JP2003121799A - ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造、その取り付け構造を備えた眼鏡、及びヒンジ片とフレーム部材との取り付け方法 - Google Patents

ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造、その取り付け構造を備えた眼鏡、及びヒンジ片とフレーム部材との取り付け方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロウ付け等の加熱を伴う接合方法を用いず
に、別体のヒンジ片とフレーム部材とを確実に取り付け
ることができ、いかなるデザインにも対応できるヒンジ
片とフレーム部材との取り付け構造を提供すること。 【解決手段】 ヒンジ片1aとフレーム部材3との取り
付け構造であって、ヒンジ片1aに脚部5が形成され、
フレーム部材3には凹部6が形成され、該脚部5が塑性
変形により該凹部6を充填し且つ咬止部7を形成するこ
とにより咬合固定しているヒンジ片とフレーム部材との
取り付け構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジ片とフレー
ム部材との取り付け構造、その取り付け構造を備えた眼
鏡、及びヒンジ片とフレーム部材との取り付け方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、眼鏡に用いるフレーム部品の金属
素材は、軽量性、堅牢性、形状記憶特性、超弾性特性、
加工容易性等の観点から種々のものが開発されている。
例えば、ニッケル・チタン合金は、形状記憶特性や超弾
性特性に優れ、しかも軽くて丈夫である等の理由から、
高級眼鏡のテンプルやブラケット、ブリッジ等によく用
いられる。
【0003】また、チタン系合金は、軽量で堅牢性に富
み、切削等の加工を施し易いため、加工を要し変形を嫌
うリムやヒンジ片等に使用されることが多い。他にも、
洋白(洋銀)やニッケル系合金、ステンレス、アルミニ
ウム、マグネシウム等が素材として知られており、この
ような種々の特性を有する金属素材よりなる部品が相互
に連結されて1つの眼鏡フレームとなる。
【0004】こうした素材の多様化に伴って、眼鏡フレ
ームを製造する場合、異種金属部品同士を接合させるこ
とが必要となってくる。上記の例でいえば、ニッケル・
チタン合金よりなるテンプルやブラケットと、チタン系
合金よりなるヒンジ片とを接合するような場合である
(図13参照)。
【0005】こうした異種金属部品の接合には、通常、
ロウ付けやスポットロウ付け、スポット熔接等の方法が
採られることが多い。中でも、ニッケル・チタン合金
は、同種・異種を問わず他の金属部品との接合性が特に
悪く、これらの方法では接合しないため、同合金の表面
にニッケルメッキしそれを介してロウ付けするなどの工
夫がなされている。
【0006】しかし、これらの加熱による接合方法を用
いると、通常、テンプルやヒンジ片等の金属部品に、い
わゆる「鈍り」の現象(即ち金属組織が硬く脆くなる現
象)が発生する。例えば、ニッケル・チタン合金が鈍る
と、同合金特有の形状記憶特性や超弾性特性が失われ、
眼鏡の着脱を繰り返すうちに、テンプルが外側に広がっ
たまま戻らなくなるという不具合が生じる。また、ヒン
ジ片が鈍ると、コマ部が変形し易くヒンジの噛み合いが
悪くなったり、極端な場合にはコマ部が割れてしまった
りする等の問題を生じる。
【0007】実際に、ビッカース硬度計によりヒンジ片
等の硬度(単位Hv)を測定すると(図14参照)、各
部分(X、Y、Z)ともロウ付け前の硬度と比較して、
ロウ付け後の硬度が弱くなるのが分かる(X、Y、Zは
全てチタン系合金よりなる)。また、鈍りの影響はテン
プルやヒンジ片が薄くなるほど大きくなる。そのため、
こうした事態を避けるために、従来より、テンプルを肉
厚にしたりヒンジ片のコマ部を分厚くしたりして、鈍り
の影響を低減させる工夫がなされてきた。
【0008】しかし、それでは、眼鏡を製造する場合、
そのデザインが強く制限を受けることになる。また、図
15に示すように、テンプルの先端部を肉厚にすると、
斜線部Aの領域のみが鈍り、少なくともBの領域の形状
記憶特性や超弾性特性は失われない。しかし、テンプル
