JP2006264508A - サスペンション構造 - Google Patents

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満 榎本
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Abstract

【課題】上下方向の荷重を分散させると共に、軽量化を図り得るサスペンション構造を提供する。
【解決手段】トランスミッション25を、クロスビーム28を介して支持するシャシフレーム1と、シャシフレーム1を支持するようアクスル2の上方に配置されるエアスプリング27とを備えたサスペンション構造であって、エアスプリング27とアクスル2の間に、上下荷重が加わった際にクロスビーム28に当接する係止手段30を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はサスペンション構造に関するものである。
車両走行時には、できるだけ車両の上下、前後、左右の極端な揺れや傾きを防止し、運転者が操縦性良く快適に運転できるよう、又、運転者や同乗者の乗心地が良好となるよう、従来から種々のサスペンション構造が用いられている。而して、斯かるサスペンション構造の従来の一例としては、図3、図4に示すように、リーフスプリングとエアスプリングを併用したものがある。なお、図3、図4に示すサスペンション構造はフロントのものを示している。
図中、1は車両のシャシフレーム、2はシャシフレーム1の下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスルである。アクスル2の車両幅方向両側には、左右一対の車輪3が装着されている。
アクスル2の左右上面には、アクスル2を基準として車両前後方向へ延在するリーフスプリング4が取付けられていると共に、リーフスプリング4のアクスル2上方部には、リーフスプリング4と共にアクスル2に対し締結されるよう、エアスプリング取付部材5が装着されている。又、エアスプリング取付部材5上には、アクスル2の中心位置から車両後方側へオフセットされて、シャシフレーム1を支持するエアスプリング6が搭載されている。
シャシフレーム1に取付けられたブラケット7に設けた水平ピン8には、ブッシュ9を介して、リーフスプリング4の一端が枢支されている。又、シャシフレーム1に取付けられたブラケット10には、水平ピン11を介してシャックル12が枢支され、シャックル12の下端に取付けた水平ピン13には、ブッシュ14を介して、リーフスプリング4の他端が枢支されている。ここで、リーフスプリング4は、水平ピン8の中心から水平ピン13の中心に至る水平方向において、板厚、板幅とも略等しく形成されている。
シャシフレーム1に搭載したステアリングボックス15の出力軸16には、ピットマンアーム17が取付けられ、ピットマンアーム17の下端には、玉継手18を介してドラッグリンク19の一端が連結され、エアスプリング取付部材5上に固設されたナックルアーム20には、玉継手21を介してドラッグリンク19の他端が連結されている。
又、シャシフレーム1には、図4に示す如く接続部材22を介し、車両幅方向へ延在するクロスビーム23が備えられており、クロスビーム23には、マウント部24を介してトランスミッション25が設置されている。
このようなサスペンション構造において、車輪3から上下方向の突き上げ荷重が作用した場合には、アクスル2、リーフスプリング4、エアスプリング取付部材5を介してエアスプリング6に荷重がかかり、エアスプリング6内のストッパ6aにより荷重を低減するようにしている。
なお、サスペンション構造の先行技術文献としては、特許文献1〜3がある。
特開平11−105522号公報 特開平10−109512号公報 実開平5−17242号公報
しかしながら、エアスプリング6で上下方向の大荷重に対応する場合には、エアスプリング6、エアスプリング取付部材5等の剛性及び強度を高める必要があるため、全体の重量が増加し、車両の燃費等を向上させることができないという問題があった。又、エアスプリング6で荷重を低減してもトランスミッション25及びクロスビーム23の振動を好適に抑制することができないという問題があった。
本発明は上述の実情に鑑み、上下方向の荷重を分散させると共に、軽量化を図り得るサスペンション構造を提供することを目的としてなしたものである。
