JP2002131591A - 光信号伝達装置及び透光性媒体への光入射方法 - Google Patents

光信号伝達装置及び透光性媒体への光入射方法

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JP2002131591A
JP2002131591A JP2000328208A JP2000328208A JP2002131591A JP 2002131591 A JP2002131591 A JP 2002131591A JP 2000328208 A JP2000328208 A JP 2000328208A JP 2000328208 A JP2000328208 A JP 2000328208A JP 2002131591 A JP2002131591 A JP 2002131591A
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incident
light
input
angle
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JP2000328208A
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Junji Okada
純二 岡田
Shinya Kyozuka
信也 経塚
Hidenori Yamada
秀則 山田
Tsutomu Hamada
勉 浜田
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透光性媒体に対する光信号の入射角度ずれが
生じた場合でも、透光性媒体から出射される光信号の受
光強度の変動が少ない光信号伝達装置、及び透光性媒体
への光入射方法を提供する。 【解決手段】 発光素子52は、発光チップ520がパ
ッケージ60に封入されて構成されている。発光素子5
2は窓面61が入出射面241に接合されて透光性媒体
1に光結合されている。入出射面241に対して入射さ
れる光信号が透光性媒体1の上面に対して垂直ではな
く、例えば、−3°(入出射面に対する法線44に対し
て時計方向を負とする。)の入射角度で入射するよう
に、発光チップ520は、発光面522が窓面61に対
して、3°傾斜するようにパッケージ内に封入されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号伝達装置及
び透光性媒体への光入射方法に係り、詳細には、光信号
の入射角度ずれに対する許容度の高い光信号伝達装置及
び透光性媒体への光入射方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超大規模集積回路(VLSI)の開発に
より、データ処理システムで使用する回路基板(ドータ
ーボード)の回路機能が大幅に増大し、これにより、各
回路基板に対して入出力される信号数が増大している。
この信号数の増大に対処するために、各回路基板(ドー
ターボード)間をバス構造で接続するデータバスボード
(マザーボード)には多数の接続コネクタと接続線を必
要とする並列アーキテクチャが採用されている。データ
バスボード(マザーボード)においては、接続線の多層
化及び微細化によりさらなる信号の並列化及び並列バス
の動作速度の向上が図られてきた。
【0003】しかしながら、接続配線間容量や接続配線
抵抗に起因する信号遅延により、システムの処理速度に
並列バスの動作速度が追従できず、システムの処理がこ
の並列バスによって制限されることもある。また、並列
バス接続配線の高密度化により生ずる電磁ノイズ(EM
I:Electromagnetic Interfe
rence)もシステムの処理速度向上に対する大きな
制約となる。
【0004】光インターコネクション技術に関し、特開
平2−41042号公報は、発光・受光デバイスを用い
た光データ伝送方式を開示している。この方式における
回路基板相互間のループ伝送用の直列光データバスは、
複数の回路基板の両面に発光・受光デバイスを配置し、
複数の回路基板をシステムフレームに組み込み、システ
ムフレームにおいて隣接する複数の回路基板上の発光・
受光デバイス間を空間で光結合する。
【0005】この方式では、第1の回路基板の発光デバ
イスから光信号を出射し、第1の回路基板に隣接する第
2の回路基板の受光デバイスに入射する。第2の回路基
板において光信号を電気信号として利用するために、光
信号は電気信号に変換される。また、電気信号を第2の
回路基板に隣接する第3の回路基板に送信するために、
該電気信号は再度光信号に変換され、第2の回路基板の
発光デバイスから出射される。このように、システムフ
レームに配置された隣接する複数の回路基板の各々にお
いて、信号は光/電気変換及び電気/光変換を繰り返し
施されて伝達される。このため、信号伝達速度は、各回
路基板上における信号の光/電気変換及び電気/光変換
速度に依存する。
【0006】また、各回路基板相互間のデータ伝送を各
回路基板上に配置された受光/発光デバイスを用いた空
