JP2006235115A - 光信号入力装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

光信号入力装置およびそれを用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】集光レンズのNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすことができるようにする。
【解決手段】コリメータレンズ142は、発光素子161から出力される光信号(レーザ光)13を、発散光から平行光にする。集光レンズ104は、平行光を光導波路135の一端側の導波路口138に集光する。光導波路135は、この導波路口138から入力された光信号を、45゜ミラー面135aで反射し、その長手方向に導波する。集光レンズ104の光軸を、コリメータレンズ142の光軸に対して、光導波路135の他端側(a側)に距離dだけずらし、コリメータレンズ142から出力される平行光を、その主光線位置がレンズ104の光軸位置から光導波路135の一端側(b側)に距離dだけ離間するように、シフトさせる。
【選択図】 図8

Description

この発明は、例えばLSI(Large Scale Integrated circuit)等の半導体チップ間の信号伝送に適用して好適な光信号入力装置およびそれを用いた電子機器に関する。詳しくは、この発明は、発光素子から出力される光信号をコリメータレンズで発散光から平行光とし、その後この平行光を集光レンズで光導波路の一端側の導波路口に集光させるものにあって、集光レンズの光軸を、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらしたことによって、集光レンズの開口数(NA:numerical aperture)を小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすことができるようにした光信号入力装置等に係るものである。
現在、LSIチップ内のシリコン上に形成されたトランジスタ、キャパシタなどによりフロントエンドに形成された素子間同士またはこれら素子のブロックの間同士での信号伝播および動作電源供給を行うバックエンドの接続配線は、すべて絶縁膜基板上に形成された金属線を介した電気伝送によりなされている。しかし、昨今のスケールの微細化による素子動作速度の高速化、すなわちMPU(Micro Processing Unit)高機能化に伴い、チップ内において必要とされるデータ授受量は著しく高速化かつ大容量化し、その動作クロックは著しく高速化している。
なかでも、データや動作クロック信号を電気的に配信するメタル配線には様々な問題が浮上している。それら問題の代表的なものとして、メタル配線の抵抗・寄生容量による信号のRC(register and Capacitor )信号遅延、インピーダンスミスマッチング、EMC(ElectroMagnetic Compatibility)/EMI(ElectroMagnetic Interference)、クロストークなどによる信号劣化や伝送エラーなどの問題、および著しい微細化による信号伝送に要する消費電力の増大、多層化による配線長の増大や歩留まりの低下などの問題が挙げられる。
上述の問題を解決するための実装技術の1つとして、ボード上のLSIチップ間をダイレクトに光接続する“チップ間光インタコネクション”が挙げられる。このチップ間光インタコネクションを実現するために、面発光レーザ(以下、VCSEL)から出力されたビームを一度コリメートさせ導波路入力時に集光させるような“光I/Oパッケージ”が提案されている(非特許文献1参照)。
図25は、この“光I/Oパッケージ”としての光信号入力装置500の構成を示している。この光信号入力装置500は、光信号を出力する発光素子としてのVCSEL(Vertical Cavity Surface-Emitting Laser) 511、VCSEL側レンズ基板512、VCSEL511から出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズ513と、コリメータレンズ513から出力される平行光を光導波路530の一端側の導波路口531に集光させるための集光レンズ521と、導波路側レンズ基板522とからなっている。
VCSEL511から出力される光信号(レーザ光)540は、レンズ基板512を通じてコリメータレンズ513に入射され、発散光から平行光とされる。そして、この平行光は集光レンズ521に入射され、レンズ基板522を通じて光導波路530の一端側の導波路口531に集光される。この導波路口531から入力された光信号は45゜の傾斜角を持つミラー面532に入射されて反射され、光導波路530を通じて導波されていく。
この光信号入力装置500によれば、例えば、図26に示すように、製造公差が発生して、VCSEL側に対して導波路側の位置がずれた場合であっても、集光レンズ521に入射された光信号の光路が曲がり、光導波路530の導波路口531に集光するものであり、製造公差に強く、伝播損失の少ないレンズモジュールを構成することができる。なお、図26の破線は、製造公差が発生していない場合の、集光レンズ521、レンズ基板522、光導波路530などの位置を示している。
電子情報通信学会論文誌 C Vol.J64-C No.9 pp.793-799(2001)
図25に示す光信号入力装置500は、VCSEL511から光導波路530の導波路口531までの光信号(レーザ光)の伝播においては、十分な結合効率を得ることが可能である。しかしながら、光導波路530内でミラー面532に入射する光信号の全反射を考えると、集光レンズ521に入射される平行光のシフト方向によっては、ミラー面532で光信号の一部が全反射を起こさずにミラー面532を透過してしまう場合が考えられる。
例えば、製造公差の発生により、図27に示すように、集光レンズ521に入射される平行光が、a方向(図26のシフト方向bとは逆の方向)にシフトした場合を考える。この場合も、VCSEL511から光導波路530の導波路口531までの光信号(レーザ光)の伝播においては、十分な結合効率を得ることが可能である。
しかし、光導波路530内に入力された光信号のミラー面532に対する入射角度は、このミラー面532に対して90°に近くなる。ここで、ミラー面532で全反射する領域αaが図28に示すようであるとすると、この領域αaの外にある領域αbに存在する光は、ミラー面532で反射を起こさずに、このミラー面532を透過してしまい、光導波路530を伝播しない。そのため、領域αb内の光は全て損失となる。つまり、光導波路530のミラー面532への入射角度が90°に近くなると、このミラー面532での全反射条件を満たすことができずに光量損失が大きくなってしまうという問題がある。
さらに、領域αbから外れる光を少なくするため、光導波路530への入力光のNAを小さくしたとする。一般的に光源、コリコリメータレンズ、光導波路間の角度ずれを吸収するため、光源とミラーは共役関係(結像関係)となるように設計する。ここで、集光レンズ521のNAを小さくするためには、この集光レンズ521の焦点距離を伸ばす必要がある。
しかし、結像レンズの焦点距離と結像倍率の関係は、結像倍率=像側焦点距離/物体側焦点距離、で表される(図29参照)。このように結像レンズの焦点距離(像側焦点距離)と結像倍率は比例の関係にあるので、集光レンズ521の焦点距離を大きくすると、ミラー面532における光源像の結像倍率が大きくなってしまう。つまり、集光レンズ521のNAを小さくすると導波路口531における光源像のサイズ(以下、「集光径」という)が大きくなってしまう。
図30は、集光レンズ521のNAを小さくした場合を示している。この場合、図31Aに示すように、光信号540の全ての光が領域αa内に存在するようになる。しかしこの場合、集光レンズ521のNAを小さくしたことから、図31Bに示すように集光径Daは、導波路口531に収まらず、光量損失が発生する。なお、図31Bの集光系Dbは、図27の集光レンズ521のNAにおけるものである。
このように、図25に示す光信号入力装置500では、光導波路530のミラー面532での損失を低減するために集光レンズ521のNAを小さくすると、導波路口531でケラレる光量が増大し、一方導波路口531でケラレる光量を低減するために集光レンズ521のNAを大きくして結像倍率を小さくすると、製造公差の発生時にミラー面532で全反射せずに透過する光量が増大するという問題があった。
この発明の目的は、集光レンズのNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすようにすることにある。
