JP2001177687A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2001177687A
JP2001177687A JP35931899A JP35931899A JP2001177687A JP 2001177687 A JP2001177687 A JP 2001177687A JP 35931899 A JP35931899 A JP 35931899A JP 35931899 A JP35931899 A JP 35931899A JP 2001177687 A JP2001177687 A JP 2001177687A
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Yasunori Sato
靖則 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなセンサを設けることなしに簡易な構成
でありながら原稿カバーの開放を検出することを可能と
する。 【解決手段】 制御部14は、原稿トレイTに原稿Dが
セットされ、それが原稿セットセンサ11により検出さ
れたことに応じて、光源3を消灯させたままの状態でイ
メージセンサ4に読み取りを行わせる。そして制御部1
4は、上記の読み取りにより得られたデータに基づい
て、イメージセンサ4への入射光量、すなわち外光量が
所定レベル以上となっているかどうかを確認し、所定レ
ベル以上となっているときには原稿カバーCが開放され
ていると判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リ装置に用いられ、原稿を搬送しつつこの原稿の読み取
りを行う原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の原稿読取装置では、原稿
挿入口に原稿がセットされたことを原稿セットセンサに
より検出し、これをもって原稿搬送系を起動して原稿の
搬送を開始するものとなっている。
【0003】ところでこの種の原稿読取装置はまた、ジ
ャムとなった原稿の除去などを可能とするために、原稿
の搬送経路を覆っているカバー(いわゆる原稿カバー)
が開閉可能となっている。
【0004】原稿セットセンサには、マイクロスイッチ
などが多く用いられ、原稿以外の物体がふれた場合でも
原稿がセットされたと検出してしまうものである。しか
もこの原稿セットセンサは、原稿搬送経路に露出して設
けられるものであって、原稿カバーの開放状態では人間
が容易に触れることが可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため従来の原稿読
取装置では、原稿カバーの開放状態でユーザが誤って原
稿セットセンサを作動させてしまうと、原稿搬送系が動
作を開始してしまうものとなっている。
【0006】このため、原稿搬送系を構成しているロー
ラの近傍などに原稿以外の異物が存在すると、その異物
を巻き込んでしまうおそれがあった。
【0007】なお、このような不具合を防止するため
に、原稿カバーの状態を検出するセンサを備え、原稿カ
バーが開放しているときには原稿搬送系を動作させない
ようにした装置も存在する。
【0008】しかしこのような装置では、センサを新た
に設けなければならないことから、製造コストの上昇を
招くこととなり好ましくない。
【0009】また、特開平7-307844号公報に示されるよ
うに、イメージセンサでの読取信号が原稿カバー側に備
えられた白補正のための白基準面からの反射光像を読み
取った際の読取信号と類似するか否かに基づいて原稿カ
バーの状態を検出する方法もある。
【0010】しかしながらこのような方法によると、白
基準面を有した基準部材は必ず原稿カバー側に装着する
必要がある。このため、原稿カバーを閉じた際にイメー
ジセンサに対する白基準面を正規の位置に位置決めする
ための手段などを講じなければならなかったり、原稿カ
バーの開放時に白基準面が露出するために汚れてしまう
可能性が高まるなどの種々の不具合が発生してしまう。
【0011】また、プラテンローラの表面を白基準面と
することで基準部材としても機能させるようにする場合
には、このプラテンローラを原稿カバー側に装着するよ
うにすると、このプラテンローラを回転させるための機
構を原稿カバー側に設ける必要が生じ、構成が複雑化し
てしまう。
