JP2006257553A - 電気化学エッチング - Google Patents

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Abstract

【課題】湿式エッチングで異方性エッチングと同様のアスペクト比を有するようにする。
【解決手段】加工物をエッチングする方法が記載される。1つの実施形態において、加工物は、希酸と非イオン性界面活性剤を含む組成物を有するエッチャント溶液内に配置される。エッチャント溶液内に電界が生成され、加工物の表面に異方性エッチング・パターンを形成させる。
【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、エッチングの分野に関し、より具体的には、1つの実施形態において、金属材料の異方性電気化学エッチングに関する。
電気化学エッチングにおいては、エッチャントは、化学反応ではエッチング対象材料をエッチングできない可能性のある電解質を含有する(すなわち、そのエッチャントは単にその材料に接触するだけではエッチングしない)。しかしながら、材料とエッチャントに浸漬された電極との間でエッチャントに電圧を印加することによって電解処理が始まり、この場合、材料が一方の極(例えばアノード)であり、電極が反対の極である。電解処理では、電流がエッチャント内を流れ、エッチャント中のイオンがエッチング様式で材料と反応する。
ディスク表面をエッチングする1つの従来技術の方法は、強酸(例えば、pH2の塩酸(HCl))を使用する。しかしながら、この方法での1つの問題は、有意な横方向(水平方向)エッチングを受けた結果として約1の望ましくないアスペクト比(AR)となる等方性的な性質(無指向性)があることである。ARはエッチング深さとエッチング幅との関係で、次式で表すことができる:
AR=Z/((X−Y)/2)=2Z/(X−Y)
式中Zはエッチング深さ、Yはエッチング前の幅、Xはエッチング後の幅である。
エッチング幅は次式のように表すことができる:
X−Y=(2/AR)*Z
ARが1であれば、ディスク表面の当初の露出ギャップ域の幅に対しエッチング深さZの2倍が付加される。ARが1.5であれば、付加エッチング幅はエッチング処理中の深さZの1.33倍にされる。例えば、40ナノメートル(nm)の目標深さの場合、ARが1であれば、最初の幅に付加される80nmが得られ、これに対しARが1.5であれば、53nmが付加され、ARが2であれば40nmが付加される。図1には、典型的な電気化学ウェットエッチングプロセスにおいて、ARが1とARが2の場合の差異が示されている。ディスク基板のニッケル−リン(NiP)上に堆積されたエンボス可能層は、ウェットエッチング処理前の幅Yを形成する。エッチング処理の後にNiP層内に形成された陥凹領域は、幅Xと深さZを有する。酸性エッチャントは通常、全ての方向でNiP層と反応するようにエンボス可能層をアンダーカットする等方性効果を引き起こす。50nmの深さZの場合、ARが1のとき、約200nmのエッチング後の幅が生じ、一方でARが2のときは約150nmのエッチング後の幅が生じる。陥凹領域の幅は、典型的なウェットエッチング処理(すなわち、AR値が約1)における深さよりも有意に大きく、高い面密度を実現することは実質的に不可能である。
Oissonらに付与された米国特許第6,245,213号(以後「Oisson」)には、低濃度のエッチャントが記載されており、このエッチャントは電界がないときは等方性的にエッチングし、電界が存在するときには異方性的に高速でエッチングする。Oissonは、幅よりも深さが大きいラインと溝をエッチング可能であることを開示しており、実験では薄い銅箔をエッチングすると3.5:1の深さ対幅比を示した。しかしながら、エッチング処理の異方性的性質は、エッチャントの濃度が比較的小さいことに主に基づいているので、深さ対幅の比をどこまで高くできるかには限界があると思われる。
図2は、40nmの目標エッチング深さのためのエッチング処理において、ARの関数として理論的に計算された初期ギャップの拡大を示すグラフである。上述のように、AR値が1であれば、初期ギャップに80nmが付加され、これはAR値が高まるに従って低下する(非直線的)。AR値が3であれば、初期ギャップ幅に約25nmが付加されるのみである。ディスクリートのトラック記録ディスクの製造のような、ある種の製造プロセスにおいては、記録密度を最大にするために、1よりも大きいAR値が望ましい。
米国特許第6,245,213号
本発明は、添付図面の各図において例証として非限定的に示される。
以下の説明では、本発明を完全に理解するために、特定の材料又は構成要素の例などの多くの特定の詳細が記載されている。しかしながら、これらの特定の詳細は、本発明を実施するために用いる必要がないことは当業者には理解されるであろう。場合によっては、本発明を不必要に曖昧にするのを避けるために、既知の構成要素又は方法は詳細には説明されていない。
本明細書で用いられる用語「上」、「下」、「間」は、1つの層又は要素の他の層又は要素に対する相対的位置を意味する。従って、第1の要素は別の要素の上又は下に配置され、第1の要素と直接接触でき、或いは1つ又はそれ以上の介在要素を有することができる。
本明細書では加工物をエッチングする方法の実施形態が説明される。1つの実施形態において、加工物は、希酸と非イオン性界面活性剤を含む組成物を有するエッチャント溶液内に配置される。異方性エッチング・パターンを加工物の表面上に形成させるように、エッチャント溶液内に電界が生成される。1つの実施形態において、加工物は、電気化学的にエッチングし、又はパターン形成できるどのような材料で構成してもよい。1つの特定の実施形態においては、加工物は、1つ又はそれ以上の層が配置されたディスク基板とすることができる。電気化学エッチング法の実施形態が、ディスク基板のパターン形成に関して本明細書で説明されているが、このような方法は、ディスク基板の製造に限定されないことは理解されるであろう。本明細書で説明されたエッチング方法は、どのような種類の金属材料のエッチングにも適用できる。
