JP4704068B2 - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

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JP4704068B2 JP2005051788A JP2005051788A JP4704068B2 JP 4704068 B2 JP4704068 B2 JP 4704068B2 JP 2005051788 A JP2005051788 A JP 2005051788A JP 2005051788 A JP2005051788 A JP 2005051788A JP 4704068 B2 JP4704068 B2 JP 4704068B2
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Description

本発明は、パチンコ機における入賞装置に関するものである。
一般的に、パチンコ機はほぼ鉛直な遊技盤を有し、その遊技盤の手前側には、ほぼ鉛直なガラス窓が配設されている。発射装置から発射されたパチンコ球(遊技球)は、遊技盤上(遊技盤とガラス窓との間の空間内)において転動する。
そして、多くのパチンコ機においては、遊技盤のほぼ中央に役物(センター役物)が設けられ、その下方には始動入賞口が設けられ、その下方には大入賞口(入賞装置)が設けられている。
遊技盤上を転動したパチンコ球が始動入賞口に入ると、センター役物の表示部における図柄が所定の時間変動表示され、その後、最終的な図柄が静止表示される。静止表示された図柄には「当たり」と「はずれ」とがあり、「当たり」の場合には、大入賞口が所定の回数開くようにされている。それによって、大入賞口(入賞装置)に複数のパチンコ球が入る(入賞する)ことが可能となり、その入賞に伴って、多数のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
ところで、近年においては、センター役物における表示等についても趣向が凝らされる傾向にあり、それに伴って、センター役物の大きさが大きくなってきている。
一方、遊技盤(遊技領域)の大きさは、基本的に所定の寸法とされている。
このことから、その分、入賞装置(大入賞口)の寸法(特に高さ寸法)を短くすることが求められている。
ここで、従来の入賞装置の一例として、次のようなものがある。
図6に示すように、その入賞装置130は、遊技盤111のおもて面に対して接触した状態で取り付けられる基板部151を有し、その基板部151には開口部152が形成されている。
そして、次のように、開口部152に対して、開閉扉160が、開口部152よりも下方に位置する回動軸164を中心に、閉位置と開位置との間を揺動可能に設けられている。
すなわち、開閉扉160の下部には、軸受け部162が形成されており、軸受け部162には軸孔163(回動軸挿通孔)が形成されている。軸孔163には、回動軸164が挿通されている。
入賞装置130は、底板部141を有している。底板部141は、パチンコ機の奥行方向(ほぼ水平方向)に延びている。
回動軸164は、底板部141に対して位置固定的に形成された軸材支持部(図示省略)によって支持されている。
そして、軸受け部162が底板部141と干渉しないように、その軸材支持部は、底板部141の近傍であるとしても、底板部141よりも所定の長さだけ上方に形成されており、回動軸164は、その分、底板部141よりも上方に位置している。
一方、開閉扉160が開位置に位置する状態において(図6(b))、開閉扉160の先端部とガラス窓112との間の距離が所定以下となる必要がある。そうでないと、パチンコ球(ガラス窓112の側を流下するパチンコ球)が開位置にある開閉扉160とガラス窓112との間の空間を通過して流下したり、開閉扉160の上端部とガラス窓112との間の隙間に詰まってしまい、入賞装置130に円滑に入賞することができないことになってしまうからである。
また、パチンコ機において、一般的に、遊技盤111とガラス窓112との間の距離は所定の寸法とされている。
これらのことから、開閉扉160については、その高さ寸法(正確には、回動軸164と開閉扉160の先端部との間の寸法)が所定以上のものが必要となる。
