JP5897365B2 - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体発光素子およびその製造方法に関する。
ドライエッチングによりメサ形状を作製し、そのメサ面(ドライエッチングにより除去されなかった部分)上にp側電極を設け、エッチングにより露出した面上にn側電極を設けてなる半導体発光素子では、p側電極の下に電流阻止層を設けることにより電流をブロックしている。この電流阻止層の機能としては、動作電流が電極直下の発光層に注入されることを防止する、および、発光した光が電極に邪魔されて半導体発光素子の外部に取り出されないことを防止するなどが挙げられる(たとえば特許文献1)。
また、電流阻止層の材料を酸化ケイ素または窒化ケイ素とすれば、電流阻止層の屈折率が低くなる。よって、発光層からの光は電流阻止層で反射されるので、アルミニウムまたはニッケルなどの金属からなるp側電極に吸収されることを防止できる。このような半導体発光素子はたとえば以下に示す方法にしたがって製造される。
まず、サファイア基板上に、n型窒化ガリウム層、窒化ガリウム発光層およびp型窒化ガリウム層を順に形成する。次に、ドライエッチングなどによりn型窒化ガリウム層、窒化ガリウム発光層およびp型窒化ガリウム層の一部分を除去して、n型窒化ガリウム層、窒化ガリウム発光層およびp型窒化ガリウム層からなるメサ構造を形成する。続いて、メサ構造のp型窒化ガリウム層の上に二酸化ケイ素膜または窒化ケイ素膜を形成し、二酸化ケイ素膜の一部または窒化ケイ素膜の一部をエッチングして電流阻止層を形成する。続いて、電流阻止層の上および電流阻止層から露出するp型窒化ガリウム層の上に、ITO(Indium Tin Oxide)膜などからなる透明電極を形成する。続いて、透明電極の上であって電流阻止層の上方に位置する部分に、アルミニウムまたはニッケルなどからなるp側パッド電極を形成し、エッチングにより露出されたn型窒化ガリウム層の上にn側パッド電極を形成する。そして、Auなどのワイヤをp側パッド電極およびn側パッド電極にボンディングする。これにより、従来の半導体発光素子が製造される。
特開2004−140416号公報
真空蒸着法またはスパッタ法などによりp側パッド電極とn側パッド電極とを同時に形成するとき、n型GaN基板とn側パッド電極とのコンタクト抵抗を下げるためにバッファードフッ酸(buffered hydrogen fluoride)などのフッ酸系の薬液で前処理を行うことがある。
しかし、p側パッド電極の下に位置するGaN層の成長面に、結晶欠陥などが起因となって形成された直径が1μm程度のピットなどが存在すると、次に示す不具合の発生を招くことがある。図12(a)〜図12(d)および図13(a)〜図13(b)は、従来の半導体発光素子の製造方法を工程順に示す断面図である。
図12(a)に示すように、ピット102がGaN層101の成長面101aに存在することがある。このGaN層101の成長面101aの上に電流阻止層103を形成すると、ピット102に起因する段差部104が電流阻止層103に形成される(図12(b))。続いて、図12(c)に示すように電流阻止層103の上にITO膜105を形成すると、ITO膜105を構成するITOの結晶構造が柱状であるため、段差部104の上のITO膜105には隙間106が生じる。この状態でフッ酸系の薬液による前処理を行なうと、フッ酸系の薬液が隙間106から図12(d)の矢印で示す方向に浸入する。電流阻止層103の屈折率を低くするために電流阻止層103を二酸化ケイ素(SiO2)または窒化ケイ素(SiN)などで構成すると、図12(d)に示すように電流阻止層103はフッ酸系の薬液により簡単にエッチングされてしまう。そのため、図13(a)に示すように電流阻止層103の上にパッド電極107を形成しても、パッド電極107をITO膜105に対して密着させることが難しく、よって、ボールシェア強度の低下を招く。その結果、パッド電極107に対してワイヤボンディングなどを行なったときなどに、パッド電極107の剥がれを招くことがある(図13(b))。なお、半導体発光素子では、図13(a)〜図13(b)に示すように、パッド電極107を形成してから反射防止膜109を形成することがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、パッド電極の密着強度が維持され、よって、パッド電極の剥がれが防止された半導体発光素子を提供することである。
