JP2006251679A - 眼鏡用パッド取付具及び眼鏡用パッド取付具の製造方法 - Google Patents

眼鏡用パッド取付具及び眼鏡用パッド取付具の製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】パッドの調整を無理なく確実に行うことができると共に、パッドの取り付け部分をスマートに形成できる眼鏡用パッド取付具を提供する。
【解決手段】別体に形成されたアーム部材6と筒部材9を具える。アーム部材6は、下端にパッド2の取付け部3を有し、且つ上端に挿入軸部5を有する。筒部材9は、挿入軸部5を挿入させる挿入孔7を有し挿入軸部5と一体化される。筒部材9はその前端に位置決め鍔部31を有する。挿入孔7に挿入軸部5が挿入された状態で、筒部材の後側部分をなす筒部32を挿入軸部5と共に左右側で押し潰すことによってアンカー部40が形成される。アンカー部40が、眼鏡フレーム10に設けられた固定孔42に押し込まれて眼鏡フレーム10に埋設される。
【選択図】図10

Description

本発明は、眼鏡フレームに固定されて眼鏡にパッドを取り付けるために用いられる眼鏡用パッド取付具に関するものである。又、眼鏡用パッド取付具の製造方法に関するものである。
眼鏡フレームにパッドを取り付けるために用いられるパッド取付具として、本出願人は、実用新案登録第3057584号公報において各種のパッド取付具を開示した。
本発明に3るパッド取付具は、該公報の図8に記載されている従来のパッド取付具の改良に係るものである。
該従来のパッド取付具aは、図18(同公報の図8)に示すように、下端にパッドbが取り付けられるアーム部cの上端にアンカー部dが突設され、該アンカー部dが眼鏡フレームeのレンズ保持枠部fの背面部分に埋設されることによって、該パッド取付具aが眼鏡フレームeに取り付けられるものであった。かかる構成のパッド取付具aは、金属線材をプレス成形することにより、前記アーム部cと位置決め鍔部gと前記アンカー部dとが一体に形成されている。該アーム部cは、前記位置決め鍔部gから水平に突出する水平片部hの先端で湾曲部jを介して下向きに垂下片部kを連設してなるL字状に形成されており、前記アンカー部dは、左右から押圧されて平板状に潰され、その上下の縁部分に係合部m,mが形成されている。そして前記アーム部cの下端に、前記パッドbを取り付けるための箱状取付け部nがロウ付されている。かかる構成を有するパッド取付具aは、図18に示すように、前記アンカー部dを眼鏡フレームeの所要部位に埋設することによって、回り止めと抜け止めが図られて該眼鏡フレームeに固定され、前記箱状取付け部nに前記パッドbが取り付けられるものであった。
かかるパッド取付具aは、眼鏡フレームeに対するパッド取付具aの固定をネジ固定手段を用いることなく見栄えよく行うことができる利点を有してはいたが、次のような問題点があった。即ち、該パッド取付具aは前記したように、金属線材をプレス成形して一体に製造されるもので、前記線材の中間部分を軸方向で逆向きに圧縮することによって前記位置決め鍔部gを形成する塑性加工を行なうものであった。そのため、圧縮加工性の良好な素材からなり且つ一定以上の太さを有する線材を用いざるを得なかった。又、眼鏡フレームに安定的に保持される大きさを有した前記アンカー部を形成できるためにも、一定以上の太さの線材を必要とした。
かかることから該線材としては、通常、1.1〜1.5mm程度の直径を有する洋白やニッケル合金、ステンレス等の素材からなる線材が用いられていた。なお、チタン製の線材も用いられてはいたが、塑性加工が難しく製造コストが高くつくために一般的ではなかった。
そのため、製造されたパッド取付具aの前記アーム部cの太さは、使用する線材の太さによって決まってしまい、デザイン的にスマートな細いアーム部を求める市場の要求に応ずることができなかった。
又、塑性加工で前記位置決め鍔部gを形成することからアーム部cと位置決め鍔部gとの接続部分pが強度的に弱い部分となるために、該アーム部に、図2に示すようなU字状屈曲部26を有する等の複雑な曲げ加工は施こしにくく、精々、前記のようなL字状に屈曲したアーム部を形成できるに止まった。