そして、それに伴って、入賞装置130(開口部152)について所定以上の高さ寸法が必要となり、入賞装置130の高さ寸法を短くする上でネックとなっていた。
本発明は、開閉扉について所定の高さ寸法を確保しつつ、入賞装置の高さ寸法を短くすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、遊技盤のおもて面に対して取り付けられる基板部と、前記基板部に形成された開口部と、前記開口部よりも下方において水平方向成分を有する方向に延びる底板部と、前記開口部に対して、前記開口部よりも下方に位置する回動軸を中心に、その先端部が前記基板部とほぼ同一の奥行方向位置に位置して前記開口部を閉じる閉位置と、その先端部が前記基板部よりも手前側に位置して前記開口部を開く開位置との間を揺動可能に配設される開閉扉とを有し、前記回動軸は、前記開閉扉に設けられた軸受け部に形成された回動軸挿通孔に挿通され、前記底板部のうち前記軸受け部に対応する部分には、当該軸受け部との干渉を回避する干渉回避部が形成されており当該軸受け部が当該干渉回避部に嵌合されている、パチンコ機の入賞装置である。
ここで、「干渉回避部」には、切欠部,孔部,凹部等が考えられる。このことは、請求項2に係る発明についても同様である。
この発明のパチンコ機の入賞装置では、軸受け部に対応して底板部に干渉回避部が形成され、軸受け部が干渉回避部に対して嵌合されているため、軸受け部は、底板部と干渉することなく、その嵌合された高さ寸法に対応して下方に位置する。こうして、回動軸は、その分、下方に位置する
そして、開閉扉に必要な高さ寸法は、回動軸を基準に決定されることから、回動軸が下方に位置する分、この入賞装置の高さ寸法が短くされる
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のパチンコ機の入賞装置であって、前記開閉扉には、前記回動軸を中心に当該開閉扉を揺動させるための力を受ける被操作部が形成されており、前記底板部のうち、前記開閉扉の前記被操作部を形成するための部分に対応する部分には、当該部分との干渉を回避する干渉回避部が形成されている、パチンコ機の入賞装置である。
この発明のパチンコ機の入賞装置では、請求項1に係る発明のパチンコ機の入賞装置の作用及び効果に加えて、次の作用及び効果が得られる。
すなわち、この入賞装置では、開閉扉の被操作部を形成するための部分にも対応して底板部に干渉回避部が形成されているため、開閉扉の被操作部を形成するための部分が干渉回避部に対して嵌合されることによって、その分、入賞装置の高さ寸法が長くなることが防止される。逆にいえば、開閉扉の被操作部を形成するための部分の大きさ(高さ寸法)がその分制約されることが防止される。
以上のように、本発明では、入賞装置の高さ寸法を短くすることができ、その分、役物を大きくすることが可能となる。
次に、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
まず、パチンコ機の一例について、その概略を説明する。
図1に示すように、このパチンコ機は筐体10を有し、筐体10の内部には、ほぼ鉛直な遊技盤11が配設されている。遊技盤11の手前側には、ガラス窓12が設けられている。ガラス窓12(遊技盤11)の下方には、ハンドル14や賞球払い出し装置(図示省略)が設けられている。
遊技盤11には、外側レール15及び内側レール16が設けられており、内側レール16の内側が遊技領域(符号省略)とされている。そして、遊技者がハンドル14を操作することによって発射されたパチンコ球は、遊技領域へと導かれる。
遊技盤11(遊技領域)には、多数の釘(図示省略)や風車26が設けられているとともに、複数の普通入賞口24が設けられている。普通入賞口24にパチンコ球が入った場合には、例えば15個のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
遊技盤11のほぼ中央にはセンター役物20が設けられている。センター役物20には、表示部(符号省略)が設けられている。センター役物20の下方には始動入賞口22が設けられ、その下方には入賞装置(大入賞口)30(図2も参照)が設けられている。
