JP2006213372A - 包装構造および包装方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 シュリンク包装に関してその開封性を向上させる。
【解決手段】 ボトル10に施されるシュリンク包装の包装構造であって、ボトル10のショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分にはシュリンクフィルム20とボトル10との間に隙間18が形成され、前記フィルム20のうちこの隙間18の分部に一対の開口部21が並べられた状態で設けられることにより、これら開口部21の間のフィル部分によって開封用摘み部22が形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ボトル10に施されるシュリンク包装の包装構造であって、ボトル10のショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分にはシュリンクフィルム20とボトル10との間に隙間18が形成され、前記フィルム20のうちこの隙間18の分部に一対の開口部21が並べられた状態で設けられることにより、これら開口部21の間のフィル部分によって開封用摘み部22が形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、各種物品を例えば熱収縮性フィルムで包み、これを加熱して熱収縮させることにより物品を包装するシュリンク包装の技術に関するものである。
従来から、ポリエチレン等の熱収縮性フィルム(シュリンクフィルム)で物品を包み、このフィルムを熱収縮させて物品を包装するシュリンク包装技術が一般に知られている。
シュリンク包装は被包装物の形態を選ばないため様々な用途に用いられており、例えば栓の封印、つまりバージンシール性を保証する上でも都合がよいため、薬液や化粧品等が収容されるボトル容器の包装形態としても広く利用されている。
しかし、シュリンク包装では、物品の大部分にフィルムが密着した状態となるので開封がやや面倒である。そこで、開封性を高めるため種々の包装構造が提案されており、例えば、特許文献1には、フィルムのうちボトルの側面部分にハット型の切込線を設け、この切込線の部分を指先で引き起こしてその引き起こし部分を摘んで包装フィルムを引き裂くようにした包装構造が開示されている。また、特許文献2には、包装フィルムのうちボトルの栓部よりも下側の部分にボトル全周に亘ってミシン目を設けるとともに、このミシン目の位置を付け根部分として舌片状に大きく突出する摘み部分を設けた包装構造が開示されている。
特許第2951201号公報(特開平7−309365号公報)
特開2003−221061号公報
しかしながら、上記のような従来の包装構造には次のような欠点がある。すなわち、特許文献1の包装構造では、ボトル容器に密着したフィルムの一部分を、僅かな切込線を利用して引き起こさなければならないため切込線を見つけるのが厄介である。しかも、実際には爪先を切込線に差し込んでフィルムを引き起こすこととなるので、爪が短い場合には作業が煩わしいものとなり、また、爪を伸ばした女性の場合には爪を痛めるおそれもある。
これに対して特許文献2の包装構造では、舌片状の摘み部分が予め突出して設けられているために開封部分を見つけ易く、またフィルムも摘み易く、特許文献1の包装構造に比べると開封性が良いと考えられる。しかし、実際には、フィルムの熱収縮により摘み部分がボトル容器に貼り付いた(密着した)状態となっている場合が多く、この場合には特許文献1のものと事情は同じで、摘み部分の引き起こしが面倒となり開封性は必ずしも良いものとは言えない。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、いわゆるシュリンク包装に関してその開封性をより向上させることを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の包装構造は、収縮性を有するフィルムで被包装物を被い、前記フィルムを収縮させることにより被包装物を前記フィルムにより包装してなるシュリンク包装の包装構造において、シュリンク包装により被包装物を包んだフィルムに一対の開口部が並設されることにより、これら開口部の間のフィルム部分からなる開封用摘み部が前記フィルムに設けられ、かつこの開封用摘み部と前記被包装物との間に隙間が設けられているものである(請求項1)。
この包装構造では、フィルムに形成された一対の開口部に指先を挿入し、開封用摘み部を摘んでフィルムを引き破ることにより該フィルムを開封する。この際、摘み部と被包装物との間には隙間(バックスペース)が形成されており、開口部に指先を深く挿入することが可能であるため、摘み部を容易に、しかも確実に摘んだ状態でフィルムの開封作業を行うことが可能となる。