本発明の半導体発光素子は、基板の上に設けられ、発光層がn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とで挟まれてなる発光部と、発光部の上に設けられた電流阻止層と、電流阻止層の上に設けられたパッド電極とを備える。電流阻止層は、発光部の上面上において複数の領域に分割されている。
パッド電極は、分割された電流阻止層の少なくとも2つ以上に跨って設けられていることが好ましい。
分割された電流阻止層の断面形状は、発光部からパッド電極へ向かうにつれて先細りの台形形状であることが好ましい。
分割された電流阻止層は、基板に生じた欠陥の上方には形成されていないことが好ましい。
電流阻止層は、同一平面上において複数の領域に分割されていることが好ましく、n型窒化物半導体層の上面上において複数の領域に分割されていても良いし、p型窒化物半導体層の上面上において複数の領域に分割されていても良い。
電流阻止層を覆うように発光部の上面上に設けられた透明導電膜をさらに備えることが好ましい。
本発明の半導体発光素子の製造方法は、基板の上に発光層がn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とで挟まれてなる発光部を形成する工程と、発光部の上に電流阻止層を形成する工程と、電流阻止層の上にパッド電極を形成する工程とを備える。電流阻止層を形成する工程は、発光部の上に電流阻止層形成用層を形成する工程と、電流阻止層形成用層をエッチングすることにより当該電流阻止層形成用層を複数の領域に分割する工程とを含む。電流阻止層の形成工程の後であってパッド電極の形成工程の前に、電流阻止層が形成された基板に対してフッ酸系の薬液を用いた前処理を行なうことが好ましい。
本発明によれば、パッド電極の密着強度を維持することができるので、パッド電極の剥がれが防止された半導体発光素子を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の要部平面図である。 本発明の第1の実施形態において分割された電流阻止層がピットの上に設けられている場合の断面図である。 図4に示す断面構造に対してフッ酸系の薬液で前処理を行なった場合の断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の一工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法の別の一工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法のまた別の一工程を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の製造方法のさらに別の一工程を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図である。 (a)〜(d)は、従来の半導体発光素子の製造方法を工程順に示す断面図である。 (a)〜(b)は、従来の半導体発光素子の製造方法を工程順に示す断面図である。
以下、本発明の半導体発光素子およびその製造方法について図面を用いて説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表すものである。また、長さ、幅、厚さ、深さなどの寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更されており、実際の寸法関係を表すものではない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体発光素子の断面図である。
本実施形態に係る半導体発光素子では、図1に示すように、基板1の上に、n型窒化物半導体層2と発光層3とp型窒化物半導体層4とからなる発光部Aが設けられている。n型窒化物半導体層2、発光層3、およびp型窒化物半導体層4にはエッチング処理が施されており、エッチングにより露出したn型窒化物半導体層2の表面(以下では「n型窒化物半導体層2の露出面」と記すことがある)上にはn側パッド電極7が設けられており、n側パッド電極7にはAuからなる接合部9を介してワイヤ10が接続されている。
