JP2000342565A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 参照画像としてのDSA画像に、現在のカテ
ーテルの位置を示す透視画像を重ねて表示する場合に、
参照画像の撮影をし直すことなく、透視視野の自由な変
更を可能とする。 【解決手段】 透視前に参照画像記憶部14に広範囲の
DSA画像を予め記憶しておき、透視時において、画像
切り出し制御部16が、透視視野の現在位置に応じて、
対応する範囲のDSA画像を参照画像記憶部14から読
み出して画像重ね合わせ部17に供給する。そして、画
像重ね合わせ部17が、現在の透視視野の透視画像に、
前記対応して読み出されたDSA画像を重ね合わせてモ
ニタ装置18に表示する。これにより、参照画像の撮影
をし直すことなく、透視視野の自由な変更を可能とする
ことができる。
ーテルの位置を示す透視画像を重ねて表示する場合に、
参照画像の撮影をし直すことなく、透視視野の自由な変
更を可能とする。 【解決手段】 透視前に参照画像記憶部14に広範囲の
DSA画像を予め記憶しておき、透視時において、画像
切り出し制御部16が、透視視野の現在位置に応じて、
対応する範囲のDSA画像を参照画像記憶部14から読
み出して画像重ね合わせ部17に供給する。そして、画
像重ね合わせ部17が、現在の透視視野の透視画像に、
前記対応して読み出されたDSA画像を重ね合わせてモ
ニタ装置18に表示する。これにより、参照画像の撮影
をし直すことなく、透視視野の自由な変更を可能とする
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線診断装置に関
するもので、特に透視下でのカテーテル操作をサポート
する参照画像提示機能に関する。
するもので、特に透視下でのカテーテル操作をサポート
する参照画像提示機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、循環器疾患を診断するX線診断装
置には、X線透視下で血管内の目的部位までカテーテル
を進める検査、治療において、カテーテルを進める上で
の道標とするために、X線透視画像と同時に血管撮影画
像(参照画像)を表示する機能が設けられている。この
カテーテルを進める上で参照する参照画像は、透視画像
が表示されているモニタ装置とは別のモニタ装置に同時
に表示される場合と、同じモニタ装置に重ねて同時に表
示する場合等があるが、いずれの場合も参照画像は透視
画像と概略一致した方向からの画像が選択される。
置には、X線透視下で血管内の目的部位までカテーテル
を進める検査、治療において、カテーテルを進める上で
の道標とするために、X線透視画像と同時に血管撮影画
像(参照画像)を表示する機能が設けられている。この
カテーテルを進める上で参照する参照画像は、透視画像
が表示されているモニタ装置とは別のモニタ装置に同時
に表示される場合と、同じモニタ装置に重ねて同時に表
示する場合等があるが、いずれの場合も参照画像は透視
画像と概略一致した方向からの画像が選択される。
【0003】また、参照画像としては、血管をX線を透
視しにくい造影剤で満たして撮影した画像(コントラス
ト画像)を用いる場合や、コントラスト画像と造影剤な
しの画像(マスク画像)とのサブトラクション処理(引
き算処理)によって得られた血管のみの画像(DSA画
像)を用いる場合があり、これらは検査や治療に応じて
選択されるようになっている。
視しにくい造影剤で満たして撮影した画像(コントラス
ト画像)を用いる場合や、コントラスト画像と造影剤な
しの画像(マスク画像)とのサブトラクション処理(引
き算処理)によって得られた血管のみの画像(DSA画
像)を用いる場合があり、これらは検査や治療に応じて
選択されるようになっている。
【0004】図4に、参照画像としてDSA画像を用
い、このDSA画像と透視画像とを同じモニタ装置上に
重ね合わせて表示する従来のX線診断装置を示す。この
X線診断装置においては、検査、治療を開始する前に予
め参照画像(この場合、DSA画像)を形成する。
い、このDSA画像と透視画像とを同じモニタ装置上に
重ね合わせて表示する従来のX線診断装置を示す。この
X線診断装置においては、検査、治療を開始する前に予
め参照画像(この場合、DSA画像)を形成する。
【0005】この参照画像を形成する場合は、まず、寝
台100に載置された患者に対して造影剤を注入せず
に、X線制御部101の制御によりX線管102からの
X線を曝射し、これにより形成されたX線像をX線検出
器103で取り込む。そして、X線検出器103におい
て、X線像のX線量に対応する電気信号である投影デー
タを形成する。この投影データは、マスク画像形成部1
04に供給される。マスク画像形成部104は、X線検
出器103からの投影データに基づいて、患者に造影剤
を注入しないで撮影したX線像であるマスク画像を形成
し、これをサブトラクション部106に供給する。
台100に載置された患者に対して造影剤を注入せず
に、X線制御部101の制御によりX線管102からの
X線を曝射し、これにより形成されたX線像をX線検出
器103で取り込む。そして、X線検出器103におい
て、X線像のX線量に対応する電気信号である投影デー
タを形成する。この投影データは、マスク画像形成部1
04に供給される。マスク画像形成部104は、X線検
出器103からの投影データに基づいて、患者に造影剤
を注入しないで撮影したX線像であるマスク画像を形成
し、これをサブトラクション部106に供給する。
【0006】次に、寝台100に載置された患者に対し
て造影剤を注入してX線を曝射し、これにより形成され
たX線像をX線検出器103で取り込んで投影データを
形成する。この投影データは、コントラスト画像形成部
105に供給される。コントラスト画像形成部105
は、X線検出器103からの投影データに基づいて、患
者に造影剤を注入して撮影したX線像であるコントラス
ト画像を形成し、これをサブトラクション部106に供
給する。
て造影剤を注入してX線を曝射し、これにより形成され
たX線像をX線検出器103で取り込んで投影データを
形成する。この投影データは、コントラスト画像形成部
105に供給される。コントラスト画像形成部105
は、X線検出器103からの投影データに基づいて、患
者に造影剤を注入して撮影したX線像であるコントラス
ト画像を形成し、これをサブトラクション部106に供
給する。
【0007】サブトラクション部106は、患者に造影
