JP2006240859A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手差しトレーを対象とし、複数枚の用紙が積層された束、および1枚だけの用紙の双方について確実に給紙することができるようにする。
【解決手段】 上方位置で手差しトレイ30と対向配置されるローラ軸411回りに駆動回転して用紙Pを転写部13へ送り込む給紙ローラ41と、手差しトレイ30の下流端に昇降可能に接続されて用紙Pの先端側を給紙ローラ41に押圧するボトムプレート50とが備えられ、ボトムプレート50を給紙ローラ41に当接した第1ポジションS1と、給紙ローラ41に対して離間した第2ポジションS2との間で切り換える切換え手段60が設けられ、第2ポジションS2に設定されたボトムプレート50を用紙Pの給紙毎に昇降させると共に、ボトムプレート50が上昇したとき用紙Pの先端側を給紙ローラ41に当接させる昇降手段70が設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機やファクシミリ装置、あるいはプリンタ等の画像形成装置に適用される、転写用の用紙を転写部に送り込むための給紙装置に関するものである。
従来、画像形成装置に適用される、特許文献1および特許文献2に記載されているような給紙装置が知られている。この給紙装置は、いわゆる手差しトレイに係るものである。通常、画像形成装置の装置本体には、挿脱可能に装着された複数枚の用紙を貯留する用紙カセットが設けられ、この給紙カセットに貯留されたA4用紙やB5用紙などの定型用紙が自動的に転写部へ給紙させるようになっているが、転写処理に供するサイズの用紙が用紙カセットに貯留されていない場合には、用紙カセットを介することなく用紙を手作業で直接載置する手差しトレイが利用されるのである。
特公平7−14271号公報 特許第2614256号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の給紙装置は、いずれも複数枚の用紙を手差しトレイに載置することが前提とされているため、複数枚の用紙が積層された用紙の束を対象としては有効に機能するが、1枚の用紙だけを手差しトレイを介して給紙する場合には、元々かかる場合が想定されていないことに加えて、1枚だけ手差しされる用紙が定型用紙に比べて厚手や薄手の特殊用紙である場合が多いため、当該用紙を転写部へ向けて確実に送り込むことが困難であるという問題点を有していた。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであって、手差しトレーを対象とし、複数枚の用紙が積層された束、および1枚だけの用紙の双方について当該用紙を確実に給紙することができる給紙装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の転写部に対し用紙搬送路を介して転写用の用紙を給紙するべく構成された給紙装置であって、給紙されるべき用紙が載置される給紙トレイと、上方位置で前記給紙トレイと対向配置され用紙幅方向に延びる軸心回りに駆動回転して用紙を前記用紙搬送路へ送り込む給紙ローラと、前記給紙トレイの下流端に昇降可能に設けられて用紙の先端側を前記給紙ローラに押圧する押圧手段とが備えられ、前記押圧手段を前記給紙ローラに当接または近接させる第1ポジションと、前記給紙ローラに対して所定長さ離間させる第2ポジションとの間で切り換える切換え手段が設けられ、前記切換え手段により第2ポジションに設定された押圧手段を用紙の給紙毎に昇降させると共に、押圧手段が上昇したとき用紙の先端側を前記給紙ローラに当接させる昇降手段が設けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、給紙トレイに複数枚の用紙(用紙束)を載置して当該用紙束から用紙を自動的に1枚ずつ給紙するに際しては、予め切換え手段の操作で押圧手段が第2ポジションに位置設定される。この状態で給紙装置に給紙動作を行わせると、まず給紙ローラが駆動回転し、引き続き昇降手段の駆動で押圧手段が昇降される。そして、昇降手段が上昇したときには用紙束の最上位の用紙が回転している給紙ローラに当接するため、最上位の用紙のみが給紙ローラによって繰り出されて給紙される。この給紙に同期して昇降手段の駆動で押圧手段を下降させることにより、次に給紙されるべき用紙が給紙ローラから離間するため、最上位の用紙の給紙中や給紙直後に次の用紙が続いて給紙されてしまう、いわゆる2枚給紙が起らない。
そして、昇降手段による押圧手段の昇降動作を、転写部における転写処理と同期させることにより、給紙トレイ上の用紙束から用紙の1枚ずつが転写処理のタイミングに合わせて順次転写部へ給紙され、これによって複数枚の用紙に順次転写処理が施されることになる。
一方、1枚の用紙のみに転写処理を施すべく、当該1枚の用紙を給紙トレイに載置するに際しては、予め切換え手段の操作で押圧手段が第1ポジションに設定される。そして、押圧手段が第1ポジションに設定された状態では、当初から当該押圧手段が給紙ローラに当接または近接しているため、給紙トレイ上に載置された用紙は、その先端が直ちに給紙ローラと押圧手段との互いに当接している部分(ニップ部)に供給され、これによって当該用紙がたとえ定型用紙ではない特殊用紙であっても、給紙ローラの回転に誘導されて速やかに、かつ、確実に給紙されることになる。
このように、用紙の1枚のみを給紙するに際しては押圧手段を第1ポジションに位置設定する一方、用紙束から1枚ずつの用紙を繰り出させて給紙するに際しては押圧手段を第2ポジションに設定するというように、用紙の状況に応じて押圧手段のポジションを切り換えることにより、複数枚給紙であるか1枚給紙であるかに拘らず常に用紙を転写部へ向けて適正に給紙することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記押圧手段は、用紙幅方向に延びる支持軸回りに回動して前記第1ポジションと第2ポジションとの間で姿勢変更するボトムプレートと、このボトムプレートを前記給紙ローラへ向けて付勢する付勢手段とを備えて構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ボトムプレートは、支持軸回りに回動して第1ポジションと第2ポジションとの間で姿勢変更することで先端側が昇降するため、例えばボトムプレートを平行移動で昇降させるものに比較し、昇降手段を簡単な構造のものにした上でボトムプレートは安定した状態で昇降する。