エッチングにより残存したp型窒化物半導体層4の上面の一部分の上には電流阻止層5が設けられており、p型窒化物半導体層4の上面上には電流阻止層5を覆うようにして透明導電膜6が設けられている。透明導電膜6の上面上であって電流阻止層5の上方に位置する部分にはp側パッド電極8が設けられており、p側パッド電極8にはたとえばAuからなる接合部9を介してワイヤ10が接続されている。
基板1の材料は、特に限定されないが、窒化物半導体材料とは異なる材料であることが好ましい。基板1の厚さは、特に限定されず、300μm以上1500μm以下であることが好ましい。基板1は、たとえば、厚さが300μm以上1500μm以下であるサファイア基板であることが好ましい。
n型窒化物半導体層2は、たとえば、Alx1Gay1Inz1N(0≦x1≦1、0≦y1≦1、0≦z1≦1、x1+y1+z1≠0)の式で表わされる窒化物半導体材料からなる窒化物半導体層にn型ドーパント(たとえばシリコン)がドープされた層であることが好ましい。n型窒化物半導体層2は、単層であっても良いが、n型コンタクト層とn型クラッド層とが積層されて構成されていることが好ましい。n側コンタクト層はn側パッド電極7にオーミック接触され、n型コンタクト層を構成する窒化物半導体材料としてはたとえばAlx1Ga1-x1N(0≦x1≦1、好ましくは0≦x1≦0.5、より好ましくは0≦x1≦0.1)の式で表わされる窒化物半導体材料を選択することができる。n型コンタクト層におけるn型ドーパントの濃度は、特に限定されず、たとえば、5×1017cm-3以上5×1019cm-3以下であることが好ましい。n型コンタクト層の厚さは、特に限定されず、1μm以上5μm以下であることが好ましい。
n型クラッド層は、たとえば、窒化物半導体材料からなる複数の窒化物半導体層がヘテロ接合された構造を有していても良いし、窒化物半導体材料からなる複数の窒化物半導体層が積層されてなる超格子構造を有していても良い。n型クラッド層を構成する窒化物半導体材料は、発光層3のバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有することが好ましい。n型クラッド層におけるn型ドーパントの濃度は、たとえば、1×1017cm-3以上1×1020cm-3以下であることが好ましい。n型クラッド層の厚さは、特に限定されず、0.005μm以上0.5μm以下であることが好ましい。
発光層3は、単一量子井戸(SQW(Single Quantum Well))構造を有していても良いし、多重量子井戸(MQW(Multi Quantum Well))構造を有していても良い。発光層3がSQW構造を有する場合、発光層3の量子井戸層はたとえばGa1-z2Inz2N(0<z2<0.4)の式で表わされる窒化物半導体材料からなることが好ましく、発光層3の厚さは1nm以上10nm以下であることが好ましい。
発光層3がMQW構造を有する場合、発光層3の量子井戸層は、たとえば、Ga1-z3Inz3N(0<z3<0.4)の式で表わされる窒化物半導体材料からなることが好ましい。発光層3の量子障壁層は、上記量子井戸層よりもバンドギャップエネルギーの大きな窒化物半導体材料からなることが好ましく、たとえばAlx4Gay4Inz4N(0≦x4≦1、0≦y4≦1、0≦z4≦1、x4+y4+z4≠0)の式で表わされる窒化物半導体材料からなることが好ましい。量子井戸層および量子障壁層の少なくとも一方はn型ドーパントまたはp型ドーパントを含んでいても良い。
p型窒化物半導体層4は、たとえば、Alx5Gay5Inz5N(0≦x5≦1、0≦y5≦1、0≦z5≦1、x5+y5+z5≠0)の式で表わされる窒化物半導体材料からなる窒化物半導体層にp型ドーパント(たとえばマグネシウム)がドープされた層であることが好ましい。p型窒化物半導体層4は、単層であっても良いが、p型クラッド層とp型コンタクト層とが積層されて構成されていることが好ましい。p型クラッド層を構成する窒化物半導体材料は、発光層3のバンドギャップエネルギーよりも大きなバンドギャップエネルギーを有することが好ましく、たとえばAlx6Ga1-x6N(0<x6≦0.4、好ましくは0.1≦x6≦0.3)の式で表わされる窒化物半導体材料であることが好ましい。p型クラッド層におけるp型ドーパントの濃度は、特に限定されず、たとえば、1×1018cm-3以上1×1021cm-3以下であることが好ましい。p型クラッド層の厚さは、特に限定されないが、0.01μm以上0.4μm以下であることが好ましい。