そして、始動入賞口22にパチンコ球が入る(これを入賞という)と、センター役物20の表示部における図柄が所定の時間変動表示され、その後、最終的な図柄が静止表示される。静止表示された図柄には「当たり」と「はずれ」とがあり、「当たり」の場合(例えば「777」)には、入賞装置(大入賞口)30が所定の回数開くようにされている。例えば、16回開き、1回当たり10個のパチンコ球が入るまで開いたままとなる。そして、1個のパチンコ球の入賞に対して、15個のパチンコ球が賞球として賞球払い出し装置から払い出される。
次に、入賞装置30について、詳しく説明する。
図3に示すように、入賞装置30は、ベース部材40,前板部材50,開閉扉60,ステージ形成部材70,上蓋部材80等を有しており、それらが結合されて形成されている(図2も参照)。
ベース部材40は、底板部41を有している。底板部41は、ほぼ水平に延びている。底板部41に対して種々の要素が形成されている。
図3に示すように、前板部材50は、基板部51を有している。基板部51は、横長の長方形状をなし、ほぼ鉛直平面状をしている。基板部51には、横長のほぼ長方形状の開口部52が形成されている。
前板部材50には、奥方向に向かって突出する一対の取付棒材58a,58bが設けられている。図中右側の取付棒材58bは、ベース部材40の被取付部48に取り付けられ、図中左側の取付棒材58aは上蓋部材80の被取付部88に取り付けられている。こうして、前板部材50は、ベース部材40等に対して取り付けられている。
前板部材50(基板部51)にはビス孔59が形成されている。そして、基板部51が遊技盤11(そのおもて面)に対して密着する状態で、前板部材50(入賞装置30)は、ビス(図示省略)によって、遊技盤11に対して取り付けられている。
開閉扉60は、開口部52に対応して横長の長方形状の板状をしており、開口部52の位置に対応した位置に配設されている。そして、後に詳述するように、閉位置(図2(a),図5(a))と開位置(図2(b),図5(b))との間を変位することによって、開口部52を開閉する。
図3に示すように、ステージ形成部材70は、ベース部材40のうちの手前側部分に対して、その上方から取り付けらている。
ステージ形成部材70には、ステージ部72が形成されている(図2(b)も参照)。そして、開閉扉60が開位置に位置する際に、開口部52を通って入賞装置30内に入賞したパチンコ球は、ステージ部72上を転動し、下流側に流れていく。
図3に示すように、ステージ部72の下流側には、球通過センサ75が設けられている。球通過センサ75によって、ステージ部72を転動したパチンコ球が検知され、入賞装置30内に入賞したパチンコ球の数が認識される。
上蓋部材80は、ベース部材40及びステージ形成部材70に対して、その上方から取り付けられている。
図2及び図3に示すように、開閉扉60の左右の各縁部には、板状部61a,61bが形成されている。各板状部61a,61bは、開閉扉60が開状態の際に、開閉扉60内のパチンコ球が外部に溢れ出ることを防止する。
図3に示すように、各板状部61a,61bの下端部には、軸受け部62a,62bが形成されている。各軸受け部62a,62bは、ほぼ円筒状をなしている。各軸受け部62a,62bには、軸孔63a,63b(回動軸挿通孔)が形成されている。
正確にいえば、各板状部61a,61bの一部であって、各軸受け部62a,62b(その一部)を構成する円筒状の部分の延長上に観念される部分等、回動軸64a,64bを支持する部分も、各軸受け部62a,62b(その残りの一部)を構成する。すなわち、軸受け部62a,62bとは、軸孔63a,63bを形成するために軸孔63a,63bの周囲において筒状等に観念し得る部分のことである。
各軸孔63a,63bには、回動軸64a,64bが、その軸回り方向に回転可能に挿通されている。
ベース部材40には、左右一対の軸材支持部42a,42bが形成されている。各軸材支持部42a,42bは、ともに一対の溝状の軸材嵌合部43aa,43ab,43ba,43bbを有している。
底板部41のうちの一対の軸材嵌合部43ba,43bbの間には、切欠部45b(干渉回避部)が形成されている(図4も参照)。切欠部45bは、軸受け部62bに対応して形成されている。切欠部45bは、開閉扉60が閉位置に位置する状態における板状部61bの一部(軸受け部62bの近傍部分)にも対応している。
