JP2006222517A - 原稿読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタートキーを操作することなく、原稿の読取が可能な原稿読取装置を提供する。
【解決手段】 前の原稿を読取ってから時間aが経過してから、原稿を給紙トレイに挿入した後、挿入から所定時間b内に抜取り、その後一定時間b内に、再度原稿を給紙トレイに挿入し、挿入されている時間が所定時間cを超えていることを原稿センサが検出すれば、スタートキーを操作することなく原稿の読取開始を指示する。
【選択図】 図3

Description

この発明は原稿読取装置に関し、特に、複写機やFAXやスキャナなどの読取面に載置された原稿を読取る原稿読取装置に関する。
複写機やFAXやスキャナなどには、原稿を読取るための原稿読取装置が内蔵されており、給紙トレイや原稿載置台に原稿を載置して、スタートキーを操作すると原稿の読取が開始される。しかし、原稿を持つ手とスタートキーを操作する手とが同じ場合、原稿を給紙トレイや原稿載置台に載置した後、スタートキーの位置まで手を移動させてキーを押す動作になり、時間のロスを生じる。
また、原稿を持つ手と、違う手で押せる装置も考えられているが、その手が塞がっていた場合には、原稿を給紙トレイや原稿載置台に載置してから、その手をスタートキーの位置まで移動せざるを得なかった。このような不都合を解消するために、特開2000ー349979号公報(特許文献1)には、原稿を原稿載置台に載置したことを原稿センサで検出すると、原稿の読取を開始する画像形成装置について記載されている。
特開2000ー349979号公報(段落番号0031〜0039、図3)
特許文献1に記載された画像形成装置では、原稿を原稿載置台に載置したことが検出されると、原稿の読取が開始されてしまうので、単に原稿を載置しただけでも読取動作が行われてしまうという問題がある。原稿を読取る前に、確認したい場合があっても、読取が行われてしまい、間違った原稿でも確認する前に読取られるので、読取が無駄になることもあり得る。
そこで、この発明の目的は、スタートキーを操作することなく、原稿の読取を指示できる原稿読取装置を提供することである。
この発明は、原稿を読取るための原稿読取装置であって、原稿を読取るための読取手段と、原稿を読取手段に供給するための原稿供給手段と、原稿の読取を予め通知するための通知手段と、原稿供給手段に原稿が装着されたことを検知するための原稿検知手段と、通知手段によって原稿の読取が予め通知された後、原稿検知手段によって原稿が原稿供給手段に装着されたことが検知されたことに応じて、原稿供給手段から原稿を読取手段に供給して読取るための制御手段とを備える。
このように原稿の読取を予め通知しておいた後に原稿を原稿供給手段に装着することで、スタートキーなどを操作することなく原稿の読取開始を指示できる。
好ましくは、通知手段は原稿検知手段に兼用され、制御手段は原稿検知手段によって原稿が原稿供給手段に装着されたことが検出され、所定時間内に原稿を検出しなくなったことに応じて、原稿の読取が通知されたものと判別する。
制御手段は、原稿検知手段によって所定時間内に原稿を検出しなくなった後、所定時間内に原稿検知手段によって原稿が原稿供給手段に装着されたことが検知されたことに応じて、原稿供給手段から原稿を読取手段に供給する。
制御手段は、原稿検知手段によって、所定の時間経過後予め定める所定の時間だけ原稿が装着されていることが検出されていることに応じて、原稿供給手段による読取手段への原稿の供給を行う。
制御手段は、原稿検知手段によって、所定時間が経過しないうちに原稿が装着されなくなったことが検出されたことに応じて、原稿供給手段による読取手段への原稿の供給を行わない。
通知手段は、一の実施形態では原稿供給手段の近傍に設けられて、原稿が挿入されたことを検出して原稿の読取を予め通知するセンサであり、他の実施形態では、通知手段は、操作することで原稿の読取りを予め通知するスイッチである。
以上のように、この発明によれば、原稿の読取を予め通知しておいた後に原稿を原稿供給手段に装着することで、スタートキーなどを操作することなく原稿の読取開始を指示できるので、スタートキーの位置まで手を移動させてキーを押す動作が不要になり、時間のロスを生じることがない。
また、同じ手でスタートキーを操作するために原稿を持ち替えることなく読取の開始を指示できるので、作業効率が向上する。さらに、一方の手で原稿を持ち、他方の手で他の物を持っている場合であっても、一方の手で原稿の読取を通知するための操作を行った後、原稿を原稿供給手段に装着することで原稿の読取指示が可能になる。
