JP2006216099A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 SRAMと仕様互換性を有し、かつ、信頼性を確保しつつ高速なデータ転送動作が可能な半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移により、メモリコア6へのアクセスが開始される。同時に外部ライトイネーブル信号XWEと外部アドレス信号ADDとが取り込まれ、取り込まれた外部アドレス信号に対応したメモリコア6内のメモリセル1が選択される。メモリセル1からの読み出し、あるいは、メモリセル1への書き込みが終了すると、外部チップイネーブル信号XCEの立ち上がり遷移、あるいは、外部ライトイネーブル信号XWEの立ち上がり遷移に同期して、再書き込みタイマー7が起動し、メモリセル1への再書き込みが行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、より特定的には、SRAMとの仕様互換性を有し、メモリコアに強誘電体メモリやDRAMを使用した半導体記憶装置に関する。
近年、携帯電話の普及に伴い、携帯電話用に構成された擬似SRAMの需要が高まっている。擬似SRAMには、外部からの入力信号に対して非同期で動作する非同期型擬似SRAMや、外部チップイネーブル信号などの外部からの入力信号に同期して、内部で時系列的にクロック信号を生成し、このクロック信号によって内部動作を制御する同期型擬似SRAMなどがある。これら擬似SRAMには、集積度を上げるために、メモリコアにDRAMや強誘電体メモリ(FeRAM:ferroelectric RAM)が使用されたものが製品化されている。
従来から用いられている擬似SRAMの例としては、図21のような構成を有する擬似SRAMがある。図21に示す擬似SRAMは、図22のタイミングチャートが示すように、外部ライトイネーブル信号XWEの立ち上がりで書き込みデータを取り込むことを特徴とする。
また、その他の例としては、図23および図24に示すように、外部ライトイネーブル信号の立ち下がり遷移で書き込みデータを取り込む仕様の擬似SRAM(非特許文献1参照)や、レイトライト方式の仕様の擬似SRAM(特許文献1参照)や、また、図25および図26に示すように、外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移でアドレスを取り込み、外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移から一定時間(ホールド)後に、アドレスが異なる値となっても良い仕様の擬似SRAM(特許文献2参照)などがある。
特開2003−308692号公報 特開平10−106275号公報 トランジスタ技術 SPECIAL No.25、CQ出版株式会社、1991年1月1日、p.23
しかしながら、従来の擬似SRAMには以下のような問題がある。すなわち、従来の擬似SRAMでは、外部チップイネーブル信号XCEに同期してアドレスが取り込まれ、また、外部ライトイネーブル信号XWEの遷移によって随時書き込みデータがチップ内部に取り込まれ、1サイクルが完了する。このような仕様では、読み出し時にデータの破壊が伴う強誘電体メモリやDRAMをメモリコアに使用した場合に必要な再書き込み動作を考慮すると、サイクルタイムが長くなり、高速なデータの入出力には適さない。
また、高速で連続したデータ転送が可能なシンクロナス仕様の擬似SRAMがあるが、これには、外部基本クロック信号のためのピンを別途設ける必要があり、SRAMとの互換性に問題がある。
また、再書き込み動作のタイミングとしては、外部チップイネーブル信号XCEのプリチャージ時間などで確保することが可能である。しかしながら、プリチャージ時間中に外部チップイネーブル信号XCEにノイズが発生した場合などでは、再書き込みに必要なプリチャージ時間が十分確保できない。また、1サイクルを完了する前に電源遮断などによる電圧降下が起きた場合にも、プリチャージ時間が十分確保できず、再書き込み動作を完了できない場合がある。
このように、外部チップイネーブル信号XCEのプリチャージ時間において再書き込み動作を行う場合には、外的要因により、再書き込みに十分な時間が確保できない問題がある。特に強誘電体メモリを使用する場合には、データの保持は必須であり、再書き込み動作に十分な時間を確保することは重要である。
以上のように、従来の擬似SRAMには、データの信頼性や高速な処理を行ううえで問題がある。また、強誘電体メモリを使用した擬似SRAMでは、以上の問題に加えて、ノイズに対する耐性や電源遮断時におけるデータ保持に問題がある。
それ故に、本発明は、メモリコアに強誘電体メモリやDRAMを使用し、SRAMと仕様互換性を有し、かつ、信頼性を確保しつつ高速なデータ転送動作が可能な半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の半導体記憶装置は、読み出し時に記憶内容が破壊される記憶素子を含むメモリ部と、第1の信号および第2の信号のいずれか早い方が非活性状態に遷移したときに、起動信号を出力するタイマー制御回路と、起動信号が出力された後、一定時間に亘ってタイマー信号を出力するタイマー回路と、第1の信号が活性状態に遷移したときからタイマー信号が出力されなくなるまでの間、メモリ部を活性化させるとともに、タイマー信号が出力されている間にメモリ部に対する再書き込みを行うメモリ部制御回路とを備える。