図3は、ディスク基板などの加工物の表面にエッチング・パターンを形成する、電気化学ウェットエッチング処理の概要を提供するブロック図300を示す。このエッチング処理の実施形態は、1よりも大きいAR値を生じ、1つの実施形態においては、約1.3から約2.0のAR値が得られる。ブロック301で、ディスク基板が最初に用意される。ディスク基板は、例えば、金属材料又は金属合金材料で構成することができる。使用できる金属合金には、例えば、アルミニウム−マグネシウム(AlMg)基板が挙げられる。代替の実施形態においては、ポリマーやセラミックスを含む他の基板材料を使用することができる。次いでブロック302で、ディスク基板は、NiPのような別の金属層でメッキされる。NiP層は、電気メッキ、無電解メッキ、又は当技術分野で公知の他の方法によって形成することができる。NiPのような硬質の金属材料でディスク基板をメッキする1つの利点は、ディスク製造プロセスで使用することができる、後続のテクスチュァリング、研磨及び/又はパターン形成処理のための機械的支持をディスク基板に設けることである。
次いでブロック303で、NiP層は、エッチング処理中に所望のパターンのマスクとして機能するレジスト層、インプリント可能層、又はエンボス可能層材料でコーティングする。スピンコーティング、浸漬コーティング、スプレーコーティングは、NiP層上にエンボス可能層を堆積する方法の単に一部に過ぎない。次いでブロック304で、エンボス可能層は所望のパターンでインプリントされる。1つの実施形態において、所望のパターンのネガ又は反転テンプレートを有するスタンパをエンボス可能層に押しつけて、隆起領域と陥凹領域の初期パターンを形成することができる。次いで陥凹領域は、初期エッチング処理(例えばプラズマ灰化)を受けて、エンボス可能材料を除去してNiP層を露出させる。別の実施形態においては、反応性ガスエッチングを用いて、NiP層を露出させる。次いでブロック305で、露出したNiP域は、別のエッチング処理、すなわち電気化学ウェットエッチングを受ける。このエッチング処理は、非イオン性界面活性剤及び/又は表面吸着剤と組み合せた希酸で作られたエッチャントを含む。1つの実施形態において、エッチャントは、クエン酸などの希酸と非イオン性界面活性剤(例えばアルキルエトキシレート)とすることができる。別の実施形態において、エッチャントは、金属吸着剤(例えばニッケル吸着剤)を有する希酸とすることができる。別の実施形態では、エッチャントは、希クエン酸、非イオン性界面活性剤、ニッケル吸着剤で作ることができる。
以下でより詳細に説明されるように、エッチャントの非イオン性界面活性剤及び/又は吸着剤部分は、エッチャントが水平方向に比べ垂直方向でより迅速にNiPと反応する異方性処理をもたらす。従って、陥凹領域の幅が最小にされ、1よりも有意に大きいARが得られる。非イオン性界面活性剤と吸着剤は、NiPの表面特性に影響する化学物質である。非イオン性界面活性剤と吸着剤は、陥凹領域の側壁と中心との間の小さな電界勾配に起因して、陥凹領域の側壁に対し選択的に吸着を強くすることによってARを高めることに役立っている。これにより、バルク電解質から側壁への電子移動と拡散が生じる。吸着剤は、陥凹領域の側壁近傍に選択的に分配され、吸着し、その結果、陥凹領域の中心近傍での酸のNiPとの反応が促進される。
1つの実施形態において、本明細書で考察される電気化学エッチング処理を用いて、ディスク内にディスクリート・トラック記録(DTR)パターンを形成することができる。DTRパターンは、ナノインプリントリソグラフィ(NIL)技法によって形成でき、この技法においては、インプリントされることになる反転パターンを有する、硬質の予めエンボス加工された成形ツール(すなわち、スタンパ、エンボサ、など)が、ディスク基板上に配置されたエンボス可能膜(すなわちポリマー又はエンボス可能材料)内に押しつけられて、加圧領域の初期パターンを形成する。この初期パターンは、最終的には隆起領域と陥凹領域のパターンを形成する。エンボス可能膜をスタンピングした後、エッチング処理を用いて、加圧領域の残留膜を除去することによって該パターンがエンボス可能膜を介して移される。インプリント・リソグラフィ処理の後、別のエッチング処理を用いて、エンボス可能膜の下にある層(例えば基板、ニッケル−リン、軟磁性層など)にパターンを形成することができる。結果として得られたDTRトラック構造は、磁気記録層の下の同心の隆起領域と陥凹領域のパターンを含む。隆起領域(ヒル、ランド、エレベーションなどとしても知られる)は、データを格納するために使用され、陥凹領域(トラフ、バレー、溝などとしても知られる)は、トラック間の分離を形成しノイズを低減させる。DTRディスクの製造における上述のエッチング処理は、隆起領域を互いに分離させる溝の幅と深さを決定するのに重要なプロセスである。所与の目標深さでは、高い記録密度又は磁気密度を達成するために、溝の最終幅をできる限り狭く維持することが望ましい。
