JP2006247249A - X線透視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線透視しながら、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、被検体が浴びるX線の線量を簡単に低減できるようにする。
【解決手段】この発明の装置は、X線透視を行なってX線画像を観察しながらX線撮影態様を調整する際、X線線量低減部18と信号強度補充部19が、X線管1の照射するX線の線量を低減させると同時にX線検出信号の信号強度の低下を補うので、被検体Mに照射されるX線の線量が低減された状態でX線撮影態様の調整に必要なX線透視が引き続き行なわれる。また、X線線量低減部18と信号強度補充部19の作動の開始と終了は、オペレータが操作しなくても、C型支持アーム3のロック解除動作とC型支持アーム3のロック施行動作に連動して行なわれる。よって、X線撮影態様の調整の際に被検体が浴びるX線の線量を簡単に低減できる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段が被検体にX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づきX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置に係り、特にX線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームの移動により変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に被検体が浴びるX線の線量を減らすための技術に関する。
病院等で用いられているX線透視装置として、外科手術中の被検体(患者)Mを手術室内でX線撮影を実行することによりX線透視して手術を支援する外科用Cアーム式X線TV装置(適宜「X線TV装置」と略記)がある。この装置は、外科用I・I付き透視撮影装置(薬事法)、移動形X線装置(医療施行規則)、Cアーム形X線装置(JIS)と呼ばれている。
この従来のX線TV装置の場合、図8に示すように、手術台Bの上の被検体MにX線を照射するX線管81と被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器82が対向状態でC型支持アーム83の一端側と他端側に取り付けられていて、X線管81が被検体MにX線を照射するのに伴って2次元X線検出器82から出力されるX線検出信号に基づいて、2次元X線検出器82の後段で連続的にX線画像が取得されて表示モニタ84の画面に表示されることでX線透視が行なわれる。
また従来のX線TV装置の場合、X線透視しながらC型支持アーム83を手動で移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整できる構成とされている。なお、この明細書で単に「X線撮影態様の調整」と記す場合、X線透視しながらC型支持アーム83を移動させることにより被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させて行なうX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様の調整を意味する。
すなわち、X線撮影態様の調整の際は、矢印ra,rbで示す方向にC型支持アーム83が回動するC型支持アーム83の回転移動や、矢印rc,rdで示す方向にC型支持アーム83が直進するC型支持アーム83の平行移動により、被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変化させる。そして、X線撮影態様を調整する時は、普通、X線透視を行なって被検体MのX線画像をリアルタイムで観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム83の移動を行なう。
また、従来のX線TV装置は、X線画像を常に適切な明るさに維持する為の画像輝度自動調整機能を備えている。即ち、従来のX線TV装置の場合、X線照射条件であるX線管81の管電圧や管電流を制御ファクターとするフィードバック制御を利用した画像輝度自動調整機能により、2次元X線検出器82から出力されるX線検出信号が適切な信号強度に保たれるので、X線透視用のX線画像は常に適切な明るさに維持される(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−43994号公報(2頁〜3頁,図1〜図3)
しかしながら、従来のX線TV装置は、X線撮影態様の調整の際に被検体Mが浴びるX線の線量を減らすのが難しいという問題がある。
X線撮影態様の調整時のX線透視では、通常、十分なX線の線量で得られた診断時と同じ高画質のX線画像が用いられているが、実際は、被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを調整するだけなら、被検体Mに照射するX線の線量が少ないX線画像でも多少画質は落ちても事足りる。
