JP2000145428A - 排気消音器 - Google Patents
排気消音器Info
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Abstract
剛性を向上させる。 【解決手段】シェル1の内部に該シェル1の内周形状と
等しい外周形状を有し且つインレットパイプ2の断面積
の1.5 倍以上の面積を持った貫通孔4を形成した支持部
材5を配置して両端部を端板1a,1bで閉塞する。排
気ガスの流通方向上流側のインレットパイプ2の一端を
端板1aに他端を支持部材5に固定すると共にU字型に
形成した下流側のアウトレットパイプ3の一端を支持部
材5に他端を端板1bに支持する。端板1bの内側にグ
ラスウール6を配置してパンチングシート1dで固着す
る。支持部材5に形成した貫通孔4の面積をインレット
パイプの1.5 倍以上とすることで、シェル1の内部を一
室として機能させることで出来、低周波数領域に至る広
い周波数の消音をはかることが出来る。
Description
消音器に関し、特に、排気消音器を構成するシェルの剛
性を高めると共に該シェルに接続されたパイプを合理的
に支持することを実現した排気消音器に関するものであ
る。
は、図11に示すように、消音器一室当たりの容量Vと、
インレットパイプの長さL1及びアウトレットパイプの
長さL2と、インレットパイプの断面積S1及びアウト
レットパイプの断面積S2を適宜設定することによって
有効消音限界周波数を設定している。従って、消音器一
室当たりの容量Vを大きくすることによってアウトレッ
トパイプの長さLも大きくすることが可能となり、低周
波数域の排気音を効果的に消音することが出来る。
器50は、筒型のシェル51とエンジン側に配置されたイン
レットパイプ52と、大気側に配置されたアウトレットパ
イプ53を有して構成されており、各パイプ52,53はシェ
ル51の端部を閉塞する端板51aを貫通して該端板51aに
溶接等の手段で固定されている。この排気消音器50で
は、一室からなるシェル51の容量Vを大きくとることが
出来、低周波数領域を含む排気音を効果的に消音するこ
とが出来る。またインレットパイプ52からシェル51に導
入された排気ガスは該シェル51で膨張してアウトレット
パイプ53から排出されるため、排気ガスの流路抵抗が小
さくなり、エンジンの背圧を小さくして出力を向上させ
ることが出来る。
消音特性を有しているという利点を有する反面、各パイ
プ52,53がシェル51の端板51aに対し1か所でのみ固定
されるため取付強度及び剛性が小さく耐久性に劣るとい
う問題や、シェル51が一室を構成するため該シェル51を
構成する筒体の剛性が小さくなって共振し易く、且つ内
部側の部材の熱変形が大きいという問題がある。
器60は、筒型のシェル61とエンジン側に配置されたイン
レットパイプ62と大気側に配置されたアウトレットパイ
プ63とシェル61の内部を複数の室に分割するセパレータ
64,65と各室を連通するパイプ66とを有して構成されて
おり、各パイプ62,63,66はシェル61の端板61a及びセ
パレータ64,65に溶接等の手段で固定されている。この
排気消音器60では、各パイプ62,63,66が端板61a及び
セパレータ64,65の2か所に固定されるため取付強度及
び剛性が高くなって耐久性が向上し、且つシェル61がセ
パレータ64,65によって補強されて共振することがな
く、更に内部側の部材の熱変形も小さくなる。
高いという利点を有するものの、一室当たりの容量は単
室膨張型の排気消音器50と比較して小さくなり、低周波
数領域の消音特性が悪化するという問題がある。特に、
低周波数領域での消音特性を向上させる場合、膨張室の
容量を大きくすることが必要となり、この結果、消音器
の大型化を招くという問題が派生する。
型の排気消音器は排気音を消音する上で好ましい周波数
特性を有するものの、強度や剛性の面で好ましくないと
いう問題があり、多段膨張型の排気消音器では強度や剛
性が好ましい性能を発揮するものの、低周波数領域の消
音特性が悪化するという問題がある。
音特性を維持して強度や剛性を向上させた単室膨張型の
排気消音器を提供することにある。
題を解決するために種々の実験を重ねた結果、単室膨張
型の排気消音器に於けるインレットパイプとアウトレッ