p側コンタクト層はp側パッド電極8にオーミック接触され、p型コンタクト層を構成する窒化物半導体材料としてはたとえばGaN材料を選択することができる。p型コンタクト層におけるp型ドーパントの濃度は、特に限定されず、たとえば、1×1018cm-3以上1×1021cm-3以下であることが好ましい。p型コンタクト層の厚さは、特に限定されないが、0.01μm以上0.5μm以下であることが好ましい。
電流阻止層5の機能は上述の通りである。電流阻止層5は、特に限定されないが、二酸化ケイ素または窒化ケイ素などからなることが好ましい。これにより、電流阻止層5の屈折率が低下するので、発光層3で生じた光は電流阻止層5で反射されて発光層3へ戻る。よって、発光層3で生じた光がp側パッド電極8で吸収されることを防止できるので、半導体発光素子の発光効率の低下を防止することができる。電流阻止層5の厚さは、特に限定されず、たとえば、0.05μm以上0.3μm以下であることが好ましい。電流阻止層5については後述する。
透明導電膜6の材料は、導電性を有していれば良く、たとえばITOであることが好ましい。透明導電膜6の厚さは、特に限定されず、たとえば、50μm以上200μm以下であることが好ましい。
n側パッド電極7およびp側パッド電極8は、半導体発光素子に駆動電力を供給する。n側パッド電極7は、たとえば、ニッケル層、白金層および金層がこの順序で積層されて構成されていることが好ましい。ニッケル層の厚さは、たとえば、0.01μm以上0.2μm以下であることが好ましく、白金層の厚さは、たとえば、0.05μm以上0.3μm以下であることが好ましく、金層の厚さは、たとえば、0.3μm以上1.5μm以下であることが好ましい。p側パッド電極8は、たとえば、ニッケル層、白金層および金層がこの順序で積層されて構成されていることが好ましい。ニッケル層の厚さは、たとえば、0.01μm以上0.2μm以下であることが好ましく、白金層の厚さは、たとえば、0.05μm以上0.3μm以下であることが好ましく、金層の厚さは、たとえば、0.3μm以上1.5μm以下であることが好ましい。
図2は、本実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図であり、図3は、本実施形態に係る半導体発光素子の要部平面図である。
図2および図3に示すように、電流阻止層5は、p型窒化物半導体層4の上面上において複数の領域に分割されている。これにより、ピットなどがp型窒化物半導体層4に存在する場合であっても、p側パッド電極8の剥がれを防止することができる。以下では、図4および図5を用いて詳述する。
図4は、分割された電流阻止層5がピット41の上に設けられている場合の断面図であり、図5は、図4に示す断面構造に対してフッ酸系の薬液で前処理を行なった場合の断面図である。
ピット41がp型窒化物半導体層4の上面に存在する場合、ピット41の上に電流阻止層5を形成すると、その電流阻止層5の外形はピット41の形状に対応することとなる(図4)。たとえば図4に示すように断面形状がV字状であるピット41がp型窒化物半導体層4の上面に存在する場合、ピット41の上に設けられた電流阻止層5の断面形状はV字状となる。そして、ピット41の形状に対応する外形を有する電流阻止層5の上に透明導電膜6を形成すると、隙間61が透明導電膜6に形成されることとなる(図4)。
透明導電膜6の形成後にコンタクト抵抗の低減などを目的としてフッ酸系の薬液で前処理を行なうと、フッ酸系の薬液は隙間61から浸入する。電流阻止層5が二酸化ケイ素または窒化ケイ素からなる場合、隙間61から浸入したフッ酸系の薬液が電流阻止層5をエッチングしてしまう(図5)。
