JP2006232429A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送ベルトを用いて用紙を搬送する場合、手差し給紙を可能にすると、挿入精度が十分でなく用紙が斜めに給紙されるなど、正確な給紙を行って高精度に用紙を搬送することが難しくなる。
【解決手段】 手差し台センサ55がON状態になり、手差しセンサ53がON状態でなければ、手差し給紙が行なわれるものとして、搬送ベルト31の回転を開始するとともに、帯電ローラ34に対してACバイアス供給部112からACバイアスを供給して搬送ベルト31の帯電を開始し、搬送ベルト31の帯電領域が手差し給紙部52による給紙位置を過ぎたところで搬送ベルト31を停止し、帯電された搬送ベルト31に対して用紙を給紙できるようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に手差し給紙が可能な画像形成装置に関する
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置は、液体吐出ヘッドを記録ヘッドに用いて、記録紙等の用紙(材質を紙に限定するものではなく、被記録媒体、記録媒体、転写紙、転写材、被記録材などとも称されるものを含む意味である。)に記録液としてのインク滴を吐出して画像を記録(画像形成、印写、印字、印刷なども同義語である。記録は、文字、図形などの意味のある画像に限らず、パターンなどの意味のない画像を形成する場合を含む。)を行なうものである。
従来のこのような画像形成装置において、手差し給紙を可能にしたものとして、特許文献1に記載されているように、カセット内の複写材が給送ローラ等の給送手段により順次一枚ずつ自動給送されるカセットのカセット蓋と手差し台を兼用し、手差し台を押し込みセットした状態では手差し給紙ができ、手差し台を解除した場合は自動給送ができるようにしたものがある。
特開昭62−054730号公報
また、手差し給紙と両面印刷機能を持たせた画像形成装置として、特許文献2に記載されているように、装置本体内に作像部と、用紙を搬送する用紙搬送経路とを備え、作像部の付近の用紙搬送経路を構成する対をなす用紙搬送系を用紙搬送経路を境にして2分し、その一方を装置本体側に設け、他方を装置本体に対して取外し可能にした搬送ユニットに設けると共に、対をなす用紙搬送系の他方と、作像部を通過した後の用紙を受け入れて再び作像部に表裏が反転された状態で搬送する再給紙経路とを備え、装置本体に対して搬送ユニットに代えて取付け可能な両面ユニットを設けるとともに、この両面ユニットに手差し給紙装置を設けたものがある。
特開2002−116591号公報
ところで、上述したような記録液を使用する画像形成装置においては、記録液が用紙に付着した場合でも用紙の平坦性を維持するために、用紙を静電力で搬送ベルトに吸着して搬送することが行なわれている。ところが、手差し給紙を可能にすると、ユーザーが手差しで用紙を挿入するために、挿入精度が十分でなく、用紙が斜めに給紙されるなど、正確な給紙を行って高精度に用紙を搬送することが難しくなるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、手差し給紙時の用紙の搬送精度を向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、被記録媒体を手差し給紙部にセットするための手差し台を備え、この手差し台が被記録媒体を手差し給紙する状態にされたときに帯電手段による搬送ベルトの帯電を開始する構成とした。
ここで、手差し台がセットされて手差し給紙が指示されたときにその旨を表示するための手段を備えていることが好ましい。また、搬送ベルトは正転時及び逆転時のいずれでも帯電を行なうことができることが好ましい。
本発明に係る画像形成装置によれば、被記録媒体を手差し給紙部にセットするための手差し台を備え、この手差し台が被記録媒体を手差し給紙する状態にされたときに帯電手段による搬送ベルトの帯電を開始するので、手差し給紙時に既に帯電された搬送ベルトに手差し用紙を送り込むことができて、手差し給紙時に用紙を正確に搬送することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同じく概略平面説明図である。
この画像形成装置は、フレーム1を構成する左右の側板1A、1Bに横架したガイド部材であるガイドロッド2とステー3とでキャリッジ4を主走査方向に摺動自在に保持し、主走査モータ5によって駆動プーリ6Aと従動プーリ6B間に架け渡したタイミングベルト7を介して図2で矢示方向(主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ4には、例えばイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)の各色のインク滴を吐出する4個の液滴吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を複数のインク吐出口(ノズル)を形成したノズル面11aのノズル列を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に配列し、インク吐出方向を下方に向けて装着している。なお、ここでは独立した液滴吐出ヘッドを用いているが、各色の記録液の液滴を吐出する複数のノズル列を有する1又は複数のヘッドを用いる構成とすることもできる。また、色の数及び配列順序はこれに限るものではない。