トパイプのシェルに対する取付強度と剛性を向上させる
ためには、これらのパイプを端板と、該端板以外の部位
の2点で固定するのが好ましい、またシェルの剛性を向
上させるためには、該シェルを構成する筒体そのものの
材料の厚さを増加させて剛性を向上させるか、シェルに
当接する部材を配置すること、同様にシェルの内部部材
の過大な熱膨張や熱変形を阻止するためには、シェルの
内部部材を拘束して熱膨張や熱変形を阻止し得る部材を
配置することが必要であるとの知見を得た。
シェルの外周面に当接する部材と内周面に当接する部材
が想定し得るが、各パイプの支持固定、及びシェルの内
部部材の熱膨張の阻止等を考慮したとき、前記部材とし
てはシェルの断面形状と略等しい形状を有し、且つ各パ
イプの自由端側を支持し得る支持部材であることが好ま
しい。
置した場合、シェルや各パイプの剛性や強度を向上させ
ることが出来るものの、単室膨張型の排気消音器として
の機能を失う虞がある。このため、前記支持部材に排気
ガスを流通させる貫通孔を形成することで、シェルの内
部を一室として機能させることが出来るか否かについて
の実験を試みた。
あり、図10は実験結果としの消音レベルを計測した図で
ある。実験は、排気消音器Aを構成するシェル1の内部
にインレットパイプ2,アウトレットパイプ3を配置す
ると共に、インレットパイプ2の断面積に対し0.5 倍〜
3.0 倍の面積を持った貫通孔4を形成した複数の支持部
材5を交換して配置し、インレットパイプ2の入口側に
配置したスピーカー71から出力し、インレットパイプ2
に設けたマイクロフォン72によって入口音圧を、マイク
ロフォン73によってアウトレットパイプ3の出口側の出
口音圧を測定して両者の測定値の差を計測した。
た貫通孔4の面積がインレットパイプ2の断面積の0.5
倍〜1.5 倍までの間では消音レベルが急激に向上する
が、1.5 倍で略飽和し、その後、3倍までの間で略一定
となり、大きな改善は見られない。即ち、シェル1の内
部形状と同一の形状を持った支持部材5を配置した場合
であっても、該支持部材5にインレットパイプ2の断面
積の1.5 倍以上の面積を持った貫通孔4を形成すること
で、シェル1の剛性を向上させると共に各パイプ2,3
の取付強度や剛性を向上させることが出来るにも関わら
ず、単室膨張型の排気消音器として機能させることが出
来る。
ルと該シェルに排気ガスを導入するインレットパイプと
該シェルから排気ガスを排出するアウトレットパイプと
を有する消音器に於いて、シェルの内部に、外周がシェ
ルの内周面に当接し、且つ前記インレットパイプ及びア
ウトレットパイプの少なくとも一方のパイプを支持する
ための支持孔が形成され、更に前記インレットパイプの
断面積の1.5倍以上の面積を持った貫通孔を有する支
持部材を配置して構成したものである。
ェルの内周面に当接することによって、該シェルの内周
面を拘束して剛性を高めると共に共振を防止し、更に、
シェルの内部部材に過大な熱膨張や熱変形が発生するこ
とを防止することが出来、且つインレットパイプとアウ
トレットパイプをシェルの端板と支持部材との2点で支
持固定することで、これらのパイプの取付強度と剛性を
共に高めることが出来る。
プ及びアウトレットパイプの少なくとも一方のパイプは
シェルの内部でU字状に湾曲したものであることが好ま
しい。このように構成した排気消音器では、排気ガスの
流れと消音器を分離することが出来、消音器の温度を下
げると共に消音可能周波数領域を広げ、低周波数領域の
消音が出来る。
イプの少なくとも一方のパイプはシェルの内部に対応す
る側面に排気ガスを導通させる孔を形成したものである
ことが好ましく、更に、シェルは両端部に端板が配置さ
れており、少なくとも一方の端板の内側に吸音材を配置
すると共に該吸音材を多数の細孔を形成した板によって
取り付けたものであることが好ましい。このように構成
した排気消音器では、従来の多段膨張型の排気消音器と
組み合わせた構造とすることで、効率の良い消音器とす
ることが出来る。
実施形態について図を用いて説明する。図1は第1実施
例に係る排気消音器の構成を説明する図、図2は図1の
II−II矢視図であり支持部材を説明する図、図3は図1
のIII −III 矢視図であり後部側の端板の内面を説明す
る図、図4は第1実施例に係る排気消音器の応用例を説
