JP2013183126A - 窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法 Download PDF

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善彦 谷
Tadashi Takeoka
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浩崇 渡邉
Toshiaki Asai
俊晶 浅井
Hiroshi Nakatsu
弘志 中津
Kenichi Tanaka
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Abstract

【課題】順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下を抑え、かつ高いESD耐圧を有する窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】n型窒化物半導体層と発光層との間にn型GaN層とn型GaN層よりもn型不純物濃度の低いGaN層とが交互に積層された積層構造を有する第1のESD対策層およびアンドープ超格子構造を含む超格子構造を有する第2のESD対策層の少なくとも一方を有する窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法に関する。
窒化半導体発光素子において、静電耐圧(ESD(Electro Static Discharge)耐圧)の向上が期待されている。そのため、窒化半導体発光素子とESD対策素子(ツェナーダイオード等)とが集積化された装置が提案されている。
一方、装置の小型化および低コスト化のためには、窒化物半導体発光素子(代表としてLED(Light Emitting Diode))自体にESD耐圧を持たせることが望ましい。
たとえば特許文献1(特開2007−180495号公報)には、ESD破壊の原因となる高い逆バイアス電圧が印加された際の発光層への電荷蓄積を抑制するために、意図的にピットを導入することによって、逆バイアス電圧印加時の電流リーク経路を形成し、発光層への電流集中を抑制した発光素子が提案されている。
特開2007−180495号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発光素子においては、順方向バイアス電圧を印加して発光素子を動作させた時にリーク電流が増大することや、意図的に導入されたピットによって発光面積が低下することなどの懸念が指摘されている。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下を抑え、かつ高いESD耐圧を有する窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供することにある。
本発明は、n型窒化物半導体層と、n型窒化物半導体層上に設けられたESD対策層と、ESD対策層上に設けられた発光層と、発光層上に設けられたp型窒化物半導体層と、を備え、ESD対策層は、n型GaN層とn型GaN層よりもn型不純物濃度の低いGaN層とが交互に積層された積層構造を有する第1のESD対策層、およびアンドープ超格子構造を含む超格子構造を有する第2のESD対策層の少なくとも一方を有する窒化物半導体発光素子である。
ここで、本発明の窒化物半導体発光素子において、第2のESD対策層は、アンドープGaN層とアンドープInGaN層とが交互に積層されたアンドープ超格子構造と、n型GaN層とn型InGaN層とが交互に積層されたn型超格子構造と、を有することが好ましい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子において、ESD対策層は、第1のESD対策層および第2のESD対策層の双方を有し、第1のESD対策層はn型窒化物半導体層上に設けられており、第2のESD対策層は第1のESD対策層上に設けられていることが好ましい。
さらに、本発明は、n型窒化物半導体層上にESD対策層を積層する工程と、ESD対策層上に発光層を積層する工程と、発光層上にp型窒化物半導体層を積層する工程と、を含み、ESD対策層は、n型GaN層とn型GaN層よりもn型不純物濃度の低いGaN層とが交互に積層された積層構造を有する第1のESD対策層、およびアンドープ超格子構造を含む超格子構造を有する第2のESD対策層の少なくとも一方を有する、窒化物半導体発光素子の製造方法である。
ここで、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法において、第2のESD対策層は、アンドープGaN層とアンドープInGaN層とが交互に積層されたアンドープ超格子構造と、n型GaN層とn型InGaN層とが交互に積層されたn型超格子構造と、を有することが好ましい。
また、本発明の窒化物半導体発光素子の製造方法において、ESD対策層を積層する工程は、n型窒化物半導体層上に第1のESD対策層を積層する工程と、第1のESD対策層上に第2のESD対策層を積層する工程と、を含むことが好ましい。
本発明によれば、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下を抑え、かつ高いESD耐圧を有する窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法を提供することができる。