記録ヘッド11を構成するインクジェットヘッドとしては、圧電素子などの圧電アクチュエータ、発熱抵抗体などの電気熱変換素子を用いて液体の膜沸騰による相変化を利用するサーマルアクチュエータ、温度変化による金属相変化を用いる形状記憶合金アクチュエータ、静電力を用いる静電アクチュエータなどを、液滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段として備えたものなどを使用できる。
この記録ヘッド11にはドライバICを搭載し、図示しない制御部との間でハーネス(フレキシブルプリントケーブル)12を介して接続している。
また、キャリッジ4には、記録ヘッド11に各色のインクを供給するための各色のサブタンク15を搭載している。この各色のサブタンク15には各色のインク供給チューブ16を介して、カートリッジ装填部9に装着された各色のインクカートリッジ10から各色のインクが補充供給される。なお、このカートリッジ装填部9にはインクカートリッジ10内のインクを送液するための供給ポンプユニット17が設けられ、また、インク供給チューブ16は這い回しの途中でフレーム1を構成する後板1Cに係止部材18にて保持されている。
一方、給紙トレイ20の用紙積載部(圧板)21上に積載した用紙22を給紙するための給紙部として、用紙積載部21から用紙22を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)23及び給紙コロ23に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド24を備え、この分離パッド24は給紙コロ23側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙22を記録ヘッド11の下方側に送り込むために、用紙22を案内するガイド部材25と、カウンタローラ26と、搬送ガイド部材27と、先端加圧コロ29を有する押さえ部材28とを備えるとともに、給送された用紙22を静電吸着して記録ヘッド11に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト31を備えている。
この搬送ベルト31は、無端状ベルトであり、搬送ローラ32とテンションローラ33との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成し、周回移動しながら帯電ローラ34によって帯電(電荷付与)される。
この搬送ベルト31としては、1層構造のベルトでも良く、又は複層(2層以上の)構造のベルトでもよい。1層構造の搬送ベルト31の場合には、用紙32や帯電ロー34に接触するので、層全体を絶縁材料で形成している。また、複層構造の搬送ベルト31の場合には、用紙22や帯電ローラ34に接触する側は絶縁層で形成し、用紙22や帯電ローラ34と接触しない側は導電層で形成することが好ましい。
1層構造の搬送ベルト31を形成する絶縁材料や複層構造の搬送ベルト31の絶縁層を形成する絶縁材料としては、例えばPET、PEI、PVDF、PC、ETFE、PTFEなどの樹脂又はエラストマーで導電制御材を含まない材料であることが好ましく、体積抵抗率は1012Ωcm以上、好ましくは1015Ωcmなるように形成する。また、複層構造の搬送ベルト31の導電層を形成する材料としては、上記樹脂やエラストマーにカーボンを含有させて体積抵抗率が10〜10Ωcmとなるように形成することが好ましい。
帯電ローラ34は、搬送ベルト31の表層をなす絶縁層(複層構造のベルトの場合)に接触し、搬送ベルト31の回動に従動して回転するように配置され、軸の両端に加圧力をかけている。この帯電ローラ34は、体積抵抗率が10〜10Ω/□の導電性部材で形成している。この帯電ローラ34には、後述するように、ACバイアス供給部(高圧電源)から例えば2kVの正負極のACバイアス(高電圧)が印加される。このACバイアスは、正弦波や三角波でもよいが、方形波の方がより好ましい。
また、搬送ベルト31の裏側には、記録ヘッド11による印写領域に対応してガイド部材35を配置している。このガイド部材35は、上面が搬送ベルト31を支持する2つのローラ(搬送ローラ32とテンションローラ33)の接線よりも記録ヘッド11側に突出させることで搬送ベルト31の高精度な平面性を維持するようにしている。
この搬送ベルト31は、副走査モータ36によって駆動ベルト37及びタイミングローラ38を介して搬送ローラ32が回転駆動されることによって図2のベルト搬送方向に周回移動する。なお、図示しないが、搬送ローラ32の軸には、スリットを形成したエンコーダホイールを取り付け、このエンコーダホイールのスリットを検知する透過型フォトセンサを設けて、これらのエンコーダホイール及びフォトセンサによってホイールエンコーダを構成している。