図4A−図4Cは、電気化学ウェットエッチング処理の前のディスク基板の準備段階の1つの実施形態を示す拡大断面図である。1つの実施形態において、このエッチング処理を用いて、縦磁気記録ディスクのNiP層上にDTRを形成する。説明を明確にするために、図4A−図4Cにおいて示される種々の層は、例示的なものであり、図示の寸法に対して縮尺通りでない。図4Aに示されるように、DTR処理はディスク状基板401の上にメッキされたNiP層402から始まる。上述のようにディスク基板401は、金属(例えばアルミニウム)、ガラス、セラミック、又は当技術分野で既知の他の通常のディスク基板材料を含む幾つかの材料で作ることができる。NiP層402は、電気メッキ、無電解メッキ、又は当技術分野で既知の他の方法によって形成することができる。NiPのような硬質の金属材料でのディスク基板401のメッキは、後続のテクスチュアリング、研磨、及び/又はパターン形成処理におけるディスク基板402に機械的支持を与える。NiP層402の表面は、図4Aで示されるようにテクスチュアリングし、研磨することができる。1つの実施形態において、NiP層402は、例えば、均一エッチングによって研磨することができる。別の実施形態においては、他の研磨技法が使用できる。研磨技法は当該技術分野で公知の技術であり、従って詳細には論議しない。
次に、図4Bで示されるように、NiP層402をエンボス可能層403でコーティングする。スピンコーティング、浸漬コーティング、スプレーコーティングは、NiP層402の上にエンボス可能層403を配置する幾つかの方法である。スパッタリングや真空堆積(例えばCVD)などの他の方法も使用できる。ダイポリマー、熱可塑性ポリマー(例えば、非晶質、半結晶性、結晶性)、熱硬化性ポリマー(例えば、エポキシ、フェノール樹脂、ポリシロキサン、有機修飾シリケート、ゾル−ゲル)、放射線硬化(例えば、UV硬化、電子ビーム硬化)ポリマーもまた使用できる。例えば、1つの実施形態においては、エンボス可能層403は約100〜5000Åの範囲の厚みを有することができる。エンボス可能層403はまた、「マスキング層」又は「ステンシル層」と呼ぶこともできる。
次に、図4Cで表されるように、隆起領域404、405と陥凹領域406、407のパターンでインプリントされ、引き続きエッチング(すなわち灰化)処理を行い、陥凹領域内のエンボス可能材料が除去された後のエンボス可能層403が示されている。エンボス可能層403のインプリントは、例えば、当該技術分野で公知であるナノインプリントリソグラフィ法を利用することができる。1つの実施形態においては、ディスクリート・トラック記録パターンを有するスタンパ(図4Cには示されず)を用いて、エンボス可能層403をインプリントして、隆起領域404、405と陥凹領域406、407を形成する。エンボス可能層403の厚みのために、隆起領域と陥凹領域のインプリントは、NiP層402を押圧する可能性は低い。或いは、エンボス可能層403が比較的薄い場合には、この層は、陥凹領域406、407内に殆どエンボス可能材料を残さずにスタンピングすることができる。続いて、陥凹領域406、407内のエンボス可能材料を除去して、図示のようにNiP層402を露出させる。例えば、1つの実施形態において、プラズマ灰化を用いて、陥凹領域406、407内のエンボス可能材料を除去して、NiP層402を露出させる。或いは、例えば化学エッチング、電子ビーム(e−ビーム)エッチング、イオンビーム・エッチング(受動性又は反応性)スパッタ・エッチング、反応性ガスを用いるプラズマ・エッチングを用いた他のエッチング方法を用いて、少なくとも陥凹領域内のエンボス可能材料を除去することができる。ある種のエッチング(例えば、化学エッチング)の場合、エンボス可能材料は、隆起領域404、405と陥凹領域406、407との双方からほぼ同じ速度で除去することができる。化学エッチング(すなわち、エンボス可能材料とのみ反応するエッチャントを用いる)は、隆起領域404、405と陥凹領域406、407の双方で、陥凹領域406、407内のNiP層402が露出されるまでエンボス可能層403を除去する。
ここで、NiPメッキされたディスク基板は、NiP層402内に陥凹領域を形成するための電気化学ウェットエッチング処理に対応できるように準備する。図10は、NiP層402内に陥凹領域を形成するように電気化学エッチング処理を実施するための電解槽800の概略図である。エッチャント410は、1つの実施形態において界面活性剤と共に希酸を含む組成物を有する。別の実施形態において、エッチャント410は、希酸とニッケル吸着剤を含む、或いは希酸、非イオン性界面活性剤、ニッケル吸着剤の組合せを含む組成物を有する。ディスク基板425は、エッチャント410の溶液内の第1の電極426に隣接又は平行に配置される。電流は、ディスク基板425及び第1の電極426に電源装置/コントローラ430によって供給される。NiP層402と第1の電極426との間のエッチャント410内に電圧を印加することによって電解処理が開始され、この場合、NiP層402は1つの極(例えばアノード)であり第1の電極426が反対極(例えばカソード)である。この電解処理において、電流がエッチャント内に流れ、エッチャント内のイオンは、エッチング様式でNiP層402と反応する。ディスク基板425と第1の電極とは、約1mmから約10mmの間隔を置いて配置することができる。或いは、別の間隔を使用してもよい。
図5A−図5Bは、NiP層402の表面を露出させる陥凹領域406を定める隆起領域404、405の拡大図を示す。図5Aは、エンボス可能層403及びNiP層402の露出領域(すなわち陥凹領域406)の上に供給されたエッチャント410を示す。NiP層402の隆起領域404、405が陥凹領域406を定め、これはエッチングされることになるNiP層402の表面の初期ギャップ幅(Y)420を形成する。エッチャント410の供給が極めて単純化されて示されているが、ディスク基板は、エッチャント410の溶液又は電解槽内に浸漬される。エッチャント410内部の方向矢印は、NiP層402内へのエッチングの方向を表すことを目的としている。エッチャント410は、NiP層402とのみ反応するように(とりわけエンボス可能層403とは反応しないように)配合される。図5Bは、陥凹領域406より実質的に下にあるNiP層402内に形成された陥凹領域425を示す。陥凹領域425は、最終のエッチング幅(X)421とエッチング深さ(Y)422とによって定めることができる。1つの実施形態において、本明細書に説明された種々のエッチャントを用いることにより、1よりも有意に大きいAR値を有する陥凹領域425が得られる。
