JP2006247250A - X線透視装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】X線透視しながら、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防げるようにする。
【解決手段】この発明の装置は、X線透視によりX線画像を観察しながらX線撮影態様を調整する際、応答速度制限部18が、X線管1に対するX線照射条件を一定条件に固定してX線照射条件の制御系の応答速度を完全に制限するので、X線撮影態様の調整中、X線撮影態様の劇的変化が起こって画像輝度が急激に大きく変化した時も、X線管1についてのX線照射条件が最適条件から大きく外れるのを回避できる。また応答速度制限部18の作動の開始と終了は、C型支持アーム3のロック解除動作とロック施行動作に連動して行なわれるので、オペレータの負担が増すこともない。よって、X線撮影態様の調整の際、X線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に低減することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】この発明の装置は、X線透視によりX線画像を観察しながらX線撮影態様を調整する際、応答速度制限部18が、X線管1に対するX線照射条件を一定条件に固定してX線照射条件の制御系の応答速度を完全に制限するので、X線撮影態様の調整中、X線撮影態様の劇的変化が起こって画像輝度が急激に大きく変化した時も、X線管1についてのX線照射条件が最適条件から大きく外れるのを回避できる。また応答速度制限部18の作動の開始と終了は、C型支持アーム3のロック解除動作とロック施行動作に連動して行なわれるので、オペレータの負担が増すこともない。よって、X線撮影態様の調整の際、X線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に低減することができる。
【選択図】 図4
Description
この発明は、被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段がX線画像の輝度を安定させる画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御を受けながら被検体へX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいてX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置に係り、特にX線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームの移動により変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさ(輝度)が大きく乱れるのを防ぐための技術に関する。
病院等で用いられているX線透視装置として、外科手術中の被検体(患者)Mを手術室内でX線透視して手術を支援する外科用Cアーム式X線TV装置(適宜「X線TV装置」と略記)がある。この装置は、外科用I・I付き透視撮影装置(薬事法)、移動形X線装置(医療施行規則)、Cアーム形X線装置(JIS)と呼ばれている。
この従来のX線TV装置の場合、図8に示すように、手術台Bの上の被検体MにX線を照射するX線管81と被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器82が対向状態でC型支持アーム83の一端側と他端側に取り付けられていて、X線管81が被検体MにX線を照射するのに伴って2次元X線検出器82から出力されるX線検出信号に基づいて、2次元X線検出器82の後段で連続的にX線画像が取得されて表示モニタ84の画面に表示されることでX線透視が行なわれる。
この従来のX線TV装置の場合、図8に示すように、手術台Bの上の被検体MにX線を照射するX線管81と被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器82が対向状態でC型支持アーム83の一端側と他端側に取り付けられていて、X線管81が被検体MにX線を照射するのに伴って2次元X線検出器82から出力されるX線検出信号に基づいて、2次元X線検出器82の後段で連続的にX線画像が取得されて表示モニタ84の画面に表示されることでX線透視が行なわれる。
また従来のX線TV装置の場合、X線透視しながらC型支持アーム83を手動で移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整できる構成とされている。なお、この明細書で単に「X線撮影態様の調整」と記す場合、X線透視しながらC型支持アーム83を移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させて行なうX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様の調整を意味する。
すなわち、X線撮影態様の調整の際は、矢印ra,rbで示す方向にC型支持アーム83が回動するC型支持アーム83の回転移動や、矢印rc,rdで示す方向にC型支持アーム83が直進するC型支持アーム83の平行移動により、被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させる。そして、X線撮影態様を調整する時は、普通、X線透視を行なって被検体MのX線画像をリアルタイムで観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム83の移動を行なう。
また、従来のX線TV装置は、X線画像を常に適切な明るさに維持する為の画像輝度自動調整機能を備えている。即ち、従来のX線TV装置の場合、X線照射条件であるX線管81の管電圧や管電流を制御ファクターとするフィードバック制御を利用した画像輝度自動調整機能により、2次元X線検出器82から出力されるX線検出信号が適切な信号強度に保たれるので、X線透視用のX線画像は常に適切な明るさに維持される(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、従来のX線TV装置は、X線撮影態様の調整の際にX線透視用のX線画像の明るさが往々にして大きく乱れるという問題がある。
X線透視しながら、C型支持アーム83を移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させてX線撮影態様を調整する場合、X線管81と2次元X線検出器82の位置や向きの変化の状況によっては、X線撮影態様が劇的に変化し、往々にしてX線管81のX線照射条件が最適条件を大きく外れてしまうので、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れる事態が起こるのである。
X線透視しながら、C型支持アーム83を移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させてX線撮影態様を調整する場合、X線管81と2次元X線検出器82の位置や向きの変化の状況によっては、X線撮影態様が劇的に変化し、往々にしてX線管81のX線照射条件が最適条件を大きく外れてしまうので、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れる事態が起こるのである。