しかし、本実施形態における電流阻止層5は、複数の領域に分割されている。そのため、隙間61から浸入したフッ酸系の薬液は、隙間61から露出する電流阻止層5をエッチングするにすぎない。よって、フッ酸系の薬液による電流阻止層5のエッチング領域の拡大を抑えることができる。したがって、p型窒化物半導体層4に対する、複数の領域に分割された電流阻止層5の上に設けられたp側パッド電極8の密着強度の低下を防止することができる。これにより、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれを防止することができる。
隣り合う電流阻止層5の間には、透明導電膜6が設けられていることが好ましい。透明導電膜6はITOなどからなるため、フッ酸系の薬液にエッチングされにくい。よって、隙間61から浸入したフッ酸系の薬液がp型窒化物半導体層4の上面上を広範囲にわたって流動することを防止できるので、フッ酸系の薬液による電流阻止層5のエッチング領域を最小限に抑えることができる。したがって、p型窒化物半導体層4に対するp側パッド電極8の密着強度の低下を抑制できるので、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれを抑制することができる。
p側パッド電極8は、分割された電流阻止層5の少なくとも2つ以上を跨ぐように設けられることが好ましい。これにより、分割された電流阻止層5の1つがフッ酸系の薬液によりエッチングされても、エッチング領域がさらに拡大することを防ぐことができる。よって、p型窒化物半導体層4に対するp側パッド電極8の密着強度の低下を防止することができるので、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれを防止することができる。
電流阻止層5は、同一平面上において複数の領域に分割されていることが好ましい。これにより、エッチング領域が水平方向に広がることに起因してp側パッド電極8が剥がれることを防止することができる。
電流阻止層5は、発光部Aの上面上において複数の領域に分割されていることが好ましい。そのため、p型窒化物半導体層と発光層とn型窒化物半導体層とがこの順で基板の上に設けられている場合には、電流阻止層はn型窒化物半導体層の上面上において複数の領域に分割されていることが好ましい。これにより、本実施形態で得られる効果と同様の効果(つまりワイヤボンディングの際などにおけるn側パッド電極7の剥がれが防止される)を得ることができる。このことは、後述の第2〜第3の実施形態においても言える。
電流阻止層5の形状は図2および図3に示す形状に限定されない。電流阻止層5の形状、特に電流阻止層5の断面形状については、後述の第2の実施形態で示す。
p型窒化物半導体層4の上面における電流阻止層5の配置は特に限定されない。電流阻止層5は、図3に示すようにp型窒化物半導体層4の上面上に等間隔に配置されるように分割されても良いし、p型窒化物半導体層4の上面上において第1方向における間隔が第2方向における間隔よりも広くなるように分割されても良いし、p型窒化物半導体層4の上面上において任意の間隔に配置されるように分割されても良い。また、後述の第3の実施形態で示すように、基板1における欠陥の位置に応じて、p型窒化物半導体層4の上面における電流阻止層5の位置を決定しても良い。
しかし、隣り合う電流阻止層5の間隔は狭い方が好ましい。隣り合う電流阻止層5の間隔が狭ければ、発光層3で生じた光が隣り合う電流阻止層5の間に入射されることを防止でき、よって、発光層3で生じた光が隣り合う電流阻止層5の間に設けられた透明導電膜6を透過してp側パッド電極8で吸収されることを防止できる。つまり、半導体発光素子の発光効率の低下を防止できる。たとえば、第1の方向において隣り合う電流阻止層5の間隔は、第1の方向における電流阻止層5の大きさの0.1倍以上1倍以下であることが好ましく、0.1μm以上5μm以下であることがより好ましい。このことは、後述の第2〜第3の実施形態においても言える。
図6〜図9は、本実施形態にかかる半導体発光素子の製造方法を工程順に示す断面図である。なお、図7〜図9では、図面が煩雑になることを避けるために、電流阻止層5が複数の領域に分割されていることを図示していない。
図6に示すように、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法によって、基板1の上面上に、n型窒化物半導体層2、発光層3、およびp型窒化物半導体層4を順に積層する。その後、p型窒化物半導体層4、発光層3、およびn型窒化物半導体層2の一部分をエッチングして、n型窒化物半導体層2の表面を露出させる。