この発明に係る光信号入力装置は、光信号を出力する発光素子と、この発光素子より出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズと、このコリメータレンズより出力される平行光を光導波路の一端側の導波路口に集光させる集光レンズとを備える光信号入力装置であって、集光レンズの光軸を、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらしたものである。
また、この発明に係る電子機器は、複数の電子部品からなり、この複数の電子部品に含まれる第1の電子部品と第2の電子部品との間で光信号を用いた信号伝送が行われる電子機器であって、光信号を光導波路に入力するための光信号入力装置が設けられ、この光信号入力装置は、光信号を出力する発光素子と、この発光素子より出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズと、このコリメータレンズより出力される平行光を光導波路の一端側の導波路口に集光させる集光レンズとを備え、集光レンズの光軸をコリメータレンズの光軸に対して光導波路の他端側に所定距離だけずらしたものである。
この発明においては、発光素子から出力される光信号はコリメータレンズで発散光から平行光とされる。そして、この平行光が集光レンズで光導波路の一端側の導波路口に集光される。ここで、集光レンズの光軸は、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらされる。この場合、平行光は、その主光線位置が集光レンズの光軸位置から光導波路の一端側に所定距離だけ離間するようにシフトされる。
例えば、所定距離は、導波路口から光導波路内に入力された光信号が入射される傾斜したミラー面に対する臨界角を示す直線とこのミラー面に沿った直線との間の領域を二等分する直線がこのミラー面に入射される光信号の主光線位置となるように設定される。また例えば、所定距離は、導波路口から光導波路内に入力される光信号の主光線の集光レンズの光軸に対する傾きが、導波路口から光導波路内に入力された光信号が入射される傾斜したミラー面に対する臨界角を示す直線とこのミラー面に沿った直線との間の領域を二等分する直線の集光レンズの光軸に対する傾き以下となるように設定される。
このように、集光レンズの光軸を、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらすことで、集光レンズのNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすようにできる。この場合、集光レンズのNAを小さくするものではないので、導波路口での集光径が大きくなってこの導波路口でケラレる光量が増大するということはない。
また、このように集光レンズの光軸を、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらすことで、製造公差の許容範囲を大きくでき、製造公差に強いものとできる。なお、この製造公差の許容範囲を最大とできるのは、ミラー面に対する臨界角を示す直線とこのミラー面に沿った直線との間の領域を二等分する直線が、このミラー面に入射される光信号の主光線位置となる場合である。
この発明によれば、発光素子から出力される光信号をコリメータレンズで発散光から平行光とし、その後この平行光を集光レンズで光導波路の一端側の導波路口に集光させるものにあって、集光レンズの光軸を、コリメータレンズの光軸に対して、光導波路の他端側に所定距離だけずらしたものであり、集光レンズのNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすようにできる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての光電複合装置100の概略断面図を示している。
この光電複合装置100は、プリント配線基板(マザーボード)101上に実装されるICソケット102a,102bと、これらICソケット102a,102bに設置されるレンズ一体型の光導波路アレイ103とを有している。ICソケット102a,102bは、それぞれ、十字型の溝状の凹部102dを持つ凹凸構造とされている。ICソケット102a,102bは、従来周知のように、例えば、絶縁性樹脂、例えばガラス入りPES(ポリエチレンスルフィド)樹脂、ガラス入りPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂などを用い、凹凸構造を有する金型を用いて形成される。
光導波路アレイ103は、後述するように、複数チャネル分の光導波路を備えている。この光導波路アレイ103は、ICソケット102aとICソケット102bとの間に架け渡されている。この光導波路アレイ103の両端部は、それぞれ、ICソケット102a,102bの溝状の凹部102dに配置される。この光導波路アレイ103は、後述するようにコア層を上下のクラッド層で挟んだ構造とされているが、上側のクラッド層と一体的にレンズ104が形成されている。
また、光電複合装置100は、ICソケット102a,102bの凸面上にそれぞれ固定されるインターポーザ105a,105bを有している。インターポーザ105aの裏面には光素子としての発光素子アレイ106および受光素子アレイ107が実装されており、その表面には半導体チップ108a、例えばCPUが実装されている。この場合、発光素子アレイ106および受光素子アレイ107は、インターポーザ105aの内部を介して、半導体チップ108aに接続されている。なお、半導体チップ108aの上面にはヒートシンクとしてのアルミニウム製のフィン109が設置されている。
同様に、インターポーザ105bの裏面には光素子としての発光素子アレイ106および受光素子アレイ107が実装されており、その表面には半導体チップ108bが実装されている。この場合、発光素子アレイ106および受光素子アレイ107は、インターポーザ105bの内部を介して、半導体チップ108bに接続されている。
発光素子アレイ106は、発光素子、例えば面発光レーザが複数個配列された構成となっている。また、受光素子アレイ107は、受光素子、例えばフォトダイオードが複数個配列された構成となっている。上述した光導波路アレイ103は、上述した発光素子アレイ106の各発光素子、および受光素子アレイ107の各受光素子に、それぞれ、各チャネルの光導波路が対向するように設置される。ここで、発光素子は、光導波路に入射する光信号を発光する。受光素子は光導波路から出射された光信号を受光する。
次に、上述した光電複合装置100におけるインターポーザ105a,105b、および光導波路アレイ103の位置決め機構について説明する。
インターポーザ105a,105bは、その裏面に下方に向かって植立された位置決め用ピン111を有している。この位置決め用ピン111は、例えばインターポーザ105a,105bの裏面に設けられた金属パッド(図1には図示せず)に半田付けされることで、当該インターポーザ105a,105bの裏面に取り付けられている。この位置決め用ピン111は、後述する光導波路アレイ103に形成されている位置決め用貫通穴113を通過できる第1の径の先端部111tと、その位置決め用貫通穴113を通過できない第2の径の基部111bとからなっている。基部111bがインターポーザ105a,105bに半田付けされている。
また、ICソケット102a,102bの凹部102dの底面に、上述したインターポーザ105a,105bの位置決め用ピン111を挿入するための位置決め用穴112を有している。この位置決め用穴112の径は、位置決め用ピン111の先端部111tの径より若干小さく形成されている。例えば、位置決め用ピン111の先端部111tの直径が2.1mm(φ=2.1mm)であるとき、位置決め用穴112の直径は2.0mm(φ=2.0mm)とされる。これにより、位置決め用ピン111の先端部111tが位置決め用穴112に挿入される際には、位置決め用穴112の樹脂変形によって圧入状態となり、位置決め後のガタが抑制される。
また、光導波路アレイ103は、両端部に、上述したインターポーザ105a,105bの位置決め用ピン111を通すための位置決め用貫通穴113を有している。この位置決め用貫通穴113の径は、上述した位置決め用穴112の径と同様に、位置決め用ピン111の先端部111tの径より若干小さく形成されている。例えば、位置決め用ピン111の先端部111tの直径が2.1mm(φ=2.1mm)であるとき、位置決め用貫通穴113の直径は2.0mm(φ=2.0mm)とされる。これにより、位置決め用ピン111の先端部111tが位置決め用貫通穴113を通る際には、位置決め用貫通穴113の樹脂変形によって圧入状態となり、位置決め後のガタが抑制される。