また、ボトムプレートは、最上位にまで上昇した状態で付勢手段の付勢力により給紙ローラを押圧するため、ボトムプレートと給紙ローラとの間の確実な当接状態が得られる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記昇降手段は、前記ボトムプレートから前記給紙ローラの方向に向けて突設された突起と、回転しながら周面がこの突起と当接することによって前記ボトムプレートを第1ポジションと第2ポジションとの間で位置変更させるカムとを有していることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、カムの周面がボトムプレートに設けられた突起に当接しているため、カムを回転させることにより、当該カムの形状に応じてボトムプレートは突起を介して昇降する。このように、昇降手段をボトムプレートに設けた突起と、周面がこの突起に当接するカムとで構成することにより、昇降手段が簡単な構造のものになる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記切換え手段は、端部に前記突起が突設され、かつ、前記ボトムプレートに摺動可能に付設されたスライドバーと、このスライドバーを前記突起が前記カムの周面に当接する当接位置と、この当接を解除する解除位置との間で位置変更させ得る切換えレバーとを備えて構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、切換えレバーの操作でスライドバーを当接位置に設定することにより、当該スライドバーは、その突起がカムの周面に当接し、これによってボトムプレートは第1ポジションと第2ポジションとの間で昇降し得るようになる一方、切換えレバーの逆操作でスライドバーを解除位置に位置設定することにより、当該スライドバーは、その突起がカムの周面から外れ、これによって付勢手段の付勢力で第1ポジションに位置設定される。
このように、突起を有するスライドバーによって切換え手段を構成することにより、切換え手段が簡単な構造になる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記押圧手段が第1ポジションに設定された状態で前記ボトムプレートより上に前記給紙ローラとで用紙を挟持する比較的摩擦係数の大きい部材(大摩擦係数部材)が突出し、前記押圧手段が第2ポジションに設定された状態で比較的摩擦係数の小さい部材(小摩擦係数部材)が用紙と当接するように構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、切換え手段が当接位置に位置設定された状態で、給紙トレイに載置された複数枚の用紙は、最下位のものが大摩擦係数部材に当接した状態になるため、最下位の用紙が用紙搬送方向にずれることが防止され、これに引きずられて順次上に積層されている用紙のずれ込みも防止される。従って、用紙束の最上位の用紙のみの給紙ローラによる繰り出しが確実に行われる。
これに対し1枚の用紙を手差しで給紙するために切換え手段を解除位置に位置設定した状態では、当該1枚の用紙を小摩擦係数部材と給紙ローラとの間に直接差し入れることができるため、例えば用紙が定型用紙ではなく、厚手のものであったり、薄手のものであったりした場合、用紙の種類に応じて手加減しながら最適の状態になるように差し入れることができ、当該用紙は確実に給紙される。
請求項1記載の発明によれば、用紙の1枚のみを給紙するに際しては押圧手段を第1ポジションに位置設定する一方、用紙束から1枚ずつの用紙を繰り出させて給紙するに際しては押圧手段を第2ポジションに設定するというように、用紙の状況に応じて押圧手段のポジションを切り換えることにより、常に用紙を転写部へ向けて適正に給紙することができる。
したがって、従来の給紙装置のように、用紙の給紙に際して用紙が1枚であるか複数枚であるかに拘らず、常に押圧手段を昇降させるものにあっては、1枚のみの給紙の場合であっても押圧手段が昇降するため、その分給紙効率が低下するばかりか、手作業で給紙の状態を加減することができず、これによって適正に給紙することができない場合があるという不都合の生じることがあったが、本発明によればかかる不都合の発生を確実に防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、ボトムプレートは、支持軸回りに回動して第1ポジションと第2ポジションとの間で姿勢変更することで先端側が昇降するため、昇降手段は、例えばボトムプレートを平行移動で昇降させるものに比較して構造が簡単になり、その分装置コストの低減化に貢献した上でボトムプレートを安定した状態で昇降させることができる。また、ボトムプレートは、最上位にまで上昇した状態で付勢手段の付勢力により給紙ローラを押圧するため、ボトムプレートと給紙ローラとの間の確実な当接状態を得ることができ、これによって用紙を常に確実に給紙することができる。
請求項3記載の発明によれば、カムの周面がボトムプレートに設けられた突起に当接しているため、カムを回転させることにより、当該カムの形状に応じてボトムプレートを突起を介して昇降させることができる。そして、昇降手段をボトムプレートに設けた突起と、周面がこの突起に当接するカムとで構成することにより、給紙装置を簡単な構造で製造コストの低減化に貢献し得るものとした上で、ボトムプレートの確実な昇降動作を確保することができる。
請求項4記載の発明によれば、突起を有するスライドバーによって切換え手段を構成することにより、切換え手段を簡単な構造のものにした上で、ボトムプレートを1枚給紙と複数枚給紙との間で容易に切り換えることができる。
請求項5記載の発明によれば、切換え手段が当接位置に位置設定された状態で、給紙トレイに載置された複数枚の用紙は、最下位のものが大摩擦計数部材に当接した状態になるため、最下位の用紙が用紙搬送方向にずれることが防止され、これに引きずられて順次上に積層されている用紙のずれ込みをも防止することができる。従って、用紙束の最上位の用紙のみの給紙ローラによる繰り出しをより確実に行うことができる。
これに対し1枚の用紙を手差しで給紙するために切換え手段を解除位置に位置設定した状態では、当該1枚の用紙を小摩擦係数部材と給紙ローラとの間に直接差し入れることができる。従って、例えば用紙が定型用紙ではなく、厚手のものであったり、薄手のものであったりした場合、用紙の種類に応じて手加減しながら最適の状態になるように差し入れることができるため、当該用紙を確実に給紙することができる。
