JP2006221501A - アンテナ内蔵半導体メモリモジュール - Google Patents

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正三 越智
Norito Tsukahara
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和宏 王生
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英信 西川
Masato Hirano
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Abstract

【課題】SDメモリカードのような決められた寸法の中に収容でき、接触接続機能および非接触通信機能を備えたアンテナ内蔵半導体メモリモジュールを提供する。
【解決手段】半導体記憶素子34と、制御用半導体素子32と、半導体記憶素子34および制御用半導体素子32と接続する接続端子、外部機器と接続するための外部接続端子30、外周領域に形成されたループ状のアンテナ16、アンテナ16の形成面とは反対側の面に形成された磁性体層18、および接続端子、外部接続端子30およびアンテナ16をそれぞれ接続する配線が形成された配線基板12と、外装ケース36とを有し、半導体記憶素子34と制御用半導体素子32とは配線基板12に実装され、配線基板12は外部接続端子30が表面に露出する状態で外装ケース36に収納され、半導体記憶素子34および制御用半導体素子32の少なくとも一方がアンテナ16の内側に配設された構成からなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリカードとして使用されるSD(Secure Digital)メモリカード等にアンテナ機能を内蔵させたアンテナ内蔵半導体メモリモジュールに関する。
近年、各種の大容量のメモリカードが普及してデジタルカメラ、携帯音楽プレーヤあるいは携帯情報端末等の携帯型デジタル機器に幅広く使用されているが、さらにメモリカードの応用範囲を広げるために無線通信機能を付加することも要望されている。
このような要望に対応するものとして、SDメモリカードに無線インターフェース機能を付加したものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図13は、上記従来の無線インターフェース機能を備えた半導体メモリモジュールとしてのSDメモリカードの構成図を示し、図14はその外観斜視図を示す。SDメモリカード900が主機能である記憶媒体としての機能部以外に無線制御部904を有しており、アンテナ908を備えたアンテナモジュール902は接続部906を介して無線制御部904と接続されている。そして、フラッシュメモリ910はSDメモリカード900のメモリ用のフラッシュROMであるとともに無線通信機能を動作させるためのドライバプログラムを記憶している。これにより、このアンテナモジュール902と連結したSDメモリカード900を携帯型デジタル機器等の電子機器に装着すると、特別な操作をしなくてもSDメモリカード900の無線通信機能を介して外部の無線通信機器と通信を行うことができる。
また、同様にSDメモリカードに無線インターフェース機能を付加する別の構成も示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−195553号公報 特開2002−91709号公報
上記の第1の例におけるSDメモリカードにアンテナモジュールを付加する構成は、SDメモリカードの端部にアンテナモジュールを外付けにより接続している。このため、アンテナモジュール分だけSDメモリカードの外形寸法が大きくなる。この結果、携帯型デジタル機器等の電子機器に装着する場合、アンテナモジュール分だけのスペースを余分に設けなければならなくなり小型化に対する障害となるという課題があった。このため上記の第1の例では、SDメモリカードの外部接続端子が設けられていない側の端面に沿ってアンテナを内蔵する案も示されている。しかし、このような構成は、この第1の例で示されている2.4GHz帯を利用する場合には使用可能であるが、13.56MHz帯等にするとアンテナ長を充分確保できなくなるという課題がある。
本発明は、このような従来のSDメモリカード等の小型のアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの課題を解決するためになされたものであり、無線通信のためのアンテナを内蔵しながらコンパクト形状を有し、SDメモリカードのような決められた寸法の中に収容でき、接触接続機能および非接触通信機能を備えたアンテナ内蔵半導体メモリモジュールを提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明のアンテナ内蔵半導体メモリモジュールは、半導体記憶素子と、半導体記憶素子および外部機器との情報の制御を行う制御用半導体素子と、半導体記憶素子および制御用半導体素子と接続する接続端子、外部機器と接続するための外部接続端子、外周領域に形成されたループ状のアンテナ、アンテナの形成面とは反対側の面に形成された磁性体層、および接続端子、外部接続端子およびアンテナをそれぞれ接続する配線が形成された配線基板と、外装ケースとを有し、半導体記憶素子と制御用半導体素子とは配線基板に実装され、配線基板は外部接続端子が表面に露出する状態で外装ケースに収納され、半導体記憶素子および制御用半導体素子の少なくとも一方がループ状のアンテナの内側に配設されている構成からなる。