例えば被検体Mを正面より撮影する態様から、体厚みが増す側面から撮影する態様へ急に変ると、X線検出信号の信号強度が急激に大きく変動するので、画像輝度自動調整の為のX線管81のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度(レスポンス)がX線検出信号の変化に追随できず、X線管81のX線照射条件についてのフィードバック制御に変調を来し、X線管81のX線照射条件が最適条件を大きく外れてしまう。
X線撮影態様の劇的変化に伴うX線検出信号の変化に追随させる為に、X線管81のX線照射条件に対するフィードバック制御系の応答速度をアップさせるとフィードバック制御は振動を起こし易くなる。したがって、X線管81のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度をアップしても、X線管81のX線照射条件についてのフィードバック制御に変調を来たすので、X線管81についてのX線照射条件は最適条件を大きく外れてしまう。
またX線撮影態様の調整中、被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きによっては、2次元X線検出器82にX線の直接線(非透過X線)が入射するケース(事態)が起こる場合がある。2次元X線検出器82に入るX線の直接線は撮影部位の状態を反映するものではないので、X線管81のX線照射条件についてのフィードバック制御に狂いを生じる。その結果、X線管81のX線照射条件が最適条件を大きく下に外れてしまい、X線管81の照射X線の線量が不足するので、X線透視用のX線画像は大変暗くて観察し難いものとなる。
加えて、X線撮影態様を調整する間、X線透視用のX線画像を常に観察しながらC型支持アーム83の移動を続けなければならないオペレータには他のことをする余裕がないので、X線撮影態様の劇的変化で明るさが大きく乱れたX線画像を修正することは、オペレータにとって困難である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームの移動により変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができるX線透視装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るX線透視装置は、被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段がX線画像の輝度を安定させる画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御を受けながら被検体へX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいてX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置において、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度(レスポンス)を制限する応答速度制限手段を備えていて、応答速度制限手段が支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共に支持アームの停止に伴う装置動作に連動して作動を終えることを特徴とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るX線透視装置は、被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段がX線画像の輝度を安定させる画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御を受けながら被検体へX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいてX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置において、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度(レスポンス)を制限する応答速度制限手段を備えていて、応答速度制限手段が支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共に支持アームの停止に伴う装置動作に連動して作動を終えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のX線透視装置によるX線撮影の実行中は、X線照射手段による被検体へのX線照射に伴って透過X線像検出用の2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいてX線画像の取得とその表示が行なわれる。
そして、請求項1の発明の装置において、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する為に、X線透視によりX線画像を観察しながら、支持アームを移動させて被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させる場合、支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めた応答速度制限手段が、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を制限する。
そして、請求項1の発明の装置において、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する為に、X線透視によりX線画像を観察しながら、支持アームを移動させて被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させる場合、支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めた応答速度制限手段が、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を制限する。
その結果、X線照射手段と2次元X線検出手段の位置や向きの変化の状況によっては生じるX線撮影態様の劇的変化を、画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御が、パスしてやり過ごせるようなかたちでX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線照射手段のX線照射条件が最適条件を大きく外れる事態を回避できるようになり、X線撮影態様の調整の際にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れることがなくなる。
また、応答速度制限手段の作動の終了は、支持アームの停止に伴う装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段によるX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度の制限解除にオペレータの操作は必要ない。
また、応答速度制限手段の作動の終了は、支持アームの停止に伴う装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段によるX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度の制限解除にオペレータの操作は必要ない。