剤を注入しないで撮影したX線像であるマスク画像と、
患者に造影剤を注入して撮影したX線像であるコントラ
スト画像とをサブトラクション処理することによりDS
A画像を形成し、これをスイッチ107を介して参照画
像記憶部108に供給する。参照画像記憶部108は、
このDSA画像を参照画像として記憶する。
剤を注入しないで撮影したX線像であるマスク画像と、
患者に造影剤を注入して撮影したX線像であるコントラ
スト画像とをサブトラクション処理することによりDS
A画像を形成し、これをスイッチ107を介して参照画
像記憶部108に供給する。参照画像記憶部108は、
このDSA画像を参照画像として記憶する。
【0008】なお、このDSA画像の代わりに、X線検
出器103で取り込まれたそのままのX線像を参照画像
として参照画像記憶部108に記憶してもよい。この場
合、前記スイッチ107は、サブトラクション部106
からのDSA画像ではなく、X線検出器3からのX線像
が参照画像記憶部108に供給されるように切り替え制
御されることとなる。
出器103で取り込まれたそのままのX線像を参照画像
として参照画像記憶部108に記憶してもよい。この場
合、前記スイッチ107は、サブトラクション部106
からのDSA画像ではなく、X線検出器3からのX線像
が参照画像記憶部108に供給されるように切り替え制
御されることとなる。
【0009】次に、参照画像記憶部108にDSA画像
(参照画像)が記憶されると、検査、治療の開始が可能
となる。検査、治療が開始されると、患者の前記DSA
画像の撮影部位と同じ部位に対して少線量のX線が曝射
され透視が行われる。この透視による投影データは、X
線検出器103から透視画像形成部109に供給され
る。透視画像形成部109は、前記少線量のX線の曝射
による投影データに基づいて図5(a)に示すようなカ
テーテル120の現在位置を示す透視画像を形成し、こ
れを画像重ね合わせ部110に供給する。
(参照画像)が記憶されると、検査、治療の開始が可能
となる。検査、治療が開始されると、患者の前記DSA
画像の撮影部位と同じ部位に対して少線量のX線が曝射
され透視が行われる。この透視による投影データは、X
線検出器103から透視画像形成部109に供給され
る。透視画像形成部109は、前記少線量のX線の曝射
による投影データに基づいて図5(a)に示すようなカ
テーテル120の現在位置を示す透視画像を形成し、こ
れを画像重ね合わせ部110に供給する。
【0010】画像重ね合わせ部110は、この透視画像
が供給されると、参照画像記憶部108に記憶されてい
る図5(b)に示すような前記透視部位の血管走行状態
を示すDSA画像を読み出し、各画像に対して所定の重
み付け係数を用いた重ね合わせ処理を施し、これをモニ
タ装置111に供給する。これにより、モニタ装置11
1には、図5(c)に示すような予め撮影されたDSA
画像にリアルタイムで撮影される透視画像を重ね合わせ
た画像(透視ロードマップ像)が表示されることとな
る。
が供給されると、参照画像記憶部108に記憶されてい
る図5(b)に示すような前記透視部位の血管走行状態
を示すDSA画像を読み出し、各画像に対して所定の重
み付け係数を用いた重ね合わせ処理を施し、これをモニ
タ装置111に供給する。これにより、モニタ装置11
1には、図5(c)に示すような予め撮影されたDSA
画像にリアルタイムで撮影される透視画像を重ね合わせ
た画像(透視ロードマップ像)が表示されることとな
る。
【0011】参照画像は、撮影部位の血管走行状態を示
すものであるため、操作者は、カテーテルを進める方向
を予め認識することができ、リアルタイムで参照画像に
重ねて表示される透視画像に基づいてカテーテル120
の現在位置を確認しながらカテーテル120を進行させ
ることができる。このような透視ロードマップ像を用い
ることで、特に脳血管等の血管走行の複雑な部位の検
査、治療を容易化することができる。
すものであるため、操作者は、カテーテルを進める方向
を予め認識することができ、リアルタイムで参照画像に
重ねて表示される透視画像に基づいてカテーテル120
の現在位置を確認しながらカテーテル120を進行させ
ることができる。このような透視ロードマップ像を用い
ることで、特に脳血管等の血管走行の複雑な部位の検
査、治療を容易化することができる。
【0012】なお、前記画像重ね合わせ部110に置い
て用いられる重み付け係数は所望の値に可変可能となっ
ており、操作者が透視ロードマップ像を見ながら適宜調
整することにより、透視画像上に表示されるカテーテル
の位置と、参照画像の両方が共に良く認識できるように
調整可能となっている。
て用いられる重み付け係数は所望の値に可変可能となっ
ており、操作者が透視ロードマップ像を見ながら適宜調
整することにより、透視画像上に表示されるカテーテル
の位置と、参照画像の両方が共に良く認識できるように
調整可能となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のX線診
断装置は、参照画像記憶部108に記憶された参照画像
の撮影範囲とリアルタイムで撮影される透視画像の撮影
範囲とが略々一致していたため、参照画像の撮影範囲を
越えてカテーテル120を進めようとした場合、寝台1
00を移動し、或いはX線管102及びX線検出器10
3を支持する支持器を動かして透視視野を変更すると共
に、この変更した透視視野に合わせて参照画像を撮影し
直す必要があった。
断装置は、参照画像記憶部108に記憶された参照画像
の撮影範囲とリアルタイムで撮影される透視画像の撮影
範囲とが略々一致していたため、参照画像の撮影範囲を
越えてカテーテル120を進めようとした場合、寝台1
00を移動し、或いはX線管102及びX線検出器10
3を支持する支持器を動かして透視視野を変更すると共
に、この変更した透視視野に合わせて参照画像を撮影し
直す必要があった。
【0014】また、検査や治療によっては、何度も透視
視野を変える必要があり、その度に寝台や支持器を移動
していたのでは、装置の操作が煩雑となるうえ検査治療
効率を落とすことにもなる。特に、カテーテル操作は熟
練した技術と集中力が必要であり、操作を途中で中断せ
ざるを得ない従来のX線診断装置では操作への集中力を
低下させる虞がある。
視野を変える必要があり、その度に寝台や支持器を移動
していたのでは、装置の操作が煩雑となるうえ検査治療
効率を落とすことにもなる。特に、カテーテル操作は熟