このような構成とすることにより、配線基板の外周領域を有効に生かして大きな径のループ状のアンテナを直接形成できるので、アンテナを介した非接触による情報の伝達機能を設けても配線基板を大きくする必要がない。したがって、例えばSDメモリカードに非接触による情報の伝達機能を付加することができる。
また、本発明のアンテナ内蔵半導体メモリモジュールは、半導体記憶素子と、半導体記憶素子および外部機器との情報の制御を行う制御用半導体素子と、外部機器と接続するための外部接続端子および基板接続用電極が形成された端子基板と、半導体記憶素子および制御用半導体素子と接続する接続端子、端子基板の基板接続用電極と接続するための接続電極、外周領域に形成されたループ状のアンテナ、アンテナの形成面とは反対側の面に形成された磁性体層、および接続端子、接続電極およびアンテナをそれぞれ接続する配線が形成された配線基板と、外装ケースとを有し、半導体記憶素子と制御用半導体素子とは配線基板に実装され、かつ半導体記憶素子および制御用半導体素子の少なくとも一方が配線基板のループ状のアンテナの内側に配設されており、配線基板の接続電極と端子基板の基板接続電極とを接続して一体化した状態で外装ケースに収納され、かつ外部接続端子が外装ケースから露出している構成を有する。
このような構成とすることにより、外部機器と接続することで外部から押圧力と摩擦を受ける外部接続端子を硬質の端子基板上に設け、半導体記憶素子や制御用半導体素子が実装され、かつアンテナ等が形成される配線基板として薄いフィルム状の樹脂基板を用いて作製することができる。このため、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の安価な樹脂基板を用い、銀(Ag)ペースト等による低温硬化型の導体ペーストを用いて配線を形成する作製方法が可能となり、配線基板をより薄く、かつ低コストとすることができる。なお、端子基板としては、例えばガラスエポキシ樹脂基板を用い、外部接続電極は銅箔を用いれば、耐擦性に優れ、かつ安価にできる。
また、上記構成において、可撓性を有するシート状基板の一方の面の外周領域にループ状のアンテナが形成されたアンテナモジュールをさらに有し、アンテナモジュールのアンテナと配線基板のアンテナとが直列あるいは並列に接続されている構成としてもよい。この場合に、上記アンテナモジュールはシート状基板のアンテナが形成された面とは反対側の面に磁性体層が形成されていてもよい。
このような構成とすることにより、アンテナモジュールのアンテナと配線基板のアンテナとを直列に接続することも、並列に接続することもできる。直列に接続すればアンテナ長を長くできるので低い周波数の電波でも情報の伝達が可能となる。また、並列に接続すればアンテナの感度を向上することができる。しかも、アンテナモジュールは可撓性を有する薄いシート状基板上に銀(Ag)ペースト等により印刷でアンテナを形成すれば、全体として柔軟性を有し、かつ100μm以下の厚みとすることができる。したがって、半導体記憶素子や制御用半導体素子が実装された配線基板と外装ケースとの隙間にも容易に配置することができる。
また、上記構成において、半導体記憶素子はメモリ実装基板上に複数個実装されてメモリモジュールを構成しており、このメモリモジュールが配線基板上に実装されている構成としてもよい。
このような構成とすることにより、メモリ容量が大きくでき、かつ制御用半導体素子も大きな形状のものを実装できるので、非接触方式による外部機器との情報の伝達等において、さらに守秘性を高めるような機能等も付加することも可能となる。この結果、さらに幅広い用途に対応可能とすることができる。
本発明のアンテナ内蔵半導体メモリモジュールは、従来と同様に接触方式による情報の伝達機能に加えて、アンテナを介した無線通信による情報の伝達機能も有しているので、接触方式および非接触方式の両方を用いた種々の応用が可能なメモリモジュールを実現できるという大きな効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下では、アンテナ内蔵半導体メモリモジュールとしてSDメモリカードに適用した場合について説明する。また、構成を判り易くするために、各図面は厚さ方向の寸法を拡大して表わしている。さらに、同じ要素については同じ符号を付しているので説明を省略する場合がある。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカード10の断面図であり、図2は制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とが実装された配線基板12の斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態によるSDメモリカード10は、配線基板12の一方の面に制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とがフリップチップ方式により実装されている。また、同じ面上の外周部にループ状のアンテナ16が形成されている。さらに、他方の面には磁性体層18が形成されており、この磁性体層18によりアンテナ16の感度を高めることができる。配線基板12には外部接続端子30が設けられており、この外部接続端子30は外装ケース36から露出している。SDメモリカード10が外部機器に挿入されたとき、この外部接続端子30により外部機器との電気的接続を行う。