また、図3に示すように、底板部41のうちの一対の軸材嵌合部43aa,43abの間の部分及びそれよりも奥側の部分には、切欠部45a(干渉回避部)が形成されている(図4も参照)。切欠部45aは、軸受け部62a並びに板状部61aの下縁部及びその近傍に対応して形成されている。
そして、各回動軸64a,64bが各軸材支持部42a,42b(その各軸材嵌合部43aa,43ab,43ba,43bb)に、その軸回り方向に回動可能に嵌合され支持されている。その状態で、軸材嵌合部43ab,43baの一部は、ステージ形成部材70によって塞がれている。
こうして、開閉扉60は、開口部52よりも下方に位置しほぼ水平に(このパチンコ機の幅方向に)延びる回動軸64a,64bを中心に揺動(回動)可能に、ベース部材40に取り付けられている。
その際、図3〜図5に示すように、軸受け部62b(板状部61bの一部を含む)は、切欠部45bに対して非接触状態で嵌合されている。また、軸受け部62a及び板状部61aの下縁部及びその近傍(開閉扉60が閉位置等に位置する状態において)は、切欠部45aに対して非接触状態で嵌合されている。
こうして、軸受け部62a,62b及び板状部61a等と底板部41とは、干渉しないようにされている。
ベース部材40に対して、ソレノイド90が配設されている。ソレノイド90は、ソレノイド収容箱91に収容され、ソレノイド収容箱91は、ベース部材40に対して取り付けられている。
ソレノイド90には、プランジャ92が出没可能に設けられている。プランジャ92は、圧縮スプリング94によってソレノイド90から突出する方向に付勢されており、ソレノイド90が非励磁状態の際にプランジャ92が突出状態であり、ソレノイド90が励磁状態の際にプランジャ92が没入状態である。プランジャ92の先端部には、フランジ状の係合部93が形成されている。
プランジャ92と開閉扉60との間には、回動部材95が配設されている。
回動部材95は、ほぼ円筒状の回動軸96を有している。回動軸96の両端部以外の部分は、当該両端部よりも大径状とされている(正確にいえば、大径状とされるとともにその一部は切り欠かれている)。
ベース部材40には、回動軸96の各端部に対応して、一対の溝状の回動軸嵌合部46a,46bが形成されている。ベース部材40のうちの一対の溝状の回動軸嵌合部46a,46bの間には、回動軸96のうちの両端部以外(前述のようにほぼ大径状とされている)に対応して、孔部47(干渉回避部)が形成されている。
図3〜図5に示すように、回動部材95は、回動軸96の両端部以外の部分が孔部47に対して非接触状態で嵌合され、回動軸96の各端部が回動軸嵌合部46a,46bに対して回動可能に嵌合されている。回動軸嵌合部46a,46bは、ステージ形成部材70によって塞がれている。
こうして、図5に示すように、回動部材95は、回動軸96を中心に回動可能とされている。
図3に示すように、回動部材95には、被係合部97及び作用部98が形成されている。両者は、回動軸96を中心にほぼ90度の角度を隔てて2方向に延びるように形成されている。
被係合部97には、プランジャ92の係合部93が係合されている。このため、プランジャ92が突出状態と没入状態との間を変位することによって、作用部98(その先端部)が下降位置(図5(a))と上昇位置(図5(b))との間を変位する。
図2(b)等に基づいて前述したように、開閉扉60の左右の各縁部には板状部61a,61bが形成されている。そして、左側の板状部61aは、右側の板状部61bよりも大きく形成されており、左側の板状部61aには、切欠状の被係合部65(被操作部)が形成されている。図5に示すように、被係合部65には、回動部材95の作用部98が係合している。
このため、図5(a)に示すように、作用部98が下降位置に位置する状態で、開閉扉60は閉位置に位置する。一方、図5(b)に示すように、作用部98が上昇位置に位置する状態で、開閉扉60は開位置に位置する。
そのようになるように、各部材の寸法や相互の位置関係が設定されている。
図5に示すように、基板部51(前板部材50)の開口部52のうちの上縁部における肉厚部分には、傾斜部55が形成されている。傾斜部55は、下方から上方に向かうにつれて手前側に向かうように、水平から傾斜している。