練した技術と集中力が必要であり、操作を途中で中断せ
ざるを得ない従来のX線診断装置では操作への集中力を
低下させる虞がある。
【0015】さらに、参照画像の撮影には患者に対して
造影剤を注入すると共にX線を曝射する必要があるが、
これらを透視視野を変える度に行っていたのでは、患者
のX線被爆量が増加するうえ、多量の造影剤が注入され
る不都合を生ずる。
造影剤を注入すると共にX線を曝射する必要があるが、
これらを透視視野を変える度に行っていたのでは、患者
のX線被爆量が増加するうえ、多量の造影剤が注入され
る不都合を生ずる。
【0016】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、透視視野の変更に伴う参照画像の撮影のし直
し、及びそれに不随する装置の操作を不要とすることが
できるようなX線診断装置の提供を目的とする。
のであり、透視視野の変更に伴う参照画像の撮影のし直
し、及びそれに不随する装置の操作を不要とすることが
できるようなX線診断装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係るX線診断装
置は、上述の課題を解決するための手段として、被検体
に対して少線量のX線を曝射してリアルタイム的に透視
画像を形成する透視画像形成手段と、前記透視画像形成
手段で形成される透視画像の範囲よりも広い範囲の参照
画像を形成して記憶する参照画像形成記憶手段と、前記
透視画像の透視範囲を検出する透視範囲検出手段と、前
記透視範囲検出手段で検出された透視範囲に対応する範
囲の参照画像を、前記参照画像形成記憶手段から読み出
す読み出し制御手段と、前記透視画像形成手段により形
成された透視画像と、前記読み出し制御手段により参照
画像とを表示する表示手段とを有する。
置は、上述の課題を解決するための手段として、被検体
に対して少線量のX線を曝射してリアルタイム的に透視
画像を形成する透視画像形成手段と、前記透視画像形成
手段で形成される透視画像の範囲よりも広い範囲の参照
画像を形成して記憶する参照画像形成記憶手段と、前記
透視画像の透視範囲を検出する透視範囲検出手段と、前
記透視範囲検出手段で検出された透視範囲に対応する範
囲の参照画像を、前記参照画像形成記憶手段から読み出
す読み出し制御手段と、前記透視画像形成手段により形
成された透視画像と、前記読み出し制御手段により参照
画像とを表示する表示手段とを有する。
【0018】このようなX線診断装置は、透視前に透視
画像の範囲よりも広い範囲の参照画像を予め形成して参
照画像形成記憶手段に記憶しておく。そして、透視時に
おいて、前記透視範囲検出手段により検出された透視画
像の透視範囲に対応する範囲の参照画像を、読み出し制
御手段が参照画像形成記憶手段から読み出し、これらを
表示手段上に表示する。そして、透視範囲が変更された
場合は、読み出し制御手段がこれに追従して参照画像形
成記憶手段から読み出す参照画像の読み出し範囲を変更
する。
画像の範囲よりも広い範囲の参照画像を予め形成して参
照画像形成記憶手段に記憶しておく。そして、透視時に
おいて、前記透視範囲検出手段により検出された透視画
像の透視範囲に対応する範囲の参照画像を、読み出し制
御手段が参照画像形成記憶手段から読み出し、これらを
表示手段上に表示する。そして、透視範囲が変更された
場合は、読み出し制御手段がこれに追従して参照画像形
成記憶手段から読み出す参照画像の読み出し範囲を変更
する。
【0019】これにより、透視範囲が変更に追従した参
照画像を読み出して表示することができるため、透視範
囲の変更毎に参照画像を撮影し直す不都合を防止するこ
とができる。従って、参照画像の撮影のし直しを行うた
めの、装置の操作、度重なるX線の曝射、造影剤の注入
を不要とすることができ、検査、治療時間の短縮化を図
ることができる。また、参照画像の撮影のし直しでカテ
ーテル操作が中断する不都合を防止することができ、術
者のカテーテル操作に対する集中力を持続させることが
できる。
照画像を読み出して表示することができるため、透視範
囲の変更毎に参照画像を撮影し直す不都合を防止するこ
とができる。従って、参照画像の撮影のし直しを行うた
めの、装置の操作、度重なるX線の曝射、造影剤の注入
を不要とすることができ、検査、治療時間の短縮化を図
ることができる。また、参照画像の撮影のし直しでカテ
ーテル操作が中断する不都合を防止することができ、術
者のカテーテル操作に対する集中力を持続させることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕 [第1の実施の形態の構成]図1は、本発明が適用され
た第1の実施の形態のX線診断装置のブロック図であ
る。この図1において、当該X線診断装置は、例えばC
の字形状の支持部1(Cアーム)の両端部に相対向する
ように支持されたX線管2及びX線検出器3を有してい
る。X線検出器3としては、イメージインテンシファイ
ヤ(I.I.)によりX線を光に変換してテレビジョン
カメラ装置(TV)で撮影することで電気信号である投
影データを形成するI.I.−TV系、或いはX線平面
検出器が設けられる。X線平面検出器は、複数のX線検
出素子を2次元的に配列して構成し、各X線検出素子に
よりX線を直接的或いは間接的に電荷に変換し電気信号
である投影データを形成するものである。
た第1の実施の形態のX線診断装置のブロック図であ
る。この図1において、当該X線診断装置は、例えばC
の字形状の支持部1(Cアーム)の両端部に相対向する
ように支持されたX線管2及びX線検出器3を有してい
る。X線検出器3としては、イメージインテンシファイ
ヤ(I.I.)によりX線を光に変換してテレビジョン
カメラ装置(TV)で撮影することで電気信号である投
影データを形成するI.I.−TV系、或いはX線平面
検出器が設けられる。X線平面検出器は、複数のX線検
出素子を2次元的に配列して構成し、各X線検出素子に
よりX線を直接的或いは間接的に電荷に変換し電気信号
である投影データを形成するものである。
【0021】また、この実施の形態のX線診断装置は、
X線管2の直下に設けられ寝台4に載置された患者の撮
影部位にのみX線が曝射されるように不要なX線を遮蔽
するX線絞り5と、支持器1を移動制御すると共にその
移動位置を検出する支持器制御位置検出部6と、X線管
2を曝射駆動するX線制御部7と、X線絞り5の開口幅
を制御すると共にその位置を検出するX線絞り制御位置
検出部8と、寝台4を移動制御すると共にその位置を検