インターポーザ105a,105b、および光導波路アレイ103の位置決めは、上述したインターポーザ105a,105bの位置決め用ピン111が、光導波路アレイ103の位置決め用貫通穴113を貫通してICソケット102a,102bの位置決め用穴112に挿入されることで行われる。
この場合、位置決め用ピン111の基部111bおよび先端部111tの境界の段差部分で光導波路アレイ103はICソケット102a,102bの面に押圧された状態となる。これにより、光導波路アレイ103がICソケットの面から浮き上がることを防止でき、各光導波路の光入射面や光出射面が傾くことによる光量損失を回避できる。
なお、詳細説明は省略するが、インターポーザ105a,105bは、それぞれ、例えばその四隅にICソケット102a,102b側への付勢力が与えられ、ICソケット102a,102bに押し付けられた状態で、当該ICチケット102a,102b上に固定される。
図2は、上述した光電複合装置100の概略斜視図を示している。なお、この図2においては、プリント配線基板101およびアルミニウム製のフィン109の図示は省略している。
次に、上述した光電複合装置100を構成する各部材について、さらに詳細に説明する。図3A,Bは、ICソケット102(ICソケット102a,102bのそれぞれに対応)の構成を示している。図3Aは、ICソケット102を表面側から見た概略斜視図であり、図3BはICソケット102を裏面側から見た概略斜視図である。
ICソケット102の表面側は、図3Aに示すように、十字型の溝状の凹部102dを持つ凹凸構造とされている。凹部102dの深さは、光導波路アレイ103の厚さよりも大きくされ、実装時に、光導波路アレイ103と、発光素子アレイ106および受光素子アレイ107との間に空間が形成されるようになされる。
このICソケット102の凸面には、この凸面上に固定されるインターポーザ105a,105b(図1参照)の裏面に設けられた電極パッド151との電気的接触をとるための、棒状、板バネ状、渦巻き状などの電極ピン121が複数個設けられている。なお、図3Aには、棒状の電極ピン121を示している。
また、このICソケット102の裏面には、図3Bに示すように、プリント配線基板101(図1参照)上の電極との電気的接続をとるための、例えば半田バンプ等の電極コンタクト122が複数個設けられている。この電極コンタクト122は、上述の凸面に設けられている電極ピン121とICソケット102内で電気的に接続されている。
また、このICソケット102の凹部102dの底面には、図3Aに示すように、上述したインターポーザ105a,105bの裏面に設けられた位置決め用ピン111を挿入するための位置決め用穴112が設けられている。後述するように、インターポーザ105a,105bの裏面には、それぞれ8本の位置決め用ピン111が設けられているので、位置決め用穴112も8個設けられている。なお、図3Aには、4個のみ示されている。
なお、このICソケット102には、十字型の溝状の凹部102dを利用して、最大4方向から4本の光導波路アレイ103(図1参照)を設置できるようになっている。そのため、上述した8個の位置決め用穴112のうち、それぞれの方向に対応した2個ずつの位置決め用穴112は、それぞれの方向から設置される光導波路アレイ103に対応した2本の位置決め用ピン111を挿入するために用いられる。
図4A,Bは、インターポーザ105(インターポーザ105a,105bのそれぞれに対応)の構成を示している。図4Aは、インターポーザ105を表面側から見た概略斜視図であり、図4Bはインターポーザ105を裏面側から見た概略斜視図である。
インターポーザ105の表面には、図4Aに示すように、半導体チップ108(半導体チップ108a,108bに相当)が実装されている。なお、実装される半導体チップの個数は1個に限られるものではない。また、このインターポーザ105の裏面には、図4Bに示すように、発光素子アレイ106および受光素子アレイ107が実装されている。上述したように、インターポーザ105には最大4方向から4本の光導波路アレイ103を設置できるようになっているので、このインターポーザ105の裏面には、それぞれの方向から設置される光導波路アレイ103に対応して、4組の発光素子アレイ106および受光素子アレイ107が実装されている。これら発光素子アレイ106および受光素子アレイ107は、インターポーザ105を介して、半導体チップ108に接続されている。
また、このインターポーザ105の裏面には、図4Bに示すように、上述したICソケット102の凸面に設けられた電極ピン121(図3参照)との電気的接触をとるための電極パッド151が複数個設けられている。
また、このインターポーザ105の裏面には、図4Bに示すように、金属製の位置決め用ピン111が下方に向かって植立されている。この位置決め用ピン111は、上述したICソケット102に設けられた8個の位置決め用穴112に対応して、8本設けられている。
図5A,Bは、光導波路アレイ103の構成を示している。図5Aは、光導波路アレイ103を表面側から見た概略斜視図であり、図5Bは、光導波路アレイ103の概略平面図である。
光導波路アレイ103の、両端部には、それぞれ、上述したインターポーザ105(インターポーザ105a,105b)の位置決め用ピン111(図4参照)を通すための位置決め用貫通穴113が設けられている。各端部には、位置決め用貫通穴113として、第1の穴113pおよび第2の穴113qが、幅方向に所定の間隔を空けて設けられている。
ここで、第1の穴113pは丸穴とされる。例えば、位置決め用ピン111の先端部111tの直径が2.1mmであるとき、この第1の穴113pはその直径が2.0mmとされる。また、第2の穴113qは、長径方向が光導波路アレイ103の幅方向と一致するように形成された長穴とされる。例えば、位置決め用ピン111の先端部111tの直径が2.1mmであるとき、この第2の穴113qはその短径が2.0mmとされ、その長径が3.0mmとされる。
この光導波路アレイ103の第1の穴113pにインターポーザ105の第1の位置決め用ピン111を貫通させるだけでなく、この光導波路アレイ103の第2の穴113qにインターポーザ105の第2の位置決め用ピン111を貫通させることで、光導波路アレイ103の周り止めを行うことができる。また、第2の穴113qを長穴とすることで、インターポーザ105の第1、第2の位置決め用ピン111,111の幅方向の位置ずれを吸収できる。
次に、図6を参照して、光導波路アレイ103、発光素子アレイ106および受光素子アレイ107の詳細構成について説明する。
図6Cは光導波路アレイ103を表面側から見た斜視図、図6Dは光導波路アレイ103を横方向(長手方向)に切った断面図、図6Eは光導波路アレイ103を縦方向(幅方向)に切った断面図である。図6Cは光導波路アレイ103の片方の端部のみを示しているが、もう片方の端部も同様に構成されている。
光導波路アレイ103は、基本的には、コア層131を、上下のクラッド層132,133で挟み込んだ構造とされている。この場合、コア層131の屈折率がクラッド層132,133の屈折率より高くされることで、光導波路が構成される。例えば、コア層131の材料としてUV硬化光学用樹脂(例えば、屈折率は1.6)が使用され、クラッド層132,133の材料として光学用射出成型樹脂(例えば、屈折率は1.5)が使用される。
コア層131には、複数チャネルの光導波路、つまり複数本の送信用光導波路135および複数本の受信用光導波路136が形成されている。なお、他方の端部では、送信用光導波路135は受信用光導波路136となり、受信用光導波路136は送信用光導波路135となる。
この場合、送信用光導波路135および受信用光導波路136は、光導波路アレイ103の幅方向に交互に配置されている。また、光導波路アレイ103の幅方向に並ぶ複数本の送信用光導波路135の端部位置が長さ方向に順次ずれるようにされている。同様に、光導波路アレイ103の幅方向に並ぶ複数本の受信用光導波路136の端部位置が長さ方向に順次ずれるようにされている。また、複数本の送信用導波路135の端部は、複数本の受信用導波路136の端部より、光導波路アレイ103の端部側に位置するようにされている。
送信用光導波路135の端部135aは45゜ミラー面とされている。これにより、発光素子アレイ106の発光素子で発生された光信号をこの端部135aで光導波路135の長手方向側に反射させることができ、当該光信号を効率よく送信できる。また、受信用光導波路136の端部136aも45゜ミラー面とされている。これにより、光導波路136で伝送されてきた光信号をこの端部136aで受光素子アレイ107の受光素子側に反射させることができ、当該光信号を効率よく受信できる。
