JP2006237254A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】半導体素子の発光性能を従来程度に維持するかまたは向上させつつ、その半導体素子の静電耐圧特性を従来よりも大幅に改善すること。
【解決手段】静電耐圧部140の形成工程では、まず最初に、1100℃でアンドープGaNからなる無添加半導体層141を200nmの膜厚で成長させる。続いて、850℃まで降温して、SiをドープしたGaNからなる添加半導体層142を50nmの膜厚で成長させる。なお、この無添加半導体層141と添加半導体層142の2層の半導体層によって、n形コンタクト層130の側から数えて1組目の本発明の耐電圧構造が構成される。その後、シランガスのみを止め、同温にてアンドープGaNからなる無添加半導体層143を200nmの膜厚で成長させる。最後に、シランガスを追加し、同温にてSiをドープしたGaNからなる添加半導体層144を30nmの膜厚で成長させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、 III族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を基板上に複数層積層して形成される半導体素子に関し、特に、素子の静電耐圧特性を改善するための半導体の積層構造やその製造方法に関する。ただし、ここで言う半導体素子には、半導体レーザや発光ダイオード等の半導体発光素子の他にも、半導体受光素子などをも含む。
本発明は、半導体素子の静電耐圧特性の改善に大いに有用なものである。
半導体素子の静電耐圧特性は、例えば、200v〜2000v程度の逆向きの静電圧をその半導体素子に印加する耐久テスト(例:人体モデル(HBM)のESD試験)などを実施して、その時のその半導体素子の生存率などによって評価することができる。例えばこの様な静電耐圧特性の向上を目的として提案された窒化物半導体素子としては、下記の特許文献1に記載されているものなどが公知である。本願図3にこの特許文献1中の実施例1に記載されている半導体素子(LED)の断面図(特許文献1中の図1)を示す。この半導体素子はこの図に示す様に、基板1、バッファ層2、アンドープGaN層3、n側コンタクト層4、n側第1多層膜層5、n側第2多層膜層6、活性層7、p側多層膜クラッド層8、p側GaNコンタクト層9、p電極10、及びn電極12などを有して成る。中でも特に、n側第1多層膜層5とn側第2多層膜層6は、この従来の半導体素子の静電耐圧の向上に寄与する部分である。
静電耐圧の向上に寄与する構造を供する上記従来のn側第1多層膜層5とn側第2多層膜層6の中には、不純物が添加された半導体層が1層だけ存在する。即ち、n側第1多層膜層5及びn側第2多層膜層6の中では、n側第1多層膜層5の一部を構成するSiドープのn形の中間層5b以外の各半導体層は、全てアンドープの半導体から形成されている。
特許第3063757号公報
しかしながら、静電耐圧の向上に寄与する構造を供する例えば上記の様な多層膜構造(n側第1多層膜層5及びn側第2多層膜層6)では、各膜厚の最適化を実施しても、高い静電圧が印加された際に、キャリアが素子中の結晶構造の欠陥に集中する現象を必ずしも十分には緩和することができなかった。
例えば、上記の様な従来構造の発光ダイオードにおいて、1000v〜1800v程度の逆向きの静電圧を印加する耐久テスト(:人体モデル(HBM)のESD試験)を実施した場合には、十分な出力性能を維持したまま、試験後の生存率を十分に引き上げることは困難であった。
一般に、静電耐圧の向上に寄与する構造を供する例えば上記の様な多層膜構造の中の無添加の半導体層の膜厚を厚くするほど静電耐圧特性が向上するわけではなく、結晶成長温度の設定によっては、膜厚が薄い方がむしろ素子の静電耐圧特性が向上する無添加の半導体層もあり得、その傾向は単純には一定しない。また、その様な無添加の半導体層の膜厚を厚くするほど、その増大に反して素子の出力性能は低下してしまう。したがって、その半導体素子の出力性能を維持した上で、その半導体素子の静電耐圧特性を向上させることは困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は、半導体素子の発光性能または受光性能を従来程度に維持するかまたは向上させつつ、その半導体素子の静電耐圧特性を従来よりも改善することである。
上記の課題を解決するためには、以下の手段が有効である。