あるいは、本発明の半導体記憶装置は、読み出し時に記憶内容が破壊される記憶素子を含むメモリ部と、データの読み出し時には、第1の信号が活性状態に遷移したときに、データの書き込み時には、第1の信号および第2の信号のいずれか早い方が非活性状態に遷移したときに、起動信号を出力するタイマー制御回路と、起動信号が出力された後、一定時間に亘ってタイマー信号を出力するタイマー回路と、第1の信号が活性状態に遷移したときからタイマー信号が出力されなくなるまでの間、メモリ部を活性化させるとともに、タイマー信号が出力されている間にメモリ部に対する再書き込みを行うメモリ部制御回路とを備える。
この場合、タイマー制御回路は、供給された電源電圧検知信号が電源電圧の低下を示すときにも、起動信号を出力することが好ましい。
さらに、第1の信号が外部チップイネーブル信号であり、第2の信号が外部ライトイネーブル信号であることが好ましい。
また、タイマー制御回路は、タイマー信号が出力されている間、外部からの信号の入力を禁止することが好ましい。
また、本発明の半導体記憶装置は、第1の信号が活性状態に遷移したときに第2の信号を取り込み、取り込んだ第2の信号に応じて、データの読み出しを行うか書き込みを行うかを決定する動作制御回路と、動作制御回路により決定された動作に応じてメモリ部にアクセスするアクセス回路とをさらに備えることが好ましい。
この場合、アクセス回路は、第1の信号の遷移から所定の時間後に、第2の信号の非活性状態から活性状態への遷移、あるいは、活性状態から非活性状態への遷移のうち、いずれか一方の遷移に応じてメモリ部へアクセスすることが好ましい。
また、第1の信号が外部チップイネーブル信号であり、第2の信号が外部出力イネーブル信号であってもよい。
また、本発明の半導体記憶装置では、第1の信号が活性状態に遷移してから所定の時間内に第2の信号が遷移すると、メモリ部に対するアクセスが、内部回路によって発生される信号により制御されてもよい。
あるいは、本発明の半導体記憶装置では、第1の信号が活性状態に遷移してから所定の時間以降に第2の信号が遷移すると、メモリ部に対するアクセスが、外部から入力される信号によって制御されてもよい。
また、メモリ部は、記憶素子から読み出されたデータを取り込むセンスアンプと、センスアンプと記憶素子とを分離するスイッチとを含み、スイッチは、記憶素子から読み出されたデータがセンスアンプに取り込まれた後に閉じることが好ましい。
この場合、タイマー回路は、スイッチが閉じられた後にタイマー信号を出力することが好ましい。
また、記憶素子は、強誘電体セルを含むことが好ましい。
あるいは、記憶素子は、ダイナミック型セルを含んでいてもよい。
本発明の半導体記憶装置によれば、タイマー回路がタイマー信号を出力している間にメモリ部に対する再書き込みを行うことから、再書き込みのための時間が十分確保され、データ保持の信頼性を向上することができる。
また、電源電圧検知信号が電源電圧の低下を示すときに、タイマー制御回路から起動信号が出力され、再書き込みが行われることから、電源電圧が一定値以下に低下する前にデータの再書き込みを行うことができ、電源電圧が低下した場合においてデータを保護することができる。
また、メモリ部に対する再書き込み中は、外部からの信号の入力が禁止されることから、外部からの信号に含まれるノイズによって再書き込みが中断されることがないため、データ保持の信頼性を向上することができる。
また、本発明の半導体記憶装置によれば、外部からの信号に同期してデータの読み出しあるいは書き込みが可能であるため、データの入出力の高速化が図れる。
また、SRAMの入力信号に同期して、データの読み出しあるいは書き込みが可能であるため、SRAMと仕様互換性のある高速な半導体記憶装置を提供することができる。
また、本発明の半導体記憶装置は、内部回路により制御される動作と、外部からの信号により制御される動作とを切り替えることが可能であることから、用途に応じて動作を切り替えることができ、利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の半導体記憶装置は、読み出したデータをセンスアンプに取り込むことができることから、負荷容量の大きいビット線や記憶素子とセンスアンプとを分離することができ、データの入出力の高速化を図ることができる。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。
図1に示す半導体記憶装置は、メモリコア6、再書き込みタイマー7、メモリコア制御回路8、入力バッファ回路9および13、遷移エッジ検出回路10、11および15、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12、内部ライトイネーブル信号発生回路14、読み出し/書き込み制御回路16、データアクセス回路17、並びに、再書き込みタイマー制御回路18を備える。
メモリコア6は、メモリセル1、セルプレート2、ワード線3、ビット線4およびセンスアンプ5を備えた強誘電体メモリである。メモリセル1は、キャパシタ絶縁膜に強誘電体が用いられたメモリセルである。セルプレート2は、メモリセル1にデータを書き込むために設けられている。ワード線3およびビット線4は、複数のメモリセル1から1つのメモリセル1を選択し、データの読み出しおよび書き込みを行うために設けられている。センスアンプ5は、ビット線4を介して読み出されたデータを増幅する増幅回路である。