図1は、本発明に係る給紙装置が適用されたプリンタ10の内部構造の一実施形態を示す正面断面視の説明図である。図1に示すように、プリンタ(画像形成装置)10は、印刷処理に供する用紙Pを貯留する用紙貯留部12と、この用紙貯留部12に貯留された用紙束P1から繰り出された1枚ずつの用紙Pに対して画像の転写処理を施す転写部13と、この転写部13で転写処理の施された用紙Pに対して定着処理を施す定着部14とが装置本体11に内装されると共に、定着部14で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部15が装置本体11の頂部に設けられ、さらに装置本体11の図1における右側壁に用紙Pを手差しで給紙するための手差し給紙部(給紙装置)20が設けられることにより構成されている。
前記用紙貯留部12には、所定数(本実施形態では1つ)の用紙カセット121が装置本体11に対して挿脱自在に設けられている。用紙カセット121の下流端(図1の右方)には、用紙束P1から1枚ずつの用紙Pを繰り出させるピックアップローラ122が設けられている。このピックアップローラ122の駆動によって用紙カセット121から繰り出された用紙Pは、給紙搬送路123およびこの給紙搬送路123の下流端に設けられたレジストローラ対124を介して転写部13に給紙されるようになっている。
前記転写部13は、コンピュータ等から電送された画像情報に基づき用紙Pに転写処理を施すものであり、幅方向(図1の紙面と直交する方向)に延びるドラム心回りに回転可能に設けられた感光体ドラム131の周面に沿うように、当該感光体ドラム131の直上位置から時計方向に向けて帯電器132、露光装置133、現像装置134、転写ローラ135およびクリーニング装置136が配設されることによって形成されている。
前記感光体ドラム131は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像を形成させるためのものであり、周面にアモルファスシリコン層が積層され、これによってこれらの像を形成させるのに適したものになっている。
前記帯電器132は、ドラム心回り時計方向に回転している感光体ドラム131の周面に一様な電荷を形成させるものであり、図1に示す例では、コロナ放電によって感光体ドラム131の周面に電荷を付与する方式が採用されている。なお、感光体ドラム131の周面に電荷を付与する部材として帯電器132に代えて周面が感光体ドラム131の周面と当接しながら従動回転しつつ電荷を付与する帯電ローラを採用してもよい。
前記露光装置133は、コンピュータ等の外部の機器から電送されてきた画像データに基づき強弱の付与されたレーザー光を回転している感光体ドラム131の周面に照射し、これによる感光体ドラム131周面のレーザー光が照査された部分の電荷の消去によって当該感光体ドラム131の周面に静電潜像を形成させるものである。
前記現像装置134は、感光体ドラム131の周面にトナーを供給することによって周面の静電潜像が形成された部分にトナーを付着させ、これによって感光体ドラム131の周面にトナー像を形成させるものである。
前記転写ローラ135は、感光体ドラム131の直下位置に送り込まれた用紙Pに対して当該感光体ドラム131の周面に形成されているプラスに帯電したトナー像を用紙Pに転写させるものであり、トナー像の電荷と逆極性であるマイナスの電荷を用紙Pに付与するようになっている。
従って、感光体ドラム131の直下位置に到達した用紙Pは、転写ローラ135と感光体ドラム131とによって押圧挟持されつつ、プラスに帯電した感光体ドラム131周面のトナー像がマイナスに帯電した用紙Pの表面に向けて引き剥がされ、これによって用紙Pに対し転写処理が施されることになる。
前記クリーニング装置136は、転写処理後の感光体ドラム131の周面に残留しているトナーを取り除いて清浄化するためのものである。このクリーニング装置136によって清浄化された感光体ドラム131の周面は、次の画像形成処理のために再び帯電器132へ向かうことになる。
前記定着部14は、転写部13によって転写処理の施された用紙Pのトナー像に加熱による定着処理を施すものであり、内部に通電発熱体が装着されたヒートローラ141と、このヒートローラ141の下部で周面同士が対向配置された加圧ローラ142とを備えて構成されている。そして、転写処理後の用紙Pは、ローラ心回りに時計方向に向けて駆動回転しているヒートローラ141と、ローラ心回りに反時計方向に向けて従動回転している加圧ローラ142との間のニップ部を通過することによって、ヒートローラ141からの熱を得て定着処理が施されるようになっている。定着処理の施された用紙Pは、排紙搬送路143を通って排紙部15へ排出されることになる。
前記排紙部15は、装置本体11の頂部が凹没されることによって形成され、この凹没した凹部の底部に排紙された用紙Pを受ける排紙トレイ151が形成されている。
図2は、手差し給紙部20の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、手差しトレイ30が開放された状態、(ロ)は、手差しトレイ30が閉止された状態をそれぞれ示している。なお、図2において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図2に示すように、手差し給紙部20は、装置本体11の後側壁111に設けられた矩形状の手差し開口112に開閉自在に付設された手差しトレイ(給紙トレイ)30と、手差し開口112の内側で手差しトレイ30より若干上方位置に設けられた給紙機構40と、下部でこの給紙機構40と対向した状態で前記手差しトレイ30の下流端に連設されたボトムプレート(押圧手段)50と、このボトムプレート50を上方位置である第1ポジションS1(図6の(イ)、(ハ))と、下方位置である第2ポジションS2(図6の(ロ))との間で切り換える切換え手段60と、この切換え手段60により第2ポジションS2に設定されたボトムプレート50を用紙Pの給紙毎に昇降させる昇降手段70と、前記ボトムプレート50を上方に向けて付勢するコイルスプリング(付勢手段)80とを備えた基本構成を有している。
前記手差しトレイ30は、板状を呈したトレイ本体31と、このトレイ本体31に付設された幅方向一対の幅寄せ部材32と、トレイ本体31の基端側の両側縁部から左右方向に向けて突設された一対の装着軸33とを備えて構成されている。前記幅寄せ部材32は、トレイ本体31上に載置された用紙束P1を幅方向の中央位置に寄せて位置決めを行った上で当該用紙Pを幅方向に揃えるためのものである。
前記トレイ本体31は、内部が空洞に形成されていると共に、図2の(イ)における上面側に平面視で矩形状を呈した左右方向一対の浅い装着凹部311が凹設され、前記各幅寄せ部材32は、これら一対の装着凹部311に前後方向に延びた状態でそれぞれ幅方向に同期移動するようになされている。かかる幅寄せ部材32の底面には、幅方向に延びた角柱状の被案内片321が設けられている一方、各装着凹部311の底部には、前後方向で互い違いに幅方向に延びた案内長孔312がそれぞれ設けられ、幅寄せ部材32は、各被案内片321が対応した案内長孔312にそれぞれ嵌め込まれることによって案内長孔312に案内されつつ幅方向に正逆移動し得るようになっている。