即ち、本発明の第1の手段は、 III族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を基板上に複数層積層して形成される半導体素子において、活性層と少なくとも一方のコンタクト層との間に、そのコンタクト層の側から、不純物が無添加の無添加半導体層、不純物が添加された添加半導体層の順で2層1組にて構成された耐電圧構造を複数組設けることである。
ただし、上記のコンタクト層は、n形のコンタクト層であっても、p形のコンタクト層であってもよく、また、n側とp側の両方のコンタクト層に対してそれぞれ同時に上記の構造を適用しても良い。
また、上記の不純物は、n形の不純物であってもp形の不純物であってもよく、複数の種類の不純物を同時に添加しても良い。また、n形の不純物とp形の不純物とを同時に添加しても良い。ただし、両方の形の不純物を混在させて1層の添加半導体層を形成する場合には、例えばn形コンタクト層では、p形の不純物よりもn形の不純物の方をより高い濃度で用いるものとする。
なお、上記の半導体素子は、発光ダイオードや半導体レーザなどの半導体発光素子であっても良いし、半導体受光素子であっても良い。また、上記の活性層は、MQW構造のものであっても、SQW構造のものであっても良い。
また、本発明の第2の手段は、上記の第1の手段において、上記のコンタクト層をn形のコンタクト層とし、更に上記の不純物をn形の不純物とすることである。
また、本発明の第3の手段は、上記の第1又は第2の手段において、上記の無添加半導体層を、不純物が無添加の窒化ガリウム(GaN)から構成することである。
また、本発明の第4の手段は、上記の第1乃至第3の何れか1つの手段において、上記の添加半導体層を、シリコン(Si)を添加した窒化ガリウム(GaN)から構成することである。
また、本発明の第5の手段は、上記の第1乃至第4の何れか1つの手段において、上記の耐電圧構造を2組設けることである。
また、本発明の第6の手段は、上記の第1乃至第5の何れか1つの手段において、上記の活性層の発光ピーク波長又は受光ピーク波長を、450nm以上480nm以下とし、上記のコンタクト層の側から数えて2組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の膜厚を、100nm以上300nm以下にすることである。この無添加半導体層の膜厚は、より望ましくは、160nm以上240nm以下にすると良い。
また、本発明の第7の手段は、上記の第1乃至第5の何れか1つの手段において、上記の活性層の発光ピーク波長又は受光ピーク波長を、510nm以上550nm以下とし、上記のコンタクト層の側から数えて2組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の膜厚を、10nm以上50nm以下にすることである。この無添加半導体層の膜厚は、より望ましくは、25nm以上35nm以下にすると良い。
また、本発明の第8の手段は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法において、上記のコンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の結晶成長温度を1000℃以上1200℃以下にすることである。ただし、より望ましくは、この無添加半導体層の結晶成長温度は、1050℃以上1150℃以下にすると良い。
また、本発明の第9の手段は、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法において、上記のコンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の結晶成長温度、及び、コンタクト層の側から数えて2組目以降の耐電圧構造を構成する半導体層の結晶成長温度を何れも800℃以上900℃以下にすることである。ただし、より望ましくは、この添加半導体層の結晶成長温度は、830℃以上870℃以下にすると良い。
また、本発明の第10の手段は、上記の第9の手段において、上記のコンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の結晶成長温度を1000℃以上1200℃以下にすることである。ただし、より望ましくは、この無添加半導体層の結晶成長温度は、1050℃以上1150℃以下にすると良い。
以上の本発明の手段により、前記の課題を効果的、或いは合理的に解決することができる。