このとき、MOCVD装置の反応炉内には、たとえばトリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)およびトリメチルインジウム(TMI)からなる群から選択された少なくとも1つのIII族元素の有機金属原料ガスと、たとえばアンモニアなどの窒素原料ガスとを供給する。そして、反応炉内において、これらのガスを熱分解させて反応させる。これにより、窒化物半導体材料からなるn型窒化物半導体層2などを形成することができる。
n型ドーパントであるシリコンをドーピングする場合には、MOCVD装置の反応炉内に、たとえばシラン(SiH4)をドーピングガスとして供給することが好ましい。
p型ドーパントであるマグネシウムをドーピングする場合には、MOCVD装置の反応炉内に、たとえばビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CP2Mg)をドーピングガスとして供給することが好ましい。
MOCVD装置の反応炉内においては、基板1の温度は700℃以上1100℃以下であることが好ましい。また、キャリアガスとしては、たとえばH2ガスなどを用いることができる。
次に、たとえばCVD法などにより、電流阻止層5を形成するための層(電流阻止層形成用層)をp型窒化物半導体層4の上面の一部分の上に形成する。その後、電流阻止層形成用層の上面上にマスク(このマスクは所定のパターン形状を有する)を形成してから、エッチングを行なう。このエッチングは、トリフルオロメタンなどを用いたドライエッチングであっても良いし、フッ酸溶液またはバッファードフッ酸溶液などを用いたウエットエッチングであっても良い。これにより、複数の領域に分割された電流阻止層5が形成される(図7)。
続いて、図8に示すように、電流阻止層5を覆うように、p型窒化物半導体層4の上面上に透明導電膜6を形成する。透明導電膜6を形成する方法は、たとえば真空蒸着法またはスパッタ法などであることが好ましい。
その後、n型窒化物半導体層2とn側パッド電極7とのコンタクト抵抗の低減を目的として、透明電極膜6とp側パッド電極8とのコンタクト抵抗の低減を目的として、フッ酸系の薬液で前処理を行なう。前処理とは、n型窒化物半導体層2とn側パッド電極7とのコンタクト抵抗の増大を招く酸化膜または不純物をn型窒化物半導体層2の露出面から除去する処理であり、透明電極膜6とp側パッド電極8とのコンタクト抵抗の増大を招く酸化膜または不純物を透明電極膜6の上面から除去する処理である。前処理の具体的な方法としては、たとえば、フッ酸系の薬液をn型窒化物半導体層2の露出面および透明導電膜6の上面に塗布するという方法であっても良いし、図8に示す構造体をフッ酸系の薬液内に浸漬させるという方法であっても良い。また、フッ酸系の薬液は、フッ酸を含む溶液を意味し、フッ酸を含む無機系薬液であっても良いし、フッ酸を含む有機系薬液であっても良い。フッ酸系の薬液としては、たとえば、バッファードフッ酸または希フッ酸などを挙げることができる。
このとき、ピット41がp型窒化物半導体層4に存在している場合には、フッ酸系の薬液は透明導電膜6に形成された隙間61から浸入する。しかし、電流阻止層5は複数の領域に分割されているため、隙間61から浸入したフッ酸系の薬液による電流阻止層5のエッチング領域の拡大を抑えることができる。よって、次工程において透明導電膜6の上にp側パッド電極8を形成してから当該p側パッド電極8に対してワイヤボンディングを行なっても、p側パッド電極8が透明導電膜6を伴って剥がれることを防止できる。
続いて、図9に示すように、たとえば真空蒸着法またはスパッタ法などにより、n型窒化物半導体層2の露出面上にn側パッド電極7を形成する。また、たとえば真空蒸着法またはスパッタ法などにより、分割された電流阻止層5の2つ以上を跨ぐように透明導電膜6の上面上にp側パッド電極8を形成する。その後は、Auなどからなる接合部9によりワイヤ10をn側パッド電極7およびp側パッド電極8のそれぞれに接続する。このようにして本実施形態にかかる半導体発光素子を製造することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、分割された電流阻止層5の断面形状が台形形状である。以下では、上記第1の実施形態とは異なる点を中心に本実施形態に係る半導体発光素子の構成を示す。図10は、本実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図である。