明する図、図5は第1実施例に係る排気消音器と従来の
消音器とを組み合わせた応用例を説明する図、図6は第
2実施例に係る排気消音器の構成を説明する図、図7は
第2実施例に係る排気消音器と従来の消音器とを組み合
わせた応用例を説明する図、図8は第3実施例に係る排
気消音器の構成を説明する図である。
いて図1〜図3により説明する。排気消音器Aは、筒型
に成形され両端部が端板1a,1bによって閉塞された
たシェル1と、シェル1にエンジンからの排気ガスを導
入するインレットパイプ2と、シェル1の内部で膨張し
た排気ガスを大気に放出するアウトレットパイプ3と、
図2に示すようにインレットパイプ2の断面積の1.5 倍
以上の貫通孔4を形成した支持部材5とを有して構成さ
れている。
プ2の断面積,シェル1の内部に於ける支持部材5の位
置等は、エンジンの排気量や消音すべき周波数の領域に
対応して予め設計段階で設定されている。
を成形して複数の層を有する筒状に形成されている。こ
のシェル1の端部は端板1a,1bによって閉鎖されて
いる。端板1aにはインレットパイプ2が貫通してお
り、端板1bにはアウトレットパイプ3が貫通してい
る。
ように、凸部1cを有しており、且つシェル1の内部に
対向する側の面には多数の孔を形成したパンチングシー
ト1dが設けられている。前記凸部1cとパンチングシ
ート1dとの間に室が形成され、該室に吸音材としての
機能を持ったグラスウール6が充填されている。
て、高周波数領域の排気音を吸収して消音することが可
能である。また端板1bをパンチングシート1dによっ
て補強して振動を防止することが可能となる。
状と等しい形状を持って形成されており、且つ外周部に
は外周縁に沿ってフランジ5aが形成されている。従っ
て、支持部材5をシェル1の内部に配置したとき、フラ
ンジ5aがシェル1の内周面に強固に当接し、これによ
り、支持部材5はシェル1の内部で移動することなく所
定の位置を維持し、同時にシェル1を拘束して剛性を向
上させると共に該シェル1の内部部材の過大な熱膨張や
熱変形を防止している。
ンレットパイプ2を貫通させて支持する支持孔5b,U
字状に形成されたアウトレットパイプ3を貫通させて支
持する支持孔5cが形成されており、これらの支持孔5
b,5cを回避する位置に貫通孔4が形成されている。
トパイプ2の断面積の1.5 倍以上が必要であり、且つ支
持部材5によってシェル1の剛性の向上及びシェル1の
内部部材の過大な熱膨張や熱変形を防止する機能を発揮
し得なくなる面積を上限としている。しかし、前述の実
験結果からも明らかなように、貫通孔4の面積がインレ
ットパイプ2の1本分の断面積の1.5 倍になると消音効
果は飽和状態となるため、1.5 倍〜3倍程度で充分であ
る。
ジンの排気量に応じた断面積を持ったパイプとして形成
されており、端板1aからの長さは消音すべき低周波数
領域に応じて設定されている。このインレットパイプ2
の排気ガスの流通方向上流側の端部はシェル1の端板1
aに溶接等の手段で固定され、下流側の端部は支持部材
5の支持孔5bに貫通した状態で支持されている。尚、
インレットパイプ2を支持部材5の支持孔5bに貫通さ
せた後、両者を溶接等の手段で固定することが好まし
い。
挿入される部分がU字型に形成されており、排気ガスの
流通方向の上流側の端部が支持部材5に形成された支持
孔5cに貫通して該支持部材5に支持されたインレット
パイプ2の出口と同方向に開口し、U字型の途中が再度
支持部材5の支持孔5cに貫通して支持され、下流側の
端部が端板1bに固定されている。
型に形成することによって、シェル1内に於ける高温の
排気ガスを分離して排気消音器Aの温度を下げることが
可能であり、これにより、シェル1の内部部材の過大な
熱膨張を抑制することが可能である。更に、消音可能な
周波数領域をより広げ、低周波領域の消音が可能であ
る。
ンレットパイプ2は、該端部が支持部材5の面よりも所
定寸法突出して固定されている。これに対し、支持部材
5に支持されたアウトレットパイプ3の端部は支持部材
5と略同一面に配置されている。各パイプ2,3がこの
ように配置されることで、インレットパイプ2から導入
された排気ガスはシェル1の内部で矢印a方向に流通
し、アウトレットパイプ3から大気に放出される。
による支持部と支持部材5による支持部との間)には側