前記装着軸33は、トレイ本体31の各側縁の基端部(図2の(イ)における前方)から互いに反対方向に向けて幅方向に延びるように突設されている。かかる装着軸33は、手差し開口112を形成するための角筒状を呈した開口枠体113の側壁下部に装着され、これによって手差しトレイ30は、装着軸33回りに正逆回動することによって手差し開口112から引き出された図2の(イ)に示す開放姿勢と、手差し開口112を閉止した図2の(ロ)に示す閉止姿勢との間で姿勢変更し得るようになっている。
また、トレイ本体31の頂部(図2の(イ)における後縁部)には、出没可能な係止爪34が設けられている一方、開口枠体113の天板には係止爪34に対応した係止孔114が穿設され、手差しトレイ30が閉止された状態で係止爪34が係止孔114に嵌り込むことによって安定した閉止状態が確保されるようになっている。
そして、トレイ本体31には、その表面側の上部に、図2の(ロ)に示すような把手凹部35が設けられ、この把手凹部35に指を差し入れて図略のレバーを操作することにより、普段は付勢手段の付勢力で外部に突出した係止爪34を没入させることができるようになっている。
また、手差し開口112の奥部(図2における前方)には、開口枠体113の側壁間に架設された衝立壁115が設けられている。この衝立壁115は、閉止された手差しトレイ30と対向されるものであり、開口枠体113の天板から垂下された状態で下縁部が自由端とされている。かかる衝立壁115には、装置本体113の側壁間に架設された状態で当該衝立壁115の下縁部から前方に向かって延設された水平板116が設けられている。
図3は、給紙機構40、ボトムプレート50、切換え手段60および昇降手段70を説明するための手差し給紙部20の一部切り掻き分解斜視図であり、図4は、図3に示す手差し給紙部20の組み立て斜視図である。なお、これらの図におけるXおよびYによる方向表示は、図2の場合と同様(Xは幅方向(−X:左方、+X:右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
まず、図3に示すように、給紙機構40は、前記開口枠体113の水平板116(図2の(イ))に固定されたブラケット43に装着される給紙ローラ41と、この給紙ローラ41を駆動する給紙モータ42とを備えて構成されている。前記給紙ローラ41は、ボトムプレート50に載置された用紙Pの下流端を前方に向けて繰り出させるものである。かかる給紙ローラ41は、同心で一体回転可能に貫通されたローラ軸411を有している。このローラ軸411は、水平板116の下面側における幅方向の中央位置に固定された二股状の前記ブラケット43に幅方向に延びるように軸支されている。
前記給紙モータ42は、ブラケット43の右方位置の適所に駆動軸421が左右方向に延びた状態で据え付けられている。前記駆動軸421には、同心で一体回転可能に駆動ギヤ44が設けられている一方、前記ローラ軸411には駆動ギヤ44と噛合する従動ギヤ45が同心で一体回転可能に設けられ、給紙モータ42の駆動は、駆動軸421、駆動ギヤ44、従動ギヤ45およびローラ軸411を介して給紙ローラ41に伝達され、これによって給紙ローラ41が駆動回転するようになっている。
前記ボトムプレート50は、手差しトレイ30の下流端に連設されて手差し給紙部20における給紙動作の一翼を担うものであり、左右方向に長尺の底板部51と、この底板部51に被せられる天板部52とを備えて構成されている。前記底板部51は、平板状の底板部本体511と、この底板部本体511の左右の端部から立設された前後方向に長尺の一対の側板512とを備えている。
前記板部本体511の上面における前方位置には、幅方向に延びる前後方向一対のリブ513が設けられている。これら一対のリブ513間に前記切換え手段60を装着するための装着空間Vが形成されている。これらリブ513間の適所における底板部本体511上には、切換え手段60の動作に荷担する所定個数(本実施形態では2つ)のアンカー突起514が設けられている。
前記天板部52は、上方で前記底板部本体511と対向した天板部本体521と、この天板部本体521の両端部から下方に向けて垂下された、前記底板部51の側板512に対応する一対の側板522と、各側板522から互いに反対側に向けて幅方向に延びるように突設された一対の回動軸(支持軸)523とを備えている。前記一対の回動軸523は、開口枠体113(図2の(イ)))の各側壁下部に貫通され、これによって天板部52は、回動軸523回りに正逆回動して前端側が昇降し得るようになっている。
このような天板部52には、前記給紙ローラ41および前記装着空間Vの双方と対向した位置に第1装着窓53が開口されていると共に、この第1装着窓53の右隣における前記一対のリブ513間と対向した位置に第2装着窓54が開口されている。さらに、この第2装着窓54の右隣における前記一対のリブ513間と対向した位置に第3装着窓55が開口されている。これら各装着窓53,54,55には、後述する切換え手段60の第1および第2突起62,63並びに干渉突起64がそれぞれ嵌挿されるようになっている。
そして、天板部52の一対の側板522間の内寸法は、底板部51の一対の側板512間の外寸法より僅かに大きめに寸法設定され、これによって底板部51の一対の側板512を天板部52の一対の側板522間に嵌め込んだ上でねじ止めその他で固定されることにより図4に示すようなボトムプレート50が形成されるようになっている。
また、天板部52の上面には、第1装着窓53の左右位置に例えば合成樹脂製のシートからなる所定の摩擦係数を備えたガイドパッド(比較的摩擦係数の小さい部材)57がそれぞれ貼設され、これによって切換え手段60が下方位置U2(図5の(ロ))に位置設定されることにより後述する摩擦パッド(比較的摩擦係数の大きい部材)621が第1装着窓53内に没入した状態で用紙Pを給紙ローラ41とガイドパッド57とでバランスよく確実に押圧挟持させるようになされている。こうすることによって手差しによる用紙P1枚の給紙の際に、給紙ローラ41の駆動回転で当該用紙Pが確実に転写部13へ向けて給紙され得るようになっている。
前記切換え手段60は、幅方向に長尺の切換えバー(スライドバー)61と、この切換えバー61の上面から前記第1装着窓53と対応した状態で上方に向かって突設された第1突起62と、同前記第2装着窓54に対応した状態で上方に向かって突設された第2突起63と、同前記第3装着窓55に対応した状態で上方に向かって突設された、後述の偏心カム71と干渉する干渉突起64と、切換えバー61の下面から前記アンカー突起514に対応した状態で下方に向けて突設された昇降突起65とを備えて構成されている。