したがって、X線の線量が少ないX線画像を用いてX線透視を行なえば、被検体Mが浴びるX線の線量を減らせることになる。X線の線量が少ない低線量モードのX線透視が行なえる構成を備えたX線TV装置もある。しかし、被検体Mに対するX線管81と2次元X線検出器82の位置ないし向きを変更する度に、毎回、低線量モードのX線透視に切り換える操作が必要であり、X線透視による観察と支持アーム83の移動操作に加えて、更にX線透視を低線量モードに切り換える操作を何度も行なうのは極めて煩わしく、オペレータにとっては負担が増大するので、X線撮影態様の調整の際に被検体Mが浴びるX線の線量を低減することは、なかなかの難事である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、X線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームの移動により変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に、被検体が浴びるX線の線量を簡単に低減することができるX線透視装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明に係るX線透視装置は、被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段が被検体にX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づきX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置において、X線照射手段の照射するX線の線量を低減させるX線線量低減手段と、X線線量低減手段による照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補う信号強度補充手段とを備え、X線線量低減手段と信号強度補充手段が、支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共に支持アームの停止に伴う装置動作に連動して作動を終えることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1の発明のX線透視装置の場合、X線照射手段による被検体へのX線照射に伴って2次元X線検出手段からX線検出信号が出力されると共に、2次元X線検出手段の後段で連続的にX線画像の取得と表示が行なわれることによってX線透視が行なわれる。
そして、請求項1の発明の装置において、X線透視しながら、支持アームを移動させて被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させて、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する場合、支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めたX線線量低減手段がX線照射手段の照射するX線の線量を低減させると同時に、やはり支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を開始した信号強度補充手段がX線線量低減手段による照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の強度低下を補うので、被検体が浴びるX線の線量が低減されると共に、X線撮影態様の調整に必要なX線透視が支障なく引き続き行なわれる。
また、X線線量低減手段と信号強度補充手段の作動の終了は支持アームの停止に伴う装置動作に連動して行なわれ、X線線量低減手段による照射X線の線量の低減と信号強度補充手段によるX線検出信号の強度低下の補充は自動的に解除されるので、X線透視を元の状態へ復帰させる時にオペレータの操作を必要としない。
すなわち、請求項1の発明のX線透視装置は、X線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームを移動させることにより変化させてX線撮影態様を調整する場合、X線線量低減手段と信号強度補充手段が、X線照射手段の照射するX線の線量を低減させると同時に、照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補うので、被検体が浴びるX線の線量が低減された状態でX線透視が続けられる。
またX線線量低減手段と信号強度補充手段の作動の開始と終了は、オペレータが何ら操作を行なわずとも、支持アームの移動に伴う装置動作および支持アームの停止に伴う装置動作に連動して行なわれるので、X線線量低減手段と信号強度補充手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることはない。