間を介在する光結合により行っているため、隣接する光
データ伝送路間の干渉(クロストーク)が発生したり、
システムフレーム内の環境、例えば、埃や熱などにより
光信号が散乱することにより、データの伝送不良が生じ
ることが予想される。
【0007】同様に、光インターコネクション技術に関
し、特開昭61−196210号公報には、プレート表
面に配置された回折格子、及び反射素子により構成され
た光路を介して回路基板間を光結合する方式が提案され
ている。この方式では、一対一の光結合しかできず、電
気バスの様に全ての回路ボード間を光結合で網羅するこ
とはできない。
【0008】また、分岐素子を具備した光結合装置を使
用した各回路基板相互間のデータ伝送に関して、特開昭
58−42333号公報は、ハーフミラーを複数使用し
て回路基板相互間のデータ伝送を行う技術を開示してい
る。しかしながら、ハーフミラーを複数用いた場合、装
置が大型化する。また、各ミラー毎に発光/受光デバイ
スとの光学的位置合わせが必要となる。さらに、ハーフ
ミラーを通過した光信号は、入射時の略半分の光強度と
なるため、複数回分岐、伝送を繰り返すと光強度が微弱
となり、受光デバイスに入射する際には光信号から十分
な光強度を得られず、信号伝送ができなくなる。
【0009】特開平4−234415号公報では、複数
個のレンズが形成されたレンズアレイの側面より光信号
を入射し、各々のレンズより出射する方式が開示されて
いる。この方式では、光信号の入射位置に近いレンズほ
ど出射光量が大きくなるため、光信号の入射位置と光信
号の出射位置との相対関係により出射される光信号の強
度にばらつきが生じる可能性がある。また、光信号が側
面から入射されるため、光信号の光量の多くが側面に対
向する側面から透過し、入射される光信号の光量の利用
効率が低い。
【0010】また、特開昭63−1223号公報は、入
力端から出力端に向けて入射された光信号の分岐比率を
大きくしていくことで、略均等な光量の光信号を伝送す
ることができる光ファイバを使用した光バス方式を提案
している。このような方式に適応可能なカプラの形成方
法がIEEE Photonics Technolog
y Letters, vol.8, No.12, De
cember(1996)で開示されている。このカプ
ラの形成方法は、光ファイバに形成されたV溝により光
信号の分岐を行うものである。V溝のサイズを調整する
ことにより出射される光信号の光量の調整が可能である
と考えられるが、実際にサイズの調整を行うことは非常
に困難であり入射される光信号の光量の利用効率も低
い。
【0011】特開平9−184941号公報は、分岐さ
れた光信号の光強度を均一化するスターカプラを開示し
ている。このスターカプラは、複数の光ファイバの一端
を束ねて固定し、該一端に該複数の光ファイバを覆う広
さを有する導光路を当接し、複数の光ファイバの他端に
光拡散反射手段を備えている。このようなカプラを用い
て回路基板相互間のデータ伝送を行う場合、接続基板数
が多くなると受発光素子と接続するファイバの数が多く
なるため、構成が複雑になると共に装置が大型化する。
【0012】上記問題点を解消するために、本発明者ら
は、光信号伝達装置を複数用い、出射される光信号の強
度が略均一で、かつ、利用効率が高いバスシステムを提
案している(特願2000−168955号)。
【0013】しかしながら、このバスシステムでは、発
光素子からの出射光を透光性媒体の上面に対して垂直に
入射するよう、発光素子と透光性媒体を光結合し、受光
素子での受光強度が最大になるようにしている。このた
め、発光素子チップのマウント精度、パッケージの精
度、透光性媒体の加工精度、または、発光素子と透光性
媒体のアラインメント精度等によって、上面に対する入
射角θが変動すると、図6に示すように入射角θのずれ
に応じても受光強度が変動する。この受光強度は、入射
角が正方向にずれた場合に大きく低下する。これは、入
射角の正方向へのずれにより、透光性媒体に設けられて
いる反射面へ入射される光が臨界角を超えてしまい、透
光性媒体の外部に出射されることが原因であると考えら
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決するためになされたもので、透光性媒体に対する
光信号の入射角度ずれが生じた場合でも、透光性媒体か
ら出射される光信号の受光強度の変動が少ない光信号伝
達装置、及び透光性媒体への光入射方法を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、光信号を透過する透光性
媒体と、光信号を入射及び出射するために前記透光性媒
体に形成された少なくとも1つの入出射部であって、前
記透光性媒体の上面に対して鋭角をなすように形成され
た反射面を有する入出射部と、前記入出射部に対して光
信号を入射する発光素子と、を有し、前記入出射部に入
射される光信号の前記反射面における入射角が、前記透
光性媒体の上面に対して垂直に入射した光信号の前記反
射面における入射角より大きくなる方向から入射するよ