配線基板12は、略四角形状で、厚みが約100μm程度の樹脂基材14の一方の面の外周近傍に沿ってループ状のアンテナ16が、例えば銀(Ag)ペーストを用いて印刷により形成されている。さらに、その内側には制御用半導体素子32および半導体記憶素子34が実装されている。アンテナ16の両端部は、配線基板12に設けられた貫通電極22により裏面まで引き回され、所定の配線が形成されている配線形成部20を介して制御用半導体素子32に接続されている。なお、制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とは、配線基板12上に設けられた接続端子(図示せず)にそれぞれ実装されている。これらの接続端子は、それぞれ貫通電極24、26を介して裏面に設けられた配線形成部20により相互に接続されている。さらに、制御用半導体素子32の所定の端子が、貫通電極24と配線形成部20とを介して外部接続端子30に接続されている。
制御用半導体素子32は、半導体記憶素子34の制御および外部接続端子30を介して外部機器との情報の伝達を行うだけでなく、アンテナ16を介した無線通信により他の外部機器との情報の伝達も行う。なお、アンテナ16の表面には、絶縁保護層28が設けられている。この絶縁保護層28は必須ではなく、組み立て中にアンテナ16の配線パターンを損傷しないように設けたものであり、損傷のおそれがなければ特に設けなくてもよい。なお、図2においては、説明の都合上示していない。
一方、配線基板12の他方の面には、配線形成部20を含めて全体を覆うように、例えばフェライト粉とエポキシ樹脂等を混合した磁性体ペーストを印刷して形成した磁性体層18が設けられている。この磁性体層18は、例えば30〜50μmの厚さに形成される。なお、磁性体層18は、配線形成部20を除く領域にのみ設けてもよい。
配線基板12の外部接続端子30が外装ケース36の所定の位置から表面に露出するように配置し、外装ケース36により封止すれば、本実施の形態のSDメモリカード10が作製される。
このような構成とすることで、本実施の形態のSDメモリカード10は内蔵したアンテナ16により非接触で外部機器との情報の伝達を行える。また、従来のSDメモリカードと同様に、外部接続端子30を介して接触方式により外部機器との情報の伝達もできる。このように、本実施の形態のSDメモリカード10は、従来のSDメモリカードとの互換性を有しながら、かつ非接触で他の外部機器との情報の伝達も行うことができるので、SDメモリカードの用途をさらに広げることができる。
なお、配線基板12に用いる樹脂基材14としては、例えばガラスエポキシ材料を用いることが望ましいが、これに限定されることはない。ポリイミドやポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂材料を用いてもよい。このような樹脂材料を用いる場合、外部接続端子30の領域部のみ、例えばガラスエポキシ等の樹脂材料を貼り付ける等により強度を確保することが望ましい。
また、制御用半導体素子32および半導体記憶素子34は、チップサイズパッケージ(CSP)のようなパッケージタイプを用いてもよいし、ベアチップを直接実装する構成としてもよい。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカード40の断面図である。本実施の形態のSDメモリカード40は、制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とが実装され、アンテナ16および磁性体層18が形成された配線基板42と、外部接続端子50が形成された端子基板44とを別々に設けた構成としたことが特徴である。すなわち、配線基板42の接続電極38と端子基板44の基板接続用電極48とを、例えば導電性接着剤52により接着接合した後、外装ケース36により封止することで、本実施の形態のSDメモリカード40が作製される。なお、外形は第1の実施の形態のSDメモリカード10と全く同じである。
端子基板44は、ガラスエポキシ樹脂等の比較的硬質の樹脂基材46を用い、一方の面に基板接続用電極48が設けられている。また、他方の面には外部接続端子50が設けられており、この外部接続端子50は基板接続用電極48に接続されている。