このような包装構造を有したシュリンク包装は、次のような本発明の包装方法に基づくことにより、簡単な作業で行うことが可能となる。すなわち、本発明の包装方法は、収縮性を有するフィルムで被包装物を被い、前記フィルムを収縮させることにより被包装物を前記フィルムにより包装するシュリンク包装の方法において、包装前の前記フィルムに互いに接近して並ぶ一対の切込線を予め形成しておき、これら切込線が被包装物の段差部分又は凹み部分に対応するように前記フィルムにより被包装物を被い、この状態で前記フィルムを収縮させるようにしたものである(請求項6)。
この包装方法によると、フィルムの収縮に伴いフィルム全体に張力が働くと、フィルムが各切込線の部分で開口し、これにより被包装物の段差部分又は凹み部分に一対の開口部が並設され、これら開口部の間のフィルム部分からなる前記開封用摘み部が形成される。さらにフィルムの収縮が進むと、開封用摘み部では、その両側に開口部がある結果、これら開口部の並び方向と直交する方向にフィルムの収縮が進み、被包装物の段差部分又は凹み部分を跨ぐように該開封用摘み部が張設される。その結果、開封用摘み部と被包装物との間に隙間が形成されることとなる。
なお、上記のような包装構造においては、前記摘み部のうち前記開口部の配列方向と直交する方向の一方側の端部に、当該端部をそれ以外のフィルム部分から切り離し可能とする破断線が形成されているのが好ましい(請求項2)。
この包装構造によると、摘み部を引っ張ることによりその一方側の端部を容易に切り離すことが可能となり、よりスムーズに開封作業を行えるようになる。すなわち、この切り離しにより摘み部を舌片状に引き起こすことが可能となり、その結果、当該摘み部を指の腹部分を使ってより確実に摘まんだ状態で開封作業を行えるようになる。
また、上記のような包装構造においては、前記フィルムにおける前記摘み部以外の部分に、当該摘み部を起点として延びる破断線が形成されているのが好ましい(請求項3)。
この包装構造によると、摘み部を引っ張ると破断線に沿って容易にフィルムが開封されることになる。そのため破断線を最適な経路で設けておくことにより、過大な力を要することなく簡単に、かつ確実にフィルムを開封することが可能となる。
なお、具体的な包装構造として、例えば、被包装物が段差部分や凹み部分を有する場合には、当該被包装物を包んだフィルムのうちこの段差部分又は凹み部分に前記摘み部が設けられているのが好適である。すなわち、被包装物の段差部分や凹み部分ではシュリンク包装の過程でフィルムと被包装物との間に隙間が形成され易いため、フィルムのうちこの部分に摘み部を設けることにより、摘み部と被包装物との間に十分な隙間を確保することが可能となる。
例えば被包装物が、ボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルである場合には、前記フィルムのうちこの段差部分に前記摘み部が形成されているものとすることができる(請求項4)。
薬品や化粧品等、ボトルに収容された状態で販売される商品は、バージンシール性を保証するために、ボトル本体部分からボトルキャップ部分までを一体にシュリンク包装し、フィルムのうち商品名等が印刷されるボトル本体のフィルム部分以外、すなわちボトルキャップの部分だけを剥ぎ取って使用するものが多い。そのため、このような商品については、上記のようにボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘る部分に摘み部を設けることによりボトルと摘み部との間に十分な隙間を確保することが可能となり、その結果、容易にボトルキャップのフィルム部分だけを開封することが可能となる。
この場合、例えば前記フィルムのうちボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘る部分に上下方向に延びる細長の前記摘み部が形成され、さらにこのフィルムには前記摘み部の下端部を起点として周方向に延びる前記破断線が設けられるとともに、前記摘み部の上端部を起点としてボトルキャップの頂部に向かって延びる一対の前記破断線が設けられる構造としておけば(請求項5)、過大な力を要することなく簡単に、かつ確実にボトルキャップのフィルム部分だけを開封することが可能となる。