うに、前記発光素子と前記透光性媒体とを配置して構成
したものである。
【0016】光信号が入出射部に入射される角度は、前
記発光素子から前記入出射部に入射される光信号の光線
の光軸と前記反射面とのなす角度の内、最大角度が13
5°より大きくなることが好ましいが、最大角度が13
5°より3°大きい角度を含む所定の範囲内、より好ま
しくは、最大角度が135°より大きく145°より小
さいのが効果的である。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の発明において、前記透光性媒体の前記入出射部
と対向する端面に配置され、前記入出射部より入射され
た光信号を該入出射部の方向に反射する反射手段と、前
記反射手段により反射され、かつ、前記入出射部より出
射した光信号を受光する受光素子と、を更に設けたもの
である。
【0018】請求項1乃至請求項5の発明において、前
記反射面が、前記透光性媒体の上面に対して45゜より
大きい鋭角をなすように形成されてもよい。
【0019】請求項7に記載の発明は、光信号を透過す
る透光性媒体と、光信号を入射及び出射するために前記
透光性媒体に形成された少なくとも1つの入出射部であ
って、前記透光性媒体の上面に対して鋭角をなすように
形成された反射面を有する入出射部と、前記入出射部に
対して光信号を入射する発光素子と、を備えた光信号伝
達装置の前記透光性媒体に前記発光素子から光信号を入
射するにあたって、前記入出射部に入射される光信号の
前記反射面における入射角が、前記透光性媒体の上面に
対して垂直に入射した光信号の前記反射面における入射
角より大きくなる方向から該光信号を入射するようにし
たものである。
【0020】このように、請求項1及び請求項7の発明
では、透光性媒体の入出射部に入射される光信号の反射
面における入射角が、透光性媒体の上面に対して垂直に
入射した光信号の反射面における入射角より大きくなる
方向から光信号を入射する。これにより、上面への入射
角が小さくなる方向に光信号がずれた場合には、反射面
での入射角が小さくなるものの光信号は上面に垂直に入
射する光信号の方向、即ち、理論上光信号の利用効率が
最大になる方向にずれることになる。一方、上面への入
射角が大きくなる方向に光信号がずれた場合には、光信
号は反射面での入射角が大きくなる方向にずれることに
なる。この結果、光信号がいずれの方向にずれた場合に
おいても、反射面での光信号の入射角が臨界角よりつね
に大きくなるようになり、反射面で光が全反射されるこ
とから光信号の利用効率が高められる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を参照して、本発明
の第1の実施の形態の光信号伝達装置を用いた信号処理
装置100の構成を説明する。図1に示されるように、
支持基板20上に、複数の光信号伝送体10により構成
された光データバス30が配置されている。本実施の形
態の光信号伝達装置70は、光信号伝送体10と発光素
子52及び受光素子53とで構成されている。
【0022】光信号伝送体10の基本的な構成の詳細を
図2(a)に示す。光信号伝送体10は、光信号を透過
する直方体の透光性媒体1と、透光性媒体の第1の端面
に複数の階段状の段差12を設けることにより形成され
た光信号を入射及び出射するための複数の入出射部23
1乃至234と、第1の端面に対向する第2の端面に配
置され、複数の入出射部より入射された光信号を第1の
端面の方向に反射する反射手段である反射層2と、によ
り構成されている。入出射部231乃至234は、透光
性媒体1の上面と45°の角度をなすように形成されて
いる反射面231R乃至234Rと、反射面231R乃
至234Rの各々の上部に位置する透光性媒体1の上面
を構成する入出射面241乃至244と、を有してい
る。
【0023】図1に示されるように、支持基板20上に
は複数の基板用コネクタ40が、互いに平行になり、か
つ、コネクタ40間の間隔が光信号伝送体10の階段状
の段差12の長さと等しくなるように配置されている。
基板用コネクタ40の各々には支持基板20に対して立
設された回路基板50の各々が接続されている。回路基
板50の各々の側面には、光信号に担持させるデータを
生成する電子回路54と、光信号を光信号伝送体10の
入出射部231乃至234の各々に入射する発光素子5
2及び入出射部231乃至234の各々から出射された
光信号を受光する受光素子53からなる発光受光部と、
が配置されている。回路基板50が支持基板20に立設
された際に、後述するように、複数の発光素子52及び
受光素子53の各々が光信号伝送体10の入出射部23
1乃至234の各々と対向するように信号処理装置10
0は設計されている。
【0024】支持基板20上には、電源ラインや電気信
号伝送用の電気配線21が設けられており、電気配線2
1は、基板用コネクタ40を介して、回路基板50上の
電子回路54に接続されている。
【0025】信号処理装置100は、図3(a)に示さ
れるように構成される場合もある。図3(a)の構成で
