JP2008125673A - 入賞装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付基板や開閉扉に設けられた立体意匠に遊技球が接触するのを抑制し得る入賞装置を提供する。
【解決手段】入賞装置20は、遊技盤の盤面に配設される取付基板22と、該取付基板22に開設された開口部23と、取付基板22に回動自在に設けられた開閉扉27とを備える。開閉扉27の前面に、第1の立体文字50が形成され、閉成位置の開閉扉27は、上端部28後面が取付基板22における当接部26に当接して、開閉扉27の前面が下方から上端部28に向けて前方に傾斜する姿勢に保持される。閉成位置の開閉扉27における上端部28の前面は、第1の立体文字50より前方に位置している。また、取付基板22における当接部26の上縁に第1のテーパ56が形成されると共に、開閉扉27の上端部28に第2のテーパ58が形成され、両テーパ56,58は前方へ向けて略同一角度で下方傾斜して連続面を構成する。
【選択図】図4

Description

この発明は、遊技盤に配設される取付基板に設けた開口部を開閉部材で開閉することで、開口部への遊技球の入賞を許容または阻止する入賞装置に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ式遊技機は、機内にセットされる遊技盤の遊技領域に、各種図柄を変動および停止表示することで図柄変動ゲームを行なう液晶式やドラム式等の図柄表示装置が配設され、該図柄表示装置の下方位置に、図柄表示装置での図柄変動ゲームを開始させる契機となる始動入賞装置が配設されている。また、始動入賞装置の下方位置には、特別遊技の発生時に開放して遊技球の入賞を許容する入賞装置が配設されており、該入賞装置に遊技球が入賞することで、遊技機裏側に配設した球払出装置により、機表側に設けた球皿に賞球が払出されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
前記入賞装置は、遊技盤の前面に開設された入賞口に開口部を対応させた状態で該遊技盤の前面に配設される取付基板と、該取付基板の開口部に回動自在に配設されて開放時に開口部を開放すると共に、閉成時に該開口部の内部で垂直姿勢とされて入賞口を閉成する開閉扉とを備えている。この取付基板および開閉扉の前面には、デザイン装飾のための塗装や印刷が施されており、入賞装置の意匠面を構成している。
特開2006−280610号公報
ところで、遊技中において遊技領域に打ち込まれた遊技球が入賞装置の前側を通過する際、前記取付基板や開閉扉の前面に遊技球が偶発的に接触することがある。このような遊技球の接触が継続して発生すると、前記取付基板や開閉扉の塗装が遊技球の衝突によって剥離して、入賞装置の美観が損なわれてしまうことがある。殊に、取付基板や開閉扉に立体的な文字や模様等の立体意匠が形成されている場合には、該立体意匠に遊技球が接触する確率は増大し、立体意匠の塗装はより剥がれ易くなってしまう。従って、遊技球の接触を回避するため、開閉扉等の塗装を遊技球が接触し難い部位に制限したり、塗装後の開閉扉にトップコーティングをして接触による剥離を予防すると云った処理が必要となっていた。
一方、近年では、図柄表示装置が大型化する傾向が強まっており、これに伴い入賞装置の上下寸法を縮小することが求められている。しかるに、従来の入賞装置は、前述した如く、閉成時の開閉扉が入賞口(開口部)の内部に収まる構造とされているため、入賞装置の上下寸法を狭めるには、開閉扉の上下寸法も小さくする必要がある。ところが、開閉扉の上下寸法を小さくすると、それだけ開閉扉の面積も小さくなって、特別遊技時において開放した際にパチンコ球を拾い難くなる弊害がある。また、開閉扉の上下寸法を小さくすることで、開放時における開閉扉の上端部と遊技盤の保護ガラスとの離間距離が広がってしまい、遊技球がその隙間に詰まる問題も発生する。
そこで本発明は、従来の入賞装置に内在する前記問題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、取付基板および開閉部材に形成した立体意匠に遊技球が接触するのを抑制し得ると共に、装置本体の上下寸法を小さくした入賞装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に係る発明の入賞装置は、
遊技盤(10)の盤面に臨む入賞口(68)の前側に配設される取付基板(22)と、該入賞口(68)に整合するよう取付基板(22)に開設されて遊技球(S)が入賞可能な開口部(23)と、取付基板(22)に回動自在に設けられ、開口部(23)への遊技球(S)の入賞を規制する閉成位置から、上端部(28)を前方へ傾斜させて開口部(23)への遊技球(S)の入賞を許容する開放位置まで姿勢変移する開閉部材(27)とを備えた入賞装置において、