その結果、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に被検体が浴びるX線の線量を簡単に低減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のX線透視装置において、支持アームの移動を封じるロックを支持アームに施行するアームロック施行手段と、支持アームに掛けられているロックを解除するアームロック解除手段を備えていて、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるものである。
[作用・効果]請求項2の発明の装置の場合、X線線量低減手段および信号強度補充手段が、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作に伴って作動を始め、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作に伴って作動を終えるので、支持アームのロック解除中は全期間にわたってX線線量低減手段および信号強度補充手段が作動し続ける。一方、支持アームが移動している時は、当然、必ず支持アームのロック解除中である。したがって、請求項2の発明の装置によれば、支持アームの移動中は必ずX線線量低減手段および信号強度補充手段が作動するのに加え、支持アームが移動中であることを検出する必要がない。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のX線透視装置において、支持アームが移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を備えていて、アーム移動判定手段による支持アームの移動肯定動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アーム移動判定手段による支持アームの移動否定動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるものである。
[作用・効果]請求項3の発明の装置は、X線線量低減手段および信号強度補充手段が、支持アームの移動肯定および移動否定の判定を行なうアーム移動判定手段による支持アームの移動肯定動作に伴って作動を始め、アーム移動判定手段による支持アームの移動否定動作に伴って作動を終えるので、支持アームが実際に移動している全期間のみX線線量低減手段および信号強度補充手段が作動し続ける。したがって、請求項3の発明の装置によれば、支持アームの移動中は必ずX線線量低減手段および信号強度補充手段が作動するのに加え、支持アームのロックが解除中であっても支持アームが移動しない時は、X線線量低減手段および信号強度補充手段が作動せず、必ずX線の線量が十分であるので、高画質のX線画像が取得される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、2次元X線検出手段が、被検体の透過X線像を光像に変換するイメージインテンシファイアと、このイメージインテンシファイアにより変換された光像をX線検出信号としての電気信号に変換する撮像カメラとを具備し、信号強度補充手段は撮像カメラの入射光量を増加させることによりX線検出信号の信号強度の低下を補うものである。
[作用・効果]請求項4の発明の装置の場合、イメージインテンシファイアで被検体の透過X線像が可視光像に変換されると共に、撮像カメラでイメージインテンシファイアにより変換された可視光像が電気信号に変換されてX線検出信号として出力されるのに加え、撮像カメラの入射光量を増加させることにより信号強度補充手段によるX線検出信号の信号強度の低下補充が行なわれる。
請求項1の発明のX線透視装置は、X線透視しながら、被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを支持アームを移動させることにより変化させてX線撮影態様を調整する場合、X線線量低減手段と信号強度補充手段が、X線照射手段の照射するX線の線量を低減させると同時に、照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補うので、被検体が浴びるX線の線量が低減された状態でX線撮影態様の調整に必要なX線透視が続けられる。
またX線線量低減手段と信号強度補充手段の作動の開始と終了は、オペレータが何ら操作を行なわずとも、支持アームの移動に伴う装置動作および支持アームの停止に伴う装置動作に連動して行なわれるので、X線線量低減手段と信号強度補充手段の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることはない。
よって、請求項1の発明のX線透視装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に被検体が浴びるX線の線量を簡単に低減できる。
続いて、この発明のX線透視装置の実施例を、図面を参照しながら詳しく説明する。図1は実施例に係る外科用Cアーム式X線TV装置(以下、適宜「X線TV装置」と略記)の装置本体の主要構成を示す立面図、図2は実施例装置の装置本体の主要構成を示す平面図、図3は実施例装置の別置きタイプの表示モニタを示す斜視図、図4は実施例装置の全体構成を示すブロック図である。