配線基板42の接続電極38と端子基板44の基板接続用電極48とを、例えば導電性接着剤52により接合して一体化した後、外部接続端子50が外装ケース36の所定の個所で露出するように配置すれば、本実施の形態のSDメモリカード40が作製される。
図4は、制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とが実装された配線基板42の断面図である。本実施の形態では、配線基板42は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等を樹脂基材141として用いることができる。このような樹脂基材141の一方の面上の外周近傍に沿ってループ状のアンテナ16が、例えば銀(Ag)ペーストを印刷して形成されている。さらに、その内側には制御用半導体素子32および半導体記憶素子34がフリップチップ方式により実装されている。
また、樹脂基材141の他方の面には、磁性体ペーストを印刷して形成された磁性体層18が配線形成部20の表面上を含めて設けられている。なお、配線基板42には、端子基板44の基板接続用電極48と接続するための接続電極38が設けられている。また、その全体形状は、第1の実施の形態の配線基板12に比べて端子基板44の大きさ程度小さい。しかし、アンテナ16や磁性体層18の構成等については、第1の実施の形態の配線基板12と同じである。
本実施の形態のSDメモリカード40は上記構成としたことにより、以下のような効果が得られる。すなわち、端子基板44は比較的硬質の樹脂基材46を用い、かつ外部接続端子50として銅箔等を用いることができるので、摺動回数が増加しても外部接続端子50が磨耗することなく長期間安定して使用できる。
一方、制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とを実装し、アンテナ16と磁性体層18を形成するための樹脂基材141としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルム状の材料を用いることができる。このようなフィルム状の樹脂基材141に、例えば銀(Ag)ペーストによりアンテナ16や電極端子等の配線パターンを形成すれば、配線基板42の製造が低温ででき、かつ工程を簡略化することもできる。この結果、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のような比較的安価な樹脂材料を用いることで、SDメモリカード40を低コストにすることができる。
なお、制御用半導体素子32および半導体記憶素子34は、チップサイズパッケージ(CSP)のようなパッケージタイプを用いてもよいし、ベアチップを直接実装する構成としてもよい。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカード60の断面図である。本実施の形態のSDメモリカード60は、第1の実施の形態のSDメモリカード10の配線基板12に対して、さらに可撓性を有する薄いシート状のアンテナモジュール62を実装し、配線基板56のアンテナ16とアンテナモジュール62のアンテナ66とを直列接続した構成を特徴とする。なお、アンテナモジュール62のアンテナ66の表面には絶縁保護層70を設けているが、取扱い等でアンテナ66の配線パターンを損傷しなければ特に設けなくてもよい。
図6は、配線基板56に形成されているアンテナ16とアンテナモジュール62のアンテナ66とを直列に接続する方法を説明するための分解斜視図である。
最初に、配線基板56の構成について説明する。アンテナ16の両端部の一方が配線形成部20のうちの配線201により制御用半導体素子32に接続され、他方は配線基板56の電極端子54まで延在されている。なお、電極端子54は一対設けられており、一方は上記したようにアンテナ16の他方と接続されているが、他方は貫通電極22、配線形成部20のうちの配線202および貫通電極24を介して制御用半導体素子32に接続されている。なお、配線基板56の樹脂基材142は、第1の実施の形態と同様な樹脂材料を用いることができる。
一方、アンテナモジュール62のアンテナ66は配線基板56のアンテナ16と巻回方向が同じになるように形成されている。このアンテナモジュール62は、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の薄いシート状基板64を用い、配線基板56に形成されたアンテナ16や磁性体層18と同様な材料および製造方法によりアンテナ66および磁性体層68が形成されている。アンテナ66の両端部は貫通電極72と磁性体層68側に設けられた配線とを介して電極端子74まで延在されている。この電極端子74は、配線基板56側の電極端子54と対応する位置に設けられている。
このように構成された配線基板56の電極端子54とアンテナモジュール62の電極端子74とを位置合せして、矢印で示すように、例えば導電性接着剤52により接着接続すると2つのアンテナ16、66が直列に接続される。このように接続した後、外装ケース36の所定の位置で外部接続端子30が露出するようにして収納すれば、本実施の形態のSDメモリカード60が作製される。
