JP2006264174A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄液の過剰消費を抑えるとともに吸収体による搬送ベルトの駆動障害を抑制する。
【解決手段】 インクジェットプリンタ1には、用紙を搬送する搬送ベルト8が設けられている。搬送ベルト8の外周面8aには、吸収体21とブレード31とが接触している。吸収体21には、開閉バルブが開状態にされるとタンク内の洗浄液が供給される。また、吸収体21は、湿った状態において搬送ベルト8の外周面8aに吸収した洗浄液を塗布する。ブレード31は、吸収体21によって搬送ベルト8の外周面8aに塗布された洗浄液を掻き取る。開閉バルブは、洗浄液供給制御部によってその開閉が制御される。制御部が印刷信号を受信したときに、洗浄液供給制御部は、搬送ベルト8が走行する前に開閉バルブを0.7秒間だけ「開」として、吸収体21に洗浄液が供給されるように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体にインクを吐出して印刷するインクジェット記録装置に関する。
特許文献1には、インクジェットヘッドからインクを吐出して記録媒体に印刷するときに、洗浄液を吸収した吸収体を搬送ベルトに接触させて洗浄液を搬送ベルトに付着させるとともに、ゴムブレードで搬送ベルト上に付着した洗浄液及びインクなどを払拭するインクジェット記録装置について記載されている。このインクジェット記録装置においては、印刷終了後に、吸収体に所定量の洗浄液を供給し、洗浄液を吸収した吸収体が乾燥しないようにキャップで吸収体を覆っている。
特開2004−196505号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のインクジェット記録装置においては、走行中の搬送ベルトに吸収体を接触させるため、吸収体に吸収された洗浄液が不足すると搬送ベルトと吸収体との間に大きな摩擦力が生じ、搬送ベルトの走行が不安定になる虞があった。しかしながら、吸収体に常に適量の洗浄液が吸収されるように洗浄液を供給すると、洗浄液の使用量が多くなり、ランニングコストが上昇するという問題があった。
そこで、本発明は、洗浄液の過剰消費を抑えるとともに吸収体による搬送ベルトの駆動障害を抑制するインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明のインクジェット記録装置は、複数のローラと、これらローラに架け渡されたエンドレスの搬送ベルトと、前記搬送ベルトの一表面に載置された記録媒体を所定搬送方向に移動させるように前記ローラを回転させる搬送ベルト駆動手段と、記録媒体にインクを吐出する複数のノズルが形成されたインクジェットヘッドと、洗浄液を吸収するとともに前記搬送ベルトの一表面と接触することによって吸収された洗浄液を前記搬送ベルトの一表面に塗布する吸収体と、前記吸収体と前記搬送ベルトとの接触位置よりも前記搬送ベルトの走行方向下流側において前記搬送ベルトの一表面と接触し、前記搬送ベルトの一表面に付着したインクを掻き取る掻取手段と、前記吸収体に洗浄液を供給する供給手段と、前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を制御する供給制御手段とを備えている。そして、前記供給制御手段は、印刷指令に応じて、前記搬送ベルト駆動手段による前記搬送ベルトの駆動が開始される前に前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を第1所定時間の間行わせる。
これによると、印刷指令に応じて、吸収体に洗浄液が供給されてから搬送ベルトが駆動され記録媒体に印刷が行われるので、搬送ベルトの駆動直前において、吸収体は洗浄液を吸収して湿った状態となっている。そのため、印刷前に吸収体が乾燥していても、吸収体による搬送ベルトの駆動障害を防止しつつ搬送ベルトの洗浄を良好に行うことができる。しかも、吸収体に洗浄液が満たされた状態で印刷が開始されるので、吸収体の乾燥防止対策を講じる必要がなく、上記公報に記載された吸収体の乾燥防止機構(キャップなど)が不要となる。また、印刷開始に応じたタイミングで適量の洗浄液が供給されるので、洗浄液が無駄に消費されることを回避することができる。
本発明において、前記供給制御手段は、前記インクジェットヘッドによる記録媒体への印刷中において、前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を定期的に行わせることが好ましい。これにより、印刷時間が長い場合でも吸収体の乾燥を防止することができる。
また、このとき、前記供給制御手段は、記録媒体への印刷中に定期的に行わせる前記吸収体への洗浄液の供給を、前記第1所定時間よりも短い時間行わせていてもよい。これにより、印刷中において、吸収体に含まれた洗浄液を適量とすることができる。加えて、吸収体への洗浄液の過剰供給を抑制することができ、洗浄液の無駄をなくすことができる。
また、このとき、前記供給制御手段は、記録媒体の印刷中における前記吸収体への洗浄液の供給を、第2所定時間経過または所定枚数印刷する度に行わせていてもよい。これにより、印刷時間が長い場合または印刷枚数が多い場合でも吸収体の乾燥を確実に防止することができる。
また、本発明において、前記供給制御手段は、前記吸収体への洗浄液の供給が行われた後の経過時間が第3所定時間を超えてから主電源が投入された場合に、前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を行わせることが好ましい。これにより、吸収体への洗浄液の供給を吸収体が乾燥したときに限って行うことができる。そのため、洗浄液の過剰供給を抑制することができる。