は、立設された支持基板20の側面に複数の光信号伝達
装置70により構成された光データバス30が配置され
ている。光信号伝達装置70は、光信号伝送体10と、
発光素子52及び受光素子53からなる発光受光部とで
構成されている。図3(b)は、図3(a)のAの部分
を拡大したものである。ここで示されるように、発光素
子52及び受光素子53は光信号伝送体10の入出射面
244に対向するように配置されて、光信号伝送体10
と光結合されている。発光素子52及び受光素子53は
光信号伝送体10の入出射面241乃至243にも、図
3(b)と同様に対向して配置されている。
【0026】支持基板20の光データバス30が配置さ
れている側面と反対の側面には、複数の基板用コネクタ
40が互いに平行になり、かつ、コネクタ40間の間隔
が光信号伝送体10の階段状の段差12の長さと等しく
なるように配置されている。基板用コネクタ40の各々
には回路基板51の各々が接続されている。支持基板2
0の光データバス30が配置されている面には、光信号
に担持させるデータを生成する電子回路54が配置され
ている。発光素子52及び受光素子53は、各々対向す
る位置にある回路基板51に、コネクタ40を介して電
気的に接続されている。
【0027】上記の光信号伝達装置70を図4(a)及
び図4(b)を用いて更に詳細に説明する。図4(a)
には上面図が、図4(b)に側面図が示されている。図
4(a)、(b)では、説明を簡単にするために、図2
に示された階段状の段差を有する透光性媒体1と、図2
の反射層2に対応する反射手段である反射型拡散層3と
を示し、また受光発光部については、発光素子52及び
受光素子53のいずれかを示している。透光性媒体1の
材質は、ポリメチルメタクリレート(屈折率1.49)
であり、大きさは、全長60[mm]、幅4[mm]、
厚さ1[mm]、反射型拡散層3が配置されている端面
から最も近い入出射部231までの距離11は30[m
m]、階段状の段差12の長さは10[mm]、階段状
の段差の幅は1[mm]である。拡散型反射層3は、拡
散光強度分布がガウス分布になり、かつ、拡散角(半値
全角)が40°となる反射拡散フィルムを使用してい
る。
【0028】図3(b)に示したように、入出射面24
1乃至244には、発光素子52及び受光素子53が配
置されているが、ここでは、入出射部231から光信号
が入射され、入出射部232乃至234から光信号が出
射される場合について説明するため、入出射面241に
発光素子52のみを示し、入出射面242乃至244上
に受光素子53のみを示している。発光素子52として
は広がり角15°の面発光レーザが使用されている。
【0029】図5に詳細が示されるように、発光素子5
2は、発光チップ520がパッケージ60に封入されて
構成されている。パッケージ60は直方体の形状であ
り、底部に光信号を出射するための窓面61を有してお
り、発光素子52は窓面61が入出射面241に接合さ
れて透光性媒体1に光結合されている。入出射面241
に対して入射される光信号が透光性媒体1の上面に対し
て垂直ではなく、例えば、−3°(図6に示されるよう
に、入出射面に対する法線44に対して時計方向を負と
する。)の入射角度で入射するように、発光チップ52
0は、発光面522が窓面61に対して、3°傾斜する
ようにパッケージ内に封入されている。これによって、
入出射面241から入射される光信号の光線の光軸と反
射面231Rとのなす角度の内、最大角度は入出射面2
41に垂直に入射したときの光軸と反射面231Rとの
なす角度、135°より大きくなる。
【0030】次に、図3、及び図4を参照して、図3の
信号処理装置100及び光信号伝送体10における作用
を説明する。何れかの電子回路54で生成された電気信
号であるデータは、光信号に担持されて、即ち、光信号
に変換されて発光素子52より光信号として下向きに、
光信号伝送体10の入出射部に向けて出射される。詳細
には、発光素子52は光信号伝送体10の入出射面24
1に配置されているので、出射された光信号は反射面2
31Rに向けて出射される。
【0031】図4(b)に示されるように、反射面23
1Rは、透光性媒体1の上面と、45°の角度をなすよ
うに形成されているため、入出射面241から入射され
た、入出射部231の反射面231Rで反射され、拡散
型反射層3に向けて透光性媒体1内を伝搬する。光信号
は拡散型反射層3で反射されると透光性媒体1の側面で
繰返し反射されながら透光性媒体1内を伝搬し、入出射
部231乃至234の全域に向けて進行する。光信号
は、入出射部231乃至234の反射面232R乃至2
34Rで上面方向に反射されて、入出射面241乃至2
44から出射される。出射された光信号は、複数の入出
射部231乃至234の各々に配置されている受光素子
53の各々に入射される。その後、光信号は、電気信号
に変換されて、コネクタ40を介して、各々の受光素子
53に接続されている回路基板51に電気信号として送
信される。
【0032】この際、光信号伝達装置70が図5に示さ