図1はこの発明の一実施形態における原稿読取装置の側面図である。図1において、原稿読取装置1は筐体2と、押え蓋3と、原稿供給手段としての原稿給送部4とを含む。筐体2には光学読取系が内蔵されている。光学読取系は、図1では光源となるランプ5のみを示しており、モータで駆動される移動フレームにランプ5および反射ミラーを含む光学系を取付け、集光レンズと画像読取用の読取手段としての撮像素子(CCD)を筐体2内に設けて構成されている。ランプ5を含む光学系は図1に示す矢印方向に往復運動する。
筐体2の上面には、原稿載置台となる透明なカバーガラス6が取付けられている。押え蓋3は、基板7と、給紙トレイ8と、排出トレイ9とを有しており、筐体2の上面端部に図示しないヒンジ機構により開閉可能に取付けられている。押え蓋3は、カバーガラス6に対して開閉動作する開閉板として作用する。
原稿給送部4は給紙トレイ8に載せられている原稿(図示せず)を取込んで反転させる。その原稿は原稿給送部4内を搬送され、透光板4k上を通過する際に原稿の画像が光学読取系で読込まれて排出トレイ9に排出される。原稿給送部4内には、給紙トレイ8上の最上部の原稿を取込むための給送ローラ4aと分離ローラ4bとが設けられている。また、給送ローラ4aの側方には給紙補助ローラ4cが設けられており、ベルト4dにより給送ローラ4aからの駆動力が伝達される。
給紙補助ローラ4cは、給送ローラ4aの回転に伴ってベルト4dから駆動力が伝達されて給送ローラ4aと同方向に回転するとともに、下降して給紙トレイ8上の最上部にある原稿の上面に当接して、給送ローラ4aによる紙送りを補助する。給送ローラ4aと分離ローラ4bの下流側には、搬送ローラ4eと従動ローラ4f,4gが設けられている。
給送ローラ4aと分離ローラ4bとにより原稿給送部4内に取込まれた原稿は、搬送ローラ4eと従動ローラ4f,4g間に狭持されつつ搬送されて反転させられた後に、透光板4k上を通過する。この透光板4kを通して原稿の画像が光学読取系で読取られる。透光板4k上を通過した原稿は、1対の排出ローラ4h,4iによって搬送され、排出口4jより排出トレイ9上に排出される。
給紙トレイ8の先端部には、原稿がセットされたことを検出する原稿検知手段としての原稿センサ10が設けられている。この原稿センサ10は、例えば光電センサなどが用いられる。原稿検知手段としての原稿センサ10は、原稿の読取りを指示する通知手段を兼用している。
図2はこの発明の一実施形態における原稿読取装置の概略ブロック図である。制御部11には、図1に示したランプ5と原稿センサ10とが接続されているとともに、操作部12とCCD13とモータ14と画像メモリ15とが接続されている。操作部12はスタートキーを含むとともに、読取時の解像度や縮小率などを設定するためのキーを含む。設定した解像度などを表示するために、必要に応じて表示部を設けてもよい。
CCD13は原稿の画像を読取り、原稿センサ10は図1で説明したように原稿が給紙トレイ8にセットされたことを検出する。ランプ5は原稿の読取面を照射する。モータ14は図1に示した原稿給送部4を駆動する。画像メモリ15はCCD13で読取られた原稿の画像データを記憶する。タイマー20はタイマーA,B,C,Dを含み、後述の図3に示すタイミングを検出する。
図2に示した原稿読取装置を複写機,スキャナ,FAXの機能を有する複合機に適用する場合には、その他にプリンタや、通信部などが設けられる。
この発明の一実施形態では、原稿読取装置1で原稿の読取を行っていないアイドル状態において、給紙トレイ8に最初に原稿を挿入した後、一度原稿を抜取ることで、原稿の読取を予め通知しておき、原稿を給紙トレイ8に再度挿入することにより、スタートキーからの指示がなくとも原稿の読取開始が指示されたものとして、原稿の読取を開始する。
この読取開始について、図3を参照してより具体的に説明する。図3はこの発明の一実施形態における原稿読取装置の動作を説明するための図である。図3に示す実線は原稿センサ10の検出出力を示している。
時間B1は原稿の最初の挿入から原稿の2回目の挿入までの時間であり、タイマーBによって規定される。時間C1は原稿を2回目に挿入してから原稿の読取開始と判断するまでの時間であり、タイマーCによって規定される。時間D1は原稿の1回目の挿入時間であり、タイマーBおよびタイマーDによって規定される。