本発明の窒化物半導体発光素子の一例の模式的な断面図である。 図1に示す窒化物半導体発光素子の製造方法の一例の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 図1に示す窒化物半導体発光素子の製造方法の一例の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 図1に示す窒化物半導体発光素子の製造方法の一例の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 図1に示す窒化物半導体発光素子の製造方法の一例の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 図1に示す窒化物半導体発光素子の製造方法の一例の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1のLEDチップの製造方法の製造工程の他の一部を図解する模式的な断面図である。 実施例1と比較例1のLEDチップのESD印加試験の結果を示す図である。 実施例1および比較例1のそれぞれのLEDチップの素子内部の電界強度分布の一次元デバイスシミュレーション結果を示す図である。 実施例1および比較例1のそれぞれのLEDチップの逆バイアス電圧を印加した時に発光層に加えられる電界強度と、印加される逆バイアス電圧との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1に、本発明の窒化物半導体発光素子の一例の模式的な断面図を示す。図1に示すように、基板1と、基板1上に設けられた窒化物半導体バッファ層2と、窒化物半導体バッファ層2上に設けられたn型窒化物半導体層3と、n型窒化物半導体層3上に設けられた第1のESD対策層21と、第1のESD対策層21上に設けられた第2のESD対策層22と、第2のESD対策層22上に設けられた発光層13と、発光層13上に設けられたp型窒化物半導体層14と、を備えている。
n型窒化物半導体層3の表面上にはn電極15が形成されており、p型窒化物半導体層14の表面上にはp電極16が形成されている。
第1のESD対策層21は、n型GaN層21aと、n型GaN層21aよりもn型不純物濃度の低いGaN層21bとが交互に積層された積層構造体からなる。
第2のESD対策層22は、アンドープGaN層22aとアンドープInGaN層22bとが交互に積層されたアンドープ超格子構造22Aと、n型GaN層22cとn型InGaN層22dとが交互に積層されたn型超格子構造22Bとからなる。
図1に示す窒化物半導体発光素子は、たとえば以下のようにして製造することができる。まず、図2の模式的断面図に示すように、基板1上に、窒化物半導体バッファ層2およびn型窒化物半導体層3をこの順序で、たとえばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法などにより積層する。
ここで、基板1としては、たとえば、サファイア(Al23)基板などを用いることができる。
また、窒化物半導体バッファ層2としては、たとえば、Alx1Gay1Inz1N(0≦x1≦1、0≦y1≦1、0≦z1≦1、x1+y1+z1≠0)からなる窒化物半導体層の1層以上を用いることができる。
また、n型窒化物半導体層3としては、たとえば、Alx2Gay2Inz2N(0≦x2≦1、0≦y2≦1、0≦z2≦1、x2+y2+z2≠0)からなる窒化物半導体層にn型不純物をドープした層の1層以上を用いることができる。n型不純物としては、たとえばリンなどを用いることができる。
次に、図3の模式的断面図に示すように、n型窒化物半導体層3上に第1のESD対策層21をたとえばMOCVD法などにより積層する。ここで、第1のESD対策層21は、n型GaN層21aと、n型GaN層21aよりもn型不純物濃度の低いGaN層21bとを交互に積層し、最後にn型GaN層21aを積層することによって形成することができる。
n型GaN層21aのn型不純物濃度(n型不純物ドープ濃度)は、たとえば1×1019個/cm3以上とすることができる。n型不純物としては、たとえばシリコンなどを用いることができる。
GaN層21bとしては、n型GaN層21aよりもn型不純物濃度が低いGaN層を用いることができ、なかでもアンドープGaN層を用いることが好ましい。n型不純物としては、たとえばリンなどを用いることができる。
なお、n型GaN層21aとGaN層21bとの積層数は特に限定されない。たとえば、n型GaN層21aとGaN層21bとのペアを3ペア積層した後、最後にn型GaN層21aを積層してもよい。また、n型GaN層21aとGaN層21bとのペアを2ペア積層した後、最後にn型GaN層21aを積層してもよい。
n型GaN層21aのそれぞれの厚さは、たとえば5nm以上500nm以下とすることができる。また、GaN層21bのそれぞれの厚さは、たとえば5nm以上500nm以下とすることができる。
