JP2006239161A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

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Masatsugu Imani
將嗣 今仁
Naotaka Ishioka
直孝 石岡
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Abstract

【課題】開閉扉について、パチンコ球によって表示が損傷されることなく、開位置に位置する状態でも遊技者に対して興趣を与えることができるようにする。
【解決手段】遊技盤に対して取り付けられる基板部51と、基板部51に形成された開口部52と、開口部52の下側に位置する回動軸を中心に、開口部52を閉じる閉位置と、その先端部が遊技盤よりも手前側に位置して開口部52を開く開位置との間を揺動可能に配設される開閉扉60とを有し、開閉扉60は、透視性を有し、閉位置に位置する際には第1面60Aの側が遊技者によって視認され、開位置に位置する際には第2面60Bが上側の面となり遊技者によって視認されるものであり、面状をなし、そのおもて面の側に第1表示105Aがされ、その裏面の側に第2表示105Bがされた表示部材100が、その裏面において開閉扉60の第1面60Aに貼着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機における入賞装置に関するものである。
多くのパチンコ機においては、遊技盤のほぼ中央に役物(センター役物)が設けられ、その下方には始動入賞口が設けられ、その下方には大入賞口(入賞装置)が設けられている。
遊技盤上を転動したパチンコ球が始動入賞口に入ると、センター役物の表示部における図柄が所定の時間変動表示され、その後、最終的な図柄が静止表示される。静止表示された図柄には「当たり」と「はずれ」とがあり、「当たり」の場合には、大入賞口が所定の回数開くようにされている。それによって、大入賞口(入賞装置)に複数のパチンコ球が入る(入賞する)ことが可能となり、その入賞に伴って、多数のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
一般的に、入賞装置は、遊技盤のおもて面に対して取り付けられる基板部を有し、基板部に形成された開口部に対して、開閉扉が開閉可能に設けられている。
開閉扉は、開口部よりも下方に位置する回動軸を中心に、その先端部が基板部とほぼ同一の奥行方向位置に位置して開口部を閉じる閉位置(開閉扉のうちの第1面が遊技者によって視認される)と、その先端部が前記基板部よりも手前側に位置して開口部を開く開位置(開閉扉のうちの第2面が遊技者によって視認される)との間を揺動する。
そして、従来の入賞装置には、遊技者に対して興趣を与えるために、開閉扉に装飾がされているものもある。
しかしながら、それは、開閉扉の第1面(閉位置に位置する状態における外側の面)に装飾シートが貼着されているものであり、開位置に位置する状態では、その装飾は下側の面に位置することとなり(第1面とは反対側の面である第2面が上側に位置する)、遊技者が視認することができない。
そこで、特許文献1には、その点を考慮して、開閉扉の両面(第1面,第2面)に装飾シート(第1面用装飾シート,第2面用装飾シート)が貼着された入賞装置が開示されている。
これによって、開閉扉が閉位置に位置する状態では、開閉扉の第1面に貼着された第1面用装飾シートが遊技者によって視認され、開閉扉が開位置に位置する状態では、開閉扉の第2面に貼着された第2面用装飾シートが遊技者によって視認される。
特許文献1に開示された入賞装置では、上述のように、開閉扉の第2面に第2面用装飾シートが貼着されている。
しかしながら、開閉扉の第2面は、開閉扉が開位置に位置する状態における上面であり、その入賞装置が開状態(その開閉扉が開位置に位置する状態)において、その入賞装置内に入ろうとする多数のパチンコ球が、その第2面の上を転動する。
このため、第2面に貼着された第2面用装飾シート(その表示)が徐々に損傷していき、逆に見苦しい状態となってしまう。
特開2004−65377公報