本実施の形態のSDメモリカード60では、ループ状のアンテナのアンテナ長を長くすることができるので、薄型構成を保持しながら低い周波数においても対応可能とすることができる。
図7は、本実施の形態の変形例のSDメモリカードのアンテナの構成を説明するための斜視図である。この変形例のSDメモリカードは、配線基板56のアンテナ16とアンテナモジュール62のアンテナ66とを並列に接続した構成としている。このために、アンテナモジュール62のアンテナ66の巻回形状を同じとし、かつそれらの両端部同士がそれぞれ接続されて制御用半導体素子32に接続されている。
配線基板56のアンテナ16の両端部は、第1の実施の形態と同様に貫通電極22、配線形成部20および貫通電極24を介して制御用半導体素子32に接続されている。さらに、これらの両端部は、図7に示すように磁性体層18側の配線形成部20の一部である配線203、204により電極端子54にも接続されている。
一方、アンテナモジュール62のアンテナ66の両端部は貫通電極72と磁性体層68側に設けられた配線とを介して電極端子74まで延在されている。
このように構成された配線基板56の電極端子54とアンテナモジュール62の電極端子74とを位置合せして、矢印で示すように、例えば導電性接着剤52により接着接続すると、2つのアンテナ16、66が並列に接続される。このように接続した後、外装ケース36の所定の位置で外部接続端子30が露出するようにして収納すれば、本変形例のSDメモリカードが作製される。
このような接続構成とすることで、アンテナの感度をさらに向上できる。また、アンテナの抵抗が比較的大きい場合に、全体として抵抗値を下げることもできる。
以上のように本実施の形態によれば、配線基板56に設けられたアンテナ16に加えて、アンテナモジュール62に形成されたアンテナ66を直列あるいは並列に接続することができる。したがって、例えば直列に接続すれば、アンテナ長を長くでき、低い周波数の電波に対して対応できる。一方、並列に接続すれば、アンテナの感度を約2倍に向上させることができ、微弱な電波に対しても高感度で情報を伝達することができる。
なお、配線基板56のアンテナ16とアンテナモジュール62のアンテナ66の巻回数や線幅等については同じである必要はなく、全体として必要なアンテナ長や抵抗値が得られるように設定すればよい。
図8は、本実施の形態のさらに別の変形例のSDメモリカード80の断面図である。この変形例のSDメモリカード80は、アンテナモジュール88が本実施の形態のSDメモリカード60とは反対側に配置されていることが特徴である。
すなわち、この変形例のSDメモリカード80では、配線基板82の制御用半導体素子32と半導体記憶素子34とが実装されていない面側にアンテナモジュール88が配置され、外部接続端子30とは反対側で配線基板82のアンテナ16の電極端子84とアンテナモジュール88の電極端子86とが接続されている。配線基板82のアンテナ16の両端部は、貫通電極22および配線形成部20を介して電極端子84に接続されている。さらに、配線形成部20と貫通電極24とを介して制御用半導体素子32にも接続されている。
一方、アンテナモジュール88のアンテナ66の両端部から延在された電極端子86は、配線基板82の電極端子84と対応する位置に設けられている。なお、このアンテナ66の両端部の少なくとも一方は、図示しない貫通電極と配線とを介して電極端子86に接続されている。なお、配線基板82は第1の実施の形態と同様な樹脂基材143を用いて形成されている。
アンテナモジュール88を配線基板82の磁性体層18側に配置した後、配線基板82の電極端子84とアンテナモジュール88の電極端子86とを、例えば導電性接着剤52により接着接続する。このように接続した後、外装ケース36に収納すれば本変形例のSDメモリカード80を作製することができる。
この場合にも、図6に示すような直列接続あるいは図7に示すような並列接続のどちらの構成であっても、配線基板82とアンテナモジュール88の配線構成を一部変更すれば容易に作製できる。
なお、制御用半導体素子32および半導体記憶素子34は、チップサイズパッケージ(CSP)のようなパッケージタイプを用いてもよいし、ベアチップを直接実装する構成としてもよい。
(第4の実施の形態)
図9は、本発明の第4の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカード100の断面図である。本実施の形態のSDメモリカード100は、第3の実施の形態のSDメモリカード60とほとんど同様な構成であるが、以下の点が異なる。すなわち、配線基板561は端子基板44と同じ形状分だけ図5に示す配線基板56より小さい。また、樹脂基材144の磁性体層18の側に接続電極38が設けられている。そして、この接続電極38が端子基板44の基板接続用電極48に接続される。このような点が異なるが、それ以外についてはSDメモリカード60と同じである。配線基板561の接続電極38と端子基板44の基板接続用電極48とは、例えば導電性接着剤52により接着接続される。これにより、本実施の形態のSDメモリカード100が得られる。