ところで、このように被包装物が、ボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルである場合には、上記の包装方法において、包装用のフィルムとして前記ボトルを挿入可能な筒状フィルムを形成するとともにボトルに対して上下方向に延びる一対の前記切込線を筒状フィルムに形成しておき、前記ボトルの段差部分に前記切込線が対応するように前記ボトルを筒状フィルムに挿入し、この状態で前記フィルムを熱収縮させるようにするのが好適である(請求項7)。
この方法によると、フィルムの熱収縮に伴いボトルの段差部分、すなわちボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘る段差部分に一対の開口部が並設され、これにより該段差部分に開封用摘み部が形成されるとともに、この開封用摘み部が段差部分を跨ぐように張設され、その結果、開封用摘み部と被包装物との間に隙間が形成されることとなる。
この場合、前記一対の切込線として筒状のフィルムの軸線方向に延びる互いに平行な一対の切込線を形成しておくようにしてもよいが、包装過程で開封用摘み部を適切に形成する上では、前記一対の切込線として、ボトル本体側からボトルキャップ側に向かって先広がりに延びる切込線を前記筒状フィルムに形成しておくのが好ましい(請求項8)。
すなわち、ボトル本体に比べてボトルキャップの部分が十分に小さいボトルでは、ボトル本体側に比べてボトルキャップ側のフィルムの収縮率が大きいため、上記のような先広がりの一対の切込線を設けておくことにより、開封操作の良好な摘み部を形成する一方で、収縮しわや弛みの発生を有効に防止することが可能となる。
なお、本発明に係る包装用フィルムは、収縮性を有し、かつ互いに接近して並ぶ一対の切込線を備え、これら切込線が、被包装物を被った際に当該被包装物の段差部分又は凹み部分に配置し得るように設けられているものである(請求項9)。
このような包装用フィルムによると、請求項6乃至8の何れかに記載の包装方法に有用なものとなる。特に、ボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルを被包装物として包装する場合には、前記ボトルを挿入可能な円筒状に形成され、かつ前記ボトルを挿入した状態で当該ボトルの前記段差部分に配置し得るように前記一対の切込線が設けられているものであるのが好適である(請求項10)。
また、本発明に係る包装体は、被包装物に対して請求項1乃至5の何れかに記載の包装構造を有するシュリンク包装が施されてなるものであって、前記被包装物に帯電防止加工が施されているものである(請求項11)。
この包装体によると、フィルムに上記のような開封用摘み部を設けながらも、被包装物が静電気を帯びにくいため、被包装物のうちフィルムの上記開口部(開封用摘み部両側の開口部)の箇所にホコリが付着するのを有効に防止することが可能となる。なお、「帯電防止加工」とは、被包装物自体が帯電防止材料から構成されている場合(例えば帯電防止剤を練り込んだ樹脂材料等から構成されているような場合)の他、被包装物の表面に帯電防止剤がコーティングされているような場合も含む趣旨である。
請求項1〜5に係る包装構造によると、シュリンク包装により被包装物を包んだフィルムに、指先を深く挿入した状態で容易に、かつ確実に摘むことが可能な開封用摘み部が設けられているので、被包装物に密着したフィルムの一部を指先で引き起こす必要がある従来の包装構造に比べると開封操作をより速やかに、かつスムーズに行うことができる。従って、シュリンク包装された被包装物の開封性を著しく向上させることができる。
また、請求項6〜8に係る包装方法によると、上記のような包装構造を有するシュリンク包装を簡単な手法で適切に行うことができ、この場合、請求項9,10に係る包装用フィルムを用いるとスムーズに作業を進めることができる。
また、請求項11に係る包装体によると、開封用摘み部両側の開口部分においてホコリ等が静電気付着するのを防止することができ、その結果、被包装物の外観を衛生的に保つことが可能となる。
本発明の好ましい実施の形態について図面を用いて説明する。
図1および図2はシュリンク包装が施されたボトル10を概略的に示しており、当実施形態では、このシュリンク包装の包装構造として本発明が適用されている。
同図に示すボトル10は、例えば薬液や化粧液を収納したもので、略楕円形断面のボトル本体11の上端部にボトルキャップ12を備えた構成となっている。
ボトルキャップ12は、ボトル本体11に比べて十分に小さい略円形断面のヒンジキャップであって、キャップベース12aと、このベース12aにヒンジ13を介して開閉可能に連結されるキャップ本体12bとから構成されており、前記キャップベース12aがボトル本体11のボトル口部分に螺合装着されることによりボトル本体11の上端部に固定されている。キャップベース12aには薬液等の注ぎ口となるノズル14(図3(d)参照)が設けられており、前記キャップ本体12bを開くことにより前記ノズル14が開放され薬液等を注ぐことができるようになっている。
