JP2006224063A - メタル触媒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ハニカムコア体の外筒への取付強度を向上すると共に、ろう付け範囲を短くしてろう付けコストを低減し、耐振性を向上させたメタル触媒を提供することを課題とする。
【解決手段】 薄い平板63・・・及び波板64・・・を重ねてロール状に巻いて平板63・・・と波板64・・・をろう付けし、多数の網目状通路を備えたハニカムコア体65とし、このハニカムコア体65の外側面65a・・・を外筒61で覆うと共にこれらの間をろう付けしてなるメタル触媒30において、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体65と外筒61の間のろう付け範囲よりも短くした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、平板と波板を重ねたハニカムコア体、及びこのハニカムコア体の外側面を覆う外筒とからなるメタル触媒において、このメタル触媒のろう付け構造の改良に関する。
従来、平板と波板を重ね、これらを互いにろう付けしたハニカムコア体、及びこのハニカムコア体と外筒の間をろう付けしてなるメタル触媒が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−267044号公報(図1)
特許文献1の図1は、触媒装置用メタル担体の縦断面を示す図であって、図1(A)は軸を含む縦断面図、図1(B)は図1(A)を構成する各部材の関係を示す模式的縦断面図である。
メタル担体10(以下、メタル触媒10と云う。)(符号は同公報のものを使用する。)は、波板材1と平板材2の間にろう材3a、3bを介して、波板材1と平板材2を交互に重ねてロール状に巻いてなるハニカム体4と、このハニカム体4の外周にろう材3aを介して設ける外筒5とからなる。そして、介在させたろう材3a、3bを溶解させ、各部材の間を溶着させて形成する。ろう材3a、3bをろう付け部領域3に配置することで、ハニカム体に生じる熱応力を緩和するというものである。
しかし、ハニカム体を構成する平板材2と波板材1の間のろう付け長さと、ハニカム体4と外筒5の間のろう付け長さは同じであり、平板材2と波板材1の間のろう付け長さを短くすると、ハニカム体4と外筒5の間のろう付け長さも短くなり、ハニカム体4の取付強度が不足することになる。
近年、自動二輪車の出力等の性能向上に伴い、メタル触媒の取付強度の向上がより求められている。一方で、より一層の低コスト化も期待されるところである。
そこで、本発明は、ハニカムコア体の外筒への取付強度を向上すると共に、ろう付け範囲を短くしてろう付けコストを低減し、耐振性を向上させたメタル触媒を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、薄い平板及び波板を重ねてロール状に巻いて平板と波板をろう付けし、多数の網目状通路を備えたハニカムコア体とし、このハニカムコア体の外側面を外筒で覆うと共にこれらの間をろう付けしてなるメタル触媒において、平板と波板の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体と外筒の間のろう付け範囲よりも短くしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、平板と波板の間のろう付け位置は、排気ガスの流れの出口側に偏位させて設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、平板と波板の間のろう付け長さは、ハニカムコア体長さの10〜50%としたことを特徴とする。
請求項4に係る発明では、請求項1、請求項2又は請求項3記載のメタル触媒は、消音器内に仕切るセパレータに取付けたものであって、平板と波板の間のろう付け位置が、セパレータに重なるようにしてセパレータに取付けたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、平板と波板の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体と外筒の間のろう付け範囲より短くしたので、平板と波板の間のろう付け量を低減することができ、メタル触媒のコスト及び重量を下げることができる。
また、平板と波板の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体と外筒の間のろう付け範囲より短くした。すなわち、ハニカムコア体と外筒の間のろう付け範囲は長くした。
この結果、ハニカムコア体の外筒への取付強度を向上させることができる。
さらに、平板と波板の間のろう付け範囲を短くすることで、熱応力は小さくなるため、平板と波板の間において、所定の強度を確保し易くなる。
平板と波板の間において、所定の強度を確保しながら、ハニカムコア体の外筒への取付強度を上げたので、メタル触媒の耐振性を向上させることができる。
従って、請求項1によれば、ハニカムコア体の外筒への取付強度を向上すると共に、ろう付け範囲を短くしてろう付けコストを低減し、耐振性を向上させたメタル触媒を提供することができる。