【0012】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、新たなセンサ
を設けることなしに簡易な構成でありながら原稿カバー
の開放を検出することが可能な原稿読取装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、原稿を例えば原稿搬送機構部などの搬送
手段により所定の搬送経路に沿って搬送しつつ、その搬
送経路中の所定の読取位置にて光源により前記原稿を照
明するとともに前記原稿からの反射光像をイメージセン
サにより読み取るものであって、少なくとも前記読取位
置近傍の前記搬送経路を覆う開閉可能な原稿カバーを備
えた原稿読取装置において、前記光源が点灯していない
期間における所定のタイミングにて、前記イメージセン
サからの出力信号に基づいて前記イメージセンサへの入
射光量が所定レベル以上となっているか否かを判断し、
この入射光量が所定レベル以上となっている場合に前記
原稿カバーが開放されていると判定する例えばカバーオ
ープン判定手段などの判定手段を備えた。
【0014】このような手段を講じたことにより、原稿
読取を行うためのイメージセンサへの光源を点灯してい
ない状態での入射光量に基づいて、原稿カバーが開放さ
れているか否かの判定がなされる。従って、原稿カバー
の状態を検出するためのセンサを別途設ける必要がな
い。
【0015】また別の本発明は、前記前記所定のタイミ
ングにおいては、前記イメージセンサの蓄電時間を前記
原稿からの反射光像の読み取りを行う際よりも長く設定
された所定時間に変更する、例えばイメージセンサ駆動
部と蓄電時間可変制御手段とからなるセンサ駆動手段を
備えた。
【0016】このような手段を講じたことにより、判定
手段での原稿カバーが開放されているか否かの判定に用
いる信号の生成のためには、通常よりも長い時間に渡る
蓄電が行われる。従って、イメージセンサの感度が低か
ったり、外光が弱かったとしても、外光を十分に受光す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0018】図1は本実施形態に係る原稿読取装置の要
部構成を示す図である。
【0019】この図に示すように本実施形態の原稿読取
装置は、原稿搬送機構部1、モータ2、光源3、イメー
ジセンサ4、画処理部5、画像データバッファ6、画像
データ出力処理部7、モータ駆動部8、光源駆動部9、
イメージセンサ駆動部10、原稿セットセンサ11、待
機位置センサ12、原稿センサインタフェース部(原稿
センサIF部)13および制御部14を有してなる。こ
のうち、画処理部5、画像データバッファ6、画像デー
タ出力処理部7、モータ駆動部8、光源駆動部9、イメ
ージセンサ駆動部10、原稿センサインタフェース部1
3および制御部14は、システムバス15を介して互い
に接続されている。
【0020】原稿搬送機構部1は、キックローラ1a、
自給ゴム板ユニット1b、自給ローラ1c、送信駆動ロ
ーラ1d、ピンチローラ1e、送信白色ローラ1f、送
信駆動ローラ1gおよびピンチローラ1hよりなる。そ
してこの原稿搬送機構部1は、キックローラ1a、自給
ローラ1c、送信駆動ローラ1dおよび送信駆動ローラ
1gが、モータ2の回転力を図示しない伝達機構を介し
て受けてそれぞれ回転することで、原稿トレイTにセッ
トされた原稿Dを1枚ずつ図中の右から左に向けて搬送
する。なお原稿Dは、先端が挿入口Oから挿入された状
態で原稿トレイTにセットされる。
【0021】この原稿搬送機構部1のほとんどは、原稿
カバーCによって覆われている。そして原稿カバーCは
開閉可能となっており、開放状態では原稿搬送機構部1
による原稿Dの搬送経路が露出される。
【0022】モータ2は、例えばステッピングモータな
どを用いて構成され、キックローラ1a、自給ローラ1
c、送信駆動ローラ1d、送信白色ローラ1fおよび送
信駆動ローラ1gを図示しない伝達機構を介して回転さ
せる。
【0023】光源3は、原稿搬送機構部1によって搬送
される原稿Dに対し、送信白色ローラ1fの下方におい
て光を照射する。
【0024】イメージセンサ4は、多数の光電変換素子
(図示せず)を一次元配列して一体化してなり、光電変
換素子の配列方向が原稿Dの搬送方向に交差する方向
(図中の奥行方向)に沿うように配置されている。この
イメージセンサ4は、光源3から発せられ原稿Dで反射
した光を各光電変換素子が光電変換して得られた電荷を
順次出力することで1ライン分の画像信号を生成・出力