れるように構成され、発光チップ520の発光面522
が窓面61に対して3°の傾斜を有するようにパッケー
ジ内に封入されているので、入出射面241に対して入
射された光信号は、図6の矢印42で示されるように、
透光性媒体の上面に対して垂直ではなく、−3°の入射
角度で入射することになる。即ち、光信号の光線の光軸
と反射面241Rとがなす角度の内、最大角度は上面に
対して垂直入射した場合の135°より大きくなる。
【0033】次に、このように入出射部に入射された光
信号の反射面における入射角が、透光性媒体の上面に対
して垂直に入射した光信号の反射面における入射角より
大きくなる方向から入射した場合の効果を説明する。比
較のために、まず、光信号が透光性媒体の上面に対して
垂直に入射する場合、即ち、発光面522が窓面61に
対して平行に配置される場合における光信号の入射角度
ずれ量と受光素子での受光強度との特性を、図7に示
す。受光強度は最大の場合を0dBとして、正規化され
ている。
【0034】本実施の形態の光信号伝送体10は、反射
層により反射された光信号の内、入出射部に直接入射す
る光信号ばかりでなく、直接入射する光信号以外の光信
号、即ち、透光性媒体の側面で反射された光信号も、入
出射部全域に導くように反射することができる。したが
って、透光性媒体1に入射された光信号の利用効率を高
くすることができ、また、入出射部から出射される光信
号の強度を概ね均一にすることができる。光信号伝送体
10は、透光性媒体1に入射された光信号が、入出射面
に対して垂直(即ち、入射角θ=0°)に入射すること
により、この効果がよりよく得られるように設計されて
いる。しかしながら、発光素子52の回路基板50に対
するマウント精度、発光素子52のパッケージの精度、
透光性媒体1の加工精度、及び、発光素子52と透光性
媒体1とのアラインメント精度等が十分に得られない場
合、入射角度θが変動する。
【0035】この入射角度θの変動が、図7における入
射角度ずれ量である。入射角度θが変動することによ
り、図7に示されるように、入出射面242乃至244
より出射され受光素子53に入射される光信号の受光強
度が変化する。入射角度ずれ量の絶対値が大きくなるに
従って受光強度が低下する。入射角度ずれ量の変化に対
する受光強度の変化は、入射角が正の方向に変動した場
合と、負の方向に変動した場合とでは異なり、負の方向
に変動した場合の方が、受光強度に与えられる影響は少
ない。即ち、入出射部に入射される光信号の反射面にお
ける入射角が、透光性媒体の上面に対して垂直に入射し
た光信号の反射面における入射角より大きくなる方向か
ら入射した場合、受光強度に与えられる影響は少ない
が、小さくなる方向から入射した場合、比較的影響は多
くなる。
【0036】これは、入出射部に入射される光信号の反
射面における入射角が、透光性媒体の上面に対して垂直
に入射した光信号の反射面における入射角より大きくな
る方向から入射した場合、反射面に対する光信号の入射
角度が臨界角より大きくなり、光信号が反射面から透光
性媒体の外部に出射される割合は低いが、小さくなる方
向から入射した場合、反射面に対する光信号の入射角度
が臨界角より小さくなり、光信号が反射面から透光性媒
体の外部に出射される割合が高くなるためである。
【0037】図8は、図5に示すように、入出射面24
1に対して−3°の入射角度で入射された光信号の入射
角度ずれ量に対する、入出射面242乃至244上に配
置された受光素子53で受光された光信号の強度を示し
ている。この場合、例えば、±3°の入射角ずれに対す
る光強度の低下は0.3dB以下であり、図7に示され
る光信号が垂直に入射される場合の値1.3dBと比較
して、入射角ずれに対する受光強度の低下は抑制されて
いる。
【0038】このように、入出射部に入射される光信号
の反射面における入射角が、透光性媒体の上面に対して
垂直に入射した光信号の反射面における入射角より大き
くなる方向から入射することにより、入出射部231の
反射面241Rに対する光信号の入射角度が変動して
も、入射される光信号の光線の光軸と反射面のなす角度
の内、最大角度は135°より大きくなる。
【0039】これにより、入射される光信号の反射面に
おける入射角は、透光性媒体の上面に対して垂直に入射
した光信号の反射面における入射角より大きくなるた
め、入出射部231の反射面241Rでの臨界角よりつ
ねに大きくなり、受光素子53により受光される光信号
の受光強度の低下を抑制することができる。また、上面
への入射角が小さくなる方向に光信号がずれた場合に
は、反射面での入射角が小さくなるものの光信号は上面
に垂直に入射する光信号の方向にずれることになる。一
方、上面への入射角が大きくなる方向に光信号がずれた
場合には、光信号は反射面での入射角が大きくなる方向
にずれることになる。この結果、光信号がいずれの方向
にずれた場合においても、反射面での光信号の入射角が
臨界角よりつねに大きくなるようになり、反射面で光が
全反射されることから光信号の利用効率が高められる。