前記切換えバー61は、前後幅寸法が前記一対のリブ513間の内寸法より僅かに小さめに寸法設定されていると共に、上下幅寸法(すなわち厚み寸法)がリブ513の上下寸法の半分以下に設定され、これによって装着空間V内で上下左右に移動し得るようになっている。
そして、切換えバー61が装着空間Vに装着され、かつ、天板部52が底板部51に被せられた状態で、第1突起62、第2突起63および干渉突起64は、それぞれ天板部52の第1装着窓53、第2装着窓54および第3装着窓55に嵌め込まれるように設置位置が設定されている。第1装着窓53、第2装着窓54および第3装着窓55は、いずれも左右方向の長さ寸法が第1突起62、第2突起63および干渉突起64より長め(略2倍)に設定され、これによって切換えバー61は、第1および第2突起62,63並びに干渉突起64が各装着窓53,54,55内で右方に寄った当接位置T1(干渉突起64が後述の偏心カム71と当接する位置、図5の(イ)参照))と、同左方に寄った解除位置T2(干渉突起64が後述の偏心カム71との当接が解除される位置、図5の(ロ)参照)との間で位置変更し得るようになっている。
前記昇降突起65は、前記アンカー突起514との協働で第1突起62を上方位置U1(図5の(イ))と下方位置U2(図5の(ロ))との間でレベル変更させると同時に、干渉突起64を当接位置T1と解除位置T2との間で位置変更させるためのものであり、本実施形態においては、左方のものが第1突起62と第2突起63との間に設けられていると共に、右方のものが第2突起63と干渉突起64との間に設けられている。
かかる昇降突起65は、下面が切換えバー61と平行な平行部651と、この平行部651の左側に形成された垂直部652と、平行部651の右端部から右方に向かってなだらかに傾斜した傾斜部653とを備えている。
これに対し前記装着空間V内に設けられたアンカー突起514は、第1突起62が第1装着窓53内で右方に寄った上方位置U1に位置設定された状態で平行部651がアンカー突起514に乗り上げる一方、第1突起62が第1装着窓53内で左方に寄った下方位置U2に位置設定された状態で傾斜部653の右側に位置するように設置位置が設定されている。従って、左側に寄って下方位置U2に位置設定されている第2装着窓54内の第2突起63を右側に移動させることにより、切換えバー61は、傾斜部653がアンカー突起514に誘導されて上方位置U1へ移行する一方、第2突起63を左方へ移動させることにより元の下方位置U2へ戻ることになる。
因みに、上方位置U1および下方位置U2という用語は、第1突起62の上下位置に注目した場合の呼称であるのに対し、当接位置T1および解除位置T2という用語は、干渉突起64の左右位置に注目した場合の呼称である。従って、切換え手段60を全体的に見た場合には、上方位置U1と当接位置T1とは同一位置であるとともに、下方位置U2と解除位置T2とも同一位置である。
そして、第1突起62の頂部には、用紙よりも摩擦係数が大きい部材であるゴムなどのエラストマー製の摩擦パッド621が貼設され、これによってボトムプレート50が第1ポジションS1にポジション設定され、かつ、第1突起62が上方位置U1に位置設定された状態で当該摩擦パッド621と前記給紙ローラ41とで用紙束P1を確実に押圧挟持し得るようになっている。また、第2突起63の頂面には、前後方向に延びる複数本のローレット631が形成され、このローレット631による滑り止めによって第2突起63が操作用の切換えレバー63′として有効に機能するようになっている。
また、本実施形態においては、切換えバー61の左端部に左方に向かって先下がりに傾斜した傾斜端部66が設けられている一方、ボトムプレート50の天板部52には、裏面側に傾斜端部66と対向した案内突起56が設けられている。この案内突起56は、右端部に右方に向かって先上がりに傾斜した傾斜面561が形成され、右方に位置していた切換えレバー63′を左方に操作して摩擦パッド621を下方位置U2へ位置変更させることにより、摩擦パッド621は、切換えバー61の重力に頼るとなく傾斜端部66の傾斜面が案内突起56の傾斜面561に案内されることによって強制的に下方位置U2に位置変更されるようになっている。
前記昇降手段70は、前記干渉突起64を介してボトムプレート50を第1ポジションS1と第2ポジションS2との間でポジション変更(昇降)させるためのものである。かかる昇降手段70は、開口枠体113の水平板116(図2)の右下位置において当接位置T1に位置設定された干渉突起64の円弧縁面641と当接し得るように配設された偏心カム71と、この偏心カム71をカム軸711回りに駆動回転させる昇降モータ72とを備えて構成されている。
前記昇降モータ72の駆動軸721には同心で一体回転可能に駆動ギヤ73が外嵌されていると共に、前記カム軸711には同心で一体回転可能に前記駆動ギヤ73と噛合する従動ギヤ74が外嵌されている。従って、昇降モータ72が駆動するとこの駆動は、駆動軸721,駆動ギヤ73、従動ギヤ74およびカム軸711を介して偏心カム71に伝達さて、偏心カム71がカム軸711回りに一体回転することになる。前記偏心カム71は、略楕円形に形状設定され、前記カム軸711は、当該楕円の一方の略焦点位置に一体的に貫通されている。
前記コイルスプリング80は、ボトムプレート50の底板部51と開口枠体113(図2の(イ))の底板との間に圧縮状態で介設され、常にボトムプレート50を上方に向けて付勢している。本実施形態においては、ボトムプレート50の両端部を対象として一対のコイルスプリング80が採用され、これによってボトムプレート50をバランスよく安定した状態で付勢し得るようになっている。
従って、切換えレバー63′を右方へ操作することにより干渉突起64が当接位置T1(図4)に位置設定された状態で昇降モータ72を駆動することにより、偏心カム71がカム軸711回りに偏心回転し、これによって偏心カム71の偏心周面712が干渉突起64の円弧縁面641を押圧したり、押圧を解除したりするため、これに応じてボトムプレート50が回動軸523回りに正逆回動し、当該ボトムプレート50の前端側が昇降することになる。
図5は、図4に示すボトムプレート50のA−A線断面図であり、(イ)は、第1突起62が上方位置U1(干渉突起64が当接位置T1)に位置設定された状態、(ロ)は、第1突起62が下方位置U2(干渉突起64が解除位置T2)に位置設定された状態をそれぞれ示している。