このような構成とすることによって、本実施の形態のSDメモリカード100は、第3の実施の形態のSDメモリカード60の場合と同様に、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルムからなる樹脂基材144を用いて、簡単な製造工程により配線基板561を製造することができる。また、配線基板561のアンテナ16とアンテナモジュール62のアンテナ66とを直列接続または並列接続することも容易にできる。したがって、周波数の低い電波に対応できる。また、アンテナを高感度にすることもできる。
図10は、本実施の形態の変形例のSDメモリカード110の断面図である。この変形例のSDメモリカード110は、第3の実施の形態の変形例のSDメモリカード80とほとんど同様な構成であるが、以下の点が異なる。すなわち、配線基板821は端子基板44と同じ形状分だけ図8に示す配線基板82より小さい。また、樹脂基材145の磁性体層18側に接続電極38が設けられている。この接続電極38が端子基板44の基板接続用電極48に接続される。このような点が異なるが、それ以外についてはSDメモリカード80と同じである。配線基板821の接続電極38と端子基板44の基板接続用電極48とは、例えば導電性接着剤52により接着接続される。これにより、本変形例のSDメモリカード110が得られる。
このような構成とすることによって、本実施の形態のSDメモリカード110は、第3の実施の形態の変形例のSDメモリカード80の場合と同様に、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルムからなる樹脂基材145を用いて、簡単な製造工程により配線基板821を製造することができる。また、配線基板821のアンテナ16とアンテナモジュール88のアンテナ66とを直列接続または並列接続することも容易にできる。したがって、周波数の低い電波に対応できる。また、アンテナを高感度にすることもできる。
(第5の実施の形態)
図11は、本発明の第5の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカード120の断面図である。本実施の形態のSDメモリカード120は、以下の構成に特徴を有する。第1は、配線基板132に対して制御用半導体素子130と半導体記憶素子126とがそれぞれ異なる面上に実装されていることである。第2は、半導体記憶素子126がメモリ実装基板124の両面に実装されたメモリモジュール122が複数積層して配線基板132上に実装されていることである。
第3は、このような構成とするために配線基板132は多層配線構成からなり、その一方の表面の外周領域にループ形状のアンテナ136が形成され、その他方の表面の制御用半導体素子130が実装される領域を除いて磁性体層148が形成されていることである。
なお、配線基板132には、アンテナ136の両端部と制御用半導体素子130との接続、メモリモジュール122と制御用半導体素子130との接続、および制御用半導体素子130と配線基板132の外部接続端子150との接続のために、複数の貫通電極138、140、142と配線形成部144が樹脂基材134に形成されている。これらは、さらに樹脂基材134の内部に設けられている内層配線(図示せず)等によっても接続されている。
以上のような構成により、本実施の形態のSDメモリカード120は、大記憶容量を有し、かつ制御用半導体素子130も大きなサイズを実装できる。したがって、より高機能の制御用半導体素子130を実装すれば、接触方式による情報の伝達と非接触方式による情報の伝達に関する機能をより高度に、かつ複雑にすることができる。
以下、このSDメモリカード120について、その構成を説明する。
配線基板132は、ガラスエポキシ樹脂等からなる樹脂基材134を用い、この樹脂基材134の一方の面の外周領域にループ状のアンテナ136が形成されている。ループ状のアンテナ136の内周部にはメモリモジュール122を実装するための接続端子と制御用半導体素子130に接続するための配線(図示せず)が形成されている。樹脂基材134の他方の面には配線形成部144と磁性体層148とが形成されている。ただし、磁性体層148は、制御用半導体素子130が実装される領域部には形成されていない。一方、配線形成部144の一部である接続端子は、制御用半導体素子130と接続するためにこの領域部内にも形成されている。また、アンテナ136の表面には絶縁保護層146が形成されているが、これは組み立て等においてアンテナ136の配線パターンが損傷されるのを防ぐためであり、損傷等のおそれがなければ特に設けなくてもよい。
なお、上記したように、配線基板132には、アンテナ136の両端部と制御用半導体素子130との接続、メモリモジュール122と制御用半導体素子130との接続、および制御用半導体素子130と配線基板132の外部接続端子150との接続のために、複数の貫通電極138、140、142と配線形成部144が樹脂基材134に形成されている。これらは、さらに樹脂基材134の内部に設けられている内層配線(図示せず)等にも接続されている。