次に、図4の模式的断面図に示すように、第1のESD対策層21上に第2のESD対策層22をたとえばMOCVD法などにより積層する。ここで、第2のESD対策層22は、たとえば、アンドープGaN層22aとアンドープInGaN層22bとが交互に積層されたアンドープ超格子構造22Aと、n型GaN層22cとn型InGaN層22dとが交互に積層されたn型超格子構造22Bとを有するように積層することによって形成することができる。
アンドープGaN層22aとしては、たとえば、GaNからなる窒化物半導体層にn型不純物およびp型不純物のいずれもドープしていない層を用いることができる。
アンドープInGaN層22bとしては、たとえば、Iny3Gaz3N(0<y3<1、0<z3<1、y3+z3=1)からなる窒化物半導体層にn型不純物およびp型不純物のいずれもドープしていない層を用いることができる。
n型GaN層22cとしては、たとえば、GaNからなる窒化物半導体層にn型不純物をドープした層を用いることができる。n型GaN層22cのn型不純物濃度は、たとえば1×1019個/cm3以上とすることができる。n型不純物としては、たとえばリンなどを用いることができる。
n型InGaN層22dとしては、たとえば、Iny4Gaz4N(0<y4<1、0<z4<1、y4+z4=1)からなる窒化物半導体層にn型不純物をドープした層を用いることができる。n型InGaN層22dのn型不純物濃度は、たとえば1×1019個/cm3以上とすることができる。n型不純物としては、たとえばリンなどを用いることができる。
第2のESD対策層22は、アンドープ超格子構造22Aとn型超格子構造22Bとを有していれば、その他の構造は特に限定されない。たとえば、第1のESD対策層21上にアンドープGaN層22aとアンドープInGaN層22bとのペアを15ペア積層してアンドープ超格子構造22Aを形成した後に、n型GaN層22cとn型InGaN層22dとのペアを5ペア積層してn型超格子構造22Bを形成して、第2のESD対策層22としてもよい。
また、たとえば、第1のESD対策層21上にアンドープGaN層22aとアンドープInGaN層22bとのペアを17ペア積層してアンドープ超格子構造22Aを形成した後に、n型GaN層22cとn型InGaN層22dとのペアを3ペア積層してn型超格子構造22Bを形成して、第2のESD対策層22としてもよい。
また、たとえば、第1のESD対策層21上にn型GaN層22cとn型InGaN層22dとのペアを5ペア積層してn型超格子構造22Bを形成した後、アンドープGaN層22aとアンドープInGaN層22bとのペアを10ペア積層してアンドープ超格子構造22Aを形成し、その後、n型GaN層22cとn型InGaN層22dとのペアを5ペア積層してn型超格子構造22Bを形成して、第2のESD対策層22としてもよい。
なお、アンドープGaN層22aのそれぞれの厚さは、たとえば1nm以上3nm以下とすることができ、アンドープInGaN層22bのそれぞれの厚さは、たとえば1nm以上3nm以下とすることができる。
また、n型GaN層22cのそれぞれの厚さは、たとえば1nm以上3nm以下とすることができ、n型InGaN層22dのそれぞれの厚さは、たとえば1nm以上3nm以下とすることができる。
次に、図5の模式的断面図に示すように、第2のESD対策層22上に発光層13をたとえばMOCVD法などにより積層する。
発光層13としては、たとえば、量子井戸層と量子障壁層との交互積層体を用いることができる。量子井戸層としては、たとえば、Alx5Gay5Inz5N(0≦x5≦1、0≦y5≦1、0≦z5≦1、x5+y5+z5≠0)からなる窒化物半導体層を用いることができる。また、量子障壁層としては、たとえば、Alx6Gay6Inz6N(0≦x6≦1、0≦y6≦1、0≦z6≦1、x6+y6+z6≠0)からなり、量子井戸層よりもバンドギャップの広い窒化物半導体層を用いることができる。
なお、発光層13は、たとえば、量子井戸層を1つ有するSQW(Single Quantum Well)構造、または量子井戸層を2つ以上有するMQW(Multiple Quantum Well)構造のいずれであってもよい。
次に、図6の模式的断面図に示すように、発光層13上にp型窒化物半導体層14をたとえばMOCVD法などにより積層する。
p型窒化物半導体層14としては、たとえば、Alx7Gay7Inz7N(0≦x7≦1、0≦y7≦1、0≦z7≦1、x7+y7+z7≠0)からなる窒化物半導体層にp型不純物をドープした層の1層以上を用いることができる。p型不純物としては、たとえばマグネシウムなどを用いることができる。
その後、p型窒化物半導体層14の積層後のウエハの一部をエッチングして、n型窒化物半導体層3の表面の一部を露出させ、n型窒化物半導体層3の露出表面にn電極15を形成し、p型窒化物半導体層14の表面にp電極16を形成し、その後、個々の素子に分割することによって、図1に示す窒化物半導体発光素子が得られる。
以上のようにして作製された図1に示す窒化物半導体発光素子は、n型窒化物半導体層3と発光層13との間に、n型窒化物半導体層3側から第1のESD対策層21および第2のESD対策層22の順に積層された構造が挿入されている。
これにより、n電極15とp電極16との間にESD破壊の原因となる逆バイアス方向の高電圧が印加された場合であっても、空乏層が第1のESD対策層21および第2のESD対策層22側に伸長することから、発光層13に印加される逆バイアス電圧(電界)を低減することができる。
