JP2015221675A - 包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 台紙4と、台紙4に接着された筒状のシュリンクフィルム5と、熱収縮したュリンクフィルムに保持された物品3と、を有し、熱収縮したシュリンクフィルム5が、第1筒状領域51とそれより大きく熱収縮した第2筒状領域52とを含み、第1筒状領域51が接着部6を介して台紙4に接着され、第2筒状領域52が台紙4に非接着とされ、第1筒状領域51に接着部6の両側縁6a,6bに対応して軸方向に一対の縦ミシン目線71,72が形成され、第2筒状領域52に一対の補助ミシン目線81,82が形成され、シュリンクフィルム5には、縦ミシン目線71,72の端部と補助ミシン目線81,82の端部の間に切込み線91,92が形成されている。
【選択図】 図2
Description
このシュリンクフィルム付き台紙の筒状のシュリンクフィルムに容器を挿入し、シュリンクフィルムを熱収縮させることにより、包装体が得られる。この包装体について、シュリンクフィルムと共に容器を台紙から引っ張ると、一対の縦ミシン目線に沿って切れ線が生じ、シュリンクフィルムの全体が、接着部にて台紙に接着され且つフィルムの上縁から下縁に亘る帯状部分とそれ以外の部分に分断されるので、容器を台紙から容易に取り外すことができる。
この小径胴部に密着したシュリンクフィルムの上方領域は、大径胴部に密着したシュリンクフィルムの下方領域よりも大きく熱収縮している(つまり、上方領域は、下方領域よりも熱収縮率が大きい)。
この包装体について、シュリンクフィルムと共に容器を引っ張ると、一対の縦ミシン目線及び前記一対の縦ミシン目線の間の横ミシン目線に沿って切れ線が生じ、シュリンクフィルムの下方領域が、接着部にて台紙に接着された帯状部分とそれ以外の部分に分断されるので、シュリンクフィルムの上方領域が小径胴部に密着したままで、容器を台紙から取り外すことができる。その後、前記容器に密着した上方領域を分断し、それを容器から除去することにより、容器を使用できる。
しかしながら、このような2つの動作を行うことは面倒であるため、特許文献1の第1実施形態の包装体のように、台紙から容器を取り外すと同時に、シュリンクフィルムを帯状部分とそれ以外の部分に分断して、容器に対するシュリンクフィルムの密着を解除できることが望ましい場合がある。
かかるシュリンクフィルム付き台紙A2に容器を保持させた包装体A1は、図20及び図21に示すように、周方向に延びる横ミシン目線が形成されていないという点を除いて、特許文献1の第3実施形態の包装体と同様である。
特に、ポリ乳酸系フィルムを含むシュリンクフィルムを用いた場合には、前記のような切れ線の逸れなどが顕著に生じることが判ってきた。
本発明の好ましい包装体は、前記一対の補助ミシン目線の間隔が、前記一対の縦ミシン目線の間隔よりも小さい。
本発明の好ましい包装体は、前記切込み線の一部が、前記接着部の両側縁又はその外側近傍に対応した位置に形成されている。
本発明の好ましい包装体は、前記第2筒状領域と前記台紙の間に、空隙を有する。
本発明の好ましい包装体は、前記物品が、大径胴部と、前記大径胴部よりも外周長が小さく且つ大径胴部の軸方向端部に設けられた小径胴部と、を有し、前記第1筒状領域が前記大径胴部の外周面に密着し、且つ、前記第2筒状領域が前記小径胴部の外周面に密着している。
なお、各図の具体的な寸法及び縮尺比は、実際のものとは異なっていることに留意されたい。
以下、シュリンクフィルム付き台紙2及び物品3について先に説明した後、本発明の包装体1の詳細を説明する。
図6乃至図9において、シュリンクフィルム付き台紙2は、台紙4と、筒状のシュリンクフィルム5と、前記台紙4とシュリンクフィルム5を接着する接着部6と、を有する。
