抑制される。このため、上記第1の実施形態の場合の効果に加え、ロータ2の回動角度の測定誤差を小さくすることが可能になり、測定精度の低下を防止することができる。
【0024】
なお、本実施形態においては、センシング部材4の素材として導電性材を用いている。導電性材の代わりに、例えば絶縁磁性材を用いる場合には、サブコア9を配置する必要はない。この場合、サブコア9がなくとも、励磁コイル3b及びコア本体3a端面の交流磁界のシャフトSh方向の分布の不均一性は改善され、上記第2の実施形態の場合と同様の効果を奏する。
【0025】
(第3の実施形態)
本実施形態に係る回動角センサは、上記第2の実施形態に係る回動角センサ8におけるサブコア9の代わりに、別のコア部材がコア部材3上方に対向配置されているものである。なお、上記第2の実施形態に係る回動角センサ8と主要構成部分が共通するため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0026】
図4(a)、(b)に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ10においては、ロータ2の上部ロータ部2bの下面側に、センシング部材4と所定の間隔のエアギャップを介して、コア部材3と同一構造のコア部材11が埋設されている。即ち、コア部材11は、絶縁性のコア本体11aに励磁コイル11bが円形状に収容されている。こうして、同一構造のコア部材3とコア部材11とが、センシング部材4を間に挟んで対向配置された構造となっている。なお、図示はしないが、コア部材11の励磁コイル11bは励磁コイル3bと直列に接続され、回動角測定装置に電気的に接続されている。
【0027】
次に、回動角センサ10の動作について説明する。
対向配置されたコア部材3、11の励磁コイル3b、11bに所定の大きさの交流励磁電流を流すと、その周囲に交流磁界が発生し、励磁コイル3b、11bとセンシング部材4とが協働して、筒状の磁気回路が形成される。このため、上記第2の実施形態の場合と同様に、励磁コイル3b、11b及びコア本体3a、11a端面の交流磁界のシャフトSh方向の分布の不均一性が大幅に改善され、ロータ2の振動等に起因するノイズの発生が抑制される。
【0028】
また、コア部材3、11の間隔は、ロータ2の下部ロータ部2aと上部ロータ部2bとの間隔として常に一定に保持される。このため、例えばロータ2が回動軸方向に振動して、センシング部材4とコア部材3、11との間のそれぞれのエアギャップが変動する事態が生じても、センシング部材4及びコア部材3間のエアギャップの変動とセンシング部材4及びコア部材11間のエアギャップの変動とが補完し合って、センシング部材4に誘起される渦電流の量の変動が抑制される。このために、ロータ2の振動等に起因するノイズの発生がより有効に抑制され、ロータ2の回動角度の測定精度が大幅に向上する。
【0029】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ10によれば、コア部材3、11がセンシング部材4を間に挟んで対向配置されているため、上記第2の実施形態の場合よりも更に有効にロータ2の振動等に起因するノイズの発生を抑制すると共に、センシング部材4に発生する渦電流の大きさを大きくして、ロータ2の回動角度の測定精度を高めることができる。
【0030】
(第4の実施形態)
本実施形態に係る回動角センサは、上記第3の実施形態に係る回動角センサ10におけるコア部材3、11を間に挟んで、電気遮蔽層が対向配置されているものである。なお、上記第3の実施形態に係る回動角センサ10と主要構成部分が共通するため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0031】
図5に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ12においては、ロータ2の下部ロータ部2aの下面側に、電気遮蔽層13aが形成され、上部ロータ部2bの上面側に、電気遮蔽層13bが形成されている。即ち、一対の電気遮蔽層13a、13bが、コア部材3、11及びセンシング部材4を間に挟んで対向配置された構造となっている。
【0032】
なお、電気遮蔽層13a、13bの厚さは、使用する交流発振信号の周波数と関係がある。本実施形態で使用される周波数を100kHzとすると、電気遮蔽層13a、13bの材料に例えば銅を用いる場合、その厚さは0.2mm程度であれば、十分な遮蔽効果が得られる。
次に、回動角センサ12の作用について説明する。
【0033】