そのため、n電極15とp電極16との間に逆バイアス方向の高電圧が印加された場合でも、発光層13に印加される電界が緩和され、結果として、ESD破壊が生じる閾値電圧、すなわちESD耐圧を高くすることができる。
また、図1に示す窒化物半導体発光素子においては、意図的にピットを導入する必要がないことから、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下を抑えることができる。それゆえ、図1に示す窒化物半導体発光素子においては、上記の問題による発光特性の低下を有効に防止することができる。
また、上記においては、ESD対策層として、第1のESD対策層21および第2のESD対策層22の双方を用いた場合について説明したが、第1のESD対策層21または第2のESD対策層22のいずれか一方のみを用いてもよい。ただし、第1のESD対策層21および第2のESD対策層22の双方を用いた場合には、ESD耐圧をより高くすることができるとともに、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下をより効果的に抑えることができる。
<実施例1>
まず、図7の模式的断面図に示すように、凹凸パターン(図示せず)を形成したサファイア基板101の表面上に、AlNバッファ層102aを積層した後、アンドープGaN層およびSiドープn型GaN層の積層体からなる下地層102bを積層して、テンプレートウエハ201を形成した。
次に、図8の模式的断面図に示すように、上記のテンプレートウエハ201をMOCVD装置内に設置し、テンプレートウエハ201の温度を1050℃に加熱して、下地層102b上に、Siドープn型GaN層103をMOCVD法により1.5μmの厚さに結晶成長させた。
次に、図9の模式的断面図に示すように、テンプレートウエハ201の温度を1050℃に保持した状態で、n型GaN層103上に、厚さ25nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)、厚さ87nmのアンドープGaN層、厚さ50nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)、厚さ87nmのアンドープGaN層、厚さ50nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)、厚さ83nmのアンドープGaN層、および厚さ25nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)をこの順にMOCVD法により結晶成長させて、第1のESD対策層121を積層した。
次に、図10の模式的断面図に示すように、テンプレートウエハ201の温度を880℃に低下させた状態で、第1のESD対策層121上に、厚さ1.75nmのアンドープGaNからなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのアンドープIn0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層とを交互に15周期結晶成長させ、続いて、厚さ1.75nmのSiドープn型GaN(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのSiドープn型In0.04Ga0.96N(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるナローバンドギャップ層とを交互に5周期結晶成長させて、第2のESD対策層122を積層した。
次に、図11の模式的断面図に示すように、InGaN/GaN多重量子井戸発光層113(厚さ2.7nmのn型In0.2Ga0.8N量子井戸層と厚さ4.2nmのGaN量子障壁層とを交互に1層ずつ8周期積層した積層体、量子井戸層の成長速度20nm/hr、量子障壁層の成長速度90nm/hr、PL波長441nm、n型In0.2Ga0.8N量子井戸層のSiドープ濃度4.3×1018個/cm3)およびp型GaN層114をMOCVD法により結晶成長させた。
次に、図12の模式的断面図に示すように、n型GaN層103の表面の一部が露出するまでエッチングを行ない、n型GaN層103の表面上にn電極115を形成するとともに、p型GaN層114の表面上にp電極116を形成した。
その後、上記のテンプレートウエハ201を個々の素子に分割することによって、実施例1のLEDチップを作製した。
<実施例2>
n型GaN層103上に、厚さ25nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)、厚さ87nmのアンドープGaN層、厚さ50nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)、厚さ87nmのアンドープGaN層、および厚さ25nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)をこの順にMOCVD法により結晶成長させて、第1のESD対策層121を積層したこと以外は実施例1と同様にして、実施例2のLEDチップを作製した。
<実施例3>