前記筒状のシュリンクフィルム5の内側に物品3を挿入し、シュリンクフィルム5を熱収縮させることにより、物品3がシュリンクフィルム5に保持され、シュリンクフィルム5を介して物品3が台紙4に取り付けられる。シュリンクフィルム5は、筒状であるが、物品3を保持する前には、通常、図6乃至図9のように扁平状に畳まれている。
シート材の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.2mm〜1.5mm程度である。厚紙の場合には、0.5mm〜1.5mm程度であり、合成樹脂製シートの場合には、0.2mm〜0.6mm程度である。また、台紙4の表面又は/及び裏面には、必要に応じて、所望のデザイン印刷が施されていてもよい。
なお、前記熱収縮性は、所要温度(例えば、70℃〜100℃)に加熱されると収縮する性質をいう。前記熱収縮性フィルムとして、他方向にも若干熱収縮又は熱伸張するフィルムを用いてもよい。前記他方向は、フィルム面内で前記一方向に直交する方向である。
また、前記熱収縮性フィルムは、単層でもよいし、2層以上の積層体でもよい。熱収縮性フィルムが生分解性樹脂フィルム又はポリエステル系樹脂フィルムを含み且つ積層体である場合、そのうちの少なくとも1つの層が生分解性樹脂フィルム又はポリエステル系樹脂フィルムである。
前記ポリ乳酸系フィルム中に占めるポリ乳酸系樹脂の割合は、通常50重量%以上、好ましくは60重量%以上、さらに好ましくは65重量%以上である。その上限は、100重量%以下であり、好ましくは90重量%以下である。
なお、ポリ乳酸系フィルムには、必要に応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤等の各種添加剤が含まれていてもよい。
また、熱収縮性フィルムの厚みは、特に限定されないが、例えば、15μm〜100μmである。
前記筒状のシュリンクフィルム5の大きさは、物品3に応じて適宜設定できる。物品3を挿入するために、筒状のシュリンクフィルム5の内周長さは、物品3の大径胴部の最大外周長よりも少し大きい。筒状のシュリンクフィルム5の軸方向の長さは、物品3の軸方向の長さと同じ又はそれよりも小さく若しくは大きくてもよい。
軸方向の長さが物品3よりも大きい筒状のシュリンクフィルム5を用いた場合には、それに物品3を挿入し加熱することにより、そのシュリンクフィルム5の上方部53及び下方部54が、物品3の端面周縁部に回り込んで密着する、又は、そのシュリンクフィルム5の上方部53が物品3の端面周縁部に回り込んで密着する、又は、そのシュリンクフィルム5の下方部54が物品3の端面周縁部に回り込んで密着するようになる。
図示例では、軸方向の長さが物品3の軸方向の長さよりも大きいシュリンクフィルム5が用いられている。このシュリンクフィルム5は、接着部6を介して台紙4の表面に取り付けられている。シュリンクフィルム5は、その下縁が台紙4の下縁と略一致するように配置されている。また、シュリンクフィルム5は、図8に示すように、そのセンターシール部5cを接着部6に対面させて接着されている。このようにシュリンクフィルム5のセンターシール部5cを含む帯状部分を接着部6に接着することにより、センターシール部5cが物品3の正面から隠されるので、外見上好ましい包装体1を構成できる。もっとも、センターシール部5cが接着部6に重ならないようにして、シュリンクフィルム5を接着部6に接着してもよい。例えば、センターシール部5cが、縦ミシン目線71と接着部6の一方側の側縁6aの間、又は、縦ミシン目線72と接着部6の一方側の側縁6bの間に位置するように、シュリンクフィルム5を接着部6に接着してもよい。
シュリンクフィルム5は、その軸方向を上下方向と平行にして台紙4に接着されている。もっとも、軸方向が上下方向と鋭角に傾斜するように、シュリンクフィルム5が台紙4に接着されていてもよい。