すなわち、請求項1の発明のX線透視装置は、X線透視によりX線画像を観察しながら、支持アームを移動させて被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させることによりX線撮影態様を調整する場合、応答速度制限手段が画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を制限する。
したがって、X線照射手段と2次元X線検出手段の位置や向きの変化の状況によっては生じるX線撮影態様の劇的変化を、画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御が、パスしてやり過ごせるようなかたちでX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線照射手段のX線照射条件が最適条件を大きく外れる事態を回避できるようになり、X線撮影態様の調整の際にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れることがなくなる。
また、応答速度制限手段の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、支持アームの移動の為の装置動作と支持アームの停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
その結果、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際にX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
また、応答速度制限手段の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、支持アームの移動の為の装置動作と支持アームの停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
その結果、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際にX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のX線透視装置において、応答速度制限手段は、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度の制限を、このフィードバック制御を停止することにより行なうと共に、X線照射手段のX線照射条件が適当な一定条件に固定された状態でX線透視が続けられるものである。
[作用・効果]請求項2の発明の装置の場合、応答速度制限手段により画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御が停止されてX線照射手段のX線照射条件が適当な一定条件に固定されるので、X線照射手段のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化に全く影響されずに済み、X線照射手段のX線照射条件が最適条件から大きく外れる事態を確実に回避できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のX線透視装置において、応答速度制限手段は、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度の制限を、X線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を遅くすることにより行なうものである。
[作用・効果]請求項3の発明の装置の場合、応答速度制限手段により画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度が遅くなるので、その分、X線照射手段のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化に影響され難くなり、X線照射手段についてのX線照射条件が最適条件から大きく外れる事態を十分に回避できる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、支持アームの移動を封じるロックを支持アームに施行するアームロック施行手段と、支持アームに掛けられているロックを解除するアームロック解除手段を備えていて、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるものである。
[作用・効果]請求項4の発明の装置の場合、応答速度制限手段が、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作に伴って作動を始め、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作に伴って作動を終えるので、支持アームのロック解除中は全期間にわたって応答速度制限手段が作動し続ける。一方、支持アームが移動している時は、当然、必ず支持アームのロック解除中である。したがって、請求項4の発明の装置によれば、支持アームの移動中は必ず応答速度制限手段が作動するのに加え、支持アームが移動中であることを検出する必要がない。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、支持アームが移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を備えていて、アーム移動検知手段による支持アームの移動肯定動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アーム移動検知手段による支持アームの移動否定動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるものである。
[作用・効果]請求項5の発明の装置は、応答速度制限手段が、支持アームの移動肯定および移動否定の判定を行なうアーム移動判定手段による支持アームの移動肯定動作に伴って作動を始め、アーム移動判定手段による支持アームの移動否定動作に伴って作動を終えるので、支持アームが実際に移動している全期間のみ応答速度制限手段が作動し続ける。したがって、請求項5の発明の装置によれば、支持アームの移動中は必ず応答速度制限手段が作動するのに加え、支持アームのロックが解除中であっても支持アームが移動しない時は、応答速度制限手段は作動せず、画像輝度自動調整機能が働くので、高画質のX線画像が取得される。
請求項1の発明のX線透視装置は、X線透視によりX線画像を観察しながら、支持アームを移動させて被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させることによりX線撮影態様を調整する場合、応答速度制限手段が画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を制限する。
X線照射手段と2次元X線検出手段の位置や向きの変化の状況によっては生じるX線撮影態様の劇的変化を、画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御が、パスしてやり過ごせるようなかたちでX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線照射手段のX線照射条件が最適条件を大きく外れる事態を回避できるようになり、X線撮影態様の調整の際にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れることがなくなる。