時間b〜dは、時間B1〜D1を規定するための時間範囲を定めており、時間bは原稿の2回目の挿入とみなす時間範囲であり、原稿の1回目の挿入であると判断された後、タイマーBによって計数される時間bがタイムアップするまでに原稿の2回目の挿入を検出したとき、原稿の2回目の挿入であると判断される。
時間cは原稿の2回目の挿入であると判断されてから読取開始と判断される時間範囲である。タイマーCで計数される時間cがカウントアップするまで図3(A)の実線で示すように、原稿が検出され続ければ、原稿の読取開始を指示する。時間dはチャッタリングを除去する時間範囲であり、タイマーDにより計数される。時間dの時間範囲内では、原稿検出の有無は無視される。
タイマーCで計数される時間cがカウントアップするまでに図3(A)の点線で示すように、原稿が抜取られたときを図3(B)に示す。時間A1は前記原稿が抜き取られてから再度原稿検出をスタートするまでの時間であり、タイマーAによって規定される。時間aは、時間A1を規定するための時間範囲を定めており、タイマーAで計数される時間aがカウントアップするまで原稿検出は行われない。したがって、図3(B)のE1は無視される。
図4はこの発明の一実施形態における原稿読取装置の原稿挿入から読取開始までの動作を説明するためのフローチャートである。
制御部11は、ステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、原稿センサ10によって原稿が検出されているか否かを判別し、原稿が給紙トレイ8にあることを判別していれば、1回目の原稿検知動作に入り、この時ステップSP2において、タイマーB(時間b),D(時間d)をスタートする。
ステップSP3において、原稿センサ10の検出信号のチャッタリングによる誤検出を防止するためタイマーDによる時間dがタイムアップするまで原稿センサ10の信号の検出を行わない。タイマーDがカウントアップすると、ステップSP4に進みこのカウントアップ時に原稿が検出されているかどうかを判断し、原稿が検出されていなければ(ステップSP4のNO)、原稿が抜き取られたか、あるいは原稿センサ10の誤検知等と思われるためステップSP1に戻る。
原稿が検出されていれば(ステップSP4のYES)1回目の検知であることを確定し、ステップSP5において原稿が抜き取られるのを検出する。この時タイマーBによる時間bがタイムアップするまで原稿が抜き取られるのを検出するが(SP5のNO→SP6のNO→SP5)、原稿が抜き取られないまま、ステップSP6において、タイマーBがタイムアップすると(ステップSP6のYES)通常の原稿セットと判断する。すなわち、従来と同様にしてスタートキーの指示による読取であると判断して、スタートキーが操作されるのを判断して読取処理を行う。もしスタートキーが操作されずに、その後原稿が抜き取られるとステップSP1に戻る。
ステップSP6において、タイマーBがタイムアップする前に原稿が抜き取られるのを検出すると(ステップSP5のYES)、ステップ9において、2回目の原稿検知を開始するが、1回目に原稿を検知してから2回目に原稿を検知するまでの時間が長いときに、読取開始と判断しないようにタイマーBによる時間bがタイムアップするまで原稿の検知を行う(ステップSP9のNO→ステップSP10のNO→ステップSP9)。
タイマーBによる時間bがタイムアップするまで原稿が検知されなければ(ステップSP10のYES)、原稿の読取は中止されたと判断し、ステップSP1に戻る。タイマーBによる時間bがタイムアップするまでに原稿が検知されれば(ステップSP9のYES)、ステップSP11に進む。
タイマーDによる計数時間dは、例えば100msecに定められており、タイマーBによる計数時間bは、例えば1000msecに定められている。
ステップSP11において、タイマーCにより時間cの計数を開始する。時間cは、例えば1000msec〜2000msecに選ぶのが望ましい。その後、タイマーCがカウントアップするまで原稿が検出され続けているかが判断され(ステップSP12のYES→ステップSP13のNO→ステップSP12)、原稿が抜き取られないままタイマーCがタイムアップすると(ステップ13のYES)、ステップ14において、原稿が給紙トレイ8に装着されて読取りの準備が完了しているものと判別して読取開始を指示する。
すなわち、制御部11は原稿の読取指示を出力して、モータ14を駆動して給紙トレイ8にセットされた原稿を原稿給送部4により給送させ、給送された原稿をCCD13により読取る。CCD13により読取られた原稿の画像データは画像メモリ15に記憶される。画像メモリ15に記憶された画像データは、必要に応じてプリンタにより印刷されたり、あるいは通信部を介して出力される。その後SP15において、読み込みが終了するとステップSP1に戻る。