例えば、接着部6は、台紙4の幅方向略中央部に設けられ、接着部6の下縁及び上縁は、台紙4の下縁及び上縁から離れている。また、接着部6は、図に示すように、シュリンクフィルム5の下縁及び上縁から離れて設けられている。
軸方向に帯状に延びる接着部6は、軸方向に延びる2つの側縁6a,6bを有する。本明細書において、接着部6の一方側の側縁6aを「第1側縁」といい、他方側の側縁6bを「第2側縁」といい、両者を併せて「両側縁」という。
接着部6の幅(この幅は、第1側縁6aと第2側縁6bの間の長さである)は、特に限定されない。前記幅が、余りに小さいと、シュリンクフィルム5に物品3を保持させた際に、物品3の重さなどに耐えられず、シュリンクフィルム5が台紙4から外れるおそれがある。このため、前記接着部6の幅は、3mm以上が好ましく、5mm以上がより好ましく、7mm以上が特に好ましい。一方、接着部6の幅が余りに大きいと、扁平状に畳んだシュリンクフィルム5を円筒状に開くことが困難となる。このため、前記接着部6の幅は、15mm以下が好ましく、12mm以下がより好ましい。ただし、前記接着部6の幅は、直径1cm〜7cm程度の円筒状の大径胴部を有する物品又は前記円筒状の大径胴部と同程度の外周長を有する円筒状でない物品をシュリンクフィルムに保持する場合である。このような物品以外の物品(例えば、非常に大きな物品)を取り付ける場合には、接着部6の幅が前記範囲以外でも、支障を来たさない場合もある。
第1縦ミシン目線71及び第2縦ミシン目線72は、接着部6の第1側縁6a及び第2側縁6bに対応して又はその第1側縁6a及び第2側縁6bの外側近傍に対応して設けられている。
第1側縁6aの外側近傍又は第2側縁6bの外側近傍とは、それぞれ、接着部6の第1側縁6aの近傍又は第2側縁6bの近傍であって、接着部6に重ならない領域を意味する。
縦ミシン目線71,72を接着部6の両側縁6a,6bに対応して設けること(両側縁6a,6bに沿って設けること)は、製造上、その位置合わせが難しいことから、好ましくは、縦ミシン目線71,72は、図7に示すように、接着部6の両側縁6a,6bの外側近傍に対応して設けられる。前記外側近傍に設けられる場合、第1縦ミシン目線71と第1側縁6aの間隔71W及び第2縦ミシン目線72と第2側縁6bの間隔72Wは、特に限定されず、適宜設定できる。もっとも、前記間隔71W,72Wが大きすぎる(縦ミシン目線71,72が両側縁6a,6bから離れすぎている)と、物品3を台紙4から取り外す際に、縦ミシン目線71,72においてシュリンクフィルム5を容易に分断できないおそれがある。かかる観点から、前記間隔71W,72Wは、それぞれ独立して、3mm以下が好ましく、2mm以下がより好ましい。
補助ミシン目線81,82と縦ミシン目線71,72は、繋がっておらず、補助ミシン目線81,82の端部と縦ミシン目線71,72の端部の間には、補助ミシン目線81,82と縦ミシン目線71,72にそれぞれ連なる切込み線91,92が形成されている。切込み線91,92は、円弧状などでもよいが、好ましくは、直線状に形成され、より好ましくは、軸方向に直線状に形成されている。従って、シュリンクフィルム5の熱収縮前には、第1縦ミシン目線71、一方の切込み線91及び一方の補助ミシン目線81は、軸方向直線上に並んでおり、第2縦ミシン目線72、他方の切込み線92及び他方の補助ミシン目線82も軸方向直線上に並んでいる。
また、別の観点では、切込み線91,92は、図示のように、第1筒状領域51と第2筒状領域52とに跨がって形成されていることが好ましい。
切込み線91,92の長さ(軸方向と平行な方向の長さ)は、ミシン目線の貫通孔よりも長ければ特に限定されず、例えば、3mm〜30mmであり、好ましくは5mm〜20mmである。
物品3は、特に限定されず、従来公知のものを使用できる。物品3としては、化粧料などが収納されたスプレー式容器、キャップ付き容器、ボトル型容器などの各種容器などが挙げられる。物品3の形状は、特に限定されないが、例えば、円筒状、楕円筒状、四角筒状などの多角筒状、円錐台状、楕円錐台状などが挙げられる。
