JP2006257172A - ポリエーテル系高分子固体電解質 - Google Patents

ポリエーテル系高分子固体電解質 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の固体電解質と同じ条件でイオン伝導性高分子組成物を作成した場合に、低粘度で優れた加工性を有し、重合反応性官能基の反応による硬化後は機械強度が優れ、高いイオン伝導性を有する固体電解質を提供する。
【解決手段】 下記式(1)で示される構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位とを有し、かつ、分子末端に、又は側鎖に、又は分子末端及び側鎖に重合反応性官能基を有するものとする。
【化1】
Figure 2006257172

【化2】
Figure 2006257172

(但し、Rは炭素数1又は2のアルキル基を示す)
【化3】
Figure 2006257172

(但し、Rは炭素数1〜25のアルキル基を示す)

Description

本発明は、新規ポリエーテル系高分子化合物、これを用いてなるイオン伝導性高分子組成物、及び電気化学デバイスに関するものである。
従来のイオン伝導性を有する固体電解質としては、直鎖状ポリエーテル、例えばポリエチレンオキサイドなどに電解質塩を溶解させたものが良く知られている。
このような従来のイオン伝導性高分子組成物は、低温でのポリエチレンオキサイドの結晶化のためにイオン伝導性が低く、イオン伝導性高分子組成物の材料としての性能要求を満たしていない。また、高温で作動させる場合、イオン伝導性は向上するが機械的強度が低下するという問題がある。
そこで、ポリエチレンオキサイドの結晶性を下げてイオン伝導性の向上を図るために、特開平9−324114号公報、米国特許第4758483号明細書等では、エチレンオキサイドと第二のポリエーテル成分とを共重合させる方法などがとられている。
また、特開昭59−149601号公報、特開昭58−75779号公報などでは、イオン伝導性高分子組成物に有機溶媒(特に好ましくは、高誘電率有機溶媒)を添加して固体状態を保持する方法が提案されている。しかしこの場合、イオン伝導性は向上するが機械強度は著しく低下する。
また、特開平7−296822号公報、国際公開第97/42251号パンフレットなどでは、機械強度の向上のためにポリエチレンオキサイドを基本単位としたコポリマーを架橋して網目状高分子とすることで、イオン伝導性に優れ、加工性、機械的強度にも優れたイオン伝導性高分子組成物とすることが提案されている。
しかしながら、このような従来のイオン伝導性ポリマーとしてのポリエーテル化合物にあっては、高粘度であり加工性に問題を有し、さらには低温になるにつれ、徐々にイオン伝導性が低下する傾向があるという問題点があった。
特開平9−324114号公報 米国特許第4758483号明細書 特開昭59−149601号公報 特開昭58−75779号公報 特開平7−296822号公報 国際公開第97/42251号パンフレット
本発明はこのような従来技術の問題点に着目してなされたものであり、上記のような従来の固体電解質と同じ条件でイオン伝導性高分子組成物を作成した場合に、低粘度で優れた加工性を有し、重合反応性官能基の反応による硬化後は機械強度が優れ、高いイオン伝導性を有する固体電解質を提供することを課題とする。
本発明のポリエーテル系高分子化合物は、下記式(1)で示される構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位とを有し、かつ、分子末端に、又は側鎖に、又は分子末端及び側鎖に重合反応性官能基を有するものとする(請求項1)。
Figure 2006257172
Figure 2006257172
(但し、Rは炭素数1又は2のアルキル基を示す)
Figure 2006257172
(但し、Rは炭素数1〜25のアルキル基を示す)
本発明のイオン伝導性高分子組成物は、上記ポリエーテル系高分子化合物を1種又は2種以上と電解質塩とを含有してなるものとする(請求項2)。
本発明の電気化学デバイスは、そのイオン伝導性高分子組成物を用いてなるものとする(請求項3)。
本発明のポリエーテル系高分子を用いたイオン伝導性高分子組成物は、優れた加工性と機械強度を有し、室温において高いイオン伝導性を示し、イオン伝導性高分子組成物を用いる各種電気化学デバイスに好適に用いられる。
本発明のポリエーテル系高分子化合物は、例えば、活性水素化合物を出発物質として、以下に記載するアルキレンオキサイドをこれに付加させ、さらに分子末端又は側鎖又はその双方に重合反応性官能基を導入することにより得られる。
出発物質としては、活性水素残基を1個以上有する化合物やアルコキサイドが使用できる。
活性水素残基を1個以上有する化合物の活性水素残基の例としては、水酸基、アミノ基等が挙げられ、1〜6個の活性水素を有することが好ましい。活性水素残基を1個以上有する化合物の具体例としては、メタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリメチロ−ルプロパン、ジトリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ジエチルアミン、ジエタノールアミン、フェノール、クレゾール、ノニルフェノールおよびこれらの誘導体が挙げられる。
また、アルコキサイドの具体例としては、CHONaやt−ブトキシカリウム(t−BuOK)およびこれらの誘導体が挙げられる。
本発明のポリエーテル系高分子化合物は、下記式(1)で示される構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位とを有する。
Figure 2006257172
Figure 2006257172
(但し、Rは炭素数1又は2のアルキル基を示す)
Figure 2006257172
(但し、Rは炭素数1〜25のアルキル基を示す)
ここで、式(1)に示される構造単位は、エチレンオキサイドを開環重合することにより得られるものである。
