JP2006244766A - コネクタ及び電線カバー - Google Patents

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Abstract


【課題】 電線が半割体の間に挟み込まれるのを防止する。
【解決手段】 第1半割体21A内に曲げた状態で収容された電線11が真っ直ぐの状態に復帰しようとしても、ガイド部35Aと第1ロック片32Aに当接するので、電線11が第1内側屈曲部30Aから第1半割体21Aの外部へはみ出すことはない。もし、電線11の一部がガイド部35Aから外れて第1半割体21Aの外部にはみ出しても、そのはみ出した電線11は、第1ロック片32Aからも外れた状態になるので、電線11のはみ出しを目視によって確実に把握することができる。したがって、電線11の一部が第1内側屈曲部30Aから第1半割体21Aの外部にはみ出した状態で両半割体21A,21B同士を合体させてしまう虞がない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、コネクタ及び電線カバーに関するものである。
ハウジングの背面から導出させた電線を曲げて配索する場合、電線カバーが用いられ、その一例として、図6に示すように、一対の半割体101A,101Bからなり、電線102を包むように両半割体101A,101Bを合体させる形態のL字形をなす電線カバー100がある。この種の電線カバー100において2つの半割体101A,101Bを合体状態に保持する手段としては、一方の半割体101Aに他方の半割体101Bに向かって突出するロック片103Aを形成し、他方の半割体101Bの外面にロック突起103Bを形成し、ロック片103Aをロック突起103Bに係止させることで、両半割体101A,101Bが離脱不能にロックされる構造をとることが可能である。
尚、2つの半割体を合体させるL字形の電線カバーとしては、特許文献1などに開示されているものがある。
特開2004−350342公報
上記の電線カバー100をハウジング110に組み付ける際には、まず、一方の半割体101Aをハウジング110に取り付けた状態で、図7に示すように、その一方の半割体101A内に電線102を曲げた状態で収容し、その後、他方の半割体101Bを一方の半割体101Aに合体させる。
この場合、他方の半割体101Bを合体させる前の状態において、一方の半割体内101Aで曲げられた電線102が真っ直ぐの状態に復帰しようとするため、図7に示すように、電線101の一部が内側の屈曲部104から半割体101Aの外部へはみ出す虞がある。
この内側の屈曲部104は、ロック片103Aのほぼ真下に配置され、しかも、ハウジング110の陰に隠れた状態となっているので、電線102がはみ出した状態を上方から目視で確認することが困難である。そのため、電線102が内側の屈曲部104から半割体101Aの外部へはみ出した状態のままで他方の半割体101Bを合体させ、両半割体101A,101Bの間で電線102を挟み付けてしまう虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線が半割体の間に挟み込まれるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングにおける電線の導出端部に、略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態の電線カバーを取り付け、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で前記電線カバー内に収容するようになっており、前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成され、前記第2半割体にはロック部が形成され、前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっているコネクタにおいて、前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって、前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ガイド部の突出領域が、前記ハウジングにおける前記電線の導出領域と対応する範囲に亘っているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ガイド部が、前記内側の屈曲部を含む領域に亘って形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態であり、ハウジングにおける電線の導出端部に取り付けられることで、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で収容するようになっており、前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成され、前記第2半割体にはロック部が形成され、前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっている電線カバーにおいて、前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって、前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記ガイド部の突出領域が、前記ハウジングにおける前記電線の導出領域と対応する範囲に亘っているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項4または請求項5の発明において、前記ガイド部が、前記内側の屈曲部を含む領域に亘って形成されている構成としたところに特徴を有する。