また、このとき、前記供給制御手段は、主電源の投入に応じて行わせる前記吸収体への洗浄液の供給を、前記第1所定時間よりも長い時間行わせていてもよい。これにより、主電源の長時間の電源OFFにより吸収体がほぼ完全に乾燥したとしても、所定量の洗浄液を吸収体に供給することができる。
また、本発明において、前記供給手段が、前記吸収体に供給される前記洗浄液を貯溜するタンクと、前記吸収体と前記タンクとを接続するチューブと、前記チューブ内の流路を開閉する開閉弁とを含んでおり、前記供給制御手段が、前記開閉弁の開閉を制御していることが好ましい。これにより、開閉弁の開閉時間を制御するだけで洗浄液の供給量制御が容易に行える。
また、本発明において、前記供給手段が、前記吸収体に供給される前記洗浄液を貯溜するタンクと、前記吸収体と前記タンクとを接続するチューブと、前記タンク内の洗浄液を前記吸収体に移送するポンプとを含んでおり、前記供給制御手段が、前記ポンプの駆動を制御していることが好ましい。これにより、ポンプの駆動時間を制御するだけで洗浄液の供給量制御が容易に行える。また、タンクの設置位置の自由度が高くなる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの全体的な構成を示す概略測断面図である。図1に示すよインクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)1は、4つのインクジェットヘッド2を有するカラーインクジェットプリンタである。このインクジェットプリンタ1には、図中右方に給紙部11が、図中左方に排紙部12がそれぞれ構成されている。また、インクジェットプリンタ1は、インクジェットプリンタ1を制御するための制御部60(図3参照)を備えている。
インクジェットプリンタ1の内部には、給紙部11から排紙部12に向かって用紙(記録媒体)が搬送される用紙搬送経路が形成されている。給紙部11のすぐ下流側には、用紙を狭持搬送する一対の送りローラ5a,5bが配置されている。一対の送りローラ5a,5bによって用紙は図中右方から左方へ送られる。用紙搬送経路の中間部には、2つのベルトローラ6,7と、両ローラ6,7間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト8とが設けられている。搬送ベルト8の外周面(一表面)8aにはシリコーン処理が施されており、粘着力を有している。ベルトローラ7と対向する位置には、押さえローラ4が配置されており、給紙部11から送りローラ5a,5bによって送り出された用紙を搬送ベルト8の外周面8aに押さえ付けている。
搬送ベルト8の下方には、搬送モータ9が配置されており、搬送モータ9の軸9aとベルトローラ6の軸6aとに駆動ベルト10が架け渡されている。これら搬送モータ9及び駆動ベルト10により搬送ベルト駆動手段が構成されている。搬送モータ9の回転軸9aが図中反時計回りに回転することで、ベルトローラ6が反時計回りに回転駆動される。そして、ベルトローラ6,7に架け渡された搬送ベルト8がベルトローラ6の回転に伴って用紙搬送方向(図1中矢印で示す方向)に走行する。こうして、搬送ベルト8は、押さえローラ4によって外周面8aに押さえ付けられた用紙をその粘着力により保持しながら、ベルトローラ6の図中反時計回りの回転駆動によって下流側(左方)に向けて搬送できるようになっている。
用紙搬送経路に沿って搬送ベルト8のすぐ下流側には、剥離機構13が設けられている。剥離機構13は、搬送ベルト8の搬送面8aに粘着されている用紙を搬送面8aから剥離して、図1中左方の排紙部12へ向けて送るように構成されている。
ベルトローラ6の左斜め下の位置には、ベルトローラ6とで搬送ベルト8を挟むようにして且つ搬送ベルト8の外周面8aと常に接触するように吸収体21が配置されている。吸収体21は、後述するように供給された洗浄液を吸収し、搬送ベルト8の外周面8aに塗布する。吸収体21よりも搬送ベルト8の走行方向下流側(ベルトローラ6よりも下流側であって且つ4つのインクジェットヘッド2のすぐ上流側にあるベルトローラ7よりも上流側)であって、ベルトローラ6の右斜め下の位置には、先端が搬送ベルト8の外周面8aと常に接触するようにブレード(掻取手段)31が配置されている。ブレード31は、その先端で搬送ベルト8の外周面8aに付着した洗浄液及びインクなどを掻き取り、その掻き取った洗浄液などをブレード31の下方に設けられた廃棄部32に廃棄する。
4つのインクジェットヘッド2は、4色のインク(マゼンタ、イエロー、シアン、ブラック)に対応して、用紙搬送方向に沿って4つ並べて設けられている。つまり、このインクジェットプリンタ1は、ライン式プリンタである。4つのインクジェットヘッド2は、その下端にヘッド本体(ノズルと圧力室とを含むインク流路が形成された流路ユニットと、圧力室のインクに圧力を与えるアクチュエータとが貼り合わされたものである)3をそれぞれ有している。ヘッド本体3は、用紙搬送方向に直交した方向(図1中紙面に対して垂直方向)に長尺な細長い直方体形状となっている。また、ヘッド本体3の底面には、インクを下方に向けて吐出するための微小径のノズルが多数並べて形成されており、この底面が外周面8aに対向するインク吐出面3aとなっている。
ヘッド本体3は、インク吐出面3aと搬送ベルト8のインクジェットヘッド2と隣接した外周面8aとが平行となり、且つこれらの面の間に少量の隙間が形成されるように配置されており、この隙間部分に用紙搬送経路が形成されている。この構成で、搬送ベルト8上を搬送される用紙が4つのヘッド本体3のすぐ下方側を順に通過する際に、この用紙の上面すなわち印刷面に向けてノズルから各色のインクが吐出されることで、用紙上に所望のカラー画像を形成できるようになっている。