1つの実施形態において、エッチャント410は、各々が2以上のpHを有する、シュウ酸(エタン二酸ともいう、HO2CCO2H)やクエン酸(2−ヒドロキシ−1,2,3−プロパントリカルボン酸ともいう、HO2CCH2C(OH)(CO2H)CH2CO2H)などの酸で作ることができ、アルキルエトキシレートのブレンド(C7−C10アルキル鎖、分子量約550)のような非イオン性界面活性剤が添加されている。1つの実施形態において、非イオン性界面活性剤の添加は、異方性エッチング効果を生じさせることによって、塩酸のみを用いて測定されたAR値と比較して、1.3を超えるARにまで有意に且つ再現可能にARが高くなる。
別の実施形態において、陥凹領域は、希酸とNiP吸着剤との組合せによって異方性的にエッチングすることができる。エッチャント410の吸着剤成分は、腐食抑制物質として機能し、酸が陥凹領域の側壁近傍のNiPと反応するのを防止して、これによって、陥凹領域の中心部分近傍でのより大きい反応バイアスを生成する。吸着剤の例は図11の表に示され、これらには、限定ではないが、ベンゾトリアゾール(BTA)、2−ベンゾイミダゾール・プロピオン酸(BPA)、1H−ベンゾイミダゾール−2−スルホン酸(BSA)、2−スルホ安息香酸ハイドレート(SBA)、2−メルカプト・ベンゾイミダゾール(MBI)、A300腐食抑制物質(A300)、C10−C16アルキルベンゼンスルホン酸(ABSA)が含まれる。他の実施形態において、異方性エッチング効果はまた、希酸/非イオン性界面活性剤のエッチャントへのNiP吸着剤の添加によって得ることができる。1つの実施形態において、エッチャントへの吸着剤の添加は、塩酸のみを用いて示されたAR値と比較して、1.4を超えるARにまで有意に再現可能にARを高くする。非イオン性界面活性剤/吸着剤の混合物を有するエッチャントは、1つの実施形態において、3.5%溶液から0.025%溶液の範囲にある、クエン酸/アルキルエトキシレート/ベンゼンスルホン酸の混合物とすることができる。3.5%溶液は、約8.75g/l(45.0mM)のクエン酸と、約1.75g/l(5.4mM)のベンゼンスルホン酸とを含み、そのpHは約2.3である。0.025%溶液は、約0.063g/l(0.32mM)のクエン酸と、約0.0125g/l(0.039mM)のベンゼンスルホン酸とを含み、そのpHは約3.7である。エッチャントの導電率は、約0.43−0.12mSとすることができる。
図6は、電気化学ウェットエッチング処理中のエンボス可能層による電界の影響を示している。1つの実施形態において、非イオン性界面活性剤と吸着剤は、陥凹領域の側壁と中心との間の小さな電界勾配に起因した陥凹領域の側壁への優先的な強い吸着によってARを高めるのに役立っている。これにより、バルク電解質から側壁へのより速い電子移動と拡散が生じる。例えば、電界530が、隆起領域504、505の間の陥凹領域507の近傍に配置されて示される。隆起領域504、505のエンボス可能材料が非導電性であるので、より大きな電界勾配533、534が、隆起領域504、505の側壁の近傍に形成される。電界勾配533、534は、吸着剤と非イオン性界面活性剤を陥凹領域504、505の側壁のエッジ(すなわち、ギャップ幅の端部)近傍に蓄積させて、側壁近傍のNiP層502上に優先的に吸着させ、これによってNiP層の異方性エッチングが促進される。
異方性ウェットエッチング処理のためのエッチャントの例1
最初に、第1の対照エッチング処理をNiP層に対して行い、非イオン性界面活性剤及び/又は吸着剤を含まない条件下でAR値を評価した。使用されたエッチャントは、pH2.1のHClであった。エッチングの前に、エンボス可能層によって形成されたギャップ幅(例えばギャップ幅420)は約70−150nmであった。一定の0.5アンペアの電流(約3.2V)がエッチャントに9秒間印加され、これは、NiP層の露出領域によって定められた約50mA/cm2の電流密度に相当した。これらの条件下で、ARが1である約60−90nmのエッチング深さ(原子間力顕微鏡で確認された)が生成された。代替の実施形態においては、エッチング中の電流密度は約50−150mA/cm2とすることができる。
第2のエッチング処理が、新規のエッチャントの1つの実施形態を用いて行われた。エッチャントは、クエン酸と非イオン性アルキルエトキシレートのブレンド(非イオン性界面活性剤)とアルキルベンゼンスルホン酸(吸着剤)とで作られた。エッチャントは、0.35%溶液(クエン酸0.875g/l(4.5mM);アルキルベンゼンスルホン酸0.175g/l(0.54mM))であった。溶液のpHは3.1であり、クエン酸のpK値が約3.1から約6.4、アルキルベンゼンスルホン酸が約0.7であった。一定の0.5アンペアの電流(約9.2V)が、エッチャントに9秒間印加された。電流密度は、エッチング中で約50mA/cm2を越えるものであった。第1のエッチング処理(HCL対照エッチング)に対して正規化すると、約1.4のAR値が得られた。ARが1を生じさせたHCL対照と比較して、このエッチャントによって生成されたARは、統計的に有意であることが証明された。