上記第3の実施形態の場合と同様に、励磁コイル3b、11bとセンシング部材4とが協働して筒状の磁気回路が形成されるが、このとき励磁コイル3b、11bがその上下方向を一対の電気遮蔽層13a、13bによって挟まれている。このため、磁気回路が安定的に形成され、センシング部材4に安定した渦電流が発生する。
【0034】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ12によれば、一対の電気遮蔽層13a、13bがコア部材3、11及びセンシング部材4を間に挟んで対向配置されいることにより、上記第3の実施形態の場合の効果に加え、センシング部材4に発生する渦電流が安定したものとなる。このため、ロータ2の回動角度の測定精度を更に高めることができる。
【0035】
なお、図5においては、下部ロータ部2a下面及び上部ロータ部2b上面の全面に電気遮蔽層13a、13bが形成されている場合を示したが、電気遮蔽層の形成箇所は種々の変形例が考えられる。例えば、下部ロータ部2a下面及び上部ロータ部2b上面のうち、コア部材3、11に対応する領域のみに縮小して形成してもよい。また、逆に、下部ロータ部2a及び上部ロータ部2bの側面にまで拡大して形成してもよい。また、ケース6内壁の全面に形成してもよい。いずれの場合にも、程度の差こそあるものの、励磁コイル3b、11b等によって形成される筒状の磁気回路を安定化させる作用が発揮される。
【0036】
(第5の実施形態)
本実施形態に係る回動角センサは、上記第1の実施形態の図1(a)におけるコア部材3及びセンシング部材4をシャフトShを軸にして180°回転させた位置に、別のコア部材及び別のセンシング部材が配置されているものである。なお、上記図1(a)の回動角センサ1と主要構成部分が共通するため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0037】
図6に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ14においては、ロータ2をシャフトShを軸にして180°回転させた位置に、ロータ2と同一形状のロータ15がダンパ(図示せず)を介して取り付けられている。ロータ2の先端部の上面側には、コア部材3と同一構造のコア部材16が埋設されている。即ち、コア部材16は、絶縁性のコア本体16aに励磁コイル16bが円形状に収容されている。こうして、同一構造のコア部材3及びコア部材16が、シャフトShの回動軸を中心に中心角180°隔てて配置され、ロータ2、15の回動に伴って同一方向に回動するようになっている。なお、図示はしないが、コア部材16の励磁コイル16bも励磁コイル3bと直列に接続され、回動角測定装置に電気的に接続されている。
【0038】
また、センシング部材4をシャフトShを軸にして180°回転させた位置に、センシング部材17が配置され、支持部材(図示せず)を介してケース6内に固定されている。センシング部材17はセンシング部材4と同一形状をなし、その幅がコア部材16の移動方向に沿って連続的に減少又は増大している。しかも、センシング部材4の幅とセンシング部材17の幅は同一の方向に変化している。即ち、コア部材3、16の同一の移動方向に沿って、センシング部材4の幅が増大する場合には、センシング部材17の幅も増大し、センシング部材4の幅が減少する場合には、センシング部材17の幅も減少するようになっている。
【0039】
次に、回動角センサ14の作用について説明する。
コア部材3、16の励磁コイル3b、16bに所定の大きさの交流励磁電流を流すと、励磁コイル3bとセンシング部材4とが協働して筒状の磁気回路が形成されると同時に、励磁コイル16bとセンシング部材17とが協働して筒状の磁気回路が形成される。このため、センシング部材4、17には同時に略同じ大きさの渦電流が発生し、励磁コイル3b、16bのインピーダンスが略同じ大きさに変動する。その結果、回動角測定装置が検出するインピーダンスの変動の大きさは、上記第1の実施形態の場合の略2倍になる。
【0040】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ12によれば、同一構造のコア部材3及びコア部材16がシャフトShの回動軸を中心に中心角180°隔てて配置され、励磁コイル3b、17bに対向するセンシング部材4、17の幅がコア部材3、16の同一の移動方向に沿って同一の方向に減少又は増大することにより、回動角測定装置が検出するインピーダンスの変動の大きさが上記第1の実施形態の場合の略2倍に増大する。このため、ロータ2の回動角度の測定が容易になり、その測定精度を高めることができる。