続いて、吸収体21に洗浄液を供給する供給構成について以下に説明する。図2は、図1に示す吸収体21に洗浄液を供給する供給構成の模式図である。図2に示すように、吸収体21は、凹部22aが形成されたケース22にその先端部が露出されるようにして収納されている。また、吸収体21は、図2中紙面垂直方向に長手方向を有する直方体形状を有しており、その長手方向の幅が搬送ベルト8の幅(図1中紙面に対して垂直方向の幅)とほぼ同じ長さとなっている。本実施形態における吸収体21は、柔軟性及び連続気泡を有するスポンジから形成されている。また、吸収体21は液体を吸収し且つ接触した接触面に吸収した液体を塗布することができるものであれば、スポンジ以外に例えばフェルトなど、どのようなものであってもよい。ケース22の底部には、図2中左斜め下方に突出した接続部22bが形成されている。接続部22bには、可撓性を有するチューブ23の一端が接続されており、接続部22bに形成された連通孔22cによって凹部22aとチューブ23とが連通している。チューブ23の他端には、開閉バルブ(開閉弁)24が接続されている。また、開閉バルブ24には、洗浄液が充填されたタンク25と接続されたチューブ26が接続されている。タンク25は、吸収体21の配置位置よりも上方に配置されている。これは、吸収体21との水頭差を利用してタンク25内の洗浄液を残さず吸収体21に供給するためである。
このような洗浄液の供給構成により、制御部60からの指令によって開閉バルブ24が「開状態」にされると、タンク25内の洗浄液がチューブ26、開閉バルブ24、チューブ23及びケース22を介して吸収体21に供給される。一方、制御部60の指令によって開閉バルブ24が「閉状態」にされると、吸収体21への洗浄液の供給が遮断される。
次に、インクジェットプリンタ1の制御系について、図3を参照して説明する。図3は、本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。インクジェットプリンタ1に含まれる制御部60は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラム及び制御プログラムに使用されるデータが記憶されているROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)とで構成されており、図3に示すように、ヘッド制御部61と、搬送制御部62と、洗浄液供給制御部63とを備えている。制御部60には、ヘッド駆動回路71、モータドライバ72,73、バルブドライバ74及びカウンタ75が接続されている。
ヘッド駆動回路71は、制御部60からの指令によってインクジェットヘッド2からのインク吐出を駆動制御する。モータドライバ72は、制御部60からの指令によって送りモータ14を駆動制御する。モータドライバ73は、制御部60からの指令によって搬送モータ9を駆動制御する。バルブドライバ74は、制御部60からの指令によって開閉バルブ24を開閉制御する。カウンタ75は、前回の洗浄液の供給からプリンタ本体の電源が「ON」されるまでの経過時間、及び、印刷が開始されてからの経過時間を計測する。
ヘッド制御部61は、制御部60がPC(パーソナルコンピュータ)80からの印刷信号(印刷指令)を受信したときに、ヘッド駆動回路71を制御して対応するインクジェットヘッド2からインクを吐出させる。搬送制御部62は、制御部60がPC80からの印刷信号を受信したときに、送りモータ14を駆動して両送りローラ5a,5bを回転させて用紙を搬送ベルト8上に供給するように、モータドライバ72を制御するとともに、搬送モータ9を駆動して搬送ベルト8上の用紙を用紙搬送方向に搬送するようにモータドライバ73を制御する。
洗浄液供給制御部63は、制御部60がPC80から印刷信号を受信したとき、搬送制御部62により搬送ベルト8が走行する前に、開閉バルブ24が0.7秒間(第1所定時間)だけ「開状態」となって吸収体21に洗浄液が供給されるように、バルブドライバ74を制御する。また、洗浄液供給制御部63は、用紙への印刷中において、カウンタ75によって計測された当該印刷中における経過時間が15秒(第2所定時間)経過する度に、開閉バルブ24が0.5秒間だけ「開状態」となって吸収体21に洗浄液が供給されるように、バルブドライバ74を制御する。さらに、洗浄液供給制御部63は、プリンタ本体の電源を「ON」にしたときに、カウンタ75によって計測された前回の洗浄液の供給からプリンタ本体の電源が「ON」されるまでの経過時間が5時間(第3所定時間)経過していると、開閉バルブ24が6秒間だけ「開状態」となって吸収体21に洗浄液が供給されるように、バルブドライバ74を制御する。なお、洗浄液供給制御部63は、カウンタ75によって計測された経過時間について、上記の洗浄液供給処理が行われた後に、カウンタ75に対してリセット信号を発信してリセットする。
続いて、プリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液の供給動作及び印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作について、図4及び図5を参照しつつ以下に説明する。図4は、本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタ1の電源が「ON」されたときの吸収体21への洗浄液の供給を示すフローチャートである。図5は、本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタ1が印刷信号を受信したときの吸収体21への洗浄液の供給を示すフローチャートである。