【0040】したがって、発光素子52のパッケージの
部品公差、発光素子52と透光性媒体1とのアラインメ
ントずれ等によって、入出射面241への入射角度が変
動しても、受光素子53の受光強度の低下を抑制するこ
とができる。
【0041】なお、入射される光信号の光線の光軸と反
射面とのなす角度の内、最大角度は、135°より大き
くなることが好ましいが、135°より3°大きい角度
を含む所定の範囲内、より好ましくは135°より大き
く145°より小さいのが効果的である。
【0042】なお、上記では、発光面522が窓面61
に対して3°の傾斜を有するようにパッケージ内に配置
することとしたが、本実施の形態はこの角度に限定され
ない。
【0043】次に、図9を参照して、第2の実施の形態
を説明する。第2の実施の形態では、発光チップ520
が、発光チップ520の発光面522とパッケージ60
の窓面61とが平行になるように配置されている。発光
素子52は、入出射面241上ではなく、基板48上
に、傾斜を有する楔型のキャリア46を介して配置され
て、入出射面241と光結合されている。他の構成は、
第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。楔
型のキャリアの頂角は、0乃至10°、好ましくは3°
とすることができる。
【0044】このように、傾斜を有するキャリア46を
介して、基板48上に発光素子52を配置することによ
り、第1の実施の形態と同様に、入出射面241に対し
て入射される光信号は、負の入射角度を有する。従っ
て、入出射部に入射される光信号の反射面における入射
角が、透光性媒体の上面に対して垂直に入射した光信号
の反射面における入射角より大きくなる方向から入射す
ることになり、第1の実施の形態と同様の効果を奏す
る。さらに、第2の実施の形態では、窓面61と入出射
面241が物理的に接合されないため、発光素子52の
着脱を繰り返し行っても、発光素子52の窓面61及び
入出射面241へ傷、汚れなどがあまり付着せず、発光
素子52の繰り返し着脱による光損失の増加を抑制する
ことができる。
【0045】なお、第2の実施の形態は、発光素子52
を傾斜を設けたキャリア46に実装することに限定され
ず、発光素子52と入出射面241との間にプリズム、
ミラー、又は、ホログラム等の光路変換作用を有する光
学素子を配置することにより、入出射面241に対して
入射される光信号が、負の入射角度を有するようにして
もよい。
【0046】第1及び第2の実施の形態では、透光性媒
体1の材質及び大きさは、上記に限定されず、透光性媒
体1の材質は、例えば、ポリカーボネート、アモルファ
スポリオレフィンのようなプラスチック材料、又は無機
ガラス等を使用しても、同様あるいは類似の効果が得ら
れることが理解されるであろう。透光性媒体1の階段状
の段差12の形成は研削により行うことができ、透光性
媒体1がプラスチック材料であれば、射出成形等の方法
により形成を行うこともできる。
【0047】また、反射手段は、拡散型反射層3に限定
されず、アルミニウム等の鏡面型反射層が使用されても
よい。拡散型反射層を使用する場合も上記に限定され
ず、ポリカーボネート層の透明基板材料に配置されたエ
ポキシ層に、入射光を所定の拡散角に拡散させるホログ
ラム面を転写して形成された透過型LSDにアルミニウ
ム等の反射面を着膜することにより形成してもよいし、
反射基板(例えば、アルミニウムが着膜された透明基
板)のエポキシ層に、入射光を所定の拡散角に拡散させ
るホログラム面を転写して形成してもよい。
【0048】拡散型反射層を使用する場合は、例えば、
ビーム整形ディヒューザLSD(Physical O
ptics Corporation社製)により、透
光製媒体1における拡散光の上下(厚さ)方向及び左右
(幅)方向の広がり角の制御を行い、出射光強度の均一
性を向上させることができる。
【0049】なお、上記の光信号伝送体10は入出射部
が231乃至234の4個の場合を例示したが、本実施
の形態の入出射部の数はこれに限定されない。反射面
は、透光性媒体の上面に対して45°の角度をなすよう
に形成されることに限定されず、鋭角をなすように形成
されればよく、好ましくは、45°より大きい鋭角をな
すように形成されればよい。また、透光性媒体1の上下
面または左右の側面には、透光性媒体1よりも屈折率の
小さいクラッド層を配置してもよい。クラッド層を配置
することにより、透光性媒体1は導光路を形成するコア
部として機能するため、クラッド層とコア層との界面で
光が全反射され、外部への漏れ光がなくなる。
【0050】本実施の形態では、発光素子52として広
がり角15°の面発光レーザを使用したが、本実施の形
態はこれに限定されない。また、本実施の形態の光信号
伝達装置70では、光信号伝送体10の入出射面241
乃至244上に発光素子52及び受光素子53の双方が
配置されたが、本発明の発光素子及び受光素子の数及び
配置はこれに限定されず、例えば、発光素子52及び受
光素子53の何れか一方が配置されてもよい。
【0051】次に、図10を参照して、第3の実施の形