また、式(2)に示される構造単位は、プロピレンオキサイドあるいはブチレンオキサイドを開環重合することにより得られるものである。
さらに、式(3)に示される構造単位は、炭素数1〜25のアルキル基を有するアルキルグリシジルエーテルを開環重合することにより得られるものである。アルキルグリシジルエーテルのアルキル基の炭素数は、上記の通り1〜25であるが、3〜20が好ましく、4〜16がより好ましく、6〜10がさらに好ましい。このアルキル基の炭素数が25より大きくなると、ポリエーテル系高分子化合物の疎水性が強くなり、これを用いたイオン伝導性高分子組成物のイオン伝導性が低下するので好ましくない。
この炭素数1〜25のアルキル基は、直鎖状または分岐鎖状または環状のいずれでもよいが、好ましくは分岐鎖状である。アルキル基に分岐を持たせることにより、ポリエーテル系高分子化合物とした場合、分子量が同じ直鎖状の化合物と比較して、粘度を低減させることができ、さらに組成物の結晶性を低下させ、低温でのイオン伝導性を改善させる効果がある。
式(1)の構造単位は1分子中において、10〜11000個、好ましくは50〜8000個、より好ましくは100〜5000個、特に好ましくは200〜2500個である。また式(2)の構造単位は1分子中において、1〜1000個、好ましくは2〜800個、より好ましくは5〜500個である。また式(3)の構造単位は1分子中において、1〜1000個、好ましくは2〜800個、より好ましくは5〜500個である。
一分子中における式(1)、式(2)、式(3)の構造単位の組成比は、式(1)の構造単位のmol%をAとし、式(2)及び式(3)の構造単位のmol%をそれぞれB、CとするとA:(B+C)=1:99〜99.9:0.1の範囲であり、好ましくは50:50〜99:1の範囲、より好ましくは80:20〜98:2である。また、BとCの割合はB:C=1:99〜99:1の範囲である。
次に、各分子に導入する重合反応性官能基の例としては、(メタ)アクリロイル基((メタ)アクリル酸残基)、ビニル基、プロペニル基、(メタ)アリル基等のアルケニル基が挙げられる。
重合反応性官能基の導入量は、1分子に対して2個以上かつ構造単位におけるmol%が10mol%以下であることが好ましく、3個以上かつ5mol%以下であることがより好ましい。
各分子への重合反応性官能基の導入方法としては、式(1)、式(2)、式(3)の構造単位を有するポリエーテル共重合体の末端活性水素に(メタ)アクリル酸基を直接エステル化法またはエステル交換法により導入する方法、酸クロライド法などの既知の方法によりエステル化する方法、あるいは、ポリエーテル系高分子化合物を共重合する際に(メタ)アリルグリシジルエーテル等の重合反応性官能基を有するオキシラン化合物を共重合させる方法、ポリエーテル共重合体のヒドロキシル基をアルコラート化し、ビニル基を有するハロゲン化物と反応させビニルエーテル基を導入する方法等が用いられる。
本発明のポリエーテル系高分子化合物の分子量(Mw)は、特に限定されないが、通常500〜50万程度であり、好ましくは2000〜30万程度、より好ましくは5000〜20万程度、特に好ましくは8000〜10万程度である。
本発明のイオン伝導性高分子組成物は、上記ポリエーテル系高分子化合物と電解質塩を含有してなるものであり、必要に応じ、さらに非水溶媒を含有させることができる。
電解質塩の種類は特に限定されないが、リチウム塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、(CPBF等のホスホニウム塩、硫酸・過塩素酸等のプロトン酸塩、硼素原子を含む塩、イオン性液体等が使用可能である。
アルカリ金属塩の具体例としては、LiF、LiCl、LiBr、LiI、LiNO、チオシアン酸リチウム、LiClO、LiCFSO、LiBF、LiN(SOCF、LiC(SOCF、LiN(SOF)、LiN(CN)、チオシアン酸ナトリウム、NaClO、NaCFSO、NaBF、チオシアン酸カリウム、KClO、KCFSO、KBF、チオシアン酸マグネシウムおよびこれらの誘導体が挙げられる。
アンモニウム塩の具体例としては、(CHNBF、(CHNBr、(CHNI、(CHNClO、(CNBF等が挙げられる。
ホウ素原子を含む例としては、次式(4)で表されるものが挙げられる。
Figure 2006257172
式(4)中、R31、R32、R33、R34は、それぞれ互いに同一でも異なっていてもよく、また、互いに結合して環を形成してもよく、この環は置換基を有していてもよい。Xはアルカリ金属イオンを表わし、好ましくはリチウムイオンである。
上記電解質塩の濃度は、イオン伝導性高分子組成物100重量部に対して通常は1〜99重量部の範囲とし、好ましくは2〜50重量部、より好ましくは5〜30重量部とする。
非水溶媒を含有する場合の非水溶媒の例としては、エチレンカーボネートやプロピレンカーボネートのようなカーボネート類、ラクトン類、エーテル類、スルホラン類、ニトリル類、およびジオキソラン類からなる非プロトン性溶媒等が挙げられる。これらは、単独または2種以上混合して使用してもよい。
また、上記ポリエーテル系高分子化合物と非水溶媒の配合比は任意に混合することができるが、好ましくは1/99〜100/0(重量比)の範囲とする。
上記した本発明のイオン伝導性高分子組成物は、ポリエーテル系高分子化合物の重合反応性官能基が架橋したものとすることができる。
ポリエーテル系高分子化合物の架橋の手段としては、ラジカル重合、カチオン重合、等既知の手法を取ることができ、一例としては紫外線、可視光線、電子線等の活性放射線の照射及び/または加熱が有効である。その際、必要に応じて光重合開始剤や熱重合開始剤等を使用できる。
本発明のイオン伝導性高分子組成物は、種々の電気化学デバイスに適用可能であり、その例としては、リチウム電池、色素増感太陽電池、燃料電池、コンデンサー、エレクトロクロミック等が挙げられる。これら電気化学デバイスは、本発明のイオン伝導性高分子組成物を用いる以外は公知の材料を用いて公知の方法で製造できる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