のBの領域、すなわち眼鏡の着用者の顔面により近い領
域のみが外側に曲がるため、着用者に強い締め付け感を
与えてしまう欠点があった。
【0009】つまり、上記のごとく金属素材として種々
のものが開発されているにもかかわらず、その接合に加
熱に頼る従来通りの方法を用いていたのでは、その金属
素材の優位な特性は失われ、それを回避しようとすれ
ば、デザインの自由度を犠牲にしなければならないとい
う不都合が生じるのである。従って、こうした問題を解
消するためには、加熱を伴わない新たな接合方法の開発
がどうしても必要となる。
【0010】このような発想に基づく接合方法として
は、以前から、いわゆるスパルタ方式による方法、すな
わちテンプルの先端部を加工してコマ部に成形する方法
が知られている。しかし、この方法も、デザインが制限
され、非常に硬いニッケル・チタン合金ではこのような
加工が相当面倒である等の点で、必ずしも好ましい方法
とは言いがたい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる実情
を背景に、上記の問題点を克服するためになされたもの
である。すなわち、本発明の目的は、ロウ付け等の加熱
を伴う接合方法を用いずに、別体のヒンジ片とフレーム
部材とを確実に取り付け得るヒンジ片とフレーム部材と
の取り付け構造及び取り付け方法を提供することであ
る。加えて、いかなるデザインにも対応できるヒンジ片
とフレーム部材との取り付け構造及び取り付け方法を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明者は、
このような課題背景に対して、鋭意研究を重ねた結果、
ヒンジ片に脚部を設けフレーム部材(即ちテンプルやブ
ラケット)に形成した凹部に対して該脚部を挿入した状
態で塑性変形させて咬合させたり、フレーム部材の両側
面に形成した凹部に対して該脚部を加圧により塑性変形
させて該凹部を抱合するように咬合させる、いわゆる特
殊なカシメ構造にして結合することにより、ヒンジ片と
フレーム部材とを確実に結合させることができることを
見出し、この知見に基づいて本発明を完成させたもので
ある。
【0013】すなわち、本発明は、(1)、ヒンジ片と
フレーム部材との取り付け構造であって、ヒンジ片に脚
部が形成され、フレーム部材には凹部が形成され、該脚
部が塑性変形により該凹部を充填し且つ咬止部を形成す
ることにより咬合固定しているヒンジ片とフレーム部材
との取り付け構造に存する。
【0014】そして、(2)、ヒンジ片とフレーム部材
との取り付け構造であって、ヒンジ片に脚部が形成され
ており、フレーム部材には凹部が形成されており、該脚
部が該凹部に挿入された状態で塑性変形により該凹部を
充填し且つ咬止部を形成することにより咬合固定してい
るヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存する。
【0015】そしてまた、(3)、前記凹部は、貫通し
た凹部であるヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造
に存する。
【0016】そしてまた、(4)、前記凹部は、有底の
凹部であり、底部に広幅部を有するヒンジ片とフレーム
部材との取り付け構造に存する。
【0017】そしてまた、(5)、前記有底の凹部は、
底部に抜け止め溝を有するヒンジ片とフレーム部材との
取り付け構造に存する。
【0018】そしてまた、(6)、ヒンジ片とフレーム
部材との取り付け構造であって、ヒンジ片に脚部が形成
され、フレーム部材の両側面に凹部が形成され、該脚部
がフレーム部材を抱合する状態で塑性変形により該凹部
を充填し且つ咬止部を形成することにより咬合固定して
いるヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存す
る。
【0019】そしてまた、(7)、前記フレーム部材は
ニッケル・チタン合金よりなるテンプル又はブラケット
であるヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存す
る。
【0020】そしてまた、(8)、前記ヒンジ片とフレ
ーム部材との取り付け構造を備えた眼鏡に存する。