本発明の包装体において好適な物品3は、図10に示すように、大径胴部31と、大径胴部31よりも外周長が小さく且つ大径胴部31の軸方向端部に設けられた小径胴部32と、を有するものである。前記大径胴部31及び小径胴部32を有する物品3にシュリンク5が熱収縮装着された包装体1は、それを開封する際、シュリンクフィルム5に生じる2つの切れ線が物品3の径差部分(段差)に対応する領域に至っても、それらの切れ線が繋がる又は逸れることなく縦ミシン目線71,72及び補助ミシン目線81,82に沿ってシュリンクフィルム5を分断することができる。
なお、前記のような異径胴部を有する物品3としては、代表的には、容器本体にキャップ部が設けられたキャップ付き容器が挙げられるが、もちろん、キャップ付き容器に限定されるわけではない。
キャップ付き容器の場合、キャップ部が前記小径胴部32に相当し、容器本体が前記大径胴部31に相当する。
上記シュリンクフィルム付き台紙2の、扁平状に畳まれたシュリンクフィルム5を開き、物品3をシュリンクフィルム5内に挿入する。この際、物品3の大径胴部31がシュリンクフィルム5のうち接着部6にて接着された部分に対応し且つ物品3の小径胴部32が第2筒状領域52に対応するように、物品3をフィルム5内に挿入する。挿入後、所要温度の熱を加えることにより、シュリンクフィルム5が熱収縮し、シュリンクフィルム5の第1筒状領域51が物品3の大径胴部31の外周面に、第2筒状領域52が物品3の小径胴部32の外周面に、シュリンクフィルム5の下方部54が大径胴部31の端面周縁部に、シュリンクフィルム5の上方部53が小径胴部32の端面周縁部にそれぞれ密着する。なお、シュリンクフィルム5の下方部54のうち一対の縦切り目991,992の間の部分541は、収縮するが、大径胴部31の端面周縁部には回り込まずに、端面よりも下方に突出したままとなる。物品3を挿入し、シュリンクフィルム5を熱収縮させることにより、図1乃至図5に示すような、上述の包装体1が得られる。
また、第2筒状領域52が台紙4に接着されていないので、第2筒状領域52は、台紙4から離反しつつ良好に熱収縮して小径胴部32に密着し、熱収縮した第2筒状領域52と台紙4の間に空隙Xが生じる。
なお、縦ミシン目線及び補助ミシン目線に沿って切れ線が生じるとは、切れ線が、概ね縦ミシン目線及び補助ミシン目線に沿って生じるという意味である。すなわち、切れ線が、縦ミシン目線の全ての貫通孔及び補助ミシン目線の全ての貫通孔を通過して生じる場合の他、切れ線が、一部において前記貫通孔を通過しないで、縦ミシン目線及び補助ミシン目線の形成方向に生じる場合もあることに留意されたい。
特に、本発明によれば、シュリンクフィルム5として、軸方向に比して周方向への引裂伝播強度が極めて小さい生分解性樹脂フィルム又はポリエステル系樹脂フィルムを含む熱収縮性フィルムを用いても、包装体1を容易に開封できる。
また、大径胴部31と小径胴部32の径差によって物品3に段差が存在し、その段差によって第2筒状領域52と台紙4の表面の間に空隙Xを有するが、その段差に跨がるように切込み線91,92が形成されているので、前記段差によって切れ線が逸れることを防止して、帯状部分Yを除去できる。
例えば、図14及び図15に示す包装体1のシュリンクフィルム5は、2つの第1筒状領域511,512と、1つの第2筒状領域52と、を含む。具体的には、熱収縮したシュリンクフィルム5は、軸方向に順に、第1筒状領域511、第2筒状領域52及びもう1つの第1筒状領域512を有する。かかるシュリンクフィルム5に保持された物品3は、大径胴部311の軸方向端部に小径胴部32を有し、その小径胴部32の軸方向端部にもう1つの大径胴部312を有する。シュリンクフィルム5の2つの第1筒状領域511,512は、それぞれ接着部6を介して台紙4に接着され、且つ、第2筒状領域52は、台紙4に非接着とされているので、第2筒状領域52の外周面と台紙4の表面の間に、上記実施形態と同様に空隙Xが設けられている。
