JP2006290100A - フロントサスペンション - Google Patents

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JP2006290100A
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Shuichi Osano
修一 小佐野
Takanori Notake
孝範 野竹
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Hino Motors Ltd
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Abstract

【課題】サスペンション構造の軽量化を図ると共に、操縦性・安定性及び乗心地を向上するフロントサスペンションを提供する。
【解決手段】フロントアクスル16と前方のサイドレール3との間に連結されるアッパートルクロッド21と、アッパートルクロッド21及びエンジン12の下方に位置してフロントアクスル16の両側とサイドレール3の両方との間に連結される四点リンク22とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明はフロントサスペンションに関するものである。
図3〜図5に示すように大型車両のフロントサスペンション構造の一例を示すもので、図中1は車幅方向(図3における上下方向)に延びるフロントアクスルを示し、フロントアクスル1の両端に車輪2が軸支されるようになっている。
そして、左右のサイドレール3と交差するフロントアクスル1の適宜位置には、ブラケット4が装着されており、ブラケット4は、サイドレール3を支えるエアスプリング5の受け座を成すようになっている。
又、エアスプリング5より前方のサイドレール3には、下方向きに延びるサポート部材6が取り付けられており、サポート部材6の下端部とブラケット4の前面部との間には、傾動自在に連結されるロアトルクロッド7とアッパートルクロッド8を備えている。
ロアトルクロッド7及びアッパートルクロッド8の後端部が連結されているブラケット4には、その直上のサイドレール3に上端部を連結したショックアブソーバ9の下端部も連結されており、ショックアブソーバ9は上下方向の振動の揺り返しを抑制して振動減衰を図るようになっている。
又、左右のサポート部材6の相互間には、フロントアクスル1の前方にスタビライザ10が架設されると共に、フロントアクスル1の後方にエンジンマウント11が連結されている。なお、図3中12はエンジンマウント11等に載置されるエンジンを示し、13はオイルパンを示している。
そして、左側のエアスプリング5直後のサイドレール3下面と、右側のエアスプリング5近傍のフロントアクスル1との間には、ブラケット14を介して、斜めに連結されるラテラルロッド15を配置しており、ラテラルロッド15は車体の車幅方向の動きを規正するようになっている。
なお、サスペンションの先行技術文献としては、特許文献1がある。
特表2000−515460号公報
しかしながら、ラテラルロッド15はブラケット14を介して配置するため、サスペンション構造の軽量化を図ることが困難であるという問題があった。又、フロントサスペンションがストロークした際には、フロントアクスル1が図5に示す如く横方向へずれるスカッフ変化Sを生じるため、ふらつきにより操縦性・安定性が悪化すると共に、キャブ(図示せず)の横揺れ振動により乗心地が悪化するという問題があった。更に、ラテラルロッド15によりロールセンタがフロントアクスル1の後方に位置するので、車輪2に横方向から荷重が作用した際には、フロントアクスルの後方でロールしてオーバーステアを生じるという問題があった。なお、ラテラルロッド15は構成上フロントアクスル1の前方へ配置することができない。
本発明は、上述の実情に鑑み、サスペンション構造の軽量化を図ると共に、操縦性・安定性及び乗心地を向上するフロントサスペンションを提供することを目的としてなしたものである。
本発明は、フロントアクスルと前方のサイドレールとの間に連結されるアッパートルクロッドと、該アッパートルクロッド及びエンジンの下方に位置してフロントアクスルの両側とサイドレールの両方との間に連結される四点リンクとを備えたことを特徴とするフロントサスペンション、にかかるものである。
本発明は、四点リンクの中心をフロントアクスルより車両前方に配置することが好ましい。
本発明は、四点リンクをオイルパンの下方に配置することが好ましい。
本発明によれば、アッパートルクロッド及びエンジンの下方に四点リンクを配置するので、ラテラルロッド等の部材を不要にし、サスペンション構造を軽量化することができる。又、フロントサスペンションがストロークした場合であっても、四点リンクによりスカッフ変化を抑制するため、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
四点リンクの中心をフロントアクスルより車両前方に配置すると、車輪に横方向から荷重が作用した場合には、四点リンクの中心がロールセンタとなってフロントアクスルの前方でロールするため、アンダーステアになり、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
四点リンクをオイルパンの下方に配置すると、四点リンクが車輪に対して高い位置になることがないので、ジャッキアップ現象を抑制し、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