本発明は、開閉扉について、パチンコ球によって表示が損傷されることなく、開位置に位置する状態でも、遊技者に対して興趣を与えることができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、遊技盤に対して取り付けられる基板部と、前記基板部に形成された開口部と、前記開口部の下側に位置する回動軸を中心に、前記開口部を閉じる閉位置と、その先端部が前記遊技盤よりも手前側に位置して前記開口部を開く開位置との間を揺動可能に配設される開閉扉とを有し、前記開閉扉は、透視性を有し、前記閉位置に位置する際における外側の面である第1面及びその反対側の面である第2面を有し、当該開閉扉が前記閉位置に位置する際には前記第1面の側が遊技者によって視認され、当該開閉扉が前記開位置に位置する際には前記第2面が上側の面となり遊技者によって視認されるものであり、面状をなし、そのおもて面の側に第1表示がされ、その裏面の側に第2表示がされた表示部材が、その裏面において前記開閉扉の前記第1面に対して貼着されている、パチンコ機の入賞装置である。
ここで、「透視性」とは向こう側が透けて見えることをいい、透明の場合に限らず、半透明の場合もあり得る。また、開閉扉の全ての部分が透視性を有しているという態様に限らず、第2表示に対応する部分のみが透視性を有しているという態様も含まれる。
「第1表示」及び「第2表示」の各表示については、文字による表示,図柄による表示,両者の組み合わせによる表示等がある。
この発明のパチンコ機の入賞装置では、開閉扉が閉位置に位置する状態においては、その開閉扉の第1面の側が遊技者によって視認されるのであり、表示部材(開閉扉の第1面に貼着されている)のうちの第1表示が、遊技者によって視認される。
一方、開閉扉が開位置に位置する状態においては、開閉扉の第2面の側が遊技者によって視認されるのであり、開閉扉と表示部材との間に非透視性を有する部材が介装されていない限り、その開閉扉(透視性を有している)を通して、表示部材(開閉扉の第1面に貼着されている)の第2表示が、遊技者によって視認される。
このため、開閉扉が閉位置に位置する状態においても、開位置に位置する状態においても、各表示によって遊技者に対して興趣を与えることができる。
また、この発明のパチンコ機の入賞装置では、表示部材が開閉扉の第1面に貼着されており、その開閉扉が開位置に位置する状態では、開閉扉の第2面が上側の面となって、表示部材が貼着されている第1面は下側の面になる。
このため、開閉扉が開位置に位置する状態で、その入賞装置に入賞しようとするパチンコ球は、第2面の上を転動するのであって、第1面の上を転動しないため、そのパチンコ球によって表示部材(その表示)が損傷することがない。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のパチンコ機の入賞装置であって、前記表示部材は、そのおもて面の側からは前記第2表示が透視されず、その裏面の側からは前記第1表示が透視されないものである、パチンコ機の入賞装置である。
この発明のパチンコ機の入賞装置では、請求項1に係る発明のパチンコ機の入賞装置の作用及び効果に加えて、次の作用及び効果が得られる。
すなわち、表示部材は、そのおもて面の側からは第2表示が透視されず、その裏面の側からは第1表示が透視されないものであるため、開閉扉が閉位置に位置する状態では、第1表示のみが遊技者によって視認され、第2表示は視認されず、開閉扉が開位置に位置する状態では、第2表示のみが遊技者によって視認され、第1表示は視認されない。
このように、各状態において、両表示が重なって視認されることはないため、各状態において各表示が明確に視認され得る。
次に、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
まず、パチンコ機の一例について、その概略を説明する。
図1に示すように、このパチンコ機は筐体10を有し、筐体10の内部には、ほぼ鉛直な遊技盤11が配設されている。遊技盤11の手前側には、ガラス窓12が設けられている。ガラス窓12(遊技盤11)の下方には、ハンドル14や賞球払い出し装置(図示省略)が設けられている。
遊技盤11には、外側レール15及び内側レール16が設けられており、内側レール16の内側が遊技領域(符号省略)とされている。そして、遊技者がハンドル14を操作することによって発射されたパチンコ球は、遊技領域へと導かれる。