ボトル10は、シュリンク包装によってその全体、正確にはボトルキャップ12(キャップ本体12b)の頂上部分、ボトル本体11の底面部分および後記開口部21の部分を除いてボトル10のほぼ全体に熱収縮フィルムからなるシュリンクフィルム20(以下、フィルム20と略す)が密着した状態で当該フィルム20により一体に被われている。そして、このフィルム20によりボトル本体11の部分に製品名称等の表示が設けられるとともに、キャップ本体12bの開放が阻止されることによりボトル10のバージンシール性が確保されている。なお、図面中では、フィルム20を明確に示すために太線でフィルム20の輪郭を示している。フィルム20の材質は、特に本発明において限定されるものではないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル等の熱可塑性樹脂が適用される。
フィルム20のうちボトル本体11のショルダー部分11aからボトルキャップ12(キャップベース12a)に亘る段差部分の一部には、フィルム20に一対の開口部21が横並びに設けられ、これら開口部21の間のフィルム部分が張設されて該フィルム部分とボトル10との間に隙間18が形成されることにより、前記両開口部21の間にショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘ってブリッジ状に延びる帯状の開封用摘み部22(以下、摘み部22と略す)が形成されている。
フィルム20には、さらに開封用のミシン目が適所に設けられている。具体的には、前記摘み部22のうちその一方側の端部(下端部)に、その幅方向(図2では紙面に直交する方向)に亘ってミシン目24(破断線)が形成されており、また、フィルム20のうち前記ショルダー部分11aに対応する部分には、上記破断線24に連続し、かつボトルキャップ12を囲むようにその全周(周方向)に亘って延びるミシン目25が形成されている。さらに、前記摘み部22のうちミシン目24側とは反対側の端部(上端部)を起点として、当該端部からフィルム20の上端縁まで前記摘み部22と略同じ幅で上下方向に延びる一対のミシン目26が形成されている。
なお、フィルム20のうち上記ミシン目25より下側の部分は製品表示部となっており、製品名、使用説明、製造元等の各種表示が施されている。これに対してミシン目25よりも上側の部分は、バージンシール性を保証すべくキャップ本体12bの開放を阻止するための部分となっており、当該部分は例えば無色透明となっている。
上記のようなシュリンク包装が施されたボトル10を開封するには、まず、図3(a)に示すように、一対の前記開口部21に親指と人差し指の指先をそれぞれ挿入して摘み部22を摘む。この際、摘み部22とボトル10との間には上記の通り隙間18が形成され、開口部21に深く指先を挿入できるだけのバックスペースが確保されている。そのため、摘み部22を容易に、かつ確実に指先で摘むことができる。
次いで、この摘み部22を引っ張ることによりその下端部をミシン目24に沿って他のフィルム部分から切り離し、図3(b)に示すように摘み部22を舌片状に引き起こしながら持上げ、フィルム20のうちボトルキャップ12aの部分を縦方向に破断する。この際、フィルム20には上記の通り摘み部22の端部を起点としてフィルム20の上端縁まで延びる一対のミシン目26が形成されているため、摘み部22を持上げるだけで容易にボトルキャップ12を包装したフィルム部分を縦方向に破断することができる。
このようにしてボトルキャップ12を包装したフィルム部分を破断した後、図3(c)に示すようにその破断部分の縁部を摘み、ボトル10のショルダー部分11aより上側のフィルム部分をミシン目25に沿って全て切り離す。このようにすると、図3(d)に示すようにフィルム20のうちミシン目25よりも下側の製品表示等の部分だけがボトル10に残り、ボトルキャップ12の部分だけが開封された状態となりキャップ本体12bの開閉操作を行えるようになる。
以上のように、このボトル10に施されたシュリンク包装の包装構造では、フィルム20に開封用の摘み部22が形成されており、この摘み部22を摘んで開封操作を行うが、この際、上記のように開口部21に深く指先を挿入した状態で摘み部22を摘まむことができるため、摘み部22を容易に、しかも確実に摘んだ状態でフィルムの開封作業を行うことができる。従って、被包装物に密着したフィルムの一部を指先で引き起こす必要がある従来の包装構造に比べると開封操作をより速やかに、かつスムーズに行うことができ、開封性を効果的に向上させることができる。