以上の本発明の手段によって得られる効果は以下の通りである。
即ち、本発明の第1の手段によれば、2層1組にて構成される上記の耐電圧構造が複数組半導体素子の中に形成されるので、この静電耐圧特性の向上に寄与する上記の複数組の耐電圧構造から成る部分において、少なくとも2層以上の添加半導体層が具備される。この構成によれば、高い静電圧が印加された際にキャリアが素子中の結晶構造の欠陥に集中する現象を従来よりも良好に緩和することができる。したがって、本発明の第1の手段によれば、発光強度や閾値電圧などの素子の発光性能または受光性能を少なくとも従来程度に十分確保したまま、素子の静電耐圧特性を従来よりも更に良好に得ることができる。
また、結晶成長基板に近い側である下方側にn形の半導体層を積層し、その反対側である上方側にp形の半導体層を積層する場合に、本発明の第2の手段によれば、上記の耐電圧構造が、結晶成長基板に近い側のコンタクト層に隣接または接近して複数組形成される。したがって、本発明の第2の手段によれば、活性層の結晶成長温度よりも高い温度で結晶成長させる高温成長層を上記の耐電圧構造の中に形成しても、その結晶成長過程の高温環境における熱ダメージを活性層に与える恐れがない。
このため、本発明の第2の手段によれば、結晶成長基板に近い側である下方側にn形の半導体層を積層し、その反対側である上方側にp形の半導体層を積層する場合に、活性層の結晶品質と上記の耐電圧構造の結晶品質とを同時に高く確保することが可能となり、よって、素子の発光性能または受光性能を効果的に維持または向上させることができる。
また、外部量子効率を向上させるために、結晶成長面に凹凸を有する加工基板を結晶成長基板として用いる場合には、その凹凸によって結晶の欠陥が形成され易くなるので、素子に高い静電圧を掛けた際の欠陥へのキャリアの集中は、その加工基板に近い側でより発生し易くなる。
したがって、その様な加工基板に近い側である下方側にn形の半導体層を積層し、その反対側である上方側にp形の半導体層を積層する場合に本発明の第2の手段を用いれば、加工基板に近い側である下方側にn形の半導体層を積層し、かつ、p側のみに上記の耐電圧構造を形成する場合よりも、より効果的に上記のキャリアの集中を緩和することができる。
また、本発明の第3または第4の手段によれば、上記の作用を良好に奏する好適または最適な耐電圧構造を一般的な材料を用いて簡単に形成することができる。
また、本発明の第5の手段によれば、上記の耐電圧構造に対する最も簡潔な積層構造によって、上記の本発明の作用・効果を得ることができる。
また、本発明の第6または第7の手段によれば、各波長の光を発光または受光する各半導体素子において、発光性能または受光性能を従来以上に確保しつつ、静電耐圧特性を従来よりも向上させることができる。この2組目の耐電圧構造の無添加半導体層の膜厚が薄過ぎるとこの無添加半導体層自身の抵抗が小さくなり過ぎるので、静電耐圧特性の改善を図ることが難しくなる。また、この無添加半導体層の膜厚が厚過ぎると、次の何れかの理由によって、素子の発光性能または受光性能を従来以上に確保することが難しくなる。
(理由1)この無添加半導体層自身の抵抗が大きくなり過ぎるため。
(理由2)この無添加半導体層を後述の800℃〜900℃程度の比較的低い結晶成長温度で成長させると、この無添加半導体層の表面に適度の荒れを形成することができる。この時、この無添加半導体層の膜厚が厚過ぎると、その表面荒れによってこの無添加半導体層の結晶品質や、その後に結晶成長させる例えば活性層などの半導体層の結晶品質を良好に確保することが困難になるため。
なお、この2組目の耐電圧構造の無添加半導体層の、800℃〜900℃程度の結晶成長温度における表面荒れや厚膜化に伴って、活性層などの半導体層の結晶品質もが劣化する現象は、原子半径が大きいために格子不整合を招き易いインジウム(In)を活性層に比較的多く用いる緑色発光または緑色受光の半導体素子においてより顕著化し易い。
また、本発明の第8の手段によれば、コンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の結晶成長温度が比較的高温に設定されるため、この無添加半導体層の結晶品質を良好に確保することができる。このため、その後に結晶成長させる各半導体層の結晶品質が良好に確保されるので、素子の出力性能または入力性能を良好に確保することができる。