【0041】
(第6の実施形態)
本実施形態に係る回動角センサは、上記第5の実施形態の図6におけるセンシング部材17の位置に、別のセンシング部材が配置されているものである。なお、上記図6の回動角センサ14と主要構成部分が共通するため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明を省略する。
【0042】
図7に示されるように、本実施形態に係る回動角センサ14においては、上記第5の実施形態の場合と同様に、同一構造のコア部材3及びコア部材16がシャフトShの回動軸を中心に中心角180°隔てて配置され、ロータ2、15の回動に伴って同一方向に回動するようになっている。
また、センシング部材4をシャフトShを軸にして180°回転させた位置に、センシング部材19が配置され、支持部材(図示せず)を介してケース6内に固定されている。センシング部材19はセンシング部材4と同一形状をなし、その幅がコア部材16の移動方向に沿って連続的に減少又は増大している。但し、上記第5の実施形態の場合と異なり、センシング部材4の幅とセンシング部材19の幅とは逆の方向に変化している。即ち、コア部材3、16の同一の移動方向に沿って、センシング部材4の幅が増大する場合には、センシング部材19の幅は減少し、センシング部材4の幅が減少する場合には、センシング部材17の幅は増大するようになっている。
【0043】
また、コア部材3、16の励磁コイル3b、16bは、図8に示される回動角測定装置20に電気的に接続されている。なお、回動角測定装置20は、主要構成部分が上記第1の実施形態の図2に示される回動角測定装置5と共通しているため、同一の構成要素に同一の符号を付して説明する。
回動角測定装置20は、回動角測定装置5を変形したもので、分周回路5bと測定部20gとの間に、位相シフト部5c、位相シフト量検出部5d、及びコンバータ5eと並列して、同様の機能を有する位相シフト部20c、位相シフト量検出部20d、及びコンバータ20eが接続されている。位相シフト部20cは、抵抗R、励磁コイル16b、及びコンデンサC等により回路構成されている。
【0044】
コンバータ5eの出力信号Sc1とコンバータ20eの出力信号Sc2は、差動アンプ20hで差分された後、増幅されて測定部20gのA/Dコンバータに電圧信号の出力Poとして出力される。同時に、出力信号Sc1、Sc2は、測定部20gのA/Dコンバータに直接に出力される。なお、差動アンプ20hには、増幅された電圧値の電圧レベルを調整するシフトレベル調整部20jが接続されている。
【0045】
次に、回動角センサ18の動作を説明する。
コア部材3、16の励磁コイル3b、16bに所定の大きさの交流励磁電流を流すと、励磁コイル3bとセンシング部材4とが協働して筒状の磁気回路が形成されると同時に、励磁コイル16bとセンシング部材19とが協働して筒状の磁気回路が形成される。このため、センシング部材4、19には同時に渦電流が発生する。そして、シャフトShが回動すると、磁気回路を形成するセンシング部材4、19の幅が、コア部材3、6の移動方向に沿って逆の方向に変化するため、センシング部材4に発生する渦電流の大きさも逆方向に変化する。従って、励磁コイル3b、17bのインピーダンスの変動の方向も逆になる。
【0046】
他方、回動角センサ18の振動、環境温度の変動、周囲電磁ノイズ等の外部要因による励磁コイル3b、17bのインピーダンスの変動の方向は同じである。それ故、差動アンプ20hにおいて、コンバータ5e、20eの出力信号Sc1、Sc2の差分をとると、出力Poは倍になる一方、出力信号Sc1、Sc2に共通に含まれるノイズは互いに打ち消される。
【0047】
以上のように本実施形態に係る回動角センサ18によれば、同一構造のコア部材3及びコア部材19がシャフトShの回動軸を中心に中心角180°隔てて配置され、励磁コイル3b、17bに対向するセンシング部材4、17の幅がコア部材3、16の同一の移動方向に沿って逆の方向に変化することにより、励磁コイル3b、17bのインピーダンスの変動の方向が逆になる。このため、その変動量の差分をとると、回動角センサ18の振動等の外部要因によるノイズが互いに打ち消され、S/N比を大幅に改善することが可能になり、ロータ2の回動角度の測定精度を高めることができる。
【0048】
なお、上記第1〜第6の実施形態においては、コア部材3、11、16を回動するロータ2、15の先端部に埋設し、センシング部材4を固定するする構成をとっているが、逆に、センシング部材を回動するロータの先端部に設置し、コア部材を固定するする構成と採用してもよい。コア部材とセンシング部材とが対向配置された状態で移動する相関関係は、何れの側を回動させても可能である。但し、前述したように、コア部材を回動させる方が回動角センサをより小型化することができる。