図2(a)及び図5(a)に示すように、開閉扉60は、閉位置に位置する状態において、その基端部からその先端部に向かうにつれて、上方に向かうとともに手前側に向かうように鉛直から傾斜している。
また、開閉扉60が閉位置に位置する状態において、その先端部が基板部51とほぼ同一の奥行方向位置に位置している。そして、開閉扉60の先端部(上端部)は、開口部52の傾斜部55と重なっている。
また、図2(b)及び図5(b)に示すように、開閉扉60は、開位置に位置する状態において、その先端部が基板部51よりも手前側に位置する。その際、開閉扉60は、その基端部から先端部に向かうにつれて徐々に上方に向かうように若干傾斜している。
そして、その際、開閉扉60(その先端部)とガラス窓12との間の距離は、所定以下とされている。すなわち、その間の隙間を通ってパチンコ球が流下したり、その隙間にパチンコ球が詰まってしまうことがなく、パチンコ球が、円滑に、開状態の開閉扉60に受けられ、開口部52を通って入賞装置30内に入賞するようにされている。
次に、このパチンコ機の入賞装置30の作用について説明する。
図3〜図5に基づいて前述したように、この入賞装置30では、軸受け部62a,62b及び板状部61a等に対応して底板部41に切欠部45a,45bが形成されている。そして、軸受け部62bは、切欠部45bに対して非接触状態で嵌合され、軸受け部62a及び板状部61a(開閉扉60が閉位置に位置する状態等)等は、切欠部45aに対して非接触状態で嵌合されている。
このため、この入賞装置30では、底板部41に切欠部45a,45bが形成されていない場合と比較して、軸受け部62a,62b等が切欠部45a,45bに嵌合された高さ寸法の分だけ、回動軸64a,64bが底板部41に対して下方に位置している。
このように、この入賞装置30では、軸受け部62a,62b等が底板部41に干渉することなく、底板部41(その上面)よりも下方に位置することができ、その分、回動軸64a,64bが下方に位置することができる。
そして、開閉扉60について必要な高さ寸法は回動軸64a,64bを基準に決定されることから、上述のように回動軸64a,64bが下方に位置し得る分だけ、入賞装置30は、高さ寸法が短くされ得るのである。
また、この入賞装置30では、板状部61aの下縁部も、底板部41に干渉することなく、底板部41(その上面)よりも下方に位置することができる。このため、入賞装置30の高さ寸法がその分長くされる必要がなく、板状部61aの大きさ(高さ寸法)が制約されることが防止される。
同様に、この入賞装置30では、回動軸96の両端部以外の部分が孔部47に対して非接触状態で嵌合されているため、回動軸96の当該部分も、底板部41に干渉することなく、底板部41(その上面)よりも下方に位置することができる。このため、入賞装置30の高さ寸法がその分長くされる必要がなく、回動軸96の当該部分の径(高さ寸法)が制約されることが防止される。
また、このパチンコ機の入賞装置30では、次の2つの観点からも、その高さ寸法が短くされ得る。
図5(a)に基づいて前述したように、この入賞装置30では、ほぼ鉛直でガラス窓12とほぼ平行の基板部51(その開口部52)に対して、開閉扉60が、閉位置に位置する状態においても、その基端部からその先端部に向かうにつれて、上方に向かうとともに手前側に向かうように鉛直から傾斜している。
このため、基板部51(その開口部52)の高さ寸法が所定のものであるという条件の下において、閉位置に位置する状態で鉛直の場合(図6(a)参照)よりも、開閉扉60は、長い高さ寸法を有することができる。
このことから、逆に、基板部51(その開口部52)の高さ寸法がその分短くても、開閉扉60(正確には、回動軸64a,64bと開閉扉60の先端部との間の距離)は、開位置に位置する際に必要とされる高さ寸法(その先端部とガラス窓12との間の距離が所定以下となる寸法)を確保することができることとなる。
こうして、この入賞装置30では、開口部52の高さ寸法を短くすることができ、基板部51(入賞装置30)の高さ寸法は短くされ得るのである。