また、本発明の第9の手段によれば、コンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の結晶成長温度、及び、コンタクト層の側から数えて2組目以降の耐電圧構造を構成する半導体層の結晶成長温度が何れも比較的低温に設定されるため、これらの半導体層の表面に適度の荒れを形成することができる。したがって、本発明の第9の手段によれば、高い静電圧が印加された際にキャリアが素子中の結晶構造の欠陥に集中する現象を従来よりも緩和することができる。したがって、本発明の第9の手段によれば、発光強度や閾値電圧などの素子の発光性能または受光性能を十分確保したまま、素子の静電耐圧特性を従来以上に得ることができる。
また、本発明の第10の手段によれば、本発明の第9の手段において、本発明の第8の手段に基づく作用・効果を得ることができる。
なお、上記の活性層における発光波長または受光波長を450nm以上480nm以下とする場合には、上記のコンタクト層の側から数えて2組目以降の各耐電圧構造を構成する各半導体層の膜厚の総和の値と、そのコンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の膜厚の値との合計値を140nm以上600nm以下にすることがより望ましい。
この構成によって、発光特性または受光特性を従来以上に維持しつつ、静電耐圧特性を従来よりも改善することができる。なお、この膜厚が厚過ぎると前述の(理由1)または(理由2)による発光性能または受光性能の低下を招き、この膜厚が薄過ぎるとこれらの半導体層自身の抵抗が小さくなり過ぎて静電耐圧特性の向上が難しくなる。
また、上記の活性層における発光波長または受光波長を510nm以上550nm以下とする場合には、上記のコンタクト層の側から数えて2組目以降の各耐電圧構造を構成する各半導体層の膜厚の総和の値と、そのコンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の膜厚の値との合計値を50nm以上250nm以下にすることがより望ましい。
この構成によって、発光特性または受光特性を従来以上に維持しつつ、静電耐圧特性を従来よりも改善することができる。なお、この膜厚が厚過ぎると前述の(理由1)または(理由2)による発光性能または受光性能の低下を招き、この膜厚が薄過ぎるとこれらの半導体層自身の抵抗が小さくなり過ぎて静電耐圧特性の向上が難しくなる。
また、コンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する無添加半導体層の膜厚は、100nm以上300nm以下にすることがより望ましい。なお、この膜厚が厚過ぎると前述の(理由1)による発光性能または受光性能の低下を招き、この膜厚が薄過ぎるとこの無添加半導体層自身の抵抗が小さくなり過ぎて静電耐圧特性の向上が難しくなる。
また、コンタクト層の側から数えて1組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の膜厚は、10nm以上100nm以下にすることがより望ましい。なお、この膜厚が厚過ぎると前述の(理由2)による発光性能または受光性能の低下を招き、この膜厚が薄過ぎると、キャリアの横方向への分散作用が不足して静電耐圧特性の向上が難しくなる。
また、コンタクト層の側から数えて2組目の耐電圧構造を構成する添加半導体層の膜厚は、20nm以上40nm以下にすることがより望ましい。なお、この膜厚が厚過ぎると前述の(理由2)による発光性能または受光性能の低下を招き、この膜厚が薄過ぎると、キャリアの横方向への分散作用が不足して静電耐圧特性の向上が難しくなる。
なお、本明細書で言う「 III族窒化物系化合物半導体」一般には、2元、3元、又は4元の「Al1-x-y Gay Inx N;0≦x≦1,0≦y≦1,0≦1−x−y≦1」成る一般式で表される任意の混晶比の半導体が含まれ、更に、p形或いはn形の不純物が添加された半導体もまた、これらの「 III族窒化物系化合物半導体」の範疇である。
また、上記の III族元素(Al,Ga,In)の内の少なくとも一部をボロン(B)やタリウム(Tl)等で置換したり、或いは、窒素(N)の少なくとも一部をリン(P)、砒素(As)、アンチモン(Sb)、ビスマス(Bi)等で置換したりしても良い。
また、上記のp形の不純物(アクセプター)としては、例えば、マグネシウム(Mg)や、或いはカルシウム(Ca)等の公知のp形不純物を添加することができる。