【0049】
また、上記第1の実施形態においては、ロータ2の先端部に埋設されたコア部材3の平面形状が円形状であり、励磁コイル3bが円形状に収容されているが、コア部材は種々の形状をとることが可能である。例えば図9に示されるように、コア部材21の平面形状が略矩形状をなし、コア本体12aに励磁コイル12bが略矩形円形状に収容されていてもよい。この場合、コア部材21の回転方向に沿った幅が小さくなる。その結果、コア部材21を埋設している扇状のロータ2の中心角を小さくして、ロータ2の大きさを小さくすることが可能となるため、回動角センサ1の更なる小型化に貢献することができる。なお、このようなコア部材及び励磁コイルについての変形は、他の第2〜第6の実施形態においても、同様に適用可能である。
【0050】
また、上記第1〜第6の実施形態においては、センシング部材4、17、19の幅がコア部材3、8、16の移動方向に沿って連続的に減少又は増大しているが、センシング部材は種々の形状をとることが可能である。例えば、センシング部材の幅が階段状に減少又は増大する平面形状であってもよい。
また、本発明に係る回動角センサは、例えばロボットアームのように回動角度を測定する必要ある回動機構を有するものであれば、どのような装置にも広範に使用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
即ち、請求項1に係る回動角センサによれば、磁気回路を形成する励磁コイルとセンシング部材とが対向する平面対向形をとっているため、大幅な小型化と低価格化を実現することができる。
【0052】
また、請求項2に係る回動角センサによれば、励磁コイルを有するコア部材を回動させ、円弧状に延びるセンシング部材を固定しているため、更なる小型化を実現することができる。
また、請求項3に係る回動角センサによれば、コア部材に対してセンシング部材を挟んでサブコアが対向配置されているため、安定した磁気回路を形成して振動等に起因するノイズの発生を抑制し、シャフトの回動角度の測定精度を向上させることができる。
【0053】
また、請求項4に係る回動角センサによれば、2つのコア部材がセンシング部材を挟んで対向配置されているため、センシング部材に発生する渦電流の大きさを大きくして、シャフトの回動角度の測定精度を高めることができる。
また、請求項5に係る回動角センサによれば、コア部材及びセンシング部材を挟んで電気遮蔽層が設置されているため、センシング部材に発生する渦電流が安定したものとなり、シャフトの回動角度の測定精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施形態に係る回動角センサを示す平面図、(b)は(a)のA1−A1線断面図である。
【図2】図1の回動角センサで使用する回動角度測定装置の一例を示す回路図である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施形態に係る回動角センサを示す平面図、(b)は(a)のA2−A2線断面図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施形態に係る回動角センサを示す平面図、(b)は(a)のA3−A3線断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係る回動角センサを示す断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係る回動角センサを示す平面図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係る回動角センサを示す平面図である。
【図8】図7の回動角センサで使用する回動角度測定装置の一例を示す回路図である。
【図9】コア部材の変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 第1の実施形態に係る回動角センサ
2 ロータ
2a 下部ロータ部
2b 上部ロータ部
3 コア部材
3a コア本体
3b 励磁コイル
4 センシング部材
5 回動角度測定装置
5a 発振回路
5b 分周回路
5c 位相シフト部
5d 位相シフト量検出部
5e コンバータ
5f 増幅回路
5g 測定部
6 ケース
7 支持部材
8 第2の実施形態に係る回動角センサ
9 サブコア