態を説明する。本実施の形態で使用する光信号伝送体2
0は、第1及び第2の実施の形態で使用された光信号伝
送体10を変形したものであり、透光性媒体8の両端面
に光信号を入出射するための入出射部171及び181
を有し、入出射部171及び181は各々が透光性媒体
8の上面と、45°の角度を有して形成される反射面1
71R及び181Rを有する。透光性媒体8の材質はガ
ラス(BK7、屈折率1.52)であり、大きさは、全
長200[mm]、幅1[mm]、厚さ1[mm]であ
る。発光素子52は、発光素子から出射される光信号の
光軸が入出射面161に対して垂直になるように、入出
射面161に対向して配置されて光結合される。発光素
子52と入出射面161との間に発光素子52から出射
される光信号を屈曲させるホログラム55が配置されて
いる。また、受光素子53が、入出射面151上に配置
されている。
【0052】発光素子52から出射された光信号は、ホ
ログラム55でコリメートされるとともに光軸がホログ
ラム55の特性により、例えば、4°屈曲されると、入
出射面161に対して94°となる。光信号は入出射面
161に入射され、入出射部181の反射面181Rに
より反射され98°屈曲される。光信号は入出射部17
1の方向に向けて透光性媒体8内を進行し、入出射部1
71の反射面171Rで反射され、98°屈曲されて上
方に向かう。入出射面151から出射された光信号は受
光素子53へ入射される。
【0053】このように、入射される光信号の光線の光
軸と入出射部181の反射面181Rとのなす角度の
内、最大角度が45°より大きい角度、即ち、139°
で入射するため、発光素子52のパッケージ60の部品
公差、あるいは発光素子52と透光性媒体8とのアライ
メントずれによって、入出射部181の反射面181R
に対する光信号の入射角度が変動しても、入射される光
信号の反射面における入射角が臨界角よりつねに大きく
なり、受光素子53により受光される光信号の受光強度
の低下を抑制することができる。
【0054】なお、入射される光信号の光線の光軸と反
射面とのなす角度の内、最大角度は135°よりも大き
くなることが好ましいが、135°より3°大きい角度
を含む所定の範囲内、より好ましくは、135°より大
きく、145°より小さいのが効果的である。
【0055】第3の実施の形態では、ホログラム55に
よって入出射面161へ入射する光信号の光軸と入出射
面161とのなす角度を94°としているが、本発明は
この角度に限定されず、また、プリズム、ミラー等の光
路変換作用を有する光学素子を発光素子52と入出射面
161との間に配置することによっても同様な効果を得
ることができる。また、発光素子52から出射される光
信号の光軸と入出射面161とのなす角が94°となる
ように、発光素子52を第2の実施の形態で使用された
ような傾斜を有するキャリアにより固定してもよい。
【0056】本実施の形態における透光性媒体8の材質
及び大きさは上記に限定されず、材質は、例えば、光を
透過させる材質であれば非晶質ポリオレフィン、光学プ
ラスチック、石英等、でよい。また、反射面は、透光性
媒体の上面に対して45°の角度をなすように形成され
ることに限定されず、鋭角をなすように形成されればよ
く、好ましくは、45°より大きい鋭角をなすように形
成されればよい。
【0057】なお、本発明の回路基板50、51は、セ
ラミック基板、ガラスエポキシ基板等の基板に限定され
ず、CPU等のLSI、メモリカード、ハードディスク
ドライブ等のデバイスを含んでいてもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明の光信号伝達装置及び透光性媒体
への光入射方法によれば、光信号の利用効率が高く、発
光素子から出射され透光性媒体に入射される光信号の入
射角度ずれに対する許容度を高め、入出射部より出力さ
れる光信号の強度の変動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の信号処理装置を示す図で
ある。
【図2】 第1の実施の形態の光信号伝送体を示す図で
ある。
【図3】 第1の実施の形態の信号処理装置を示す図で
ある。
【図4】 第1の実施の形態の光信号伝達装置の上面図
と側面図である。
【図5】 第1の実施の形態における発光素子の配置を
示す図である。
【図6】 入出射面への光信号の入射を示す図である。
【図7】 第1の実施の形態における受光強度と入射角
度ずれ量との関係を示す図である(θ=0°)。
【図8】 第1の実施の形態における受光強度と入射角
度ずれ量との関係を示す図である(θ=−3°)。
【図9】 第2の実施の形態における発光素子の配置を
示す図である。
【図10】 第3の実施の形態における光信号伝達装置
を示す図である。
【符号の説明】