実施例のX線TV装置は、図1〜図4に示すように、被検体MにX線を照射するX線管1と被検体Mの透過X線像を検出する2次元X線検出器2とが対向状態でアーム一端とアーム他端に取り付けられているC型支持アーム3が搭載されていると共に、移動可能な台車構造を有する移動式の装置本体4と、X線画像等が画面に映し出される別置きタイプの表示モニタ5A,5Bを上面に載置すると共に移動可能な台車構造を有する移動式のキャビネット体6とからなる。
実施例装置の場合、装置本体4は押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、装置本体4の移動に伴ってC型支持アーム3がX線管1およびX線検出器2ごと一緒に移動する。キャビネット体6も、押したり引いたりして容易に移動させられると同時に、キャビネット体6の移動に伴って画像表示モニタ5A,5Bも一緒に移動する。したがって、装置本体4とキャビネット体6を簡単に撮影場所に移動させることができる。
実施例装置の場合、図4に示すように、手術台Bの上の被検体MにX線管1が被検体MにX線を照射するのに伴って2次元X線検出器2から出力されるX線検出信号に基づいて、2次元X線検出器2の後段の画像取得部7Aで連続的にX線画像が取得されると共に取得されたX線画像が表示モニタ5Aないし表示モニタ5Bの画面に映し出されることでX線透視が行なわれる。実施例装置によるX線透視の場合、一方の画像表示モニタ5Aには通常のX線画像がリアルタイムで映し出され、もう一方の画像表示モニタ5Bには色付け等の2次処理が施されたX線画像などが必要に応じて映し出される。
2次元X線検出器2は、図5に示すように、被検体Mの透過X線像を可視光像に変換するイメージインテンシファイア(I・I管)2Aと、I・I管2Aにより変換された可視光像をX線検出信号としての電気信号に変換するTVカメラ(撮像カメラ)2Bを具備しているのに加え、光学レンズ2C1,2C2やアイリス絞り2C3などからなる可視光像伝達用光学系2CをI・I管2AとTVカメラ2Bの間に具備し、I・I管2Aの出力蛍光面2A1へ出力される可視光像が可視光像伝達用光学系2CによりTVカメラ2Bの受光面2B1に結像される構成とされている。
なお、アイリス絞り2C3は、絞りの開き度合いを変化させてTVカメラ2Bの受光面2B1の入射光量を増減させる光学素子であり、アイリス絞り2C3の絞りを開くほど受光面2B1の入射光量が増加しX線検出信号の信号強度が増大する。
TVカメラ2Bで電気信号に変換されたX線検出信号は、2次元X線検出器2の後段に配備されているカメラコントロールユニットCCUが設定された読み出しフレームレートでTVカメラ2Bから電気信号を読み出すことでX線検出信号の出力が繰り返し連続的に行なわれる。X線透視の場合、読み出しフレームレートは、普通、30フレーム/秒ほどであり、約33ミリ秒(mSEC)間隔でX線画像の取得・表示が繰り返されることによりX線透視が行なわれる。
なお、実施例装置の場合、CCUは装置本体4の内に配置されているが、カメラコントロールユニットCCUも2次元X線検出器2に検出器構成要素の一つとして配置されている構成であってもよい。また、実施例装置では、読み出しフレームレートの設定値は、キャビネット体6の方に設けられた操作部8Bによる操作等で変更が行なえる構成とされている。
X線管1は装置本体4に配備されているX線照射制御部9の制御に応じたX線照射条件(管電圧・管電流)で被検体MにX線を照射する。加えて、実施例の装置の場合、X線照射条件であるX線管1の管電圧と管電流の両方(またはどちらか一方でも可)を制御ファクターとするフィードバック制御を利用した画像輝度自動調整部7Bが備わっていて、画像輝度自動調整部7Bにより2次元X線検出器2から出力されるX線検出信号は、X線画像の明るさが適度に維持される(画像輝度が安定する)信号強度に保たれる。
具体的には、TVカメラ2Bの増幅度とアイリス絞り2C3における絞りの開き度合いは画質に有利な値にセットされ、画像輝度自動調整部7BはCCUから出力されるX線検出信号の平均信号強度を求めてから平均信号強度と画像の適切な明るさ(画像の輝度)に対応する目標信号強度とのズレを求めた後、平均信号強度と目標信号強度とのズレを解消する為の偏差信号をX線照射制御部9に送り出す。X線照射制御部9は画像輝度自動調整部7Bから受け取った偏差信号に応じてX線照射条件を変更することで被検体Mに照射するX線の線量を調整する結果、平均信号強度と目標信号強度とのズレが直ちに解消され、X線検出信号の信号強度は常に略目標信号強度に保たれるので、X線画像は適度な明るさに維持される。