<請求項1及び請求項4の発明>
第1半割体内に曲げた状態で収容された電線は、真っ直ぐの状態に復帰しようとしてもガイド部とロック片に当接するので、電線が内側の屈曲部から第1半割体の外部へはみ出すことはない。もし、電線の一部がガイド部から外れて第1半割体の外部にはみ出しても、そのはみ出した電線は、ロック片からも外れた状態になるので、電線のはみ出しを目視によって確実に把握することができる。したがって、電線の一部が内側の屈曲部から第1半割体の外部にはみ出した状態で両半割体同士を合体させてしまう虞がなく、両半割体の間に電線を挟みこむことを防止することができる。
<請求項2及び請求項5の発明>
ガイド部の突出領域が、ハウジングにおける電線の導出領域と対応する範囲に亘っているので、電線がガイド部から外れて第1半割体の外部へはみ出すことを確実に防止することができる。
<請求項3及び請求項6の発明>
ガイド部が、内側の屈曲部を含む領域に亘って形成されているので、ロック片とガイド部との間で電線の一部が内側の屈曲部がはみ出す虞がなく、電線の第1半割体外へのはみ出しを確実に防止することができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、複数の端子金具(図示せず)が収容されるハウジング10と、ハウジング10の後端部10R(本発明の構成要件である電線11の導出端部)に組み付けられる電線カバー20とを備えて構成されている。
ハウジング10は、合成樹脂製であり、全体として方形のブロック状をなしている。ハウジング10の後端面からは、各端子金具に固着された電線11が後方へ導出されている。また、ハウジング10の後端部には、電線カバー20を係止させるための左右一対の取付部12が形成されている。
電線カバー20は、概ねL字形をなす合成樹脂製の第1半割体21Aと同じく概ねL字形をなす合成樹脂製の第2半割体21Bとを合体したものであり、全体としても概ねL字形をなしている。尚、以下の半割体21A,21Bの構造説明における前後、左右、上下の方向については、両半割体21A,21Bを合体した状態を基準とする。
第1半割体21Aは、側方から見て概ねL字形をなす第1側面板22Aから、第1上面板23Aと第1下面板24Aと第1前面板25Aと第1後面板26Aを左方へ延出させた形態である。第1側面板22Aの略前半領域と第1上面板23Aと第1下面板24Aとによって第1水平半筒部27Aが構成され、第1側面板22Aの略後半領域と第1前面板25Aと第1後面板26Aとによって第1垂直半筒部28Aが構成されている。第1下面板24Aと第1前面板25Aと第1後面板26Aの突出端面は、第1接合面29A(本発明の構成要件である接合面)となっている。
第1上面板23Aの後端縁と第1前面板25Aの下端縁とは略直角に連なっており、この略直角に連なる部分は、第1内側屈曲部30A(本発明の構成要件である内側の屈曲部)となっている。第1下面板24Aの後端縁と第1後面板26Aの下端縁は略四半円弧状に連なっており、この略四半円弧状に連なる部分は、第1外側屈曲部31Aとなっている。第1前面板25Aの略下半分領域には第1ロック片32A(本発明の構成要件であるロック片)が形成されている。第1ロック片32Aは、第1前面板25Aの外面(前面)に沿って第1接合面29Aよりも左方(合体状態においては第2半割体21B側)へ延出し、第1前面板25Aと略平行な方形板状をなしているとともに、第1ロック孔33Aを有している。第1ロック片32Aの後端縁部は、第1内側屈曲部30Aに位置する。
一方、第1上面板23Aには、ガイド部35Aが形成されている。ガイド部35Aは、第1上面板23Aの延出端縁を第1上面板23Aに対して面一状に、且つ第1接合面29Aよりも左方へ延出させたものであり、方形の板状をなす。左右方向において、ガイド部35Aの突出端面と第1ロック片32Aの突出端面とは、ほぼ同じ位置に配置されている。詳しくは、第1ロック片32Aの延出端面の方がガイド部35Aの延出端面よりも僅かに左方(突出端側)に位置している(図4を参照)。つまり、第1接合面29Aからの第1ロック片32Aの突出寸法と、第1接合面29Aを基準とするガイド部35Aの左方への突出寸法とは、ほぼ同じ寸法となっている。また、ガイド部35Aは、前後方向において第1上面板23Aの全領域に亘って形成されており、ガイド部35Aの後端縁は、第1内側屈曲部30Aと重なっているとともに、第1前面板25Aの真下に位置するように配されている。換言すると、ガイド部35Aは、第1内側屈曲部30Aを含む領域に亘って形成されていることになる。
また、第1後面板26Aと第1下面板24Aにも、第1ロック片32Aと同様の第2ロック片36Aと第3ロック片37Aが突出形成されている。さらに、第1側面板22Aの前端縁には、第1半割体21Aをハウジング10に係止させるための第1係止部38Aが形成されている。第1垂直半筒部28Aの略上半部分の内周には、半円弧状をなす複数の嵌合リブ39Aと複数の嵌合溝40Aとが交互に形成されている。
第2半割体21Bは、側方から見て概ねL字形をなす第2側面板22Bから、第2上面板23Bと第2下面板24Bと第2前面板25Bと第2後面板26Bを右方へ延出させた形態である。第2側面板22Bの略前半領域と第2上面板23Bと第2下面板24Bとによって第2水平半筒部27Bが構成され、第2側面板22Bの略後半領域と第2前面板25Bと第2後面板26Bとによって第2垂直半筒部28Bが構成されている。第2下面板24Bと第2前面板25Bと第2後面板26Bの突出端面は、第2接合面29Bとなっている。