まず、図5の(イ)に示すように、第1突起62が上方位置U1に位置設定された状態(すなわち干渉突起64が当接位置T1に位置設定された状態)では、第1突起62、切換えレバー63′および干渉突起64のいずれもが対応した各装着窓53,54,55の右端部にそれぞれ寄せられ、これによって昇降突起65がアンカー突起514に乗り上げることにより第1突起62の摩擦パッド621が第1装着窓53から上方に向けて突出した状態になっていると共に、干渉突起64の円弧縁面641が偏心カム71の偏心周面712と当接した状態になっている。
因みに、この状態において摩擦パッド621は、第1装着窓53からの突出量がガイドパッド57の厚み寸法より大きくなるように厚み設定されているため、ボトムプレート50が第1ポジションS1にポジション設定された状態では、コイルスプリング80の付勢力によって摩擦パッド621の上面と給紙ローラ41の周面とが当接するが、ガイドパッド57と給紙ローラ41との間には隙間が形成された状態になっている。
また、干渉突起64が当接位置T1に位置設定されることにより干渉突起64の円弧縁面641が偏心カム71の偏心周面712と当接しているため、昇降モータ72の駆動で偏心カム71をカム軸711回りに偏心回転させることにより、ボトムプレート50は、回動軸523回りに正逆回動し、これによって切換え手段60の設けられている部分が昇降することになる。
そして、本発明においては、干渉突起64が当接位置T1に位置設定された状態で、手差しトレイ30には用紙束P1を供給するようにしている。こうすることによって、給紙ローラ41と偏心カム71とを所定の同期状態で駆動回転させることにより、手差しトレイ30上に載置された用紙束P1の各用紙Pは、最上位のものから順番に給紙ローラ41の駆動回転によって転写部13へ向けて繰り入れられることになる。
ついで、切換えバー61が上方位置U1に位置設定された状態で切換えレバー63′を左方に向けて操作すると、切換えバー61が左方へ移動するため、昇降突起65がアンカー突起514から外れると共に、切換えバー61の傾斜端部66が案内突起56の傾斜面561に案内されて下方に移動し、これによって、図5の(ロ)に示すように、摩擦パッド621が第1装着窓53内に没入した下方位置U2に位置設定されると共に、干渉突起64が偏心カム71から外れた解除位置T2に位置設定されることになる。
そして、切換えバー61が下方位置U2に位置設定された状態では、干渉突起64が偏心カム71からフリーになっているため、ボトムプレート50は、常にコイルスプリング80の付勢力によって上方へ押し上げられ、これによって一対のガイドパッド57が給紙ローラ41の周面に当接した状態になっている。
本発明においては、手差しトレイ30を介して用紙Pの1枚のみを手差しで給紙する場合に切換えバー61を下方位置U2に位置設定するようになされている。こうすることによって、手差しされた1枚の用紙Pは、ボトムプレート50が昇降するような無駄な動作を行うことなく、給紙ローラ41が駆動回転すると同時に一対のガイドパッド57と給紙ローラ41との間に差し入れることができるため、1枚の用紙Pを効率的に、かつ、安定した状態で転写部13へ向けて給紙することができる。
図6は、干渉突起64が当接位置T1に位置設定された状態(すなわち第1突起62が上方位置U1に位置設定された状態)で用紙束P1が手差しトレイ30に供給されたときの手差し給紙部20の作用を説明するための図4のB−B線断面図であり、(イ)は、上方位置U1に位置設定されたボトムプレート50に上に用紙束P1が存在しない状態、(ロ)は、第2ポジションS2にポジション設定されたボトムプレート50に用紙束P1が供給された状態、(ハ)は、第1ポジションS1にポジション設定されたボトムプレート50上の用紙束P1から用紙Pが給紙されようとしている状態をそれぞれ示している。
用紙束P1が手差しトレイ30に供給されるときには、先に説明したように、切換えレバー63′が予め図5における右方に操作されることにより、図6の(イ)に示すように、干渉突起64が当接位置T1に位置設定され、かつ、第1突起62が上方位置U1に位置設定され、この状態で偏心カム71および給紙ローラ41が同期駆動される。
そして、まず、図6の(ロ)に示すように、偏心カム71の駆動回転で当該偏心カム71における最大偏心長の部分の偏心周面712が干渉突起64の円弧縁面641に当接した状態とされ、この状態で用紙束P1の先端部が給紙ローラ41の周面と摩擦パッド621の上面との間に差し入れられる。こうすることによって、用紙束P1の先端縁部がボトムプレート50の直下流側に設けられたストッパ117に当止し、これによって用紙束P1の最上位の用紙Pの先端縁部が給紙ローラ41の周面と対向した状態になる。
引き続き、図略のスタートボタンが押釦操作されることにより、偏心カム71がカム軸711回りに例えば時計方向に向けて180°回転される。そうすると、干渉突起64の円弧縁面641は、偏心カム71における最小偏心長の部分の偏心周面712と対向した状態になり、これによって用紙束P1は、図6の(ハ)に示すように、コイルスプリング80の付勢力によって給紙ローラ41と摩擦パッド621とに押圧挟持される。
そして、この状態では、用紙束P1は、上位の用紙Pを除くほとんどがストッパ117に当止している。この状態で給紙モータ42(図4)が駆動され、給紙ローラ41がローラ軸411回りに時計方向に回動されるため、最上位の用紙Pが繰り出されて転写部13へ給紙されることになる。
ついで最上位の用紙束P1の後端が給紙ローラ41を通過すると、昇降モータ72(図4)が駆動されて偏心カム71がカム軸711回りに時計方向に向けて回動され、180°回動した時点で図6の(ロ)に示す状態に戻ることになる。
このような給紙モータ42と昇降モータ72との連係駆動による給紙ローラ41と偏心カム71との連係動作が繰り返されることによって用紙束P1から1枚ずつの用紙Pが繰り出される。しかも用紙Pの繰り出しの度にボトムプレート50が回動軸523回りに正逆回動し、ボトムプレート50の前端部分が昇降するため、この昇降毎に用紙束P1に対して整合処理が施され、これによって常に適正な状態で最上位の用紙Pが順次繰り出されることになる。
以上詳述したように、本発明に係る手差し給紙部(給紙装置)20は、プリンタ10の転写部13に対し手差しトレイ30を介して転写用の用紙Pを給紙するべく構成されたものであり、上方位置で手差しトレイ30と対向配置され用紙幅方向に延びるローラ軸411回りに駆動回転して用紙Pを転写部13へ送り込む給紙ローラ41と、手差しトレイ30の下流端に昇降可能に接続されて用紙Pの先端側を給紙ローラ41に押圧する押圧手段(本実施形態においてはボトムプレート50)とが備えられ、押圧手段を給紙ローラ41に当接した第1ポジションS1と、給紙ローラ41に対して離間した第2ポジションS2との間で切り換える切換え手段60が設けられ、切換え手段60により第2ポジションS2に設定された押圧手段を用紙Pの給紙毎に昇降させると共に、押圧手段が上昇したとき用紙Pの先端側を給紙ローラ41に当接させる昇降手段70が設けられている。