また、応答速度制限手段の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、支持アームの移動の為の装置動作と支持アームの停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
よって、請求項1の発明のX線透視装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
また、応答速度制限手段の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、支持アームの移動の為の装置動作と支持アームの停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
よって、請求項1の発明のX線透視装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
実施例のX線TV装置は、図1〜図4に示すように、被検体MにX線を照射するX線管1と被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器2とが対向状態でアーム一端とアーム他端に取り付けられているC型支持アーム3が搭載されていると共に、移動可能な台車構造を有する移動式の装置本体4と、X線画像等が画面に映し出される別置きタイプの表示モニタ5A,5Bを上面に載置すると共に移動可能な台車構造を有する移動式のキャビネット体6とからなる。
実施例装置の場合、装置本体4は押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、装置本体4の移動に伴ってC型支持アーム3がX線管1およびX線検出器2ごと一緒に移動する。キャビネット体6も、押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、キャビネット体6の移動に伴って画像表示モニタ5A,5Bも一緒に移動する。したがって、装置本体4とキャビネット体6を簡単に撮影場所に移動させることができる。
実施例装置の場合、装置本体4は押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、装置本体4の移動に伴ってC型支持アーム3がX線管1およびX線検出器2ごと一緒に移動する。キャビネット体6も、押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、キャビネット体6の移動に伴って画像表示モニタ5A,5Bも一緒に移動する。したがって、装置本体4とキャビネット体6を簡単に撮影場所に移動させることができる。
実施例装置の場合、図4に示すように、手術台Bの上の被検体MにX線管1がX線を照射するのに伴って2次元X線検出器2から出力されるX線検出信号に基づいて、2次元X線検出器2の後段の画像取得部7Aで連続的にX線画像が取得されると共に取得されたX線画像が表示モニタ5Aないし表示モニタ5Bの画面に映し出されることでX線透視が行なわれる。実施例装置によるX線透視の場合、一方の画像表示モニタ5Aには通常のX線画像がリアルタイムで映し出され、もう一方の画像表示モニタ5Bには色付け等の2次処理が施されたX線画像などが必要に応じて映し出される。
2次元X線検出器2は、図5に示すように、被検体Mの透過X線像を可視光像に変換するイメージインテンシファイア(I・I管)2Aと、I・I管2Aにより変換された可視光像をX線検出信号としての電気信号に変換するTVカメラ(撮像カメラ)2Bを具備しているのに加え、光学レンズ2C1,2C2やアイリス絞り2C3などからなる可視光像伝達用光学系2CをI・I管2AとTVカメラ2Bの間に具備し、I・I管2Aの出力蛍光面2A1へ出力される可視光像が可視光像伝達用光学系2CによりTVカメラ2Bの受光面2B1に結像される構成とされている。
なお、アイリス絞り2C3は、絞りの開き度合いを変化させてTVカメラ2Bの受光面2B1の入射光量を増減させる光学素子であり、アイリス絞り2C3の絞りを開くほど受光面2B1の入射光量が増加しX線検出信号の信号強度が増大する。
なお、アイリス絞り2C3は、絞りの開き度合いを変化させてTVカメラ2Bの受光面2B1の入射光量を増減させる光学素子であり、アイリス絞り2C3の絞りを開くほど受光面2B1の入射光量が増加しX線検出信号の信号強度が増大する。
TVカメラ2Bで電気信号に変換されたX線検出信号は、2次元X線検出器2の後段に配備されているカメラコントロールユニットCCUが設定された読み出しフレームレートでTVカメラ2Bから電気信号を読み出すことでX線検出信号の出力が繰り返し連続的に行なわれる。X線透視の場合、読み出しフレームレートは、普通、30フレーム/秒ほどであり、約33ミリ秒(mSEC)間隔でX線画像の取得・表示が繰り返されることによりX線透視が行なわれる。
なお、実施例装置の場合、CCUは装置本体4の内に配置されているが、カメラコントロールユニットCCUも2次元X線検出器2に検出器構成要素の一つとして配置されている構成であってもよい。また、実施例装置では、読み出しフレームレートの設定値は、キャビネット体6の方に設けられた操作部8Bによる操作等で変更が行なえる構成とされている。
なお、実施例装置の場合、CCUは装置本体4の内に配置されているが、カメラコントロールユニットCCUも2次元X線検出器2に検出器構成要素の一つとして配置されている構成であってもよい。また、実施例装置では、読み出しフレームレートの設定値は、キャビネット体6の方に設けられた操作部8Bによる操作等で変更が行なえる構成とされている。
X線管1は装置本体4に配備されているX線照射制御部9の制御に応じたX線照射条件(管電圧・管電流)で被検体MにX線を照射する。加えて、実施例の装置の場合、X線照射条件であるX線管1の管電圧と管電流の両方(またはどちらか一方でも可)を制御ファクターとするフィードバック制御を利用した画像輝度自動調整部7Bが備わっていて、画像輝度自動調整部7Bにより2次元X線検出器2から出力されるX線検出信号は、X線画像の明るさが適度に維持される(画像輝度が安定する)信号強度に保たれる。
具体的には、TVカメラ2Bの増幅度とアイリス絞り2C3における絞りの開き度合いは画質に有利な値にセットされ、画像輝度自動調整部7BはCCUから出力されるX線検出信号の平均信号強度を求めてから平均信号強度と画像の適切な明るさ(画像の輝度)に対応する目標信号強度とのズレを求めた後、平均信号強度と目標信号強度とのズレを解消する為の偏差信号をX線照射制御部9に送り出す。X線照射制御部9は画像輝度自動調整部7Bから受け取った偏差信号に応じてX線照射条件を変更することで被検体Mに照射するX線の線量を調整する結果、平均信号強度と目標信号強度とのズレが直ちに解消され、X線検出信号の信号強度は常に略目標信号強度に保たれるので、X線画像は適度な明るさに維持される。
一方、C型支持アーム3は、装置本体4の前側に突き出した状態でアーム支持体10によって保持されていると共に、手動でC型支持アーム3を移動させることにより被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整することができる構成とされている。すなわち、X線撮影態様の調整の際は、矢印RA,RD,REで示す方向にC型支持アーム3が回動するC型支持アーム3の回転移動や、矢印RB,RCで示す方向にC型支持アーム3が直進するC型支持アーム3の平行移動により、被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させる。このようにX線撮影態様を調整する時は、通常、X線透視によりX線画像を観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム3を移動させる。