遊技盤11(遊技領域)には、多数の釘(図示省略)や風車26が設けられているとともに、複数の普通入賞口24が設けられている。普通入賞口24にパチンコ球が入った場合には、例えば15個のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
遊技盤11のほぼ中央にはセンター役物20が設けられている。センター役物20には、表示部(符号省略)が設けられている。センター役物20の下方には始動入賞口22が設けられ、その下方には入賞装置(大入賞口)30(図2も参照)が設けられている。
そして、始動入賞口22にパチンコ球が入る(これを入賞という)と、センター役物20の表示部における図柄が所定の時間変動表示され、その後、最終的な図柄が静止表示される。静止表示された図柄には「当たり」と「はずれ」とがあり、「当たり」の場合(例えば「777」)には、入賞装置(大入賞口)30が所定の回数開くようにされている。例えば、16回開き、1回当たり10個のパチンコ球が入るまで開いたままとなる。そして、1個のパチンコ球の入賞に対して、15個のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
次に、入賞装置30について、詳しく説明する。
図3に示すように、入賞装置30は、ベース部材40,前板部材50,開閉扉60,ステージ形成部材70,上蓋部材80等を有しており、それらが結合されて形成されている(図2も参照)。
ベース部材40は、底板部41を有している。底板部41は、ほぼ水平に延びている。底板部41に対して種々の要素が形成されている。
図3に示すように、前板部材50は、基板部51を有している。基板部51は、横長の長方形状をなし、ほぼ鉛直平面状をしている。基板部51には、横長のほぼ長方形状の開口部52が形成されている。
前板部材50には、奥方向に向かって突出する一対の取付棒材58a,58bが設けられている。図中右側の取付棒材58bは、ベース部材40の被取付部48に取り付けられ、図中左側の取付棒材58aは上蓋部材80の被取付部88に取り付けられている。こうして、前板部材50は、ベース部材40等に対して取り付けられている。
前板部材50(基板部51)にはビス孔59が形成されている。そして、基板部51が遊技盤11(そのおもて面)に対して密着する状態で、前板部材50(入賞装置30)は、ビス(図示省略)によって、遊技盤11に対して取り付けられている。
開閉扉60は、開口部52に対応して横長の長方形状の板状をしており、開口部52の位置に対応した位置に配設されている。そして、後に詳述するように、閉位置(図2(a),図5(a))と開位置(図2(b),図5(b))との間を変位することによって、開口部52を開閉する。
開閉扉60は、透明な合成樹脂によって形成されている。開閉扉60のうち、閉位置(図2(a),図5(a))に位置する状態において外側に位置するととともに、開位置(図2(b),図5(b))に位置する状態において下側に位置する面を第1面60Aといい、その反対側の面を第2面60Bということとする。
図3に示すように、ステージ形成部材70は、ベース部材40のうちの手前側部分に対して、その上方から取り付けらている。
ステージ形成部材70には、ステージ部72が形成されている(図2(b)も参照)。そして、開閉扉60が開位置に位置する際に、開口部52を通って入賞装置30内に入賞したパチンコ球は、ステージ部72上を転動し、下流側に流れていく。
図3に示すように、ステージ部72の下流側には、球通過センサ75が設けられている。球通過センサ75によって、ステージ部72を転動したパチンコ球が検知され、入賞装置30内に入賞したパチンコ球の数が認識される。
上蓋部材80は、ベース部材40及びステージ形成部材70に対して、その上方から取り付けられている。
図2及び図3に示すように、開閉扉60の左右の各縁部には、板状部61a,61bが形成されている。各板状部61a,61bは、開閉扉60が開状態の際に、開閉扉60内のパチンコ球が外部に溢れ出ることを防止する。
図3に示すように、各板状部61a,61bの下端部には、軸受け部62a,62bが形成されている。各軸受け部62a,62bには、軸孔63a,63b(回動軸挿通孔)が形成されている。
各軸孔63a,63bには、回動軸64a,64bが、その軸回り方向に回転可能に挿通されている。