前記開閉部材(27)の前面に、所要高さで盛り上がり塗装が施された立体意匠(50)が形成され、前記閉成位置の開閉部材(27)は、上端部(28)後面が前記取付基板(22)における開口部(23)の上縁を画成する当接部(26)に当接して、該開閉部材(27)の前面が下方から上端部(28)に向けて前方に傾斜する姿勢に保持されると共に、該上端部(28)の前面が前記立体意匠(50)より前方に位置するよう設定され、
前記取付基板(22)における前記当接部(26)の上縁に第1のテーパ(56)が形成されると共に、前記開閉部材(27)の上端部(28)に第2のテーパ(58)が形成され、両テーパ(56,58)は前方へ向けて下方傾斜して連続面を構成している
ことを特徴とする入賞装置。
請求項1の発明によれば、閉成位置において、開閉部材に設けられた立体意匠が開閉部材の上端部前面より後方に位置するようにしたので、入賞装置の前側を通過する遊技球が立体意匠に接触し難くなり、該立体意匠の塗装が剥離するのを抑制し得る。また、当接部の上縁および開閉部材の上端部に下方傾斜するテーパを形成したので、入賞装置の前側を通過する遊技球の流下方向が両テーパで構成される連続面により前方へ変更され、該遊技球が開閉部材の立体意匠に接触するのを抑制し得る。更に、開閉部材の上端部と取付基板の当接部とが当接する構成とすることで、開閉部材の上下寸法を変更することなく入賞口の高さを狭めることができるので、遊技盤の裏側に配設される入賞装置本体の上下寸法を小さくし得る。すなわち、近年の液晶装置の大型化に伴い要求される入賞装置本体の上下寸法の小型化を実現し得る。
請求項2に係る入賞装置では、前記取付基板(22)の前面における前記開閉部材(27)の側方に、所要高さで盛り上がり塗装が施された第2の立体意匠(52)が形成され、該第2の立体意匠(52)の上外周縁部に、取付基板(22)の前面から第2の立体意匠(52)の前面に向けて下方傾斜する第3のテーパ(60)を付すと共に、該第3のテーパ(60)に連続する第4のテーパ(64)を取付基板(22)の上縁に下方傾斜するよう形成して、両第3,第4のテーパが連続面を構成している。
請求項2の発明によれば、取付基板に形成した第2の立体意匠の上外周縁部にテーパを施したので、該立体意匠の上外周縁部に接触した遊技球の流下方向をテーパにより前方へ変更することができ、遊技球が第2の立体意匠に接触して塗装が剥離するのを抑制し得る。また、取付基板の上縁に設けた第4のテーパと第2の立体意匠に設けた第3のテーパとが連続するようにしたので、入賞装置の側部上方から通過する遊技球の流下方向が両テーパにより前方へ変更され、第2の立体意匠に遊技球が接触するのを更に抑制することが可能となる。
請求項3に係る入賞装置では、前記取付基板(22)の前面における開閉部材(27)の下方に、閉成位置の開閉部材(27)における上端部(28)の前面に一致するまたは上端部(28)の前面より後方に位置する高さで盛り上がり塗装が施された第3の立体意匠(54)を形成した。
請求項3の発明によれば、開閉部材の下方に設けた第3の立体意匠に対しても遊技球が接触するのを抑制し塗装が剥離するのを防止し得る。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項4に係る発明の入賞装置は、
遊技盤(10)の盤面に臨む入賞口(68)の前側に配設される取付基板(22)と、該入賞口(68)に整合するよう取付基板(22)の中央位置に開設されて遊技球(S)が入賞可能な開口部(23)と、取付基板(22)に回動自在に設けられ、開口部(23)への遊技球(S)の入賞を規制する閉成位置から、上端部(28)を前方へ傾斜させて開口部(23)への遊技球(S)の入賞を許容する開放位置まで姿勢変移する開閉部材(27)とを備えた入賞装置において、
前記開閉部材(27)の前面に、所要高さで盛り上がり塗装が施された第1の立体意匠(50)が形成され、前記閉成位置の開閉部材(27)は、上端部(28)後面が前記取付基板(22)における開口部(23)の上縁を画成する当接部(26)に当接して、該開閉部材(27)の前面が下方から上端部(28)に向けて前方に傾斜する姿勢に保持されると共に、該上端部(28)の前面が前記第1の立体意匠(50)より前方に位置するよう設定され、