続いて、C型支持アーム3の矢印RA〜REの各移動について具体的に説明する。
アーム支持体10は、矢印Qaで示すように、手動による上下移動が可能に装置本体4に立設された垂直支柱12と、矢印Qbで示すように、手動による水平移動が可能に垂直支柱12の上端に載設された水平ロッド13と、水平ロッド13の先端から斜め下がりに延びると共に水平ロッド13と一体的に結合しているアームホルダー11とを具備していて、C型支持アーム3はアームホルダー11に取り付けられている。
C型支持アーム3は、X線管1および2次元X線検出器2ごとアーム長手方向へアームの曲がりに沿って手動でスライド回転(ピボット回転)できるようにしてアームホルダー11−配設されている。
さらに、アーム支持体10の場合、垂直支柱12が矢印Qcで示すように垂直支柱12自体の軸12aを回転軸として手動で回転させられるのに加えて、水平ロッド13が矢印Qdで示すように水平ロッド13自体の軸13aを回転軸として手動で回転させられるように構成されている。
アーム支持体10は、矢印Qaで示すように、手動による上下移動が可能に装置本体4に立設された垂直支柱12と、矢印Qbで示すように、手動による水平移動が可能に垂直支柱12の上端に載設された水平ロッド13と、水平ロッド13の先端から斜め下がりに延びると共に水平ロッド13と一体的に結合しているアームホルダー11とを具備していて、C型支持アーム3はアームホルダー11に取り付けられている。
C型支持アーム3は、X線管1および2次元X線検出器2ごとアーム長手方向へアームの曲がりに沿って手動でスライド回転(ピボット回転)できるようにしてアームホルダー11−配設されている。
さらに、アーム支持体10の場合、垂直支柱12が矢印Qcで示すように垂直支柱12自体の軸12aを回転軸として手動で回転させられるのに加えて、水平ロッド13が矢印Qdで示すように水平ロッド13自体の軸13aを回転軸として手動で回転させられるように構成されている。
矢印RAで示すように、C型支持アーム3をスライド回転させると、X線管1と2次元X線検出器2が対向配置状態を維持したままC型支持アーム3の回転中心Wの周りを巡りながら移動すると共に、C型支持アーム3のスライド回転に伴って撮影方向が変る。
矢印Qaで示すように、垂直支柱12を上または下に移動させると、矢印RBで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと上または下に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の上下移動に伴って撮影範囲が変る。
矢印Qbで示すように、水平ロッド13を前または後に移動させると、矢印RCで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと前または後に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の前後移動に伴って撮影位置が変る。
矢印Qaで示すように、垂直支柱12を上または下に移動させると、矢印RBで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと上または下に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の上下移動に伴って撮影範囲が変る。
矢印Qbで示すように、水平ロッド13を前または後に移動させると、矢印RCで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと前または後に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の前後移動に伴って撮影位置が変る。
矢印Qcで示すように、垂直支柱12を軸12aを回転軸として回転させると、矢印RDで示すように、C型支持アーム3が軸12aを支点として水平の向きに首振り移動すると共に、C型支持アーム3の首振り移動に伴って撮影位置が変る。
矢印Qdで示すように、水平ロッド13を軸13aを回転軸として回転させると、矢印REで示すように、C型支持アーム3が軸13aを回転軸として旋回回転すると共に、C型支持アーム3の旋回回転に伴って撮影方向が変る。
即ち、実施例装置の場合、C型支持アーム3は矢印RA〜REという移動方向の異なる5種類の移動が行なえる。
矢印Qdで示すように、水平ロッド13を軸13aを回転軸として回転させると、矢印REで示すように、C型支持アーム3が軸13aを回転軸として旋回回転すると共に、C型支持アーム3の旋回回転に伴って撮影方向が変る。
即ち、実施例装置の場合、C型支持アーム3は矢印RA〜REという移動方向の異なる5種類の移動が行なえる。
さらに、実施例装置の場合、矢印RA〜REで示すC型支持アーム3の5種類の移動を封じるロックをC型支持アーム3に施行するアームロック施行機構(アームロック施行手段の主要部)14〜17を備えている。これらのアームロック施行機構14〜17は、いずれもが電磁ソレノイド式等を用いた電動ロック式である。C型支持アーム3を移動させて調整した後、C型支持アーム3がはずみで動いて調整がズレることを防ぐ為に、アームロック施行機構14〜17で矢印RA〜REで示す5種類の移動に対するロックを掛けておくのである。
即ち、アームロック施行機構14は矢印RAの方向の移動(スライド回転)をロックする。アームロック施行機構15は矢印REの方向の移動(旋回回転)をロックする。アームロック施行機構16は矢印RCと矢印RDの二つの方向の移動(水平移動と首振り移動)をロックする。アームロック施行機構17は矢印RBの方向の移動(上下移動)をロックする。なお、アームロック施行機構16は矢印RC,RDの二つの方向の移動をまとめてロックしているが、矢印RC,RDの二つの方向の移動を別々にロックする構成であってもよい。
また、アームロック施行機構14〜17によりC型支持アーム3に掛けられているロックをアームロック施行機構14〜17ごとに解除するアームロック解除手段としてロック解除用の操作スイッチ14A〜17Aが装置本体4の上面の操作部8Aに配備されている。
そして、C型支持アーム3を移動させる場合は、移動させたい方向に対応するロックを解除する。即ち、ロック解除用の操作スイッチ14Aを押すと、アームロック施行機構14による矢印RAの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ15Aを押すと、アームロック施行機構15による矢印REの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ16Aを押すと、アームロック施行機構16による矢印RCと矢印RDの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ17Aを押すと、アームロック施行機構17による矢印RBの方向の移動のロックが解除される。
そして、C型支持アーム3を移動させる場合は、移動させたい方向に対応するロックを解除する。即ち、ロック解除用の操作スイッチ14Aを押すと、アームロック施行機構14による矢印RAの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ15Aを押すと、アームロック施行機構15による矢印REの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ16Aを押すと、アームロック施行機構16による矢印RCと矢印RDの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ17Aを押すと、アームロック施行機構17による矢印RBの方向の移動のロックが解除される。