以上、本発明のフロントサスペンションによれば、サスペンション構造の軽量化を図ると共に、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施の形態例であって、図中、図3〜図5と同一の符号を付した部分は同一のものを表わしている。
本発明の形態例のフロントサスペンションは、エンジン12及びオイルパン13の下部を迂回して左右のサイドレール3と交差するフロントアクスル16を備えており、フロントアクスル16には、サイドレール3を支えるエアスプリング17の受け座を成すよう、ブラケット18を装着している。又、エアスプリング17より前方のサイドレール3には、下方向きに延びるサポート部材19を取り付けている。更にブラケット18には、その直上のサイドレール3に上端部を連結したショックアブソーバ20の下端部を連結しており、ショックアブソーバ20は上下方向の振動の揺り返しを抑制して振動減衰を図るようにしている。
サポート部材19の下端部とブラケット18の前面部との間には、サイドレール3方向に沿って延在すると共に傾動自在に連結されるアッパートルクロッド21を備えており、又、サポート部材19の下端部とブラケット18の前面部には、フロントアクスル16の両側とサイドレール3の両方に夫々接続されるよう、アッパートルクロッド21及びオイルパン13の下方に位置すると共に傾動自在に連結されるX状の四点リンク22を配置している。
ここで、四点リンク22は、中心を車両のロール中心にすると共に、高さを車輪2の位置より高くならないよう車輪2の中心高さに近い高さにしている。
以下、本発明の実施の形態例の作用を説明する。
フロントサスペンションがストロークする際には、エアスプリング17、ショックアブソーバ20を含め、アッパートルクロッド21と共に四点リンク22が傾動し、路面からの衝撃を直接ボディーに伝えないようにする。又、ラテラルロッド15と同様に車体の車幅方向の動きを規正する。
このように、実施の形態例によれば、アッパートルクロッド21及びエンジン12の下方に四点リンク22を配置するので、ラテラルロッド15やブラケット14等の部材を不要にし、サスペンション構造を軽量化することができる。又、フロントサスペンションがストロークした場合であっても、四点リンク22によりスカッフ変化を抑制するため、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
四点リンク22の中心をフロントアクスル16より車両前方に配置すると、車輪2に横方向から荷重が作用した場合には、四点リンク22の中心がロールセンタCとなってフロントアクスル16の前方でロールするため、アンダーステアになり、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。又、アンダーステアにすることにより、斜面を走行する際に斜面から受ける横力によってハンドルが取られる等のワンダリングを抑制し、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
四点リンク22をオイルパン13の下方に配置すると、四点リンク22が車輪2に対して高い位置になることがないので、車体がロールした場合等にボディが浮き上がるジャッキアップ現象を抑制し、操縦性・安定性及び乗心地を向上することができる。
なお、本発明のフロントサスペンションにおいては、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明のフロントサスペンションの実施の形態例を示す平面図である。 図1のII−II矢視図である。 従来のフロントサスペンションの一例を示す平面図である。 図3のIV−IV矢視図である。 図3のV−V矢視図である。
符号の説明
3 サイドレール
12 エンジン
13 オイルパン
16 フロントアクスル
21 アッパートルクロッド
22 四点リンク

Claims (3)

  1. フロントアクスルと前方のサイドレールとの間に連結されるアッパートルクロッドと、該アッパートルクロッド及びエンジンの下方に位置してフロントアクスルの両側とサイドレールの両方との間に連結される四点リンクとを備えたことを特徴とするフロントサスペンション。
  2. 四点リンクの中心をフロントアクスルより車両前方に配置した請求項1記載のフロントサスペンション。
  3. 四点リンクをオイルパンの下方に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のフロントサスペンション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9346474B2 (en) 2010-12-17 2016-05-24 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Vehicle and travel device for same

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JP2000255239A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Mitsubishi Motors Corp エアスプリング取付構造
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JP2004299526A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd 車両用サスペンション装置

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