【0021】そしてまた、(9)、ヒンジ片とフレーム
部材との取り付け方法であって、フレーム部材に凹部を
形成する凹部形成工程と、加圧により該凹部に挿入した
ヒンジ片の脚部を塑性変形させて該凹部に充填させ且つ
咬止部を形成して咬合固定させる咬合固定工程とを有す
るヒンジ片とフレーム部材との取り付け方法に存する。
【0022】そしてまた、(10)、ヒンジ片とフレー
ム部材との取り付け方法であって、フレーム部材に凹部
を形成する凹部形成工程と、加圧により該凹部に挿入し
たヒンジ片素材の脚部を塑性変形させて該凹部に充填さ
せ且つ咬止部を形成して咬合固定させる咬合固定工程
と、該ヒンジ片素材の頭部を成形してヒンジ片とする頭
部成形工程とを有するヒンジ片とフレーム部材との取り
付け方法に存する。
【0023】本発明はこの目的に沿ったものであれば、
上記1〜7の中から選ばれた2つ以上、および9と10
を組み合わせた構成も当然採用可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の取
り付け構造及び取り付け方法について、いくつかの好適
な実施の形態を挙げて述べる。以下の実施の形態におい
ては、フレーム部材がテンプルである場合について述べ
るが、ブラケット(別名「智」)である場合についても
同様に説明できることは言うまでもない。
【0025】〔第1の実施の形態〕本発明の取り付け構
造の特徴は、ヒンジ片に形成した脚部が、加圧により塑
性変形して、テンプルに設けた凹部を充填し且つ咬止部
が形成されることによりフレーム部材に咬合固定されて
いる構造である。こうしたいわゆるカシメ構造とするこ
とにより、ヒンジ片とテンプルとは確実に結合し固定さ
れるのである。
【0026】このような構造で結合しているヒンジ片及
びテンプルの1つの形態を、図1に概略断面図で示す。
この実施の形態においては、ヒンジ片1aの脚部5が塑
性変形してテンプル3に形成した貫通した凹部6を充填
し、該脚部5が塑性変形して形成された咬止部7とヒン
ジ片の頭部8がテンプル3を挟みつけることにより、咬
合固定されている。
【0027】すなわち、本発明の取り付け構造において
は、ヒンジ片の脚部がテンプルの凹部を充填することで
前後左右の方向へのズレを防ぎ、咬止部と頭部とがテン
プルを挟みつけることで上下方向への抜けが阻止される
のである。従って、加熱を伴うロウ付け等は一切必要な
く、鈍りが生じないため、金属部品の特性や強度がその
まま生かされ、コマ部を薄くも厚くもできる。
【0028】また、ヒンジ片の脚部の長さ等を調製する
ことにより、テンプルが肉薄でも肉厚でも柔軟に対応で
きる利点も有する。つまり、本発明の取り付け構造を用
いれば、いかなるデザインの眼鏡も自在に製造できるの
である。
【0029】〔取り付け方法1〕次に、上記の構造にヒ
ンジ片とテンプルとを取り付ける方法について、いくつ
か例を挙げて述べる。最初の方法は、予め頭部を成形さ
れ脚部を形成されたヒンジ片を、テンプルに形成した凹
部に挿入し咬合固定する方法である。
【0030】まず、頭部を成形され脚部を形成されたヒ
ンジ片を用意する。図2は、予め頭部を成形され脚部を
形成されたヒンジ片の形成例を示す斜視図である。ヒン
ジ片1aの頭部8(コマ部2を含む)及び脚部5は、通
常の切削加工及び打ち抜き加工等を使って形成すればよ
く、脚部5の長さは先述したように咬合固定するテンプ
ルの厚さに合わせて設定する。
【0031】次に、テンプルに貫通した凹部を形成する
(凹部形成工程)。この場合も、通常用いられる抜き型
による打ち抜き加工等の方法により、貫通した凹部
(穴)を形成すればよい。
【0032】最後に、このように形成したヒンジ片の脚
部をテンプルの貫通した凹部に咬合固定する(咬合固定
工程)。図3〜図5は、咬合固定の過程を示した図であ
る。図3は、テンプルの凹部にヒンジ片の脚部を挿入す
る前の状態を示し、図4は、プレス型によりテンプルに
ヒンジ片を咬合する過程、図5は、その下方の拡大図で
ある。
【0033】まず、ヒンジ片1aの脚部5をテンプル3
の貫通した凹部6に挿入(図3参照)した状態で、それ
らをプレス型に載せ加圧し咬合させる(図4、図5参
照)。すなわち、テンプル3の貫通した凹部6に挿入し
たヒンジ片1aを下型(アンビル)9の上に置き、左右
の側面から当て型10を当てて押さえながら、上型11