入力バッファ回路9および13は、それぞれ、図1に示す半導体記憶装置の外部から入力される外部チップイネーブル信号XCE、および、外部ライトイネーブル信号XWEのバッファ回路である。遷移エッジ検出回路10および11は、それぞれ、外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移および立ち上がり遷移を検出する。また、遷移エッジ検出回路15は、外部ライトイネーブル信号XWEの立ち上がり遷移を検出する。
内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12は、遷移エッジ検出回路10において、外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移が検出された場合に、内部チップイネーブル信号INTCEを発生させ、発生させた内部チップイネーブル信号INTCEをメモリコア制御回路8および内部ライトイネーブル信号発生回路14に出力する。
内部ライトイネーブル信号発生回路14には、内部チップイネーブル信号INTCEのほか、入力バッファ回路13から出力される外部ライトイネーブル信号XWEが入力される。内部ライトイネーブル信号発生回路14は、入力された外部ライトイネーブル信号XWEに応じて、内部ライトイネーブル信号INTWEを発生させ、発生させた内部ライトイネーブル信号INTWEを読み出し/書き込み制御回路16および再書き込みタイマー制御回路18に出力する。
再書き込みタイマー制御回路18は、遷移エッジ検出回路11において外部チップイネーブル信号XCEの立ち上がり遷移が検出された場合、あるいは、遷移エッジ検出回路15において外部ライトイネーブル信号XWEの立ち上がり遷移が検出された場合に、再書き込みタイマー7を起動する。起動された再書き込みタイマー7は、タイマー信号をメモリコア制御回路8に出力する。メモリコア制御回路8は、タイマー信号が入力されている時間の間、メモリコア6に対してデータの再書き込みを行う。
読み出し/書き込み制御回路16には、内部ライトイネーブル信号発生回路14から出力された内部ライトイネーブル信号INTWEが入力される。読み出し/書き込み制御回路16は、入力された内部ライトイネーブル信号INTWEに応じて、メモリコア6に対する読み出し動作あるいは書き込みの動作を制御する。メモリコア6に対する読み出しあるいは書き込みは、データアクセス回路17を介して行われる。
以下、本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を、図面を参照しながら説明する。図2および図3は、それぞれ、本実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャートである。
本実施形態に係る半導体記憶装置におけるデータの読み出しおよび書き込みは、次のように行われる。すなわち、外部チップイネーブル信号XCEの立ち下がり遷移(以下“L”遷移とする)が遷移エッジ検出回路10により検出されると、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12は、内部チップイネーブル信号INTCEを発生させ、メモリコア制御回路8に出力する。メモリコア制御回路8は、内部チップイネーブル信号INTCEが入力されると起動し、メモリコア6へアクセスするための準備を行う。
また、本実施形態に係る半導体記憶装置は、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移に同期して、外部ライトイネーブル信号XWEと外部アドレス信号ADDとを取り込み、内部ライトイネーブル信号発生回路14から、読み出しあるいは書き込みに応じた内部ライトイネーブル信号INTWEを出力し、読み出し動作あるいは書き込み動作を決定する。さらに、本実施形態に係る半導体記憶装置は、取り込まれた外部アドレス信号ADDに応じて、メモリコア6内の所望のメモリセル1を選択し、読み出し/書き込み制御回路16およびデータアクセス回路17を介して、メモリコア6へアクセスする。
読み出しおよび書き込み動作については、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移時に、外部ライトイネーブル信号XWEの論理が“H”の場合には読み出し動作となり、外部ライトイネーブル信号XWEの論理が“L”の場合には書き込み動作となる。
読み出し動作では、図2に示すように、外部出力イネーブル信号XOEの“L”遷移に同期して、メモリセル1からデータDOUTが出力される。
強誘電体メモリであるメモリコア6からのデータの読み出しは、破壊読み出しであるため、読み出したデータの再書き込みが必要となる。そこで、本実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセル1からデータを読み出した後、外部チップイネーブル信号XCEの立ち上がり遷移(以下、“H”遷移という)に同期して、再書き込みタイマー7を起動し、データDOUTの出力と並行して、あるいは、データDOUTの出力後に、メモリセル1へのデータの再書き込みを行う。
その後、再書き込みタイマー7の動作の完了によって、メモリセル1への再書き込みが終了する。この時、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12は、内部チップイネーブル信号INTCEを非活性化(“L”遷移)させてチップ動作を完了する。