また、上記のように開口部21へ深く指先を挿入した状態で摘み部22を摘まむことができる結果、爪の長い女性であっても簡単に摘み部22を摘むことが可能であり、従来のように開封時に爪を痛めるといったトラブルを伴うことなくスムーズにボトル10を開封することができるようになる。
次に、ボトル10に対して上記のようなシュリンク包装を施す手順(本発明に係る包装方法)について説明する。
図4は、薬品等が収容されたボトル10に対してシュリンク包装を施す工程を模式的に示している。同図において符号30はリールで、このリール30には帯状フィルム31が巻回されている。このフィルム31は、筒状のフィルムが扁平に圧縮された状態のもので、ボトル10の製品表示等が長手方向に並べて印刷されている。つまり、ボトル10を包装するための上記フィルム20に対応する部分が帯状フィルム31の長手方向に複数個連続して設けられている。
帯状フィルム31は、リール30から引き出されてまず第1加工部32に案内され、ここで各フィルム20に対応する部分にミシン目および切込線の加工が順次施される。具体的には、帯状フィルム31の一方側の面(上側面又は下側面)からカッタが押付けられることにより、図5(a)に示すように、各フィルム20に対応する部分に、帯状フィルム31を横断するミシン目35が形成されるとともに、このミシン目35の一方側の端部近傍から該ミシン目35を起点として帯状フィルム31の送り方向後端側に向かって斜め方向に延びる切込線21aと、この切込線21aに連続して同方向に延びるミシン目36が形成される。なお、後に詳述するが、切込線21aは上記フィルム20の開口部21を形成するためのものである。
続いて第2加工部33に帯状フィルム31が案内され、ここで帯状フィルム31が切断されることにより筒状のフィルム20(筒状フィルム)が切り出される。この切断は、例えば印刷部分の境目等によって帯状フィルム31に形成される切断線31aに沿って行われる。
こうして得られたフィルム20は、上記のように扁平に圧縮された状態でミシン目35等の加工が施されているため、筒状に展開させると、図5(b)に示すように、ミシン目35が全周に亘って形成される。また、切込線21aおよびミシン目36がフィルム20の折り目(同図中の二点鎖線)を境にその両側に対称に形成され、かつこれら一対の切込線21aおよびミシン目36がフィルム20の軸線方向の一方側から他方側に向かって先広がりに並んだものとなる。つまり、同図中に括弧書きで示すように、これらミシン目35,36がフィルム20の上記ミシン目24,25,26となる。
フィルム20が切り出されると、次に、このフィルム20にボトル10が挿入されて加熱装置34(シュリンクトンネル)に案内される。
詳しくは、ボトル本体11側からボトルキャップ12側に向かって前記一対の切込線21aおよびミシン目26(36)が先広がりとなるようにフィルム20に対してボトル10が挿入され、さらにボトル10のショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分に切込線21aが位置し、かつボトルキャップ12のヒンジ13が両ミシン目26の略中央に位置するようにボトル10とフィルム20とが相対的に位置決めされた状態で加熱装置34にボトル10が案内される。
そして、この加熱装置34内で熱風による加熱処理が施される。このように熱風が吹き付けられると、フィルム20が熱収縮して徐々にフィルム20がボトル10に密着することとなる。但し、フィルム20のうち切込線21aの部分については、フィルム20が横方向(周方向)に熱収縮するに伴い各切込線21aの縁部が互いに離間する方向に引っ張られ、これによってボトル10とフィルム20との間に隙間が残されたまま切込線21aに沿ってフィルム20が開口する。また、フィルム20の縦方向(上下方向)の熱収縮に伴い各切込線21aの間の部分がショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分に跨った状態でブリッジ状に張設されることとなる。この結果、フィルム20のうちボトル10のショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分に、図1に示すような開口部21および摘み部22が形成されることとなる。
なお、ボトル10は、ショルダー部分11aに比べてボトルキャップ12の部分が十分に小さく、フィルム20の収縮率がボトル本体11側に比べてボトルキャップ12側で大きくなるが、上述のように、ボトル10を挿入した包装前(熱収縮前)のフィルム20では、切込線21aがショルダー部分11a側からボトルキャップ12側に向かって先広がりに設けられている結果、最終的には、図1に示したように開口部21や摘み部22に収縮ジワや弛みを生じさせることなく摘み部21の両縁が互いに略平行となった包装が施され、包装の仕上がり(外観)が良好なものとなる。