出する寝台制御位置検出部9とを有している。
X線管2の直下に設けられ寝台4に載置された患者の撮
影部位にのみX線が曝射されるように不要なX線を遮蔽
するX線絞り5と、支持器1を移動制御すると共にその
移動位置を検出する支持器制御位置検出部6と、X線管
2を曝射駆動するX線制御部7と、X線絞り5の開口幅
を制御すると共にその位置を検出するX線絞り制御位置
検出部8と、寝台4を移動制御すると共にその位置を検
出する寝台制御位置検出部9とを有している。
【0022】また、この実施の形態のX線診断装置は、
参照画像の形成時において、X線検出器3で形成された
投影データに基づいて、患者に対して造影剤を注入して
いない状態で撮影を行った画像であるマスク画像を形成
するマスク画像形成部10と、参照画像の形成時におい
て、患者に対して造影剤を注入した状態で撮影を行った
画像であるコントラスト画像を形成するコントラスト画
像形成部11と、前記マスク画像及び前記コントラスト
画像をサブトラクション処理することでDSA画像を形
成するサブトラクション部12と、このDSA画像を参
照画像として記憶する参照画像記憶部14とを有してい
る。
参照画像の形成時において、X線検出器3で形成された
投影データに基づいて、患者に対して造影剤を注入して
いない状態で撮影を行った画像であるマスク画像を形成
するマスク画像形成部10と、参照画像の形成時におい
て、患者に対して造影剤を注入した状態で撮影を行った
画像であるコントラスト画像を形成するコントラスト画
像形成部11と、前記マスク画像及び前記コントラスト
画像をサブトラクション処理することでDSA画像を形
成するサブトラクション部12と、このDSA画像を参
照画像として記憶する参照画像記憶部14とを有してい
る。
【0023】また、この実施の形態のX線診断装置は、
透視時において、X線検出器3で形成された投影データ
に基づいて、透視画像を形成する透視画像形成部15
と、透視時における透視視野に対応する範囲のDSA画
像を参照画像記憶部14から切り出し制御する画像切り
出し制御部16と、画像切り出し制御部16により切り
出されたDSA画像に透視画像形成部15でリアルタイ
ムで形成された透視画像を重ね合わせてモニタ装置18
に表示する画像重ね合わせ部17とを有している。
透視時において、X線検出器3で形成された投影データ
に基づいて、透視画像を形成する透視画像形成部15
と、透視時における透視視野に対応する範囲のDSA画
像を参照画像記憶部14から切り出し制御する画像切り
出し制御部16と、画像切り出し制御部16により切り
出されたDSA画像に透視画像形成部15でリアルタイ
ムで形成された透視画像を重ね合わせてモニタ装置18
に表示する画像重ね合わせ部17とを有している。
【0024】当該実施の形態のX線診断装置において
は、透視時における透視画像の透視視野よりも、参照画
像記憶部14に記憶されているDSA画像の撮影視野の
方が数倍大きくなっていることが特徴となっており、以
下に説明するように透視視野に対応する撮影視野のDS
A画像を、参照画像記憶部14から切り出して用いるこ
とで、透視視野の変更に参照画像を追従させるようにな
っている。
は、透視時における透視画像の透視視野よりも、参照画
像記憶部14に記憶されているDSA画像の撮影視野の
方が数倍大きくなっていることが特徴となっており、以
下に説明するように透視視野に対応する撮影視野のDS
A画像を、参照画像記憶部14から切り出して用いるこ
とで、透視視野の変更に参照画像を追従させるようにな
っている。
【0025】さらに、この実施の形態のX線診断装置
は、透視時における透視視野が、参照画像記憶部14に
記憶されているDSA画像の全撮影視野から外れた場合
に所定の警告メッセージを形成して画像重ね合わせ部1
7に供給する警告メッセージ形成部19と、当該X線診
断装置全体の制御を行うシステム制御部20とを有して
いる。
は、透視時における透視視野が、参照画像記憶部14に
記憶されているDSA画像の全撮影視野から外れた場合
に所定の警告メッセージを形成して画像重ね合わせ部1
7に供給する警告メッセージ形成部19と、当該X線診
断装置全体の制御を行うシステム制御部20とを有して
いる。
【0026】[第1の実施の形態の動作] (マスク画像形成動作)当該X線診断装置においては、
透視を開始する前に予め参照画像を形成する。この参照
画像を形成する場合、まず、寝台4に載置された患者に
対して造影剤を注入せずに、X線制御部7の制御により
X線管2からのX線を曝射し、これにより形成されたX
線像をX線検出器3で取り込む。そして、X線検出器3
において、X線像のX線量に対応する電気信号である投
影データを形成する。この投影データは、マスク画像形
成部10に供給される。マスク画像形成部10は、X線
検出器3からの投影データに基づいて、患者に造影剤を
注入しないで撮影したX線像であるマスク画像を形成
し、これをサブトラクション部12に供給する。
透視を開始する前に予め参照画像を形成する。この参照
画像を形成する場合、まず、寝台4に載置された患者に
対して造影剤を注入せずに、X線制御部7の制御により
X線管2からのX線を曝射し、これにより形成されたX
線像をX線検出器3で取り込む。そして、X線検出器3
において、X線像のX線量に対応する電気信号である投
影データを形成する。この投影データは、マスク画像形
成部10に供給される。マスク画像形成部10は、X線
検出器3からの投影データに基づいて、患者に造影剤を
注入しないで撮影したX線像であるマスク画像を形成
し、これをサブトラクション部12に供給する。
【0027】(コントラスト画像形成動作)次に、寝台
4に載置された患者に対して造影剤を注入してX線を曝
射し、これにより形成されたX線像をX線検出器3で取
り込んで投影データを形成する。この投影データは、コ
ントラスト画像形成部11に供給される。コントラスト
画像形成部11は、X線検出器3からの投影データに基
づいて、患者に造影剤を注入して撮影したX線像である
コントラスト画像を形成し、これをサブトラクション部
12に供給する。
4に載置された患者に対して造影剤を注入してX線を曝
射し、これにより形成されたX線像をX線検出器3で取
り込んで投影データを形成する。この投影データは、コ
ントラスト画像形成部11に供給される。コントラスト
画像形成部11は、X線検出器3からの投影データに基
づいて、患者に造影剤を注入して撮影したX線像である
コントラスト画像を形成し、これをサブトラクション部