なお、実施例装置の場合、矢印RA〜矢印REの方向のC型支持アーム3の移動に関しては、ロックされない場合でもカウンターウエイト等を用いたバランス機構によって外力が加わらなければ移動しない構成になっているので、C型支持アーム3の移動の後、直ぐにロックを掛ける必要はない。ただ、ロックが解除されたままでは、不意に予期せぬ外力が加わるとC型支持アーム3が動いてズレてしまう。
そこで、実施例装置の場合、ロック解除中のアームロック施行機構14をロック状態に戻したい場合は、操作スイッチ14Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる(施行される)構成とされている。ロック解除中のアームロック施行機構15をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ15Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる。ロック解除中のアームロック施行機構16をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ16Aを再度押すだけで、即ロックが掛かり、ロック解除中のアームロック施行機構17をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ17Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる。つまり、実施例装置では、操作スイッチ14A〜17Aは、ロック解除用のみならずアームロック施行手段の一部を兼ねてもいる。
加えて、実施例装置の場合、操作スイッチ14A〜17Aの操作によりアームロック施行機構14〜17によるロックが解除された場合、予め設定されている一定期間(例えば30秒〜1分)が経過すると再びロックが自動的に掛かかって、ロックの掛け忘れが回避できる構成とされてもいる。
加えて、実施例装置の場合、操作スイッチ14A〜17Aの操作によりアームロック施行機構14〜17によるロックが解除された場合、予め設定されている一定期間(例えば30秒〜1分)が経過すると再びロックが自動的に掛かかって、ロックの掛け忘れが回避できる構成とされてもいる。
また、実施例装置の場合、装置本体4では、図2に示すように、C型支持アーム3が配備されている向きを装置本体4の正面サイドとして、装置本体4の上面の左右の各横サイド側にそれぞれ操作部8Aが同じ配列で配備されており、ロック解除・施行兼用の各操作操作スイッチ14A〜17Aが二組備わっている。すなわち、図6に示すように、一方の組の各操作スイッチ14A〜17Aが全て装置本体4の右横サイド寄りに配置されていて、もう一方の組の各操作スイッチ14A〜17Aが全て装置本体4の左横サイド寄りに設置されているので、オペレータは装置本体4の右横サイドに居る時も、左横サイドに居る時も、何ら支障なくロック解除・施行兼用の操作スイッチが操作できる。さらに、操作スイッチ14A〜17Aにはロックが解除される移動方向を示すシンボルマークも描かれている。
そして、実施例のX線TV装置の場合、X線管1に対する画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度(レスポンス)を制限する応答速度制限部18を備えていて、応答速度制限部18がC型支持アーム3の移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共にC型支持アーム3の停止に伴う装置動作に連動して作動を終える構成を特徴としているので、以下に具体的に説明する。
実施例装置の場合、応答速度制限部18は、画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度の制限を、このフィードバック制御を停止することにより行なうと共に、X線管1のX線照射条件が適当な一定条件に固定された状態でX線透視が続けられる構成とされている。
即ち、応答速度制限部18の作動が始まると、応答速度制限部18からX線照射制御部9に指令信号が送られ、X線照射制御部9はX線管1のX線照射条件を、例えば応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件等の適当な一定条件に固定する。もちろん、応答速度制限部18の作動中は、画像輝度自動調整機能は働かない。
即ち、応答速度制限部18の作動が始まると、応答速度制限部18からX線照射制御部9に指令信号が送られ、X線照射制御部9はX線管1のX線照射条件を、例えば応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件等の適当な一定条件に固定する。もちろん、応答速度制限部18の作動中は、画像輝度自動調整機能は働かない。
固定される適当な一定条件としては、例えば、応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件が挙げられる。応答速度制限部18の作動直前のX線管1のX線照射条件は、実際にX線撮影を行なっている被検体の撮影部位に良くマッチした条件であるはずであるから、特に適当である。
或いは、応答速度制限部18の作動直前でなくても、X線透視開始から一定時間経過後のX線管1のX線照射条件も、やはり実際にX線撮影を行なっている被検体の撮影部位に良くマッチした条件であるので、固定される適当な一定条件として好ましい。
或いは、応答速度制限部18の作動直前でなくても、X線透視開始から一定時間経過後のX線管1のX線照射条件も、やはり実際にX線撮影を行なっている被検体の撮影部位に良くマッチした条件であるので、固定される適当な一定条件として好ましい。
また、実施例装置の場合、応答速度制限部18は、操作スイッチ14A〜17AによるC型支持アーム3のロック解除動作(C型支持アーム3の移動に伴う装置動作)に連動して作動を始め、アームロック施行機構14〜17によるC型支持アーム3のロック施行動作(C型支持アーム3の停止に伴う装置動作)に連動して作動を終える構成とされていて、C型支持アーム3のロック解除中の全期間にわたって応答速度制限部18が作動し続ける。
一方、C型支持アーム3が移動している時は、当然、必ずC型支持アーム3のロック解除中である。つまり、実施例装置の場合、C型支持アーム3が移動中であることを検出せずとも、C型支持アーム3の移動中は必ず応答速度制限部18が作動する構成とされているのである。
一方、C型支持アーム3が移動している時は、当然、必ずC型支持アーム3のロック解除中である。つまり、実施例装置の場合、C型支持アーム3が移動中であることを検出せずとも、C型支持アーム3の移動中は必ず応答速度制限部18が作動する構成とされているのである。
また、主制御部CPUは、コンピュータと動作プログラムを中心に構成されていて、操作部8A,8B等による各種の指令入力、あるいは、X線撮影の進行状況などに応じて適切な命令信号やデータを必要な処へ適時に送出し、装置全体を常に適切に動作させる統括制御機能を果たす。
続いて、上述した構成を有する実施例のX線TV装置において、X線透視によりX線画像を観察しながら、C型支持アーム3を移動させて被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させて行なうX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様の調整プロセスを、図面を参照しながら述べる。図7は実施例装置におけるX線撮影態様の調整プロセスを示すフローチャートである。