面に多数の孔2aが形成されており、該孔2aを形成す
ることによって排気ガスの流路を調整することが可能で
ある。しかし、必ずしもインレットパイプ2に孔2aを
形成することに限定するものではなく、アウトレットパ
イプ3の側面に形成しても、或いはインレットパイプ2
及びアウトレットパイプ3の両者に形成しても良い。
単室膨張型の排気消音器として低周波数領域からの消音
効果を期待することが可能であり、且つ、各パイプ2,
3の取付強度を向上すると共に剛性を高めて共振を防止
し、更に耐久性を向上することが可能である。
る図である。図に於いて、シェル1の内部には2枚の支
持部材5が配置されており、これらの支持部材5を貫通
して略直管であるインレットパイプ2とU字型に形成さ
れたアウトレットパイプ3が支持されている。
パイプ2,3をより高い取付強度で支持すると共に高い
剛性を発揮させることが可能であり、且つ2枚の支持部
材5を有するため、シェル1をより強固に拘束して高い
剛性を発揮させることが可能である。
器と組み合わせた例を説明する図である。同図(a)
は、排気消音器のシェル1に隔壁板7を配置すること
で、該隔壁板7と端板1bとの間に共鳴室8を形成し、
この共鳴室8にインレットパイプ2の端部を導通させた
ものである。また同図(b)は排気消音器のシェル1に
隔壁板7を配置することで膨張室9を形成し、アウトレ
ットパイプ3の膨張室9に対応する側面に多数の孔3a
を形成したものである。
も、単室膨張型の排気消音器Aの利点を発揮して広い周
波数領域に対し消音効果を発揮することが可能である。
音器Bの構成について説明する。尚、図に於いて前述の
実施例と同一の部分及び同一の機能を有する部分には同
一の符号を付して説明を省略する。
排気消音器Aに於けるU字型のアウトレットパイプ3に
代えて略直管状に形成されたアウトレットパイプ10を用
いている。即ち、アウトレットパイプ10以外の構成は、
排気消音器Aと同一である。
に偏って配置されており、この支持部材5にインレット
パイプ2及びアウトレットパイプ10の端部が貫通して支
持されている。このように構成された排気消音器Bで
は、インレットパイプ2からシェル1の内部に導入され
た排気ガスは矢印bに沿って流通する過程で支持部材5
に形成した貫通孔4を通過し、アウトレットパイプ10か
ら大気に放出される。
ても、単室膨張型の消音器の利点を発揮して広い周波数
領域の消音効果を発揮することが可能である。
すものであり、シェル1の内部に2枚の支持部材5を配
置したものである。このように構成された排気消音器で
は、各パイプ2,10をより高い取付強度で支持すると共
に高い剛性を発揮させることが可能であり、且つ2枚の
支持部材5を有するため、シェル1をより強固に拘束し
て高い剛性を発揮させることが可能である。
組み合わせた消音器を説明する図である。同図(a)
は、排気消音器のシェル1に隔壁板7を配置すること
で、該隔壁板7と端板1bとの間に共鳴室8を形成し、
この共鳴室8にインレットパイプ2の端部を導通させた
ものである。また同図(b)は排気消音器のシェル1に
隔壁板7を配置することで膨張室9を形成し、アウトレ
ットパイプ10の膨張室9に対応する側面に多数の孔10a
を形成したものである。
も、単室膨張型の排気消音器Aの利点を発揮して広い周
波数領域に対し消音効果を発揮することが可能である。
成を説明する図である。図に於いて前述の第1,第2実
施例と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の
符号を付して説明を省略する。
イプ11がU字状に曲げられており、該インレットパイプ
11は端板1aを通過して支持部材5に至り、更に該支持
部材5を通過した後、U字状に屈曲しての先端が支持部
材5に支持されている。またアウトレットパイプ10は第
2実施例と同様に直線状に形成され、一端が支持部材5
に支持されると共に他端側の所定部位が端板1bに支持
されている。
上流側にはチャンバー12が配置されており、該チャンバ
ー12と対応する部分には多数の孔12aが形成されてい
る。従って、チャンバー12はエンジンからの排気ガスに
対し第1段階の消音機能を発揮することが可能である。
インレットパイプの長さ(図11に於けるL1)を大きく
とることが可能となり、適宜有効消音限界周波数を設定
して単室膨張型の排気消音器として低周波数領域からの