本実施形態における電流阻止層5も複数の領域に分割されているので、本実施形態においても上記第1の実施形態で得られる効果を得ることができる。
また、本実施形態における電流阻止層5の断面形状は、図10に示すように、p型窒化物半導体層4からp側パッド電極8へ向かう方向に先細りである台形形状である。これにより、隣り合う電流阻止層5の間隔を狭くしても、真空蒸着法またはスパッタ法などにより透明導電膜6を隣り合う電流阻止層5の間に設けることができる。よって、フッ酸系の薬液が透明導電膜6の隙間61から浸入した場合であっても、p型窒化物半導体層4の上面上におけるフッ酸系の薬液の流動は、隣り合う電流阻止層5の間に設けられた透明導電膜6により阻害されることとなる。したがって、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれをさらに抑制することができる。その上、隣り合う電流阻止層5の間隔を狭くすることができるので、半導体発光素子の発光効率の低下を抑制することができる。
それだけでなく、電流阻止層5の断面形状がp型窒化物半導体層4からp側パッド電極8へ向かう方向に先細である台形形状であるので、電流阻止層5の上側の角部の角度は鈍角となる。これにより、透明導電膜6のカバレッジが向上するので、透明導電膜6は途切れることなく電流阻止層5に被覆されることとなる。
電流阻止層5の断面形状の大きさは特に限定されない。たとえば、電流阻止層5の断面において上辺が下辺の0.1倍以上1倍未満であることが好ましい。
ところで、電流阻止層形成用層をエッチングするとき、電流阻止層形成用層に対するエッチングが進行するにつれてエッチャントが電流阻止層形成用層の表面側からp型窒化物半導体層4側へ移動する。よって、エッチャントは電流阻止層形成用層の表面側よりもp型窒化物半導体層4側の方が存在し難いため、電流阻止層形成用層のエッチング量は電流阻止層形成用層の表面側よりもp型窒化物半導体層4側の方が少なくなる。したがって、電流阻止層形成用層のエッチング条件などを特に変更または最適化しなくても、本実施形態における電流阻止層5を形成することができることがある。
<第3の実施形態>
第3の実施形態では、凹凸加工が基板1の上面に施されている。以下では、上記第1の実施形態とは異なる点を中心に本実施形態に係る半導体発光素子の構成を示す。図11は、本実施形態に係る半導体発光素子の要部断面図である。
本実施形態における基板1の上面には凸部11が形成されている。このような基板1としては、たとえば、PSS(Pattern Sapphire Substrate)を挙げることができる。
本実施形態における電流阻止層5も複数の領域に分割されているので、本実施形態においても上記第1の実施形態で得られる効果を得ることができる。
分割された電流阻止層5は、基板1の凸部11(基板に生じた欠陥)の上方には形成されておらず、隣り合う凸部11の間に位置する基板1の上方に形成されている。これにより、分割された電流阻止層5がピット42の直上に形成されることを防止できる。よって、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれをさらに抑制することができる。
詳細には、凸部11が基板1の上面に形成されていると、貫通転位21が基板1とn型窒化物半導体層2との界面を起点として生じることがある。そして、この貫通転位21がp型窒化物半導体層4の上面に達すると、ピット42がp型窒化物半導体層4の上面に形成されることがある。そのため、電流阻止層形成用層のうち基板1の凸部11の直上に位置する部分をエッチングにより除去すれば、分割された電流阻止層5がピット42の直上に形成されることを防止できる。よって、電流阻止層5の上に設けられた透明導電膜6に隙間が形成されることを防止できるので、分割された電流阻止層5がフッ酸系の薬液によりエッチングされることを抑制できる。したがって、p型窒化物半導体層4とp側パッド電極8との密着強度を維持できるので、ワイヤボンディングの際などにおけるp側パッド電極8の剥がれをさらに抑制することができる。