こうして一定時間加熱処理が施されることにより、ボトル10に対して図1に示したようなシュリンク包装が施されることとなる。
以上のようなシュリンク包装の方法によると、ミシン目35,36(ミシン目24〜26)および切込線21aを予め形成した筒状のフィルム20にボトル10を挿入し、その後、加熱処理を施してフィルム20を熱収縮させるだけで、図1に示したようなシュリンク包装をボトル10に対して施すことができる。この方法では、フィルム20に予めミシン目35,36(ミシン目24〜26)や切込線21aを設けておくが、この作業は上記の通りカッタを帯状フィルム31に押付けるといった極めて簡単な作業で行うことができる。従って、一連の包装作業において複雑な作業を伴うことがなく、図1に示したような開封性の良いシュリンク包装を効率良くボトル10に対して施すことができる。
なお、以上説明したボトル10の包装構造および包装方法は、本発明に係る包装構造および包装方法の一実施形態であって、その具体的な包装構造や包装方法は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、以下のような態様を採ることもできる。
(1)上記実施形態の包装方法では、フィルム20に形成する一対のミシン目36(26)および同切込線21aに関し、図5(b)に示すように、ボトル10のボトル本体11側からボトルキャップ12側に向かって先広がりとなるようにミシン目36(26)および同切込線21aを形成しているが、これは上述の通り、ボトル本体11とボトルキャップ12の大きさの相違によりフィルム20の熱収縮率がこれらの部分で異なることを考慮し、最終的にシュリンク包装が仕上がった段階で、開封操作の良好な摘み部22を形成しつつ収縮しわや弛みの発生を防止して包装の仕上がり(外観)を良好なものにするためである。従って、例えばボトル本体11とボトルキャップ12の大きさにさほど差がない広口のボトル10の場合には、図6に示すように、一対のミシン目36(26)および同切込線21aを平行又はそれに近い状態で設けるようにしてもよい。つまり、ミシン目36(26),(24)や切込線21aの間隔、方向あるいは長さ等は、ボトル10の具体的な形状、ボトル本体11とボトルキャップ12の大きさ(外径)、開封のし易さ、摘み部22の強度等、最終的に仕上がったシュリンク包装において目的に応じた最適な摘み部22等が形成され得るように適宜形成するようにすればよい。
(2)上記実施形態の包装構造では、フィルム20の開封をよりスムーズに行うことができるように適所にミシン目24〜26(破断線)を設けているが、このミシン目の位置、数、長さ等は、ボトル10の具体的な形状、用途等に応じてスムーズにフィルム20を開封できるように適宜選定するようにすればよい。
また、使用に際してフィルム20全体を引き剥がすような場合であって、かつ摘み部22を使ってフィルム20を引き裂くことにより容易にフィルム20全体を剥ぎ取ることができるような場合には、ミシン目を省略するようにしてもよい。但し、摘み部22の端部のミシン目24については、開封操作性を高める上で有効なため極力設けておくのが望ましい。つまり、このミシン目24を設けておけば、摘み部22を引っ張ることにより容易にその一端側を切り離して摘み部22を舌片状に引き起こすことが可能となるため(図3(b)参照)、このように摘み部22を舌片状に引き起こすことで当該摘み部22を指の腹部分を使ってしっかりと摘まんだ状態でフィルム20を開封することができる。
(3)上記実施形態では、ボトル本体11の上端部にヒンジキャップかなるボトルキャップ12を備えたボトル10を被包装物とした例について説明したが、ボトル10の具体的な形状は実施形態のものに限られるものではない。例えばボトルキャップ12としてねじ止め型、ポンプ型、トグル型、あるいはスプレー型のものを備えたボトル10についても適用可能であることは言うまでもない。
また、摘み部22を設ける位置も、上記実施形態では、開口部21に深く指を挿入できるだけのバックスペースをより広く確保するためにボトル10のショルダー部分11aからボトルキャップ12に亘る段差部分に設けているが、ここに限られるものではなく、その他の場所であってもよい。