100 信号処理装置 30 光データバス 70 光信号伝達装置 10 光信号伝送体 52 発光素子 53 受光素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 秀則 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 浜田 勉 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA01 CA38 CA39 DA03 DA06 2H038 AA21 BA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光信号を透過する透光性媒体と、 光信号を入射及び出射するために前記透光性媒体に形成
    された少なくとも1つの入出射部であって、前記透光性
    媒体の上面に対して鋭角をなすように形成された反射面
    を有する入出射部と、 前記入出射部に対して光信号を入射する発光素子と、 を有し、 前記入出射部に入射される光信号の前記反射面における
    入射角が、前記透光性媒体の上面に対して垂直に入射し
    た光信号の前記反射面における入射角より大きくなる方
    向から入射するように、前記発光素子と前記透光性媒体
    とを配置した光信号伝達装置。
  2. 【請求項2】 前記発光素子から前記入出射部に入射さ
    れる光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より大きくなるように、該光信
    号が該入出射部に入射される請求項1に記載の光信号伝
    達装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子から前記入出射部に入射さ
    れる光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より3°大きい角度を含む所定
    の範囲内の角度となるように、該光信号が該入出射部に
    入射される請求項1又は請求項2に記載の光信号伝達装
    置。
  4. 【請求項4】 前記発光素子から前記入出射部に入射さ
    れる光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より大きく145°より小さく
    なるように、該光信号が該入出射部に入射される請求項
    1乃至請求項3の何れか1項に記載の光信号伝達装置。
  5. 【請求項5】 前記透光性媒体の前記入出射部と対向す
    る端面に配置され、前記入出射部より入射され、かつ、
    該透光性媒体を透過した光信号を該入出射部の方向に反
    射する反射手段と、 前記反射手段により反射され、かつ、前記入出射部より
    出射した光信号を受光する受光素子と、 を更に有する請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載
    の光信号伝達装置。
  6. 【請求項6】 前記反射面が、前記透光性媒体の上面に
    対して45゜より大きい鋭角をなすように形成された請
    求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の光信号伝達装
    置。
  7. 【請求項7】 光信号を透過する透光性媒体と、 光信号を入射及び出射するために前記透光性媒体に形成
    された少なくとも1つの入出射部であって、前記透光性
    媒体の上面に対して鋭角をなすように形成された反射面
    を有する入出射部と、 前記入出射部に対して光信号を入射する発光素子と、 を備えた光信号伝達装置の前記透光性媒体に前記発光素
    子から光信号を入射するにあたって、 前記入出射部に入射される光信号の前記反射面における
    入射角が、前記透光性媒体の上面に対して垂直に入射し
    た光信号の前記反射面における入射角より大きくなる方
    向から該光信号を入射する透光性媒体への光入射方法。
  8. 【請求項8】 前記発光素子から前記入出射部に入射さ
    れる光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より大きくなるように、該光信
    号が該入出射部に入射される請求項7に記載の透光性媒
    体への光入射方法。
  9. 【請求項9】 前記発光素子から前記入出射部に入射さ
    れる光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より3°大きい角度を含む所定
    の範囲内の角度となるように、該光信号が該入出射部に
    入射される請求項7又は請求項8に記載の透光性媒体へ
    の光入射方法。
  10. 【請求項10】 前記発光素子から前記入出射部に入射
    される光信号の光線の光軸と前記反射面とのなす角度の
    内、最大角度が135°より大きく145°より小さく
    なるように、該光信号が該入出射部に入射される請求項
    7乃至請求項9の何れか1項に記載の透光性媒体への光
    入射方法。
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