まず、プリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液の供給動作について説明する。図4に示すように、ステップ1(S1)において、プリンタ本体の電源を「ON」する。次に、ステップ2(S2)において、カウンタ75によって計測された前回の洗浄液供給からの経過時間が5時間以上かどうかを洗浄液供給制御部63が判断し、経過時間が5時間以上の場合はステップ3(S3)に進み、経過時間が5時間未満の場合はステップ6(S6)に進む。ステップ3に進んだ場合、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「開状態」にする。そして、ステップ4(S4)において、開閉バルブ24の開時間が6秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部63が判断し、開時間が6秒に達していないと繰り返しこのステップ4(S4)が行われ、開時間が6秒経過したときにステップ5(S5)に進む。そして、ステップ5に進んだ場合、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「閉状態」にする。次に、ステップ6において、洗浄液供給制御部63がカウンタ75によって計測された経過時間をゼロに戻すようにリセット信号を発信してリセットする。このようにして、プリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液供給動作が行われる。
続いて、制御部60がPC80からの印刷信号を受信し、用紙に対する印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作について説明する。図5に示すように、ステップ1(T1)において、PC80からの印刷信号を受信する。次に、ステップ2(T2)において、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「開状態」にする。次に、ステップ3(T3)において、開閉バルブ24の開時間が0.7秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部63が判断し、開時間が0.7秒に達していないと繰り返しこのステップ3(T3)が行われ、開時間が0.7秒経過したときにステップ4(T4)に進む。そして、ステップ4に進んだ場合、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「閉状態」にする。そして、ステップ5(T5)において、洗浄液供給制御部63がリセット信号を発信してカウンタ75によって計測される時間をリセットする。
次に、ステップ6(T6)において、搬送制御部62が先ずモータドライバ72,73を介して送りローラ5a,5b及び搬送モータ9の駆動を開始し、次いでヘッド制御部61がヘッド駆動回路71を介してインクジェットヘッド2を駆動し、用紙に対して印刷を開始する。次に、ステップ7(T7)において、カウンタ75によって計測された今回の経過時間が15秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部63が判断し、経過時間が15秒経過した場合はステップ8(T8)に進み、経過時間が15秒に達していない場合はステップ12(T12)に進む。ステップ8に進んだ場合、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「開状態」にする。そして、ステップ9(T9)において、開閉バルブ24の開時間が0.5秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部63が判断し、開時間が0.5秒に達していないと繰り返しこのステップ9(T9)が行われ、開時間が0.5秒経過したときにステップ10(T10)に進む。そして、ステップ10に進んだ場合、洗浄液供給制御部63がバルブドライバ74を介して開閉バルブ24を「閉状態」にする。次に、ステップ11(S11)において、洗浄液供給制御部63がカウンタ75によって計測された経過時間をゼロに戻すようにリセット信号を発信してリセットし、再びステップ7に戻る。このとき、カウンタ75は、一旦、経過時間がゼロに戻されるが、印刷が行われている間は引き続き経過時間を計測する。
ステップ7において、経過時間が15秒に達しなくてステップ12に進んだ場合、ステップ12において、当該印刷信号に係る印刷がまだ終了しない場合はステップ7に戻り、印刷が終了すると、搬送制御部62がモータドライバ72,73を介して送りローラ5a,5b及び搬送モータ9の駆動を停止し、ヘッド制御部61がヘッド駆動回路71を介してインクジェットヘッド2の駆動を停止する。こうして、用紙に対する印刷が終了する。このようにして、制御部60がPC80からの印刷信号を受信し、用紙に対する印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作が行われる。なお、本実施形態において、洗浄液の供給は、上述したとおり、プリンタ本体の電源を「ON」したとき、印刷信号を受信してから印刷が開始されるまでの間、及び、印刷中、の3つの場合に限って行われ、それ以外の場合に洗浄液の供給は行われない。例えば、印刷を行うことなく用紙を搬送する場合は、吸収体21が乾燥していると搬送ベルト8の走行が不安定となるが、印刷を行わないのであれば走行速度を安定させる必要はないことから洗浄液の供給は行わない。
続いて、用紙に対して縁なし印刷をしたときに、搬送ベルト8上に付着したインクを、洗浄液を吸収した吸収体21及びブレード31により洗浄する洗浄動作について図6を参照しつつ以下に説明する。図6は、本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの搬送ベルトの洗浄時における動作状況図である。用紙の印刷面全体にインクが付着するようにインクジェットヘッド2からインクを吐出して縁なし印刷を行うと、図6(a)に示すように、搬送ベルト8の外周面8aには、用紙外周に沿ってインクが付着してなる環状のインク付着領域41が形成される。搬送ベルト8の外周面8aであって吸収体21と接触する箇所とブレード31と接触する箇所との間には、搬送ベルト8が走行することによって吸収体21から洗浄液が塗布されてなる洗浄液塗布領域42が形成されている。