前記取付基板(22)の前面には、前記開閉部材(27)の両側方において所要高さで盛り上がり塗装が施された第2の立体意匠(52)が形成されると共に、該開閉部材(27)の下方において閉成位置の開閉部材(27)における上端部(28)の前面に一致するまたは上端部(28)の前面より後方に位置する高さで盛り上がり塗装が施された第3の立体意匠(54)が形成されて、前記第1,第2および第3の立体意匠により一連の立体意匠を構成し、
また、前記取付基板(22)における前記当接部(26)の上縁に第1のテーパ(56)が形成されると共に、前記開閉部材(27)の上端部(28)に第2のテーパ(58)が形成され、両第1および第2のテーパ(56,58)は前方へ向けて下方傾斜して連続面を構成し、
更に、前記第2の立体意匠(52)の上外周縁部に、取付基板(22)の前面から第2の立体意匠(52)の前面に向けて下方傾斜する第3のテーパ(60)を付すと共に、該第3のテーパ(60)に連続する第4のテーパ(64)を取付基板(22)の上縁に下方傾斜するよう形成して、両第3,第4のテーパが連続面を構成していることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、閉成位置において、開閉部材に設けられた第1の立体意匠が開閉部材の上端部前面より後方に位置するようにしたので、入賞装置の前側を通過する遊技球が立体意匠に接触し難くなり、該立体意匠の塗装が剥離するのを抑制し得る。また、当接部の上縁および開閉部材の上端部に下方傾斜するテーパを形成したので、入賞装置の前側を通過する遊技球の流下方向が両テーパで構成される連続面により前方へ変更され、該遊技球が第1の立体意匠に接触するのを抑制し得る。更に、開閉部材の上端部と取付基板の当接部とが当接する構成とすることで、開閉部材の上下寸法を変更することなく入賞口の高さを狭めることができるので、遊技盤の裏側に配設される入賞装置本体の上下寸法を小さくし得る。すなわち、近年の液晶装置の大型化に伴い要求される入賞装置本体の上下寸法の小型化を実現し得る。また、取付基板の両側に形成した第2の立体意匠の上外周縁部にテーパを施したので、該立体意匠の上外周縁部に接触した遊技球の流下方向をテーパにより前方へ変更することができ、遊技球が第2の立体意匠に接触して塗装が剥離するのを抑制し得る。また、取付基板の上縁に設けた第4のテーパと第2の立体意匠に設けた第3のテーパとが連続するようにしたので、入賞装置の側部上方から通過する遊技球の流下方向が両テーパにより前方へ変更され、第2の立体意匠に遊技球が接触するのを更に抑制することが可能となる。更に、開閉部材の下方に設けた第3の立体意匠に対しても遊技球が接触するのが抑制され塗装が剥離するのを防止し得る。すなわち、第1〜第3の立体意匠により構成された一連の立体意匠に対して、遊技球が接触するのを抑制することが可能となる。
請求項5に係る入賞装置では、前記当接部(26)における前記開口部(23)の上縁を画成する部位に、前記第1のテーパ(56)の前端から後方へ凹む凹部(62)を形成し、該凹部(62)に、前記閉成位置にある開閉部材(27)の上端部(28)を収容するようにした。
請求項5の発明によれば、開閉部材の上端部は、閉成位置において凹部に収容された状態となるので、遊技球が開閉部材の上端部に接触して該開閉部材が開放してしまうのを防止し得る。また、上端部が凹部に収容されることで、針金等で上端部を引っ掛けて開閉部材を不正開放すると云ったゴト行為を好適に防止し得る。
本発明に係る入賞装置によれば、遊技球の立体意匠への接触を抑制して、該立体意匠の塗装が剥離し難くなると共に、装置本体の上下寸法を小さくし得る。
次に、本発明に係る入賞装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、遊技球としてパチンコ球を使用して遊技を行なう遊技機として一般的なパチンコ機に本発明の入賞装置を設けた場合を説明する。また、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機の遊技盤を正面側から見た場合において指称するものとする。
図1はパチンコ機に設けられる遊技盤10の正面図を示す。実施例の遊技盤10は、矩形状に形成されて、その前面側に略円形状に湾曲するレール10aが取付けられており、該レール10aにより画成される遊技領域11に、図示しない発射装置によってパチンコ球Sを打出すようになっている。また、前記遊技盤10の中央上方位置には、各種図柄変動および停止表示可能な液晶式の図柄表示装置13を備えた大型の装飾部材14が配設されており、前記遊技領域11に打出されたパチンコ球Sが、遊技盤10の装飾部材14より下方位置に配設した始動入賞装置16に入賞することで、図柄表示装置13の図柄を変動させて所要の図柄変動ゲームを開始するようになっている。そして、図柄変動ゲームの結果、前記図柄表示装置13に特定の図柄組合わせ(例えば、同一図柄の三つ揃)が表示されることで、遊技者に有利な特別遊技(所謂大当り)が発生するよう構成されている。また、前記遊技盤10の下方位置には、前記特別遊技の発生時に開放してパチンコ球Sの入賞を許容する入賞装置20が配設され、該入賞装置20にパチンコ球Sが入賞することで、パチンコ機に設けた図示しない球皿に賞球を払出すようになっている。なお、前記遊技盤10の前面には、透明な保護ガラス18(図4参照)が配設されて、該遊技盤10を保護している。