でプレスする。
【0034】すると、ヒンジ片1aの脚部5は加圧によ
り塑性変形しながら、テンプル3の貫通した凹部6を充
填していき、下型9に予め形成してあるへこみ部12に
従って咬止部7を形成するのである。こうして、ヒンジ
片とテンプルとの取り付けが完了する。
【0035】因みに、へこみ部12に模様となる凹凸を
形成しておけば、咬止部7を含む面に模様を写し取るこ
とも可能である。また、咬止部7を含む部分を大きくし
たり成形したりして装飾等とすることも当然可能であ
る。この場合、鍛造加工しやすい材料をヒンジ片に用い
れば、例えばニッケル・チタン合金等の成形しにくく模
様の出しにくいテンプル材の上に装飾性の有る段差の大
きい装飾部を作ることも可能となる。
【0036】〔取り付け方法2〕ヒンジ片とテンプルを
取り付けるもう1つの方法は、ヒンジ片素材の脚部をテ
ンプルの凹部に挿入して咬合固定した後、このヒンジ片
素材の頭部を成形してヒンジ片を形成する方法である。
【0037】まず、ヒンジ片素材を用意する。図6に、
ヒンジ片素材の例を示す。このようにヒンジ片素材13
は、テンプルの貫通した凹部に充填し易い形状の脚部1
4と、所定のヒンジ片に加工し易い形状を有する頭部1
5とよりなる。
【0038】次のテンプルに貫通した凹部を形成する凹
部形成工程、及び加圧によりヒンジ片素材の脚部をテン
プルの貫通した凹部に咬合させる咬合固定工程について
は、取り付け方法1と同様である。
【0039】脚部に咬止部が形成され、テンプルに咬合
固定された状態のヒンジ片素材を、図7の断面図に示す
〔ここでは図6(B)を咬合固定した場合を示す〕。こ
のように、加圧によりヒンジ片素材13の脚部14は塑
性変形しながら、テンプル3の貫通した凹部6に充填さ
れ、咬止部16が形成される。この咬止部16と頭部1
5がテンプル3を挟みつけるのである。
【0040】そして、最後にヒンジ片素材13の頭部1
5を、切削や冷間鍛造加工(打抜等も含む)等によりコ
マ部等の必要な形状に加工して、図1に示すようなヒン
ジ片に成形する(頭部成形工程)。こうしてヒンジ片と
テンプルとの取り付けが完了する。
【0041】さてここで、参考までに、上記方法1と比
較しながら、方法2を採用した場合の利点について述べ
る。方法1においては、加圧時に、ヒンジ片のコマ部を
潰さないようにしなければならないので金型が複雑な形
状となるが、方法2ではその必要はない。
【0042】むしろ圧入の際、ヒンジ片素材全体に圧力
がかかるため、ヒンジ片素材の金属組織が強くなる。従
って、ヒンジ片や特にコマ部を、外力による変形に対し
てより強く、より割れにくいものにすることが可能とな
るのである。以上、方法1及び方法2は、第1の実施の
形態を形成する場合について述べたが、以下の実施の形
態の形成にも適用可能であることは言うまでもない。
【0043】〔第2の実施の形態〕第1の実施の形態に
おいては、テンプル側の凹部として貫通した凹部を形成
する場合を示したが、デザイン上の要請等のため、テン
プルの凹部を有底の凹部とすることも当然可能である。
【0044】図8は、有底の凹部を形成されたテンプル
の例を示す図である。テンプル3の凹部を有底の凹部1
7とする場合、単に凹みを形成しただけではヒンジ片の
脚部が咬止部を形成できないので、有底の凹部17の底
部を拡幅して広幅部18が形成されている方が好まし
い。
【0045】このように形成すれば、プレス型の圧入に
より塑性変形したヒンジ片の脚部が有底の凹部17を充
填しつつ広幅部18をも充填して咬止部を形成でき、ヒ
ンジ片とテンプルが強固に咬合固定されるのである。こ
こでは、有底の凹部として、断面の形状が凸字型(逆T
字型)の例を示したが、他にも断面が台形型や十字型、
多角形型など、圧入されたヒンジ片の脚部が咬止部を形
成しうる形状であれば、特に限定されるものではない。
【0046】〔第3の実施の形態〕この実施の形態にお
いては、有底の凹部を、テンプルの先端の合口部に開口
した状態に形成する場合について述べる。図9は、この
ような有底の凹部を形成されたテンプルの例を示す図で
ある。この場合も第2の実施の形態と同様に、有底の凹
部17の底部に広幅部18を形成しておくのが好まし
い。
【0047】また、この場合、ヒンジ片がテンプルの長
手方向に(つまり合口部から)抜けてしまう可能性があ