このように搬送ベルト8の外周面8aには、搬送ベルト8が走行することで洗浄液塗布領域42が形成されるので、図6(b)に示すように、インク付着領域41が搬送ベルト8の走行に伴って吸収体21とブレード31との間に進入すると、インク付着領域41を形成するインクと洗浄液塗布領域42の洗浄液とが混じり合った状態(洗浄液塗布領域42の洗浄液にインク付着領域41のインクが溶解した状態)で搬送ベルト8の外周面上に残る。このとき、洗浄液塗布領域42の洗浄液の量は、単位面積当たりにおいて、インク付着領域41のインクの量に対して数倍から数十倍となっている。このように大量の洗浄液で薄められたインク付着領域41のインクは、搬送ベルト8の走行に伴ってブレード31によって洗浄液とともに掻き取られる。つまり、搬送ベルト8とブレード31との接触箇所より下流側には、インクや洗浄液がほとんど付着していない。したがって、搬送ベルト8がさらに走行してブレード31によってインク及び洗浄液が掻き取られた面上に、新たな用紙が粘着されても用紙にインク及び洗浄液が付着しない。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタ1によると、制御部60が印刷信号に応じて吸収体21に洗浄液を供給してから、搬送ベルト8が駆動され用紙に印刷が行われるので、搬送ベルト8の駆動直前において、吸収体21は洗浄液を吸収して湿った状態となっている。そのため、印刷前に吸収体21が乾燥していても、吸収体21の搬送ベルト8との接触面と搬送ベルト8の外周面8aとの間に大きな摩擦力が生じにくくなり搬送ベルト8の駆動障害を防止することができるとともに、搬送ベルト8の洗浄を良好に行うことができる。加えて、吸収体21に洗浄液が満たされた状態で印刷が開始されるので、吸収体21の乾燥防止対策を講じる必要がなく、上記公報に記載の吸収体の乾燥を防止するためのキャップ及びそのキャップを吸収体にキャッピング及び吸収体からアンキャッピングするための機構などが不要となり、装置の小型化が図れる。また、印刷開始に応じたタイミングで適量の洗浄液が供給されるので、印刷待機時など、搬送ベルトの洗浄が必要でないときに洗浄液がむやみに消費されることはなく、洗浄液にかかるコストを抑えることができる。また、用紙に対して印刷するときには、搬送ベルト8が走行するので、縁なし印刷で形成されたインク付着領域41のみならず、気中に漂うインク及びインクジェットヘッド2から用紙に対して吐出して飛び散ったインクなどが搬送ベルト8の外周面8aに付着していても洗浄することができる。
また、用紙に対する印刷の経過時間が、定期的に、具体的には15秒経過する度に吸収体21に洗浄液を供給しているので、印刷開始から終了までの印刷時間が長い場合でも吸収体21の乾燥を確実に防止することができる。また、印刷中における開閉バルブ24の開時間(0.5秒)が、印刷直前の開閉バルブ24の開時間(0.7秒)よりも短いために、吸収体21に供給される洗浄液の量が少なくなる。そのため、吸収体21に含まれた洗浄液を適量(すなわち、搬送ベルト8の駆動障害を生じさせず、且つ、搬送ベルト8の表面に所望量の洗浄液が塗布される量)とすることができる。加えて、吸収体21への洗浄液の過剰供給を抑制することができ、洗浄液の無駄をなくすことができる。
また、プリンタ本体に電源を入れたときに、前回の洗浄液の供給から5時間経過していると、洗浄液が吸収体21に供給される。つまり、吸収体21への洗浄液の供給を吸収体21が乾燥している可能性が高いときに限って行うことができる。そのため、電源が投入される度に必ず洗浄液が供給される場合に生じる洗浄液の過剰供給が起こらない。このとき、開閉バルブ24の開時間(6秒)が印刷直前の開閉バルブ24の開時間(0.7秒)よりも長いために、プリンタ本体電源の長時間のOFFにより吸収体21がほぼ完全に乾燥していたとしても、吸収体21を十分に湿らせることができる量の洗浄液を吸収体21に供給することができる。また、吸収体21への洗浄液の供給を開閉バルブ24の開及び閉時間の制御だけで行っているので、洗浄液の供給量制御が容易に行える。
続いて、第2実施形態におけるインクジェットプリンタについて以下に説明する。本実施形態におけるインクジェットプリンタは、吸収体21に洗浄液を供給する構成、制御構成及び吸収体21に洗浄液を供給する方法が第1実施形態と若干異なるだけでそれ以外はほぼ同様である。図7は、本発明の第2実施形態における吸収体に洗浄液を供給する供給構成の模式図である。なお、上述した第1実施形態と同様なものについては同符号で示しその説明を省略する。
本実施形態における吸収体21に洗浄液を供給する構成は、図7に示すように、第1実施形態における開閉バルブ24がポンプ90に変更されただけである。このように開閉バルブ24をポンプ90に変更することで、図7に示すように、タンク91の配置位置に自由度が生じる。なぜなら、第1実施形態のように開閉バルブ24を設けた供給構成では、タンク25を吸収体21の配置位置よりも上方位置に配置しなければ、タンク25内の洗浄液を残らず供給することができないが、本実施形態のように開閉バルブ24をポンプ90に換えることで、タンク91の配置位置にかかわらず、ポンプ90の駆動によってタンク91内の洗浄液を強制的にチューブ23,26及びケース22を介して吸収体21に供給することができるからである。