第2上面板23Bの後端縁と第2前面板25Bの下端縁とは略直角に連なっており、この略直角に連なる部分は、第2内側屈曲部30Bとなっている。第2下面板24Bの後端縁と第2後面板26Bの下端縁は略四半円弧状に連なっており、この略四半円弧状に連なる部分は、第2外側屈曲部31Bとなっている。第2前面板25Bの外面(前面)における略下半分領域には、両半割体21A,21Bが合体した状態で第1ロック片32Aの第1ロック孔33Aと嵌合する第1ロック突起32B(本発明の構成要件であるロック部)が形成されている。また、第2上面板23Bには、切欠部35Bが形成されている。切欠部35Bは、第1半割体21Aと第2半割体21Bを合体させたときにガイド部35Aとの干渉を回避ために形成されており、前後方向における切欠部35Bの形成領域は、ガイド部35Aと対応するように、第2上面板23Bの全領域に亘っている。
第2後面板26Bと第2下面板24Bにも、第1ロック突起32Bと同様の第2ロック突起(図示せず)と第3ロック突起(図示せず)が突出形成されている。さらに、第2側面板22Bの前端縁には、第2半割体21Bをハウジング10に係止させるための第2係止部38Bが形成されている。第2垂直半筒部28Bの略上半部分の内周には、半円弧状をなす複数の嵌合リブ39Bと複数の嵌合溝40Bとが交互に形成されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
電線カバー20をハウジング10に組み付ける際には、まず、ハウジング10の後端部10Rから導出されている複数本の電線11に対して一括して包囲するように予めコルゲートチューブ42を外嵌しておく、そして、この状態で、第1半割体21Aをハウジング10の後端部に対して右側方から組み付け、第1係止部38Aを取付部12に係止させる。次に、コルゲートチューブ42の端末部を、第1垂直半筒部28Aの嵌合リブ39A,39Bと嵌合溝40A,40Bに嵌合させる。
そして、電線11のうちハウジング10の後端面とコルゲートチューブ42との間で露出している部分は、略L字形に屈曲させて第1半割体21Aの第1水平半筒部27A内及び第1垂直半筒部28A内に納める。このとき、ハウジング10の後端面と第1ロック片32A(第1前面板25A)との間では、第1上面板23Aが下方へ落ち込んだ形態であって、第1水平半筒部27A内に収容した電線11の状態、即ち電線11が第1上面板23Aの外部にはみ出しているか否か(換言すると、第1ロック片32Aのほぼ真下に位置する第1内側屈曲部30Aにおいて電線11がはみ出しているか否か)を上方から目視で確認することは困難である。しかし、本実施形態では、第1上面板23Aを左方へ延長した形態のガイド部35Aを設けているので、電線11がガイド部35Aの延出端から更に左方へはみ出す虞がなく、電線11は確実に第1半割体21A内に納めておくことができ、目視による確認をせずに済む。
また、ガイド部35Aは、第1上面板23Aと第1前面板25Aとの境界である第1内側屈曲部30Aを含む領域に亘って形成されているので、ガイド部35Aの後端縁と第1ロック片32Aの下端縁との隙間が小さく、その隙間の寸法は電線11の外径よりも小さい寸法とされている(図3を参照)。したがって、電線11がガイド部35Aと第1ロック片32Aとの隙間、つまり第1内側屈曲部30Aにおいて第1水平半筒部27Aから上方へはみ出す虞もない。
また、本実施形態では、第1接合面29Aからガイド部35Aの延出端縁(左端縁)までの寸法は、第1接合面29Aから第1ロック片32Aの延出端縁(左端縁)までの寸法とほぼ同じ寸法となっているので、万一、電線11がガイド部35Aの延出端縁よりも更に左方へはみ出しても、その電線11は、第1ロック片32Aからもはみ出した状態となる。したがって、上方から見たときに、電線11のはみ出し状態を目視によって容易に確認することができ、電線11が第1内側屈曲部30Aにおいて第1半割体21Aの外部にはみ出したままになる虞はない。
この後は、第2半割体21Bを第1半割体21Aに対して左方から接近させるようにして合体させるとともに、第2半割体21Bの第2係止部38Bをハウジング10の取付部12に係止させる。合体に際しては、第1半割体21A内の電線11は、上述したように第1屈曲部において第1半割体21Aの外部にはみ出したままになっていることがないので、電線11が両半割体21A,21Bの間で噛み込まれる(挟み込まれる)虞はない。
両半割体21A,21Bが正規の合体状態に至ると、第1半割体21Aの第1接合面29Aと第2半割体21Bの第2接合面29Bがほぼ面接触するように突き当たるとともに、ガイド部35Aの延出端面が第2半割体21Bの切欠部35Bの左内側面に突き当たる。また、第1ロック片32A、第2ロック片36A及び第3ロック片37Aが、夫々、第2半割体21Bの外面に対して当接又は接近して重なった状態となり、第1ロック突起32B、第2ロック突起及び第3ロック突起に嵌合する。このロック片32A,36A,37Aとロック突起32Bの係止により、両半割体21A,21Bの左右へ分離する方向の相対変位、及び両半割体21A,21Bの合体方向に対して直角な方向(上下及び前後方向)への相対変位が規制され、両半割体21A,21Bが合体状態にロックされる。以上により、ハウジング10から導出されている複数本の電線11を一括して包囲する筒状の電線カバー20が構成され、電線カバー20の内部では、ハウジング10から水平に導出された電線11が上方へほぼ直角に曲げられて配索され、電線カバー20から上方へ導出された状態となる。