第1のESD対策層121上に、厚さ1.75nmのアンドープGaNからなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのアンドープIn0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層とを交互に17周期結晶成長させ、続いて、厚さ1.75nmのSiドープn型GaN(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのSiドープn型In0.04Ga0.96N(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるナローバンドギャップ層とを交互に3周期結晶成長させて、第2のESD対策層122を積層したこと以外は実施例1と同様にして、実施例3のLEDチップを作製した。
<実施例4>
第1のESD対策層121上に、厚さ1.75nmのSiドープn型GaN(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのSiドープn型In0.04Ga0.96N(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるナローバンドギャップ層とを交互に5周期結晶成長させ、続いて、厚さ1.75nmのアンドープGaNからなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのアンドープIn0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層とを交互に10周期結晶成長させ、その後、厚さ1.75nmのSiドープn型GaN(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのSiドープn型In0.04Ga0.96N(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるナローバンドギャップ層とを交互に5周期結晶成長させて、第2のESD対策層122を積層したこと以外は実施例1と同様にして、実施例4のLEDチップを作製した。
<比較例1>
第1のESD対策層121に代えて厚さ407nmのSiドープn型GaN層(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)を積層し、第2のESD対策層122に代えて厚さ1.75nmのSiドープn型GaN(Siドープ濃度:1×1019個/cm3)からなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのSiドープn型In0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層とを交互に20周期結晶成長させたこと以外は実施例1と同様にして、比較例1のLEDチップを作製した。
<ESD耐圧評価>
実施例1と比較例1とについて、個々の素子に分割する前のウエハの状態で、p電極とn電極との間に−600Vの電圧を印加するESD印加試験を行ない、同程度のESD不良率(15〜18%)を示すウエハを抽出した。
次に、これらのウエハの裏面を研削した後に個々の素子に分割して、実施例1および比較例1のそれぞれのLEDチップを15個抜き取り、TO−18ステム上にマウントしてESD印加試験(0V〜−8000V)を実施した。図13にその結果を示す。
図13に示すように、比較例1のLEDチップにおいては、ESD耐圧が0V〜−8000Vの間でばらついたのに対し、実施例1のLEDチップにおいては、すべてのLEDチップにおいて、−8000VまでのESD耐圧が確認された。
ここで、ESD耐圧の「−」は逆バイアス方向を意味することから、実施例1のLEDチップにおいては、比較例1のLEDチップと比べて、非常に高いESD耐圧を有することが確認された。
<シミュレーション>
図14に、実施例1および比較例1のそれぞれのLEDチップの素子内部の電界強度分布の一次元デバイスシミュレーション結果を示す。なお、実施例1および比較例2におけるSiドープ濃度と、シミュレーションによるキャリア濃度とは、活性化率などの観点から必ずしも値は一致していない。
たとえば、実施例1の第2のESD対策層122のn型GaNからなるワイドバンドギャップ層とn型In0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層との5層ペアのSiドープ濃度はそれぞれ1×1019個/cm3であるが、シミュレーションのキャリア濃度ではそれぞれ4×1018個/cm3とした。
また、実施例1の第2のESD対策層122のアンドープGaNからなるワイドバンドギャップ層と厚さ1.75nmのアンドープIn0.04Ga0.96Nからなるナローバンドギャップ層との15層ペアのシミュレーションのキャリア濃度は約3.5×1016個/cm3と読み取れるが、これは、シミュレーションの便宜上、極低濃度の値を設定しているためであり、実施例1と同じくアンドープと見て問題はない。
図14に示すように、実施例1のLEDチップにおいては、ESD破壊の原因となる逆バイアス方向の高電圧が印加された際に、空乏層が第1のESD対策層121および第2のESD対策層122に伸長し、InGaN/GaN多重量子井戸発光層113に印加される逆方向電圧(電界)が低減されることがわかった。
