JP4047145B2 - エアサスペンション構造 - Google Patents
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- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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- B60G2202/10—Type of spring
- B60G2202/15—Fluid spring
- B60G2202/152—Pneumatic spring
- B60G2202/1524—Pneumatic spring with two air springs per wheel, arranged before and after the wheel axis
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアサスペンション構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バス等の車両においては、走行時にできるだけ上下、前後、左右の極端な揺れや傾きを防止し、運転者が操縦性良く快適に運転できるよう、又、運転者や乗客の乗心地が良好となるよう、エアサスペンションが用いられている。
【0003】
而して、エアサスペンションは車両のリバウンド時には、エアスプリングが伸びきってストロークを規制することができないため、エアスプリングの空気圧を調整するためのレベリングバルブが故障したり、又、悪路走行時にエアスプリングが過大に伸びた場合には、エアスプリングのダイヤフラムやショックアブソーバが損傷する虞がある。
【0004】
従来の車両においてリバウンドストロークを規制するための装置としては、特許文献1に示すように、ばね上側の車体とばね下側の車輪とをロータリダンパのアームとリンクを通して互いに連結したサスペンション装置において、車輪に対する車体の許容上限位置近傍でアームとリンクによるプログレッシブ性によりロータリダンパの伸側発生減衰力が急激に増加するように、アームとリンクの取付角度を設定して配置したものがある。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−186653号公報(図1、図2)
【0006】
又、特許文献や非特許文献には示されていないが、ショックアブソーバにストッパを設けたものやオイルロック機構を設けたものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のごとく、従来、車両のリバウンドストロークを規制するためには、特別な手段が必要となり、価格が高価となるという問題がある。
【0008】
本発明は、斯かる実情に鑑み、リバウンドストロークの規制を簡単な手段で安価に行い得るようにしたエアサスペンション構造を提供することを目的としてなしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1のエアサスペンション構造は、車輪を支持するアクスルに取付けられ且つ車両前後方向へ延在するサポートビームと、該サポートビームに設置されてシャーシフレームを支持し得るようにしたエアスプリングと、前記サポートビームの上方部に配置された左右一対のトルクロッドを備えたエアサスペンション構造であって、前記トルクロッドは、平面視でハの字状に配設されると共に、前記シャーシフレームに形成した貫通孔を貫通しているものである。
【0011】
本発明によれば、特別な手段を設けることなく、エアサスペンションのリバウンドストロークやバウンドストロークの問題を安価に解決することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明を実施する形態の一例である。
図中、1は車両のシャーシフレーム、2はシャーシフレーム1の下部に車両幅方向へ延在するよう配置されたアクスル、3はアクスル2の長手方向両端に装着された左右一対の車輪、4はアクスル2の長手方向両端部近傍に車輪3よりもシャーシフレーム1側に位置するよう装着されて車両前後方向へ延在するサポートビーム、5はサポートビーム4の長手方向両端部上面に搭載されてシャーシフレーム1の側面から左右外方へ突出させたフレーム6を介してシャーシフレーム1を支持するエアスプリングである。
【0013】
7は平面視でハの字状に配設されると共に、一端部をアクスル2の車両幅方向中央部上面に固設され、且つ、他端部をフレーム6の車両前方側の部分にエアスプリング5に近接するよう固設された左右一対のトルクロッド、8はトルクロッド7が貫通するよう、シャーシフレーム1に形成された車両軽量化用の貫通孔である。トルクロッド7と貫通孔8との隙間は適切に設定することにより、機械的にリバウンドストロークを規制し得るようになっていると共に、バウンドストロークをも規制し得るようになっている。
【0014】
9はエアスプリング5に近接して配置されたショックアブソーバである。
【0015】
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
車両走行時に車両がリバウンドした場合には、エアスプリング5が伸びてトルクロッド7の上端は貫通孔8の上縁部に干渉するため、車両のリバウンドストロークが規制される。又、車両がバウンドした場合には、エアスプリング5が縮んでトルクロッド7の下端は貫通孔8の下縁に干渉するため、車両のバウンドストロークが規制される。
【0016】
本発明の図示例では、トルクロッド7をシャーシフレーム1に設けた貫通孔8に貫通させると共に、トルクロッド7と貫通孔8との隙間を適切に設定することにより、特別な手段を設けることなく、エアサスペンションのリバウンドストロークやバウンドストロークの問題を安価に解決することができる。
【0017】
なお、本発明のエアサスペンション構造は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明のエアサスペンション構造によれば、特別な手段を設けることなく、エアサスペンションのリバウンドストロークやバウンドストロークの問題を安価に解決することができる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアサスペンション構造の実施の形態の一例の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【符号の説明】
1 シャーシフレーム
2 アクスル
3 車輪
4 サポートビーム
5 エアスプリング
6 フレーム
7 トルクロッド
8 貫通孔
9 ショックアブソーバ
Claims (1)
- 車輪を支持するアクスルに取付けられ且つ車両前後方向へ延在するサポートビームと、該サポートビームに設置されてシャーシフレームを支持し得るようにしたエアスプリングと、前記サポートビームの上方部に配置された左右一対のトルクロッドを備えたエアサスペンション構造であって、前記トルクロッドは、平面視でハの字状に配設されると共に前記シャーシフレームに形成した貫通孔を貫通していることを特徴とするエアサスペンション構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002338915A JP4047145B2 (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | エアサスペンション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002338915A JP4047145B2 (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | エアサスペンション構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004168248A JP2004168248A (ja) | 2004-06-17 |
JP4047145B2 true JP4047145B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=32701997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002338915A Expired - Fee Related JP4047145B2 (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | エアサスペンション構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4047145B2 (ja) |
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2002
- 2002-11-22 JP JP2002338915A patent/JP4047145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004168248A (ja) | 2004-06-17 |
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