さらに、記録ヘッド11で記録された用紙22を排紙トレイ40に排紙するための排紙部として、搬送ベルト31から用紙22を分離するための分離爪41と、排紙ローラ42及び排紙コロ43とを備えている。
また、装置本体1の背面部には、両面印刷を行なうときに用紙22を反転させる手段である両面ユニット51が着脱自在に装着されている。この両面ユニット51は搬送ベルト31の逆方向回転で戻される用紙22を取り込んで反転させて再度カウンタローラ26と搬送ベルト31との間に給紙する。
この両面ユニット51の上面は手差し給紙部52とし、この手差し給紙部52上に手差し給紙される用紙を検知するための手差し検知手段である手差しセンサ53を配置している。また、両面ユニット51の背部には手差し給紙部52に用紙をセットするための手差し台54を収納部51aに収納可能で矢示方向に引出し及び回動可能に設けている。この手差し台54は収納部51aから矢示A方向に引き上げた後矢示B方向に回動させることで、図1の状態にセットすることができる。
そして、この手差し台54がセットされたことを検知するための手差し台センサ55を設けている。
さらに、キャリッジ4の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド11のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構61を配置している。この維持回復機構61には、記録ヘッド11の各ノズル面11aをキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)62a〜62d(区別しないときは「キャップ62」という。)と、ノズル面11aをワイピングするためのブレード部材であるワイパーブレード63と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行なうときの液滴を受ける空吐出受け64などを備えている。ここでは、キャップ62aを吸引及び保湿用キャップとし、他のキャップ62b〜62dは保湿用キャップとしている。
また、キャリッジ4の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行なうときの液滴を受ける空吐出受け68を配置し、この空吐出受け68には記録ヘッド11のノズル列方向に沿った開口69などを備えている。
また、図1に示すように、キャリッジ4の前方側には、スリットを形成したエンコーダスケール72を主走査方向に沿って設け、キャリッジ4の前面側にはエンコーダスケール72のスリットを検出する透過型フォトセンサからなるエンコーダセンサ73を設け、これらによって、キャリッジ4の主走査方向位置(ホーム位置に対する位置)を検知するためのリニアエンコーダ74を構成している。
さらに、キャリッジ4の印字領域側側面部に搬送ベルト31で搬送される用紙22の有無を検知する反射型フォトセンサで構成した用紙先端検知センサ75を設けている。この用紙先端検知センサ(用紙センサ)75は記録ヘッド11による記録位置(印字領域)よりも用紙搬送方向上流側で用紙22を検知できる位置に設けている。また、この用紙センサ75はキャリッジ3がホーム位置(図2で右端に移動した位置)にあるときに記録領域側(搬送ベルト31側)に位置する側に設けている。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部から用紙22が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙22はガイド25で案内され、搬送ベルト31とカウンタローラ26との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド27で案内されて先端加圧コロ29で搬送ベルト31に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、後述するACバイアス供給部から帯電ローラ34に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト31が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト31上に用紙32が給送されると、用紙22が搬送ベルト31に静電力で吸着され、搬送ベルト31の周回移動によって用紙22が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ4を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド11を駆動することにより、停止している用紙22にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙22を所定量搬送後、次の行の記録を行なう。記録終了信号又は用紙22の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙22を排紙トレイ40に排紙する。