かかる構成によれば、手差しトレイ30に複数枚の用紙P(用紙束P1)を載置して当該用紙束P1から用紙Pを自動的に1枚ずつ給紙するに際しては、予め切換え手段60の操作で押圧手段が第2ポジションS2に位置設定される。この状態で手差し給紙部20に給紙動作を行わせると、まず給紙ローラ41が駆動回転し、引き続き昇降手段70の駆動で押圧手段が昇降される。そして、押圧手段が上昇したときには用紙束P1の最上位の用紙Pが回転している給紙ローラ41に当接するため、最上位の用紙Pのみが給紙ローラ41によって繰り出されて給紙される。この給紙に同期して昇降手段の駆動で押圧手段を下降させることにより、次に給紙されるべき用紙Pが給紙ローラ41から離間するため、最上位の用紙Pの給紙中や給紙直後に次の用紙Pが続いて給紙されてしまう、いわゆる2枚給紙を有効に防止することができる。
そして、昇降手段70による押圧手段の昇降動作を、転写部13における転写処理と同期させることにより、手差しトレイ30上の用紙束P1から用紙Pの1枚ずつが転写処理のタイミングに合わせて順次転写部13へ給紙され、これによって複数枚の用紙Pに順次転写処理を施すことができる。
一方、1枚の用紙Pのみに転写処理を施すべく、当該1枚の用紙Pを手差しトレイ30に載置するに際しては、予め切換え手段60の操作で押圧手段が第1ポジションS1に設定される。そして、押圧手段が第1ポジションS1に設定された状態では、当初から当該押圧手段が給紙ローラ41に当接しているため、手差しトレイ30上に載置された用紙Pは、その先端が直ちに給紙ローラ41と押圧手段との互いに当接している部分(ニップ部)に供給されるため、当該用紙Pを給紙ローラ41の回転に誘導させて速やかに給紙することができる。
このように、用紙Pの1枚のみを給紙するに際しては押圧手段を第1ポジションS1に位置設定する一方、用紙束P1から1枚ずつの用紙Pを繰り出させて給紙するに際しては押圧手段を第2ポジションS2に設定するというように、用紙Pの状況に応じて押圧手段のポジションを切り換えることにより、常に用紙Pを転写部へ向けて適正に給紙することができる。
したがって、従来の手差し給紙部20のように、用紙Pの給紙に際して用紙Pが1枚であるか複数枚であるかに拘らず、常に押圧手段を昇降させるものにあっては、1枚のみの給紙の場合であっても押圧手段が昇降するため、その分給紙効率が低下するばかりか、手作業で給紙の状態を加減することができず、これによって適正に給紙することができない場合があるという不都合の生じることがあったが、本発明によればかかる不都合の発生を確実に防止することができる。
本実施形態においては、押圧手段として、用紙幅方向に延びる回動軸523回りに回動して第1ポジションS1と第2ポジションS2との間で姿勢変更するボトムプレート50と、このボトムプレート50を給紙ローラ41へ向けて付勢するコイルスプリング80とを備えて構成されている。そして、ボトムプレート50は、回動軸523回りに回動して第1ポジションS1と第2ポジションS2との間で姿勢変更することで先端側が昇降するため、ボトムプレート50を平行移動で昇降させるものに比較し、昇降手段70を簡単な構造のものにした上でボトムプレート50を安定した状態で昇降させることができる。また、ボトムプレート50は、最上位にまで上昇した状態でコイルスプリング80の付勢力により給紙ローラ41を押圧するため、ボトムプレート50と給紙ローラ41との間の確実な当接状態を得ることができ、これによって用紙Pを転写部13へ向けて常に確実に給紙することができる。
また、本実施形態においては、昇降手段70は、ボトムプレート50から突設された干渉突起64と、回転しながら周面がこの干渉突起64と当接することによってボトムプレート50を第1ポジションS1と第2ポジションS2との間で位置変更させる偏心カム71とを備えて構成されているため、偏心カム71を回転させることにより、当該偏心カム71の形状に応じてボトムプレート50を干渉突起64を介して昇降させることができる。そして、昇降手段70をボトムプレート50に設けた干渉突起64と、周面がこの干渉突起64に当接する偏心カム71とで構成することにより、手差し給紙部20を簡単な構造で製造コストの低減化に貢献し得るものとした上で、ボトムプレート50の確実な昇降動作を確保することができる。
また、本実施形態においては、切換え手段60は、端部に干渉突起64が突設され、かつ、ボトムプレート50に摺動可能に付設された切換えバー61と、この切換えバー61を干渉突起64が偏心カム71の周面に当接する当接位置と、この当接を解除する解除位置との間で位置変更させ得る切換えレバー63′とを備えて構成されているため、切換えレバー63′の操作で切換えバー61を当接位置に設定することにより、当該切換えバー61は、その干渉突起64が偏心カム71の周面に当接し、これによってボトムプレート50は第1ポジションS1と第2ポジションS2との間で昇降し得るようになる一方、切換えレバー63′の逆操作で切換えバー61を解除位置に位置設定することにより、当該切換えバー61は、その干渉突起64が偏心カム71の偏心周面712から外れ、これによってコイルスプリング80の付勢力で第1ポジションS1に位置設定される。
このように、干渉突起64を有する切換えバー61によって切換え手段60を構成することにより、切換え手段60を簡単な構造のものにした上で、ボトムプレート50を1枚給紙と複数枚給紙との間で容易に切り換えることができる。
さらに本実施形態においては、手差しトレイ30に載置された用紙Pを給紙ローラ41とで挟持する摩擦パッド621が設けられ、これによって切換え手段60が当接位置に位置設定された状態で、給紙トレイに載置された複数枚の用紙Pは、最下位のものが摩擦パッド621に当接した状態になるため、最下位の用紙Pが用紙搬送方向にずれることが防止することができる。従って、用紙束P1の最上位の用紙Pのみの給紙ローラ41による繰り出しをより確実に行うことができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、本発明に係る給紙装置(手差し給紙部20)が画像形成装置の一種であるプリンタ10に適用されているが、本発明は、給紙装置の適用される画像形成装置がプリンタ10であることに限定されるものではなく、複写機やファクシミリ装置等の他の種類の画像形成装置に適用してもよい。