本発明のポリエーテル系高分子化合物は、イオン伝導性の特性を利用した種々の用途の電気化学デバイスに使用可能であるが、以下の実施例および比較例では、このポリエーテル系高分子化合物を用いたイオン伝導性高分子組成物のイオン伝導性を、電解質塩としてリチウム塩を用いて評価した。
〔実施例1〕
(ポリエーテル系高分子化合物1の合成)
出発物質であるグリセリン9.2g(0.1mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド880g(20mol)、プロピレンオキサイド104g(1.8mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル125g(0.7mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体1055gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体1010gを仕込み、アクリル酸54g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、重量平均分子量1.06×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製)
上記により得られた化合物1の1gに対して、Li[(CFSON]を1g、エチレンカーボネート(EC)1g、プロピレンカーボネート(PC)1g、ベンジルジメチルケタールを0.1g加え、均一に溶解した後、ガラス板状に流延し、窒素雰囲気下にて、30mW/cmの強度で3分間紫外線照射して、厚さ500μmのイオン伝導性高分子組成物のフィルムを得た。
(イオン伝導性高分子組成物の評価)
イオン伝導性高分子組成物のイオン伝導性を、上記フィルムを13mmφに打ち抜き、それを13mmφに打ち抜いたリチウム金属2枚で挟み、交流複素インピーダンス法にて、20℃及び40℃における抵抗値をそれぞれ測定し、その抵抗値からイオン導電率を求めることで評価した。
イオン伝導性高分子組成物の加工性は、用いたポリエーテル系高分子化合物の30℃及び60℃における取り扱い状態から、次の基準で判断した;
◎…30℃での取り扱い良好、
○…60℃での取り扱い良好、
△…60℃での取り扱い可、
×…60℃での取り扱い不可。
また、イオン伝導性高分子組成物の強度は、作成したフイルムに0.1MPaの圧力をかけ、フィルムの状態を目視にて観察して、次の基準で判断した;
○…良(形状維持)、△…可(変形)、×…不可(破断)。
〔実施例2〕
(ポリエーテル系高分子化合物2の合成)
出発物質であるグリセリン9.2g(0.1mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド2200g(50mol)、プロピレンオキサイド261g(4.5mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル314g(1.7mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体2645gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体930gを仕込み、アクリル酸32g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、分子量2.17×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物1に替えて化合物2を用いた以外は実施例1と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例3〕
(ポリエーテル系高分子化合物3の合成)
出発物質であるジグリセリン16.6g(0.1mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド4400g(100mol)、ブチレンオキサイド380g(5.3mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル985g(5.3mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体4571gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体1023gを仕込み、アクリル酸32g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、分子量3.88×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製)
化合物1に替えて化合物3を用いた以外は実施例1と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の評価)
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例4〕
(ポリエーテル系高分子化合物4の合成)
出発物質であるジグリセリン8.3g(0.05mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド4400g(100mol)、ブチレンオキサイド550g(7.7mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル558g(3.0mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体4570gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体1020gを仕込み、アクリル酸32g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、分子量6.50×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4の3gに対して、アセトニトリル1g、Li[(CFSON]を1g、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を0.1g加え、均一に溶解した後、ガラス板状に流延し、80℃で24時間真空乾燥することで、厚さ500μmのイオン伝導性高分子組成物のフィルムを得た。