また、上記のn形の不純物(ドナー)としては、例えば、シリコン(Si)や、硫黄(S)、セレン(Se)、テルル(Te)、或いはゲルマニウム(Ge)等の公知のn形不純物を添加することができる。
また、これらの不純物(アクセプター又はドナー)は、同時に2元素以上を添加しても良いし、同時に両形(p形とn形)を添加しても良い。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
ただし、本発明の実施形態は、以下に示す個々の実施例に限定されるものではない。
図1は、本実施例1の発光ダイオード100の断面図である。
この発光ダイオード100は、サファイア基板110の結晶成長面上に、バッファ層120、n形コンタクト層130、静電耐圧部140、n形クラッド層150、MQW活性層160、p形クラッド層170、及びp形コンタクト層180を順次結晶成長させて得られたものである。ただし、上記の静電耐圧部140は、下側から無添加半導体層141、添加半導体層142、無添加半導体層143、及び添加半導体層144の順に、各半導体層を順次結晶成長によって積層したものである。この静電耐圧部140では、無添加半導体層141と添加半導体層142とで、本発明の1組目の耐電圧構造が構成されており、更に、無添加半導体層143と添加半導体層144とで本発明の2組目の耐電圧構造が構成されている。
以下、上記の発光ダイオード100の製造方法を、図1を用いて説明する。
上記の発光ダイオード100の各半導体層は何れも、有機金属化合物気相成長法(MOVPE)による気相成長により結晶成長されたものである。ここで用いられたガスは、キャリアガス(H2 又はN2 )と、アンモニアガス(NH3 )と、トリメチルガリウム(Ga(CH3)3:以下「TMG」と書く。) と、トリメチルインジウム(In(CH3)3:以下「TMI」と書く。) と、トリメチルアルミニウム(Al(CH3)3:以下「TMA」と書く。) と、シラン(SiH4 )と、シクロペンタジエニルマグネシウム(Mg(C5 5 2 :以下「CP2 Mg」と書く。)などである。
ただし、これらの半導体層を結晶成長させる方法としては、上記の有機金属化合物気相成長法(MOVPE)の他にも、分子線気相成長法(MBE)、ハライド気相成長法(HVPE)等を用いることができる。
まず最初に、図1に図示する様な断面形状が三角波形状の互いに平行なストライプ溝を有する加工基板(サファイア基板110)をMOVPEの反応容器内にセットし、水素を流しながら、基板の温度を1050℃まで上昇させ、基板のクリーニングを行う。
ここで、サファイアa面に上記の様な凹凸加工が施されたサファイア基板110を用いる目的は、マウントまたはサブマウント等へのマウント方式(給電形態)などにもよるが、少なくとも次の何れか1つである。
(a)フェイスダウン型のLEDを製造する場合に、外部量子効率を向上させる。
(b)ELO(半導体結晶の横方向成長)に寄与する。
(c)基板と半導体層との間に生じる応力を緩和する。
(バッファ層120)
続いて、温度を510℃まで下げ、キャリアガスに水素、原料ガスにアンモニアとTMA(トリメチルアルミニウム)とを用い、サファイア基板110上にAlNよりなるバッファ層120を約15nmの膜厚で成長させる。
(n形コンタクト層130)
バッファ層120成長後、TMGのみ止めて、温度を1100℃まで上昇させる。1100℃になったら、同じく原料ガスにTMG、アンモニアガス、不純物ガスにシランガスを用い、Siを4.5×1018〔cm-3〕ドープしたGaNよりなるn形コンタクト層130を4μmの膜厚で成長させる。
(静電耐圧部140)
(1)無添加半導体層141
次に、シランガスのみを止め、1100℃で、TMG、アンモニアガスを用いて、アンドープGaNからなる無添加半導体層141を200nmの膜厚で成長させる。
(2)添加半導体層142
続いて、TMGを止めて、温度を850℃まで降下させる。850℃になったら、TMG及びシランガスを追加して、Siを4.5×1018〔cm-3〕ドープしたGaNからなる添加半導体層142を50nmの膜厚で成長させる。
なお、この無添加半導体層141と添加半導体層142の2層の半導体層によって、n形コンタクト層130の側から数えて1組目の本発明の耐電圧構造が構成される。
(3)無添加半導体層143
その後、シランガスのみを止め、同温(850℃)にてアンドープGaNからなる無添加半導体層143を200nmの膜厚で成長させる。
(4)添加半導体層144