そして、このようにL字状に屈曲させるにしても、前記位置決め鍔部gが障害となって、該鍔部gに近接した状態で垂下片部kを屈曲させることが難しく、又、屈曲させる際に、アーム部cと位置決め鍔部gとの接続部分pの折損を招かないようにも配慮する必要があった。かかることから、前記水平片部hの長さは比較的大きなもの(例えば3〜3.5mm程度に大きなもの)とならざるを得ず、アーム部cの屈曲加工に制約が伴ったのである。その結果、かかる構成のパッド取付具aを用いてパッドbを眼鏡フレームeに取り付けた際、パッドbと眼鏡フレームeとの間の距離が大きくなってしまう。そこで、眼鏡着用者の鼻にパッドbをフィットさせるためには、該パッドbを眼鏡フレームeに近づけるように該アーム部cを無理に曲げる調整を施さざるを得なかったのであるが、この調整の際に、前記接続部分pに無理な応力が作用して該接続部分pでアーム部cが折損しやすい問題があった。
なお、アーム部cがより細く形成され、且つ前記位置決め鍔部gに近接した部位でアーム部cが屈曲されたパッド取付具aを製造する手段としては、アーム部を、位置決め鍔部を具えたアンカー部と別体に形成し、該アーム部の上端を該位置決め鍔部にロウ付することが考えられる。このように製造したときは、眼鏡フレームに埋設状態に固定されるアンカー部を所要大きさのものに形成しつつ、デザイン的にスマートな細いアーム部を具えたパッド取付具を製造できる利点がある。しかしながら、ロウ付部分は熱的影響によって強度的に弱くなっているために、パッドの取り付け状態を若干調整せんとして該アーム部を屈曲させた際に、前記ロウ付部分の近傍部位でアーム部が折損したりロウ離れが生ずる問題があった。その他、前記アーム部をスェージング加工によって細く形成することも考えられないではないが、スェージング加工によって形成された細いアーム部は、パッドの調整に際して該アーム部を曲げた時に折損しやすい欠点があった。
実用新案登録第3057584号公報 (1〜2頁、図8)
本発明は、前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、パッドの調整に際してアーム部を無理なく確実に屈曲させることができると共に、眼鏡デザインを考慮してアーム部を細く形成することが容易であり、このように細く形成してもアーム部の屈曲を無理なく確実に行なうことができ、加えて、チタン等の加工の難しい素材であっても所望のパッド取付具を容易に製造できしかもコスト低減を達成し得る眼鏡用パッド取付具の提供を課題とするものである。又、かかる眼鏡用パッド取付具を合理的に製造できる眼鏡用パッド取付具の製造方法の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係る眼鏡用パッド取付具は、下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に挿入軸部が設けられてなるアーム部材と、該挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し該挿入軸部と一体化される筒部材とを具え、該筒部材の全体又は一部分が、そのままの状態で又は所要に変形せしめられて眼鏡フレームに埋設されることを特徴とするものである。前記眼鏡用パッド取付具において、前記挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成するのがよい。又前記筒部材は、その前端部分の外面に位置決め鍔部が突設されたものとして構成するのがよい。
又、前記した各眼鏡用パッド取付具において、前記挿入孔に前記挿入軸部が挿入された状態で、該筒部材の外周面の所要部位を前記挿入軸部と共に押し潰して、前記眼鏡フレームに埋設されるアンカー部を形成するのがよい。又、前記した各眼鏡用パッド取付具において、前記挿入軸部を前記挿入孔に圧入状態に挿入せしめて該挿入軸部と前記筒部材とを一体化し、前記筒部材の表面に凹部及び/又は突部からなる係合部を設ける如く構成することがある。又、前記した各眼鏡用パッド取付具において、前記挿入軸部を前記挿入孔に挿入し且つロウ付けすることにより該挿入軸部と前記筒部材とを一体化し、前記筒部材の表面に凹部及び/又は突部からなる係合部を設ける如く構成することがある。又、前記した各眼鏡用パッド取付具において、前記筒部材の後端部分が先細を呈する如く構成することがある。