12に供給する。
【0028】(参照画像の形成及び記憶動作)サブトラ
クション部12は、患者に造影剤を注入しないで撮影し
たX線像であるマスク画像と、患者に造影剤を注入して
撮影したX線像であるコントラスト画像とをサブトラク
ション処理することによりDSA画像を形成し、これを
スイッチ13を介して参照画像記憶部14に供給する。
参照画像記憶部14は、このDSA画像を参照画像とし
て記憶する。
クション部12は、患者に造影剤を注入しないで撮影し
たX線像であるマスク画像と、患者に造影剤を注入して
撮影したX線像であるコントラスト画像とをサブトラク
ション処理することによりDSA画像を形成し、これを
スイッチ13を介して参照画像記憶部14に供給する。
参照画像記憶部14は、このDSA画像を参照画像とし
て記憶する。
【0029】なお、このDSA画像の代わりに、X線検
出器3で取り込まれたそのままのX線像を参照画像とし
て参照画像記憶部14に記憶するようにしてもよい。こ
の場合、前記スイッチ13は、サブトラクション部12
からのDSA画像ではなく、X線検出器3からのX線像
が参照画像記憶部14に供給されるように切り替え制御
されることとなる。
出器3で取り込まれたそのままのX線像を参照画像とし
て参照画像記憶部14に記憶するようにしてもよい。こ
の場合、前記スイッチ13は、サブトラクション部12
からのDSA画像ではなく、X線検出器3からのX線像
が参照画像記憶部14に供給されるように切り替え制御
されることとなる。
【0030】(当該実施の形態の参照画像の特徴)ここ
で、当該実施の形態のX線診断装置においては、このよ
うにして参照画像を形成し記憶するのであるが、この参
照画像は、以下に説明する透視視野よりも大きな視野で
撮影されたものであることが特徴となっている。これ
は、例えばX線検出器3として検出面の大きなものを設
け、X線絞り5の開口部を最大に制御して一度に広範囲
の視野のX線像を取り込むか、或いは患者の広範囲の撮
影部位を1回の撮影で撮影可能な部位毎に分割してそれ
ぞれ撮影を行い、各部位に対応するDSA画像を参照画
像記憶部14上で繋ぎ合わせて1枚の参照画像として記
憶することで実現することができる。
で、当該実施の形態のX線診断装置においては、このよ
うにして参照画像を形成し記憶するのであるが、この参
照画像は、以下に説明する透視視野よりも大きな視野で
撮影されたものであることが特徴となっている。これ
は、例えばX線検出器3として検出面の大きなものを設
け、X線絞り5の開口部を最大に制御して一度に広範囲
の視野のX線像を取り込むか、或いは患者の広範囲の撮
影部位を1回の撮影で撮影可能な部位毎に分割してそれ
ぞれ撮影を行い、各部位に対応するDSA画像を参照画
像記憶部14上で繋ぎ合わせて1枚の参照画像として記
憶することで実現することができる。
【0031】なお、このような患者の広範囲の参照画像
の撮影方法は一例であり、これら以外の方法であって
も、広範囲の参照画像を撮影する場合には、「予め広範
囲の参照画像を撮影しておく」という当該技術的思想の
範疇であることは勿論である。
の撮影方法は一例であり、これら以外の方法であって
も、広範囲の参照画像を撮影する場合には、「予め広範
囲の参照画像を撮影しておく」という当該技術的思想の
範疇であることは勿論である。
【0032】(透視画像の形成動作)次に、参照画像記
憶部14にDSA画像(参照画像)が記憶されると、検
査、治療の開始が可能となる。検査、治療が開始される
と、患者の所望の部位に対して少線量、かつ前述の参照
画像の形成時よりも狭い範囲にX線が曝射され透視が行
われる。この透視による投影データは、X線検出器3か
ら透視画像形成部15に供給される。透視画像形成部1
5は、前記少線量かつ狭範囲のX線の曝射による投影デ
ータに基づいて透視画像を形成し、これを画像重ね合わ
せ部17に供給する。
憶部14にDSA画像(参照画像)が記憶されると、検
査、治療の開始が可能となる。検査、治療が開始される
と、患者の所望の部位に対して少線量、かつ前述の参照
画像の形成時よりも狭い範囲にX線が曝射され透視が行
われる。この透視による投影データは、X線検出器3か
ら透視画像形成部15に供給される。透視画像形成部1
5は、前記少線量かつ狭範囲のX線の曝射による投影デ
ータに基づいて透視画像を形成し、これを画像重ね合わ
せ部17に供給する。
【0033】(参照画像の切り出し動作)次に、このよ
うにして患者の所望の部位の透視画像が形成されるので
あるが、この際、支持器制御位置検出部6、X線絞り制
御位置検出部8及び寝台制御位置検出部9は、それぞれ
この透視時における支持器1、X線絞り5、寝台4の現
在位置を検出し、この検出出力をシステム制御部20に
供給する。システム制御部20は、各検出部6,8,9
からの各検出出力に基づいて現在の透視視野を検出し、
この検出出力を画像切り出し制御部16に供給する。画
像切り出し制御部16は、参照画像記憶部14に記憶さ
れている広範囲のDSA画像のうち、システム制御部2
0により検出された現在の透視視野に対応する範囲のD
SA画像を切り出し制御し、これを画像重ね合わせ部1
7に供給する。
うにして患者の所望の部位の透視画像が形成されるので
あるが、この際、支持器制御位置検出部6、X線絞り制
御位置検出部8及び寝台制御位置検出部9は、それぞれ
この透視時における支持器1、X線絞り5、寝台4の現
在位置を検出し、この検出出力をシステム制御部20に
供給する。システム制御部20は、各検出部6,8,9
からの各検出出力に基づいて現在の透視視野を検出し、
この検出出力を画像切り出し制御部16に供給する。画
像切り出し制御部16は、参照画像記憶部14に記憶さ
れている広範囲のDSA画像のうち、システム制御部2
0により検出された現在の透視視野に対応する範囲のD
SA画像を切り出し制御し、これを画像重ね合わせ部1
7に供給する。
【0034】システム制御部20は、この透視時には随
時、現在の透視視野の検出を行っており、この検出出力
を画像切り出し制御部16に供給する。このため、支持
器1、X線絞り5、或いは寝台4が移動操作され透視視
野が変更されると、これに追従してDSA画像の切り出
し範囲が変更されることとなる。
時、現在の透視視野の検出を行っており、この検出出力
を画像切り出し制御部16に供給する。このため、支持
器1、X線絞り5、或いは寝台4が移動操作され透視視
野が変更されると、これに追従してDSA画像の切り出
し範囲が変更されることとなる。