ベース部材40には、左右一対の軸材支持部42a,42bが形成されている。各軸材支持部42a,42bは、ともに一対の溝状の軸材嵌合部43aa,43ab,43ba,43bbを有している。
底板部41のうちの一対の軸材嵌合部43ba,43bbの間には、切欠部45bが形成されている。切欠部45bは、軸受け部62b等に対応して形成されている。
また、図3に示すように、底板部41のうちの一対の軸材嵌合部43aa,43abの間の部分及びそれよりも奥側の部分には、切欠部45aが形成されている。切欠部45aは、軸受け部62a及び板状部61aの下縁部等に対応して形成されている。
そして、各回動軸64a,64bが各軸材支持部42a,42b(その各軸材嵌合部43aa,43ab,43ba,43bb)に、その軸回り方向に回動可能に嵌合され支持されている。その状態で、軸材嵌合部43ab,43baの一部は、ステージ形成部材70によって塞がれている。
こうして、開閉扉60は、開口部52よりも下方に位置し(開口部52の下側に位置し)ほぼ水平に(このパチンコ機の幅方向に)延びる回動軸64a,64bを中心に揺動(回動)可能に、ベース部材40に取り付けられている。
その際、図3〜図5に示すように、軸受け部62b等は、切欠部45bに対して非接触状態で嵌合されている。また、軸受け部62a及び板状部61aの下縁部等(開閉扉60が閉位置等に位置する状態において)は、切欠部45aに対して非接触状態で嵌合されている。
こうして、軸受け部62a,62b及び板状部61a等と底板部41とは、干渉しないようにされている。
ベース部材40に対して、ソレノイド90が配設されている。ソレノイド90は、ソレノイド収容箱91に収容され、ソレノイド収容箱91は、ベース部材40に対して取り付けられている。
ソレノイド90には、プランジャ92が出没可能に設けられている。プランジャ92は、圧縮スプリング94によってソレノイド90から突出する方向に付勢されており、ソレノイド90が非励磁状態の際にプランジャ92が突出状態であり、ソレノイド90が励磁状態の際にプランジャ92が没入状態である。プランジャ92の先端部には、フランジ状の係合部93が形成されている。
プランジャ92と開閉扉60との間には、回動部材95が配設されている。
回動部材95は、ほぼ円筒状の回動軸96を有している。回動軸96の両端部以外の部分は、当該両端部よりも大径状とされている(正確にいえば、大径状とされるとともにその一部は切り欠かれている)。
ベース部材40には、回動軸96の各端部に対応して、一対の溝状の回動軸嵌合部46a,46bが形成されている。ベース部材40のうちの一対の溝状の回動軸嵌合部46a,46bの間には、回動軸96のうちの両端部以外に対応して、孔部47が形成されている。
図3〜図5に示すように、回動部材95は、回動軸96の両端部以外の部分が孔部47に対して非接触状態で嵌合され、回動軸96の各端部が回動軸嵌合部46a,46bに対して回動可能に嵌合されている。回動軸嵌合部46a,46bは、ステージ形成部材70によって塞がれている。
こうして、図5に示すように、回動部材95は、回動軸96を中心に回動可能とされている。
図3に示すように、回動部材95には、被係合部97及び作用部98が形成されている。両者は、回動軸96を中心にほぼ90度の角度を隔てて2方向に延びるように形成されている。
被係合部97には、プランジャ92の係合部93が係合されている。このため、プランジャ92が突出状態と没入状態との間を変位することによって、作用部98(その先端部)が下降位置(図5(a))と上昇位置(図5(b))との間を変位する。
図2(b)等に基づいて前述したように、開閉扉60の左右の各縁部には板状部61a,61bが形成されている。そして、左側の板状部61aは、右側の板状部61bよりも大きく形成されており、左側の板状部61aには、切欠状の被係合部65(被操作部)が形成されている。図5に示すように、被係合部65には、回動部材95の作用部98が係合している。
このため、図5(a)に示すように、作用部98が下降位置に位置する状態で、開閉扉60は閉位置に位置する。一方、図5(b)に示すように、作用部98が上昇位置に位置する状態で、開閉扉60は開位置に位置する。