るので、有底の凹部17の底部に抜け止め溝19を形成
しておくとより好ましい。ヒンジ片の脚部が圧入により
塑性変形し、テンプルの有底の凹部と咬合固定されてい
る状態は、上記第2の実施の形態と同様である。
【0048】〔第4の実施の形態〕次に、本発明の取り
付け構造によれば、ヒンジ片の脚部がテンプルを抱合す
る状態で塑性変形して、該凹部を充填し且つ咬止部を形
成されて咬合固定させることも可能である。図10は、
テンプルを抱合するようにして咬合固定されているヒン
ジ片の例を示す斜視図である。
【0049】ヒンジ片1aの脚部20がテンプル3の凹
部(図11の凹部22)を充填し、脚部20がテンプル
3に圧着しながら折り曲げられて咬止部21が形成され
ている。ここでも、上記の実施の形態と同様に、ヒンジ
片の脚部がテンプルの凹部を充填することで前後左右の
ズレを防ぎ、咬止部と頭部がテンプルを挟み付けて上下
方向の抜けを防止するのである。
【0050】また、このような構造を形成する取り付け
方法も、上記方法1や方法2と同様に行うことができ
る。ここでは、方法1と同様に、予め頭部を成形された
脚部を有するヒンジ片をテンプルに取り付ける方法を示
す。
【0051】図11は、ヒンジ片をテンプルに取り付け
る過程を示した図である。ヒンジ片1aの頭部にコマ部
2を形成し、またヒンジ片1aの下部には2本の脚部2
0を形成しておく。また、テンプル3の両側面に、ヒン
ジ片の脚部20をちょうど嵌め込むことができるように
2つの凹部22を形成する(凹部形成工程)。
【0052】次に、テンプル3の凹部22に嵌め込まれ
たヒンジ片の脚部20は、加圧により塑性変形して、凹
部22を充填しつつ、更にその下端がテンプル3に圧着
しながら折り曲げられて咬止部21を形成し、テンプル
3を抱合するように咬合固定されるのである(咬合固定
工程)。一方、上記方法2のように、2本の脚部を有す
るヒンジ片素材を、テンプルの両側面に形成した凹部に
咬合固定させておき、その後、ヒンジ片素材の頭部を成
形してコマ部等を形成することも、当然可能である。
【0053】〔本発明の取り付け構造を備えた眼鏡〕こ
れまで述べてきたように、本発明の取り付け構造(いわ
ゆるカシメ構造)によれば、ヒンジ片とフレーム部材と
の結合にロウ付け等の加熱が全く必要ではなくなる。そ
のため、先述したように、ヒンジ片のコマ割れ等の問題
は解消でき、更に上記方法2を採用すれば、鍛造の効果
が加わるため、ヒンジ片を強化することも可能となっ
た。
【0054】ここで、本発明の取り付け方法を用いる利
点について、もう一つだけ触れておく。先述したよう
に、従来のロウ付けによる接合方法では、ニッケル・チ
タン合金が鈍り、形状記憶特性や超弾性特性が失われ、
テンプルが外側に広がったまま戻らなくなることがあっ
た。
【0055】このため、従来は、ヒンジ片のロウ付けに
より鈍りの出るテンプルの領域を肉厚にしてこうした弊
害を回避したが、その方法では眼鏡の着用者に強い締め
付け感を与えてしまった(図14参照)。それに対し、
本発明の取り付け方法では、テンプルを肉厚にする必要
は全くなく、ヒンジ片に近い領域、つまり顔面に対して
より遠い部分でカーブが始まるため、こうした締め付け
感を与えずに済むのである。
【0056】図12に、本発明の取り付け方法(構造)
によりヒンジ片を取り付けたテンプルの例を示す。本発
明においては、テンプル3を肉薄にすることができ、従
来のテンプルと比較して、テンプル3のBの領域がより
広い範囲に取れる。
【0057】従って、テンプル3はよりヒンジ片に近い
領域、すなわち着用者の顔面からより遠い部分から外側
に曲がり始めるため、ニッケル・チタンの特性が生かさ
れて、締め付け感を与えることなく顔面にフィットする
のである。本発明の取り付け構造(方法)によれば、以
上のように、加熱による金属の鈍りの欠点を回避できる
ため、従来にない繊細なテンプル形態を取ることが可能
となる。
【0058】以上、本発明について説明してきたが、本
発明は実施の形態にのみ限定されるものではなく、その
本質を逸脱しない範囲で他の種々の変形例が可能である
ことは言うまでもない。例えば、上記の実施の形態にお
いては、ヒンジ片はチタン系合金、フレーム部材(テン
プル又はブラケット)はニッケル・チタン合金よりなる