また、各送信用光導波路135の端部135aおよび各受信用光導波路136の端部136aにそれぞれ対応して、上側のクラッド層132と一体的にレンズ104が形成されている。この場合、送信用光導波路135の端部135aに対応したレンズ104は、発光素子アレイ106の発光素子側からの平行光を当該端部135aに集光する集光レンズの働きをする。一方、受信用光導波路136の端部136aに対応したレンズ104は、当該端部136aからの発散光を平行光にするコリメータレンズの働きをする。
また、光導波路アレイ103の端部において、上側のクラッド層132の両側および前側が下方に延長され、両側面および前面に所定の高さの壁板137が形成されている。このように壁板137が形成されることで、光導波路アレイ103がICソケット102a,102bの面に押し付けられた状態でも、光導波路135,136の部分は、ICソケット102a,102bの面から浮いた状態に置かれ、破損などを良好に回避できる。
なお、位置決め用貫通穴113としての第1の穴113pおよび第2の穴113qは、上側のクラッド層132に形成される。
図6Aは、発光素子アレイ106およびそれに装着されるレンズアレイ141(図1には図示せず)を示している。発光素子アレイ106は、上述した光導波路アレイ103の複数本の送信用光導波路135の端部135aに対応して、複数個の発光素子161を備えている。この発光素子161は例えば面発光レーザであって、下面側から光信号としてのレーザ光が出射される。また、この発光素子アレイ106の上面側には、各発光素子161に金属配線を介して接続された電極パッド162が設けられている。また、レンズアレイ141には、発光素子アレイ106の複数個の発光素子161にそれぞれ対応した複数個のレンズ142が形成されている。このレンズ142は、発光素子161からの発散光を平行光にするコリメータレンズの働きをする。
図6Bは、受光素子アレイ107およびそれに装着されるレンズアレイ143(図1には図示せず)を示している。受光素子アレイ107は、上述した光導波路アレイ103の複数本の受信用光導波路136の端部136aに対応して、複数個の受光素子163を備えている。この受光素子163は例えばフォトダイオードであって、下面側から光信号としてのレーザ光が入射される。また、この受光素子アレイ107の上面側には、各受光素子163に金属配線を介して接続された電極パッド164が設けられている。また、レンズアレイ143には、受光素子アレイ107の複数個の受光素子163にそれぞれ対応した複数個のレンズ144が形成されている。このレンズ144は、光導波路アレイ103の受信用光導波路136側からの平行光を受光素子163の光入射面に集光する集光レンズの働きをする。
次に、図1に示す光電複合装置100の製造方法の一例について説明する。
まず、プリント配線基板101上に、ICソケット102a,102bを実装する。この場合、プリント配線基板101上の電極とICソケット102a,102bの裏面の電極コンタクト122とを位置合わせして、プリント配線基板101上の電極とICソケット102a,102bとが電気的に接続されるように実装する。なお、プリント配線基板101上には、予めその他の電子部品などの実装および電気配線を行っておく。
次に、ICソケット102a,102bに光導波路アレイ103を設置し、これらICソケット102a,102b間に光導波路アレイ103が架け渡された状態とする。この場合、光導波路アレイ103の両端部は、それぞれ、ICソケット102a,102bの溝状の凹部102dに配置される。この場合、ICソケット102a,102bに設置される光導波路アレイ103の長さが、これらICソケット102a,102bの距離より長いことが望ましい。これにより、光導波路アレイ103を撓ませた状態で固定でき、ICソケット102a,102bのプリント配線基板101上における位置決め誤差を吸収できる。
次に、ICソケット102aの凸面上にインターポーザ105aを固定する。この場合、インターポーザ105aの裏面に設けられている8本の位置決め用ピン111の先端部111tが、ICソケット102aの凹部102dの底面に設けられた位置決め用穴112に挿入されることで、インターポーザ105aの位置決めが行われる。なおこの場合、光導波路アレイ103に対応した2本の位置決め用ピン111は、当該光導波路アレイ103の位置決め用貫通穴113(第1の穴113p、第2の穴113q)を通された後に、位置決め用穴112に挿入される。これにより、光導波路アレイ103の位置決めも同時に行われる。
なお、このようにICソケット102aの凸面上にインターポーザ105aが固定されるとき、このインターポーザ105aには、例えばその四隅にICソケット102a側への付勢力が与えられ、当該インターポーザ105aはICソケット102aに押し付けられた状態とされる。
次に、インターポーザ105aの表面に実装されている半導体チップ108aの上面に、アルミニウム製のフィン109を設置する。これにより、半導体チップ108aで発生される熱をフィン109を通して効率的に放熱できるようになる。
次に、ICソケット102bの凸面上にインターポーザ105bを固定する。この場合、インターポーザ105bの裏面に設けられている8本の位置決め用ピン111の先端部111tが、ICソケット102bの凹部102dの底面に設けられた位置決め用穴112に挿入されることで、インターポーザ105bの位置決めが行われる。なおこの場合、光導波路アレイ103に対応した2本の位置決め用ピン111は、当該光導波路アレイ103の位置決め用貫通穴113(第1の穴113p、第2の穴113q)を通された後に、位置決め用穴112に挿入される。これにより、光導波路アレイ103の位置決めも同時に行われる。
なお、このようにICソケット102bの凸面上にインターポーザ105bが固定されるとき、このインターポーザ105bには例えばその四隅にICソケット102b側への付勢力が与えられ、当該インターポーザ105bはICソケット102bに押し付けられた状態とされる。
図7は、ICソケット102a側におけるインターポーザ105aおよび光導波路アレイ103の位置決め機構に係る部分を拡大して示したものである。この図7において、図1、図6と対応する部分には同一符号を付して示している。
インターポーザ105aの表面には半導体チップ108aが実装されている。この場合、インターポーザ105aの表面の電極パッド152と半導体チップ108aの下面の電極パッド181との間に半田バンプ154が介在され、半導体チップ108aはインターポーザ105aの表面に半田付けされる。
また、インターポーザ105aの裏面には発光素子アレイ106が実装されている。この場合、インターポーザ105aの裏面の電極パッド153と発光素子アレイ106の上面の電極パッド162との間に半田バンプ155が介在され、発光素子アレイ106はインターポーザ105aの裏面に半田付けされる。なお、この発光素子アレイ106の下面にレンズアレイ141が装着されている。
また、光導波路アレイ103の端部が、ICソケット102aの溝状の凹部102dに配置されている。位置決め用ピン111は、インターポーザ105aの裏面に設けられた金属パッド156に半田付けされることで、当該インターポーザ105aの裏面に、下方に向かって植立されている。この位置決め用ピン111の先端部111tは、光導波路アレイ103の位置決め用貫通穴113を貫通して、ICソケット102aの位置決め用穴112に挿入(圧入)される。これにより、インターポーザ105aおよび光導波路アレイ103の双方の位置決めが同時に行われる。
ここで、発光素子アレイ106の発光素子161からの光信号は、この発光素子アレイ106に装着されたレンズアレイ141のレンズ(コリメータレンズ)142により発散光から平行光とされ、その後この平行光は光導波路アレイ103の上面側のクラッド層132と一体的に形成されたレンズ(集光レンズ)104により送信用光導波路135の一端側の導波路口138に集光される。そして、この導波路口138から光導波路135内に入力された光信号はこの光導波路135の端部(ミラー面)135aに入射され、この端部135aで光導波路135の長手方向側に反射される。
この場合、レンズ(集光レンズ)104の光軸は、レンズ(コリメータレンズ)142の光軸に対して、光導波路135の他端側に所定距離だけずらされ、レンズ142から出力される平行光は、その主光線位置がレンズ104の光軸位置から光導波路135の一端側に所定距離だけ離間するようにシフトされる。これにより、レンズ104のNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすことができるようにされている。なお、ずらし量をどのように設定するかなどについては後述する。