【0035】(透視画像と参照画像との重ね合わせ処理
動作)画像重ね合わせ部17は、前記透視画像及び切り
出されたDSA画像が供給されると、このDSA画像に
透視画像を重ね合わせた画像(透視ロードマップ像)を
形成する。この際、透視画像のマトリクスサイズとDS
A画像のマトリクスサイズが異なる場合には、画像重ね
合わせ部17は、いずれか或いは両方の画像に対してア
フィン変換処理による拡大処理或いは縮小処理を施し、
各画像のマトリクスサイズを一致させたうえで前記重ね
合わせ処理を行う。そして、画像重ね合わせ部17は、
この重ね合わせ処理により形成した透視ロードマップ像
をモニタ装置18に表示制御する。
動作)画像重ね合わせ部17は、前記透視画像及び切り
出されたDSA画像が供給されると、このDSA画像に
透視画像を重ね合わせた画像(透視ロードマップ像)を
形成する。この際、透視画像のマトリクスサイズとDS
A画像のマトリクスサイズが異なる場合には、画像重ね
合わせ部17は、いずれか或いは両方の画像に対してア
フィン変換処理による拡大処理或いは縮小処理を施し、
各画像のマトリクスサイズを一致させたうえで前記重ね
合わせ処理を行う。そして、画像重ね合わせ部17は、
この重ね合わせ処理により形成した透視ロードマップ像
をモニタ装置18に表示制御する。
【0036】図2は、このような重ね合わせ処理により
透視ロードマップ像が形成される様子を模式的にしめし
た図であり、同図中、点線の枠は広範囲で撮影された参
照画像の撮影範囲(参照画像領域)を示し、この点線の
枠内の実線の枠は透視画像の透視視野を示す。また、図
2中、実線の大きな枠は前記参照画像(DSA画像)の
撮影範囲を示し、この実線の大きな枠内の小さな実線の
枠は、透視視野に対応して切り出されるDSA画像の切
り出し範囲を示している。
透視ロードマップ像が形成される様子を模式的にしめし
た図であり、同図中、点線の枠は広範囲で撮影された参
照画像の撮影範囲(参照画像領域)を示し、この点線の
枠内の実線の枠は透視画像の透視視野を示す。また、図
2中、実線の大きな枠は前記参照画像(DSA画像)の
撮影範囲を示し、この実線の大きな枠内の小さな実線の
枠は、透視視野に対応して切り出されるDSA画像の切
り出し範囲を示している。
【0037】この図2からわかるように、透視時には参
照画像の撮影範囲内を透視画像の透視視野が移動するの
であるが、この透視視野の移動に対応する範囲のDSA
画像が切り出されて該透視画像と重ね合わせ処理される
(図2中記号+)。そして、この重ね合わせ処理により
形成された透視ロードマップ像がモニタ装置18に表示
される。
照画像の撮影範囲内を透視画像の透視視野が移動するの
であるが、この透視視野の移動に対応する範囲のDSA
画像が切り出されて該透視画像と重ね合わせ処理される
(図2中記号+)。そして、この重ね合わせ処理により
形成された透視ロードマップ像がモニタ装置18に表示
される。
【0038】これにより、例えば図2に示すように広範
囲の血管走行状態を示すDSA画像の一部と、カテーテ
ル25の現在位置を示す透視画像とを重ね合わせた透視
ロードマップ像をモニタ表示することができる。そし
て、透視視野を変更した場合には、参照画像の撮影のし
直しをしなくても、透視視野の変更に追従した範囲のD
SA画像を切り出し、これに透視画像を重ね合わせてモ
ニタ表示することができる。
囲の血管走行状態を示すDSA画像の一部と、カテーテ
ル25の現在位置を示す透視画像とを重ね合わせた透視
ロードマップ像をモニタ表示することができる。そし
て、透視視野を変更した場合には、参照画像の撮影のし
直しをしなくても、透視視野の変更に追従した範囲のD
SA画像を切り出し、これに透視画像を重ね合わせてモ
ニタ表示することができる。
【0039】(警告動作)ここで、当該実施の形態のX
線診断装置では、このように透視視野の変更に対応する
参照画像を表示することができるのであるが、操作によ
っては、現在の透視範囲が、予め撮影された参照画像の
撮影範囲を越えた範囲となる場合がある。このような場
合は、透視視野に対応する参照画像が存在しないため、
透視時におけるX線の曝射が無駄なものとなる。
線診断装置では、このように透視視野の変更に対応する
参照画像を表示することができるのであるが、操作によ
っては、現在の透視範囲が、予め撮影された参照画像の
撮影範囲を越えた範囲となる場合がある。このような場
合は、透視視野に対応する参照画像が存在しないため、
透視時におけるX線の曝射が無駄なものとなる。
【0040】このため、当該実施の形態のX線診断装置
は、システム制御部20が、各検出部6,9からの検出
出力に基づいて、現在の透視範囲が、予め撮影された参
照画像の撮影範囲を越えた範囲となったことを検出する
と、この検出出力を警告メッセージ形成部19に供給す
る。警告メッセージ形成部19は、この検出出力が供給
されると例えば「透視範囲が参照画像の範囲外となって
います。透視範囲を参照画像の範囲内に戻すか、参照画
像を再度撮影し直して下さい。」等の警告メッセージを
形成し、これを画像重ね合わせ部17に供給する。画像
重ね合わせ部17は、この警告メッセージをモニタ表示
する。これにより、操作者に対して透視範囲が参照画像
の範囲外となったことを警告することができる。
は、システム制御部20が、各検出部6,9からの検出
出力に基づいて、現在の透視範囲が、予め撮影された参
照画像の撮影範囲を越えた範囲となったことを検出する
と、この検出出力を警告メッセージ形成部19に供給す
る。警告メッセージ形成部19は、この検出出力が供給
されると例えば「透視範囲が参照画像の範囲外となって
います。透視範囲を参照画像の範囲内に戻すか、参照画
像を再度撮影し直して下さい。」等の警告メッセージを
形成し、これを画像重ね合わせ部17に供給する。画像
重ね合わせ部17は、この警告メッセージをモニタ表示
する。これにより、操作者に対して透視範囲が参照画像
の範囲外となったことを警告することができる。
【0041】なお、この警告は、図1に点線で示すよう
に警告音発生部21を設け、例えばビープ音等の音響出
力により行ってもよい。
に警告音発生部21を設け、例えばビープ音等の音響出
力により行ってもよい。
【0042】一方、透視範囲が参照画像の範囲外となっ
た際に、このまま透視を継続することは患者に対して無
駄なX線を曝射することとなる。このため、システム制
御部20は、透視範囲が参照画像の範囲外となったこと
を検出すると、X線制御部7を介してX線の曝射を停止