請求項2に係る発明では、メタル触媒の入口付近は、出口側よりも温度が高く、材料強度が低下するため、平板と波板の間のろう付け位置を、排気ガスの流れの出口側に偏位させて設けた。平板と波板の間のろう付け位置を、排気ガスの流れの出口側に偏位させることにより、平板と波板の間のろう付けした部分の耐久性を向上することができるという利点がある。
請求項3に係る発明は、平板と波板の間のろう付け長さは、ハニカムコア体長さの10〜50%とした。
平板と波板の間のろう付け長さが、ハニカムコア体長さの10%未満の場合、ハニカムコア体の強度が低下し、耐振性が低下する。
一方、平板と波板の間のろう付け長さが、ハニカムコア体長さの50%超の場合、ハニカムコア体のコストアップや重量増加につながる。加えて、熱応力が大きくなる。
従って、平板と波板の間のろう付け長さは、ハニカムコア体長さの10〜50%とした。
この結果、ハニカムコア体の耐振性を維持しながら、ハニカムコア体のコストアップ及び重量増加を回避することができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、メタル触媒は、消音器内を仕切るセパレータに取付けたものであって、平板と波板の間のろう付け位置が、セパレータに重なるようにセパレータに取付けたので、セパレータとメタル触媒の間のろう付け部を一致させることができる。
セパレータとメタル触媒の間のろう付け部の位置を一致させることができれば、セパレータでメタル触媒のろう付け部を補強することができる。
メタル触媒のろう付け部をセパレータで補強することで、メタル触媒の強度を上げ、耐振性をさらに向上させることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
以下の説明で、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は消音器を基準にした方向であり、消音器から各方向に、Frは前方、Rrは後方、Lは左側、Rは右側、Tは上方、Bは下方を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るメタル触媒を装着した消音器の断面図であり、消音器10は、円筒状のボデイアウタ11と、このボデイアウタ11の内側に配置してボデイアウタ11の内側を分割する第1セパレータ12及び第1セパレータ12の後方に配置する第2セパレータ13とによりボデイアウタ11内に前室14、中室15、後室16を形成し、第2セパレータ13の後方に設けて第2セパレータ13の円周肩部13aにより一端17aが保持されるボデイインナ17と、このボデイインナ17の他端17bを保持しボデイアウタ11の内側に配置するリング状のリング部材21と、このリング部材21の後方に設け後室16の後方を塞ぐキャップインナ22及びキャップリヤ部材23と、前室14の前方を塞ぐキャップフロント部材24とを備えると共に、第1セパレータ12及び第2セパレータ13を貫通して、前室14の前方から後室16の後方まで延ばし排気ガスを後室16に導く入口パイプ25と、この入口パイプ25に接続し排気ガスの向きを略180度変える第2ジョイント部材26と、この第2ジョイント部材26に接続しメタル触媒30との間を連結する第2テーパパイプ31と、この第2テーパパイプ31に接続し且つ第2セパレータ13を貫通して配置するメタル触媒30と、このメタル触媒30に接続し第1ジョイント部材32との間を連結する第1テーパパイプ33と、この第1テーパパイプ33に接続し排気ガスの向きを略180度変える第1ジョイント部材32と、この第1ジョイント部材32に接続し排気ガスを後室16に導く第1中間パイプ34と、第2セパレータ13と第1セパレータ12を貫通して配置し後室16から前室14に排気ガスを導く第2中間パイプ35と、第1セパレータ12を貫通して配置し前室14から中室15に排気ガスを導く第3中間パイプ36と、第2セパレータ13、キャップインナ22及びキャップリヤ部材23を貫通して排気ガスを消音器外に導く出口パイプ37とからなる。
そして、メタル触媒30と第1テーパパイプ33との連結部を溶接し、第1テーパパイプ33と第1ジョイント部材32との連結部を溶接し、メタル触媒30と第2テーパパイプ31との連結部を溶接して、これらを相互に固定する。
41は第1ステー部材であり、この第1ステー部材41に溶接ナット42を取付ける。
すなわち、この消音器10は、ボデイアウタ11を第1及び第2セパレータ12、13により前室14、中室15、後室16の3室に仕切り、排気ガスを導くパイプの一部にメタル触媒30を介在させ、このメタル触媒30を、消音器10内に仕切る第2セパレータ13に取付けると共に、この第2セパレータ13に中間パイプ34、35、入口パイプ25及び出口パイプ37を取付け、第1セパレータ12に第1テーパパイプ33、第1〜第3中間パイプ34、35、36及び入口パイプ25を取付けた部材である。
なお、ボデイインナ17及びキャップインナ22はパンチング鋼板である。そして、ボデイアウタ11とボデイインナ17の間、及びキャップインナ22とキャップリヤ部材23の間に形成された空間に、成形したグラスウール43、44を入れ消音効果を高めるようにした。
図2は図1の2−2線断面図であり、第1セパレータ12に複数の穴45〜49を開け、これらの穴45〜49にパイプを取付けることを示す。