(入賞装置について)
図2に示すように、前記入賞装置20は、遊技盤10の前面に取付けられる取付基板22と、該取付基板22に回動自在に設けられた開閉扉(開閉部材)27と、取付基板22の後面に設けられて遊技盤10の裏側に位置する装置本体21とから基本的に構成される。そして、取付基板22の隅部近傍に形成した4箇所の通孔22a,22a,22a,22a(図3参照)を介して、前記入賞装置20は、遊技盤10にネジ止め固定されるようになっている。また、入賞装置20における遊技領域11に臨む開閉扉27の前面には、所要高さで盛り上がる第1の立体文字(第1の立体意匠)50が形成されると共に、前記取付基板22前面における開閉扉27の両側および下方に第2,第3の立体文字(立体意匠)52,54が夫々形成されている。各立体文字50,52,54の前面には、統一した色彩・模様の塗装が施され、これら第1〜第3の立体文字50,52,54により一連のアルファベット文字(GORILLA)を構成している。なお、第1〜第3の立体文字50,52,54に施される塗装とは、表面に直接塗料を塗布する他に、立体文字表面にコーティングや印刷等の表面処理を含む概念である。
(取付基板について)
前記取付基板22は、その前面中央にパチンコ球Sが通過可能な横長矩形状の開口部23が開設され、前記装置本体21内に画成されて所要の奥行きを有する入賞空間25の前方に開設された入賞口68に開口部23が前方から整合している。図2(b)に示すように、この入賞口68は、入賞装置20を遊技盤10に配設した際に、遊技盤10の前面(盤面)よりも後方で開口する一方、取付基板22の開口部23は、遊技盤10の前面よりも僅かに前方で開口している。また、前記入賞口68は、従来一般的に採用されている入賞口の上下寸法よりも小さく設定されており、前記開口部23の上下寸法は、該入賞口68と略一致している。すなわち、入賞口68の上下寸法l1(図4(a)参照)は、パチンコ球Sの直径よりも僅かに大きな値に設定され、入賞装置20の装置本体21の上下寸法の縮小化が図られている。
前記取付基板22の開口部23の両側方および下方には、前記第2,第3の立体文字52,54が形成されている。また、取付基板22における前記開口部23の上縁を画成する部位は当接部26とされて、図4(a)に示すように、閉成時における前記開閉扉27の上端部28の裏面がこの当接部26に当接するよう構成される。この当接部26の上縁には、図5に示すように、前方へ向けて所要角度で下方傾斜する第1のテーパ56が形成されている。また、この当接部26の前面側に、前記第1のテーパ56の前端から後方へ凹む凹部62が形成され、閉成位置に開閉扉27の上端部28が収容されるよう構成される。更に、図3に示すように、前記取付基板22における前記開口部23の両側に位置する上縁には、前記第1のテーパ56と同様に、前方へ向けて所要角度で下方傾斜する第4のテーパ64,64が、該第1のテーパ56の両側から取付基板22の両側縁に掛けて連続的に形成されている。
前記取付基板22における開閉扉27の両側方に形成された前記第2の立体文字52,52には、その外周縁であって取付基板22の上縁(前記第4のテーパ64)に近接する部位(上外周縁部)に第3のテーパ60が形成されている。この第3のテーパ60は、取付基板22の前面から第2の立体文字52の前面に向けて下方傾斜すると共に、その傾斜角度が前記第4のテーパ64の傾斜角度と略同一に設定されている(図6参照)。更に、第3のテーパ60における最上部は、第4のテーパ64に連続するよう構成され、両テーパ60,64により1つの連続面を構成するようになっている。また、各第2の立体文字52における前記開閉扉27から離間した側の外周側縁部には、前記取付基板22の前面から第2の立体文字52の前面に掛けて緩やかに立ち上がる第5のテーパ61が、前記第3のテーパ60に連続して形成されている。前記取付基板22における開口部23の下方に設けられた前記第3の立体文字54は、前記第2の立体文字52と同様に、取付基板22の前面から所要高さで盛り上がるよう形成されている。なお、実施例では、第3の立体文字54はアルファベット文字の下半分を構成し、第3の立体文字54と開閉扉27の前面に形成された前記第1の立体文字50とにより1つのアルファベット文字を構成している。