又、本発明に係る眼鏡用パッド取付具は好ましくは次のように構成するのがよい。即ち、下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に挿入軸部が設けられてなるアーム部材と、該挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し該挿入軸部と一体化される筒部材とを具え、該筒部材の全体又は一部分が、そのままの状態で又は所要に変形せしめられて眼鏡フレームに埋設される眼鏡用パッド取付具において、前記筒部材の有する挿入孔を、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成し、前記アーム部材の挿入軸部が前記挿入孔に挿入され且つ該挿入軸部の後端が該挿入孔の底部に当接された状態で、該筒部材の外周面の所要部位が前記挿入軸部と共に押し潰されてアンカー部が形成されたものとして構成するのがよい。
又本発明に係る眼鏡用パッド取付具の製造方法は、アーム部材と筒部材とを用いて眼鏡用パッド取付具を製造する製造方法であって、該アーム部材は、下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に、挿入軸部を含む直線状の部分が設けられており、又前記筒部材は、前記挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し、該挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成されており、前記直線状の部分を所要長さに切断して後、前記挿入軸部を前記挿入孔に挿入し且つ該挿入軸部の後端を該挿入孔の底部に当接させ、その後、前記筒部材の外周面の所要部位を前記挿入軸部と共に押し潰すことによって、眼鏡フレームに埋設されるアンカー部を形成することを特徴とするものである。
本発明に係るパッド取付具は以下の如き優れた効果を奏する。
(1) 本発明に係るパッド取付具は、別体のアーム部材と筒部材とを具える構成を採用するため、パッド取付具を、線材をプレス成形して一体に製造したり、ロウ付け手段で製造する場合とは異なり、筒部材の前端に対するアーム部材の接続部分の強度的な安定性が確保される。かかることから、パッドの調整に際して、該接続部分に無理な応力を作用させることなく、アーム部材の、筒部材の前端から突出した部分(アーム部)を無理なく確実に屈曲させることができ、U字状等の複雑な屈曲部を有するアーム部を形成するときも無理なく加工できる。
(2) 又、アーム部材が筒部材と別体であるために、眼鏡フレームに埋設される筒部材の太さを所要に確保しながら、パッドを取り付けるためのアーム部を細く形成できる。これによって、スマートなデザインのパッド取付具を構成できることになる。そしてこのように細く形成しても、パッドの調整に際してアーム部の屈曲を無理なく確実に行なうことができる。
(3) 又パッド取付具が、別体のアーム部材と筒部材とから構成されているため、チタン等の加工の難しい素材を用いる場合であっても、これらの素材をプレス成形する場合におけるような加工上の問題を生じさせることがない。従って本発明によるときは、弾力性に富み、アーム部が細くても強度に優れ、又、軽量である等の高付加価値のパッド取付具を容易にしかもコスト低減を図って製造できる。
(4) 更、アーム部材を筒部材とは別体に構成し該アーム部材の挿入軸部を筒部材の挿入孔に挿入する構成を採用するため、当初は、挿入軸部を含む直線状の部分を、アーム部材の折曲加工の容易性を考慮して比較的長く形成したとしても、該直線状の部分の長さを所定に短く切断することにより、該挿入軸部を筒部材の挿入孔に挿入した状態で、該筒部材の前端(位置決め鍔部等)に近接した状態でパッド取付け部等が屈曲形成されたパッド取付具を容易に製造できる。