タイマーCがカウントアップするまでに原稿が抜き取られると(ステップSP12のNO)、ステップSP16において、次の原稿の読取指示を許容するための時間aを計数するためにタイマーAの計数を開始させる。ステップSP17において、タイマーAが時間aの計数を終了したか否かを判別し、終了していなければステップSP17に戻り、終了していればステップSP1に戻る。
上述のごとく、この実施形態によれば、給紙トレイ8に最初に原稿を挿入した後、一度原稿を抜き、再度挿入することにより、原稿の読取を予め通知し、スタートキーからの指示がなくとも原稿の読取開始を指示することができる。したがって、スタートキーの位置まで手を移動させてキーを押す動作が不要になり、時間のロスを生じることがない。
また、オペレータが同じ手でスタートキーを操作するために原稿を持ち替えることなく読取の開始を指示できるので、作業効率が向上する。しかも、原稿を給紙トレイ8に挿入後に、1度原稿を引抜くことで原稿の確認を行うことが可能になり、誤って原稿を読取るおそれをなくすことができる。さらに、オペレータが一方の手で原稿を持ち、他方の手で他の物を持っている場合であっても、一方の手で原稿を給紙トレイに8に抜き差しすることで原稿の読取指示が可能になる。
図5は、この発明の他の実施形態における原稿読取装置の外観斜視図であり、図6は図5に示した読込開始指示センサを示す外観図である。図6において、(A)は上面図であり、(B)は図5の手前側から見た正面図であり、(C)は右側面図である。
図5において、原稿読取装置は、図1と同様にして、押え蓋3と、原稿給送部4と、給紙トレイ8とを含み、原稿給送部4上には通知手段としての読込開始指示センサ30が設けられている。図1〜図4に示した実施形態では、給紙トレイ8に原稿を挿入した後に引抜くことで原稿の読取を通知するようにしたのに対して、この実施形態では、読込開始指示センサ30で原稿50の一部を読取らせて、その原稿50の読取を通知した後、給紙トレイ8に原稿50を挿入することで原稿の読取を指示する。
読込開始指示センサ30はセンサケース31を含み、センサケース31内に原稿50が挿入されたことを検出するフォトインタラプタ32が内蔵されている。センサケース31には、フォトインタラプタ32の発光ダイオードとフォトダイオードとの間を原稿50が挿入できるように、溝33が形成されている。溝33の右側面には図6(B)に示すように、原稿50が挿入し易いように開口部が広く形成されている。
図7は、図5および図6に示した読込指示センサを用いて原稿読取指示を行う実施形態の動作を示すフローチャートである。オペレータは原稿50を原稿読取装置で読取らせるときには、原稿50を読込指示センサ30の溝33に挿入して、フォトインタラプタ32により読取らせた後、その原稿50を給紙トレイ8に挿入する。
図2に示した制御部11は、図7に示すステップSP21において、読込指示センサ30によって原稿50が検出されたか否かを判別し、原稿50が検出されたことを判別すると、ステップSP22において、タイマーBをスタートし時間bの計測を開始する。
ステップ23において、原稿検出センサ10によって原稿50が給紙トレイ8に挿入されたか否かの判別を開始するが、読込指示センサ30によって原稿50が検出されてから原稿検出センサ10によって原稿50が給紙トレイ8に挿入されるまでの時間が長いときに、読取開始と判断しないようにタイマーBによる時間bがタイムアップするまで原稿の検知を行う(ステップSP23のNO→ステップSP24のNO→ステップSP23)。タイマーBによる時間bがタイムアップするまで原稿が検知されなければ(ステップSP24のYES)、原稿の読取は中止されたと判断し、ステップSP21に戻る。タイマーBによる時間bがタイムアップするまでに原稿が検知されれば(ステップSP23のYES)、ステップSP25に進む。
ステップSP25において、タイマーCにより時間cが計数される。なお、この実施形態では、図2に示したタイマー20に含まれているタイマーBとタイマーCが使用される。時間cは、例えば1000msec〜2000msecに選ぶのが望ましい。その後、タイマーCがカウントアップするまで原稿が検出され続けているかが判断され(ステップSP26のYES→ステップSP27のNO→ステップSP26)、原稿が抜き取られないままタイマーCがタイムアップすると(ステップ27のYES)、ステップ28において、原稿が給紙トレイ8に装着されて読取りの準備が完了しているものと判別して読取開始を指示する。