前記開口部23を開閉自在に閉成する開閉扉27は、開口部23に略整合する横長矩形板状に形成され、その左右側面の下端部に設けた軸部27a,27a(図7に一方のみ図示)を介して装置本体21に対して前後方向に揺動可能に枢支される。また、開閉扉27の前面には、前記第1の立体文字50が所要高さで盛り上がるよう形成され、開閉扉27の意匠面を構成している。そして、パチンコ機が特別遊技状態となったときに、前記開閉扉27が閉成位置から開放位置まで姿勢変位することで、前記開口部23(入賞口68)を開放するよう構成される。前述したように、前記開閉扉27の上端部28は、該開閉扉27が閉成位置にあるときに、前記当接部26の前側の凹部62に収容状態で該当接部26に当接するようになっている。すなわち、前記開閉扉27の上下寸法l2を前記入賞口68の上下寸法l1よりも大きく設定し、図4(a)に示す閉成位置にあって、開閉扉27の上端部28が当接部26と重なり合った状態とされる。また、開閉扉27の上下寸法l2は、図4(b)に示す開放位置にあって、開閉扉27の上端部28と遊技盤10を保護する前記保護ガラス18との離間距離が僅かとなるように設定されている。
前記開閉扉27の上端部28における上縁には、図5に示すように、前記取付基板22の第1のテーパ56と略同一角度で下方傾斜する第2のテーパ58が形成されている。そして、開閉扉27が前記開口部23を閉成した際に、前記第1,第2のテーパ56,58が略連続的に整列して1つの連続面を形成するようになっている。
更に、図4(a)に示すように、前記開閉扉27の回動中心である軸部27aは、前記装置本体21における入賞口68の前方であって前記当接部26前より後方側で軸支されている。従って、前記上端部28が当接部26に当接した際に、前記開閉扉27は、その前面が下方から上端部28へ向けて前方に傾斜する姿勢とされる。そして、この閉成位置にあって、前記第1の立体文字50は、開閉扉27の上端部28前面において最も前方に位置する部位(以下、前端部28aと云う)よりも後方に位置するよう設定されている。すなわち、閉成位置にある開閉扉27は、上端部28が前方へ臨む傾斜姿勢となって、前記前端部28aが第1の立体文字50よりも前方に位置するようになっている(図4(a)の線分L参照)。換言すれば、前記第1の立体文字50が前記開閉扉27の前面から盛り上がる高さは、閉成位置における開閉扉27の前端部28aよりも後方に位置する値に設定されている。なお、図4(a)に示すように、前記第3の立体文字54については、その盛り上がる高さが、閉成時における前記開閉扉27の前端部28aと略一致するようになっている。また、図4(b)に示すように、第2の立体文字52は、前記第3の立体文字54と同じ高さに設定されているので、該第2の位体文字52についても、閉成時における開閉扉27の前端部28aと略一致する。なお、図7に示すように、前記開閉扉27の裏面における左側部には、後述の揺動部材24と当接・係合して開閉扉27の開閉に寄与する略U字状の係合部66が後方へ向けて突出成形されている。
(装置本体について)
遊技盤10の後方に配設される装置本体21は、図2(a)に示すように、その左側後部に、開閉扉27の駆動源をなすソレノイド32が組み付けられ、該ソレノイド32の前面から弾性部材34により常に前方側へ付勢されたプランジャ36が前後方向へスライド自在に延出している。図7に示すように、前記プランジャ36の前方端に設けられた円盤状の係合板38は、ソレノイド32の前方に位置する揺動部材24の連結部24aと連結している。この揺動部材24は、基部40の前部から前方へ突出する延出片42を備え、前記装置本体21の内部に支軸40aを介して上下方向に揺動自在に配設される。前記揺動部材24の基部40は、前記プランジャ36の係合板38と係合しており、該プランジャ36が前後にスライドすることで、揺動部材24が支軸40aを中心として揺動されるようになっている。
前記延出片42の前端は、前記開閉扉27の係合部66と係合しており、図7(a)に示すように、前記ソレノイド32の非励磁状態にあっては、前記プランジャ36が弾性部材34によって前方へ伸びた状態となり、前記揺動部材24が開閉扉27を閉成位置に姿勢保持する。また、図7(b)に示すように、前記ソレノイド32が励磁されると、前記プランジャ36が弾性部材34の弾性力に抗して引き込まれ、前記揺動部材24は、延出片42を前方側へ上方傾斜させて開閉扉27を開放位置まで回動させるようになっている。
