JP2006219970A - 注入口付アンカーピンおよびこれを用いたピンニング工法、並びにインサートアンカー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 挿填穴6に挿填される注入口付アンカーピン10は、ねじ込み能動部26を有する拡開部材13と、拡開アンカー部17を有し拡開部材13を注入口11を介して挿入するアンカー本体12とを備え、ねじ込み能動部26の外周面29および/または拡開アンカー部17の内周面31には、ねじ山25が設けられている。拡開部材13を拡開アンカー部17に嵌入し、強く押しながらねじ込むと、拡開アンカー部17は押し拡げられて挿填穴6をアンカリングし、注入口付アンカーピン10は固定される。
【選択図】 図1
Description
4 仕上げ材 6 挿填穴
10 注入口付アンカーピン 11 注入口
12 アンカー本体 13 拡開部材
14 化粧キャップ 16 筒状部
17 拡開アンカー部 22 割りスリット
25 ねじ山 26 ねじ込み能動部
27 工具係合部 29 外周面(ねじ込み能動部)
31 内周面(拡開アンカー部) 40 接着剤
54 ねじ込み工具 90 インサートアンカー
92 雌ねじ D1 内径(拡開アンカー部)
D2 内径(筒状部) D3 外径(拡開部材)
Claims (13)
- 基端側に注入口が形成された筒状部と前記筒状部の先端側に連なる割りスリット付の拡開アンカー部とを有するアンカー本体と、
前記注入口側から前記拡開アンカー部に嵌入されることにより、前記拡開アンカー部を押し拡げる拡開部材と、を備えたピンニング工法用の注入口付アンカーピンであって、
前記拡開部材は、前記拡開アンカー部にねじ込むようにして嵌入されるねじ込み能動部と、前記ねじ込み能動部をねじ込むためのねじ込み工具が係合する工具係合部とから成り、
前記ねじ込み能動部の外周面および前記拡開アンカー部の内周面の少なくとも一方には、ねじ山が形成されていることを特徴とする注入口付アンカーピン。 - 前記拡開部材の外径は、前記拡開アンカー部の内径よりも太く、且つ前記筒状部の内径よりも細く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の注入口付アンカーピン。
- 前記拡開部材は、棒状に形成され、前記拡開アンカー部を押し拡げた状態で前記拡開部材の基端側が前記注入口近傍まで延在していることを特徴とする請求項1または2に記載の注入口付アンカーピン。
- 前記割りスリットは、前記拡開アンカー部の先端から前記筒状部の基端側近傍まで延在していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の注入口付アンカーピン。
- 前記筒状部には、前記拡開部材の前記注入口からの抜け落ちを阻止する抜止め部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の注入口付アンカーピン。
- 前記拡開部材の基端側には、前記工具係合部が形成されると共に薄肉状に形成された平頭部が設けられており、
前記平頭部は、挿填される挿填穴の開口部よりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の注入口付アンカーピン。 - 前記拡開部材の軸心には、接着剤を送り込むための流路孔が貫通形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の注入口付アンカーピン。
- 前記アンカー本体に内蔵され、前記拡開部材の嵌入により破壊される接着剤カプセルを、更に備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の注入口付アンカーピン。
- 基端側に注入口が形成された筒状部と前記筒状部の先端側に連なる拡開アンカー部とを有するアンカー本体と、
前記注入口側から前記拡開アンカー部に嵌入されることにより、前記拡開アンカー部を押し拡げる拡開部材と、を備えたネットバリヤー工法用の注入口付アンカーピンであって、
前記拡開部材は、前記拡開アンカー部にねじ込むようにして嵌入されるねじ込み能動部と、前記ねじ込み能動部をねじ込むためのねじ込み工具が係合する工具係合部と、から成り、
前記アンカー本体の基端側および前記拡開部材の基端側の少なくとも一方には、ネットを留めるためのネット留め部が形成され、
前記ねじ込み能動部の外周面および前記拡開アンカー部の内周面の少なくとも一方には、ねじ山が形成されていることを特徴とする注入口付アンカーピン。 - 請求項1ないし6のいずれかに記載の注入口付アンカーピンを用いて、躯体と仕上げ材とから成る壁体を補修するピンニング工法であって、
補修箇所の前記仕上げ材を貫通して前記躯体に挿填穴を穿孔する穿孔工程と、
前記挿填穴に前記注入口付アンカーピンを挿填する挿填工程と、
前記拡開部材をねじ込んで前記拡開アンカー部を押し開き、前記注入口付アンカーピンを前記挿填穴に固定するアンカリング工程と、
前記注入口を介して前記挿填穴に樹脂系の接着剤を注入する樹脂注入工程と、を備えたことを特徴とするピンニング工法。 - 請求項7に記載の注入口付アンカーピンを用いて、躯体と仕上げ材とから成る壁体を補修するピンニング工法であって、
補修箇所の前記仕上げ材を貫通して前記躯体に挿填穴を穿孔する穿孔工程と、
前記挿填穴に前記注入口付アンカーピンを挿填する挿填工程と、
前記拡開部材をねじ込んで前記拡開アンカー部を押し開き、前記注入口付アンカーピンを前記挿填穴に固定するアンカリング工程と、
前記拡開部材の軸心の前記流路孔を介して前記挿填穴に樹脂系の接着剤を注入する樹脂注入工程と、を備えたことを特徴とするピンニング工法。 - 前記樹脂注入工程の後に、前記注入口に化粧キャップを装着するキャッピング工程を、更に備えていることを特徴とする請求項10または11に記載のピンニング工法。
- 基端部に雌ねじが形成された筒状部と前記筒状部の先端側に連なる拡開アンカー部とを有するアンカー本体と、
前記基端部側から前記拡開アンカー部に嵌入されることにより、前記拡開アンカー部を押し拡げる拡開部材と、
前記アンカー本体に内蔵され、前記拡開部材の嵌入により破壊される接着剤カプセルと、を備え、
前記拡開部材は、前記拡開アンカー部にねじ込むようにして嵌入されるねじ込み能動部と、前記ねじ込み能動部をねじ込むためのねじ込み工具が係合する工具係合部とから成り、
前記ねじ込み能動部の外周面および前記拡開アンカー部の内周面の少なくとも一方には、ねじ山が形成されていることを特徴とするインサートアンカー。
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