ボデイアウタ11の内側を仕切る第1セパレータ12に開けた穴45〜49に、図左から右に、第1中間パイプ34、入口パイプ25、第1テーパパイプ33、第3中間パイプ36、及び第2中間パイプ35を貫通させて取付け、これらのパイプ25、33〜36の周囲と第1セパレータ12の間を溶接により固定する。溶接範囲はパイプの周囲のうちの一部である。
なお、51はボデイアウタ11の外周に備える第2ステー部材であり、この第2ステー部材51に溶接ナット52を取付ける。
図3は図1の3−3線断面図であり、第2セパレータ13に複数の穴55〜59を開け、これらの穴55〜59にパイプを取付けることを示す。これらの穴55〜59は、バーリング加工によりフランジ部55a〜59aを備えるバーリング穴55〜59とし、前図に示した第1セパレータ12との相違点は、パイプ取付用に開けた穴の位置や大きさに一部異なる点があることである。
ボデイアウタ11の内側を仕切る第2セパレータ13に開けたこれらのバーリング穴55〜59に、図右から左に、出口パイプ37、第1中間パイプ34、入口パイプ25、メタル触媒30の外筒61、及び第2中間パイプ35を貫通させて取付ける。
このように、前室14(図1参照)、中室15、後室16の間をつなぐパイプは、第1セパレータ12で溶接により固定し、第2セパレータ13に開けたバーリング穴55〜59により支持する構造としたので、温度の上昇下降により、第1セパレータ12の支持部62・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)を基準に長手方向前後に伸縮可能となる。
すなわち、第1セパレータ12(図2参照)の支持部62・・・により各パイプは、第1セパレータ12の前後に伸縮可能となるため、パイプに長手方向の熱応力は発生しない。
この結果、パイプにかかる長手方向の熱応力は発生しないため、消音器10の耐久性を高めることができる。
図1に戻り、消音器10内を通過する排気ガスの経路について説明する。
最初に、排気ガスは、前方の入口パイプ25から入り、第2ジョイント部材26で略180度向きを変え、第2テーパパイプ31を介してメタル触媒30を通り浄化され、第1テーパパイプ33を通り、第1ジョイント部材32で略180度向きを変え、第1中間パイプ34を通って後室16に導かれる。
次に、後室に導かれた排気ガスは、第2中間パイプ35を通って前室14に導かれ、前室14に導かれた排気ガスは、第3中間パイプ36を通って中室15に導かれる。
最後に、中室15に導かれた排気ガスは、出口パイプ37を通って後方に吐出される。
図4は本発明に係るメタル触媒の長手方向の構造を説明する断面図であり、消音器10からメタル触媒30を取出したものである。メタル触媒30は、平板63と波板64を重ねロール状に巻いてろう付けしハニカムコア体65の外側に外筒61を嵌合させたものであり、L1は外筒の長さ、L2はハニカムコア体65の長さ、L3はハニカムコア体65の外筒61へのろう付け長さであり、本実施例においてL3=L2である。L4はハニカムコア体65内において、平板63と波板64の間を固定するろう付け長さであり、矢印66は排気ガスの流れ方向を示すものである。
平板63と波板64からなるハニカムコア体65の構造は次図で説明する。
図において、平板63と波板64の間のろう付け位置を、排気ガスの流れの出口側に偏位させて設けた。メタル触媒30の入口付近は、出口側よりも温度が高く、材料強度が低下するため、平板63と波板64の間のろう付け位置は、排気ガスの流れの出口側に偏位させて設けたものである。平板63と波板64の間のろう付け位置を、排気ガスの流れの出口側に偏位させることにより、平板63と波板64の間のろう付けした部分の耐久性を向上することができる。
加えて、平板63と波板64の間のろう付け範囲L4を、ハニカムコア体65と外筒61の間のろう付け範囲L2よりも短くした。
具体的には、平板63と波板64の間のろう付け長さL4は、ハニカムコア体65長さL2の10〜50%としたものである。
平板63と波板64の間のろう付け長さL4が、ハニカムコア体65長さL2の10%未満の場合、ハニカムコア体65の耐振性が低下する。
一方、平板63と波板64の間のろう付け長さL4が、ハニカムコア体65長さL2の50%超の場合、ハニカムコア体65のコストアップや重量増加につながる。加えて、熱応力が大きくなる。
従って、平板63と波板64の間のろう付け長さL4は、ハニカムコア体65長さL2の10〜50%とした。
この結果、ハニカムコア体65の耐振性を維持しながら、ハニカムコア体65のコストアップ及び重量増加を回避することができる。
図5は図4の5矢視図であり、メタル触媒の径方向の構造を説明する図であり、メタル触媒30は、前述のように、薄い平板63及び波板64を交互に且つ同心円状に重ね多層構造を形成したハニカムコア体65と、このハニカムコア体65の外側面65a・・・に嵌合させた外筒61とからなり、平板63・・・と波板64・・・とからなるハニカムコア体65の外側面65a・・・に外筒61を嵌合させたものである。
すなわち、メタル触媒30は、薄い平板63・・・及び波板64・・・を重ねてロール状に巻いて平板63・・・と波板64・・・をろう付けし、多数の網目状通路を備えたハニカムコア体65とし、このハニカムコア体65の外側面65a・・・を外筒61で覆うと共にこれらの間をろう付けしてなる。
図6は図5の6部拡大図であり、ろう付け部71・・・は、薄い平板63・・・及び波板64・・・を重ねてロール状に巻いたときに、波板64・・・の頂部72・・・と平板63及びハニカムコア体65の外側面65aである波板64・・・の頂部72・・・と外筒61が接する部位に行うことを示す。