装置本体21の前面に開設された入賞口68の両側下部には、前記開閉扉27の軸部27a,27aを回動自在に支持する軸受部21a,21a(図2(a)参照)が設けられている。また、図2(b)に示すように、装置本体21の入賞空間25内には、前記入賞口68に入賞したパチンコ球Sを後方へ送る案内路70が設けられている。この案内路70は、装置本体21の下面に設けた排出口72へ向けて僅かに下方傾斜している。また、前記案内路70および排出口72の間にカウンタスイッチ21bが設けられ、前記開口部23に入賞したパチンコ球Sは該カウンタスイッチ21bで検知されるようになっている。このカウンタスイッチ21bは、前記入賞空間25内において、パチンコ球Sが通過する通過口74を前後に向けて開口させると共に、上方へ向けて僅かに後方傾斜した状態で配設されている。従って、前記通過口74の下面74aが後方へ向けて下方傾斜して、前記案内路70と共に1つの送り面が形成されている。そして、カウンタスイッチ21bがパチンコ球Sを検知すると、賞球としてのパチンコ球S(例えば、15個)が遊技者の手元に払い出されるようになっている。なお、図2(b)の想像線で示すように、従来のカウンタスイッチ21bは、前記通過口74を上下方向に開放させた向けて前記装置本体21の下面から突出した状態で配設されていた。従って、従来では、カウンタスイッチ21bが装置本体21から突出する分だけ該本体21の上下寸法が嵩張る難点があった。しかるに実施例では、カウンタスイッチ21bを入賞空間25内に傾斜状態で配設することで、装置本体21の上下寸法の縮小化が図られている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る入賞装置20の作用につき説明する。前記遊技盤10に設けたレール10aに沿って遊技領域11に打出されたパチンコ球Sは、遊技盤10上に設けた遊技釘や風車等に接触して流下方向を変更しながら流下する。このとき前記ソレノイド32は非励磁状態にあり、図7(a)に示すように、前記プランジャ36が弾性部材34の弾性力によって前方側へ伸ばされている。この状態では、前記延出片42が前記係合部66の下部と当接して開閉扉27は閉成位置に維持されてパチンコ球Sの開口部23への入賞が規制される。
前記遊技領域11を流下するパチンコ球Sが前記始動入賞装置16に入賞すると、前記図柄表示装置13において所要の図柄変動ゲームが開始され、該図柄変動ゲームの結果、図柄表示装置13に特定の図柄組合わせが表示されると特別遊技が発生する。すると、前記ソレノイド32が励磁されて、前記プランジャ36が弾性部材34の弾性力に抗して引き込まれる。これにより、図7(b)に示すように、前記揺動部材24が開放方向へ揺動され、前記延出片42が前記係合部66を押し上げることで開閉扉27が開放位置まで回動してパチンコ球Sの開口部23への入賞が許容される。所定条件のもとで前記特別遊技が終了すると、前記ソレノイド32への通電が停止して、前記プランジャ36が弾性部材34によって前方へスライドされる。これに伴い、前記揺動部材24が下方へ揺動し、前記延出片42が係合部66に当接係合して該係合部66を押し下げ、開閉扉27を閉成させる。
ここで、前記入賞装置20における遊技盤10の前面に臨む取付基板22や開閉扉27の前面に形成された前記第1〜第3の立体文字50,52,54は、色彩や模様等の塗装が施されているが、遊技盤10を流下するパチンコ球Sが入賞装置20を通過する際にこれらの立体文字52,52,54に接触して塗装が剥がれてしまうことがある。しかるに、実施例に係る入賞装置20では、閉成位置の開閉扉27が、図4(a)に示す如く、下方から上端部28へ向けて該上端部28が前方へ突出する傾斜姿勢とされている。しかも、閉成位置にある開閉扉27の前端部28aは、前記第1の立体文字50よりも前方に位置するようになっている。従って、図4(a)に示すように、入賞装置20の前側を通過するパチンコ球Sが第1の立体文字50に接触し難くなり、該立体文字50の塗装が剥離するのを抑制することができる。
更に、図5に示すように、取付基板22の当接部26の上縁および開閉扉27の上端部28には、略同一角度で下方傾斜する第1,第2のテーパ56,58が略連続するよう形成されている。従って、入賞装置20の上方から落下するパチンコ球Sの流下方向は、第1,第2のテーパ56,58がなす面によって前方へ変更され、パチンコ球Sが前記第1,第3の立体文字50,54に接触するのを更に抑制することができる。