最後に、シランガスを追加し、同温(850℃)にてSiを4.5×1018〔cm-3〕ドープしたGaNからなる添加半導体層144を30nmの膜厚で成長させる。
なお、この無添加半導体層143と添加半導体層144の2層の半導体層によって、n形コンタクト層130の側から数えて2組目の本発明の耐電圧構造が構成される。
(n形クラッド層150)
次に、シランガスとTMGを止めて、温度を1050℃まで上昇させる。1050℃になったら、TMGを追加し、アンドープGaNよりなる第1の窒化物半導体層を4nm成長させ、次に温度を800℃にして、TMG、TMI、アンモニアを用いて、アンドープIn0.13Ga0.87Nよりなる第2の窒化物半導体層を2nm成長させる。そしてこれらの操作を繰り返し、第1+第2の順で交互に10層づつ積層させ、最後にGaNよりなる第1の窒化物半導体層を4nm成長さた超格子構造の多層膜よりなるn形クラッド層150を64nmの膜厚で成長させる。
(MQW活性層160)
次に、温度を800℃にして、膜厚20nmの無添加のGaNから成る障壁層と、膜厚3nmの無添加のIn0.2 Ga0.8 Nから成る井戸層とを交互に積層して構成されるMQW活性層160を成長させる。
(p形クラッド層170)
次に、温度1050℃でTMG、TMA、アンモニア、CP2 Mg(シクロペンタジエニルマグネシウム)を用い、Mgを1×1020〔cm-3〕ドープしたp形Al0.2 Ga0.8 Nよりなる第3の窒化物半導体層を4nmの膜厚で成長させ、続いて温度を800℃にして、TMG、TMI、アンモニア、CP2 Mgを用いて、Mgを1×1020〔cm-3〕ドープしたIn0.03Ga0.97Nよりなる第4の窒化物半導体層を2.5nmの膜厚で成長させる。そしてこれらの操作を繰り返し、第3+第4の順で交互に5層ずつ積層し、最後に第3の窒化物半導体層を4nmの膜厚で成長させた超格子構造の多層膜よりなるp形クラッド層170を36.5nmの膜厚で成長させる。
(p形コンタクト層180)
続いて、1050℃でTMG、アンモニア、CP2 Mgを用いて、Mgを1×1020〔cm-3〕ドープしたp形GaNよりなるp形コンタクト層180を70nmの膜厚で成長させる。
その後、最上層のp形コンタクト層180の表面に所定の形状のマスクを形成し、RIE(反応性イオンエッチング)装置でp形コンタクト層180側からエッチングを行い、図1に示すようにn形コンタクト層130の一部を露出させる。
次に、p形コンタクト層180の上には透光性のp電極191aを蒸着し、また、n形コンタクト層130上にはn電極192を蒸着する。このp電極191aは、p形コンタクト層180に直接接合する膜厚約1.5nmのコバルト(Co)より成る第1層と、このコバルト膜に接合する膜厚約6nmの金(Au)より成る第2層とを順次積層することにより構成する。
更に、透光性のp電極191aの上に蒸着するpパッド電極191bは、膜厚約18nmのバナジウム(V)より成る第1層と、膜厚約1.5μmの金(Au)より成る第2層と、膜厚約10nmのアルミニウム(Al)より成る第3層とを順次積層することにより構成する。
一方、多層構造のn電極192は、n形コンタクト層130の一部露出された部分の上から、膜厚約18nmのバナジウム(V)より成る第1層と、膜厚約100nmのアルミニウム(Al)より成る第2層とを順次積層することにより構成する。
なお、透光性のp電極191aの露出面や、エッチングなどによって露出した各半導体層の側壁面などには、SiO2膜より成る保護膜を形成しても良い。また、サファイア基板110の底面に当たる外側の最下部には、例えば膜厚約500nmのアルミニウム(Al)より成る反射金属層を蒸着しても良い。この様な反射金属層を形成する場合には、その材料として、Rh、Ti、Wなどの金属の他にも、例えばTiN、HfNなどの窒化物を用いても良い。
以上の様にして作成された発光ダイオード100の発光ピーク波長は約470nm(青色発光)で、順方向電流20mAにおける駆動電圧Vfは約3.5vであった。この発光ダイオード100に対して、1000v〜1800vの逆向きの静電圧を印加する耐久テスト(:人体モデル(HBM)のESD試験)を実施した。その時の各静電圧に対する発光ダイオード100の生存率は次の通りであり、何れの場合においても従来よりも大幅に高い生存率が得られた。
(a)静電圧が−1000vの時の生存率:約83%
(b)静電圧が−1200vの時の生存率:約83%
(c)静電圧が−1800vの時の生存率:約82%