異方性ウェットエッチング処理のためのエッチャントの例2
より高濃度のエッチャント溶液もまた、HCL対照よりも有意に大きいAR値をもたらした。エッチャントは、非イオン性アルキルエトキシレートブレンド(非イオン性界面活性剤)を伴ったクエン酸8.75g/l(45mM)とアルキルベンゼンスルホン酸1.75g/l(5.4mM)の3.5%溶液で作られた。この溶液はpHが2.3であり、クエン酸のpK値が約3.1から約6.4であり、アルキルベンゼンスルホン酸が約0.7であった。一定の0.5アンペアの電流(約3.2V)が、エッチャントに9秒間印加された。電流密度は、エッチング中で約50−150mA/cm2であった。例1に関して上述した0.35%溶液と同様に、約1.4のAR値が得られた。
1つの実施形態において、クエン酸の他に異なる酸、例えばシュウ酸、又はクエン酸とシュウ酸との混合物をエッチャント用に使用することができる。希酸は、約2−4のpH値及び2より大きいpK値でよい。代替の実施形態においては、異なる吸着剤をアルキルベンゼンスルホン酸と置き換えることもできる。例えば、BPA、BTA、ABSA、SBA、MBI、A300、又はBSAを希クエン酸と組合せて、1よりも有意に大きいAR値を得ることができる。エッチング速度は一定とすることができ、或いは約5nm/秒から約20nm/秒のエッチング速度で可変とすることができる。エッチャントに印加される電流は、約0.05アンペアから約2.0アンペアとすることができる。1つの実施形態においては、0.5アンペアの電流を9秒間エッチャントに印加することができる。別の実施形態では、1.0アンペアの電流を4.5秒間、更に別の実施形態では、1.5アンペアの電流を3秒間印加することができる。アノードとカソードの電極の間隔は、約1−10mmとすることができる。
図7−図9は、異方性ウェットエッチング処理を用いてディスク基板上にエッチング・パターンを形成する種々の方法のブロック図である。このウェットエッチング処理は、AR値を最大にして高い記憶密度を有するディスクを製造する。1つの実施形態において、ディスク基板は、磁気記録ディスク、或いは、CDディスク又はDVDディスクのような他の種類のデジタル記録ディスクの製造用、或いは、半導体ウェーハ又はディスプレイパネル用にパターン形成することができる。最初に、ブロック701で、ディスク基板(例えば、ディスク401)が、NiP層(例えば、NiP層402)でメッキされる。ディスク基板は、AlMgなどの金属又は金属合金とすることができる。NiP層は、電気メッキ、無電解メッキ、又は当技術分野で既知の他の方法によって形成することができる。次いで、ブロック702で、エンボス可能層(例えば、エンボス可能層403)がNiP層の上に堆積される。エンボス可能層は、電子感受性レジスト又は他のエンボス可能材料である、当技術分野で既知の何れかのエンボス可能材料で作ることができる。スピンコーティング、浸漬コーティング、又は当技術分野で既知の他の方法を用いてNiP層の上にエンボス可能層を堆積させることができる。次いで、ブロック703で、エンボス可能層が所望のエッチング・パターンでインプリントされ、隆起領域と陥凹領域(例えば隆起領域404、405と陥凹領域406、407)の初期パターンを形成する。次にブロック704で、エンボス可能層の隆起領域と陥凹領域を灰化して、エンボス可能材料を除去し、陥凹領域内のNiPを露出させることができる。代替の実施形態において、反応性ガスエッチングを用いて、陥凹領域内のNiP層を露出させることができる。
ブロック705で、1つの実施形態において、非イオン性界面活性剤を伴う希酸を有するエッチャントをNiP層の露出表面に塗布して、陥凹領域(すなわちエッチング・パターンの溝)を形成することができる。図10に関して上述されたのと同様の電解槽を用いて、エッチャントを塗布することができる。希酸は、クエン酸又はシュウ酸とすることができる。非イオン性界面活性剤は、C7−C10のアルキル鎖及び約550の分子量を有するアルキルエトキシレート又はアルキルエトキシレートブレンドとすることができる。1つの特定の実施形態において、エッチャントは、アルキルエトキシレートを伴う約4.5mMクエン酸又はシュウ酸溶液とすることができる。別の実施形態において、エッチャントは、アルキルエトキシレートを伴う約1.5mMシュウ酸溶液とすることができる。次いでブロック706で、エッチャント内に電界を生成することができる。1つの実施形態において、電界はエッチャントに電流を印加することによって生成される。1つの実施形態において、約0.05アンペアから2.0アンペアの電流を希酸と非イオン性界面活性剤に印加することができる。エッチャント溶液の導電率は、約0.43−0.12mSの間とすることができる。エッチング速度は一定とすることができ、或いは約5nm/秒から約20nm/秒のエッチング速度で可変とすることができる。
ブロック707で、別の実施形態において、NiP吸着剤を伴う希酸を有するエッチャントをNiP層の露出表面に塗布して、陥凹領域(すなわちエッチング・パターンの溝)を形成することができる。吸着剤とは、NiPの表面特性に影響を及ぼす化学物質を意味する。1つの実施形態において、吸着剤は、陥凹領域の側壁と中心との間の電界勾配が小さいことに起因して陥凹領域の側壁への優先的な強い吸着によってARを高めるのに役立つ。これにより、バルク電解質から側壁への電子移動及び拡散が迅速になる。吸着剤は、陥凹領域の側壁の近傍に選択的に分布させ、酸とNiPとの反応を陥凹領域の中心近傍に局所化することができる。吸着剤の例としては、MBI、SBA、ABSA、A300、BTA、BPA、及びBSAが挙げられる。