消音効果を期待することが可能であり、且つ各パイプ1
1,10の取付強度を向上すると共に剛性を高めて共振を
防止し、耐久性を向上することが可能である。
パイプ11がチャンバー12のアウトレットパイプとして機
能し、該チャンバー12に於ける有効消音限界周波数を適
宜設定することが可能となる。
排気消音器では、シェルの内部にインレットパイプの断
面積の1.5 倍以上の貫通孔を形成した支持部材を配置
し、この支持部材によってインレットパイプとアウトレ
ットパイプの端部を支持すると共に、該支持部材の外周
をシェルの内周に当接させたので、各パイプの取付強度
を向上すると共に剛性を高めることが出来、且つシェル
を拘束して剛性を高めることで、共振を防止すると共に
内部部材の過大な熱膨張や熱変形を防止することが出来
る。
で、シェル内に於ける支持部材の存在に関わらず単室膨
張型の排気消音器として機能させることが出来る。この
ため、低周波数領域の消音効果を発揮することが出来
る。
させることが出来るため、多段膨張型の排気消音器と比
較して、同一容量である場合、排気ガスの流路抵抗が大
幅に減少してエンジンの出力性能を向上させることが出
来る。また同一の流路抵抗とした場合、各パイプのサイ
ズを大幅に小さくすることが出来、且つ減衰量を向上す
ることが出来る。また同一の減衰量とした場合、各パイ
プのサイズを大幅に小さくすることが出来、且つシェル
の容量を大幅に小さくして小形化、軽量化をはかること
が出来る。
図である。
図である。
内面を説明する図である。
る図である。
を組み合わせた応用例を説明する図である。
図である。
を組み合わせた応用例を説明する図である。
図である。
ある。
ある。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 シェルと該シェルに排気ガスを導入する
インレットパイプと該シェルから排気ガスを排出するア
ウトレットパイプとを有する消音器に於いて、シェルの
内部に、外周がシェルの内周面に当接し、且つ前記イン
レットパイプ及びアウトレットパイプの少なくとも一方
のパイプを支持するための支持孔が形成され、更に前記
インレットパイプの断面積の1.5倍以上の面積を持っ
た貫通孔を有する支持部材を配置したことを特徴とする
排気消音器。 - 【請求項2】 前記インレットパイプ及びアウトレット
パイプの少なくとも一方のパイプはシェルの内部でU字
状に湾曲したものであることを特徴とする請求項1に記
載した排気消音器。 - 【請求項3】 前記インレットパイプ及びアウトレット
パイプの少なくとも一方のパイプはシェルの内部に対応
する側面に排気ガスを導通させる孔を形成したものであ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載した排気消音
器。 - 【請求項4】 前記シェルは両端部に端板が配置されて
おり、少なくとも一方の端板の内側に吸音材を配置する
と共に該吸音材を多数の細孔を形成した板によって取り
付けたものであることを特徴とする請求項1乃至3の何
れかに記載した排気消音器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32329898A JP4098421B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 排気消音器 |
DE1999153307 DE19953307A1 (de) | 1998-11-13 | 1999-11-05 | Auspuff-Schalldämpfer |
GB9926233A GB2343716B (en) | 1998-11-13 | 1999-11-08 | An exhaust silencer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32329898A JP4098421B2 (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 排気消音器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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