また、上記の添加半導体層142の膜厚は、10nm〜100nmの範囲内で変動させても、静電耐圧特性(生存率)や出力特性(駆動電圧Vf)等には、あまり大きな変化が現われないことが分かった。
一方、上記のESD試験と対比するために、従来構造のLEDを試作してその生存率を求めた。ここで用いた対比用のLEDとしては、次の相違点以外は上記の発光ダイオード100と同じ構造のものを用いた。
(相違点)無添加半導体層141、添加半導体層142、及び無添加半導体層143の3層を積層する代わりに、結晶成長温度850℃で結晶成長された膜厚300nmのアンドープのGaNから成る半導体層を、添加半導体層144とn形コンタクト層130との間に積層した。なお、この場合も、図3に例示される従来構造と同様に、静電耐圧特性に寄与する部分における、不純物が添加された半導体層の数は、上記の添加半導体層144に対応するSiドープの半導体層の1層のみとなる。
この対比用のLEDに対して上記と同様のESD試験を実施した結果、この対比用のLEDの生存率は次の通りであった。
(a)静電圧が−1000vの時の生存率:約45%
(b)静電圧が−1200vの時の生存率:約43%
(c)静電圧が−1800vの時の生存率:約42%
また、この対比用のLEDの出力特性は、上記の発光ダイオード100と同等であった。これらの結果から、本発明の手段により、半導体素子において出力性能を良好に維持したまま静電耐圧特性を大幅に改善できることが分かった。
図2は、本実施例2の発光ダイオード200の断面図である。この発光ダイオード200の発光ピーク波長は約530nm(緑色発光)であり、以下の相違点以外の点については、上記の実施例1の発光ダイオード100と同じ構造とした。
(相違点1)
サファイア基板210に対して実施例1で示した凹凸加工は実施せずに、結晶成長面にはサファイアa面を用いた。
(相違点2)
発光ダイオード100の静電耐圧部140に対応する発光ダイオード200の静電耐圧部240において、n形コンタクト層130の側から数えて2組目の本発明の耐電圧構造の下層側を構成するアンドープの半導体層(無添加半導体層243)を次の結晶成長条件で積層した。
<結晶成長条件>結晶成長温度850℃にてアンドープGaNからなる半導体層(無添加半導体層243)を30nmの膜厚で成長させた。
(相違点3)
MQW活性層260を構成する各井戸層の組成を変更した。即ち、緑色発光とするために、各井戸層をそれぞれアンドープのIn0.4 Ga0.6 Nから成る膜厚約3nmの半導体層から形成した。
そして、上記以外の点については、実施例1の発光ダイオード100と同等の製造条件で、本実施例2の発光ダイオード200を製造した。
この様にして製造された発光ダイオード200においては、順方向電流20mAにおける駆動電圧Vfは約3.5vであった。この発光ダイオード200に対して、1000vの逆向きの静電圧を印加する耐久テスト(:人体モデル(HBM)のESD試験)を実施した。その時の静電圧に対する発光ダイオード200の生存率は次の通りであり、従来よりも大幅に高い生存率が得られた。
(a)静電圧が−1000vの時の生存率:約77%
一方、上記のESD試験と対比するために、従来構造のLEDを試作してその生存率を求めた。ここで用いた対比用のLEDとしては、次の相違点以外は上記の発光ダイオード200と同じ構造のものを用いた。
(相違点)無添加半導体層141、添加半導体層142、及び無添加半導体層243の3層を積層する代わりに、結晶成長温度850℃で結晶成長された膜厚300nmのアンドープのGaNから成る半導体層を、添加半導体層144とn形コンタクト層130との間に積層した。
この対比用のLEDに対して上記と同様のESD試験を実施した結果、この対比用のLEDの生存率は次の通りであった。
(a)静電圧が−1000vの時の生存率:約4.1%
また、この対比用のLEDの出力特性は、上記の発光ダイオード200と同等であった。これらの結果から、本発明の手段により、半導体素子において出力性能を良好に維持したまま静電耐圧特性を大幅に改善できることが分かった。
本発明を適用することにより本発明の作用・効果が得られる半導体素子としては、半導体レーザや発光ダイオード等の半導体発光素子の他にも、半導体受光素子などがある。
また、 III族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を基板上に複数層積層して形成されるその他の半導体デバイス(半導体素子)においても同様に、本発明の手段を適用することによって、本発明の作用・効果を得ることができる。