また、両面印刷の場合には、表面(最初に印刷する面)の記録が終了したときに、搬送ベルト31を逆回転させることで、記録済みの用紙32を両面給紙ユニット51内に送り込み、用紙22を反転させて(裏面が印刷面となる状態にして)再度カウンタローラ26と搬送ベルト31との間に給紙し、タイミング制御を行って、前述したと同様に搬送ベル31で搬送して裏面に記録を行った後、排紙トレイ40に排紙する。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図3のブロック図を参照して説明する。
この制御部100は、この装置全体の制御を司るCPU101と、CPU101が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM102と、画像データ等を一時格納するRAM103と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ104と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行なう画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC105とを備えている。
また、この制御部100は、ホスト側とのデータ、信号の送受を行なうためのI/F106と、記録ヘッド11を駆動するための駆動波形を生成するとともに、記録ヘッド11の圧力発生手段を選択駆動させる画像データ及びそれに伴う各種データをヘッドドライバ108に出力するヘッド制御部107と、主走査モータ5を駆動するための主走査モータ駆動部110と、副走査モータ36を駆動するための副走査モータ駆動部111と、帯電ローラ34にACバイアスを供給するACバイアス供給部112と、給紙コロ23に副走査モータ36の回転を伝達するための給紙クラッチ116をON/OFFするためのドライバ115、リニアエンコーダ74、ホイールエンコーダ136からの検出パルス、用紙センサ75、手差しセンサ53、手差し台センサ55からの各検知信号、及びその他の各種センサからの検知信号を入力するためのI/O113などを備えている。また、この制御部100には、この装置に必要な情報の入力及び表示を行なうための操作パネル114が接続されている。
ここで、制御部100は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置、イメージスキャナなどの画像読み取り装置、デジタルカメラなどの撮像装置などのホスト200のプリンタドライバ201が生成した印刷データ等をケーブル或いはネットを介してI/F106で受信する。
そして、制御部100のCPU101は、I/F106に含まれる受信バッファ内の印刷データを読み出して解析し、ASIC105にて必要な画像処理、データの並び替え処理等を行ってヘッド制御部107に転送し、ヘッド制御部107から所要のタイミングでヘッドドライバ108に画像データや駆動波形を出力する。
ヘッド制御部107の駆動波形生成部は、ROM102に格納されてCPU101で読み出される駆動パルスのパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び増幅器等で構成され、1の駆動パルス或いは複数の駆動パルスで構成される駆動波形をヘッドドライバ108に対して出力する。
ヘッドドライバ108は、シリアルに入力される記録ヘッド11の1行分に相当する画像データ(ドットパターンデータ)に基づいてヘッド制御部107の駆動波形生成部から与えられる駆動波形を構成する駆動パルスを選択的に記録ヘッド11の圧力発生手段に対して印加することで記録ヘッド11を駆動する。なお、このヘッドドライバ108は、例えば、クロック信号及び画像データであるシリアルデータを入力するシフトレジスタと、シフトレジスタのレジスト値をラッチ信号でラッチするラッチ回路と、ラッチ回路の出力値をレベル変化するレベル変換回路(レベルシフタ)と、このレベルシフタでオン/オフが制御されるアナログスイッチアレイ(スイッチ手段)等を含み、アナログスイッチアレイのオン/オフを制御することで駆動波形に含まれる所要の駆動パルスを選択的に記録ヘッド11の圧力発生手段に印加する。
主走査モータ駆動部110は、CPU101側から与えられる目標値とリニアエンコーダ74からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して主走査モータ5を駆動する。
同様に、副走査モータ駆動制御部111は、CPU101側から与えられる目標値とホイールエンコーダ136からの検出パルスをサンプリングして得られる速度検出値に基づいて制御値を算出して内部のモータドライバを介して副走査モータ36を駆動する。
そこで、この画像形成装置における制御部による手差し給紙制御の概要について図4を参照して説明する。
先ず、手差し台センサ55が手差し台54を検知してON状態になると、手差しセンサ53がON状態(用紙を検知した状態)になっているか否かを判別し、手差しセンサ53がON状態になっていれば、ホスト200側のプリンタドライバ201を通じてホスト200側にエラーを表示させ、あるいは、操作パネル114の表示器にエラーを表示させる。