次に、本実施形態によるインクジェットプリンタの制御系について、図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。なお、第1実施形態と同様なものについては同符号で示し、説明を省略する。インクジェットプリンタに含まれる制御部160は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラム及び制御プログラムに使用されるデータが記憶されているROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)とで構成されており、図8に示すように、第1実施形態とほぼ同様のヘッド制御部161と、搬送制御部162と、洗浄液供給制御部163とを備えている。制御部160には、第1実施形態と同様のヘッド駆動回路71、モータドライバ72,73及びカウンタ75と、制御部160からの指令によってポンプ90を駆動するポンプドライバ174が接続されている。なお、本実施形態におけるヘッド駆動回路71、モータドライバ72,73及びカウンタ75は、制御部160の指令により制御されている。
ヘッド制御部161は、制御部160がPC(パーソナルコンピュータ)80からの印刷信号(印刷指令)を受信したときに、ヘッド駆動回路71を制御して対応するインクジェットヘッド2からインクを吐出させる。搬送制御部162は、制御部160がPC80からの印刷信号を受信したときに、送りモータ14を駆動して両送りローラ5a,5bを回転させて用紙を搬送ベルト8上に供給するように、モータドライバ72を制御するとともに、搬送モータ9を駆動して搬送ベルト8上の用紙を用紙搬送方向に搬送するようにモータドライバ73を制御する。
洗浄液供給制御部163は、制御部160がPC80から印刷信号を受信したとき、搬送制御部162により搬送ベルト8が走行する前に、ポンプ90が0.7秒間(第1所定時間)だけ駆動されて吸収体21に洗浄液が供給されるように、ポンプドライバ174を制御する。また、洗浄液供給制御部163は、用紙への印刷中において、当該印刷信号に係る印刷枚数が15枚に達する度に、ポンプ90が0.5秒間だけ駆動されて吸収体21に洗浄液が供給されるように、ポンプドライバ174を制御する。さらに、洗浄液供給制御部163は、プリンタ本体の電源を「ON」にしたときに、カウンタ75によって計測された前回の洗浄液の供給からプリンタ本体の電源が「ON」されるまでの経過時間が5時間(第3所定時間)経過していると、ポンプ90が6秒間だけ駆動されて吸収体21に洗浄液が供給されるように、ポンプドライバ174を制御する。なお、洗浄液供給制御部163は、カウンタ75によって計測された経過時間について、上記洗浄液供給処理が行われた後に、カウンタ75に対してリセット信号を発信してリセットする。
続いて、本実施形態によるインクジェットプリンタのプリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液の供給動作及び印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作について、図9及び図10を参照しつつ以下に説明する。図9は、本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタの電源が「ON」されたときの吸収体21への洗浄液の供給を示すフローチャートである。図10は、本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタが印刷信号を受信したときの吸収体21への洗浄液の供給を示すフローチャートである。
まず、プリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液の供給動作について説明する。図9に示すように、ステップ1(S1´)において、プリンタ本体の電源を「ON」する。次に、ステップ2(S2´)において、カウンタによって計測された経過時間が前回の洗浄液の供給から5時間以上かどうかを洗浄液供給制御部163が判断し、経過時間が5時間以上の場合はステップ3(S3´)に進み、経過時間が5時間未満の場合はステップ6(S6´)に進む。ステップ3に進んだ場合、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90を駆動する。そして、ステップ4(S4´)において、ポンプ90の駆動時間が6秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部163が判断し、駆動時間が6秒に達していないと繰り返しこのステップ4(S4´)が行われ、駆動時間が6秒経過したときにステップ5(S5´)に進む。そして、ステップ5に進んだ場合、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90の駆動を停止する。次に、ステップ6において、洗浄液供給制御部163がカウンタ75によって計測された経過時間をゼロに戻すようにリセット信号を発信してリセットする。このようにして、プリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液供給動作が行われる。
続いて、制御部160がPC80からの印刷信号を受信し、用紙に対する印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作について説明する。図10に示すように、ステップ1(T1´)において、PC80からの印刷信号を受信する。次に、ステップ2(T2´)において、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90を駆動する。次に、ステップ3(T3´)において、ポンプ90の駆動時間が0.7秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部163が判断し、駆動時間が0.7秒に達していないと繰り返しこのステップ3(T3´)が行われ、駆動時間が0.7秒経過したときにステップ4(T4´)に進む。そして、ステップ4に進んだ場合、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90の駆動を停止する。そして、ステップ5(T5´)において、洗浄液供給制御部163がリセット信号を発信してカウンタ75によって計測される時間をリセットする。