場合を想定して述べたが、当然、この組合せのみに限定
されるものではない。
【0059】また、本発明は、上記のようにヒンジ片が
1枚ゴマの場合だけでなく、2枚ゴマのヒンジ片の場合
も当然採用可能である。また、ヒンジ片及びフレーム部
材(テンプル又はブラケット)の取り付けのみならず、
他のフレーム部材同士の結合にも適用可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ロウ付け等の加熱を伴
う接合方法を用いずに、ヒンジ片とフレーム部材とを確
実に取り付けることが可能となる。しかも、眼鏡のいか
なるデザインにも対応できる取り付け構造及び取り付け
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ヒンジ片の脚部がテンプルの凹部と咬
合した状態を示す概略断面図であり、(A)は横から見
た図、(B)はテンプルの先端方向から見た図である。
【図2】図2は、脚部を有するヒンジ片の形成例を示す
斜視図である。
【図3】図3は、ヒンジ片の脚部をテンプルの貫通した
凹部に挿入する過程を示す図である。
【図4】図4は、ヒンジ片をプレス型で加圧する過程を
示す模式図である。
【図5】図5は、図4の下方の拡大図である。
【図6】図6は、(A)、(B)いずれもヒンジ片素材
の形状の例を示す図である。
【図7】図7は、テンプルに咬合固定された状態のヒン
ジ片素材の断面図である。
【図8】図8は、有底の凹部を形成されたテンプルの例
を示す図であり、(A)は上から見た図、(B)はX−
X断面図である。
【図9】図9は、合口部に開口した有底の凹部を形成さ
れたテンプルの例を示す図であり、(A)は上から見た
図、(B)はX−X断面図である。
【図10】図10は、テンプルを抱合するようにして咬
合固定されているヒンジ片の例を示す斜視図である。
【図11】図11は、ヒンジ片をテンプルに取り付ける
過程を示した図である。
【図12】図12は、本発明の取り付け方法(構造)に
よりヒンジ片を取り付けたテンプルを示す図である。
【図13】図13は、テンプルやブラケットにヒンジ片
を接合する従来例を示す図である。
【図14】図14は、ビッカース硬度計による硬度測定
実験の測定箇所(A)と測定結果(B)を示す図であ
る。
【図15】図15は、従来のロウ付けによりヒンジ片が
接合されたテンプルを示す図である。
【符号の説明】
1…ヒンジ 1a…ヒンジ片 1b…ヒンジ片 2…コマ部 3…テンプル 4…ブラケット 5…脚部 6…貫通した凹部 7…咬止部 8…頭部 9…下型 10…当て型 11…上型 12…へこみ部 13…ヒンジ片素材 14…脚部 15…頭部 16…咬止部 17…有底の凹部 18…広幅部 19…抜け止め溝 20…脚部 21…咬止部 22…凹部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構
造であって、ヒンジ片には頭部と脚部とが形成されてお
り、フレーム部材には貫通した凹部が形成されており、
前記脚部が該貫通した凹部に挿入された状態で塑性変形
により該貫通した凹部を充填し且つ咬止部を形成し、該
咬止部とヒンジ片の頭部とがフレーム部材を挟みつける
ことにより咬合固定していることを特徴とするヒンジ片
とフレーム部材との取り付け構造。
【請求項】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構
造であって、ヒンジ片に脚部が形成され、フレーム部材
の両側面に凹部が形成され、該脚部がフレーム部材を抱
合する状態で塑性変形により該凹部を充填し且つ咬止部
を形成することにより咬合固定していることを特徴とす
るヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造。
【請求項】 前記フレーム部材はニッケル・チタン合
金よりなるテンプル又はブラケットであることを特徴と
する請求項1又は2記載のヒンジ片とフレーム部材との
取り付け構造。
【請求項】 前記ヒンジ片とフレーム部材との取り付
け構造を備えたこと特徴とする上記請求項1〜のい
ずれか1項記載の眼鏡。
【請求項】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
法であって、フレーム部材に貫通した凹部を形成する凹