上記構成の配線基板132の磁性体層148が形成されている面側の中央部に制御用半導体素子130が実装されている。一方、配線基板132のアンテナ136が形成されている面上にはメモリモジュール122が、例えばハンダボールあるいは金ボール等の接合部材128を用いて接合されている。なお、これら接合部材128により直接接合する方式だけでなく、これらと導電性接着剤とを用いて接着接合してもよい。
メモリモジュール122は、メモリ実装基板124の両面に半導体記憶素子126が複数個、例えばハンダバンプ実装等により実装されている。実装する半導体記憶素子126は、シリコン基板を研磨してベアチップ状態で実装してもよいし、あるいは研磨後にパッケージしてチップサイズパッケージ(CSP)としてから実装してもよい。半導体記憶素子126を約100μm程度まで研磨し、メモリ実装基板124も100μm程度の厚みを使用すると、メモリモジュール122の厚みを300〜400μm程度にすることができる。このような構成のメモリモジュール122を配線基板132上に2個積層しても、その厚みは600〜800μm程度にできる。したがって、要求される厚みで、かつ大容量のメモリを収納することが可能になる。
上記構成の本実施の形態のSDメモリカード120は、メモリ容量が大きくでき、かつ制御用半導体素子130も大きな形状のものを実装できる。これにより、非接触方式による外部機器との情報の伝達等において、さらに守秘性を高めるような機能等も付加することも容易にできるので幅広い用途に対応できる。
なお、本実施の形態によるSDメモリカード120においても、アンテナモジュールをさらに設けて、配線基板132のアンテナ136と直列あるいは並列に接続することも可能である。
また、第1の実施の形態から第5の実施の形態までにおいてはSDメモリカードを例として説明したが、本発明はこれに限定されない。制御用半導体素子が実装されている半導体メモリモジュールであれば同様に適用可能である。さらに、半導体記憶素子としては、SRAM、DRAM、フラッシュメモリ、FERAM等、いずれの構成であってもよい。
なお、第1の実施の形態から第5の実施の形態では、アンテナを保護するために絶縁保護層を形成しているが、この絶縁保護層の代わりに絶縁性の磁性体層を形成してもよい。このように磁性体層を形成するとアンテナの感度をさらに向上させることができる。
また、第1の実施の形態から第5の実施の形態までにおいては、配線基板は樹脂基材を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示すような配線基板を用いた構成としてもよい。
図12は、絶縁性の磁性材料からなる基材を用いた配線基板162により構成したSDメモリカード160の断面図である。このSDメモリカード160の場合には、磁性基材164の両面に配線形成部168を設け、これらを貫通電極170により接続している。さらに、磁性基材164の外周領域にループ状のアンテナ166が設けられている。なお、制御用半導体素子178と半導体記憶素子176とが実装された面側については、配線形成部は図示していない。外部接続端子174は磁性基材164上に形成されており、外装ケース36から露出するように配置されている。また、アンテナ166と、このアンテナ166側の配線形成部168とを含むように絶縁保護層172も形成されている。
配線形成部168とアンテナ166とは、例えば銀(Ag)ペーストを印刷して硬化させて同時に形成することで作製可能である。また、磁性基材164としては、例えばフェライト等の粉末をエポキシ樹脂と混合してシート状にして硬化させたものを用いることができる。
このような構成とすることで、構造が簡単で製造工程も簡略化することができる。なお、図12ではアンテナ166を制御用半導体素子178と半導体記憶素子176とが実装された面とは反対側の面に形成したが、制御用半導体素子178と半導体記憶素子176とが形成されている面側の外周領域に形成してもよい。
さらに、図11に示す第5の実施の形態のSDメモリカード120のようにメモリモジュール122を用いて積層する構成としてもよい。
本発明のアンテナ内蔵半導体メモリモジュールは、従来の接触方式による外部機器との接続機能に加え、アンテナを介した無線通信機能も備えており、しかもSDメモリカードのような規格化された形状とすることができるので、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤ等の用途だけでなく、さらに幅広い用途に展開できる。