する。そして、イメージセンサ4が出力する画像信号
は、画処理部5に与えられる。
【0025】画処理部5は、イメージセンサ4が出力す
る画像信号に対してディジタル化や2値化などの処理を
施して所定形態の画像データ(例えば2値画像データ)
を生成する。この画処理部5が生成する画像データは、
制御部14の制御の下に画像データバッファ6へと格納
される。
【0026】画像データバッファ6は、画像データを一
時的に格納しておく。
【0027】画像データ出力処理部7は、画像データバ
ッファ6に格納された画像データを、図1には示してい
ない他部(本実施形態の原稿読取装置がファクシミリ装
置に適用されているときには、ファクシミリ通信部や印
字装置等)へと出力するための処理を行なうものであ
る。
【0028】モータ駆動部8は、制御部14の制御の下
にモータ2を駆動し、原稿搬送機構部1による原稿Dの
搬送を行わせる。
【0029】光源駆動部9は、制御部14の制御の下に
光源3を駆動する。
【0030】イメージセンサ駆動部10は、制御部14
の制御の下にイメージセンサ4を駆動する。このイメー
ジセンサ駆動部10は、制御部14からの指示に基づい
てイメージセンサ4における蓄電時間を変化させる機能
を有する。
【0031】原稿セットセンサ11は、例えば可動アー
ムとフォトインタラプタとを組み合わせてなるスイッチ
などを用いて構成され、原稿搬送経路のうちで原稿トレ
イTにセットされた原稿Dの先端が位置する場所に面し
て設けられている。そしてこの原稿セットセンサ11
は、原稿トレイTにセットされた原稿の有無を検出す
る。
【0032】待機位置センサ12は、イメージセンサ4
の近傍で、かつイメージセンサ4に対して原稿搬送機構
部1による原稿Dの搬送方向の上流側の位置にて原稿搬
送路に面して設けられている。そしてこの待機位置セン
サ12は、イメージセンサ4での読取位置への原稿Dの
到達タイミングを判定するために、搬送されてきた原稿
Dを検出する。
【0033】原稿センサインタフェース部13には、原
稿セットセンサ11および待機位置センサ12が接続さ
れている。そして原稿センサインタフェース部13は、
原稿セットセンサ11および待機位置センサ12のそれ
ぞれの状態を監視し、システムバス15を介して制御部
14へと通知する。
【0034】制御部14は、例えばCPU、ROMおよ
びRAMなどを備えて構成されたものであり、原稿読取
装置としての動作を実現するために各部を総括制御す
る。
【0035】この制御部14は、原稿読取装置としての
周知の動作を実現するための一般的な制御手段に加え
て、蓄電時間可変制御手段14aおよびカバーオープン
判定手段14bを有している。
【0036】ここで蓄電時間可変制御手段14aは、実
際の原稿読取を行う際と、原稿カバーCが開放されてい
るか否かの判定(カバーオープン判定)を行う際とで、
イメージセンサ4における蓄電時間を異ならせるように
イメージセンサ駆動部10を制御する。
【0037】またカバーオープン判定手段14bは、イ
メージセンサ4の出力に基づいてのカバーオープン判定
を行う。
【0038】次に以上のように構成された原稿読取装置
の動作につき制御部14の処理手順に従って説明する。
【0039】制御部14は待機状態にあるときには所定
の周期毎に図2に示すような処理を実行する。
【0040】この処理において制御部14はまず、原稿
セットセンサ11がON(原稿検出状態)となっている
か否かを判断し(ステップST1)、ここで原稿セット
センサ11がOFFであれば即座に今回の処理を終了す
る。すなわち制御部14は待機状態においては、原稿セ
ットセンサ11がONになるのを待ち受けている。
【0041】そして原稿セットセンサ11がONとなっ
たならば制御部14は、蓄電時間を所定時間T1とする
ようイメージセンサ駆動部10に指定する(ステップS
T2)。
【0042】この指示を受けるとイメージセンサ駆動部
10は、以降においては蓄電時間T1での読取動作を行
うようにイメージセンサ4を駆動する。
【0043】ここで所定時間T1は、原稿Dを適正に読
み取るために設定された蓄電時間T2よりも大きな値に
設定される。具体的には、原稿Dを適正に読み取るため
の蓄電時間T2は一般的には5ms程度であるが、この
場合蓄電時間T1は10msや20msに設定される。
このように蓄電時間T1を蓄電時間T2よりも大きくす
るのは、光源3が発する光の色が外光(自然光)とは異