本発明は、トランスミッションを、クロスビームを介して支持するシャシフレームと、該シャシフレームを支持するようアクスルの上方に配置されるエアスプリングとを備えたサスペンション構造であって、前記エアスプリングとアクスルの間に、上下荷重が加わった際に前記クロスビームに当接する係止手段を備えたことを特徴とするサスペンション構造、にかかるものである。
本発明において、係止手段を、エアスプリングとアクスルの間に位置するエアスプリング取付部材に備えることが好ましい。
本発明において、係止手段は、ブラケットを介して配置されるストッパラバーであることが好ましい。
本発明は、クロスビームに、係止手段が当接する支持面を形成することが好ましい。
本発明は、クロスビームの支持面を、トランスミッションのマウンティング部分に対応させることが好ましい。
本発明は、クロスビームの支持面をクロスビームの屈曲部に斜面として形成すると共に、係止手段を前記斜面に対抗させるように構成することが好ましい。
本発明のサスペンション構造によれば、上下荷重が加わった際にクロスビームに当接する係止手段を備えることにより、上下荷重をエアスプリングへ作用させると共に係止手段を介してクロスビームへ分散させるので、エアスプリング等の剛性及び強度を高めることを不要にして全体を軽量化し、車両の燃費等を向上させることができる。又、上下荷重が加わった際にクロスビームに当接する係止手段を備えるので、係止手段によりクロスビームの振動、及びトランスミッションの振動を抑制することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施の形態例であって、図中、図4と同一の符号を付した部分は同一のものを表わしており、基本的な構成は図4に示す従来のものと同様である。
本発明の形態例のサスペンション構造は、リーフスプリング4のアクスル2上方部には、リーフスプリング4と共にアクスル2に対し締結されるよう、エアスプリング取付部材26が装着されている。又、エアスプリング取付部材26上には、アクスル2の中心位置から車両後方側へオフセットされて、シャシフレーム1を支持するエアスプリング27が搭載されている。更に、シャシフレーム1には、接続部材22を介し、車両幅方向へ延在するクロスビーム28が備えられており、クロスビーム28には、マウント部24を介してトランスミッション25が設置されている。
クロスビーム28の屈曲部には、斜面として形成される支持面29を構成しており、クロスビーム28の支持面29は、トランスミッション25のマウンティング部分に対応するようマウント部24を配したクロスビーム28位置の裏面に形成されている。
一方、エアスプリング27とアクスル2の間に位置するエアスプリング取付部材26には、クロスビーム28の斜面の支持面29に対抗する係止手段30を備えており、係止手段30は、エアスプリング取付部材26にボルト31で固定されて傾斜面32を形成するブラケット33と、ブラケット33の傾斜面32に配置されるストッパラバー34とを備えている。
以下、本発明の実施の形態例の作用を説明する。
車輪3から上下方向の突き上げ大荷重(上下荷重)が作用した場合には、アクスル2、リーフスプリング4、エアスプリング取付部材26を介してエアスプリング27に荷重がかかる。この時、同時に係止手段30のストッパラバー34がクロスビーム28の斜面の支持面29に当接し、上下方向の突き上げ大荷重(上下荷重)を、エアスプリング取付部材26、ブラケット33、ストッパラバー34を介してクロスビーム28へ分散させる。
ここで、係止手段30のストッパラバー34がクロスビーム28の支持面29に当接した際に、クロスビーム28の支持面29における力の方向(A)と、係止手段30のストッパラバー34における力の方向(B)とについて検討すると、ストッパラバー34の上下方向の力B1は、ストッパラバー34がブラケット33の傾斜面32に形成されることによりB2とB3になる一方で、クロスビーム28の下方に向かう力A1は、クロスビーム28の支持面29が斜面であることによりA2とA3になる。これにより、ストッパラバー34の力A1とクロスビーム28の力B1、ストッパラバー34の力A2とクロスビーム28の力B2、ストッパラバー34の力A3とクロスビーム28の力B3は、夫々力の方向が逆方になり、制振作用を生じてクロスビーム28の振動を抑制する。
このように、実施の形態例によれば、上下方向の荷重(上下荷重)が加わった際にクロスビーム28に当接する係止手段30を備えることにより、上下方向の荷重をエアスプリング27へ作用させると共に係止手段30を介してクロスビーム28へ分散させるので、エアスプリング27等の剛性及び強度を高めることを不要にして全体を軽量化し、車両の燃費等を向上させることができる。又、エアスプリング27においてはストッパ6aを不要にすることができる。更に、上下荷重が加わった際にクロスビーム28に当接する係止手段30を備えるので、係止手段30によりクロスビーム28の振動、及びトランスミッション25の振動を抑制することができる。