別の実施形態では、ブロック708で、希酸、非イオン性界面活性剤、NiP吸着剤を有するエッチャントをNiP層の露出表面に塗布して、陥凹領域(すなわちエッチング・パターンの溝)を形成することができる。1つの特定の実施形態では、エッチャントは、非イオン性アルキルエトキシレートとアルキルベンゼンスルホン酸を伴うクエン酸とすることができる。エッチャントは、0.35%溶液(クエン酸0.875g/l(4.5mM);アルキルベンゼンスルホン酸0.175g/l(0.54mM))で、pHが3.1、pK値はクエン酸が約3.1から約6.4、アルキルベンゼンスルホン酸が約0.7とすることができる。0.5アンペアの電流(約3.2V)をエッチャントに約5−9秒間印加し、約50−150mA/cm2の電流密度を生成する。図7−図9に関して説明された異方性ウェットエッチング方法では、酸の成分(例えばHCl)だけを有する方法に比べて高いAR値を生じる。
本明細書で考察された装置及び方法は、種々のタイプの加工物に使用することができる。上述のように、本明細書で考察した装置及び方法は、磁気記録ディスクの製造用のディスク表面のエッチングに使用することができる。磁気記録ディスクは、例えば、ベース構造体としてニッケル−リン(NiP)メッキ基板を有する、例えば、DTR縦磁気記録ディスクとすることができる。或いは、磁気記録ディスクは、ベース構造体の基板上に配置された軟磁性膜を有するDTR垂直記録ディスクとすることができる。別の実施形態において、本明細書で考察した装置及び方法は、コンパクトディスク(CD)やデジタル多目的ディスク(DVD)のような、例えば光学式記録ディスクである他のタイプのデジタル記録ディスクの製造に使用することができる。更に他の実施形態において、本明細書で考察した装置及び方法は、例えば、半導体ウェーハやディスプレイパネル(例えば液晶ディスプレイパネル)である他の種類の加工物の製造に使用することができる。
上述の明細書において、本発明をその特定の例示的な実施形態に関して説明してきた。しかしながら、添付の請求項で記載される本発明の広範な概念及び範囲から逸脱することなく、本発明に対して種々の修正及び変更を行い得ることは明らかであろう。例えば、本明細書の図及び方法は片面エッチングに関して考察しているが、両面エッチングにも同様に使用することができる。従って、本明細書及び図は、制限的な意味ではなく例証としてみなすべきである。
エッチング処理での異なるAR値の間の差異を示す図である。 エッチング処理でのARの関数として理論的に計算された初期ギャップの拡大を示すグラフである。 ディスク基板の表面上にDTRパターンを形成する電気化学ウェットエッチング処理の概要を提示するブロック図である。 A;ディスク基板上にメッキされたNiP層を有する、電気化学ウェットエッチング処理前のディスク基板の準備段階の1つの実施形態を示す拡大断面図で、B:NiP層上に堆積されたエンボス可能層を有する図4Aのディスク基板を示す図で、C:隆起領域と陥凹領域のパターンでインプリントされた後の図4Aのディスク基板を示す図である。 A:電気化学エッチャントがエンボス可能層の上に供給された図4Aのディスク基板の拡大断面図とB:陥凹領域がNiP層内に形成された図4Aのディスク基板を示す図である。 電気化学ウェットエッチング処理中のエンボス可能層による電界への影響を示す図である。 異方性ウェットエッチング処理を用いてディスク基板上にDTRパターンを形成する1つの方法のブロック図である。 異方性ウェットエッチング処理を用いてディスク基板上にDTRパターンを形成する別の方法のブロック図である。 異方性ウェットエッチング処理を用いてディスク基板上にDTRパターンを形成する別の方法のブロック図である。 電気化学電解槽の概略図である。 吸着剤の例を示す表である。
符号の説明
401 ディスク、402 NiP層、403 エンボス可能層、410 エッチャント、425 ディスク基板、426 第1の電極、430 電源装置/コントローラ、800 電解槽

Claims (61)

  1. 希酸と非イオン性界面活性剤を含む組成物を有するエッチャント溶液内に加工物を配置する段階と、
    前記エッチャント溶液内に電界を生成して、異方性エッチング・パターンを前記加工物上に形成させる段階と、
    を含む方法。
  2. 前記希酸が、クエン酸とシュウ酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記非イオン性界面活性剤が、アルキルエトキシレート又はアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記アルキルエトキシレートが、C7−C10アルキル鎖と約550の分子量を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記エッチャント溶液が、クエン酸とアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記エッチャント溶液の希酸が、約2から4のpH値で、2より大きいpK値であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記配置する段階が前記加工物を前記エッチャント溶液の電解槽に浸漬する段階を更に含み、前記電解槽が前記加工物に隣接して配置された電極を有し、前記電極と加工物が電源装置に結合されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記電界を生成する段階が、前記電極と加工物に約0.05アンペアから2.0アンペアの電流を印加する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記電界を生成する段階が、約50−150mA/cm2の間の電流密度を印加する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記電流を印加する段階が、約5nm/秒から約20nm/秒のエッチング速度を生成させる段階を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記浸漬する段階が、前記加工物と前記電極との間に約1mmから約10mmの間隔を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  12. 