なっており、かつイメージセンサ4には光源3が発する
光の色に合わせた特性のものが用いられるために、イメ
ージセンサ4での外光に対する感度が低いためである。
また、周囲が薄暗い場合があるので、そのような状況に
おいても外光を十分に受光できるようにするためであ
る。このため蓄電時間T2の適正な値は、イメージセン
サ4の特性やカバーオープン時のイメージセンサ4の露
出具合などに応じて変化するので、それらを考慮して適
切に設定すべきである。
【0044】さて、次に制御部14は、蓄電時間T1で
イメージセンサ駆動部10により駆動されるイメージセ
ンサ4の1ライン分の出力データを画処理部5を介して
画像データバッファ6に取り込む(ステップST3)。
なおこのときに画像データバッファ6に取り込むデータ
は、2値化する以前の各画素のレベルの情報を有したデ
ータとする。
【0045】そして制御部14は、取り込んだ1ライン
分のデータ中の各画素のレベルを所定の規定値と比較し
(ステップST4)、レベルが規定値以上である画素の
割合が所定割合以上であるか否かを確認する(ステップ
ST5)。
【0046】ここで画素のレベルと比較する基準値は、
原稿カバーCが閉じられた状態と原稿カバーCが開放さ
れた状態とでのイメージセンサ4での受光量の違いを考
慮して、それらを区別できるような値に設定する。また
所定割合は、規定値以上である画素が多数有ることを確
認できる値に設定する。
【0047】さて、レベルが規定値以上である画素が所
定割合以上ではないのであれば、外光はほとんどイメー
ジセンサ4に届いていないので、制御部14は原稿カバ
ーCが閉じていると判定する。
【0048】そこでこの場合に制御部14は、ステップ
ST6で蓄電時間T2をイメージセンサ駆動部10に指
示し、イメージセンサ4の動作状態を原稿読取を行う状
態に変更する(ステップST6)。また制御部14は、
光源の点灯開始を光源駆動部9に指示し、光源による原
稿の照明を行える状態を設定する(ステップST7)。
さらにこののちに制御部14は、原稿Dを読み取るため
の処理を周知の手順により行う(ステップST8)。そ
してセットされた全ての原稿の読み取りが完了したこと
を持って、制御部14は今回の処理を終了する。
【0049】これに対して、レベルが規定値以上である
画素が所定割合以上であれば、このとき光源3はまだ点
灯されていないので、外光がイメージセンサ4に多く届
いているのであるから、制御部14は原稿カバーCが開
放していると判定する。
【0050】そこでこの場合に制御部14は、原稿カバ
ーCが開放されているか否かを示すカバーオープンフラ
グをセットする(ステップST9)。さらに続いて制御
部14は、例えば原稿カバーCが開放されていることを
ユーザに対して報知するための表示や警報音出力などを
行うカバーオープン処理を行う(ステップST10)。
【0051】そしてこのときには、原稿トレイTに原稿
がセットされたにも拘わらずに、原稿読取処理を行うこ
となしに処理を終了する。
【0052】以上のように本実施形態によれば、原稿D
を読み取るためのイメージセンサ4からの出力に基づい
て原稿カバーCが開放しているか否かの判定を行う。従
って、原稿カバーCの状態を検出するためのセンサは必
要なく、簡易な構成により実現が可能である。
【0053】また本実施形態によれば、原稿カバーCが
開放しているか否かの判定に白基準面(送信白色ローラ
1fの表面)からの反射光は何ら考慮しないので、原稿
カバーCの開放状態における白基準面は読取位置に存在
して全く問題がない。従って、送信白色ローラ1fを原
稿カバーCの状態に拘わらずに一定としておくことが可
能であり、位置決めや駆動のための機構が簡易でよい。
【0054】また本実施形態では、カバーオープン判定
のために読み取りを行う際のイメージセンサ4の蓄電時
間T1を、原稿Dを読み取る場合の通常の蓄電時間T2
よりも長くしているので、イメージセンサ4が外光に関
する感度が低いものでありながら、外光の光量に応じた
データを的確に取得することができる。
【0055】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、カバーオープ
ン判定を原稿Dが原稿トレイTにセットされたときに行
うものとしているが、例えば所定周期毎に繰り返し行う
などのようにカバーオープン判定の実行タイミングは任
意であって良い。
【0056】また上記実施形態では、カバーオープン判