上述の図7はICソケット102a側におけるインターポーザ105aおよび光導波路アレイ103の位置決め機構に係る部分を示したものである。説明は省略するが、ICソケット102b側におけるインターポーザ105bおよび光導波路アレイ103の位置決め機構に係る部分についても同様である。
上述した光電複合装置100(図1、図6、図7参照)の動作を説明する。
ICソケット102a側で、半導体チップ108aからの電気信号はインターポーザ105aの内部を通ってその裏面に実装された発光素子アレイ106の発光素子(例えば面発光レーザ)161に供給され、この発光素子161からは電気信号に対応して強度変調された光信号が発生される。
この発光素子161からの光信号は発光素子アレイ106に装着されたレンズアレイ141のレンズ142により発散光から平行光とされる。この平行光は光導波路アレイ103の上面側のクラッド層132と一体的に形成されたレンズ104により送信用光導波路135の一端側の導波路口138に集光される。そして、この導波路口138から光導波路135内に入力された光信号は端部(45゜ミラー面)135aに入射され、光導波路135の長手方向側に反射される。これにより、ICソケット102a側の発光素子アレイ106の発光素子161で発生された光信号は、送信用光導波路135を通じて、ICソケット102b側に送信される。
ICソケット102b側で、受信用光導波路136(ICソケット102a側では送信用光導波路135)を通じて送られてくる光信号は、端部(45゜ミラー面)136aで受光素子アレイ107の受光素子163側に反射される。この反射された光信号は光導波路アレイ103の上面側のクラッド層132と一体的に形成されたレンズ104により発散光から平行光とされる。この平行光は受光素子アレイ107に装着されたレンズアレイ143のレンズ144で集光されて受光素子(例えばフォトダイオード)163の光入射面に入射される。
そして、光信号は受光素子163で光信号から電気信号に変換される。この電気信号は、インターポーザ105bの内部を通ってその表面に実装された半導体チップ108bに供給される。これにより、ICソケット102a側のインターポーザ105aに実装された半導体チップ108aからの電気信号が、ICソケット102b側のインターポーザ105bに実装された半導体チップ108bに供給される。
なお、説明は省略するが、ICソケット102b側の半導体チップ108bからICソケット102a側の半導体チップ108aにも、同様にして電気信号が供給される。
次に、発光素子161、レンズ142(ここでは、「コリメータレンズ142」とする)、レンズ104(ここでは、「集光レンズ104」とする)を備える光学系である光信号入力装置10について詳述する。図8は、この光信号入力装置10の構成を示している。この図8において、図7と対応する部分には同一符号を付し、適宜、その詳細説明を省略する。
この光信号入力装置10は、光信号を出力する、例えば面発光レーザ(VCSEL)で構成される発光素子161、発光素子側レンズ基板11、発光素子161から出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズ142と、コリメータレンズ142から出力される平行光を送信側光導波路135の一端側の導波路口138に集光させるための集光レンズ104と、導波路側レンズ基板12とからなっている。
発光素子側レンズ基板11としては、レンズアレイ141の基板部分および発光素子アレイ106の発光素子161の前面側を覆う保護膜等が対応する。また、導波路側レンズ基板12としては、集光レンズ104が一体的に形成される光導波路アレイ103の上面側のクラッド層132が対応する。
発光素子161から出力される光信号(レーザ光)13は、レンズ基板11を通じてコリメータレンズ142に入射され、発散光から平行光とされる。そして、この平行光は集光レンズ104に入射され、レンズ基板122を通じて送信用光導波路135の一端側の導波路口138に集光される。この導波路口138から入力された光信号は45゜の傾斜角を持つ端部135a(ここでは、「ミラー面135a」とする)に入射されて反射され、光導波路135を通じて導波されていく。
ここで、集光レンズ104の光軸は、コリメータレンズ142の光軸に対して、光導波路135の他端側(a側)に距離dだけずらされ、コリメータレンズ142から出力される平行光は、その主光線位置が集光レンズ104の光軸位置から光導波路135の一端側(b側)に距離dだけ離間するように、シフトされる。これにより、集光レンズ104のNAを小さくせずに、ミラー面135aに入射された光信号が全反射条件を満たすことができるようにされている。この場合、集光レンズ104のNAを小さくするものではなく、導波路口138での集光径が大きくなってこの導波路口138でケラレる光量が増大するということはない。
上述した光信号入力装置10の設計手法について説明する。
まず、発光素子側のレンズ系の設計について説明する。発光素子161の光信号13の放射角度とコリメート幅により、レンズ基板11の厚みを決める。そして、このレンズ基板11内を広がりながら進む光信号をコリメートするようにコリメータレンズ142を設計する。
次に、図9を用いて、導波路側のレンズ系の設計について説明する。光導波路135とその周囲の材質から光導波路135のミラー面135aで全反射する限界の角度である臨界角θaを算出する。光導波路135のミラー面135aに沿った直線L1と臨界角θaを示す直線L2との間の領域Waは全反射可能な領域となる。この領域Waを二等分する直線、換言すれば直線L1,L2のなす角を二等分する直線である、二等分線L3を求める。この二等分線L3が、光信号13の主光線の理想的な位置となる。この二等分線L3に光信号13の主光線がくる場合、光導波路135への入射光のNAを最も大きくすることができる。なお、図9の直線L4は、集光レンズ104(図8参照)の光軸を示している。
そして、集光レンズ104の光軸L4の、コリメータレンズ142の光軸に対するずらし量、すなわち距離dを求める。光信号13の主光線の理想的な位置が二等分線l3に決まったので、図10に示すように、集光レンズ104の光軸に対する光信号13の傾斜角θbがわかる。この傾斜角θbと集光レンズ104の焦点距離Faとから、(1)式により、ずらし量としての距離dを求める。
d=Fa*tanθb ・・・(1)
そして、上述したように発光素子側のレンズ系と、導波路側のレンズ系のずらし量(距離d)が決まったので、このずらし量を持たせた状態で、導波路口138に光信号が集光するように、集光レンズ104を設計する。
次に、上述した光信号入力装置10の設計手法の具体例を説明する。この具体例は、以下の設計仕様に沿ったものである。すなわち、発光素子161の光源サイズが30μmφ、発光素子161の光源放射角度(全角)が20゜、コリメータレンズ142、集光レンズ104および光導波路135の屈折率が1.5、レンズ基板11,12の屈折率が1.4、平行光の幅であるコリメート幅が170μm以下、導波路口138が30μm□である。
最初に従来法によってレンズ系を設計し、その後、集光レンズ104の光軸をずらして当該集光レンズ104を再設計する。
まず、従来法によるレンズ設計の説明を行う。平行光の幅であるコリメート幅D(図8参照)を決める。このコリメート幅Dは、光導波路135の集積度によるコリメータレンズ142や集光レンズ104のレンズアレイの集積度、製造上のレンズSAGやレンズ径の限界、またはレンズ基板11,12のアセンブルに耐える最低限の厚みなど、製造上の規制や仕様により決められる。このコリメート幅Dと、発光素子161の光源放射角度とから、発光素子側レンズ基板11の厚みを決める。そして、レンズ基板11の中を広がりながら進む光信号が発散光から平行光となるようにコリメータレンズ142を設計する。
その後、平行光を光導波路135の導波路口138の大きさに集光するように集光レンズ104を設計する。ここで、樹脂と空気の屈折率差より、光導波路のミラー面135aで全反射条件を満たす臨界角θaの位置は、図11に示すように、集光レンズ104の光軸に対して約3.2゜傾いた位置となる。発光素子161の光源サイズと導波路口138のサイズは共に30μmなので等倍のレンズ系となる。つまり、コリメータレンズ142と集光レンズ104は、焦点距離が同じレンズ系である。
図12は、この従来法で設計されたレンズ系を示している。発光素子161の光源中心から出ている主光線13C、上光線13U、下光線13Dを実線で示し、発光素子161の光源上端から出ている各光線を破線で示している。この場合、導波路口138への集光径は約30μmであるが、上光線13Uの入射角度は約9.9゜であり、ミラー面135aで透過してしまう(図11参照)。