一方、C型支持アーム3は、装置本体4の前側に突き出した状態でアーム支持体10によって保持されていると共に、手動でC型支持アーム3を移動させることにより被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させてX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整することができる構成とされている。すなわち、X線撮影態様の調整の際は、矢印RA,RD,REで示す方向にC型支持アーム3が回動するC型支持アーム3の回転移動や、矢印RB,RCで示す方向にC型支持アーム3が直進するC型支持アーム3の平行移動により、被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させる。このようにX線撮影態様を調整する時は、通常、X線透視によりX線画像を観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム3を移動させる。
続いて、C型支持アーム3の矢印RA〜REの各移動について具体的に説明する。
アーム支持体10は、矢印Qaで示すように、手動による上下移動が可能に装置本体4に立設された垂直支柱12と、矢印Qbで示すように、手動による水平移動が可能に垂直支柱12の上端に載設された水平ロッド13と、水平ロッド13の先端から斜め下がりに延びると共に水平ロッド13と一体的に結合しているアームホルダー11とを具備していて、C型支持アーム3はアームホルダー11に取り付けられている。
C型支持アーム3は、X線管1および2次元X線検出器2ごとアーム長手方向へアームの曲がりに沿って手動でスライド回転(ピボット回転)できるようにしてアームホルダー11に配設されている。
さらに、アーム支持体10の場合、垂直支柱12が矢印Qcで示すように垂直支柱12自体の軸12aを回転軸として手動で回転させられるのに加えて、水平ロッド13が矢印Qdで示すように水平ロッド13自体の軸13aを回転軸として手動で回転させられるように構成されている。
矢印RAで示すように、C型支持アーム3をスライド回転させると、X線管1と2次元X線検出器2が対向配置状態を維持したままC型支持アーム3の回転中心Wの周りを巡りながら移動すると共に、C型支持アーム3のスライド回転に伴って撮影方向が変る。
矢印Qaで示すように、垂直支柱12を上または下に移動させると、矢印RBで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと上または下に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の上下移動に伴って撮影範囲が変る。
矢印Qbで示すように、水平ロッド13を前または後に移動させると、矢印RCで示すように、C型支持アーム3がX線管1および2次元X線検出器2ごと前または後に直線的に平行移動すると共に、C型支持アーム3の前後移動に伴って撮影位置が変る。
矢印Qcで示すように、垂直支柱12を軸12aを回転させると、矢印RDで示すように、C型支持アーム3が軸12aを支点として水平の向きに首振り移動すると共に、C型支持アーム3の首振り移動に伴って撮影位置が変る。
矢印Qdで示すように、水平ロッド13を軸13aを回転軸として回転させると、矢印REで示すように、C型支持アーム3が軸13aを回転軸として旋回回転すると共に、C型支持アーム3の旋回回転に伴って撮影方向が変る。
即ち、実施例装置の場合、C型支持アーム3は矢印RA〜REという移動方向の異なる5種類の移動が行なえる。
さらに、実施例装置の場合、矢印RA〜REで示すC型支持アーム3の5種類の移動を封じるロックをC型支持アーム3に施行するアームロック施行機構(アームロック施行手段の主要部)14〜17を備えている。これらのアームロック施行機構14〜17は、いずれもが電磁ソレノイド式等を用いた電動ロック式である。C型支持アーム3を移動させて調整した後、C型支持アーム3がはずみで動いて調整がズレることを防ぐ為に、アームロック施行機構14〜17で矢印RA〜REで示す5種類の移動に対するロックを掛けておくのである。
即ち、アームロック施行機構14は矢印RAの方向の移動(スライド回転)をロックする。アームロック施行機構15は矢印REの方向の移動(旋回回転)をロックする。アームロック施行機構16は矢印RCと矢印RDの二つの方向の移動(水平移動と首振り移動)をロックする。アームロック施行機構17は矢印RBの方向の移動(上下移動)をロックする。なお、アームロック施行機構16は矢印RC,RDの二つの方向の移動をまとめてロックしているが、矢印RC,RDの二つの方向の移動を別々にロックする構成であってもよい。
また、アームロック施行機構14〜17によりC型支持アーム3に掛けられているロックをアームロック施行機構14〜17ごとに解除するアームロック解除手段としてロック解除用の操作スイッチ14A〜17Aが装置本体4の上面の操作部8Aに配備されている。
そして、C型支持アーム3を移動させる場合は、移動させたい方向に対応するロックを解除する。即ち、ロック解除用の操作スイッチ14Aを押すと、アームロック施行機構14による矢印RAの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ15Aを押すと、アームロック施行機構15による矢印REの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ16Aを押すと、アームロック施行機構16による矢印RCと矢印RDの方向の移動のロックが解除される。ロック解除用の操作スイッチ17Aを押すと、アームロック施行機構17による矢印RBの方向の移動のロックが解除される。