次に、ステップ6(T6´)において、搬送制御部162が先ずモータドライバ72,73を介して送りローラ5a,5b及び搬送モータ9の駆動を開始し、次いでヘッド制御部161がヘッド駆動回路71を介してインクジェットヘッド2を駆動し、用紙に対して印刷を開始する。次に、ステップ7(T7´)において、制御部160で受信した印刷信号における印刷で用紙が15枚目に達したかどうかを洗浄液供給制御部163が判断し、15枚目に達する度にステップ8(T8´)に進み、15枚目に達していない場合はステップ12(T12´)に進む。ステップ8に進んだ場合、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90を駆動する。そして、ステップ9(T9´)において、ポンプ90の駆動時間が0.5秒経過したかどうかを洗浄液供給制御部163が判断し、駆動時間が0.5秒に達していないと繰り返しこのステップ9(T9´)が行われ、駆動時間が0.5秒経過したときにステップ10(T10´)に進む。そして、ステップ10に進んだ場合、洗浄液供給制御部163がポンプドライバ174を介してポンプ90の駆動を停止する。そして、ステップ11(T11´)において、洗浄液供給制御部163がリセット信号を発信してカウンタ75によって計測される時間をリセットし、再びステップ7に戻る。
そして、ステップ7において、印刷枚数が15枚に達しなくてステップ12に進んだ場合、ステップ12において、当該印刷信号に係る印刷がまだ終了しない場合はステップ7に戻り、印刷が終了すると、搬送制御部162がモータドライバ72,73を介して送りローラ5a,5b及び搬送モータ9の駆動を停止し、ヘッド制御部161がヘッド駆動回路71を介してインクジェットヘッド2の駆動を停止する。こうして、用紙に対する印刷が終了する。このようにして、制御部160がPC80からの印刷信号を受信し、用紙に対する印刷時における吸収体21への洗浄液の供給動作が行われる。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタによると、開閉バルブ24がポンプ90に変更され、それに伴って制御部160の制御方法が若干異なるだけなので、動作的には第1実施形態とほぼ同様となり、同じ効果を得ることができる。加えて、印刷枚数が多い場合でも、定期的に、具体的には印刷枚数が15枚に達する度に吸収体21に洗浄液を供給しているので、吸収体21の乾燥を確実に防止することができる。これは、搬送する用紙枚数が多くなると、搬送ベルト8の走行回転数も多くなり、吸収体21による搬送ベルト8への洗浄液の塗布量が増え吸収体21の乾燥が促進されるが、上述のように定期的に洗浄液を吸収体21に供給することで、吸収体21が湿った状態を保つことができるからである。したがって、印刷中に搬送ベルト8の駆動障害を抑制することができる。また、吸収体21への洗浄液の供給をポンプ90の駆動時間の制御だけで行っているので、洗浄液の供給量制御が容易に行える。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述した各実施形態におけるインクジェットプリンタは、用紙に対して印刷する直前(すなわち、印刷指令を受信してから搬送ベルト8を走行させるまで)に、吸収体21に洗浄液を供給すればよいので、印刷中において、定期的に吸収体21に洗浄液を供給しなくてもよい。また、プリンタ本体の電源がONされたときに、前回の洗浄液の供給が5時間以上前に行われていたとしても、吸収体21に洗浄液を供給しなくてもよい。これらの場合、カウンタ75を設ける必要がなくなるとともに、洗浄液供給制御部63,163の制御プログラムが簡易になる。
また、第1実施形態における開閉バルブ24の開時間及び第2実施形態におけるポンプ90の駆動時間は、吸収体21の材質や洗浄液の種類によって吸収体21の乾燥具合がことなるため、適宜変更可能である。また、印刷中において、吸収体21に洗浄液を供給する間隔(印刷時間及び印刷枚数)を、15秒以外の時間及び15枚以外の枚数であってもよい。また、各実施形態におけるインクジェットプリンタは、ラインタイプのインクジェットヘッドが採用されているが、シリアルタイプのインクジェットヘッドであってもよい。
上述した第1及び第2実施形態におけるインクジェットプリンタのプリンタ本体の電源を「ON」したときの吸収体21への洗浄液の供給動作は、前回の洗浄液の供給からの経過時間が5時間以上の場合に限って、開閉バルブ24を6秒間だけ開状態及びポンプ90を6秒間だけ駆動して吸収体21に洗浄液を供給していたが、経過時間に応じて開閉バルブ24の開時間及びポンプ90の駆動時間を変更してもよい。つまり、カウンタで計測した経過時間が、例えば、0時間以上1時間未満の場合は1秒間だけ、1時間以上2時間未満の場合は2秒間だけ、2時間以上3時間未満の場合は3秒間だけ、3時間以上4時間未満の場合は4秒間だけ、4時間以上5時間未満の場合は5秒間だけ、5時間以上の場合は6秒間だけ、開閉バルブ24を開状態及びポンプ90を駆動するように、洗浄液供給制御部がバルブドライバ74及びポンプドライバ174を制御してもよい。これにより、前回の洗浄液の供給からの経過時間が5時間未満の場合であっても、電源を「ON」したときに、吸収体21を適度に湿らせた状態にすることができる。したがって、プリンタ本体の電源を「ON」してから比較的短い期間に用紙に対して印刷開始する場合、洗浄液を供給する吸収体21の湿り状態がほぼ一定となるので、搬送ベルト8が走行する前に供給された洗浄液とで吸収体21の湿り具合にばらつきが生じにくくなる。その結果、搬送ベルト8の駆動が安定する。