図1に戻って、長手方向におけるメタル触媒30のろう付け部と、第2セパレータ13との配置関係を説明する。
メタル触媒30は、消音器10内を仕切る第2セパレータ13に取付けたものであって、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け位置75が、第2セパレータ13に重なるようにして第2セパレータ13に取付けたことを特徴とする。
メタル触媒30は、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け位置75が、第2セパレータ13に重なるように第2セパレータ13に取付けたので、第2セパレータ13とメタル触媒30の間のろう付け部を一致させることができる。
第2セパレータ13とメタル触媒30の間のろう付け部の位置75を一致させることができれば、第2セパレータでメタル触媒30のろう付け部を補強することができる。
メタル触媒30のろう付け部を第2セパレータ13で補強することで、メタル触媒30の強度を上げ、耐振性をさらに向上させることができる。
本発明の作用を説明する。
メタル触媒30は、薄い平板63及び波板64を多層に重ねロール状に巻いて平板63と波板64をろう付けしてハニカムコア体65とし、このハニカムコア体65を外筒61で覆い、これらの間をろう付けしてなる。
ハニカムコア体65を構成する平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体65と外筒61の間のろう付け範囲より短くしたので、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け量を低減することができ、メタル触媒30のコスト及び重量を下げることができる。
また、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け範囲を、ハニカムコア体65と外筒61の間のろう付け範囲より短くした。すなわち、ハニカムコア体65と外筒61の間のろう付け範囲は長くした。
この結果、ハニカムコア体65の外筒61への取付強度を向上させることができる。
さらに、平板63・・・と波板64・・・の間のろう付け範囲を短くすることで、熱応力は小さくなるため、平板63・・・と波板64・・・の間において、所定の強度を確保し易くなる。
平板63・・・と波板64・・・の間において、所定の強度を確保しながら、ハニカムコア体65の外筒61への取付強度を上げたので、メタル触媒30の耐振性をさらに向上させることができる。
従って、ハニカムコア体65の外筒61への取付強度を向上すると共に、ろう付け範囲を短くしてろう付けコストを低減し、耐振性を向上させたメタル触媒を提供することができる。
図7は図4の別実施例図である。
メタル触媒30は、平板63・・・と波板64・・・とからなるハニカムコア体65に外筒61を嵌合させてなる部材であり、L1は外筒の長さ、L2はハニカムコア体65の長さ、L3はハニカムコア体65の外筒61へのろう付け長さ、L4はハニカムコア体65内のろう付け長さを示す。
図4と大きく異なる点は、ハニカムコア体65内のろう付け長さL4を、ハニカムコア体65の長さL3より短くした点にあり、メタル触媒30の外筒61の長さL1を長くしたいときなどに好適である。
尚、請求項1において、平板と波板の間のろう付け位置は、排気ガスの出口側に偏位させないで設けることは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
本発明に係るメタル触媒を装着した消音器の断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 本発明に係るメタル触媒の長手方向の構造を説明する断面図である。 図4の5矢視図である。 図5の6部拡大図である。 図4の別実施例図である。
符号の説明
10…消音器、12…第1セパレータ、30…メタル触媒、61…外筒、63…平板、64…波板、65…ハニカムコア体、65a…ハニカムコア体の外側面。

Claims (4)

  1. 薄い平板及び波板を重ねてロール状に巻いて前記平板と波板をろう付けし、多数の網目状通路を備えたハニカムコア体とし、このハニカムコア体の外側面を外筒で覆うと共にこれらの間をろう付けしてなるメタル触媒において、
    前記平板と波板の間のろう付け範囲を、前記ハニカムコア体と前記外筒の間のろう付け範囲よりも短くしたことを特徴とするメタル触媒。
  2. 前記平板と波板の間のろう付け位置は、排気ガスの流れの出口側に偏位させて設けたことを特徴とする請求項1記載のメタル触媒。
  3. 前記平板と波板の間のろう付け長さは、前記ハニカムコア体長さの10〜50%としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のメタル触媒。
  4. 請求項1、請求項2又は請求項3記載のメタル触媒は、消音器内を仕切るセパレータに取付けたものであって、前記平板と波板の間のろう付け位置が、前記セパレータに重なるようにして前記セパレータに取付けたことを特徴とするメタル触媒。
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