例えば、図7は、ボトル本体11の上端部にねじ止め型のボトルキャップ12を備えたボトル10(ペットボトル)を被包装物として、このボトル10のボトル本体11の部分全体(ショルダー部分11aより上の部分を除く)に、フィルム20をシュリンク包装した例である。このボトル10では、フィルム20のうちボトル本体11の底部に一対の開口部21が横並びに設けられており、これによってボトル本体底部に設けられる凹み部分11bを径方向に跨ぐようなブリッジ状の摘み部22が両開口部21の間に形成されている。また、摘み部22のうちその一方側の端部にはその幅方向に亘ってミシン目24が形成され、さらに摘み部22のうち前記ミシン目24側とは反対側の端部を起点として、当該端部からフィルム20の上端縁まで延びる一対のミシン目26がフィルム20に形成されている。
この図に示すボトル10によると、摘み部22を摘んで引っ張ることによりその一端側をミシン目24に沿って切り離し、その後、ボトルキャップ12側に向かって摘み部22を引き上げればフィルム20をミシン目26に沿って容易に破断することができる。そのため、ボトル10をリサイクル回収に出す場合などには、簡単にフィルム20をボトル本体11から剥ぎ取ることができるようになる。
なお、図7に示すようなシュリンク包装を施すには、例えば底部に一対の切込線を形成した有底筒型のフィルム20にボトル10を挿入し、この状態でフィルム20を熱収縮させるようにすればよい。このようにすればフィルム20の熱収縮に伴い両切込線の部分でフィルム20が開口し、その結果、図7に示すようにボトル本体11の底部に摘み部22を設けることが可能となる。
(4)上記実施形態では、ボトル10を被包装物とした例について説明したが、本発明はこれ以外の被包装物についても適用可能である。
例えば図8は、複数本の乾電池を被包装物としてパック包装する場合に本発明を適用した例である。この図の例では、4本の乾電池40が横並びに並べられた状態でこれら乾電池40が一体にフィルム20によりシュリンク包装されている。乾電池40が互いに隣接し合う部分には凹み部分が形成されており、この凹み部分にはフィルム20と乾電池40との間に隙間が形成されている。そして、フィルム20のうちこの部分には、乾電池40の軸方向に一対の開口部21が横並びに設けられることによって前記凹み部分を跨ぐようにブリッジ状の摘み部22が形成されている。摘み部22のうちその一方側の端部にはその幅方向に亘ってミシン目24が形成されており、さらにフィルム20には前記摘み部22を起点として乾電池40全体を取り囲むように一対のミシン目26が全周に亘って形成されている。
このような乾電池40のパック包装によると、両開口部21に指先を挿入して摘み部22を摘み、この摘み部22を引張りながらその一端側をミシン目24に沿って切り離した後、摘み部22を乾電池40の並び方向に引っ張れば、フィルム20がミシン目26に沿って容易に切断される。そのため、フィルム20を容易に開封して乾電池40を取出すことができる。
このように本発明は、ボトル10以外のシュリンク包装についても有効であり、また、単一物をシュリンク包装する場合に限らず、上記乾電池40の場合のように、複数の物品を一体にパック包装するような場合にも有効である。要は、シュリンク包装では、被包装物に段差部分や凹み部分があれば、この部分に被包装物とフィルムとの間に非密着部分(隙間)が形成され易く、この部分を利用して上記摘み部22を設けることができる。従って、段差部分や凹み部分を有する被包装物(複数物品を含む)であれば何れの物品であっても本発明を適用することができる。
(5)上記実施形態では、シュリンク包装の技術としてフィルムを熱収縮させるものを例に説明したが、これ以外の方法でフィルムを収縮させるものについても本発明は適用可能である。例えば、水分を含んだフィルムで被包装物を包み、フィルムの水分を除去(蒸発)することによりフィルムを収縮させるものについても本発明は適用可能である。
(6)なお、上記の実施形態において、ボトル10は、例えば帯電防止加工が施されているのが好ましい。すなわち、図1に示すようなシュリンク包装の構造では、摘み部22の両側に開口部21が設けられているため、ボトル10が静電気を帯び易いと、ボトル10のうち前記開口部21の部分にホコリが付着して除去し難くなる。これに対してボトル10に帯電防止加工が施されていると、静電気によるホコリの付着を有効に防止することができる。従って、商品が長期陳列されるような場合でもその外観を衛生的に保つことが可能となる。これは被包装物がボトル10以外の物品である場合も同様である。
なお、帯電防止加工としては、帯電防止剤を練り込んだ樹脂素材によりボトル10(被包装物)を成型することが例示できる。この場合、帯電防止剤としては、安全性やボトル10に収容される物質との相互作用等を考慮して適宜選定することができるが、例えば高級脂肪酸金属塩(ステアリン酸カルシウム等)、高級脂肪酸エステル(グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルジエタノールアミン等)などの界面活性剤は好適である。