また、書き込み動作では、図3に示すように、外部ライトイネーブル信号XWEの“L”遷移に同期して、外部入力データ信号DINが取り込まれ、外部アドレス信号ADDにより規定されるメモリセル1に書き込まれる。
強誘電体メモリへのデータの書き込みも、データを確実に書き込むため、メモリセル1へのデータの再書き込みが必要となる。書き込み動作後における再書き込み動作は、外部チップイネーブル信号XCEの“H”遷移(図3(a))、あるいは、外部ライトイネーブル信号XWEの“H”遷移(図3(b))のいずれか早い方に同期して再書き込みタイマー7が起動することにより行われる。これは、外部入力データ信号DINが、外部チップイネーブル信号XCEの“H”遷移、あるいは、外部ライトイネーブル信号XWEの“H”遷移のいずれか早い方に同期して取り込まれるように、本実施形態に係る半導体記憶装置が構成されているからである。
その後、読み出し動作と同様に、再書き込みタイマー7の動作の完了によって、メモリセル1への再書き込みが終了する。最後に内部チップイネーブル信号INTCEの非活性化によりチップ動作が完了する。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置は、データの読み出し中、読み出し後、あるいは、書き込み後に、再書き込みタイマー7を起動して、メモリセル1へのデータの再書き込みを行うことを特徴とする。これにより、再書き込み動作のための時間が十分確保され、データ保持の信頼性を向上することができる。
次に、本実施形態に係る半導体記憶装置の他の例について説明する。図4は、本実施形態に係る半導体記憶装置の他の例を示す図である。図1に示す半導体記憶装置との違いは、図4に示す半導体記憶装置では、内部チップイネーブル信号INTCEが再書き込みタイマー制御回路18に入力されることである。
図5は、図4に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャートである。図4に示す半導体記憶装置では、読み出し動作時には、内部チップイネーブル信号INTCEに同期して、再書き込みタイマー7が起動し、データDOUTの出力と並行して再書き込みが行われる。このように、本実施形態の半導体記憶装置では、外部チップイネーブル信号XCEの他に、内部チップイネーブル信号INTCEに同期して、すなわち、内部タイミングによって再書き込み動作が開始されてもよい。なお、書き込み動作後のメモリセル1への再書き込み動作は、図3に示したものと同様であるで、ここでは説明を省略する。
また、本実施形態の半導体記憶装置は、図6に示すような構成であってもよい。図1に示す半導体記憶装置との違いは、図6に示す半導体記憶装置では、読み出し/書き込み制御回路16、および、再書き込みタイマー制御回路18に電源電圧検知信号が入力されることである。
図6に示す半導体記憶装置は、外部から入力される各信号による動作の完了が行われる前に、電源電圧が低下した場合を考慮した構成となっている。より詳細には、図6に示す半導体記憶装置は、電源電圧が一定値以下に低下する前に再書き込み動作を行い、メモリセル1に記憶されたデータの保護を行う。
図7は、図6に示す半導体記憶装置のタイミングチャートである。図7に示すように、図6に示す半導体記憶装置では、読み出し動作時(図7(a))、および、書き込み動作時(図7(b))において、電源電圧が所定値以下になった場合には、電源電圧検知信号が“L”遷移し、この電源電圧検知信号の“L”遷移に同期して再書き込みタイマー7が起動する。このようなタイミングで再書き込みタイマー7が起動し、データの再書き込みが行われることにより、電源電圧が低下した場合におけるデータの保護が行われる。
また、図4に示す半導体記憶装置について、電源電圧が低下した場合を考慮した半導体記憶装置の構成を図8に示す。図4に示す半導体記憶装置との違いは、電源電圧検知信号が再書き込みタイマー制御回路18に入力されることである。
図9は、図8に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャートである。読み出し動作時において、電源電圧が所定値以下になった場合には、図9に示すように、図8に示す半導体記憶装置では、内部チップイネーブル信号INTCEに同期して再書き込みが行われるため、電源電圧検知信号の遷移に同期した再書き込みは行われない。一方、書き込み動作時においては、図6に示す半導体記憶装置と同様に、電源電圧検知信号の“L”遷移に同期して再書き込みが行われる。図8に示す半導体記憶装置の書き込み動作時のタイミングチャートは、図7(b)に示すものと同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。
さらに、本実施形態に係る半導体記憶装置は、図10に示すような構成であってもよい。図6に示す半導体記憶装置との違いは、読み出し/書き込み制御回路16から取り込み完了信号が再書き込みタイマー制御回路18に出力されることである。この取り込み完了信号は、書き込み動作時に、外部入力データ信号DINがセンスアンプ5を介してビット線4に転送された後に出力される。
図11は、図10に示す半導体記憶装置の書き込み動作時を示すタイミングチャートである。外部からデータを取り込み中に電源電圧が所定値以下になり、電源電圧検知信号が“L”遷移した場合には、図10に示す半導体記憶装置は、このデータをセンスアンプ5に取り込み、ビット線4に転送した後、取り込み完了信号を再書き込みタイマー制御回路18に出力し、再書き込みタイマー7を起動する。このように、データがビット線4に転送された後、再書き込みを行うことにより、データ保持の信頼性を向上することができる。