定のために読み取りを行う際のイメージセンサ4の蓄電
時間T1を原稿Dを読み取る場合の通常の蓄電時間T2
よりも長くしているが、イメージセンサ4が外光に対し
て十分な感度を有しているのであれば、イメージセンサ
4の蓄電時間は原稿Dを読み取る場合の通常の蓄電時間
のままに固定しても良い。
【0057】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、原稿を搬送手段により
所定の搬送経路に沿って搬送しつつ、その搬送経路中の
所定の読取位置にて光源により前記原稿を照明するとと
もに前記原稿からの反射光像をイメージセンサにより読
み取るものであって、少なくとも前記読取位置近傍の前
記搬送経路を覆う開閉可能な原稿カバーを備えた原稿読
取装置において、前記光源が点灯していない期間におけ
る所定のタイミングにて、前記イメージセンサからの出
力信号に基づいて前記イメージセンサへの入射光量が所
定レベル以上となっているか否かを判断し、この入射光
量が所定レベル以上となっている場合に前記原稿カバー
が開放されていると判定する判定手段を備えたので、原
稿カバーの状態を検出するためのセンサを別途設ける必
要がなく、新たなセンサを設けることなしに簡易な構成
でありながら原稿カバーの開放を検出することが可能な
原稿読取装置となる。
【0059】また別の本発明によれば、前記前記所定の
タイミングにおいては、前記イメージセンサの蓄電時間
を前記原稿からの反射光像の読み取りを行う際よりも長
く設定された所定時間に変更するセンサ駆動手段を備え
たので、イメージセンサの感度が低かったり、外光が弱
かったとしても、外光を十分に受光することができ、原
稿カバーの開放を的確に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る原稿読取装置の要部
構成を示す図。
【図2】図1中の制御部14による制御手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
C…原稿カバー D…原稿 T…原稿トレイ 1…原稿搬送機構部 1a…キックローラ 1b…自給ゴム板ユニット 1c…自給ローラ 1d…送信駆動ローラ 1e…ピンチローラ 1f…送信白色ローラ 1g…送信駆動ローラ 1h…ピンチローラ 2…モータ 3…光源 4…イメージセンサ 5…画処理部 6…画像データバッファ 7…画像データ出力処理部 8…モータ駆動部 9…光源駆動部 10…イメージセンサ駆動部 11…原稿セットセンサ 12…待機位置センサ 13…原稿センサインタフェース部(原稿センサIF
部) 14…制御部 14a…蓄電時間可変制御手段 14b…カバーオープン判定手段 15…システムバス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を搬送手段により所定の搬送経路に
    沿って搬送しつつ、その搬送経路中の所定の読取位置に
    て光源により前記原稿を照明するとともに前記原稿から
    の反射光像をイメージセンサにより読み取るものであっ
    て、少なくとも前記読取位置近傍の前記搬送経路を覆う
    開閉可能な原稿カバーを備えた原稿読取装置において、 前記光源が点灯していない期間における所定のタイミン
    グにて、前記イメージセンサからの出力信号に基づいて
    前記イメージセンサへの入射光量が所定レベル以上とな
    っているか否かを判断し、この入射光量が所定レベル以
    上となっている場合に前記原稿カバーが開放されている
    と判定する判定手段を備えたことを特徴とする原稿読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記前記所定のタイミングにおいては、
    前記イメージセンサの蓄電時間を前記原稿からの反射光
    像の読み取りを行う際よりも長く設定された所定時間に
    変更するセンサ駆動手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の原稿読取装置。
JP35931899A 1999-12-17 1999-12-17 原稿読取装置 Pending JP2001177687A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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