例えば、該アーム部材を図1に示すような、挿入軸部を含む直線状の水平片部11の前端で垂下片部13が連設された略L字状に形成する場合、位置決め鍔部等の筒部材の端部に近接した状態で垂下片部13が屈曲形成されてなる、パッド調整の容易なパッド取付具(例えば図6参照)を提供できることになる。
筒部材の前端に近接した状態で垂下片部13を屈曲形成するのは、従来のプレス成形によっては困難であったのであるが、本発明によるときは、かかる構成のパッド取付具を容易に製造できる利点がある。
なお、前記挿入孔に対する前記挿入軸部の挿入長さを所要に設定することによっても、同様にして、筒部材の前端に近接した状態で垂下片部が屈曲形成されたパッド取付具を製造できる。
(5) 前記筒部材に設ける挿入孔を盲孔として形成した場合は、アーム部材の挿入軸部の後端を該挿入孔の底部に当接させることにより、該筒部材に対してアーム部材を所要に正しく位置決めできる。これにより、筒部材を挿入軸部と共に押し潰す後工程を容易化し得る。
(6) 筒部材が位置決め鍔部を有するときは、該位置決め鍔部を眼鏡フレームの表面に当接状態とすることにより、眼鏡フレームに対する筒部材の埋設長さを所要に設定できる利点がある。然も、該位置決め鍔部によって、筒部材の埋設部分の端部を覆い隠すことができることから、パッド取付具の眼鏡フレームに対する固定部分の見栄えを向上させ得る。
(7) 筒部材の挿入孔にアーム部材の挿入軸部が挿入された状態で、該筒部材の外周面の所要部位を該挿入軸部と共に押し潰すことによってアンカー部を形成するときは、ロウ付け等の特別な手段を要することなく挿入軸部と筒部材とを容易且つ確実に一体化させ得る。 この場合、筒部材の後端部分を先細に形成するときは、このように押し潰してアンカー部を形成した際に、後端部が自ずから先細を呈するアンカー部を形成できて好ましい。
そして、該アンカー部が眼鏡フレームに埋設されることにより、パッド取付具を、抜け止め且つ回り止めして眼鏡フレームに固定できる。
(8) 本発明に係る製造方法は、アーム部材と筒部材とを用いて眼鏡用パッド取付具を製造する製造方法であって、該アーム部材は、下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に、挿入軸部を含む直線状の部分が設けられており、又前記筒部材は、前記挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し、該挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成されており、前記直線状の部分を所要長さに切断して後、前記挿入軸部を前記挿入孔に挿入し且つ該挿入軸部の後端を該挿入孔の底部に当接させ、その後、前記筒部材の外周面の所要部位を前記挿入軸部と共に押し潰すことによって、眼鏡フレームに埋設されるアンカー部を形成する構成を採用している。
そのため本発明の該製造方法によるときは、パッド取付け部とアンカー部との間の間隔を、前記直線状の部分の切断長さに応じて所要に設定でき、従って、パッド取付け部がアンカー部に近接した状態のパッド取付具であってもこれを容易且つ正確に製造できる利点がある。しかも、挿入孔に挿入した挿入軸部の後端を該挿入孔の底部に当接させるため、筒部材に対してアーム部材を所要に位置決めでき、筒部材を挿入軸部と共に押し潰す後工程を容易化できる。そして、かかる押し潰し工程を経ることによって、ロウ付け等の特別な手段を要することなく挿入軸部と筒部材とを容易且つ強固に一体化させ得る。
図1〜2において本発明に係る眼鏡用パッド取付具(以下パッド取付具という)1は、下端にパッド2(図8〜9)の取付け部3が設けられると共に、上端に挿入軸部5が設けられてなるアーム部材6と、該アーム部材6の前記挿入軸部5を挿入させる挿入孔7を有し、該挿入軸部5と一体化される筒部材9とを具えており、該筒部材9が所要に変形されて、図12に示すように眼鏡フレーム10に埋設されるものである。