本実施形態に係る半導体記憶装置の全ての例において、再書き込み動作は内部完結動作であり、再書き込み中は外部からの信号は入力されない。これは、再書き込み動作が開始されると、再書き込みタイマー制御回路18から内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12に再書き込み動作信号が出力され、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12が外部からの信号を取り込まなくなるからである。これにより、外部からの入力信号のノイズにより再書き込み動作が途中で停止することを防ぐことができ、書き込み時間が十分に確保できることから、半導体記憶装置のデータ保持の信頼性を向上することができる。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置は、非同期型SRAMの入出力仕様に対応した半導体記憶装置であり、データの読み出し動作中、読み出し動作の終了後、および、書き込み動作の終了後に、再書き込みタイマー7を起動して、メモリセル1へのデータの再書き込みを行う。本実施形態に係る半導体記憶装置では、上記の再書き込み方法により再書き込み動作のための時間が十分確保されることから、データ保持の信頼性を向上することができる。また、本実施形態に係る半導体記憶装置は、電源電圧検知信号により、再書き込みタイマー7を起動し、データの再書き込みを行う。これにより、電源電圧が一定値以下に低下する前にデータの再書き込みを行うことから、電源電圧が低下した場合においてデータを保護することができる。
また、本実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリコアに強誘電体メモリを使用することにより、SRAMと仕様互換性を有し、しかもSRAMよりも集積度が高い半導体記憶装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置について図を参照しながら説明する。図12は、本実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。
本実施形態に係る半導体記憶装置は、図10に示す第1の実施形態に係る半導体記憶装置に、遷移エッジ検出回路19およびラッチ回路20を加えたものである。遷移エッジ検出回路19は、外部ライトイネーブル信号XWEの立ち下がり遷移を検出する。また、ラッチ回路20は、外部ライトイネーブル信号XWEを取り込み、保持する。
以下、本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を、図面を参照しながら説明する。図13および図14は、それぞれ、本実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャートである。
本実施形態に係る半導体記憶装置におけるデータの読み出しおよび書き込みは、次のように行われる。すなわち、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移が遷移エッジ検出回路10により検出されると、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12は、内部チップイネーブル信号INTCEを発生させ、メモリコア制御回路8に出力する。メモリコア制御回路8は、内部チップイネーブル信号INTCEが入力されると起動し、メモリコア6へアクセスするための準備を行う。
また、本実施形態に係る半導体記憶装置は、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移に同期して外部ライトイネーブル信号XWEを取り込み、取り込んだ外部ライトイネーブル信号XWEをラッチ回路20に保持する。
本実施形態に係る半導体記憶装置では、読み出し動作あるいは書き込み動作は、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移に同期してラッチ回路20に保持された外部ライトイネーブル信号XWEの論理によって固定される。したがって、読み出し動作および書き込み動作は、これ以降の外部ライトイネーブル信号XWEの遷移によって変化しない。
また、本実施形態に係る半導体記憶装置は、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移に同期して外部アドレス信号(外部ADD)のうちロウアドレスを取り込み、読み出し/書き込み制御回路16およびデータアクセス回路17を介して、メモリコア6へアクセスする。
以降、本実施形態に係る半導体記憶装置は、外部ライトイネーブル信号XWEの遷移に同期して、データの読み出しあるいは書き込みを行う。以下、これらの動作について説明する。
読み出し動作では、外部ライトイネーブル信号XWEの“L”遷移に同期して、外部アドレス信号のうちコラムアドレスが取り込まれる(図13参照)。また、書き込み動作では、外部ライトイネーブル信号XWEの“H”遷移に同期して、コラムアドレスと外部入力データ信号DINとが取り込まれる(図14参照)。
さらに、読み出し動作では、取り込まれたロウアドレスに基づいて、ワード線3が指定され、指定されたワード線3に接続されたメモリセル1から、あらかじめデータがセンスアンプ5に読み出される。その後、外部ライトイネーブル信号XWEの“L”遷移に同期して、コラムアドレスに対応したメモリセル1のデータが、センスアンプ5から読み出される(図中のDOUT)。