次に、集光レンズ104の再設計を説明する。集光レンズ104の焦点距離が約500μmであり、このレンズ系の全反射領域が約48.2゜(=45゜+3.2゜)の領域であるので(図11参照)、集光レンズ104の光軸のずらし量(距離d)が約200μmの場合に、光信号13の主光線13Cが理想主光線位置にくることになる。仮に、主光線13Cが理想主光線位置にくるようなレンズを設計すると、図13に示すようなレンズ系となる。
ただし、この図13からもわかるように、主光線13Cが理想光線位置を通るように集光レンズ104を設計すると、レンズの突出高さSAGが深くなり過ぎて、この集光レンズ104の製造が困難になる場合も考えられる。
このため、主光線13Cが理想主光線位置を通るずらし量は、ずらし量の上限であるという認識が好ましい。つまり、ずらし量(距離d)は、主光線13Cの集光レンズ104の光軸に対する傾きが、上述した二等分線L3の集光レンズ104の光軸に対する傾き以下となるように設定される。
この例では、光線の6.7゜(=9.9゜−3.2゜)分を全反射領域に入れればよいので、500μm×tan6.7゜=58.7μm≒59μm以上ずらせばよい。実際は製造公差やビームの強度分布等によりずらし量は最適化される。図14は、ずらし量(距離d)を70μmとした場合のレンズ系を示している。このときの上光線13Uの入射角度は約2.9゜であり、集光径は約30μmである。
このように設計されたレンズ系は、導波路口138への集光径もミラー面135aでの全反射条件も満たすものとなる。このときのコリメータレンズ142および集光レンズ104の、(2)式の非球面関数SAG(h)の係数を、図15に示している。
Figure 2006235115
次に、集光レンズ104の光軸をずらしたことにより、集光レンズ104の径が大きくなってしまった場合について、図16、図17、図18を用いて説明する。
集光レンズ104の光軸をずらしたことにより、レンズ径が大きくなってしまい、導波路の集積度が規制されることが考えられる。図16A,Bは、それぞれ、集光レンズ104の光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズ104の径、および平行光(コリメート光)13が入射される領域を示している。図16Aは、集光レンズ104の光軸をずらす前の状態を示している。この状態では、集光レンズ104の径は小さく、平行光13はこの集光レンズ104の中央領域に入射される。
図16Bは、集光レンズ104の光軸をずらした後の状態を示している。この状態では、集光レンズ104の径は大きくなり、平行光13はこの集光レンズ104の中央からはずれた領域に入射される。なお、図16Bの破線で示される円は、光軸をずらす前の集光レンズ104を比較のために示している。この図16Bからわかるように、集光レンズ104の径が大きくなった場合でも、集光レンズ104の中で使用する領域で増えたのは、図16Bに一点鎖線の枠P1で示した領域である。
図17A,Bは、それぞれ、光導波路アレイの各光導波路135の端部に対応して、集光レンズ104をアレイ状に配置した場合において、集光レンズ104の光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズ104の径、および平行光(コリメート光)13が入射される領域を示している。図17Aは、集光レンズ104の光軸をずらす前の状態を示している。この状態では、集光レンズ104の径は小さく、集光レンズ104同士の位置干渉は生じない。
図17Bは、集光レンズ104の光軸をずらした後の状態を示している。この状態では、集光レンズ104の径は大きくなり、集光レンズ104同士の位置干渉が生じる。しかし、この位置干渉を生じる領域は、図17Bに一点鎖線の枠P2で示した領域であり、平行光13が入射されて実際に使用される領域ではないので、何等問題はない。この場合、集光レンズ104として平行光13が入射されて実際に使用される領域のみを成形したものとしてもよく、その場合には集光レンズ104同士の位置干渉がなくなる。
このように、集光レンズ104の光軸をずらした場合であって、集光レンズ104の径が大きくなって、集光レンズ104同士の位置干渉が生じても、この位置干渉が生じる領域は平行光13が入射されて実際に使用される領域ではない。したがって、集光レンズ104の光軸をずらすことで集光レンズ104の径が大きくなっても、光導波路アレイの光導波路135の集積度が低減されることはない。
図18A,Bは、それぞれ、隣接する光導波路135の端部位置が長手方向にずれるように配置された、光導波路アレイの各光導波路135の端部に対応して、集光レンズ104をアレイ状に配置した場合において、集光レンズ104の光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズ104の径、および平行光(コリメート光)13が入射される領域を示している。詳細説明は省略するが、この図18A,Bの場合においても、上述した図17A,Bの場合と同様のことが言える。
次に、製造公差の許容範囲について説明する。
まず、従来のように集光レンズ104の光軸ずらしをしていない場合について、図19を用いて説明する。この場合、上述の発明が解決しようとする課題の項目でも述べたように、ミラー面135aでの全反射を考慮すると、集光レンズ104の光軸のずれの方向によって製造公差に対し脆い場合がある。つまり、集光レンズ104の光軸が破線で示すようにa側にずれる製造公差には強いが、集光レンズ104の光軸が一点鎖線で示すようにb側にずれる製造公差には弱い。この場合、a側にずれる製造公差の許容範囲はq1であり、b側にずれる製造公差の許容範囲はq2であり、q2<q1となる。結局、製造公差の許容範囲はq2となる。
次に、この発明のように集光レンズ104の光軸ずらしをしている場合について、図20を用いて説明する。この場合、ミラー面135aでの全反射も考慮してずらし量が設計されている。集光レンズ104の光軸が破線で示すようにa側にずれる製造公差の許容範囲q3と、集光レンズ104の光軸が一点鎖線で示すようにb側にずれる製造公差の許容範囲q4とは等しく、製造公差の許容範囲はq4となる。
ただし、q3=q4となる場合は、光信号13の主光線13Cを理想主光線位置とするようなずらし量を与えることが可能な場合である(図13参照)。現実的なずらし量を与える場合においては(図14参照)、q4<q3となる、しかし、図19に示す集光レンズ104の光軸ずらしをしていない場合と比較すると、q2<q4となり、結局集光レンズ104の光軸ずらしをしている場合には、製造公差の許容範囲を大きくでき、製造公差に強いものとなる。
上述した光電複合装置100によれば、レンズ(集光レンズ)104の光軸が、レンズ(コリメータレンズ)142の光軸に対して、光導波路135の他端側に所定距離だけずらされているものであり、レンズ104のNAを小さくせずに、ミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすことができる。この場合、レンズ104のNAを小さくするものではなく、導波路口138での集光径が大きくなってこの導波路口138でケラレる光量が増大するということはない。
また、上述した光電複合装置100によれば、レンズ(集光レンズ)104の光軸が、レンズ(コリメータレンズ)142の光軸に対して、光導波路135の他端側に所定距離だけずらされているものであり、レンズ142の光軸に対してレンズ104の光軸がずれる製造公差の許容範囲を大きくでき、製造公差に強いものとできる。
次に、上述した光電複合装置100を実際に適用し得る電子機器の一例を簡単に説明する。
図21は、コンピュータシステム200の構成を示している。このコンピュータシステム200は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリコントローラとしてのノースブリッジ202と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)203と、I/Oコントローラとしてのサウスブリッジ204と、バス205と、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)206と、記憶装置207と、その他の入出力装置(I/O装置)208とを備えている。