図5に示すように、基板部51(前板部材50)の開口部52のうちの上縁部における肉厚部分には、傾斜部55が形成されている。傾斜部55は、下方から上方に向かうにつれて手前側に向かうように、水平から傾斜している。
図2(a)及び図5(a)に示すように、開閉扉60は、閉位置に位置する状態において、その基端部からその先端部に向かうにつれて、上方に向かうとともに手前側に向かうように鉛直から傾斜している。
また、開閉扉60が閉位置に位置する状態において、その先端部が基板部51とほぼ同一の奥行方向位置に位置している。そして、開閉扉60の先端部(上端部)は、開口部52の傾斜部55と重なっている。
また、図2(b)及び図5(b)に示すように、開閉扉60は、開位置に位置する状態において、その先端部が基板部51よりも手前側に位置する。その際、開閉扉60は、その基端部から先端部に向かうにつれて徐々に上方に向かうように若干傾斜している。
そして、開閉扉60が閉位置に位置する状態において(図2(a),図5(a))、第1面60Aの側が、遊技者によって視認される。
一方、開閉扉60が開位置に位置する状態において(図2(b),図5(b))、第2面60Bが、遊技者によって視認される。
そのような位置関係になるように、各部材が配設されている。
図3及び図5等に示すように、開閉扉60の第1面60Aには、表示部材100が貼着されている。
表示部材100は、シール状をなしている。すなわち、表示部材100は、開閉扉60に対応して横長の長方形状の面状をなしており、その裏面は粘着性を有している。
図4に示すように、表示部材100は、ベース層102を有しており、そのおもて側には第1表示層104Aが形成され、さらにそのおもて側にはコート層106が形成されている。
ベース層102の裏側には第2表示層104Bが形成され、さらにその裏側には接着剤層108が形成されている。
ベース層102は、透視性を有さない合成樹脂によって形成されている。
第1表示層104Aは、インク等によって形成されており、第1表示105Aとして、例えば「OPEN」という文字が表示されている。
コート層106は、透明な合成樹脂によって形成されている。このため、おもて面の側から、コート層106を通して、第1表示層104Aの第1表示105A(すなわち、例えば「OPEN」という文字)が視認され得る。
第2表示層104Bも、インク等によって形成されており、第2表示105Bとして、例えば「大当たり」という文字が表示されている。
接着剤層108によって、表示部材100の裏面における粘着性(前述)が得られている。接着剤層108(その接着剤)は、少なくとも固化状態において、透明である。このため、裏面の側から、接着剤層108を通して、第2表示層104Bの第2表示105B(すなわち、例えば「大当たり」という文字)が視認され得る。
なお、ベース層102が透視性を有していないため、おもて面の側からコート層106を通して第1表示層104Aの第1表示105Aが視認される際に、第2表示層104Bの第2表示105Bは、ベース層102等を通して視認(透視)されることはない。
また、裏面の側から接着剤層108を通して第2表示層104Bの第2表示105Bが視認される際に、第1表示層104Aの第1表示105Aはベース層102等を通して視認(透視)されることはない。
すなわち、各表示層104A,104Bの表示105A,105Bは、逆の面から透けて見えることはなく、各面の側から両表示105A,105Bが重なって視認されることがない。
そして、図3及び図5等に示すように、表示部材100は、その裏面(接着剤層108)が開閉扉60の第1面60Aに接触した状態で、その接着剤層108(接着剤)によって、開閉扉60(その第1面60A)に対して貼着されている。
次に、このパチンコ機の入賞装置30の作用について説明する。
図2(a)及び図5(a)に示すように、この入賞装置30では、通常は、開閉扉60は閉位置に位置しており、遊技者によって、開閉扉60の第1面60Aの側に形成された第1表示105A(「OPEN」という文字)が視認される。そして、この開閉扉60が開くことに対する期待感が、遊技者に対して与えられる。
一方、図2(b)及び図5(b)に示すように、このパチンコ機が「当たり」の状態となって、この入賞装置30の開閉扉60が開位置に位置する状態になった場合には、遊技者によって、開閉扉60及び接着剤層108(ともに前述したように透明である)を通して、第2表示105B(「大当たり」という文字)が視認される。