(2)上記の実施形態においては、ボトムプレート50が回動軸523に軸支され、当該回動軸523回りに正逆回動することにより先端部が円弧を描きながら昇降されるようになっているが、本発明は、ボトムプレート50が回動軸523回りに回動自在に軸支されることに限定されるものではなく、所定の上下方向に延びたガイドレールに案内されつつ平行移動で昇降するものであってもよい。
(3)上記の実施形態においては、ボトムプレート50を上方に向けて付勢する付勢手段としてコイルスプリング80が採用されているが、本発明は付勢手段がコイルスプリング80であることに限定されるものではなく、板ばねや渦巻きばね、さらにはゴムなどの弾性材料を用いてもよい。
(4)上記の実施形態においては、昇降手段70として偏心カム71が採用されているが、偏心カム71に代えてクランク機構や、電流供給のオン・オフで動作するソレノイド装置等を採用してもよい。
本発明に係る給紙装置が適用されたプリンタの内部構造の一実施形態を示す正面断面視の説明図である。 手差し給紙部の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、手差しトレイが開放された状態、(ロ)は、手差しトレイが閉止された状態をそれぞれ示している。 給紙機構、ボトムプレート、切換え手段および昇降手段を説明するための手差し給紙部の一部切り掻き分解斜視図である。 図3に示す手差し給紙部の組み立て斜視図である。 図4に示すボトムプレートのA−A線断面図であり、(イ)は、第1突起が上方位置(干渉突起が当接位置)に位置設定された状態、(ロ)は、第1突起が下方位置(干渉突起が解除位置)に位置設定された状態をそれぞれ示している。 干渉突起が当接位置に位置設定された状態(第1突起が上方位置に位置設定された状態)で用紙束が手差しトレイに供給されたときの手差し給紙部の作用を説明するための図4のB−B線断面図であり、(イ)は、上方位置に位置設定されたボトムプレートに上に用紙束が存在しない状態、(ロ)は、第2ポジションにポジション設定されたボトムプレートに用紙束が供給された状態、(ハ)は、第1ポジションにポジション設定されたボトムプレート上の用紙束から用紙が給紙されようとしている状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 プリンタ(画像形成装置)
11 装置本体 111 後側壁
112 手差し開口 113 開口枠体
114 係止孔 115 衝立壁
116 水平板 117 ストッパ
12 用紙貯留部 121 用紙カセット
123 給紙搬送路 124 レジストローラ対
13 転写部 131 感光体ドラム
132 帯電器 133 露光装置
134 現像装置 135 転写ローラ
136 クリーニング装置 14 定着部
141 ヒートローラ 142 加圧ローラ
143 排紙搬送路 15 排紙部
151 排紙トレイ 20 手差し給紙部(給紙装置)
30 手差しトレイ 31 トレイ本体
311 装着凹部 312 案内長孔
32 幅寄せ部材 321 被案内片
33 装着軸 34 係止爪
35 把手凹部 40 給紙機構
41 給紙ローラ 411 ローラ軸
42 給紙モータ 421 駆動軸
43 ブラケッ 44 駆動ギヤ
45 従動ギヤ 50 ボトムプレート(押圧手段)
51 底板部 511 底板部本体
512 側板 513 リブ
514 アンカー突起 52 天板部
521 天板部本体 522 側板
523 回動軸(支持軸) 53 第1装着窓
54 第2装着窓 55 第3装着窓
56 案内突起 561 傾斜面
57 ガイドパッド(比較的摩擦係数の小さい部材)
60 切換え手段 61 切換えバー(スライドバー)
62 第1突起
621 摩擦パッド(比較的摩擦係数の大きい部材)
63 第2突起
631 ローレット 64 干渉突起
641 円弧縁面 65 昇降突起
651 平行部 652 垂直部
653 傾斜部 66 傾斜端部
70 昇降手段 71 偏心カム
711 カム軸 712 偏心周面
72 昇降モータ 721 駆動軸
73 駆動ギヤ 74 従動ギヤ
80 コイルスプリング(付勢手段)
P 用紙 P1 用紙束
S1 第1ポジション S2 第2ポジション
T1 当接位置 T2 解除位置
U1 上方位置 U2 下方位置

Claims (5)

  1. 画像形成装置の転写部に対し用紙搬送路を介して転写用の用紙を給紙するべく構成された給紙装置であって、
    給紙されるべき用紙が載置される給紙トレイと、
    上方位置で前記給紙トレイと対向配置され用紙幅方向に延びる軸心回りに駆動回転して用紙を前記用紙搬送路へ送り込む給紙ローラと、
    前記給紙トレイの下流端に昇降可能に設けられて用紙の先端側を前記給紙ローラに押圧する押圧手段とが備えられ、
    前記押圧手段を前記給紙ローラに当接または近接させる第1ポジションと、前記給紙ローラに対して所定長さ離間させる第2ポジションとの間で切り換える切換え手段が設けられ、
    前記切換え手段により第2ポジションに設定された押圧手段を用紙の給紙毎に昇降させると共に、押圧手段が上昇したとき用紙の先端側を前記給紙ローラに当接させる昇降手段が設けられていることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記押圧手段は、用紙幅方向に延びる支持軸回りに回動して前記第1ポジションと第2ポジションとの間で姿勢変更するボトムプレートと、このボトムプレートを前記給紙ローラへ向けて付勢する付勢手段とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記昇降手段は、前記ボトムプレートから前記給紙ローラの方向に向けて突設された突起と、回転しながら周面がこの突起と当接することによって前記ボトムプレートを第1ポジションと第2ポジションとの間で位置変更させるカムとを有していることを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 前記切換え手段は、端部に前記突起が突設され、かつ、前記ボトムプレートに摺動可能に付設されたスライドバーと、このスライドバーを前記突起が前記カムの周面に当接する当接位置と、この当接を解除する解除位置との間で位置変更させ得る切換えレバーとを備えて構成されていることを特徴とする請求項3記載の給紙装置。
  5. 前記押圧手段が第1ポジションに設定された状態で前記ボトムプレートより上に前記給紙ローラとで用紙を挟持する比較的摩擦係数の大きい部材が突出し、前記押圧手段が第2ポジションに設定された状態で比較的摩擦係数の小さい部材が用紙と当接するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の給紙装置。
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