係止手段30を、エアスプリング27とアクスル2の間に位置するエアスプリング取付部材26に備えると、上下方向の荷重をエアスプリング取付部材26から係止手段30を介してクロスビーム28へ分散させるので、エアスプリング27、エアスプリング取付部材26の剛性及び強度を高めることを不要にして全体を一層軽量化し、車両の燃費等を向上させることができる。又、エアスプリング取付部材26においては肉厚を薄くすることができる。更に、係止手段30をエアスプリング取付部材26に備えるので、係止手段30によりクロスビーム28の振動、及びトランスミッション25の振動を容易に抑制することができる。
係止手段30は、ブラケット33を介して配置されるストッパラバー34であると、係止手段30がクロスビーム28に当接する際に、ストッパラバー34により、係止手段30がクロスビーム28に滑ることなく当接するので、上下方向の荷重の分散、及びトランスミッション25の振動の抑制を適切に行うことができる。
クロスビーム28に、係止手段30が当接する支持面29を形成すると、係止手段30がクロスビーム28に当接する際に、支持面29により、係止手段30がクロスビーム28に容易に当接するので、上下方向の荷重の分散、及びトランスミッション25の振動の抑制を適切に行うことができる。
クロスビーム28の支持面29を、トランスミッション25のマウンティング部分に対応させると、係止手段30が当接するクロスビーム28の支持面29について剛性及び強度を高める必要がなく、全体を一層軽量化し、車両の燃費等を向上させることができる。又、クロスビーム28の振動及びトランスミッション25の振動を容易に抑制することができる。
クロスビーム28の支持面29をクロスビーム28の屈曲部に斜面として形成すると共に、係止手段30を斜面に対抗させるように構成すると、係止手段30がクロスビーム28に当接する際に、支持面29の傾斜及び係止手段30の傾斜により、係止手段30がクロスビーム28に好適に当接し、上下方向の荷重の分散、及びトランスミッション25の振動の抑制を十分に行うことができる。
なお、本発明のサスペンション構造は、上下方向の荷重を分散させるならば、係止手段の構造や支持面の位置を変更しても良いこと、エアスプリングの位置は車両後方側へオフセットする場合に限定されるものではないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のサスペンション構造の実施の形態例を示す概略図である。 本発明のサスペンション構造において上下に荷重が作用した際の力の分散状況を示す概念図である。 従来のサスペンション構造の一例を示す側面図である。 図3のIV−IV矢視図である。
符号の説明
1 シャシフレーム
2 アクスル
25 トランスミッション
26 エアスプリング取付部材
27 エアスプリング
28 クロスビーム
29 支持面
30 係止手段
33 ブラケット
34 ストッパラバー

Claims (6)

  1. トランスミッションを、クロスビームを介して支持するシャシフレームと、該シャシフレームを支持するようアクスルの上方に配置されるエアスプリングとを備えたサスペンション構造であって、前記エアスプリングとアクスルの間に、上下荷重が加わった際に前記クロスビームに当接する係止手段を備えたことを特徴とするサスペンション構造。
  2. 係止手段を、エアスプリングとアクスルの間に位置するエアスプリング取付部材に備えたことを特徴とする請求項1記載のサスペンション構造。
  3. 係止手段は、ブラケットを介して配置されるストッパラバーであることを特徴とする請求項1又は2記載のサスペンション構造。
  4. クロスビームに、係止手段が当接する支持面を形成したことを特徴とする請求項1記載のサスペンション構造。
  5. クロスビームの支持面を、トランスミッションのマウンティング部分に対応させたことを特徴とする請求項4記載のサスペンション構造。
  6. クロスビームの支持面をクロスビームの屈曲部に斜面として形成すると共に、係止手段を前記斜面に対抗させるように構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のサスペンション構造。
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