このため、このパチンコ機が実際に「当たり」となっていることと相まって、その第2表示105Bによって遊技者に対してより大きな興趣が与えられる。
なお、前述したように、表示部材100のベース層102(図4)が透視性を有していないため、開閉扉60が閉位置に位置する状態(図2(a)及び図5(a))で、第1表示105Aに対して第2表示105Bが重なって視認されることはない。同様に、開閉扉60が開位置に位置する状態(図2(b)及び図5(b))で、第2表示105Bに対して第1表示105Aが重なって視認されることはない。
また、図3及び図5に基づいて前述したように、第1表示105A及び第2表示105Bのための表示部材100は、開閉扉60の第1面60Aに貼着されており、図2(b)及び図5(b)に示すように、開閉扉60が開位置に位置する状態においては、第1面60Aは下側に位置する。
そして、入賞装置30に入ろうとする多数のパチンコ球は、開閉扉60の第2面60B(開位置に位置する状態で上側に位置する)の上を転動する。
このため、そのパチンコ球によって表示部材100(その各表示105A,105B)が損傷することもなく、長期間にわたって各表示105A,105Bが視認され得る。
なお、上記のものはあくまで本発明の一実施形態にすぎず、当業者の知識に基づき種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、表示部材100のベース層102は、その全ての部分において透視性を有していないという必要はなく、両表示105A,105Bが付されている部分においてのみ透視性を有していない、という態様でもよい。
また、開閉扉60は、閉位置に位置する状態において必ずしも鉛直から傾斜していなくてもよい(すなわち、鉛直であってもよい)。また、基板部51の開口部52のうちの上縁部における肉厚部分に、必ずしも傾斜部55(閉位置に位置する状態における開閉扉60の先端部が重なる)が形成されていなくてもよい。
本発明の一実施形態のパチンコ機の正面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す斜視図である。(a)は開閉扉が閉位置に位置する状態を示し、(b)は開閉扉が開位置に位置する状態を示す。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置の表示部材を示す図である。(a)は正面図であり、(b)は背面図であり、(c)は横断面図である。なお、(c)において、表示部材(その各層)の厚みは誇張して記載してある。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す縦断面図である。(a)は開閉扉が閉位置に位置する状態を示し、(b)は開閉扉が開位置に位置する状態を示す。
符号の説明
51 基板部
52 開口部
60 開閉扉
60A 第1面
60B 第2面
100 表示部材
105A 第1表示
105B 第2表示

Claims (2)

  1. 遊技盤に対して取り付けられる基板部と、
    前記基板部に形成された開口部と、
    前記開口部の下側に位置する回動軸を中心に、前記開口部を閉じる閉位置と、その先端部が前記遊技盤よりも手前側に位置して前記開口部を開く開位置との間を揺動可能に配設される開閉扉とを有し、
    前記開閉扉は、透視性を有し、前記閉位置に位置する際における外側の面である第1面及びその反対側の面である第2面を有し、当該開閉扉が前記閉位置に位置する際には前記第1面の側が遊技者によって視認され、当該開閉扉が前記開位置に位置する際には前記第2面が上側の面となり遊技者によって視認されるものであり、
    面状をなし、そのおもて面の側に第1表示がされ、その裏面の側に第2表示がされた表示部材が、その裏面において前記開閉扉の前記第1面に対して貼着されている、
    パチンコ機の入賞装置。
  2. 請求項1に記載のパチンコ機の入賞装置であって、
    前記表示部材は、そのおもて面の側からは前記第2表示が透視されず、その裏面の側からは前記第1表示が透視されないものである、
    パチンコ機の入賞装置。

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