(イオン伝導性高分子組成物の評価)
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例5〕
(ポリエーテル系高分子化合物5の合成)
出発物質であるグリセリン0.92g(0.01mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド1760g(40mol)、ブチレンオキサイド110g(1.5mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル110g(0.6mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体1829gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体1017gを仕込み、アクリル酸32g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、分子量10.4×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4に替えて化合物5を用いた以外は実施例4と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例6〕
(ポリエーテル系高分子化合物6の合成)
出発物質であるグリセリン9.2g(0.1mol)を耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド1760g(40mol)、プロピレンオキサイド110g(1.9mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル112g(0.6mol)、アリルグリシジルエーテル34g(0.3mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させ、分子量1.67×10のアリル基含有ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製)
化合物1に替えて化合物6を用いた以外は実施例1と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の評価)
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例7〕
(ポリエーテル系高分子化合物7の合成)
出発物質であるt−BuOK 2.24g(0.02mol)を耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド880g(20mol)、ブチレンオキサイド30g(0.4mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル78g(0.4mol)、アリルグリシジルエーテル25g(0.22mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させ、分子量3.49×10のアリル基含有ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物1に替えて化合物7を用いた以外は実施例1と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例8〕
(ポリエーテル系高分子化合物8の合成)
出発物質であるt−BuOK1.12g(0.01mol)を耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド880g(20mol)、ブチレンオキサイド33g(0.5mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル86g(0.5mol)、アリルグリシジルエーテル25g(0.2mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させ、分子量6.11×10のアリル基含有ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4に替えて化合物8を用いた以外は実施例4と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔実施例9〕
(ポリエーテル系高分子化合物9の合成)
出発物質であるt−BuOK1.12g(0.01mol)を耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド1760g(40mol)、ブチレンオキサイド66g(0.9mol)、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル169g(0.9mol)、アリルグリシジルエーテル52g(0.5mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させ、分子量10.6×10のアリル基含有ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4に替えて化合物9を用いた以外は実施例4と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔比較例1〕
(イオン伝導性高分子組成物の調製)
アセトニトリル1gに、分子量5万のポリエチレングリコール3gと、LiTFSIを1g混入し、均一に溶解した後、ガラス板状に流延し、80℃で24時間真空乾燥することで、厚さ500μmのイオン伝導性高分子組成物の作製を試みたが、脆弱なイオン伝導性高分子組成物しか得られず、イオン導電性、強度の評価はできなかった。