前記電流を印加する段階が、前記加工物の表面上のエッチング幅に対するエッチング深さにおいて、1より大きいアスペクト比の値を生じさせることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記加工物が、ディスク基板を含み、前記配置する段階が、前記ディスク基板の上にNiP層をメッキする段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記メッキする段階が、前記NiP層の上にエンボス可能層を堆積させる段階を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記堆積させる段階が、前記NiP層に形成されるべきエッチング・パターンのテンプレートを有するスタンパを用いて前記エンボス可能層をインプリントする段階を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記エッチング・パターンが、DTRパターンを含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記スタンピングする段階が、前記陥凹領域内のNiP層を露出させるために前記エンボス可能層を灰化する段階を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記電界を生成する段階が、前記DTRパターンに対応する複数の陥凹領域を前記NiP層の表面上に形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 希酸、非イオン性界面活性剤、吸着質を含む組成物を有するエッチャント溶液内に加工物を配置する段階と、
    前記エッチャント溶液内に電界を生成して、異方性エッチング・パターンを前記加工物の表面上に形成させる段階と、
    を含む方法。
  20. 前記吸着剤が、アルキルベンゼンスルホン酸を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記吸着剤が、2−ベンゾイミダゾール・プロピオン酸を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 前記希酸が、クエン酸とシュウ酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 前記非イオン性界面活性剤が、アルキルエトキシレート又はアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  24. 前記アルキルエトキシレートが、C7−C10アルキル鎖と約550の分子量を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記エッチャント溶液が、クエン酸、アルキルエトキシレートブレンド、アルキルベンゼンスルホン酸を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  26. 前記エッチャント溶液の希酸が、約2から4のpH値で、かつ2より大きいpK値であることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  27. 前記配置する段階が前記加工物を前記エッチャント溶液の電解槽に浸漬する段階を更に含み、前記電解槽が前記加工物に隣接して配置された電極を有し、前記電極と加工物が電源装置に結合されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  28. 前記電界を生成する段階が、前記電極と加工物に約0.05アンペアから2.0アンペアの電流を印加する段階を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 前記電界を生成する段階が、約50−150mA/cm2の間の電流密度を印加する段階を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  30. 前記電流を印加する段階が、約5nm/秒から約20nm/秒のエッチング速度を生成させる段階を更に含むことを特徴とする請求項28に記載の方法。
  31. 前記浸漬する段階が、前記加工物と前記電極との間に約1mmから約10mmの間隔を形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  32. 前記電流を印加する段階が、前記加工物の表面上のエッチング幅に対するエッチング深さにおいて、1より大きいアスペクト比の値を生じさせることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  33. 前記加工物がディスク基板を含み、前記配置する段階が、前記ディスク基板の上にNiP層をメッキする段階を更に含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  34. 