実施例1の発光ダイオード100の断面図。 実施例2の発光ダイオード200の断面図。 従来の発光ダイオードの断面図。
符号の説明
100 : 発光ダイオード
110 : サファイア基板
120 : バッファ層
130 : n形コンタクト層
140 : 静電耐圧部
141 : 無添加半導体層(無添加GaN)
142 : 添加半導体層(SiドープGaN)
143 : 無添加半導体層(無添加GaN)
144 : 添加半導体層(SiドープGaN)
150 : n形クラッド層(超格子構造)
160 : MQW活性層
170 : p形クラッド層(超格子構造)
180 : p形コンタクト層
191a: p電極
191b: pパッド電極
192 : n電極
200 : 発光ダイオード
210 : サファイア基板
220 : バッファ層
240 : 静電耐圧部
243 : 無添加半導体層(無添加GaN)
260 : MQW活性層

Claims (10)

  1. III族窒化物系化合物半導体から成る半導体層を基板上に複数層積層して形成される半導体素子において、
    活性層と少なくとも一方のコンタクト層との間に前記コンタクト層の側から、不純物が無添加の無添加半導体層、不純物が添加された添加半導体層の順で2層1組にて構成された耐電圧構造を複数組有する
    ことを特徴とする半導体素子。
  2. 前記コンタクト層は、
    n形のコンタクト層であり、
    前記不純物は、
    n形の不純物である
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記無添加半導体層は、
    不純物が無添加の窒化ガリウム(GaN)からなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体素子。
  4. 前記添加半導体層は、
    シリコン(Si)を添加した窒化ガリウム(GaN)からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の半導体素子。
  5. 前記耐電圧構造を2組有する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の半導体素子。
  6. 前記活性層の発光ピーク波長又は受光ピーク波長は、
    450nm以上480nm以下であり、
    前記コンタクト層の側から数えて2組目の前記耐電圧構造を構成する前記無添加半導体層の膜厚は、
    100nm以上300nm以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体素子。
  7. 前記活性層の発光ピーク波長又は受光ピーク波長は、
    510nm以上550nm以下であり、
    前記コンタクト層の側から数えて2組目の前記耐電圧構造を構成する前記無添加半導体層の膜厚は、
    10nm以上50nm以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の半導体素子。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法であって、
    前記コンタクト層の側から数えて1組目の前記耐電圧構造を構成する前記無添加半導体層の結晶成長温度を1000℃以上1200℃以下にする
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  9. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の半導体素子の製造方法であって、
    前記コンタクト層の側から数えて1組目の前記耐電圧構造を構成する前記添加半導体層の結晶成長温度、及び、
    前記コンタクト層の側から数えて2組目以降の前記耐電圧構造を構成する前記半導体層の結晶成長温度
    を何れも800℃以上900℃以下にする
    ことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  10. 前記コンタクト層の側から数えて1組目の前記耐電圧構造を構成する前記無添加半導体層の結晶成長温度を1000℃以上1200℃以下にする
    ことを特徴とする請求項9に記載の半導体素子の製造方法。
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