なお、実施例装置の場合、矢印RA〜矢印REの方向のC型支持アーム3の移動に関しては、ロックされない場合でもカウンターウエイト等を用いたバランス機構によって外力が加わらなければ移動しない構成になっているので、C型支持アーム3の移動の後、直ぐにロックを掛ける必要はない。ただ、ロックが解除されたままでは、不意に予期せぬ外力が加わるとC型支持アーム3が動いてズレてしまう。
そこで、実施例装置の場合、ロック解除中のアームロック施行機構14をロック状態に戻したい場合は、操作スイッチ14Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる(施行される)構成とされている。ロック解除中のアームロック施行機構15をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ15Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる。ロック解除中のアームロック施行機構16をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ16Aを再度押すだけで、即ロックが掛かり、ロック解除中のアームロック施行機構17をロック状態に戻したい場合も、操作スイッチ17Aを再度押すだけで、即ロックが掛かる。つまり、実施例装置では、操作スイッチ14A〜17Aは、ロック解除用のみならずアームロック施行手段の一部を兼ねてもいる。
加えて、実施例装置の場合、操作スイッチ14A〜17Aの操作によりアームロック施行機構14〜17によるロックが解除された場合、予め設定されている一定期間(例えば30秒〜1分)が経過すると再びロックが自動的に掛かかって、ロックの掛け忘れが回避できる構成とされてもいる。
また、実施例装置の場合、装置本体4では、図2に示すように、C型支持アーム3が配備されている向きを装置本体4の正面サイドとして、装置本体4の上面の左右の各横サイド側にそれぞれ操作部8Aが同じ配列で配備されており、ロック解除・施行兼用の各操作操作スイッチ14A〜17Aが二組備わっている。すなわち、図6に示すように、一方の組の各操作スイッチ14A〜17Aが全て装置本体4の右横サイド寄りに配置されていて、もう一方の組の各操作スイッチ14A〜17Aが全て装置本体4の左横サイド寄りに設置されているので、オペレータは装置本体4の右横サイドに居る時も、左横サイドに居る時も、何ら支障なくロック解除・施行兼用の操作スイッチが操作できる。さらに、操作スイッチ14A〜17Aにはロックが解除される移動方向を示すシンボルマークも描かれている。
そして、実施例のX線TV装置の場合、X線管1の照射するX線の線量を低減させるX線線量低減部18と、X線線量低減部18による照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補う信号強度補充部19とを備えていて、X線線量低減部18と信号強度補充部19が、C型支持アーム3の移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共にC型支持アーム3の停止に伴う装置動作に連動して作動を終える構成を特徴としているので、以下に具体的に説明する。
X線線量低減部18はX線照射条件であるX線管1の管電圧および管電流をX線の線量が減る条件に変更する指令信号をX線照射制御部9に送信することで、X線管1の照射するX線の線量を低減させる。信号強度補充部19はアイリス絞り2C3の絞りを開かせてTVカメラ2Bの入射光量を増加させることによりX線検出信号の信号強度の低下補充を行なう。なお、X線線量低減部18および信号強度補充部19の作動中も画像輝度自動調整部7Bの機能は有効である。
具体的には、実施例装置の場合、X線線量低減部18と信号強度補充部19は、操作スイッチ14A〜17AによるC型支持アーム3のロック解除動作(C型支持アーム3の移動に伴う装置動作)に連動して作動を始め、アームロック施行機構14〜17によるC型支持アーム3のロック施行動作(C型支持アーム3の停止に伴う装置動作)に連動して作動を終える構成とされていて、C型支持アーム3のロック解除中の全期間にわたってX線線量低減部18と信号強度補充部19が作動し続ける。
一方、C型支持アーム3が移動している時は、当然、必ずC型支持アーム3のロック解除中である。つまり、実施例装置の場合、C型支持アーム3が移動中であることを検出せずとも、C型支持アーム3の移動中は必ずX線線量低減部18と信号強度補充部19が作動する構成とされているのである。
また、主制御部CPUは、コンピュータと動作プログラムを中心に構成されていて、操作部8A,8B等による各種の指令入力、あるいは、X線撮影の進行状況などに応じて適切な命令信号やデータを必要な処へ適時に送出し、装置全体を常に適切に動作させる統括制御機能を果たす。