前記メッキする段階が、前記NiP層の上にエンボス可能層を堆積させる段階を更に含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記堆積させる段階が、前記NiP層上に形成されるべきエッチング・パターンのテンプレートを有するスタンパを用いて前記エンボス可能層をインプリントする段階を更に含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記エッチング・パターンがDTRパターンを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記スタンピングする段階が、前記陥凹領域内のNiP層を露出させるために前記エンボス可能層を灰化する段階を更に含むことを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記電界を生成する段階が、前記DTRパターンに対応する複数の陥凹領域を前記NiP層の表面に形成する段階を更に含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 希酸と非イオン性界面活性剤の約0.35%から約3.5%の溶液を含むことを特徴とする電気化学エッチャント。
  40. 前記非イオン性界面活性剤がC7−C10アルキル鎖と約550の分子量を有するアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項39に記載のエッチャント。
  41. 前記希酸がクエン酸を含み、前記非イオン性界面活性剤がアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項39に記載のエッチャント。
  42. 前記希酸が、約2から4のpH値と2より大きいpK値であることを特徴とする請求項39に記載のエッチャント。
  43. 前記希酸が、クエン酸とシュウ酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項39に記載のエッチャント。
  44. 希酸、非イオン性界面活性剤、ニッケル吸着剤の約0.35%から3.5%の溶液を含むことを特徴とする電気化学エッチャント。
  45. 前記非イオン性界面活性剤が、C7−C10アルキル鎖と、約550の分子量を有するアルキルエトキシレートブレンドとを含むことを特徴とする請求項44に記載のエッチャント。
  46. 前記希酸がクエン酸を含み、前記非イオン性界面活性剤がアルキルエトキシレートブレンドを含み、前記ニッケル吸着剤がアルキルベンゼンスルホン酸を含むことを特徴とする請求項44に記載のエッチャント。
  47. 前記希酸が、約2から4のpH値と2より大きいpK値であることを特徴とする請求項44に記載のエッチャント。
  48. 前記希酸が、クエン酸とシュウ酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項1に記載のエッチャント。
  49. 前記ニッケル吸着剤が、アルキルベンゼンスルホン酸と2−ベンゾイミダゾール・プロピオン酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項44に記載のエッチャント。
  50. 希酸と非イオン性界面活性剤を含む組成物を有するエッチャント溶液内に加工物を配置する手段と、
    前記エッチャント溶液内に電界を生成して、異方性エッチング・パターンを前記加工物上に形成させる手段と、
    を備えることを特徴とする装置。
  51. 前記希酸が、クエン酸とシュウ酸からなるグループから選ばれることを特徴とする請求項50に記載の装置。
  52. 前記非イオン性界面活性剤が、アルキルエトキシレート又はアルキルエトキシレートブレンドを含むことを特徴とする請求項50に記載の装置。
  53. 前記配置する手段が、前記加工物を前記エッチャント溶液の電解槽に浸漬する手段を更に備え、前記電解槽が前記加工物に隣接して配置された電極を有し、前記電極と加工物が電源装置に結合されることを特徴とする請求項50に記載の手段。
  54. 前記電界を生成する手段が、前記電極と加工物に約0.05アンペアから2.0アンペアの電流を印加する手段を更に含むことを特徴とする請求項53に記載の装置。
  55. 前記電流を印加する手段が、約5nm/秒から約20nm/秒のエッチング速度を生成させる手段を更に含むことを特徴とする請求項53に記載の装置。
  56. 前記電流を印加する手段が、前記加工物の表面上のエッチング幅に対するエッチング深さについて、1より大きいアスペクト比の値を生じさせることを特徴とする請求項54に記載の装置。
  57. 前記加工物がディスク基板を含み、前記配置する手段が前記ディスク基板の上にNiP層をメッキする手段を更に備えることを特徴とする請求項50に記載の装置。
  58. 前記メッキする手段が、前記NiP層の上にエンボス可能層を堆積させる手段を更に含むことを特徴とする請求項57に記載の装置。
  59. 前記堆積させる手段が、前記NiP層に形成されるべきエッチング・パターンのテンプレートを有するスタンパを用いて前記エンボス可能層をインプリントして、前記エンボス可能層上に隆起領域と陥凹領域とを形成する手段を更に含むことを特徴とする請求項58に記載の手段。
  60. 前記スタンピングする手段が、前記陥凹領域内のNiP層を露出させるために前記エンボス可能層を灰化する手段を更に含むことを特徴とする請求項59に記載の装置。
  61. 前記電界を生成する手段が、前記DTRパターンに対応する複数の陥凹領域を前記NiP層の表面に形成する手段を更に含むことを特徴とする請求項60に記載の装置。
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