窒化物半導体発光素子においては、発光層は、その他の層に対して低い温度で結晶成長されるため、結晶欠陥や組成の不均一性が大きく、ESD破壊が発生しやすいとされている。しかしながら、実施例1のLEDチップにおいては、発光層に印加される逆バイアス電圧を低減することができるため、発光層のESD破壊が生じる閾値電圧、すなわちESD耐圧が向上するものと考えられる。
図15に、実施例1および比較例1のそれぞれのLEDチップの逆バイアス電圧を印加した時に発光層に加えられる電界強度と、印加される逆バイアス電圧との関係を示す。印加される逆バイアス電圧が低い場合には、実施例1および比較例1のいずれにおいても発光層に印加される電界強度は等しいことがわかった。
一方、印加される逆バイアス電圧が高い場合には、比較例1と比べて、実施例1のLEDチップの発光層の電界強度を低減できることが確認された。これは、実施例1のLEDチップが、−8000Vという高いESD耐圧を示したことと対応している。したがって、実施例1のLEDチップの第1のESD対策層121および第2のESD対策層122は、ESD耐圧の向上のために有効な構造であると言える。
また、実施例1のLEDチップにおいては、意図的にピットを導入する必要がないことから、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下の問題の発生を抑えることができる。
また、実施例2〜4のLEDチップについても、実施例1のLEDチップと同様の高いESD耐圧が得られることが確認された。また、実施例2〜4のLEDチップにおいても、意図的にピットを導入する必要がないことから、順方向バイアス電圧印加時のリーク電流の増大およびピットによる発光面積の低下の問題の発生を抑えることができる。
以上のように本発明の実施の形態および実施例について説明を行なったが、上述の実施の形態および各実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法に利用することができる。
1 基板、2 窒化物半導体バッファ層、3 n型窒化物半導体層、21 第1のESD対策層、22 第2のESD対策層、13 発光層、14 p型窒化物半導体層、15 n電極、16 p電極、21a n型GaN層、21b GaN層、22A アンドープ超格子構造、22a アンドープGaN層、22b アンドープInGaN層、22B n型超格子構造、22c n型GaN層、22d n型InGaN層、101 サファイア基板、102a AlNバッファ層、102b 下地層、103 n型GaN層、121 第1のESD対策層、122 第2のESD対策層、113 発光層、114 p型GaN層、115 n電極、116 p電極、201 テンプレートウエハ。

Claims (6)

  1. n型窒化物半導体層と、
    前記n型窒化物半導体層上に設けられたESD対策層と、
    前記ESD対策層上に設けられた発光層と、
    前記発光層上に設けられたp型窒化物半導体層と、を備え、
    前記ESD対策層は、n型GaN層と前記n型GaN層よりもn型不純物濃度の低いGaN層とが交互に積層された積層構造を有する第1のESD対策層、およびアンドープ超格子構造を含む超格子構造を有する第2のESD対策層の少なくとも一方を有する、窒化物半導体発光素子。
  2. 前記第2のESD対策層は、アンドープGaN層とアンドープInGaN層とが交互に積層されたアンドープ超格子構造と、n型GaN層とn型InGaN層とが交互に積層されたn型超格子構造と、を有する、請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記ESD対策層は、前記第1のESD対策層および前記第2のESD対策層の双方を有し、
    前記第1のESD対策層は、前記n型窒化物半導体層上に設けられており、
    前記第2のESD対策層は、前記第1のESD対策層上に設けられている、請求項1または2に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. n型窒化物半導体層上にESD対策層を積層する工程と、
    前記ESD対策層上に発光層を積層する工程と、
    前記発光層上にp型窒化物半導体層を積層する工程と、を含み、
    前記ESD対策層は、n型GaN層と前記n型GaN層よりもn型不純物濃度の低いGaN層とが交互に積層された積層構造を有する第1のESD対策層、およびアンドープ超格子構造を含む超格子構造を有する第2のESD対策層の少なくとも一方を有する、窒化物半導体発光素子の製造方法。
  5. 前記第2のESD対策層は、アンドープGaN層とアンドープInGaN層とが交互に積層されたアンドープ超格子構造と、n型GaN層とn型InGaN層とが交互に積層されたn型超格子構造と、を有する、請求項4に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
  6. 前記ESD対策層を積層する工程は、前記n型窒化物半導体層上に前記第1のESD対策層を積層する工程と、前記第1のESD対策層上に前記第2のESD対策層を積層する工程と、を含む、請求項4または5に記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。
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