なお、以下では、X線透視が既に始まっており、今からC型支持アーム3を矢印RAの方向に移動させてX線撮影方向の調整を行なうこととする。
なお、以下では、X線透視が既に始まっており、今からC型支持アーム3を矢印RAの方向に移動させてX線撮影方向の調整を行なうこととする。
〔ステップS1〕操作スイッチ14A〜17Aのうちから、オペレータがC型支持アーム3の矢印RAの方向の移動に対応する操作スイッチ14Aを選んで押す。
〔ステップS2〕アームロック施行機構14によりC型支持アーム3に掛けられている矢印RAの方向の移動についてのロックが解除される。
〔ステップS3〕アームロック施行機構14のロック解除動作に連動して応答速度制限部18が作動を開始し、X線照射制御部9によってX線管1のX線照射条件が応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件に固定された状態でX線撮影態様の調整に必要なX線透視が続けられる。
即ち、応答速度制限部18により画像輝度自動調整機能が停止されると同時に、X線管1のX線照射条件が応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件に固定されるので、X線管1のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化に全く影響されずに済み、X線撮影態様の劇的変化があっても、X線管1のX線照射条件が最適条件から大きく外れるのを確実に回避することができるので、X線撮影方向の調整中にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを防止できる。
即ち、応答速度制限部18により画像輝度自動調整機能が停止されると同時に、X線管1のX線照射条件が応答速度制限部18が作動する直前のX線管1のX線照射条件に固定されるので、X線管1のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化に全く影響されずに済み、X線撮影態様の劇的変化があっても、X線管1のX線照射条件が最適条件から大きく外れるのを確実に回避することができるので、X線撮影方向の調整中にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを防止できる。
〔ステップS4〕オペレータは、X線透視用のX線画像を観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム3を手動で矢印RAの方向に移動させる。C型支持アーム3の矢印RAの移動にしたがって、X線管1と2次元X線検出器2の向きが変化してX線撮影方向の調整は進行する。
〔ステップS5〕X線撮影方向の調整が完了すれば、次のステップS6に進む。X線撮影方向の調整が未了であれば、前のステップS4に戻り、調整を続ける。
〔ステップS6〕オペレータが操作スイッチ14Aを再度押すと、直ちにアームロック施行機構14のロックが掛かり、C型支持アーム3は矢印RAの方向に移動できなくなる。
〔ステップS7〕アームロック施行機構14のロック施行動作に連動して応答速度制限部18が作動を終了するので、応答速度制限部18による画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件のフィードバック制御の応答速度の制限は、オペレータが特に操作することなく解かれるので、応答速度制限部18の作動終了と同時に、画像輝度自動調整機能が再開され、X線透視はロック解除前の状態に戻って続けられる。
以上に詳述した通り、実施例装置は、X線透視によりX線画像を観察しながら、C型支持アーム3を移動させて被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させることによりX線撮影態様を調整する場合、応答速度制限部18が画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御を停止すると共に、X線管1のX線照射条件が適当な一定条件に固定された状態でX線透視が続けられる構成とされている。
その結果、X線管1と2次元X線検出器2の位置や向きの変化の状況によっては生じるX線撮影態様の劇的変化を、画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御が、パスしてやり過ごせるようなかたちでX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線管1のX線照射条件が最適条件を大きく外れるのを回避できるようになり、X線撮影態様の調整の際にX線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れることがなくなる。
また、応答速度制限部18の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、C型支持アーム3の移動の為の装置動作とC型支持アーム3の停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限部18の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
よって、実施例のX線TV装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
また、応答速度制限部18の作動の開始と終了は、オペレータが特に操作せずとも、C型支持アーム3の移動の為の装置動作とC型支持アーム3の停止の為の装置動作に連動して行なわれるので、応答速度制限部18の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
よって、実施例のX線TV装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、X線透視用のX線画像の明るさが大きく乱れるのを簡単に防ぐことができる。
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例装置の場合、応答速度制限部18の作動の開始と同時に、X線管1のX線照射条件が適当な一定条件に固定される構成であったが、応答速度制限部が画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度の制限を応答速度を遅くする(フィードバック制御の時定数を長くする)ことにより施行する以外は実施例と同一の構成の装置が、変形例として挙げられる。
この変形例の場合、応答速度制限部により画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度が遅くなった分、X線管1のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線管1のX線照射条件がX線撮影態様の劇的変化が起こっても、X線管1のX線照射条件が最適条件から大きく外れる事態を十分に避けることができる。
(1)実施例装置の場合、応答速度制限部18の作動の開始と同時に、X線管1のX線照射条件が適当な一定条件に固定される構成であったが、応答速度制限部が画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度の制限を応答速度を遅くする(フィードバック制御の時定数を長くする)ことにより施行する以外は実施例と同一の構成の装置が、変形例として挙げられる。