前記アーム部材6は、例えば直径が0.7mm程度のチタン製の線材を屈曲して形成されており、図1においては、水平片部(前記挿入軸部5を含む直線状の部分)11の前端で、湾曲部12を介して垂下片部13が下向きに連設されたL字状形態を有しており、該垂下片部13の下端が、前記パッド2の取付け部3としての箱状取付け部3aの上面15にロウ付されている。該箱状取付け部3aは、図10に示すように、前記パッド2の裏面で突設された連結突部16を遊嵌させ得る、前端開放の収容凹所17を具えた立方体箱状をなし、その対向側面部19,20には、前記連結突部16に設けられた通孔21と位置合わせして、ビス22を取り付けるためのネジ孔23,25が設けられている。
又前記アーム部材6は、図2においては、水平片部(前記挿入軸部5を含む直線状の部分)11の前端に水平のU字状屈曲部26が連設されており、該U字状屈曲部26の前端で、湾曲部27を介して垂下片部29が下向きに連設されている。そして該垂下片部29は、その下端が、上方向にU字状に屈曲され且つ屈曲部の上端側が斜め上方に屈曲されたU字状取付け部3bとされている。
又前記筒部材9は、図1に示すパッド取付具1と図2に示すパッド取付具1において同一の構成を有しており、例えば直径が2.3mm程度で長さが3.2mm程度のチタン製の丸軸を切削加工して形成され、直径が2.3mm程度で厚さが0.6mm程度の円板状の位置決め鍔部31が設けられている。そして該位置決め鍔部31の後側部分をなす筒部(例えば円筒状の筒部)32の長さは、前記眼鏡フレーム10の厚みよりも若干小さく設定されている。そして該筒部材9には、その前端で開口し且つ筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔としての前記挿入孔7が、例えばドリル加工によって形成されている。該挿入孔7の内径は、0.7mm程度で、その深さは2.5mm程度に設定されている。
図1や図2のように構成された前記アーム部材6に前記筒部材9を固定するに際しては、図3、図4に示すように、前記水平片部11の後側をなす前記挿入軸部5を前記挿入孔7に挿入(略密接の挿入状態)する。この際、該挿入軸部5の後端33を前記挿入孔7の底部35に当接させることにより、筒部材9に対してアーム部材6を位置決めでき、前記水平片部11の長さに応じて、水平片部11が前記位置決め鍔部31から所定長さに突出することになる。本実施例においては、前記垂下片部13が前記位置決め鍔部31に近接した状態(例えば2mm程度に近接した状態)となるように、前記水平片11の長さが設定される。
前記水平片部11の長さは、図5(A)に示すように、アーム部材6の屈曲形成に支障がないように長く形成した場合であっても、該水平片部16を切断する後工程を経ることによって(図5(A)に、切断線Lを一点鎖線で示す)、図5(B)に示すように容易に所要長さに設定できる。かかることから、前記挿入軸部5を前記挿入孔7に挿入した状態で、前記位置決め鍔部31から突出する水平片部11の長さを図5(C)に示すように略ゼロに設定することも容易である。
このようにして挿入軸部5を前記挿入孔7に挿入して後、例えば図6〜7に示すように、前記位置決め鍔部31の後側部分をなす前記筒部32を前記挿入軸部5と共に例えば左右側で押し潰す。これにより、例えば0.5mm程度の肉厚を有する板状部33を形成する。該板状部33の後端部35は、例えば図6、図7に示すように先を若干細く形成すると共に、その上下の縁部分36,37を内方に変形させて係合部39,39を形成することにより、前記挿入軸部5と一体化されたアンカー部40を形成できる。なお本実施例においては、該係合部39は、図6〜7、図11に示すように、三角形状の凹部39aとその周辺の盛り上がり39bとからなる。そして該凹部39aの先側の面28は、アンカー部40の略幅方向に延びる面として形成し、該アンカー部40を後述のように眼鏡フレーム10に埋設した際のアンカー効果を高めるようになされている。そして、アーム部材6の、前記位置決め鍔部31の前端から突出した部分がアーム部38となる。