また、1つの第1筒状領域511には、接着部6の両側縁6a,6b又はその近傍に、それぞれ一対の縦ミシン目線711,721が形成され、もう1つの第1筒状領域512には、接着部6の両側縁6a,6b又はその近傍に、それぞれ一対の縦ミシン目線712,722が形成され、第2筒状領域52には、前記一対の縦ミシン目線711,721の間隔よりも小さい間隔の一対の補助ミシン目線81,82が形成されている。従って、上下の縦ミシン目線711,721,712,722の間に補助ミシン目線81,82が形成され、それらに連なってそれぞれ切込み線911,921,912,922が形成されている。従って、切込み線911,921,912,922は、軸方向において2つ形成されている。
図14乃至図16に示すような、複数の第1筒状領域511などを含むシュリンクフィルム5は、縦ミシン目線と補助ミシン目線の間に切込み線が形成されているので、そのシュリンクフィルム5を有する包装体1は、上記実施形態と同様に、物品3を取り外すと同時に、シュリンクフィルム5の帯状部分Yを分断できる。
図18に示すようなシュリンクフィルム5は、その軸方向全体に一対のミシン目線を形成した後、そのミシン目線の近傍であって第1筒状領域51と第2筒状領域52に跨がる位置に切込み線91,92を形成することによって得ることができる。かかるシュリンクフィルム5は、その製造上、1つのミシン目線を形成するものであるが、概念上、切込み線91,92を基準にして、その上方のミシン目線が補助ミシン目線81,82となり、その下方のミシン目線が縦ミシン目線71,72となる。
なお、各変形例で示した様々な態様を、適宜組み合わせることも可能である。
2 シュリンクフィルム付き台紙
3 物品
31 大径胴部
32 小径胴部
4 台紙
5 シュリンクフィルム
51 第1筒状領域
52 第2筒状領域
6 接着部
71,72 縦ミシン目線
81,82 補助ミシン目線
91,92 切込み線
X 空隙
Claims (6)
- 台紙と、前記台紙に接着された筒状のシュリンクフィルムと、前記シュリンクフィルムの熱収縮によって前記シュリンクフィルム内に保持された物品と、を有し、
前記熱収縮したシュリンクフィルムが、第1筒状領域と前記第1筒状領域よりも大きく熱収縮した第2筒状領域とを含み、
前記第1筒状領域が接着部を介して前記台紙に接着され、且つ、前記第2筒状領域が前記台紙に非接着とされており、
前記第1筒状領域には、前記接着部の両側縁又はその外側近傍に対応して、シュリンクフィルムの軸方向に延設された一対の縦ミシン目線が形成されており、
前記第2筒状領域には、シュリンクフィルムの軸方向に延設された一対の補助ミシン目線が形成されており、
前記シュリンクフィルムには、前記縦ミシン目線の端部と補助ミシン目線の端部の間に切込み線が形成されている、包装体。 - 前記シュリンクフィルムが、ポリ乳酸系フィルムを含む、請求項1に記載の包装体。
- 前記一対の補助ミシン目線の間隔が、前記一対の縦ミシン目線の間隔よりも小さい、請求項1又は2に記載の包装体。
- 前記切込み線の一部が、前記接着部の両側縁又はその外側近傍に対応した位置に形成されている、請求項1乃至3の何れか一項に記載の包装体。
- 前記第2筒状領域と前記台紙の間に、空隙を有する、請求項1乃至4の何れか一項に記載の包装体。
- 前記物品が、大径胴部と、前記大径胴部よりも外周長が小さく且つ大径胴部の軸方向端部に設けられた小径胴部と、を有し、
前記第1筒状領域が前記大径胴部の外周面に密着し、且つ、前記第2筒状領域が前記小径胴部の外周面に密着している、請求項1乃至5の何れか一項に記載の包装体。
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