この変形例の場合、応答速度制限部により画像輝度自動調整の為のX線管1のX線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度が遅くなった分、X線管1のX線照射条件はX線撮影態様の劇的変化によって大きく影響されずに済むので、X線管1のX線照射条件がX線撮影態様の劇的変化が起こっても、X線管1のX線照射条件が最適条件から大きく外れる事態を十分に避けることができる。
(2)実施例装置の場合、応答速度制限部18がC型支持アーム3のロック解除動作とロック施行動作に連動して作動の開始と終了を行なう構成であったが、C型支持アーム3が移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を配備し、応答速度制限部18がアーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動肯定動作に連動して作動を始め、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動否定動作に連動して作動を終える以外は、実施例と同じ構成の装置が、変形例として挙げられる。
この変形例の装置の場合、応答速度制限部18が、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動肯定動作に伴って作動を始め、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動否定動作に伴って作動を終えるので、C型支持アーム3が実際に移動している全期間のみ応答速度制限部18が作動し続ける。したがって、変形例の装置によれば、C型支持アーム3の移動中は必ず応答速度制限部18が作動するのに加え、C型支持アーム3のロックが解除中であってもC型支持アーム3が移動しない時は、応答速度制限部18は作動せず、画像輝度自動調整機能が働くので、高画質のX線画像が取得される。
(3)実施例装置では、C型支持アーム3が移動可能な台車構造の装置本体4に搭載されている構成であったが、C型支持アーム3は固定据えつけ式の撮影台、あるいは、天井走行式の撮影台に取り付けられている構成の装置が、変形例として挙げられる。
(4)実施例装置では、画像表示モニタ5A,5Bが装置本体4と一体ではなく別置きであったが、画像表示モニタ5A,5Bが装置本体4と一体である構成の装置が、変形例として挙げられる。
(5)実施例装置では、X線管1と2次元X線検出器2が取り付けられているのがC型支持アーム3であったが、X線管1と2次元X線検出器2の支持アームは、C型に限られるものではない。
(6)実施例装置では、2次元X線検出器2がI・I管タイプでなくて、フラットパネル型X線検出器(FPD)タイプであってもよい。
(7)実施例装置では、手動でC型支持アーム3を移動させる構成であったが、C型支持アーム3を電動で移動させる構成であってもよい。
1 … X線管
2 … 2次元X線検出器
3 … C型支持アーム
14〜17 … アームロック施行機構(アームロック施行手段の主要部)
14A〜17A … 操作スイッチ(アームロック解除手段およびアームロック施行 手段の一部)
18 … 応答速度制限部
M … 被検体
2 … 2次元X線検出器
3 … C型支持アーム
14〜17 … アームロック施行機構(アームロック施行手段の主要部)
14A〜17A … 操作スイッチ(アームロック解除手段およびアームロック施行 手段の一部)
18 … 応答速度制限部
M … 被検体
Claims (5)
- 被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段がX線画像の輝度を安定させる画像輝度自動調整の為のX線照射条件についてのフィードバック制御を受けながら被検体へX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づいてX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置において、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度(レスポンス)を制限する応答速度制限手段を備えていて、応答速度制限手段が支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共に支持アームの停止に伴う装置動作に連動して作動を終えることを特徴とするX線透視装置。
- 請求項1に記載のX線透視装置において、応答速度制限手段は、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度の制限を、このフィードバック制御を停止することにより行なうと共に、X線照射手段のX線照射条件が適当な一定条件に固定された状態でX線透視が続けられるX線透視装置。
- 請求項1に記載のX線透視装置において、応答速度制限手段は、画像輝度自動調整の為のX線照射手段のX線照射条件についてのフィードバック制御における応答速度の制限を、X線照射条件についてのフィードバック制御の応答速度を遅くすることにより行なうX線透視装置。
- 請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、支持アームの移動を封じるロックを支持アームに施行するアームロック施行手段と、支持アームに掛けられているロックを解除するアームロック解除手段を備えていて、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるX線透視装置。
- 請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、支持アームが移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を備えていて、アーム移動検知手段による支持アームの移動肯定動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アーム移動検知手段による支持アームの移動否定動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるX線透視装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011239803A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shimadzu Corp | X線透視撮影装置 |
WO2013042416A1 (ja) * | 2011-09-22 | 2013-03-28 | 富士フイルム株式会社 | 放射線動画処理装置、放射線動画撮影装置、放射線動画撮影システム、放射線動画撮影方法、放射線動画撮影プログラム、及び放射線動画撮影プログラム記憶媒体 |
CN103784153A (zh) * | 2012-11-01 | 2014-05-14 | 上海联影医疗科技有限公司 | 一种平床系统随动解除装置 |
JPWO2016135867A1 (ja) * | 2015-02-24 | 2017-10-12 | 株式会社島津製作所 | X線透視撮影装置 |
-
2005
- 2005-03-14 JP JP2005070924A patent/JP2006247250A/ja not_active Withdrawn
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