図8、図9は、かかる構成を有するパッド取付具1を前記アンカー部40で、例えば合成樹脂製の眼鏡フレーム10に固定した状態を示すものである。この固定は、例えば図10〜12に示すように、眼鏡フレーム10のレンズ保持枠部41の背面部分に、例えば直径が1.5mm程度の盲の固定孔42を設け、該固定孔42に、前記アンカー部40を加熱状態で圧入する。これにより、該固定孔42の内周面部分43(図11)が前記アンカー部40の帯有する熱で軟化せしめられて、該アンカー部40が図12に示すように固定孔42に埋設される。この埋設は、アンカー部40の後端部35が細く形成されているため、該後端部35を図11に示すように前記固定孔42の端部38に当てがって該アンカー部40を押し込むことによって容易に行うことができる。そして該埋設は、図12に示すように、前記位置決め鍔部31が眼鏡フレーム10の表面に当接するように行われる。より好ましくは、該位置決め鍔部31の一部分31aが眼鏡フレーム10の表面に食い込んだ状態とされる。このような位置決め鍔部の位置決め作用によって、該眼鏡フレーム10に対する前記アンカー部40の埋設を容易に行うことができる。そして、該位置決め鍔部31によって筒部材9の埋設部分の端部を覆い隠すことができる。なお前記アンカー部40を該固定孔42に埋設する際、該アンカー部40を加熱することなく圧入して埋設することもある。
このように埋設する際、該アンカー部40は先が若干細く形成されているために、前記固定孔42への押し込みが容易であり、埋設状態においては、前記アンカー部40が偏平な板状を呈すると共に、前記係合部39,39に樹脂が食い込むために、該埋設されたアンカー部40は、抜け止め且つ回り止めされて前記レンズ保持枠部41(眼鏡部フレーム10)に固定状態となる。
この状態で、前記箱状取付け部3a及びU字状取付け部3bに前記パッド2を取り付ける。図8、図10に示す箱状取付け部3aにあっては、パッド2に突設された前記連結突部16を前記箱状取付部3aの収容凹所17に遊嵌して後、該連結突部16に設けられた通孔21と前記ネジ孔23,25にビス22を挿通し螺締して行う。又図9に示すU字状取付け部3bにあっては、パッド2の背面に設けた連結突部45を、その周方向の溝46において、前記U字状取付け部3bの取付孔47(図2)に嵌合させて行う。
このようにしてパッド取付具1を眼鏡フレーム10に固定し且つパッド2を取付け部3に取り付けて後、前記アーム部38(図6〜7、図8〜9)を適宜屈曲してパッド2の調整を行なう。本発明に係るパッド取付具1は、独立したアーム部材6と筒部材9とを具えるため、該アーム部材6の挿入軸部5を該筒部材9の挿入孔7に挿入して該挿入軸部5と筒部材9とを一体化できる。かかることから、該筒部材9に対するアーム部38の接続部分49(図6〜7、図8〜9)の強度が大きく、パッド2の調整に際してアーム部38を屈曲しても、前記従来のパッド取付具(図18)とは異なり、アーム部38がその根元で折損する恐れがない。又本実施例においては、位置決め鍔部31に近接した状態でアーム部38が屈曲されているため、位置決め鍔部31から水平片部11が大きく突出した従来のパッド取付具とは異なり、パッド2の調整に際してアーム部38を従来のように大きく屈曲させる必要もない。特に、アーム部38が図7に示すようなU字状屈曲部26を具える場合は、該U字状屈曲部26によってアーム部38の屈曲の自由度が向上される。
そして本実施例においては、アンカー部40を構成する筒部材9を従来と同様に比較的太く形成すると共に、パッド2を取り付けるアーム部38を比較的細く形成しているため、眼鏡フレーム10に対するパッド取付具1の固定強度を十分に確保しながら、細いアーム部によって、眼鏡に対するパッドの取り付け部分をスマートに形成できる。
本発明は、前記実施例で示したものに限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。その一例を挙げれば次のようである。
(1) 本発明に係るパッド取付具1は、アーム部材6と筒部材9とを具えるため、眼鏡フレーム10に対するパッド取付具1の固定強度を所要太さの筒部材によって確保できながら、アーム部材6はより細く形成可能である。例えば0.7〜1.0mmの範囲で所要に細く形成できる。この際、筒部材9に設ける挿入孔7の内径は、該アーム部材6の挿入軸部5を挿入させ得るように所要に設定すればよい。なお、アーム部材6の太さに合わせて筒部材9の外径を若干変化させることがある。