また、書き込み動作では、取り込まれたロウアドレスに基づいて、ワード線3が指定され、その後、外部ライトイネーブル信号XWEの“H”遷移に同期して、コラムアドレスに対応したメモリセル1に外部入力データDINが書き込まれる。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置は、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移に同期して、ラッチ回路20に外部ライトイネーブル信号XWEを取り込み、取り込んだ外部ライトイネーブル信号XWEを保持し、これ以降の読み出し動作あるいは書き込み動作を固定する。さらに、本実施形態に係る半導体記憶装置は、読み出し動作時においては、外部ライトイネーブル信号XWEの“L”遷移に同期して読み出しを行い、また、書き込み動作時においては、外部ライトイネーブル信号XWEの“H”遷移に同期して書き込みを行う。これにより、高速なデータの入出力を行うことができる。
また、メモリセル1への再書き込み動作は、読み出し動作および書き込み動作いずれも、外部チップイネーブル信号XCEの“H”遷移に同期した再書き込みタイマー7を起動により行われる。その後、再書き込みタイマー7の動作の完了によって、メモリセル1への再書き込みが終了すると、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12は、内部チップイネーブル信号INTCEを非活性化させてチップ動作を完了する。
次に、本実施形態に係る半導体記憶装置の他の例について説明する。図15は、本実施形態に係る半導体記憶装置の他の例を示す図である。図15に示す半導体記憶装置は、図12に示す半導体記憶装置にタイミング検知回路21を加えたものである。
図15に示す半導体記憶装置の特徴は、外部ライトイネーブル信号XWEに同期した高速なデータの入出力動作と、外部チップイネーブル信号XCEに同期した内部完結動作とを切り替えて使用できることである。より詳細には、外部チップイネーブル信号XCEが“L”遷移してから一定時間後に、タイミング検知回路21からINTCED信号が読み出し/書き込み制御回路16に出力され、図15に示す半導体記憶装置の動作が決定される。
ここで内部完結動作とは、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移による動作の開始後に、外部からの入力信号に関係なく、一定時間後に再書き込み動作を行い、チップ動作を完了させることをいう。
図16は、図15に示す半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャートである。図16には、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移からT1後にタイミング検知回路21からINTCED信号が出力されることが示されている。ここでT1は、例えば、センスアンプ5の起動タイミングなどの内部タイミングにより設定される。
図15に示す半導体記憶装置は、読み出し動作時においては、図16(a)に示すように、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移からT1内に、外部ライトイネーブル信号XWEを“L”遷移させることにより内部完結動作させることができる。
また、図15に示す半導体記憶装置は、書き込み動作時においては、図16(b)に示すように、外部チップイネーブル信号XCEの“L”遷移からT1内に、外部ライトイネーブル信号XWEを“H”遷移させることにより、内部完結動作させることができる。
また、再書き込み動作は、読み出し動作時および書き込み動作時ともに、内部チップイネーブル信号INTCEに同期して、再書き込みタイマー7を起動することにより行われる。再書き込みタイマー7は、再書き込み専用にタイマー回路を設置してもよく、あるいは、内部完結動作で使用するタイマー回路を再書き込みタイマー7として使用してもよい。
また、図15に示す半導体記憶装置は、図17に示すように、T1以降に外部ライトイネーブル信号XWEを遷移させることにより、高速なデータの入出力動作をさせることができる。この動作は、図12に示す半導体記憶装置の動作と同じであるので、ここでは説明を省略する。
また、本実施形態の半導体記憶装置は、図18に示すような構成であってもよい。図15に示す半導体記憶装置との違いは、ビット線4とセンスアンプ5との間にスイッチ22が設けられることである。スイッチ22は、メモリコア制御回路8から出力される制御信号23により開閉される。
図18に示す半導体記憶装置の特徴は、スイッチ22の開放によりメモリセル1からセンスアンプ5にデータを取り込んだ後、スイッチ22を閉じることによってメモリセル1とセンスアンプ5とを切り離すことにある。
図18に示す半導体記憶装置では、スイッチ22の開閉により、読み出し動作時において、センスアンプ5から見えるビット線4の負荷を低減することができ、ビット線4の振幅の高速化を図ることができる。これにより、読み出し動作の高速化を図ることができる。また、書き込み動作時においても、センスアンプ5から見えるビット線4の負荷が低減されることにより、データ書き換え時の充放電のための負荷容量が少なくなり、充放電電流の低減および書き換えの高速化を図ることができる。