本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの全体的な構成を示す側面図である。 図1に示す吸収体に洗浄液を供給する供給構成の模式図である。 本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの電源が「ON」されたときの吸収体への洗浄液の供給を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタが印刷信号を受信したときの吸収体への洗浄液の供給を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの搬送ベルトの洗浄時における動作状況図である。 本発明の第2実施形態における吸収体に洗浄液を供給する供給構成の模式図である。 本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタの制御構成を示す概略ブロック図である。 本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタの電源が「ON」されたときの吸収体への洗浄液の供給を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタが印刷信号を受信したときの吸収体への洗浄液の供給を示すフローチャートである。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(インクジェット記録装置)
2 インクジェットヘッド
6,7 ローラ
8 搬送ベルト
8a 外周面(一表面)
9 モータ
10 駆動ベルト
21 吸収体
23,26 チューブ
24 開閉バルブ(開閉弁)
25,91 タンク
31 ブレード(掻取手段)
63,163 洗浄液供給制御部(供給制御手段)
90 ポンプ

Claims (9)

  1. 複数のローラと、
    これらローラに架け渡されたエンドレスの搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの一表面に載置された記録媒体を所定搬送方向に移動させるように前記ローラを回転させる搬送ベルト駆動手段と、
    記録媒体にインクを吐出する複数のノズルが形成されたインクジェットヘッドと、
    洗浄液を吸収するとともに前記搬送ベルトの一表面と接触することによって吸収された洗浄液を前記搬送ベルトの一表面に塗布する吸収体と、
    前記吸収体と前記搬送ベルトとの接触位置よりも前記搬送ベルトの走行方向下流側において前記搬送ベルトの一表面と接触し、前記搬送ベルトの一表面に付着したインクを掻き取る掻取手段と、
    前記吸収体に洗浄液を供給する供給手段と、
    前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を制御する供給制御手段とを備えており、
    前記供給制御手段は、印刷指令に応じて、前記搬送ベルト駆動手段による前記搬送ベルトの駆動が開始される前に前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を第1所定時間の間行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記供給制御手段は、前記インクジェットヘッドによる記録媒体への印刷中において、前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を定期的に行わせることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記供給制御手段は、記録媒体への印刷中に定期的に行わせる前記吸収体への洗浄液の供給を、前記第1所定時間よりも短い時間行わせることを特徴する請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記供給制御手段は、記録媒体の印刷中における前記吸収体への洗浄液の供給を、第2所定時間経過する度に行わせることを特徴とする請求項2又は3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記供給制御手段は、記録媒体の印刷中における前記吸収体への洗浄液の供給を、所定枚数印刷する度に行わせることを特徴とする請求項2又は3に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記供給制御手段は、前記吸収体への洗浄液の供給が行われた後の経過時間が第3所定時間を超えてから主電源が投入された場合に、前記供給手段による前記吸収体への洗浄液の供給を行わせることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記供給制御手段は、主電源の投入に応じて行わせる前記吸収体への洗浄液の供給を、前記第1所定時間よりも長い時間行わせることを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記供給手段が、前記吸収体に供給される前記洗浄液を貯溜するタンクと、前記吸収体と前記タンクとを接続するチューブと、前記チューブ内の流路を開閉する開閉弁とを含んでおり、
    前記供給制御手段が、前記開閉弁の開閉を制御していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記供給手段が、前記吸収体に供給される前記洗浄液を貯溜するタンクと、前記吸収体と前記タンクとを接続するチューブと、前記タンク内の洗浄液を前記吸収体に移送するポンプとを含んでおり、
    前記供給制御手段が、前記ポンプの駆動を制御していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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