するようにX線管2を制御する。これにより、透視範囲
が参照画像の範囲外となった際における患者に対する無
駄なX線の曝射を防止することができる。
た際に、このまま透視を継続することは患者に対して無
駄なX線を曝射することとなる。このため、システム制
御部20は、透視範囲が参照画像の範囲外となったこと
を検出すると、X線制御部7を介してX線の曝射を停止
するようにX線管2を制御する。これにより、透視範囲
が参照画像の範囲外となった際における患者に対する無
駄なX線の曝射を防止することができる。
【0043】なお、透視範囲が参照画像の範囲外となっ
た場合に、X線の曝射を停止する代わりに、X線絞り5
の開口幅を制御して、参照画像の範囲外にはX線が曝射
されないようにしてもよい。
た場合に、X線の曝射を停止する代わりに、X線絞り5
の開口幅を制御して、参照画像の範囲外にはX線が曝射
されないようにしてもよい。
【0044】[第1の実施の形態の効果]以上の説明か
ら明らかなように、当該第1の実施の形態のX線診断装
置は、予め広範囲の参照画像を撮影しておき、透視視野
の現在位置に基づいて、これに対応する参照画像を切り
出して透視画像に重ねて表示することにより、透視視野
の変更毎に参照画像を撮影し直すことなく、透視視野の
変更に追従して、該透視視野に対応する参照画像を表示
することができる。このため、参照画像の撮影のし直し
を行うための、装置の操作、度重なるX線の曝射、造影
剤の注入を不要とすることができ、検査、治療時間の短
縮化を図ることができる。また、参照画像の撮影のし直
しでカテーテル操作が中断する不都合を防止することが
でき、術者のカテーテル操作に対する集中力を持続させ
ることができる。
ら明らかなように、当該第1の実施の形態のX線診断装
置は、予め広範囲の参照画像を撮影しておき、透視視野
の現在位置に基づいて、これに対応する参照画像を切り
出して透視画像に重ねて表示することにより、透視視野
の変更毎に参照画像を撮影し直すことなく、透視視野の
変更に追従して、該透視視野に対応する参照画像を表示
することができる。このため、参照画像の撮影のし直し
を行うための、装置の操作、度重なるX線の曝射、造影
剤の注入を不要とすることができ、検査、治療時間の短
縮化を図ることができる。また、参照画像の撮影のし直
しでカテーテル操作が中断する不都合を防止することが
でき、術者のカテーテル操作に対する集中力を持続させ
ることができる。
【0045】また、透視視野が参照画像の範囲外となっ
た場合には、警告メッセージ或いは警告音を発生するよ
うになっているため、透視視野が参照画像の範囲外とな
った不都合を操作者に警告することができる。
た場合には、警告メッセージ或いは警告音を発生するよ
うになっているため、透視視野が参照画像の範囲外とな
った不都合を操作者に警告することができる。
【0046】また、透視視野が参照画像の範囲外となっ
た場合には、X線の曝射を停止し、或いは参照画像の範
囲にのみX線が曝射されるようにX線の曝射範囲を制限
するようになっているため、透視視野が参照画像の範囲
外となった場合に患者に対する無駄なX線の曝射を防止
することができる。
た場合には、X線の曝射を停止し、或いは参照画像の範
囲にのみX線が曝射されるようにX線の曝射範囲を制限
するようになっているため、透視視野が参照画像の範囲
外となった場合に患者に対する無駄なX線の曝射を防止
することができる。
【0047】〔第2の実施の形態〕次に、本発明の第2
の実施の形態のX線診断装置の説明をする。上述の第1
の実施の形態のX線診断装置は、参照画像に重ねて透視
画像を一つのモニタ装置18に表示するものであった
が、この第2の実施の形態のX線診断装置は、2つのモ
ニタ装置を設け、参照画像及び透視画像をそれぞれ表示
するようにしたものである。なお、上述の第1の実施の
形態と当該第2の実施の形態とでは、この点のみが異な
るため、以下、この差異の説明のみ行い、重複部分の説
明は省略することとする。
の実施の形態のX線診断装置の説明をする。上述の第1
の実施の形態のX線診断装置は、参照画像に重ねて透視
画像を一つのモニタ装置18に表示するものであった
が、この第2の実施の形態のX線診断装置は、2つのモ
ニタ装置を設け、参照画像及び透視画像をそれぞれ表示
するようにしたものである。なお、上述の第1の実施の
形態と当該第2の実施の形態とでは、この点のみが異な
るため、以下、この差異の説明のみ行い、重複部分の説
明は省略することとする。
【0048】この第2の実施の形態のX線診断装置は、
図3に示すように透視画像形成部15により形成された
透視画像を表示する第1にモニタ装置31と、参照画像
記憶部14から切り出されたDSA画像を表示する第2
のモニタ装置32とを有している。
図3に示すように透視画像形成部15により形成された
透視画像を表示する第1にモニタ装置31と、参照画像
記憶部14から切り出されたDSA画像を表示する第2
のモニタ装置32とを有している。
【0049】このようなX線診断装置は、上述のように
形成され或いは切り出された透視画像或いはDSA画像
を、それぞれ第1のモニタ装置31或いは第2のモニタ
装置32に別々に表示する。これにより、上述の第1の
実施の形態と同様の効果を得ることができる。
形成され或いは切り出された透視画像或いはDSA画像
を、それぞれ第1のモニタ装置31或いは第2のモニタ
装置32に別々に表示する。これにより、上述の第1の
実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0050】なお、この場合において、警告メッセージ
形成部19で形成された警告メッセージは、第1,第2
の両方のモニタ装置31,32に表示してもよいし、い
ずれか一方のモニタ装置31,32に表示してもよい。
形成部19で形成された警告メッセージは、第1,第2
の両方のモニタ装置31,32に表示してもよいし、い
ずれか一方のモニタ装置31,32に表示してもよい。
【0051】〔本発明の他の適用例〕最後に、上述の各
実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は
上述の各実施の形態に限定されることはなく、これら実
施の形態以外の実施態様であっても、本発明に係る技術
的思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応じて種々の
変更が可能であることは勿論である。
実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は