(2) アーム部材6は、下端にパッドの取付け部3を有すると共に上端に挿入軸部5を具えるものであれば、該取付け部3と挿入軸部5との間の部分は、前記の他、上に突のU字状等、所要の屈曲形態に形成してよい。又、該取付け部3の形態は、前記した箱状取付け部やU字状取付け部等の他、パッドを取り付けるに適した各種形態に構成され得る。
(3) 前記筒部材9は、前記した円筒状に形成されることの他、角筒状等、円筒状以外の形状に形成されることもある。
(4) 前記筒部材9が位置決め鍔部31を具える場合、該位置決め鍔部31は、前記した円板状に形成されることの他、図13に示すように、楕円形板状等に形成されることもある。要は、筒部材9を眼鏡フレーム10に埋設した際に、該位置決め鍔部31が眼鏡フレーム10の表面に対する当たりとなる(該表面に食い込んだ当たり状態となる場合を含む)ものであればよい。又該筒部材9は、かかる位置決め鍔部31を具えないものとして構成されることがあり、該筒部材9に設ける挿入孔7は、貫通孔として形成されることもある。
(5) 図14は、筒部材9の後端部分50を先細に、例えば円錐状に形成した場合を示すものであり、このように構成したときは、その挿入孔7に前記挿入軸部5を挿入して筒部材9と挿入軸部5を共に押し潰した際に、図15に示すように、後端部35が細いアンカー部40を形成できて好ましい。
(6) このように、筒部材9と挿入軸部5を共に押し潰してアンカー部40を形成する場合、該アンカー部40に設けられる前記係合部39は、パッド取付具1の前記抜け止めと前記回り止めを達成できる凹部や突部を具えるものであれば任意に構成できる。
(7) 本発明に係るパッド取付具1は、図16〜17に示すように、挿入軸部5を挿入孔7に挿入すると共に、両者の隙間に銀ロウ等のロウ材を流し込んで両者を一体化し、且つ、該筒部材9の表面に係合部(凹部及び/又は突部からなる)39を設け、眼鏡フレーム10に埋設状態にある筒部材9が抜け止めと回り止めを達成できるように構成されることもある。
この場合、挿入軸部5を挿入孔7に圧入状態にして両者を一体化したり、スポット溶接等の溶着や接着によって両者を一体化することもある。
(8) 筒部材9が埋設される眼鏡フレーム10は、前記した樹脂フレームの他、例えばアルミニウム製やマグネシウム合金製等の金属フレームであってもよい。又前記筒部材9は、塑性加工によって製造されてもよい。
本発明に係るパッド取付具を示す斜視図である。 本発明に係るパッド取付具の他の態様を示す斜視図である。 アーム部材の挿入軸部を筒部材の挿入孔に挿入した状態を示す一部断面正面図である。 アーム部材の挿入軸部を筒部材の挿入孔に挿入した他の態様を示す一部断面正面図である。 アーム部材を形成する工程を示す正面図である。 押し潰しによってアンカー部が形成されたパッド取付具を示す斜視図である。 押し潰しによってアンカー部が形成されたパッド取付具の他の態様を示す斜視図である。 パッド取付具を介して眼鏡フレームにパッドを取り付けた状態を示す斜視図である。 パッド取付具を介して眼鏡フレームにパッドを取り付けた他の状態を示す斜視図である。 眼鏡フレームとパッド取付具とパッドを分解して示す斜視図である。 アンカー部をアーム部に設けた固定孔に固定する工程を説明する断面図である。 アンカー部を眼鏡フレームの固定孔に固定した状態を示す断面図である。 筒部材の他の態様を挿入軸部と共に示す斜視図である。 筒部材の他の態様を挿入軸部と共に示す斜視図である。 その筒部材を用いて形成されたアンカー部を示す正面図である。 筒部材の他の態様を挿入軸部と共に示す斜視図である。 挿入軸部と一体化された筒部材を眼鏡フレームに固定した状態を示す断面図である。 従来のパッド取付け具をその使用状態で示す斜視図である。
符号の説明
1 パッド取付具
2 パッド
3 取付け部
5 挿入軸部
6 アーム部材
7 挿入孔
9 筒部材
10 眼鏡フレーム
31 位置決め鍔部
32 筒部
33 挿入軸部の後端
35 挿入孔の底部
38 アーム部
39 係合部
40 アンカー部
42 固定孔
50 筒部材の後端部分