〔比較例2〕
(イオン伝導性高分子組成物の調製)
アセトニトリル1gに、分子量10万のポリエチレングリコール3gと、LiTFSIを1g混入し、均一に溶解した後、ガラス板状に流延し、80℃で24時間真空乾燥することで、厚さ500μmのイオン伝導性高分子組成物を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の評価)
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔比較例3〕
(ポリエーテル系高分子化合物10の合成)
出発物質であるグリセリン9.2g(0.1mol)、触媒として水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド880g(20mol)、プロピレンオキサイド232g(4.0mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。
反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体10500gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体1005gを仕込み、アクリル酸54g、トルエン1100g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、重量平均分子量1.06×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物1に替えて化合物10を用いた以外は実施例1と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔比較例4〕
(ポリエーテル系高分子化合物11の合成)
出発物質であるグリセリン9.2g(0.1mol)、触媒としての水酸化カリウム0.9gを耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド8800g(200mol)、ブチレンオキサイド663g(9.2mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させた。
反応終了後、中和脱塩処理を行ってポリエーテル共重合体8602gを得た。
3L四つ口フラスコに上記重合体959gを仕込み、アクリル酸32g、トルエン1000g、および触媒として濃硫酸15gをそれぞれ仕込み、攪拌、還流下、水を除去しながら10時間反応させたのち、中和、脱塩精製を行い、トルエンを除去して、重量平均分子量5.75×10のアクリロイル変性ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4に替えて化合物11を用いた以外は実施例4と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、粘度、強度を、実施例1と同様にして評価した。
〔比較例5〕
(ポリエーテル系高分子化合物12の合成)
出発物質であるt−BuOK 1.12g(0.01mol)を耐圧容器に入れ、100℃に昇温し、減圧度が5mmHg以下になるまで減圧した後、120℃まで昇温した。エチレンオキサイド1760g(40mol)、ブチレンオキサイド130g(1.8mol)、アリルグリシジルエーテル52g(0.5mol)を混合したモノマー混合液を加えて、120±5℃で10時間反応させ、分子量10.2×10のアリル基含有ポリエーテル共重合体を得た。
(イオン伝導性高分子組成物の調製および評価)
化合物4に替えて化合物12を用いた以外は実施例4と同様にしてフィルムを作成し、イオン導電性高分子組成物を得た。
得られたイオン伝導性高分子化合物のイオン導電性、加工性、強度を、実施例1と同様にして評価した。
上記化合物1〜12の出発物質、単量体組成(種類、モル比)、重合反応性官能基を表1に示す。
Figure 2006257172
上記実施例及び比較例のイオン導電性高分子組成物のイオン導電性、加工性、強度を表2に示す。
Figure 2006257172
本発明のイオン伝導性高分子組成物は、リチウム電池、色素増感太陽電池、燃料電池、コンデンサー、エレクトロクロミック等の種々の電気化学デバイスに適用可能である。

Claims (3)

  1. 下記式(1)で示される構造単位と、下記式(2)で示される構造単位と、下記式(3)で示される構造単位とを有し、かつ、分子末端に、又は側鎖に、又は分子末端及び側鎖に重合反応性官能基を有することを特徴とする、ポリエーテル系高分子化合物。
    Figure 2006257172
    Figure 2006257172
    (但し、Rは炭素数1又は2のアルキル基を示す)
    Figure 2006257172
    (但し、Rは炭素数1〜25のアルキル基を示す)
  2. 請求項1に記載のポリエーテル系高分子化合物を1種又は2種以上と電解質塩とを含有してなるイオン伝導性高分子組成物。
  3. 請求項2に記載のイオン伝導性高分子組成物を用いてなる電気化学デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102770999A (zh) * 2010-02-10 2012-11-07 国立大学法人三重大学 固体电解质用组合物、固体电解质、锂离子二次电池及锂离子二次电池的制造方法
CN113036215A (zh) * 2019-12-24 2021-06-25 广州汽车集团股份有限公司 电解质浆料、复合正极极片及制备方法、锂离子电芯、锂离子电池包及应用
WO2021246149A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09 Agc株式会社 化合物、重合体、及び硬化性組成物

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