10 第3の実施形態に係る回動角センサ
11 コア部材
11a コア本体
11b 励磁コイル
12 第4の実施形態に係る回動角センサ
13a、13b 電気遮蔽層
14 第5の実施形態に係る回動角センサ
15 ロータ
16 コア部材
16a コア本体
16b 励磁コイル
17 センシング部材
18 第6の実施形態に係る回動角センサ
19 センシング部材
20 回動角度測定装置
20c 位相シフト部
20d 位相シフト量検出部
20e コンバータ
20g 測定部
20h 差動アンプ
20j シフトレベル調整部
21 コア部材
21a コア本体
21b 励磁コイル
Sh シャフト

Claims (7)

  1. ケースと、
    そのケースに回動可能に取り付けられたシャフトと、
    そのシャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成されたロータと、
    そのロータ上に設けられ、
    励磁コイルを保持するコア部材と、
    前記ケースに固定して取り付けられ、前記コア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記コア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されているセンシング部材と、
    前記励磁コイルに接続され、特定周波数の発振信号を発信する発振手段を有し、前記コア部材の移動に伴って変動する前記励磁コイルのインピーダンスの変動量に基づいて、前記ロータの回動角度を測定する回動角度測定装置と、
    を備えたことを特徴とする回動角センサ。
  2. 前記センシング部材を間に挟んで、サブコアが前記コア部材に対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回動角センサ。
  3. 前記センシング部材を間に挟んで、2つの前記コア部材が対向配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回動角センサ。
  4. 前記コア部材及び前記センシング部材を挟んで、電気遮蔽層が設置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の回動角センサ。
  5. ケースと、
    そのケースに回動可能に取り付けられたシャフトと、
    そのシャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成された第1のロータと、
    その第1のロータ上に設けられ、
    第1の励磁コイルを保持する第1のコア部材と、
    前記ケースに固定して取り付けられ、前記第1のコア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記第1のコア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されている第1のセンシング部材と、
    前記シャフトに取り付けられ、回動半径方向に延びて形成された第2のロータと、
    その第2のロータ上に設けられ、
    第2の励磁コイルを保持する第2のコア部材と、
    前記ケースに固定して取り付けられ、前記第2のコア部材に所定の間隔をおいて対向配置され、幅が前記第2のコア部材の移動方向に沿って連続的に減少又は増大するように円弧状に形成されている第2のセンシング部材と、
    前記第1の励磁コイル及び第2の励磁コイルに接続され、特定周波数の発振信号を発信する発振手段を有し、前記第1のコア部材及び第2のコア部材の移動に伴って変動する前記第1の励磁コイル及び第2の励磁コイルのインピーダンスの変動量に基づいて、前記第1のロータ及び第2のロータの回動角度を測定する回動角度測定装置とを備え、
    前記第1のロータ、前記第1のコア部材及び前記第1のセンシング部材を前記シャフトを軸にして180°回転させた位置に、前記第2のロータ、前記第2のコア部材及び前記第2のセンシング部材が配置されている、
    ことを特徴とする回動角センサ。
  6. 前記第1のセンシング部材の幅と前記第2のセンシング部材の幅は、同一方向に連続的に減少又は増大していることを特徴とする請求項5に記載の回動角センサ。
  7. 前記第1のセンシング部材の幅と前記第2のセンシング部材の幅は、逆方向に連続的に減少又は増大していることを特徴とする請求項5に記載の回動角センサ。
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