Claims (9)

  1. 下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に挿入軸部が設けられてなるアーム部材と、該挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し該挿入軸部と一体化される筒部材とを具え、該筒部材の全体又は一部分が、そのままの状態で又は所要に変形せしめられて眼鏡フレームに埋設されることを特徴とする眼鏡用パッド取付具。
  2. 前記挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡用パッド取付具。
  3. 前記筒部材は、その前端部分の外面に位置決め鍔部が突設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の眼鏡用パッド取付具。
  4. 前記挿入孔に前記挿入軸部が挿入された状態で、該筒部材の外周面の所要部位が前記挿入軸部と共に押し潰されて、前記眼鏡フレームに埋設されるアンカー部が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の眼鏡用パッド取付具。
  5. 前記筒部材の有する挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成されており、前記アーム部材の挿入軸部が前記挿入孔に挿入され且つ該挿入軸部の後端が該挿入孔の底部に当接された状態で、該筒部材の外周面の所要部位が前記挿入軸部と共に押し潰されてアンカー部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の眼鏡用パッド取付具。
  6. 前記挿入軸部が前記挿入孔に圧入状態に挿入せしめられて該挿入軸部と前記筒部材とが一体化されており、前記筒部材の表面に凹部及び/又は突部からなる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の眼鏡用パッド取付具。
  7. 前記挿入軸部が前記挿入孔に挿入せしめられ且つロウ付けされることにより該挿入軸部と前記筒部材とが一体化されており、前記筒部材の表面に凹部及び/又は突部からなる係合部が設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の眼鏡用パッド取付具。
  8. 前記筒部材の後端部分が先細に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の眼鏡用パッド取付具。
  9. アーム部材と筒部材とを用いて眼鏡用パッド取付具を製造する製造方法であって、該アーム部材は、下端にパッドの取付け部が設けられると共に、上端に、挿入軸部を含む直線状の部分が設けられており、又前記筒部材は、前記挿入軸部を挿入させる挿入孔を有し、該挿入孔は、前記筒部材の前端で開口し該筒部材の軸線方向で後方に延長する盲孔として形成されており、前記直線状の部分を所要長さに切断して後、前記挿入軸部を前記挿入孔に挿入し且つ該挿入軸部の後端を該挿入孔の底部に当接させ、その後、前記筒部材の外周面の所要部位を前記挿入軸部と共に押し潰すことによって、眼鏡フレームに埋設されるアンカー部を形成することを特徴とする眼鏡用パッド取付具の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101120249B1 (ko) 2010-04-08 2012-03-16 우선구 안경용 코걸이
KR101149694B1 (ko) * 2010-05-04 2012-05-31 우선구 안경용 코걸이 결합구조
KR101587001B1 (ko) * 2015-02-09 2016-01-20 (주)월드트렌드 안경테와 코다리의 결합구조체
KR101757188B1 (ko) * 2016-01-12 2017-07-12 (주)제이씨에스몰드 콤비네이션 안경테

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