また、図6に示すように、取付基板22の上縁における開閉扉27の両側には、第4のテーパ64,64が夫々形成されると共に、前記第2の立体文字52,52に設けた第3のテーパ60,60が該第4のテーパ64,64に連続して連続面を構成している。従って、入賞装置20における開閉扉27の前面両側を通過するパチンコ球Sは、前記第3,第4のテーパ60,64がなす連続面により流下方向が前方へ変更され、取付基板22に設けた第2の立体文字52とパチンコ球Sとの接触も抑制することが可能となる。すなわち、実施例に係る入賞装置20においては、パチンコ球Sの流下方向を各テーパ56,58,60,64によって前方へ変更させるので、入賞装置20の前面にパチンコ球Sが接触する確率が低減し、第1〜第3の立体文字50,52,54の塗装が剥離するのを好適に抑制し得る。
また、実施例に係る入賞装置20では、前記開閉扉27の上端部28が、閉成時に取付基板22の凹部62に収容される構成としたので、流下してきたパチンコ球Sが上端部28に衝突して開閉扉27が勝手に開放されてしまうこともない。しかも、開閉扉27の上端部28が凹部62に収容される構成としたので、針金等の器具で上端部28を引っ掛けて、開閉扉27を不正に開放するゴト行為を抑制することができる。
更に、実施例に係る入賞装置20では、開閉扉27の上端部28が当接部26に当接して、該開閉扉27が入賞口68(開口部23)を覆うようにして閉成する構造が採用されている。従って、従来と同じ上下寸法l2の開閉扉27を使用したもとで、入賞口68の上下寸法l1をパチンコ球Sが通過し得る最小限の値とすることができ、装置本体21の上下寸法を小さくすることができる。すなわち、図柄表示装置13の大型化に伴ない要求される入賞装置20の上下寸法の縮小化を好適に実現することができる。しかも、開閉扉27の上下寸法l2は変更されていないので、開放時における開閉扉27の上端部28と前記保護ガラス18との離間距離はこれまでと同じにでき、両者の隙間にパチンコ球Sが詰まって遊技に支障を来たすことがない。更に、開閉扉27の上下寸法l2を変更する必要がないことから、従来の開閉扉と同規格・サイズのものを採用でき、製品コストが高騰するのを回避し得る。
また、前記開口部23を介して入賞口68に入賞したパチンコ球Sは、図2(b)に示すように、前記入賞空間25内の案内路70に後方へ案内されて前記カウンタスイッチ21bを通過し、前記排出口72を介して入賞装置20の下方へ排出される。ここで、前記カウンタスイッチ21bを装置本体21の下面ではなく、入賞空間25内に傾斜姿勢で配設したので、装置本体21の上下寸法の縮小化を実現し得る。しかも、前記カウンタスイッチ21bは上方へ向けて後方傾斜しているので、通過口74の下面74aが案内路70と連続してパチンコ球Sのスムーズは送り出しが実現される。
〔変更例〕
なお、実施例では、開閉扉27が閉成位置にあって、該開閉扉27の前端部28aと第2,第3の立体文字52,54の前面とが略一致する構成とされていた。しかしながら、必ずしも第2,第3の立体文字52,54の盛り上がる高さを閉成時における前端部28aに一致させる必要はない。例えば、図8に示す変更例に係る入賞装置120のように、開閉扉27の下方に位置する第3の立体文字54については、その前面が閉成時における開閉扉27の前端部28aよりも後方に位置するようにしてもよい。このように、第3の立体文字54が閉成時における前端部28aよりも後方に位置させることで、パチンコ球Sが該第3の立体文字54にも接触し難くなり、該第3の立体文字54の塗装を剥が難くし得る。
実施例で示した入賞装置20では、開閉扉27および取付基板22に第1〜第3の立体文字50,52,54を形成したが、開閉扉27にのみ立体文字50を形成するようにしてもよい。また、開閉扉27や取付基板22に形成する立体意匠は、実施例で示した如く文字に限定されず、数字や、キャラクターの図柄等、所要高さで盛り上がる立体的な意匠であればよい。従って、例えば図9に示す別の変更例に係る入賞装置130ように、取付基板22および開閉扉27の前面に第1〜第3の立体意匠50,52,54を形成し、これら第1〜第3の立体意匠50,52,54により1つの図柄(電車)を構成するようにしてもよい。更に、実施例においては、第2の立体文字52にのみ、その外周縁部にテーパ(第3および第5のテーパ60,61)を形成したが、全ての立体文字の外周縁部にテーパを付すことも可能である。なお、実施例で示した入賞装置20の装置本体21の構成については、一例を示したものであり、他の構成を適宜採用することが可能である。