それだけでなく、本実施形態では、p側パッド電極8は、貫通転位21が形成された発光層3の上方に形成されることとなる。ここで、貫通転位21が形成された発光層3では発光が期待できない。つまり、本実施形態では、p側パッド電極8は、発光が期待できない発光層3の上方に設けられることとなる。よって、隣り合う電流阻止層5の間に隙間が形成されることによる光の取り出し量の低減を最小限に抑えることができる。
なお、本実施形態では、凸部11の代わりに凹部が基板1の上面に形成されていても良い。この場合には、分割された電流阻止層5は、基板1の凹部の上方には形成されず、隣り合う凹部の間に位置する基板1の上方に形成されていることが好ましい。これにより、本実施形態において得られる効果と同一の効果を得ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 基板、2 n型窒化物半導体層、3 発光層、4 p型窒化物半導体層、5,103 電流阻止層、6 透明導電膜、7 n側パッド電極、8 p側パッド電極、9 接合部、10 ワイヤ、11 凸部、21 貫通転位、41,42,102 ピット、61,106 隙間、101 GaN層、101a 成長面、104 段差部、105 ITO膜、107 パッド電極、109 反射防止膜、A 発光部。

Claims (8)

  1. 基板の上に設けられ、発光層がn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とで挟まれてなる発光部と、
    前記発光部の上に設けられた、二酸化ケイ素または窒化ケイ素で形成された電流阻止層と、
    前記電流阻止層を覆うように前記発光部の上面上に設けられた透明導電膜と
    前記電流阻止層の上に、前記透明導電膜を介して設けられたパッド電極とを備え、
    前記電流阻止層は、前記発光部の上面上において、複数の領域に分割されており、
    前記分割された電流阻止層の断面形状は、前記発光部から前記パッド電極へ向かうにつれて先細りの台形形状である、半導体発光素子。
  2. 前記パッド電極は、分割された電流阻止層の少なくとも2つ以上に跨って設けられている請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記分割された電流阻止層は、前記基板に生じた欠陥の上方には形成されていない、請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記電流阻止層は、同一平面上において、複数の領域に分割されている請求項1〜のいずれかに記載の半導体発光素子。
  5. 前記電流阻止層は、前記n型窒化物半導体層の上面上において、複数の領域に分割されている請求項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記電流阻止層は、前記p型窒化物半導体層の上面上において、複数の領域に分割されている請求項5に記載の半導体発光素子。
  7. 基板の上に、発光層がn型窒化物半導体層とp型窒化物半導体層とで挟まれてなる発光部を形成する工程と、
    前記発光部の上に、二酸化ケイ素または窒化ケイ素で電流阻止層を形成する工程と、
    前記電流阻止層を覆うように前記発光部の上面上に設けられた透明導電膜を形成する工程と、
    前記電流阻止層の上に、前記透明導電膜を介してパッド電極を形成する工程とを備え、
    前記電流阻止層を形成する工程は、
    前記発光部の上に、電流阻止層形成用層を形成する工程と、
    前記電流阻止層形成用層をエッチングすることにより当該電流阻止層形成用層を複数の領域に分割する工程とを含み、
    前記分割された電流阻止層の断面形状は、前記発光部から前記パッド電極へ向かうにつれて先細りの台形形状である、半導体発光素子の製造方法。
  8. 前記電流阻止層の形成工程の後であって前記パッド電極の形成工程の前に、前記電流阻止層が形成された基板に対してフッ酸系の薬液を用いた前処理を行なう工程をさらに備える請求項に記載の半導体発光素子の製造方法。
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