また、同じく図5(a)に基づいて前述したように、この入賞装置30では、基板部51(前板部材50)の開口部52のうちの上縁部における肉厚部分には傾斜部55が形成されており、開閉扉60が閉位置に位置する状態において、開閉扉60の先端部が開口部52の傾斜部55(基板部51)と重なっている。
このため、仮に基板部51(その開口部52)の高さ寸法が所定のものであるという条件の下において、基板部51(151)の開口部52(152)の上縁部における肉厚部分に傾斜部55が形成されておらず、閉位置に位置する状態の開閉扉60(160)の先端部が基板部51(151)と重なっていない、という場合(図6(a)参照)よりも、開閉扉60は、長い高さ寸法を有することができる。
このことから、逆に、基板部51(その開口部52)の高さ寸法がその分短くても、開閉扉60(正確には、回動軸64a,64bと開閉扉60の先端部との間の距離)は、開位置に位置する際に必要とされる高さ寸法(その先端部とガラス窓12との間の距離が所定以下となる寸法)を確保することができることとなる。
こうして、この入賞装置30では、この点でも、開口部52の高さ寸法を短くすることができ、基板部51(入賞装置30)の高さ寸法が短くされ得るのである。
なお、上記のものはあくまで本発明の一実施形態にすぎず、当業者の知識に基づき種々の変更を加えた態様で本発明を実施できることはもちろんである。
例えば、開閉扉60は、閉位置に位置する状態において必ずしも鉛直から傾斜していなくてもよい。また、基板部51の開口部52のうちの上縁部における肉厚部分に、必ずしも傾斜部55(閉位置に位置する状態における開閉扉60の先端部が重なる)が形成されていなくてもよい。
本発明の一実施形態のパチンコ機の正面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す斜視図である。(a)は開閉扉が閉位置に位置する状態を示し、(b)は開閉扉が開位置に位置する状態を示す。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を斜め下方から見た斜視図である。開閉扉が開位置に位置する状態を示す。 本発明の一実施形態のパチンコ機の入賞装置を示す縦断面図である。(a)は開閉扉が閉位置に位置する状態を示し、(b)は開閉扉が開位置に位置する状態を示す。 従来のパチンコ機の入賞装置を示す縦断面図である。(a)は開閉扉が閉位置に位置する状態を示し、(b)は開閉扉が開位置に位置する状態を示す。
符号の説明
11 遊技盤
41 底板部
45a,45b 切欠部
51 基板部
52 開口部
60 開閉扉
61a 板状部
65 被係合部(被操作部)
62a,62b 軸受け部
63a,63b 軸孔(回動軸挿通孔)
64a,64b 回動軸

Claims (2)

  1. 遊技盤のおもて面に対して取り付けられる基板部と、
    前記基板部に形成された開口部と、
    前記開口部よりも下方において水平方向成分を有する方向に延びる底板部と、
    前記開口部に対して、前記開口部よりも下方に位置する回動軸を中心に、その先端部が前記基板部とほぼ同一の奥行方向位置に位置して前記開口部を閉じる閉位置と、その先端部が前記基板部よりも手前側に位置して前記開口部を開く開位置との間を揺動可能に配設される開閉扉とを有し、
    前記回動軸は、前記開閉扉に設けられた軸受け部に形成された回動軸挿通孔に挿通され、
    前記底板部のうち前記軸受け部に対応する部分には、当該軸受け部との干渉を回避する干渉回避部が形成されており当該軸受け部が当該干渉回避部に嵌合されている、
    パチンコ機の入賞装置。
  2. 請求項1に記載のパチンコ機の入賞装置であって、
    前記開閉扉には、前記回動軸を中心に当該開閉扉を揺動させるための力を受ける被操作部が形成されており、
    前記底板部のうち、前記開閉扉の前記被操作部を形成するための部分に対応する部分には、当該部分との干渉を回避する干渉回避部が形成されている、
    パチンコ機の入賞装置。


JP2005051788A 2005-02-25 2005-02-25 パチンコ機の入賞装置 Expired - Fee Related JP4704068B2 (ja)

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