上述の各実施の形態に限定されることはなく、これら実
施の形態以外の実施態様であっても、本発明に係る技術
的思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応じて種々の
変更が可能であることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】本発明に係るX線診断装置は、透視範囲
の変更に追従して、該透視範囲に対応する参照画像を表
示することができる。このため、透視視野の変更毎に参
照画像を撮影し直す不都合を防止することができる。従
って、参照画像の撮影のし直しを行うための、装置の操
作、度重なるX線の曝射、造影剤の注入を不要とするこ
とができ、検査、治療時間の短縮化を図ることができ
る。また、参照画像の撮影のし直しでカテーテル操作が
中断する不都合を防止することができ、術者のカテーテ
ル操作に対する集中力を持続させることができる。
の変更に追従して、該透視範囲に対応する参照画像を表
示することができる。このため、透視視野の変更毎に参
照画像を撮影し直す不都合を防止することができる。従
って、参照画像の撮影のし直しを行うための、装置の操
作、度重なるX線の曝射、造影剤の注入を不要とするこ
とができ、検査、治療時間の短縮化を図ることができ
る。また、参照画像の撮影のし直しでカテーテル操作が
中断する不都合を防止することができ、術者のカテーテ
ル操作に対する集中力を持続させることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のX線診断装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】前記第1の実施の形態のX線診断装置における
画像表示動作を説明するための図である。
画像表示動作を説明するための図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のX線診断装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】従来のX線診断装置のブロック図である。
【図5】従来のX線診断装置の画像表示動作を説明する
ための図である。
ための図である。
1…支持器、2…X線管、3…X線検出器、4…寝台、
5…X線絞り、6…支持器制御位置検出部、7…X線制
御部、8…X線絞り制御位置検出部、9…寝台制御位置
検出部、10…マスク画像形成部、11…コントラスト
画像形成部、12…サブトラクション部、13…スイッ
チ、14…参照画像記憶部、15…透視画像形成部、1
6…画像切り出し制御部、17…画像重ね合わせ部、1
8,31,32…モニタ装置、19…警告メッセージ形
成部、20…システム制御部、21…警告音発生部
5…X線絞り、6…支持器制御位置検出部、7…X線制
御部、8…X線絞り制御位置検出部、9…寝台制御位置
検出部、10…マスク画像形成部、11…コントラスト
画像形成部、12…サブトラクション部、13…スイッ
チ、14…参照画像記憶部、15…透視画像形成部、1
6…画像切り出し制御部、17…画像重ね合わせ部、1
8,31,32…モニタ装置、19…警告メッセージ形
成部、20…システム制御部、21…警告音発生部
Claims (7)
- 【請求項1】 被検体に対して少線量のX線を曝射して
リアルタイム的に透視画像を形成する透視画像形成手段
と、 前記透視画像形成手段で形成される透視画像の範囲より
も広い範囲の参照画像を形成して記憶する参照画像形成
記憶手段と、 前記透視画像の透視範囲を検出する透視範囲検出手段
と、 前記透視範囲検出手段で検出された透視範囲に対応する
範囲の参照画像を、前記参照画像形成記憶手段から読み
出す読み出し制御手段と、 前記透視画像形成手段により形成された透視画像と、前
記読み出し制御手段により参照画像とを表示する表示手
段とを有することを特徴とするX線診断装置。 - 【請求項2】 前記透視画像形成手段により形成された
透視画像と、前記読み出し制御手段により前記参照画像
形成記憶手段から読み出された参照画像とを重ね合わせ
処理して一つの前記表示手段に表示する重ね合わせ手段
を有することを特徴とする請求項1記載のX線診断装
置。 - 【請求項3】 前記重ね合わせ手段は、前記重ね合わせ
処理の際に、透視画像、及び/又は、参照画像に縮小処
理或いは拡大処理を施すことで両画像の大きさを一致さ
せたうえで前記重ね合わせ処理を行うことを特徴とする
請求項2記載のX線診断装置。 - 【請求項4】 前記表示手段は、 前記透視画像形成手段により形成された透視画像を表示
する第1の表示手段と、 前記読み出し制御手段により前記参照画像形成記憶手段
から読み出された参照画像を表示する第2の表示手段と
を有することを特徴とする請求項1記載のX線診断装
置。 - 【請求項5】 前記透視範囲検出手段は、 被検体に対してX線を曝射するX線発生手段及び該X線
の曝射により形成されたX線像の取り込みを行うX線検
出手段を支持する支持手段の位置、被検体に対するX線
の曝射範囲を制御するX線絞りの位置、及び被検体が載
置された寝台の位置に基づいて前記透視画像の透視範囲
を検出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のう
ち、いずれか1項記載のX線診断装置。 - 【請求項6】 前記透視範囲検出手段からの検出出力に
基づいて現在の透視画像の透視範囲を検出し、この現在
の透視画像の透視範囲が、前記参照画像形成記憶手段に
記憶されている全参照画像の範囲外となった際に、警告
を発する警告発生手段を有することを特徴とする請求項
1乃至請求項5のうち、いずれか1項記載のX線診断装
置。 - 【請求項7】 前記透視範囲検出手段からの検出出力に
基づいて現在の透視画像の透視範囲を検出し、この現在
の透視画像の透視範囲が、前記参照画像形成記憶手段に
記憶されている全参照画像の範囲外となった際に、X線
発生手段を停止制御し、或いは前記参照画像形成記憶手
段に記憶されている参照画像の範囲に相当する被検体の
部位にのみX線発生手段からのX線が曝射されるよう
に、X線発生手段からのX線の曝射範囲を調整するX線
絞りを制御するX線制御手段を有することを特徴とする
請求項1乃至請求項6のうち、いずれか1項記載のX線
診断装置。
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