本発明の第1の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカードの断面図 同実施の形態のSDメモリカードにおいて、制御用半導体素子と半導体記憶素子とが実装された配線基板の斜視図 本発明の第2の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカードの断面図 同実施の形態のSDメモリカードにおいて、制御用半導体素子と半導体記憶素子とが実装された配線基板の断面図 本発明の第3の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカードの断面図 同実施の形態のSDメモリカードにおいて、配線基板に形成されているアンテナとアンテナモジュールのアンテナとを直列に接続する方法を説明するための分解斜視図 同実施の形態の変形例のSDメモリカードのアンテナの構成を説明するための斜視図 同実施の形態のさらに別の変形例のSDメモリカードの断面図 本発明の第4の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカードの断面図 同実施の形態の変形例のSDメモリカードの断面図 本発明の第5の実施の形態にかかるアンテナ内蔵半導体メモリモジュールの一例としてのSDメモリカードの断面図 第1の実施の形態から第5の実施の形態までと構成が異なり、絶縁性の磁性材料からなる基材を用いた配線基板により構成したSDメモリカードの断面図 従来の無線インターフェース機能を備えた半導体メモリモジュールとしてのSDメモリカードの構成図 従来のSDメモリカードの外観斜視図
符号の説明
10,40,60,80,100,110,120,160,900 SDメモリカード
12,42,56,82,132,162,561,821 配線基板
14,46,134,141,142,143,144,145 樹脂基材
16,66,136,166,908 アンテナ
18,68,148 磁性体層
20,144,168 配線形成部
22,24,26,72,138,140,142,170 貫通電極
28,70,146,172 絶縁保護層
30,50,150,174 外部接続端子
32,130,178 制御用半導体素子
34,126,176 半導体記憶素子
36 外装ケース
38 接続電極
44 端子基板
48 基板接続用電極
52 導電性接着剤
54,74,84,86 電極端子
62,88,902 アンテナモジュール
64 シート状基板
122 メモリモジュール
124 メモリ実装基板
128 接合部材
164 磁性基材
201,202,203,204 配線
904 無線制御部
906 接続部
910 フラッシュメモリ

Claims (5)

  1. 半導体記憶素子と、
    前記半導体記憶素子および外部機器との情報の制御を行う制御用半導体素子と、
    前記半導体記憶素子および前記制御用半導体素子と接続する接続端子、前記外部機器と接続するための外部接続端子、外周領域に形成されたループ状のアンテナ、前記アンテナの形成面とは反対側の面に形成された磁性体層、および前記接続端子、前記外部接続端子および前記アンテナをそれぞれ接続する配線が形成された配線基板と、
    外装ケースとを有し、
    前記半導体記憶素子と前記制御用半導体素子とは前記配線基板に実装され、前記配線基板は前記外部接続端子が表面に露出する状態で前記外装ケースに収納され、
    前記半導体記憶素子および前記制御用半導体素子の少なくとも一方がループ状の前記アンテナの内側に配設されていることを特徴とするアンテナ内蔵半導体メモリモジュール。
  2. 半導体記憶素子と、
    前記半導体記憶素子および外部機器との情報の制御を行う制御用半導体素子と、
    前記外部機器と接続するための外部接続端子および基板接続用電極が形成された端子基板と、
    前記半導体記憶素子および前記制御用半導体素子と接続する接続端子、前記端子基板の前記基板接続用電極と接続するための接続電極、外周領域に形成されたループ状のアンテナ、前記アンテナの形成面とは反対側の面に形成された磁性体層、および前記接続端子、前記接続電極および前記アンテナをそれぞれ接続する配線が形成された配線基板と、
    外装ケースとを有し、
    前記半導体記憶素子と前記制御用半導体素子とは前記配線基板に実装され、かつ前記半導体記憶素子および前記制御用半導体素子の少なくとも一方が前記配線基板のループ状の前記アンテナの内側に配設されており、
    前記配線基板の前記接続電極と前記端子基板の前記基板接続電極とを接続して一体化した状態で前記外装ケースに収納され、かつ前記外部接続端子が前記外装ケースから露出していることを特徴とするアンテナ内蔵半導体メモリモジュール。
  3. 可撓性を有するシート状基板の一方の面の外周領域にループ状のアンテナが形成されたアンテナモジュールをさらに有し、前記アンテナモジュールのアンテナと前記配線基板のアンテナとが直列あるいは並列に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアンテナ内蔵半導体メモリモジュール。
  4. 前記アンテナモジュールは、前記シート状基板のアンテナが形成された面とは反対側の面に磁性体層が形成されたものであることを特徴とする請求項3に記載のアンテナ内蔵半導体メモリモジュール。
  5. 前記半導体記憶素子は、メモリ実装基板上に複数個実装されてメモリモジュールを構成しており、前記メモリモジュールが前記配線基板上に実装されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のアンテナ内蔵半導体メモリモジュール。
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