続いて、上述した構成を有する実施例のX線TV装置において、X線透視によりX線画像を観察しながら、C型支持アーム3を移動させて被検体Mに対するX線管1と2次元X線検出器2の位置ないし向きを変化させて行なうX線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様の調整プロセスを、図面を参照しながら述べる。図7は実施例装置におけるX線撮影態様の調整プロセスを示すフローチャートである。
なお、以下では、X線透視が既に始まっており、今からC型支持アーム3を矢印RAの方向に移動させてX線撮影方向の調整を行なうこととする。
〔ステップS1〕操作スイッチ14A〜17Aのうちから、オペレータがC型支持アーム3の矢印RAの方向の移動に対応する操作スイッチ14Aを選んで押す。
〔ステップS2〕アームロック施行機構14によりC型支持アーム3に掛けられている矢印RAの方向の移動についてのロックが解除される。
〔ステップS3〕アームロック施行機構14のロック解除動作に連動してX線線量低減部18および信号強度補充部19が作動を開始する。X線線量低減部18の作動で被検体Mに照射されるX線の線量が低減されると同時に、信号強度補充部19の作動でX線の線量低減によるX線検出信号の信号強度の低下が補充されるので、X線の線量が減った状態でX線撮影態様の調整に必要なX線透視は支障なく続けられる。
〔ステップS4〕オペレータは、X線画像を観察しながら、撮影目的に合わせてC型支持アーム3を手動で矢印RAの方向に移動させる。C型支持アーム3の矢印RAの移動にしたがって、X線管1と2次元X線検出器2の向きが変化してX線撮影方向の調整は進行する。
〔ステップS5〕X線撮影方向の調整が完了すれば、次のステップS6に進む。X線撮影方向の調整が未了であれば、前のステップS4に戻り、調整を続ける。
〔ステップS6〕オペレータが操作スイッチ14Aを再度押すと、直ちにアームロック施行機構14のロックが掛かり、C型支持アーム3は矢印RAの方向に移動できなくなる。
〔ステップS7〕アームロック施行機構14のロック施行動作に連動してX線線量低減部18と信号強度補充部19が作動を終了し,X線線量低減部18による照射X線の線量の低減と信号強度補充部19によるX線検出信号の強度低下の補充は、オペレータが特に操作することなく解かれ、X線透視はロック解除前の状態に戻って続けられる。
以上に詳述した通り、実施例装置は、X線透視によりX線画像を観察しながら、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際、X線線量低減部18と信号強度補充部19が、X線管1の照射するX線の線量を低減させると同時に、照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補うので、被検体Mに照射されるX線の線量が低減された状態でX線撮影態様の調整に必要なX線透視が続けられる。
また、X線線量低減部18と信号強度補充部19の作動の開始と終了は、オペレータが何ら操作を行なわずとも、C型支持アーム3のロック解除動作とC型支持アーム3のロック施行動作に連動して行なわれるので、X線線量低減部18と信号強度補充部19の作動の開始・終了によってオペレータの負担増大がもたらされることもない。
よって、実施例のX線TV装置によれば、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に被検体Mが浴びるX線の線量を簡単に低減させることができる。
この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)実施例装置の場合、X線線量低減部18と信号強度補充部19がC型支持アーム3のロック解除動作とロック施行動作に連動して作動の開始と終了を行なう構成であったが、C型支持アーム3が移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を配備し、X線線量低減部18と信号強度補充部19がアーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動肯定動作に連動して作動を始め、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動否定動作に連動して作動を終える以外は、実施例と同じ構成の装置が、変形例として挙げられる。
この変形例の装置の場合、X線線量低減部18および信号強度補充部19が、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動肯定動作に伴って作動を始め、アーム移動判定手段によるC型支持アーム3の移動否定動作に伴って作動を終えるので、C型支持アーム3が実際に移動している全期間のみX線線量低減部18および信号強度補充部19が作動し続ける。したがって、変形例の装置によれば、C型支持アーム3の移動中は必ずX線線量低減部18および信号強度補充部19が作動するのに加え、C型支持アーム3のロックが解除中であってもC型支持アーム3が移動しない時は、X線線量低減部18および信号強度補充部19は作動せず、X線の線量が十分であるので、高画質のX線画像が取得される。