10 ボトル
11 ボトル本体
11a ショルダー部分
12 ボトルキャップ
20 シュリンクフィルム
21 開口部
22 摘み部
24,25,26 ミシン目(破断線)
11 ボトル本体
11a ショルダー部分
12 ボトルキャップ
20 シュリンクフィルム
21 開口部
22 摘み部
24,25,26 ミシン目(破断線)
Claims (11)
- 収縮性を有するフィルムで被包装物を被い、前記フィルムを収縮させることにより被包装物を前記フィルムにより包装してなるシュリンク包装の包装構造において、
シュリンク包装により被包装物を包んだフィルムに一対の開口部が並設されることにより、これら開口部の間のフィルム部分からなる開封用摘み部が前記フィルムに設けられ、かつこの開封用摘み部と前記被包装物との間に隙間が設けられていることを特徴とする包装構造。 - 請求項1に記載の包装構造において、
前記摘み部のうち前記開口部の配列方向と直交する方向の一方側の端部に、当該端部をそれ以外のフィルム部分から切り離し可能とする破断線が形成されていることを特徴とする包装構造。 - 請求項1又は2に記載の包装構造において、
前記フィルムにおける前記摘み部以外の部分に、当該摘み部を起点として延びる破断線が形成されていることを特徴とする包装構造。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の包装構造において、
前記被包装物はボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルであって、前記フィルムのうちこの段差部分に前記摘み部が形成されていることを特徴とする包装構造。 - 請求項4に記載の包装構造において、
前記フィルムのうちボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘る部分に上下方向に延びる細長の前記摘み部が形成され、さらにこのフィルムには前記摘み部の下端部を起点として周方向に延びる前記破断線が設けられるとともに、前記摘み部の上端部を起点としてボトルキャップの頂部に向かって延びる一対の前記破断線が設けられていることを特徴とする包装構造。 - 収縮性を有するフィルムで被包装物を被い、前記フィルムを収縮させることにより被包装物を前記フィルムにより包装するシュリンク包装の方法において、
包装前の前記フィルムに互いに接近して並ぶ一対の切込線を予め形成しておき、これら切込線が被包装物の段差部分又は凹み部分に対応するように前記フィルムにより被包装物を被い、この状態で前記フィルムを収縮させることを特徴とする包装方法。 - 請求項6に記載の包装方法において、
前記被包装物としてボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルを包装する方法であって、包装用のフィルムとして前記ボトルを挿入可能な筒状フィルムを形成するとともにボトルに対して上下方向に延びる一対の前記切込線を筒状フィルムに形成しておき、前記ボトルの段差部分に前記切込線が対応するように前記ボトルを筒状フィルムに挿入し、この状態で前記フィルムを熱収縮させることを特徴とする包装方法。 - 請求項7に記載の包装方法において、
前記一対の切込線として、ボトル本体側からボトルキャップ側に向かって先広がりに延びる切込線を前記筒状フィルムに形成しておくことを特徴とする包装方法。 - 請求項6乃至8の何れかに記載の包装方法に用いる包装用フィルムであって、
収縮性を有し、かつ互いに接近して並ぶ一対の切込線を備え、これら切込線が、被包装物を被った際に当該被包装物の段差部分又は凹み部分に配置し得るように設けられていることを特徴とする包装用フィルム。 - 請求項9に記載の包装用フィルムにおいて、
ボトル本体の上端部にボトルキャップを備え、かつ前記ボトル本体のショルダー部分からボトルキャップに亘って段差部分を備えたボトルを被包装物として包装するものであって、前記ボトルを挿入可能な円筒状に形成され、かつ前記ボトルを挿入した状態で当該ボトルの前記段差部分に配置し得るように前記一対の切込線が設けられていることを特徴とする包装用フィルム。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の包装構造を有するシュリンク包装が被包装物に対して施されてなる包装体であって、
前記被包装物に帯電防止加工が施されていることを特徴とする包装体。
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