部形成工程と、加圧により該貫通した凹部に挿入したヒ
ンジ片の脚部を塑性変形させて該貫通した凹部に充填さ
せ且つ咬止部を形成し該咬止部とヒンジ片の頭部とでフ
レーム部材を挟みつけることにより咬合固定させる咬合
固定工程とを有することを特徴とするヒンジ片とフレー
ム部材との取り付け方法。
【請求項】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
法であって、フレーム部材に凹部を形成する凹部形成工
程と、加圧により該凹部に挿入したヒンジ片素材の脚部
を塑性変形させて該凹部に充填させ且つ咬止部を形成し
て咬合固定させる咬合固定工程と、該ヒンジ片素材の頭
部を成形してヒンジ片とする頭部成形工程とを有するこ
とを特徴とするヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】すなわち、本発明は、(1)、ヒンジ片と
フレーム部材との取り付け構造であって、ヒンジ片に
頭部と脚部とが形成されており、フレーム部材には貫通
した凹部が形成されており、前記脚部が該貫通した凹部
に挿入された状態で塑性変形により該貫通した凹部を充
填し且つ咬止部を形成し、該咬止部とヒンジ片の頭部と
がフレーム部材を挟みつけることにより咬合固定してい
るヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】そして、(2)、ヒンジ片とフレーム部材
との取り付け構造であって、ヒンジ片に脚部が形成さ
れ、フレーム部材の両側面に凹部が形成され、該脚部が
フレーム部材を抱合する状態で塑性変形により該凹部を
充填し且つ咬止部を形成することにより咬合固定してい
るヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】そしてまた、()、前記フレーム部材は
ニッケル・チタン合金よりなるテンプル又はブラケット
であるヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造に存す
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】そしてまた、()、前記ヒンジ片とフレ
ーム部材との取り付け構造を備えた眼鏡に存する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そしてまた、()、ヒンジ片とフレーム
部材との取り付け方法であって、フレーム部材に貫通し
た凹部を形成する凹部形成工程と、加圧により該貫通し
た凹部に挿入したヒンジ片の脚部を塑性変形させて該貫
通した凹部に充填させ且つ咬止部を形成し該咬止部とヒ
ンジ片の頭部とでフレーム部材を挟みつけることにより
咬合固定させる咬合固定工程とを有するヒンジ片とフレ
ーム部材との取り付け方法に存する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】そしてまた、()、ヒンジ片とフレーム
部材との取り付け方法であって、フレーム部材に凹部を
形成する凹部形成工程と、加圧により該凹部に挿入した
ヒンジ片素材の脚部を塑性変形させて該凹部に充填させ
且つ咬止部を形成して咬合固定させる咬合固定工程と、
該ヒンジ片素材の頭部を成形してヒンジ片とする頭部成
形工程とを有するヒンジ片とフレーム部材との取り付け
方法に存する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明はこの目的に沿ったものであれば、
上記1〜の中から選ばれた2つ以上、および
組み合わせた構成も当然採用可能である。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】また、ヒンジ片の脚部の長さ等を調整する
ことにより、テンプルが肉薄でも肉厚でも柔軟に対応で
きる利点も有する。つまり、本発明の取り付け構造を用
いれば、いかなるデザインの眼鏡も自在に製造できるの
である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月12日(2002.12.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項ヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