これにより、手差し給紙を行う場合、すでに手差し給紙部52に別の用紙がセットされているときに、そのセット済みの用紙へ記録するような不具合を防止することができる。
そして、手差しセンサ53がON状態でなければ、搬送ベルト31の回転を開始するとともに、帯電ローラ34に対してACバイアス供給部112からACバイアスを供給して搬送ベルト31の帯電を開始し、搬送ベルト31の帯電領域が手差し給紙部52による給紙位置を過ぎたところで搬送ベルト31を停止する。
このように、手差し給紙が指示されたとき、予め搬送ベルト31の帯電を開始することによって、手差し給紙される用紙を搬送ベルト31に確実に吸着することができ、手差し給紙される用紙を高精度に搬送することができるようになる。
ここで、帯電ローラ34は搬送ベルト31に連れ回りする構成とすることで、搬送ベルト31の正転時及び逆転時にいずれでも帯電を行なうことができ、帯電手段(ここでは帯電ローラ)のレイアウトによって搬送ベルトの回転方向は自由に決定することができる。
つまり、レイアウト上、帯電手段が給紙位置から離れているような場合、搬送ベルト31を正転させて帯電させるときと、逆転させて帯電させるときとでは、帯電領域が手差し給紙位置に到達するまでの時間に差が生じてくるので、より近い方向に搬送ベルト31を回転させることで、手差し給紙が可能になるまでの時間を相対的に短くすることができる。
そして、手差しセンサ53がON状態になるまで待機し、ユーザーが用紙を手差し給紙部52に挿入して手差しセンサ53がON状態になると、例えば1〜3秒の範囲内で予め設定した時間(所定時間)が経過したか否かを判別し、所定時間が経過したときに、搬送ベルト31の回転を再開し、手差し給紙された用紙を搬送ベルト31に吸着して搬送する。なお、このとき、帯電ローラ34による搬送ベルト31の帯電も行なう。
その後、手差し給紙された用紙の先端を用紙センサ75で検知したときに搬送ベルト31を停止する。そして、手差しセンサ53がON状態か否かを判別し、手差しセンサ53がON状態であれば、ホスト200側のプリンタドライバ201を通じて或いは操作パネル114からの印刷開始指示を待ち、印字開始が指示されるまで待機する。この待機中に手差しセンサ53がOFF状態になったか否かのチェックを行い、手差しセンサ53がOFF状態になったときには、用紙が手差し給紙部52から引き出されたことになるので、再度手差しセンサ53がON状態か否かの判別処理に戻る。
これによって、ユーザーは手差しした用紙の曲がりや不給紙があった場合には、印刷開始を指示しない限り、その用紙を引き出して、再度手差し給紙をやり直す(リトライ)することができるので、より正確に手差し給紙を行うことができるようになる。なお、リトライが可能な回数は予め設定しておくことが好ましい。
このように、操作パネルなどにて印刷開始が指示されたか否かを判別する構成としたので、印刷指示が出されるまで、手差し印刷が待機中であることをホスト側や操作パネルに表示し、手差し指示がなされたときにはその旨をホスト側や操作パネルに表示することによって、ユーザーが印刷状態を分かり易くなる。
そして、印字開始が指示されたときには、印刷処理を行って用紙を排紙する。
なお、上記実施形態では両面ユニットに手差し給紙部を設けた構成としているが、両面ユニットとは別に手差し給紙部を設けて搬送ベルトで用紙を搬送する構成とすることもでき、このような画像形成装置であっても本件発明を同様に適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例を概略構成図である。 同装置の要部平面説明図である。 同装置の制御部の概要を示すブロック図である。 同制御部による手差し給紙制御の説明に供するフロー図である。
符号の説明
4…キャリッジ
11…記録ヘッド
22…用紙
31…搬送ベルト
34…帯電ローラ
51…両面ユニット
52…手差し給紙部
53…手差しセンサ
54…手差し給紙台
55…手差し給紙台センサ

Claims (3)

  1. 被記録媒体を搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトを帯電させるための帯電手段と、前記被記録媒体を手差し給紙するための手差し給紙部とを備える画像形成装置において、前記被記録媒体を前記手差し給紙部にセットするための手差し台を備え、この手差し台が前記被記録媒体を手差し給紙する状態にされたときに前記帯電手段による前記搬送ベルトの帯電を開始することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記手差し台がセットされて手差し給紙が指示されたときにその旨を表示するための手段を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトは正転時及び逆転時のいずれでも帯電を行なうことができることを特徴とする画像形成装置。
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