さらに、スイッチ22によりメモリセル1とセンスアンプ5とを切り離すことによって、メモリセル1へは最終の再書き込みデータのみが書き込まれるため、メモリセルへのデータ書き換え回数を低減することができ、メモリセルの劣化を抑えることができる。
メモリセル1への再書き込みは、読み出し動作時および書き込み動作時ともに、制御信号23によってスイッチ22を開放し、さらに再書き込みタイマー7を起動することにより行われる。
図19は、図18に示す半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートである。図19には、図18に示す半導体記憶装置の読み出し動作(図19(a))、および、書き込み動作(図19(b))が示されている。また、図20は、図18に示す半導体記憶装置の読み出し動作の別の例を示すタイミングチャートである。
メモリセル1への再書き込み動作は、図19に示されるように、外部チップイネーブル信号XCEの“H”遷移に同期して、スイッチ22が開放(SSWの“H”遷移)され、さらに再書き込みタイマー7が起動されることにより行われる。
あるいは、読み出し動作の場合には、メモリセル1への再書き込み動作は、図20に示されるように、スイッチ22が開放され(SSWの“H”遷移)、メモリセル1からデータがセンスアンプ5に読み出された後(SSWの“L”遷移)、再書き込みタイマー7が起動され、再書き込みが行われてもよい。この場合、図19に示される動作に比べサイクルタイムを短くすることができる。
以上のように、本実施形態に係る半導体記憶装置は、SRAMにおいて使用される外部ライトイネーブル信号XWEの遷移に同期して、データの読み出しおよび書き込みを行うことを特徴とする。これにより、データの入出力の高速化を図ることができる。
なお、データの読み出しおよび書き込みにおいて同期させる信号は、外部ライトイネーブル信号XWEに限らない。その他の入力信号、例えば、外部出力イネーブル信号XOE信号を外部ライトイネーブル信号XWEの代わりに使用してもかまわない。
また、第1および第2の実施形態に係る半導体記憶装置では、いずれもメモリコアに強誘電体メモリを使用するとしたが、メモリコアにはDRAMを使用しても良い。
また、全ての信号について論理を反転させてもかまわない。すなわち、以上の説明や図面において、“H”を“L”に、“L”を“H”に置き換えても同様の動作および効果を得ることができる。
また、内部チップイネーブル信号INTCEは、内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路12によって遅延されてもよい。
以上に述べたように、本発明の半導体記憶装置は、SRAMと仕様互換性を有し、かつ、信頼性を確保しつつ高速なデータ転送動作が可能な半導体記憶装置であることから、小型で大容量のメモリを必要とする機器などに利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成図 図1に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャート 図1に示す半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図4に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図6に示す半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図8に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャート 本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図10に示す半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミングチャート 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成図 図12に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャート 図12に示す半導体記憶装置の書き込み動作を示すタイミングチャート 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図15に示す半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャート 図15に示す半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャート 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の他の例の構成図 図18に示す半導体記憶装置の読み出し動作および書き込み動作を示すタイミングチャート 図18に示す半導体記憶装置の読み出し動作を示すタイミングチャート 従来の擬似SRAMの構成図 図21に示す擬似SRAMの動作を示すタイミングチャート 従来の擬似SRAMの構成図 図23に示す擬似SRAMの動作を示すタイミングチャート 従来の擬似SRAMの構成図 図25に示す擬似SRAMの動作を示すタイミングチャート
符号の説明
1 メモリセル
2 セルプレート
3 ワード線
4 ビット線
5 センスアンプ
6 メモリコア
7 再書き込みタイマー
8 メモリコア制御回路
9、13、 入力バッファ回路
10、11、15、19 遷移エッジ検出回路