本発明の実施例に係る入賞装置が実装された遊技機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る入賞装置であって、(a)は入賞装置の平面図を示し、(b)は入賞装置の縦断面図を示している。 実施例に係る入賞装置を示す正面図である。 実施例に係る入賞装置の要部を示す図3のIV-IV線断面図であって、(a)は開閉扉が閉成位置にある場合を示し、(b)は開閉扉が開放位置にある場合を示す。 閉成位置にある開閉扉の要部を拡大して示す縦断面図である。 実施例に係る入賞装置の要部を示す縦断側面図であって、図3のVI-VI線断面図である。 開閉扉の開閉構造を示す斜視図であって、(a)は開閉扉が閉成位置にある状態を示し、(b)は開閉扉が開放位置にある状態を示す。 変更例に係る入賞装置を示す縦断側面図である。 別の変更例に係る入賞装置の正面図である。
符号の説明
10 遊技盤
22 取付基板
23 開口部
26 当接部
27 開閉扉(開閉部材)
28 上端部
50,52,54 第1〜第3の立体文字(立体意匠)
56,58,60,64 第1〜第4のテーパ
62 凹部
68 入賞口
S パチンコ球(遊技球)

Claims (5)

  1. 遊技盤の盤面に臨む入賞口の前側に配設される取付基板と、該入賞口に整合するよう取付基板に開設されて遊技球が入賞可能な開口部と、取付基板に回動自在に設けられ、開口部への遊技球の入賞を規制する閉成位置から、上端部を前方へ傾斜させて開口部への遊技球の入賞を許容する開放位置まで姿勢変移する開閉部材とを備えた入賞装置において、
    前記開閉部材の前面に、所要高さで盛り上がり塗装が施された立体意匠が形成され、前記閉成位置の開閉部材は、上端部後面が前記取付基板における開口部の上縁を画成する当接部に当接して、該開閉部材の前面が下方から上端部に向けて前方に傾斜する姿勢に保持されると共に、該上端部の前面が前記立体意匠より前方に位置するよう設定され、
    前記取付基板における前記当接部の上縁に第1のテーパが形成されると共に、前記開閉部材の上端部に第2のテーパが形成され、両テーパは前方へ向けて下方傾斜して連続面を構成している
    ことを特徴とする入賞装置。
  2. 前記取付基板の前面における前記開閉部材の側方に、所要高さで盛り上がり塗装が施された第2の立体意匠が形成され、該第2の立体意匠の上外周縁部に、取付基板の前面から第2の立体意匠の前面に向けて下方傾斜する第3のテーパを付すと共に、該第3のテーパに連続する第4のテーパを取付基板の上縁に下方傾斜するよう形成して、両第3,第4のテーパが連続面を構成する請求項1記載の入賞装置。
  3. 前記取付基板の前面における開閉部材の下方に、閉成位置の開閉部材における上端部の前面に一致するまたは上端部の前面より後方に位置する高さで盛り上がり塗装が施された第3の立体意匠を形成した請求項1または2記載の入賞装置。
  4. 遊技盤の盤面に臨む入賞口の前側に配設される取付基板と、該入賞口に整合するよう取付基板の中央位置に開設されて遊技球が入賞可能な開口部と、取付基板に回動自在に設けられ、開口部への遊技球の入賞を規制する閉成位置から、上端部を前方へ傾斜させて開口部への遊技球の入賞を許容する開放位置まで姿勢変移する開閉部材とを備えた入賞装置において、
    前記開閉部材の前面に、所要高さで盛り上がり塗装が施された第1の立体意匠が形成され、前記閉成位置の開閉部材は、上端部後面が前記取付基板における開口部の上縁を画成する当接部に当接して、該開閉部材の前面が下方から上端部に向けて前方に傾斜する姿勢に保持されると共に、該上端部の前面が前記第1の立体意匠より前方に位置するよう設定され、
    前記取付基板の前面には、前記開閉部材の両側方において所要高さで盛り上がり塗装が施された第2の立体意匠が形成されると共に、該開閉部材の下方において閉成位置の開閉部材における上端部の前面に一致するまたは上端部の前面より後方に位置する高さで盛り上がり塗装が施された第3の立体意匠が形成されて、前記第1,第2および第3の立体意匠により一連の立体意匠を構成し、
    また、前記取付基板における前記当接部の上縁に第1のテーパが形成されると共に、前記開閉部材の上端部に第2のテーパが形成され、両第1,第2のテーパは前方へ向けて下方傾斜して連続面を構成し、
    更に、前記第2の立体意匠の上外周縁部に、取付基板の前面から第2の立体意匠の前面に向けて下方傾斜する第3のテーパを付すと共に、該第3のテーパに連続する第4のテーパを取付基板の上縁に下方傾斜するよう形成して、両第3,第4のテーパが連続面を構成している
    ことを特徴とする入賞装置。
  5. 前記当接部における前記開口部の上縁を画成する部位に、前記第1のテーパの前端から後方へ凹む凹部を形成し、該凹部に、前記閉成位置にある開閉部材の上端部を収容するようにした請求項1〜4の何れか一項に記載の入賞装置。
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