上述のように本実施形態においては、第1半割体21A内に曲げた状態で収容された電線11が真っ直ぐの状態に復帰しようとしてもガイド部35Aと第1ロック片32Aに当接するので、電線11が第1内側屈曲部30Aから第1半割体21Aの外部へはみ出すことはない。もし、電線11の一部がガイド部35Aから外れて第1半割体21Aの外部にはみ出しても、そのはみ出した電線11は、第1ロック片32Aからも外れた状態になるので、電線11のはみ出しを目視によって確実に把握することができる。したがって、電線11の一部が第1内側屈曲部30Aから第1半割体21Aの外部にはみ出した状態のままで両半割体21A,21B同士を合体させてしまう虞がなく、両半割体21A,21Bの間に電線11を挟みこむのを防止することができる。
また、本実施形態では、図4及び図5に示すように、ガイド部35Aの突出領域が、ガイド部35Aの突出方向(左右方向)において、ハウジング10における電線11の導出領域と対応する範囲に亘っているので、電線11がガイド部35Aから外れて第1半割体21Aの外部へはみ出すことを確実に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態ではガイド部をロック片よりもハウジングに近い側に配置したか、本発明によれば、ロック片をガイド部よりもハウジングに近い側に配置してもよい。
(2)上記実施形態ではガイド部を板状としたが、本発明によれば、ガイド部を棒状(ピン状)や枠状としてもよい。
(3)上記実施形態では第2半割体にガイド部との干渉を回避する切欠部を形成したが、本発明によれば、このような切欠部を形成せず、両半割体が合体した状態ではガイド部が第2半割体の内面に重なるようにしてもよい。
(4)上記実施形態ではガイド部の形成領域が内側の屈曲部を含むようにしたが、本発明によれば、ガイド部の形成領域が内側の屈曲部を含まないようにしてもよい。
本実施形態の半割体を分離した状態をあらわす斜視図 ハウジングに取り付けた第1半割体に電線を収容した状態をあらわす斜視図 ハウジングに取り付けた第1半割体に電線を収容した状態をあらわす側面図 両半割体を合体させた状態をあらわす正面図 両半割体を合体させてハウジングに取り付けた状態をあらわす平面図 従来例の半割体を分離した状態をあらわす斜視図 従来例において半割体内に電線を収容した状態をあらわす側面図
符号の説明
10…ハウジング
11…電線
20…電線カバー
21A…第1半割体
21B…第2半割体
29A…第1接合面(接合面)
30A…第1内側屈曲部(内側の屈曲部)
32A…第1ロック片(ロック片)
32B…第1ロック突起(ロック部)
35A…ガイド部

Claims (6)

  1. ハウジングにおける電線の導出端部に、略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態の電線カバーを取り付け、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で前記電線カバー内に収容するようになっており、
    前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成され、
    前記第2半割体にはロック部が形成され、
    前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっているコネクタにおいて、
    前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ガイド部の突出領域が、前記ハウジングにおける前記電線の導出領域と対応する範囲に亘っていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ガイド部が、前記内側の屈曲部を含む領域に亘って形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 略L字形をなす第1と第2の2つの半割体を筒状に合体させた形態であり、ハウジングにおける電線の導出端部に取り付けられることで、前記ハウジングから導出した前記電線を屈曲させた状態で収容するようになっており、
    前記第1半割体における内側の屈曲部の近傍には、前記第2半割体との接合面から前記第2半割体側へ突出するロック片が形成され、
    前記第2半割体にはロック部が形成され、
    前記ロック片が前記ロック部に係止することで、前記第1半割体と前記第2半割体が合体状態にロックされるようになっている電線カバーにおいて、
    前記第1半割体には、前記内側の屈曲部の近傍であって前記内側の屈曲部を挟んで前記ロック片とは反対側に配され、前記第2半割体側へ前記ロック片とほぼ同寸法だけ突出するガイド部が形成されていることを特徴とする電線カバー。
  5. 前記ガイド部の突出領域が、前記ハウジングにおける前記電線の導出領域と対応する範囲に亘っていることを特徴とする請求項4記載の電線カバー。
  6. 前記ガイド部が、前記内側の屈曲部を含む領域に亘って形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の電線カバー。
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