ノースブリッジ202は、光配線211を介してCPU201に接続されている。また、サウスブリッジ204は、光配線212を介してノースブリッジ202に接続されていると共に、さらに光配線211を介してCPU201に接続されている。また、DRAM203は、光配線213を介してノースブリッジ202に接続されている。CPU201は、OS(Operating System)およびアプリケーションプログラムに基づいて各部を制御する。ノースブリッジ202は、メモリ203へのアクセスを統括制御する。
バス205は電気配線214を介してサウスブリッジ204に接続されている。また、ネットワークインタフェース206、記憶装置207およびその他のI/O装置208は、それぞれ、バス205に接続されている。記憶装置207は、HDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、CD(Compact Disc)ドライブなどである。I/O装置208は、ビデオ入出力装置、シリアルやパラレルのインタフェースなどである。
図22は、光配線210(光配線211〜213のそれぞれに対応している)の構成例を示している。この光配線210は、Nチャネル分の光伝送系220-1〜220-Nを有している。光伝送系220-1〜220-Nのそれぞれは、第1の回路(第1の電子部品)から第2の回路(第2の電子部品)に光信号を伝送する第1の伝送系221と、第2の回路から第1の回路に光信号を伝送する第2の伝送系222とからなっている。
第1の伝送系221は、パラレル/シリアル変換器(P/S変換器)221a、ドライバアンプ221b、発光素子としての半導体レーザ221c、光導波路221d、受光素子としてのフォトダイオード221e、トランスインピーダンスアンプ(TIA)221f、I/V変換アンプ(IVA)221gおよびシリアル/パラレル変換器(S/P変換器)221hを備えている。この場合、P/S変換器221a、ドライバアンプ221bおよび半導体レーザ221cは第1の回路側に配置され、フォトダイオード221e、TIA221f、IVA221gおよびS/P変換器221hは第2の回路側に配置され、光導波路221dは第1の回路と第2の回路の間に配置される。
同様に、第2の伝送系221は、P/S変換器222a、ドライバアンプ222b、半導体レーザ222c、光導波路222d、フォトダイオード222e、TIA222f、IVA222gおよびS/P変換器222hを備えている。この場合、P/S変換器222a、ドライバアンプ222bおよび半導体レーザ222cは第2の回路側に配置され、フォトダイオード222e、TIA222f、IVA222gおよびS/P変換器222hは第1の回路側に配置され、光導波路222dは第2の回路と第1の回路の間に配置される。
ここで、S/P変換器221a,222aは、それぞれ、伝送すべきデータ、例えばb0〜b7の8ビットパラレルデータをシリアルデータに変換する。ドライバアンプ221b,222bは、それぞれ、S/P変換器221a,222aで得られたシリアルデータに基づいて半導体レーザ221c,222cを駆動し、この半導体レーザ221c,222cからシリアルデータに対応した光信号を発生させる。TIA221f,222fは、それぞれ、フォトダイオード221e,222eからの光電変換による電流信号を、後続のI/V変換アンプ221g,222gに供給する際に、インピーダンスマッチングをとる。IVA221g,222gは、それぞれ、TIA221f,222fの出力信号である電流信号を電圧信号に変換する。S/P変換器221h,222hは、それぞれ、IVA221g,222gの出力信号である、伝送されてきたシリアルデータをパラレルデータに変換する。
第1の回路から第2の回路にデータを伝送する際の動作について説明する。第1の回路側では、伝送すべき8ビットのパラレルデータはP/S変換器221aでシリアルデータに変換され、このシリアルデータはドライバアンプ221bに供給される。このドライバアンプ221bにより半導体レーザ221cが駆動され、この半導体レーザ221cからはシリアルデータに対応した光信号が発生される。そして、この光信号が光導波路221dを通って第2の回路側に伝送される。
第2の回路側では、光導波路221dで伝送されてきた光信号がフォトダイオード221eに照射される。このフォトダイオード221eからの光電変換による電流信号は、インピーダンスマッチング用のTIA221fを介してIVA221gに供給され、電圧信号に変換される。そして、このIVA221gの出力信号である、伝送されてきたシリアルデータはS/P変換器221hでパラレルデータに変換される。
このようにして、第1の回路から第2の回路にデータの伝送が行われる。なお、詳細説明は省略するが、第2の回路から第1の回路にデータを伝送する際の動作についても同様に行われる。図22に示す光配線210では、Nチャネル分の光伝送系220-1〜220-Nを有しているので、Nチャネル分のデータ送受信を並行して行うことができる。
上述したコンピュータシステム200においては、図示しないプリント配線基板(マザーボード)上に、上述した電子部品としてのCPU201、ノースブリッジ202、DRAM203、サウスブリッジ204およびバス205をそれぞれ構成する半導体チップが実装される。この場合、CPU201、ノースブリッジ202、DRAM203およびサウスブリッジ204の部分に、図1に示す光電複合装置100を適用でき、CPU201とノースブリッジ202の間、DRAM203とノースブリッジ202の間、ノースブリッジ202とサウスブリッジ204の間で、光信号を用いた信号伝送を良好に行うことができる。
図23は、ゲーム機300の構成を示している。このゲーム機300は、ゲームアプリケーションプログラム等の各種アプリケーションプログラムに基づいて信号処理や内部構成要素の制御を行うメインCPU301と、画像処理を行うグラフィックプロセッサ(GP)302と、インターネット等のネットワークとのインタフェースを行うためのネットワークインタフェース(ネットワークI/F)303と、インタフェース処理を行うIOプロセッサ(IOP)304と、DVDやCD等の光ディスク305の読み出し制御や当該読み出されたデータのデコードを行う光ディスク制御部306と、メインCPU301に接続されるメインメモリとしてのDRAM307と、IOプロセッサ304が実行する命令やデータを保持するためのIOPメモリ308と、主にオペレーティングシステム用のプログラムが格納されたOS−ROM309と、音声信号処理を行うサウンドプロセッサユニット(SPU)310と、圧縮波形データを格納するサウンドバッファ311とを基本構成として備えている。
メインCPU301とネットワークI/F303は、光配線312により接続されている。メインCPU301とグラフィックプロセッサ302は、光配線313により接続されている。メインCPU301とIOプロセッサ304は、SBUS314により接続されている。IOプロセッサ304と、光ディスク制御部306、OS−ROM309およびサウンドプロセッサユニット310は、SSBUS315により接続されている。
メインCPU301は、OS−ROM309に格納されたプログラムや、光ディスク305から読み出されてDRAM307にロードされたり、通信ネットワークを介してダウンロードされた、各種のゲームアプリケーションプログラム等を実行する。グラフィックプロセッサ302は、例えばビデオゲームにおけるレンダリング処理等を行い、ビデオ信号をディスプレイに出力する。
IOプロセッサ304には、コントローラ(図示せず)が接続されるコントローラポート321、メモリカード(図示せず)が装填されるメモリカードスロット322、USB接続端子323およびIEEE1394接続端子324が接続されている。これにより、IOプロセッサ304は、コントローラポート321を介して接続されたコントローラ、メモリカードスロット322を介して接続されたメモリカード、USB接続端子323を介して接続された図示しない携帯電話機やパーソナルコンピュータとの間でデータの送受や、プロトコル変換等を行う。
サウンドプロセッサユニット310は、サウンドバッファ311に格納されている圧縮波形データを、メインCPU301からの命令に基づいて所定のサンプリング周波数で再生することなどにより、様々なサウンドを合成し、オーディオ信号をスピーカに出力する。
なお、光配線312,313は、それぞれ、上述の図22に示すように構成されており、メインCPU301とネットワークI/F303の間、およびメインCPU301とグラフィックプロセッサ302の間では、光信号によってデータの送受信が行われる。
上述したゲーム機300においては、図示しないプリント配線基板(マザーボード)上に、上述したメインCPU301等の基本構成電子部品としての半導体チップが実装される。