12 内部チップイネーブル信号発生/ラッチ回路
14 内部ライトイネーブル信号発生回路
16 読み出し/書き込み制御回路
17 データアクセス回路
18 再書き込みタイマー制御回路
20 ラッチ回路
21 タイミング検知回路
22 スイッチ
23 制御信号

Claims (15)

  1. データの再書き込みを行う半導体記憶装置であって、
    読み出し時に記憶内容が破壊される記憶素子を含むメモリ部と、
    第1の信号および第2の信号のいずれか早い方が非活性状態に遷移したときに、起動信号を出力するタイマー制御回路と、
    前記起動信号が出力された後、一定時間に亘ってタイマー信号を出力するタイマー回路と、
    前記第1の信号が活性状態に遷移したときから前記タイマー信号が出力されなくなるまでの間、前記メモリ部を活性化させるとともに、前記タイマー信号が出力されている間に前記メモリ部に対する再書き込みを行うメモリ部制御回路とを備えた、半導体記憶装置。
  2. データの再書き込みを行う半導体記憶装置であって、
    読み出し時に記憶内容が破壊される記憶素子を含むメモリ部と、
    データの読み出し時には、第1の信号が活性状態に遷移したときに、データの書き込み時には、前記第1の信号および第2の信号のいずれか早い方が非活性状態に遷移したときに、起動信号を出力するタイマー制御回路と、
    前記起動信号が出力された後、一定時間に亘ってタイマー信号を出力するタイマー回路と、
    前記第1の信号が活性状態に遷移したときから前記タイマー信号が出力されなくなるまでの間、前記メモリ部を活性化させるとともに、前記タイマー信号が出力されている間に前記メモリ部に対する再書き込みを行うメモリ部制御回路とを備えた、半導体記憶装置。
  3. 前記タイマー制御回路は、供給された電源電圧検知信号が電源電圧の低下を示すときにも、前記起動信号を出力することを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1の信号が外部チップイネーブル信号であり、前記第2の信号が外部ライトイネーブル信号であることを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記タイマー制御回路は、前記タイマー信号が出力されている間、外部からの信号の入力を禁止することを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1の信号が活性状態に遷移したときに前記第2の信号を取り込み、取り込んだ前記第2の信号に応じて、データの読み出しを行うか書き込みを行うかを決定する動作制御回路と、
    前記動作制御回路により決定された動作に応じて前記メモリ部にアクセスするアクセス回路とをさらに備えた、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記アクセス回路は、前記第1の信号の遷移から所定の時間後に、前記第2の信号の非活性状態から活性状態への遷移、あるいは、活性状態から非活性状態への遷移のうち、いずれか一方の遷移に応じて前記メモリ部へアクセスすることを特徴とする、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1の信号が外部チップイネーブル信号であり、前記第2の信号が外部ライトイネーブル信号であることを特徴とする、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1の信号が外部チップイネーブル信号であり、前記第2の信号が外部出力イネーブル信号であることを特徴とする、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第1の信号が活性状態に遷移してから所定の時間内に前記第2の信号が遷移すると、前記メモリ部に対するアクセスが、内部回路によって発生される信号により制御されることを特徴とする、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第1の信号が活性状態に遷移してから所定の時間以降に前記第2の信号が遷移すると、前記メモリ部に対するアクセスが、外部から入力される信号によって制御されることを特徴とする、請求項6に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記メモリ部は、
    前記記憶素子から読み出されたデータを取り込むセンスアンプと、
    前記センスアンプと前記記憶素子とを分離するスイッチとを含み、
    前記スイッチは、前記記憶素子から読み出されたデータが前記センスアンプに取り込まれた後に閉じることを特徴とする、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記タイマー回路は、前記スイッチが閉じられた後に前記タイマー信号を出力することを特徴とする、請求項12に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記記憶素子は、強誘電体セルを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記記憶素子は、ダイナミック型セルを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の半導体記憶装置。

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