タイマーCがカウントアップするまでに原稿が抜き取られると(ステップSP26のNO)、ステップSP21に戻る。
したがって、この実施形態においても、図1〜図4の実施形態と同様にして、原稿の読取を予め通知し、スタートキーからの指示がなくとも原稿の読取開始を指示することができる。
なお、図5に示した読込指示センサ30に代えて、原稿の読取を通知するスイッチを設け、原稿を給紙トレイ8に挿入する前に、このスイッチを操作して原稿の読取を通知し、その後、原稿を給紙トレイ8に挿入して原稿を読取るように構成してもよい。従来では、操作性を良好にするために、給紙トレイ8の原稿挿入側に近い場所にスタートキーを設けていたが、この実施形態を採用することにより、スタートキーを任意の場所に設けても操作性が悪くなることがない。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の一実施形態における原稿読取装置の側面図である。 この発明の一実施形態における原稿読取装置の概略ブロック図である。 この発明の一実施形態における原稿読取装置の動作を説明するためのタイミング図である。 この発明の一実施形態における原稿読取装置の原稿挿入から読取開始までの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の他の実施形態における原稿読取装置の外観斜視図である。 図5に示した読込開始指示センサを示す外観図である。 図5および図6に示した読込指示センサを用いて原稿読取指示を行う実施形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 原稿読取装置、2 筐体、3 押え蓋、4 原稿給送部、5 ランプ、8 給紙トレイ、9 排出トレイ、10 原稿センサ、11 制御部、12 操作部、13 CCD、14 モータ、15 画像メモリ、20 タイマー、30 読込指示センサ、31 センサケース、32 フォトインタラプタ、33 溝、50原稿。

Claims (7)

  1. 原稿を読取るための原稿読取装置であって、
    前記原稿を読取るための読取手段と、
    前記原稿を前記読取手段に供給するための原稿供給手段と、
    前記原稿の読取を予め通知するための通知手段と、
    前記原稿供給手段に前記原稿が装着されたことを検知するための原稿検知手段と、
    前記通知手段によって前記原稿の読取が予め通知された後、前記原稿検知手段によって前記原稿が前記原稿供給手段に装着されたことが検知されたことに応じて、前記原稿供給手段から前記原稿を前記読取手段に供給して読取るための制御手段とを備える、原稿読取装置。
  2. 前記通知手段は、前記原稿検知手段に兼用され、
    前記制御手段は、前記原稿検知手段によって前記原稿が前記原稿供給手段に装着されたことが検出され、所定時間内に前記原稿を検出しなくなったことに応じて、前記原稿の読取が通知されたものと判別する、請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記制御手段は、前記原稿検知手段によって所定時間内に前記原稿を検出しなくなった後、前記所定時間内に前記原稿検知手段によって前記原稿が前記原稿供給手段に装着されたことが検知されたことに応じて、前記原稿供給手段から前記原稿を前記読取手段に供給する、請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記制御手段は、前記原稿検知手段によって、前記所定時間経過後所定の時間だけ前記原稿が装着されていることが検出されていることに応じて、前記原稿供給手段による前記読取手段への原稿の供給を行う、請求項3に記載の原稿読取装置。
  5. 前記制御手段は、前記原稿検知手段によって、前記所定時間経過後所定の時間前記原稿が装着されなくなったことが検出されたことに応じて、前記原稿供給手段による前記読取手段への原稿の供給を行わない、請求項3に記載の原稿読取装置。
  6. 前記通知手段は、前記原稿供給手段の近傍に設けられて、前記原稿が挿入されたことを検出して前記原稿の読取を予め通知するセンサである、請求項1から5のいずれかに記載の原稿読取装置。
  7. 前記通知手段は、操作することで前記原稿の読取りを予め通知するスイッチである、請求項1から5のいずれかに記載の原稿読取装置。
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