法であって、フレーム部材に凹部を形成する凹部形成工
程と、加圧により該凹部に挿入したヒンジ片素材の脚部
を塑性変形させて該凹部に充填させ且つ咬止部を形成し
て咬合固定させる咬合固定工程と、該ヒンジ片素材の頭
部を成形してヒンジ片とする頭部成形工程とを有するこ
とを特徴とするヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
法。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構
    造であって、ヒンジ片に脚部が形成され、フレーム部材
    には凹部が形成され、該脚部が塑性変形により該凹部を
    充填し且つ咬止部を形成することにより咬合固定してい
    ることを特徴とするヒンジ片とフレーム部材との取り付
    け構造。
  2. 【請求項2】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構
    造であって、ヒンジ片に脚部が形成されており、フレー
    ム部材には凹部が形成されており、該脚部が該凹部に挿
    入された状態で塑性変形により該凹部を充填し且つ咬止
    部を形成することにより咬合固定していることを特徴と
    するヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記凹部は、貫通した凹部であることを
    特徴とする請求項2記載のヒンジ片とフレーム部材との
    取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記凹部は、有底の凹部であり、底部に
    広幅部を有することを特徴とする請求項2記載のヒンジ
    片とフレーム部材との取り付け構造。
  5. 【請求項5】 前記有底の凹部は、底部に抜け止め溝を
    有することを特徴とする請求項4記載のヒンジ片とフレ
    ーム部材との取り付け構造。
  6. 【請求項6】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け構
    造であって、ヒンジ片に脚部が形成され、フレーム部材
    の両側面に凹部が形成され、該脚部がフレーム部材を抱
    合する状態で塑性変形により該凹部を充填し且つ咬止部
    を形成することにより咬合固定していることを特徴とす
    るヒンジ片とフレーム部材との取り付け構造。
  7. 【請求項7】 前記フレーム部材はニッケル・チタン合
    金よりなるテンプル又はブラケットであることを特徴と
    する請求項1〜6記載のヒンジ片とフレーム部材との取
    り付け構造。
  8. 【請求項8】 前記ヒンジ片とフレーム部材との取り付
    け構造を備えたことを特徴とする上記請求項1〜7のい
    ずれか1項記載の眼鏡。
  9. 【請求項9】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け方
    法であって、フレーム部材に凹部を形成する凹部形成工
    程と、加圧により該凹部に挿入したヒンジ片の脚部を塑
    性変形させて該凹部に充填させ且つ咬止部を形成して咬
    合固定させる咬合固定工程とを有することを特徴とする
    ヒンジ片とフレーム部材との取り付け方法。
  10. 【請求項10】 ヒンジ片とフレーム部材との取り付け
    方法であって、フレーム部材に凹部を形成する凹部形成
    工程と、加圧により該凹部に挿入したヒンジ片素材の脚
    部を塑性変形させて該凹部に充填させ且つ咬止部を形成
    して咬合固定させる咬合固定工程と、該ヒンジ片素材の
    頭部を成形してヒンジ片とする頭部成形工程とを有する
    ことを特徴とするヒンジ片とフレーム部材との取り付け
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100832795B1 (ko) 2007-12-28 2008-05-27 곽철택 안경

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