(2)また、実施例装置において、X線線量低減部は、X線管1の管電流を減らすことのみでX線の線量を減らし、信号強度補充部はX線管2の管電圧を増すことで照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補う以外は実施例と同様の構成である装置を変形例として挙げることができる。この変形例の装置の場合、2次元X線検出器2のコントロールは要らず、X線管1の方のコントロールだけで、X線撮影位置やX線撮影方向などのX線撮影態様を調整する際に被検体Mが浴びるX線の線量を簡単に低減させることができる。
(3)実施例装置では、C型支持アーム3が移動可能な台車構造の装置本体4に搭載されている構成であったが、C型支持アーム3は固定据えつけ式の撮影台、あるいは、天井走行式の撮影台に取り付けられている構成の装置が、変形例として挙げられる。
(4)実施例装置では、画像表示モニタ5A,5Bが装置本体4と一体ではなく別置きであったが、画像表示モニタ5A,5Bも装置本体4と一体である構成の装置が、変形例として挙げられる。
(5)実施例装置では、X線管1と2次元X線検出器2を支えているのがC型支持アーム3であったが、X線管1と2次元X線検出器2の支持アームは、C型に限られるものではない。
(6)実施例装置では、2次元X線検出器2はI・I管タイプでなく、フラットパネル型X線検出器(FPD)タイプであってもよい。
(7)実施例装置では、手動でC型支持アーム3を移動させる構成であったが、C型支持アーム3を電動で移動させる構成であってもよい。
実施例に係るX線TV装置の装置本体の主要構成を示す立面図である。 実施例装置の装置本体の主要構成を示す平面図である。 実施例装置の別置きタイプの表示モニタを搭載したキャビネット体を示す斜視図である。 実施例装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例装置の2次元X線検出器まわりの構成を示すブロック図である。 実施例装置の装置本体におけるロック解除・施行兼用の操作スイッチの配置を示す平面図である。 実施例装置におけるX線撮影態様の調整プロセスを示すフローチャートである。 従来のX線TV装置の主要構成を示す立面図である。
符号の説明
1 … X線管
2 … 2次元X線検出器
3 … C型支持アーム
14〜17 … アームロック施行機構(アームロック施行手段の主要部)
14A〜17A … 操作スイッチ(アームロック解除手段およびアームロック施行手 段の一部)
18 … X線線量低減部
19 … 信号強度補充部
M … 被検体

Claims (4)

  1. 被検体にX線を照射するX線照射手段と被検体の透過X線像を検出する2次元X線検出手段が対向状態で支持アームに取り付けられていて、X線照射手段が被検体にX線を照射するのに伴って2次元X線検出手段から出力されるX線検出信号に基づきX線透視が行なわれると共に、支持アームの移動により被検体に対するX線照射手段と2次元X線検出手段の位置ないし向きを変化させられるX線透視装置において、X線照射手段の照射するX線の線量を低減させるX線線量低減手段と、X線線量低減手段による照射X線の線量低減に伴うX線検出信号の信号強度の低下を補う信号強度補充手段とを備え、X線線量低減手段と信号強度補充手段が、支持アームの移動に伴う装置動作に連動して作動を始めると共に支持アームの停止に伴う装置動作に連動して作動を終えることを特徴とするX線透視装置。
  2. 請求項1に記載のX線透視装置において、支持アームの移動を封じるロックを支持アームに施行するアームロック施行手段と、支持アームに掛けられているロックを解除するアームロック解除手段を備えていて、アームロック解除手段による支持アームのロック解除動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アームロック施行手段による支持アームのロック施行動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるX線透視装置。
  3. 請求項1に記載のX線透視装置において、支持アームが移動中である(移動肯定)か移動中でない(移動否定)かを判定するアーム移動判定手段を備えていて、アーム移動判定手段による支持アームの移動肯定動作が支持アームの移動に伴う装置動作であり、アーム移動判定手段による支持アームの移動否定動作が支持アームの停止に伴う装置動作であるX線透視装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のX線透視装置において、2次元X線検出手段が、被検体の透過X線像を可視光像に変換するイメージインテンシファイアと、このイメージインテンシファイアにより変換された可視光像をX線検出信号としての電気信号に変換する撮像カメラとを具備し、信号強度補充手段は撮像カメラの入射光量を増加させることによりX線検出信号の信号強度の低下を補うX線透視装置。
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