この場合、メインCPU301、グラフィックプロセッサ302およびネットワークI/F303の部分に、図1に示す光電複合装置100を適用でき、メインCPU301とネットワークI/F303の間、メインCPU301とグラフィックプロセッサ302の間で、光信号を用いた信号伝送を良好に行うことができる。
図24は、サーバ400の構成を示している。このサーバ400は、CPU401,402と、チップセット403と、ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)404と、メモリ405と、PCIブリッジ406と、ルータ407とを基本構成として備えている。
チップセット403には、光配線411,412を介してCPU401,402が接続されていると共に、光配線413を介して、ネットワークI/F404が接続されている。また、チップセット403には、電気配線により、メモリ405、PCIブリッジ406およびルータ407が接続されている。ネットワークI/F404は、ネットワークとのインタフェースを行う。チップセット403は、CPU401,402、ネットワークI/F404、メモリ405およびPCIブリッジ406などを制御する。
PCIブリッジ406には、PCIバス414を介して、記憶装置などのPCIデバイス415〜416が接続されている。ルータ407は、例えば、スイッチカード421およびラインカード422〜425から構成されている。ラインカード422〜425は、パケットの前処理を行うプロセッサであり、スイッチカード421はパケットの行き先をアドレスに従い切り替えるスイッチである。
なお、光配線411〜413は、それぞれ、上述の図22に示すように構成されており、CPU401,401とチップセット403の間、およびチップセット403とネットワークI/F404の間では、光信号によってデータの送受信が行われる。
上述したサーバ400においては、図示しないプリント配線基板(マザーボード)上に、上述したメインCPU401,402、チップセット403等の基本構成電子部品としての半導体チップが実装される。
この場合、CPU401,401、チップセット403、ネットワークI/F404の部分に、図1に示す光電複合装置100を適用でき、CPU401,401とチップセット403の間、およびチップセット403とネットワークI/F404の間で、光信号を用いた信号伝送を良好に行うことができる。
この発明は、発光素子から出力される光信号をコリメータレンズで発散光から平行光とし、その後この平行光を集光レンズで光導波路の一端側の導波路口に集光させるものにあって、集光レンズのNAを小さくせずに、光導波路のミラー面に入射された光信号が全反射条件を満たすことができるようにしたものであり、例えばLSI等の半導体チップ間の光信号伝送に適用できる。
実施の形態としての光電複合装置の概略断面図である。 実施の形態としての光電複合装置の概略斜視図である。 ICソケットの構成を示す概略斜視図である。 インターポーザの構成を示す概略斜視図である。 光導波路アレイの構成を示す概略斜視図および概略平面図である。 光導波路アレイ、発光素子アレイおよび受光素子アレイの詳細構成を示す図である。 インターポーザおよび光導波路アレイの位置決め機構に係る部分を示す図である。 コリメータレンズ、集光レンズを備える光学系である信号入力装置の構成を示す図である。 光信号の理想主光線位置の求め方を説明するための図である。 集光レンズの光軸のずらし量の求め方を説明するための図である。 この発明のレンズ系の設計手法を説明するための図である。 従来法で設計されたレンズ系の一例を示す図である。 この発明による集光レンズの再設計後のレンズ系の一例を示す図である。 この発明による集光レンズの再設計後のレンズ系の他の例を示す図である。 コリメータレンズ、集光レンズに係る非球面関数の係数の一例を示す図である。 集光レンズの光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズの系、平行光の入射領域を示す図である。 集光レンズの光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズ同士の位置干渉を説明するための図である。 集光レンズの光軸をずらす前とずらした後における、集光レンズ同士の位置干渉を説明するための図である。 集光レンズの光軸をずらしていない場合における、製造公差の許容範囲を説明するための図である。 集光レンズの光軸をずらしている場合における、製造公差の許容範囲を説明するための図である。 コンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 光配線の構成例を説明するための図である。 ゲーム機の構成を示すブロック図である。 サーバの構成を示すブロック図である。 従来のコリメータレンズ、集光レンズを備える光学系である光信号入力装置の構成を示す図である。 製造公差の発生時を説明するための図である。 製造公差の発生時の光量損失を説明するための図である。 全反射領域と透過領域とを説明するための図である。 焦点距離と結像倍率との関係を説明するための図である。 集光レンズのNAを小さくした場合を説明するための図である。 集光レンズのNAを小さくした場合の光信号の領域と集光系とを説明するための図である。
符号の説明
10・・・光信号入力装置、11・・・発光素子側レンズ基板、12・・・導波路側レンズ基板、13・・・光信号、13C・・・主光線、13U・・・上光線、13D・・・下光線、100・・・光電複合装置、101・・・プリント配線基板、102,102a,102b・・・ICソケット、102d・・・凹部、103・・・光導波路アレイ、104・・・レンズ、105,105a,105b・・・インターポーザ、106・・・発光素子アレイ、107・・・受光素子アレイ、108,108a,108b・・・半導体チップ、111・・・位置決め用ピン、112・・・位置決め用穴、113・・・位置決め用貫通穴、131・・・コア層、132,133・・・クラッド層、135・・・送信用光導波路、135a・・・送信用光導波路の端部(45゜ミラー面)、136・・・受信用光導波路、136a・・・受信用光導波路の端部(45゜ミラー面)、137・・・壁板、138・・・導波路口、141,143・・・レンズアレイ、142,144・・・レンズ、161・・・発光素子、163・・・受光素子、200・・・コンピュータシステム、210・・・光配線、300・・・ゲーム機、400・・・サーバ

Claims (4)

  1. 光信号を出力する発光素子と、
    上記発光素子より出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズと、
    上記コリメータレンズより出力される平行光を光導波路の一端側の導波路口に集光させる集光レンズとを備える光信号入力装置であって、
    上記集光レンズの光軸を、上記コリメータレンズの光軸に対して、上記光導波路の他端側に所定距離だけずらした
    ことを特徴とする光信号入力装置。
  2. 上記所定距離は、
    上記導波路口から上記光導波路内に入力された光信号が入射される傾斜したミラー面に対する臨界角を示す直線と該ミラー面に沿った直線との間の領域を二等分する直線が該ミラー面に入射される光信号の主光線位置となるように設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号入力装置。
  3. 上記所定距離は、
    上記導波路口から上記光導波路内に入力される光信号の主光線の上記集光レンズの光軸に対する傾きが、上記導波路口から上記光導波路内に入力された光信号が入射される傾斜したミラー面に対する臨界角を示す直線と該ミラー面に沿った直線との間の領域を二等分する直線の上記集光レンズの光軸に対する傾き以下となるように設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の光信号入力装置。
  4. 複数の電子部品からなり、
    該複数の電子部品に含まれる第1の電子部品と第2の電子部品との間で光信号を用いた信号伝送が行われる電子機器であって、
    上記光信号を光導波路に入力するための光信号入力装置が設けられ、
    上記光信号入力装置は、
    光信号を出力する発光素子と、
    上記発光素子より出力される光信号を発散光から平行光にするコリメータレンズと、
    上記コリメータレンズより出力される平行光を上記光導波路の一端側の導波路口に集光させる集光レンズとを備え、上記集光レンズの光軸を上記コリメータレンズの光軸に対して上記光導波路の他端側に所定距離だけずらした
    ことを特徴とする電子機器。
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